JPH0951947A - 混合注射用注射器組立体 - Google Patents
混合注射用注射器組立体Info
- Publication number
- JPH0951947A JPH0951947A JP7207997A JP20799795A JPH0951947A JP H0951947 A JPH0951947 A JP H0951947A JP 7207997 A JP7207997 A JP 7207997A JP 20799795 A JP20799795 A JP 20799795A JP H0951947 A JPH0951947 A JP H0951947A
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- Japan
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- syringe
- plunger
- connector
- thicker
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
注入を可能にする注射器組立体を提供することにある。 【解決手段】 太い方の注射器(1)のプランジャー
(8)に連結されるようになっていて、かつ前記プラン
ジャー(8)を突き刺すようになった短い連通針(1
0)を備えた連結子(11)を設ける。細い方の注射器
(2)の先端にその注射針の代わりに前記連結子(1
1)を装着し、前記太い方の注射器(1)のプランジャ
ー(8)にそのプランジャーロッド(6)の代わりに前
記連結子(11)を連結するとともに前記連通針(1
0)で前記プランジャー(8)を突き刺して前記2本の
注射器の内部を互いに連通させる。
Description
種類の注射液を一度に注射する、所謂混合注射用の注射
器組立体に関する。
器を用いて異なるアンプル入り注射液をそれぞれ吸引し
た後に注射を行っていたが、無菌的にこれらの操作を行
うことは困難であり、又手間が非常にかかっていた。最
近、注射液が予め充填されているキット型のものが使用
され始め、細菌感染の危険が少なくなったが、キット型
注射液においても2種類の薬液を投与する場合には、2
本の注射器を別々に操作して注射する必要があった。
のこととして注射針を血管内もしくは筋肉内に刺入、注
射器を操作して行われるわけであるが、キット型注射液
による混合注射の場合、注射針を二度身体に刺入する必
要がある。このことは、痛さの問題もさることながら、
感染の危険性がそれだけ増大することになる。従って、
従来からキット型注射液について、一度の注射で混合注
射が出来ないものかという要望があった。本発明の目的
は、このような要望を満たし、薬液の充填された注射器
2本を別々に使用しないで一度に混合注射を可能にする
注射器組立体を提供することにある。
注射針を、後端に指掛けフランジを有するシリンダーの
内部にエラストマー製プランジャーを嵌め入れ、該プラ
ンジャーにプランジャーロッドを着脱自在に連結してな
る太さの異なる2本の注射器を用意し、前記太い方の注
射器のプランジャーに連結されるようになっていて、か
つ前記プランジャーを突き刺すようになった短い連通針
を備えた連結子を設け、前記細い方の注射器の先端にそ
の注射針の代わりに前記連結子を装着し、前記太い方の
注射器のプランジャーにそのプランジャーロッドの代わ
りに前記連結子を連結するとともに前記連通針で前記プ
ランジャーを突き刺して前記2本の注射器の内部を互い
に連通させるようにした注射器組立体を提供する。
填されているものとすると、注射針を身体に刺入したの
ち、先ず太い方の注射器のシリンダに対して細い方の注
射器のシリンダーを押し入れる。すると太い方の注射器
のプランジャーの移動でその中の注射液をまず注射針を
通して押し出し、次いで、細い方の注射器のシリンダの
中へプランジャーロッドを押してそのプランジャーで細
い注射器の中の注射液を連通針及び注射針を通して押し
出す。
2本の注射器1及び2が示されており、細い方の注射器
2は太い方の注射器1の中に受け入れられるようになっ
ている。両注射器の構造は周知であって、先端に注射針
3を着脱自在に装着し、後端に指掛けフランジ4を有す
るシリンダー5と、シリンダー5の内部に嵌め入れら
れ、プランジャーロッド6を着脱自在に連結7したエラ
ストマー製プランジャー8とを備える。プランジャーロ
ッド6とプランジャー8との連結は、図示した実施の形
態では、ねじによって行われる。本発明によれば、図2
に示すように、外周に雄ねじ9を、又中心に短い連通針
10を備えた連結子11が設けられている。連結子11
の雄ねじ9は太い方の注射器のプランジャー8の雌ねじ
12に係合するようになっており、又連通針10は、か
かるねじ係合に際してプランジャー8を突き刺すように
なっている。上述した実施の形態では、プランジャーロ
ッド6とプランジャー8がねじ連結されることを示した
が、ねじ連結の代わりに嵌め合いによってプランジャー
ロッド6とプランジャー8を互いに連結してもよい。そ
の場合には、連結子11はプランジャーのねじなし凹部
に嵌まり合うねじなし外周面を有することになる。
液が予め充填される。混合注射をしようとするときに
は、先ず、細い方の注射器2から注射針3を外して連結
子11を装着し、太い方の注射器1のプランジャー8か
らプランジャーロッド6をねじ外しし又は嵌め合い外し
してその代わりに、細い方の注射器2の連通針10をプ
ランジャー8に突き刺し連結子11をその雄ねじ9とプ
ランジャー8の雌ねじ12との係合によって又は嵌め合
いによってプランジャーに連結する。かくして、2本の
注射器はその内部がこの連通針10により互いに連通
し、かつ連結子とプランジャーとの連結により抜き挿し
自在に一体に組立てられる。先ず、太い方の注射器1の
注射針3を身体に刺してから、太い方の注射器1を保持
し、該注射器に対して細い方の注射器2のシリンダー5
を押す。すると太い方の注射器のプランジャー8の移動
でその中の注射液をまず注射針3を通して押し出し、そ
の注射器が空になった時点で、細い方の注射器2のシリ
ンダ5のプランジャーロッド6を押してそのプランジャ
ー8で細い注射器の中の注射液を連通針10及び注射針
3を通して押し出す。細い方の注射器のプランジャーロ
ッド6による投薬中、そのシリンダー5が太い方の注射
器から内圧により逆行する傾向がある。これを防止する
ために、図4に示すように、太い方の注射器のフランジ
4にフック形係止要素14が、又細い方の注射器のプラ
ンジャーロッド6に、該ロッドが太い注射器のシリンダ
ーの中に一杯に押入れられたときにフック形係止要素1
4に嵌まり合う突出部15がそれぞれ設けられている。
これらの注射器は、周知のように合成樹脂製であるか
ら、突出部15が係止要素14に遭遇したとき弾力性に
よりこれを乗り越えてたやすく嵌まり合い、細い方の注
射器のシリンダーが太い方の注射器から抜けようとする
逆行を確実に防止することができる。
針を刺すだけで、二種類の注射液を順次注入することが
でき、感染の問題も起こりにくい効果がある。又勿論、
治療の目的に応じてそれぞれ1本の注射器単独で使用す
ることももとより可能である。加えて、2本の注射器の
連通と連結を簡単な構造で達成するようになっているの
で、混合注射の注射器組立体を安価に提供することがで
きる。
器組立体の部分断面図である。
立体の外観側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 先端に注射針を、後端に指掛けフランジ
を有するシリンダーの内部にエラストマー製プランジャ
ーを嵌め入れ、該プランジャーにプランジャーロッドを
着脱自在に連結してなる太さの異なる2本の注射器を用
意し、前記太い方の注射器のプランジャーに連結される
ようになっていて、かつ前記プランジャーを突き刺すよ
うになった短い連通針を備えた連結子を設け、前記細い
方の注射器の先端にその注射針の代わりに前記連結子を
装着し、前記太い方の注射器のプランジャーにそのプラ
ンジャーロッドの代わりに前記連結子を連結するととも
に前記連通針で前記プランジャーを突き刺して前記2本
の注射器の内部を互いに連通させるようにした注射器組
立体。 - 【請求項2】 太い方の注射器のプランジャーと連結子
との連結はねじ連結である、請求項1に記載の注射器組
立体。 - 【請求項3】 太い方の注射器のプランジャーと連結子
との連結は嵌め合い結合である、請求項1に記載の注射
器組立体。 - 【請求項4】 太い方の注射器のフランジにフック形係
止要素が、又細い方の注射器のプランジャーロッドに、
該ロッドが太い注射器のシリンダーの中に一杯に押入れ
られたときにフック形係止要素に嵌まり合う突出部がそ
れぞれ設けられ、突出部が係止要素に遭遇したとき弾力
性によりこれを乗り越えて嵌まり合い、細い方の注射器
のシリンダーが太い方の注射器から抜けようとする逆行
を確実に防止する、請求項1に記載の注射器組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207997A JPH0951947A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 混合注射用注射器組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207997A JPH0951947A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 混合注射用注射器組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0951947A true JPH0951947A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16548973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207997A Pending JPH0951947A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 混合注射用注射器組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0951947A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518639A (ja) * | 2010-02-05 | 2013-05-23 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 二重安全ガードを備えた薬用モジュール |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP7207997A patent/JPH0951947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518639A (ja) * | 2010-02-05 | 2013-05-23 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 二重安全ガードを備えた薬用モジュール |
US9402963B2 (en) | 2010-02-05 | 2016-08-02 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Medicated module with dual safety guards |
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