JPH0951724A - 擬木、擬木の連結具および擬木の施工方法 - Google Patents

擬木、擬木の連結具および擬木の施工方法

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JPH0951724A
JPH0951724A JP7208199A JP20819995A JPH0951724A JP H0951724 A JPH0951724 A JP H0951724A JP 7208199 A JP7208199 A JP 7208199A JP 20819995 A JP20819995 A JP 20819995A JP H0951724 A JPH0951724 A JP H0951724A
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JP
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pseudo
trees
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artificial
artificial tree
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JP7208199A
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Susumu Mihashi
進 三橋
Takashi Sekiya
崇 関谷
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在庫管理がきわめて容易であり、しかも擬木
相互をきわめて容易かつ強固に連結することが可能であ
る擬木、連結具、および施工方法を提供すること。ま
た、比較的厚肉で質量感がある擬木を提供すること 【解決手段】 1本の中空のプラスチック製擬木2a,
2bであって、少なくとも一端が開放端となっており、
開放端の周方向の少なくとも一箇所、好ましくは2箇
所、さらに好ましくは3箇所以上に、軸方向に沿って伸
びる溝4が形成してある。連結具10は、連結すべき両
擬木2a,2bの開放端に形成してある両溝4に挿入さ
れる板本体12と、板本体12の両側にそれぞれ形成さ
れ、擬木の開放端の内周面に圧接可能な弾発板部14,
16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば公園、広
場、住宅地、湖畔、池の畔、川辺、山、駅のホームなど
の場所に、花壇の枠、園芸用枠、土留め、区画用隔壁、
遊具の一部、フェンスなどとして用いられ、周囲の景観
に風致を与える擬木、擬木の連結具および擬木の施工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】花壇の枠、園芸用枠、土留め、区画用隔
壁、遊具の一部、フェンスなどの用途に用いられる部材
としては、防腐のため防腐剤を塗布した木材や表面を焼
き焦がした木杭が用いられている。
【0003】しかしながら、このように天然の木材を原
材料とした部材では、防腐剤として用いることができる
薬剤が制限され、やはり腐食し易いという課題があっ
た。そこで、これらの枠やフェンスあるいは土留めをコ
ンクリートで構成することもあった。ところが、コンク
リートの地肌は、周囲の景観に悪影響を与えることか
ら、コンクリート製擬木が開発され、使用されるように
なってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンクリー
ト製擬木は、大重量であり、保管および運送に難点を有
していた。また、コンクリート製擬木の表面の模様は、
剥げ易く、いったん剥げると補修が困難であった。さら
に、コンクリートであるため、耐アルカリ性に難点を有
する。
【0005】そこで、コンクリート製擬木に代わる擬木
として、特開平6−280273号公報(平成5年3月
26日出願)に示すように、プラスチック製擬木も開発
されている。ところが、従来のプラスチック製擬木は、
施工時の容易性を考えて、数本の木材を数本繋げた形状
のものを一度に成形したものであった。このため、顧客
のニーズに合わせるためには、種々の高さの木材を数本
繋げた形状、同じ高さの木材を数本繋げた形状、あるい
は繋げた木材の本数が異なる形状の擬木を数種類準備す
る必要があり、それらの在庫管理が大変であった。
【0006】また、このようなプラスチック製擬木を用
いて何らかの枠を形成するためには、擬木相互を連結す
る必要があるが、擬木相互を容易かつ強固に連結するた
めの連結具が求められていた。さらに、従来の製造方法
では、中空プラスチック製擬木は、比較的薄いものしか
製造することはできなかった。薄肉のプラスチック製擬
木では、質量感がなく、強度も弱く、擬木として用いる
には不十分であった。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、在庫管理がきわめて容易であり、しかも擬木相互を
きわめて容易かつ強固に連結することが可能である擬
木、その連結具および施工方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】擬木 上記目的を達成するために、本発明に係る擬木は、1本
の中空のプラスチック製擬木であって、少なくとも一端
が開放端となっており、開放端の周方向の少なくとも一
箇所、好ましくは2箇所、さらに好ましくは3箇所以上
に、軸方向に沿って伸びる溝が形成してある。溝を擬木
の開口端に周方向に沿って複数形成する場合には、これ
ら溝の形成位置は、たとえば相互に略90度の位置であ
ることが好ましい。溝の形成位置を変化させることで、
擬木相互の連結角度を変化させることができる。
【0009】溝の深さは、特に限定されないが、30mm
以上で、擬木全長の1/2以下、好ましくは1/3以
下、さらに好ましくは1/4以下である。溝が長すぎる
と、外観上好ましくなく、強度上も問題となる。また、
溝が短すぎると、後述する連結具との関係で、必要な連
結強度が得られないおそれがある。
【0010】本発明において、中空のプラスチック製擬
木の肉厚は、特に限定されないが、6〜15mmが好まし
い。この擬木の肉厚が余りに薄いと、擬木としての質量
感がなくなり強度上からも好ましくない。本発明に係る
擬木は、少なくとも一端が開放端であり、他端は、開放
端でも閉塞端でも良い。閉塞端である場合には、その表
面に、樹木の年輪を擬した模様が形成してあることが好
ましい。もちろん、本発明に係る擬木の外周面には、木
目状の模様が形成してある。それらの模様は、単に平面
的な模様ではなく、凹凸が形成された木目状の立体的な
模様であることが好ましい。
【0011】なお、本発明において、擬木とは、自然の
木または木を加工したものに擬して作られたものであ
り、その表面に木肌模様が形成されている。木肌模様と
しては、特に限定されず、あるゆる種類の木(竹も含
む)の模様または木を加工した模様である。木肌模様の
一例としては、焼き杉の模様を例示することができる。
【0012】本発明に係る擬木は、たとえば射出成形に
より成形することができるが、プラスチック廃材を利用
して成形することが好ましい。プラスチック廃材を利用
して成形するには、まずプラスチック廃材を選別し、粉
砕した後、加熱溶融状態とし、金型内に射出すれば良
い。
【0013】本発明に係る擬木の製造方法としては、内
周面に木材の凹凸模様が形成してある金型のキャビティ
内に、マンドレルを軸方向移動自在に配置し、キャビテ
ィ内に樹脂を充填し、樹脂が完全に硬化する前に、前記
マンドレルをキャビティ内から引き抜くことにより成形
される。
【0014】このように、樹脂が完全に硬化する前にマ
ンドレルをキャビティから引き抜くことで、樹脂の硬化
時の応力が過大になることを防止し、比較的厚肉の中空
擬木の製造を可能とする。連結具 本発明に係る擬木用連結具は、連結すべき両擬木の開放
端に形成してある両溝に挿入される板本体と、前記板本
体の両側にそれぞれ形成され、擬木の開放端の内周面に
圧接可能な弾発板部とを有する。
【0015】本発明に係る擬木用連結具は、たとえば一
枚の板バネ材を曲折することにより形成される。また
は、弾力性を有するプラスチックにより一体成形するこ
ともできる。本発明では、板本体の両側に形成された弾
発板部は、板本体に対して略垂直方向で相互に反対方向
に曲折してあることが好ましい。しかも、弾発板部は、
擬木の内周面形状に沿って円弧形状に曲折してあること
が好ましい。このような形状の連結具を両擬木の開放端
に形成してある両溝に挿入することで、弾発板部が両擬
木の内周面に圧接し、これら両擬木を強固に連結するこ
とができる。
【0016】本発明に係る連結具において、板本体の幅
は、擬木の肉厚の約2倍より僅かに大きいことが好まし
い。また、板本体の高さは、擬木に形成された溝と同等
以下に形成されることが好ましい。板本体が溝に差し込
まれた時に、板本体が溝からはみでないようにするため
である。
【0017】弾発板部の突出長さは、擬木の内周面の周
長の1/12〜1/4程度が好ましい。この突出長さが
余りに短いと、連結力が小さくなるので好ましくなく、
余りに長いと、連結作業がやり難くなり、コスト高にも
なって好ましくない。施工方法 本発明に係る擬木の施工方法は、プラスチック製擬木を
二以上準備する工程と、連結すべき両擬木の開放端に形
成された溝相互を位置合わせする工程と、前記位置合わ
せされた両溝に、前記連結具の板本体を挿入する工程
と、連結された複数の擬木を、前記溝が形成された側を
下にして配置する工程とを有する。
【0018】連結された後の擬木は、溝が形成された側
を下にして配置され、溝が形成された部分は、たとえば
土中に埋められる。したがって、これらの擬木は、一見
すれば、自然の木材が整然と配置されているように見え
る。作用 本発明に係る擬木は、木材の一本毎の形状であり、使用
に際して連結具を用いて連結する構成なので、保管時に
おける在庫管理が容易である。また、複数種類の高さの
擬木を保管するのみで、顧客のニーズに合わせた組合せ
の擬木を瞬時に提供することができる。また、顧客にと
っては、木材の一本毎の形状の擬木を、連結具と共に複
数購入することで、それらの連結の組合せを自由に設計
することができる。
【0019】また、本発明に係る擬木は、プラスチック
製なので、耐アルカリ性および耐酸性に強く、もちろん
腐食も少ない。さらに、本発明に係る擬木を、プラスチ
ック廃材を利用して製造することで、廃棄物利用にも貢
献し、地球環境にも好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る擬木、その連
結具および施工方法を、図面に示す実施形態に基づき、
詳細に説明する。第1実施形態 図1に示すように、本実施形態に係る擬木2a,2b
は、それぞれ1本の中空のプラスチック製擬木である。
各擬木2a,2bの外周面には、たとえば焼き杉の表面
を模した凹凸状の模様が形成してある。
【0021】各擬木2a,2bの一端は、開放端となっ
ており、開放端の周方向の3箇所に、軸方向に沿って伸
びる溝4が形成してある。これら溝4は、たとえば切削
加工により形成してある。三つの溝4は、擬木の軸芯を
中心として略90度の位置に形成してある。溝4の形成
深さは、特に限定されないが、30mm以上で、擬木全長
の1/2以下、好ましくは1/3以下、さらに好ましく
は1/4以下である。溝が長すぎると、外観上好ましく
ない。また、溝が短すぎると、後述する連結具との関係
で、必要な連結強度が得られないおそれがある。
【0022】図3に示すように、溝4には、連結具10
が差し込まれることから、溝4の幅は、連結具10の板
厚よりも僅かに大きいことが好ましい。中空のプラスチ
ック製擬木の肉厚tは、特に限定されないが、6〜15
mmが好ましい。この擬木の肉厚が余りに薄いと、擬木と
しての質量感がなくなり強度上からも好ましくない。
【0023】図4に示すように、本実施形態に係る擬木
2a,2b(2c,2d,2eも同じ)の他端は、閉塞
端6であり、樹木の年輪を模した凹凸状の模様が形成し
てある。本実施形態の擬木2a,2bは、たとえばプラ
スチック廃材を利用して成形される。成形に際しては、
たとえば図6に示すような金型装置20が用いられる。
この金型装置20は、上型22と下型24とを有し、内
部にキャビティ30が形成してある。キャビティ30の
内周面には、焼き杉の表面を模した凹凸状模様が形成し
てある。下型24には、樹脂の注入口28が形成してあ
る。
【0024】金型装置20のキャビティ30内には、マ
ンドレル26が軸方向移動自在に装着してある。得られ
る成形品を中空体にするためである。このマンドレル2
6は、成形品が完全に硬化する前に引き抜かれる。各擬
木2a,2bは、図1に示すように、使用に際しては、
連結具10を用いて連結される。図2(A)に示すよう
に、本実施形態の連結具10は、連結すべき両擬木2
a,2bの開放端に形成してある両溝4,4に挿入され
る板本体12と、板本体12の両側にそれぞれ形成さ
れ、図3に示すように、擬木2a,2bの開放端の内周
面に圧接可能な弾発板部14,16とを有する。
【0025】この連結具10は、たとえば一枚の板バネ
材を曲折することにより形成され、板本体12の両側に
形成された弾発板部14,16は、板本体12に対して
略垂直方向で相互に反対方向に曲折してある。しかも、
弾発板部14,16は、擬木2a,2bの内周面形状に
沿って円弧形状に曲折してある。この円弧の曲率半径
は、図3に示す擬木2a,2bの内周面の曲率半径と同
等以上であることが好ましい。弾発板部14,16の曲
率半径が、擬木2a,2bの内周面の曲率半径と同等以
上にすることで、弾発板部14,16が内周面に良好に
圧接するからである。
【0026】図2(A)に示すように、この連結具10
において、板本体12の幅L1 は、擬木2a,2bの肉
厚の約2倍より僅かに大きいことが好ましい。また、板
本体12の高さHは、擬木2a,2bに形成された溝4
と同等以下に形成されることが好ましい。板本体12が
溝4に差し込まれた時に、板本体12が溝4からはみで
ないようにするためである。
【0027】弾発板部14,16の突出長さL2 ,L3
は、擬木2a,2bの内周面の周長の1/12〜1/4
程度が好ましい。この突出長さが余りに短いと、連結力
が小さくなるので好ましくなく、余りに長いと連結作業
性に劣り好ましくない。このような形状の連結具10
を、図1,3に示すように、両擬木2a,2bの開放端
に形成してある両溝4,4に挿入することで、弾発板部
14,16が両擬木2a,2bの内周面に圧接し、これ
ら両擬木2a,2bを強固に連結することができる。
【0028】次に、擬木の施工方法について説明する。
擬木の製造工場、問屋あるいは小売店では、複数種類の
高さの擬木2a,2b,2c,2d,2e…を、連結具
10と共に在庫として保管する。擬木の使用に際して
は、たとえば図1,3に示すように、連結すべき両擬木
2a,2bの開放端に形成された溝4,4相互を位置合
わせし、位置合わせされた両溝4,4に、連結具10の
板本体12を挿入する。この作業を次々に繰り返すこと
で、複数の擬木2a,2b…を任意の数で連結すること
ができる。連結される擬木の高さは、全て同じであって
も、相互に異なっていても良い。施工する場所あるいは
目的に応じて自由に組み立てることができる。その後、
連結された複数の擬木2a,2b…を、図4に示すよう
に、溝4が形成された側を下にして配置する。なお、最
初から溝4が形成された側を下にして連結作業を行って
も良い。
【0029】連結された後の擬木2a,2b…は、溝4
が形成された側を下にして配置され、溝4が形成された
部分は、たとえば土8中に埋められる。したがって、こ
れらの擬木2a,2b…は、一見すれば、自然の木材が
整然と配置されているように見える。
【0030】本実施形態では、擬木2a,2b…の開放
端に三つの溝が略90度の間隔で形成してあるため、連
結する溝4の位置を変えることで、図5(A)に示すよ
うな配置形状、図5(B)に示すような配置形状と、自
由に設計することができる。本実施形態に係る擬木2
a,2b…は、木材の一本毎の形状であり、使用に際し
て連結具10を用いて連結する構成なので、保管時にお
ける在庫管理が容易である。また、複数種類の高さの擬
木2a,2b…を保管するのみで、顧客のニーズに合わ
せた組合せの擬木を瞬時に提供することができる。ま
た、顧客にとっては、木材の一本毎の形状の擬木を、連
結具と共に複数購入することで、それらの連結の組合せ
を自由に設計することができる。
【0031】また、本実施形態に係る擬木2a,2b…
は、プラスチック製なので、耐アルカリ性および耐酸性
に強く、もちろん腐食も少ない。さらに、本実施形態に
係る擬木を、プラスチック廃材を利用して製造すること
で、廃棄物利用にも貢献し、地球環境にも好ましい。
【0032】第2実施形態 本実施形態では、前記第1実施形態で用いた図2(A)
に示す連結具10の代わりに、図2(B)に示す連結具
10aを用いた以外は前記第1実施形態と同様である。
【0033】本実施形態に係る連結具10aは、たとえ
ば弾力性を有するプラスチックにより一体に形成され、
板本体12aと、その両側に形成された円弧状の弾発板
部14a,16aとを有する。本実施形態では、弾発板
部14a,16aの略中央部で板本体12aに一体化し
てある。
【0034】本実施形態に係る連結具10aを用いて
も、前記第1実施形態と同様にして、擬木2a,2bを
連結することができる。その他の変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で種々に改変することができ
る。
【0035】たとえば、上記実施形態では、予め成形さ
れた単一木材形状の擬木相互を、連結具を用いて連結し
たが、本発明に係る連結具は、複数の木材を繋げた形状
のプラスチック製擬木相互を連結するために用いても良
い。また、上記実施形態では、単一木材形状の擬木の外
形状は、断面略円形であったが、断面略矩形などのその
他の形状であっても良い。
【0036】さらに、擬木の開放端に形成する溝の配置
位置および配置数も自由に変更することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
擬木は、木材の一本毎の形状であり、使用に際して連結
具を用いて連結する構成なので、保管時における在庫管
理が容易である。また、複数種類の高さの擬木を保管す
るのみで、顧客のニーズに合わせた組合せの擬木を瞬時
に提供することができる。また、顧客にとっては、木材
の一本毎の形状の擬木を、連結具と共に複数購入するこ
とで、それらの連結の組合せを自由に設計することがで
きる。
【0038】また、本発明に係る擬木は、プラスチック
製なので、耐アルカリ性および耐酸性に強く、もちろん
腐食も少ない。また、比較的厚肉で質量感があることよ
り強度も余分に有し、さらに、本発明に係る擬木は、プ
ラスチック廃材を利用して製造することで、廃棄物利用
にも貢献し、地球環境にも好ましい。
【0039】本発明に係る連結具を用いれば、擬木相互
をきわめて容易かつ強固に連結することができる。本発
明に係る擬木の施工方法によれば、きわめて容易かつ強
固に擬木を施工することができ、しかも配置形状を自由
に設計および変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施形態に係る擬木を連結具
で組み立てた例を示す斜視図である。
【図2】図2(A)は本発明の1実施形態に係る連結具
の斜視図、(B)はその他の実施形態に係る連結具の斜
視図である。
【図3】図3は連結部の要部平面図である。
【図4】図4は擬木の配置例を示す斜視図である。
【図5】図5(A),(B)は擬木の配置例を示す平面
図である。
【図6】図6は本発明に係る擬木の製造例を示す金型装
置の概略断面図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c,2d,2e… 擬木 4… 溝 6… 閉塞端 8… 土 10… 連結具 12,12a… 板本体 14,14a,16,16a… 弾発板部 20… 金型装置 22… 上型 24… 下型 26… マンドレル 28… 注入口 30… キャビティ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の中空のプラスチック製擬木であっ
    て、 少なくとも一端が開放端となっており、開放端の周方向
    少なくとも一箇所に、軸方向に沿って伸びる溝が形成し
    てある擬木。
  2. 【請求項2】 プラスチック製擬木を連結するための連
    結具であって、 連結すべき両擬木の開放端に形成してある両溝に挿入さ
    れる板本体と、 前記板本体の両側にそれぞれ形成され、擬木の開放端の
    内周面に圧接可能な弾発板部とを有する擬木の連結具。
  3. 【請求項3】 プラスチック製擬木を二以上準備する工
    程と、 連結すべき両擬木の開放端に形成された溝相互を位置合
    わせする工程と、 前記位置合わせされた両溝に、請求項2に記載の連結具
    の板本体を挿入する工程と、 連結された複数の擬木を、前記溝が形成された側を下に
    して配置する工程とを有する擬木の施工方法。
JP7208199A 1995-08-15 1995-08-15 擬木、擬木の連結具および擬木の施工方法 Pending JPH0951724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100701482B1 (ko) * 2006-04-11 2007-04-03 주식회사 동호 하천 제방 법면 보강 시 유공관을 이용한 호안의 식생 축조공법과 이에 적합한 유공관 조립체
KR100809626B1 (ko) * 2006-11-30 2008-03-05 박상희 조경 화단용 울타리

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100701482B1 (ko) * 2006-04-11 2007-04-03 주식회사 동호 하천 제방 법면 보강 시 유공관을 이용한 호안의 식생 축조공법과 이에 적합한 유공관 조립체
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