JPH09512933A - コンピュータ・ディスプレイ上の不明瞭なアイテムを取り扱う方法 - Google Patents

コンピュータ・ディスプレイ上の不明瞭なアイテムを取り扱う方法

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JPH09512933A JP7528961A JP52896195A JPH09512933A JP H09512933 A JPH09512933 A JP H09512933A JP 7528961 A JP7528961 A JP 7528961A JP 52896195 A JP52896195 A JP 52896195A JP H09512933 A JPH09512933 A JP H09512933A
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Abstract

(57)【要約】 本発明では、アイテムの各々が他のアイテムの各々に関して異なる層として表示されるように、そして、下方の層内のアイテムの少なくとも一部が、上方の層内のアイテムによって不明瞭にされるように、複数のアイテムを表示するためのプログラムコードが、データ処理システム内で実行される。アイテムは、例えば、アイコン、ツールバー(tool bar)、名簿、書類、ノート、及び/又は、その同様のものであって良い。1つのアイテムを選択するために、選択されたアイテムの上方の層内に表示されて、選択されたアイテムをさもなければ不明瞭にするであろう他のアイテムの各々が、選択されたアイテムの少なくとも一部を見せるために、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、カットアウト(cutout)されるように、1つのアイテムを選択するためのプログラムコードがまた、データ処理システム内で実行される。上記選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムが明らかに見えるようにするために、該選択されたアイテムのまわりには、カットアウト境界が提供され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ・ディスプレイ上の不明瞭なアイテムを取り扱う方法 発明の技術分野 この発明は、例えばソフトウェア・ノート(software note)のような或る選択 されたアイテム(item)が、その選択されたアイテムの上方の層内にあって、さも なければ選択されたアイテムの少なくとも一部を不明瞭にしたであろうアイテム をカットアウト(cut out)することにより、見えるようにされる、アレンジメン ト(arrangement)に関する。カットアウト領域は、また、選択されたアイテムの 下方のアイテムも明らかに見えるようにできる。 今日、コンピュータ(computer)は、広範な種類のアプリケーション・プログラ ム(application program)を実行するのに使われている。かかるアプリケーショ ン・プログラムは、例えば、設計および製造のプログラム、スプレッド・シート (spread sheet)・プログラム、言語処理プログラム、データベース(data base) へのアクセス(access)を容易にするプログラム、グラフィック(graphic)作成用 のプログラム及び同種のものなどを含んでいる。アプリケーションプログラムの 数および種類が増殖し続けているので、コンピュータが使い易くなっているので 、そして、人々がコンピュータを使うことにますます慣れ親しむようになって来 ているので、アプリケーションプログラムのタイプは増え続けるであろう。 コンピュータがこのようなプログラムを実行している間に、コンピュータのユ ーザ(user:使用者)に、一つ若しくはそれ以上のノート(note:覚書)を作ることが 望ましいと思われる数多くの機会が訪れるかも知れない。例えば、あるときには 、コンピュータのユーザが電話の呼び出しを受けたときに、当該コンピュータの ユーザが一つ若しくはそれ以上のアプリケーションプログラムについて作業をし ているかも知れない。その電話の呼び出しの間に、コンピュータのユーザは、後 でのアクセス及び使用のために覚えておきたいと望むかも知れない情報や、忘れ たくないアイデアをひらめかせ得る情報を提供されるかも知れない。また他の場 合 には、コンピュータのユーザが、例えば、電話を掛けることやタイムシート(tim e sheet)に必要事項を記入することなどのような、コンピュータのユーザが将来 行うことを望む若しくは求められる幾つかの行動を思い起こすことを希望するか も知れない。更に他の場合には、コンピュータのユーザは、他人が、例えば文書 を再検討する若しくは修正するなどの行為を行うことを求めるかも知れない。 これら全ての場合、コンピュータのユーザは習慣的に適切な情報を紙のノート に書き取ることであろう。紙のポストイット(登録商標)ノート(Post-it note )は、このような紙のノートとして、非常に便利な形式である。紙のポストイッ トノートは、背面が粘着性のあるポストイットノートのディスペンサ・パッド( dispenser pad)から簡単に引き剥がされて、例えば、文書、机の上、電話機な どの、様々の表面に貼り付けられる。情報は、紙のポストイットノートがそのデ ィスペンサ・パッドから引き剥がされる若しくは目標の表面に貼り付けられる前 でも後でも、紙のポストイットノートに書き込まれることができる。紙のポスト イットノートは、例えば文書間あるいは文書と机の上との間など、一つの表面に から他の表面に容易に移動させられることができ、書類の縁部あるいは境界部分 に重ね合わせることができ、積層されることができ、また、貼り付けられている 物体と共に移動させられることができる。 しかしながら、今現在コンピュータを使っているコンピュータのユーザにとっ ては、紙のノートに手書きする代わりに、コンピュータ上でソフトウェアノート を作る方がしばしばより便利である。例えば、ノートがコンピュータのアプリケ ーションプログラムの一つ若しくはそれ以上の文書の内容に関連しているかも知 れない。このような場合、文書がコンピュータのメモリ(memory)に保存されてい るときに、あるいは、文書がコンピュータのスクリーン(screen)上に表示されて いるときに、ノートを文書と関連付けることはなおさら便利であるかも知れない 。一方、たとえノートがそのような文書と特に関連がなくても、コンピュータの ユーザにとっては、コンピュータ上でノートを作成することはやはりより便利で あるかも知れない。例えば、もしコンピュータのユーザがコンピュータを使用し ている間に何らかの行動を行わなければならない場合には、たとえコンピュータ の ユーザが一つのアプリケーションプログラムから他のアプリケーションプログラ ムへと移行している間あるいは全ての文書が閉じられたときでも、備忘ノートが コンピュータのユーザの視界に留まるように、コンピュータのディスプレイ(dis play)のデスクトップ(desktop)に添付されることができれば、備忘ノートはなお さら役に立つ。 コンピュータのユーザにソフトウェアノートを作成すること、及び、そのソフ トウェアノートをアプリケーションプログラムの文書に添付することを許容する アプリケーションプログラムは、今現に存在している。かかるノートは、作成、 削除、編集、保存および選択的に見ることが可能である。コンピュータのユーザ は、ノートを文書から切り出しクリップボード(clipboard)に保存し、それから そのノートを同一文書の他の領域あるいは異なる文書に渡すことにより、かかる ノートをその文書内で、あるいは文書間で移動させることができる。ノートの内 容は、キーボード(keyboard)を使って、または文書あるいは文書の一部のスナッ プショット(snapshot)を取ることによって入力することができる。ノートの背景 色や大きさは選択可能であり、ノートは選択されたベース(base)に対して隠され あるいは表示されることができ、ノートは他のノートに積み重ねることができ、 また、ノートはサイズ(size)変更が可能である。ノートは、データ及び時刻スタ ンプ(stamp)と共にあるいはこれら無しで保存することができ、また、データ及 び時刻スタンプと共に保存された場合には、ノートと共に記憶されたその日付け 及び/又はその時刻スタンプでの備忘ノートとして、自動的に呼び出すことがで きる。 しかしながら、現在のノート・ソフトウェア・プログラムには数々の問題があ る。例えば、現在のノート・ソフトウェア・プログラムの多くは、一つのアプリ ケーションプログラムに内在した固有のものでなければならず、その結果、同じ コンピュータにインストール(install)された他のアプリケーションプログラム とインターフェイス(interface)できない。したがって、ノート・ソフトウェア が内在していないアプリケーションプログラムに対するノート、あるいは、ノー ト・ソフトウェアが内在したアプリケーションプログラムの文書からノート・ソ フトウェアが内在していないアプリケーションプログラムの文書に移動させるこ とは、不可能である。 更に、現在のノート・ソフトウェアで作成されたノートは簡単には移動させる ことができない。同じアプリケーションプログラム内の文書間で、異なるアプリ ケーションプログラムの文書間で、デスクトップ間で、また、文書とデスクトッ プとの間で、ノートを移動させることは、ノートを現在の位置から切り出し、ク リップボードに保存し、そして、それから新しい位置に渡さなければならないの で、めんどうである。 現在のノート・ソフトウェアで作成されたノートは、分与されることはできず 、ウインドウ(window)のタイトルバー(title bar)から分与されることはできず 、ウインドウの境界に重なることはできず、また、ユーザの追加的な指示なしで 自動的に保存されることができない。現在のノート・ソフトウェアで作成された ノートは、該ノートが文書と共に移動するようにウインドウ内の文書に添付する ことができるけれども、ノートは、例えば文字、言葉、文章、文節、図、セル(c ell)、ページ、映像、映像フレーム(frame)、映像セグメント(segment)などのよ うな対象物に対して、同じ文章あるいは異なる文章における新しい位置に対象物 と共に移動するように添付することはできない。現在のノート・ソフトウェアで 作成されたノートは、ノートがウインドウの第1の部分に添付された場合にウイ ンドウのスクロール可能な部分と共に移動するように、そして、ノートがウイン ドウの第2の部分に添付された場合にはウインドウのスクロール可能な(scrolla ble)部分と一緒には移動しないように、ウインドウに添付することはできない。 上述の1994年1月27日に出願手続きされた米国特許出願第08/188 ,219号は、上で議論された問題の多くを克服している。しかしながら、従来 のノート・ソフトウェアは、ソフトウェアノート上に重なったアイテムによって 該ソフトウェアノートが不明瞭であれば、そのソフトウェアノートへのアクセス が困難である点において、さらに問題を有している。例えば、もしソフトウェア ノートがデスクトップに添付されていて少なくとも部分的に不明瞭であれば、ソ フトウェアノート全体へのアクセスは、例えば上記少なくとも部分的に不明瞭な デ スクトップのソフトウェアノートを全体が視認できる領域へ移動させるようなこ とによってのみ可能である。 更に、デスクトップ以外の表面に添付されたソフトウェアノートにアクセスす ることは、過去においては、常に好ましいとは限らない副次的な効果を生み出し ていた。例えば、ソフトウェアノートが他のウインドウの下方に重なったウイン ドウに添付されていてソフトウェアノートが少なくとも部分的に不明瞭である場 合には、ソフトウェアノート全体へのアクセスは、層を再整理する結果となる。 すなわち、このソフトウェアノートの選択は、そのウインドウを他の層の上方へ 上昇させ、最も上の層として見えるようにする。しかしながら、ユーザが、層の 順序を維持する一方、同時に、最も上の層の下方に横たわったソフトウェアノー トへのアクセスを得ることを望むときもあるかも知れない。 本発明は、上述の問題の一つ若しくはそれ以上を解決するものである。発明の概要 本発明の一つの様相においては、第1のプログラム・コード(program code)が 複数のアイテムを表示するためにデータ処理システムにおいて実行され、その結 果、各々のアイテムは他の各アイテムに関して異なる層として表示され、そして 、下方の層におけるアイテムの少なくとも一部が上方の層におけるアイテムによ って不明瞭になっている。第2のプログラムコードがアイテムの一つを選ぶため にデータ処理システムにおいて実行され、その結果、選択されたアイテムの上方 の層に表示され、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にアイテムが 、選択されたアイテムのさもなければ不明瞭な部分を見えるようにするためにカ ットアウトされ、また、選択されたアイテムの下方に横たわるアイテムのさもな ければ不明瞭な部分が明らかに見えるようにされる。 本発明の他の様相においては、第1のプログラム・コードが複数のアイテムを 表示するためにデータ処理システムにおいて実行され、その結果、各々のアイテ ムは他の各アイテムに関して異なる層として表示され、そして、下方の層におけ るアイテムの少なくとも一部が上方の層におけるアイテムによって見えなくなっ ている。第2のプログラム・コードがあるアイテムを一つの層に移動させるため にデータ処理システムにおいて実行され、その結果、移動させられたアイテムが その層にあるときに、移動させられたアイテムの上方の層に表示され、移動させ られたアイテムの一部をさもなければ不明瞭にするアイテムが、移動させられた アイテムのさもなければ不明瞭な部分を見えるようにするためにカットアウトさ れ、また、移動させられたアイテムの下方に横たわるアイテムのさもなければ不 明瞭な部分が明らかに見えるようにされる。 本発明の更に他の様相においては、第1のプログラム・コードが複数のアイテ ムを表示するためにデータ処理システムにおいて実行され、その結果、各々のア イテムは他の各アイテムに関して異なる層として表示され、そして、下方の層に おけるアイテムの少なくとも一部が上方の層におけるアイテムによって不明瞭に なっている。アイテムの一つはノートである。第2のプログラム・コードが一つ のノートを選ぶためにデータ処理システムにおいて実行され、その結果、ノート の上方の層に表示され、さもなければノートの一部を不明瞭にするアイテムが、 ノートのさもなければ不明瞭な部分を見えるようにするためにカットアウトされ 、また、ノートの下方に横たわるアイテムのさもなければ不明瞭な部分が明らか に見えるようにされる。 本発明のまた更に他の様相においては、第1のプログラム・コードが複数のア イテムを表示するためにデータ処理システムにおいて実行され、その結果、各々 のアイテムは他の各アイテムに関して異なる層として表示され、そして、アイテ ムは層として重なる順序を有している。 第2のプログラム・コードがアイテムの一つを選ぶためにデータ処理システムに おいて実行され、その結果、選択されたアイテムの上の層に表示され、さもなけ れば選択されたアイテムの一部を不明瞭にするアイテムが、選択されたアイテム のさもなければ不明瞭な部分を見えるようにするためにカットアウトされ、また 、アイテムの層として重なる順序は変化しない。図面の簡単な説明 これら及び他の特徴や利点は、図面と結び付けられるとき本発明の詳細な考察 から、より明らかになるであろう。ここに、 図1は、本発明で用いることができるノートの一例を示し; 図2は、例えば図1で示されたノートのような、ノートを分与するのに用いる ことができるノート・ディスペンサ(note dispenser)のタイプの一例を示し; 図3は、本発明に従って構成され得るデータ処理システムの一例のブロック図 であり; 図4は、さまざまの面に添付されたノートの概観を示すスクリーン・ディスプ レイの表示であり; 図5は、ノートの作成を示すスクリーン・ディスプレイの表示であり; 図6は、ノートの移動および添付を示すスクリーン・ディスプレイの表示であ り; 図7は、例えばノンコンプライアント(non-compliant)・ウインドウのような 不適法な添付部位に移動させられようとしているノートを示すスクリーン・ディ スプレイの表示であり; 図8は、ノート上に層をなすことの効果を示すスクリーン・ディスプレイの表 示であり; 図9は、アクティブ(active)・ウインドウとインアクティブ(inactive)・ウイ ンドウとの間でのノートの移動を示すスクリーン・ディスプレイの表示であり; 図10は、それに添付されたノートを有するウインドウをスクロールすること の効果を示し; 図11は、ノートのサイズの再設定およびウインドウのサイズの再設定の効果 を示し; 図12は、デスクトップ間でのノートの移動を示すスクリーン・ディスプレイ の表示であり; 図13は、デスクトップ・ノートディスペンサの位置の再設定を示すスクリー ン・ディスプレイの表示であり; 図14は、選択されたノートより上方の層にあり、選択されたノートの少なく とも一部をさもなければ不明瞭にするであろうアイテムを、選択されたノートの さもなければ不明瞭な部分を見えるようにするためにカットアウトする選択され たノートを示し; 図15は、選択されたノートより上方の層にあり、選択されたノートの少なく とも一部を不明瞭にするであろうアイテムを、選択されたノートのさもなければ 不明瞭な部分を見えるようにするために、また、さもなければ不明瞭なアイテム の一部を明らかに見えるようにするためにカットアウトする選択されたノートを 示し; 図16は、ノートを第1の部位から第2の部位に移動させた後に、移動させら れたノートより上方の層にあり、移動させられたノートの少なくとも一部をさも なければその第2の部位で不明瞭にするであろうアイテムを、移動させられたノ ートのさもなければ不明瞭な部分を見えるようにするために、また、さもなけれ ば不明瞭なアイテムの一部を明らかに見えるようにするために、どのようにカッ トアウトするかを示し; 図17は、第1のノートが、第2のノートのカットアウト境界を通してどのよ うに選ばれ得るかを示し; 図18は、ノートを移動させることがノートのカットアウト境界にどのように 影響を及ぼすかを示し; 図19は、本発明のトップレベルの流れ線であり; 図20は、図19のノートプログラム初期化のブロックを更に詳細に示すフロ ーチャートであり; 図21は、図19の処理ノートプログラム事象のブロックを更に詳細に示すフ ローチャートであり; 図22は、図21のA1サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図23は、図21のA2サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図24は、図23のディスペンサの位置決めのブロックを更に詳細に示すフロ ーチャートであり; 図25は、図23のノート分与のブロックを更に詳細に示すフローチャートで あり; 図26は、図25の添付ブロックを更に詳細に示すフローチャートであり; 図27は、図25のノート添付のブロックを更に詳細に示すフローチャートで あり; 図28は、図25のノート内容の編集のブロックを更に詳細に示すフローチャ ートであり; 図29は、図23のオプション選択のブロックを更に詳細に示すフローチャー トであり; 図30は、図21のA3サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図31は、図30のノートの位置再設定のブロックを更に詳細に示すフローチ ャートであり; 図32は、図31の添付除去のブロックを更に詳細に示すフローチャートであ り; 図33は、図30のノートのサイズ再設定のブロックを更に詳細に示すフロー チャートであり; 図34は、図21のA4サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図35は、図19のノートプログラムにおける処理事象のブロックを更に詳細 に示すフローチャートであり; 図36は、図35のC1サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図37は、図35のC2サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図38は、図35のC3サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図39は、図35のC4サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図40は、図35のC5サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図41は、図35のC6サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図42は、図35のC7サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図43は、図35のC8サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図44は、図43のノートの適切な表示のブロックを更に詳細に示すフローチ ャートであり; 図45は、図35のC9サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであり ; 図46は、図35のC10サブルーチンを更に詳細に示すフローチャートであ り; 図47は、図26及び30の層の抜き出しブロックを更に詳細に示すフローチ ャートであり; 図48は、今有るノートに関するインデックス内容情報の一例である。詳細な説明 紙のポストイット(Post-it:登録商標)ノート(note)は、ビジネス環境におい てだけでなく個人的な環境においても、人々が働く様式を実質的に変えてしまっ た。例えば、ある人が、文書に注釈を付けること、注意書きを作ること、他人に 情報を伝えること若しくは他人からの行動を求めることなどを望む場合、その人 は、紙のポストイットノートに必要事項を記入し、そして、その紙のノートを、 文書や机の上やファイルキャビネットや電話器などに貼付する。紙のポストイッ トノートは、それらが、例えば文書間あるいは文書と机の上との間など、ある一 つの表面から他の表面に移動させることができ、編集することができ、大きさ、 色および形などのような特性について異なった特性を有し、また、多くの他の有 用な特質を備えているので、便利である。本発明は、ソフトウェアノート(softw are note)の特質に注力されている。しかしながら、本発明はソフトウェアノー トに関連づけて説明されているけれども、本発明が、例えばアイコン(icon)、ツ ールバー(tool bar)、名簿、文書、および同様のものにも適用できることが、理 解されるべきである。 本発明にしたがって用いられ得るソフトウェアノート100の一例が、図1に示 されている。しかしながら、このソフトウェアノート100は例としてのみのもの であり、本発明が、他のいかなる形のソフトウェアノートでも使用できることが 理解されるべきである。ソフトウェアノートは、以下、より簡単にノートとして 言及されよう。ノート100は、グラブ(grab)領域102、オプション(option)領域10 4、覚書領域106、及び/又は、一つ若しくはそれ以上の、例えばサイズ制御領域 108のような制御領域を有することができる。グラブ領域102は、例えば文書間、 机上間あるいは文書と机上との間のように、一つの位置から他の位置へ、ノート 100が移動させられることを許容している。オプション領域104は、始動されたと きに、コンピュータのユーザによって選択可能なオプションを与える。これらオ プションは、例えば、ハイド(hide)/表示、削除、フォント(font)、色、大きさ 、複写、印刷、最小/最大、映像/音響、図面/グラフィックス(graphics)、カ ット(cut)/ペースト(paste)/コピー(copy)、ヘルプ(help)、ノート情報、予め フォーマットが作られたノート、不動、内容スクロール、ナビゲーション(navig ation)、および添付層を含んでいるかも知れない。これらオプションのどれであ れ一つ若しくはそれ以上が、ノート100上の適切な領域として与えられ得ること であろう。 上記ハイド(hide)/表示のオプションは、コンピュータのユーザがノート100 を隠すか又は表示することをできるようにする。削除のオプションは、ノート10 0が削除されることができるようにする。フォントのオプションは、コンピュー タのユーザが、フォント・タイプ、サイズ、色、字体、配列および同様のものを 、 ノート100用に選ぶことができるようにする。色のオプションは、コンピュータ のユーザがノート100の色を変えることができるようにする。大きさのオプショ ンは、ノート100の大きさを指定できるようにする。複写オプションの選択は、 コンピュータのユーザがノート100を複写することを許容する。印刷オプション の選択は、コンピュータのユーザがノート100を印刷することを許容する。最小 /最大のオプションは、コンピュータのユーザがノート100の最小又は最大の大 きさを簡単な1回操作で選ぶことができるようにする。映像/音響のオプション は、映像及び/又は音響を手際良く処理して編集するのに使用できる手段を与え る。図面/グラフィックスのオプションは、図面およびグラフィックス処理特性 へのアクセスを与える。カット/ペースト/コピーのオプションは、本文、グラ フィックス、映像、音響および同様のものを編集する基本的な編集手段を与える 。ヘルプのオプションは、コンピュータのユーザがノート・プログラム318を使 用する際に助けを求めることができるようにする。ノート情報オプションの選択 は、例えば作成時間、最新の修正時間、貼付された文書の名称、見出し番号等の ような、今有るノートについての情報を与える。予めフォーマットが作られたノ ートのオプションは、例えばビジネス様式のフォーマットのノート、コンピュー タのユーザの名前が印刷されたノート、あるいは他の特別な印しを有するノート のような、予めフォーマットが作られたノートが手間が掛からなくなるようにす る。不動のオプションは、不動状態と移動状態の両方があり、その結果、もし不 動オプションの不動状態が選ばれると、ノートはスクロールされている文書と共 に移動することはなく、また、もし不動オプションの移動状態が選ばれると、ノ ートはスクロールされている文書と共に移動する。内容スクロールのオプション は、選ばれた場合には、ノートの内容がスクロールできるようにする。ナビゲー ションのオプションは、コンピュータのユーザが、一つの文書上で、または同じ 若しくは異なるアプリケーション・プログラムの文書間で、一つのノートから他 のノートへ進むことができるようし、また、次のノート、前のノート、最初のノ ート、最新のノートが特定のノートへ移行する追加的な機能などを含み得る。添 付層のオプションは、もし層が明示されれば、ノートが明示されていない層に添 付され 得ないように、ユーザが、ノートが添付され得る層もしくは複数の層(例えばウ インドウ)を明示できるようにする。 例えば、本文、映像、音響あるいはグラフィックスなどのような構成要素が、 ノート100の覚書領域106に入れられることが可能で、また、ノート100は、サイ ズ制御領域108を用いることにより、ノート100のサイズを覚書領域106内に包含 される情報量に適合させるため、あるいは他の何らかの理由のために、サイズの 再設定を行うことができる。ノート100は、例えばポインタ(pointer)あるいはカ ーソル(cursor)のようなインジケータ(indicator)をノート100のサイズ制御領域 108上に位置させることにより、カーソルを活性化させることにより、カーソル を異なる位置に移動させることにより、そして、カーソルをリリース(release) することにより、サイズの再設定を行うことができる。ここでは「カーソル」と いう用語が用いられたが、この「カーソル」なる用語が、あらゆるタイプのイン ジケータあるいはポインタを広く含む意図であることは明白である。カーソルが 移動させられるとき、ノート100のサイズ変更を示すために、ノート100の輪郭線 がカーソルに追従する。カーソルがリリースされたとき、ノートは、ノート100 の最新の指示サイズとなる。その代わりに、カーソルは、ノート100のサイズ制 御領域108上に位置させられ、活性化させられ、それから、ノート100に対する新 しい角部の位置を示すために、ディスプレイ端末のモニタの目で見るスクリーン 上のどこか他の所で活性化させられる。この二番目の活動の後に、ノートはサイ ズが再設定される。更に、その代わりに、サイズ制御領域108が、ノート100用に 選択され得る異なるサイズをそれぞれ示す異なるサイズ記号を備えていても良い 。 ノート100のグラブ領域102、オプション領域104、覚書領域106、及びサイズ制 御領域108は、例えば線、陰影、色などのようなグラフィック・デザイン(graphi c design)要素で描くことができる。グラブ領域102は、ノート100の位置の再設 定のために、例えば、マウス(mouse)で制御されるカーソルや矢印キー(key)など により、アクセスすることができる。グラブ領域102か覚書領域106か、あるいは その両方が、覚書領域106に情報を付け加える、覚書領域106から情報を 削除する、あるいは覚書領域106内で情報を編集するなどの、後に続く行為のた めに、ノートに活動させるのに用いることができる。オプション領域104がアク セスされたとき、ディスプレイの一部がツールバー(tool bar)であるかも知れな い。その代わりに、あるいはオプション領域104に加えて、ノート100がコンピュ ータのユーザに常に見えるツール領域を包含しているかも知れない。 ノート100は、たくさんの方法で与えられ得る。ノート100を分与する一つの便 利な方法は、その一例が図2に示されているノートディスペンサによる。しかし ながら、このソフトウェア・ノートディスペンサ200は例としてのみのものであ り、この発明が、他のいかなる様式のノートディスペンサでも使用できることが 理解されるべきである。図2に示すように、ノートディスペンサ200は、そこか らノート100のようなノートが分与され得るノート分与領域202と、ノートディス ペンサ200が位置を再設定できるようにグラブ領域204と、活動させられたときに コンピュータのユーザに対してオプションを提供するオプション領域206とを含 んでいる。これらのオプションは、コンピュータのユーザによって選択可能であ り、例えば、ノートの最大及び最小サイズに、全ノートを隠す若しくは表示する こと、ノートを削除しないこと、ノートの外観を組み立てること、助けを提供す ること、ノートの色を指定すること、単一のノートあるいは選択された組のノー トを印刷すること、ノートの特定の本文、色、フォーマット、大きさ、及び/又 は同様のものを探すこと、などに関連したオプションを含んでいるかも知れない 。ノート分与領域202は、そこから、もし所望であれば1回に一つノートが分与 され得るノートの一綴りを表している。ノートディスペンサ200の領域は、例え ば線、陰影、アイコン、色などのようなグラフィック・デザイン要素で描くこと ができる。 幾つか若しくは全てのノートの見出し又は名簿表が、また、ノートのオプショ ン、ノートディスペンサのオプション、アプリケーションプログラム(applicati on program)のオプション或いはその他として備えられるかも知れない。 本発明の一つの可能な作動環境は、図3に示されるデータ処理システムのよう な、データ処理システムである。しかしながら、本発明が、他のいかなる作動環 境においても使用できることが留意されるべきである。データ処理システム300 は、例えば、プロセッサ302と、一つ若しくはそれ以上のディスプレイ端末304と 、一つ若しくはそれ以上の入力装置306とを含むパーソナルコンピュータ或いは ワークステーションであり得る。表示端末304は、例えば、目で見るスクリーン を有するモニタ、プリンタ及び/又は同様のものを含んでいても良い。入力装置 306は、例えば、マウス、キーボード及び/又は類似のものを含んでいても良い 。 プロセッサ302は、入力/出力コントローラ(controller)310を介して、ディス プレイ端末304および入力装置306と通信し、メモリ312内に蓄えられたプログラ ムコードを処理する中央演算処理装置(CPU)308を含んでいる。メモリ312内 に蓄えられたプログラムコードは、少なくともその一部に、オペレーティングシ ステム314、種々のアプリケーションプログラム316、及びノートプログラム318 を含んでいる。アプリケーションプログラム316は、言語処理プログラム、スプ レッドシート(spread sheet)・プログラムなどを含んでいるかも知れない。ノー トプログラム318は、本発明の機能を遂行するために、プロセッサ302によって実 行される。 ノートプログラム318は、ノート100用には欠落した大きさや形状を含んでいる かも知れない。ノートプログラム318は、また、ノートが最初に作られ、すなわ ち、分与されたときに、ノート100には欠落した色を含んでいるかも知れない。 ノート100の欠落特性は、データ処理システム300によって、及び/又はコンピュ ータのユーザによって構成されるかも知れない。更に、ノート100の色は、その 状態に基づいて変化するかも知れない。例えば、今現在のアクティブウインドウ (active window)に位置しているノート100は、インアクティブウインドウ(inact ive window)に位置しているノートとは異なった色あるいは色の陰影を有してい るかも知れない。アクティブウインドウとは、何らかの行為のために、コンピュ ータのユーザによって選択されているウインドウである。アクティブウインドウ は、それが活動的であることを及びインアクティブウインドウが活動的でないこ とを表示するために、異なる外観を有しているかも知れない。個々のノートの色 は、また、それが作成された後に、コンピュータのユーザによって変えられるか も知れない。 ノートプログラム318は、一つ以上のノートディスペンサ200を与えることがで きる。かかるノートディスペンサ200の各々は、異なる大きさ及び形状を有して いても良い。かかるノートディスペンサのノートは、異なる機能を有することが できる。コンピュータのユーザは、所望のノート機能によって決まるノートディ スペンサからノートを分与することができる。 図4は、オペレーティングシステム(operating system)314、アプリケーショ ンプログラム(application program)316、及びノートプログラム(note program) 318のデータ処理システム300による実行中に、ディスプレイ端末304のモニタの 目で見るスクリーン上に現れ得る一つの可能性有るディスプレイ400を示してい る。ディスプレイ400は、典型的にはオペレーティングシステム314の実行に応答 して作り出されるデスクトップ402、典型的にはアプリケーションプログラム316 の一つの実行に応答して作り出されるアクティブウインドウ404、及び、典型的 には、また、アプリケーションプログラム316の一つの実行に応答して作り出さ れるインアクティブウインドウ406を包含している。アクティブウインドウ404は 文書408を含んでおり、また、インアクティブウインドウ406は文書410を含んで いる。アクティブウインドウ404のような各ウインドウは、典型的には部分的に タイトルバー414を含んでいる境界412によって範囲が定められている。 図2に示されたノートディスペンサ200と同一であるかも知れないノートディ スペンサ418は、デスクトップ402上に位置している。複数のノートがディスプレ イ400の様々の区域に添付されている。区域とは、ここでは、ウインドウ、ある いはデスクトップ、あるいは文書、あるいは同様のものとして定義付けられるが 、一つのウインドウに表示された一つの文書の二つの領域を意味するものではな い。例えば、ノート420,422,424,426及び428はデスクトップ402に添付され ている。これらのノートは、たとえアクティブウインドウ404及びインアクティ ブウインドウ406が編集され、閉じられ、あるいは他のウインドウに置き換えら れても、デスクトップ402上に留まる。また、これらのノートは、それらが削除 あるいは編集されない限り、所望に応じて、データ処理システム300が初期化さ れる毎に現れるかも知れないし、現れないかも知れない。 ノート430がアクティブウインドウ404内の文書408に添付され、ノート432は、 インアクティブウインドウ406の境界434の右端に重なるようにしてインアクティ ブウインドウ406に添付されている。ノート430及び432は、対応する文書408及び 410が現れたときは何時でも現れるように保存されており、そして、ノート430及 び432は、対応する文書408及び410がディスプレイ端末304のモニタの目で見るス クリーン上に現れたときにのみ、ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスク リーン上に現れる。ノート420,422,424,426及び428並びにノートディスペンサ41 8は、ノートプログラム318の実行に応答して作成される。 ノートは、例えば、ノートディスペンサ418のノート分与領域436上にカーソル を位置させることにより(例えば、マウスを適切に制御することにより)、ノー トディスペンサ418から分与されることができる。カーソルを活性化させること により(例えば、マウスの制御ボタン(button)を押すことにより)、ノートは 、ノートディスペンサ418から所望の箇所へ移動させることができ、その箇所で 、カーソルを活動停止させることにより(例えば、マウスの制御ボタンを解除す ることにより)添付される。その代わりに、カーソルをノートディスペンサ418 のノート分与領域436上に位置させることにより、そして、単にカーソルを活性 化させることにより、ノートは、ディスプレイ400のノートプログラム318により 及び/又はコンピュータのユーザにより決められた箇所に出現させられ得る。ノ ートは、該ノートを所望の添付場所に引っ張って行くことにより、これらの位置 から移動させられることができる。 ノートは、ノートを選ぶことにより、そして、それが添付されるべき添付場所 にノートを位置させることにより、添付場所に添付することができる。例えば、 カーソルは、ノート100のグラブ領域102のような、ノートのグラブ領域に移動 させられることができる。カーソルが活性化させられ、そして、ノートが所望の 添付場所に移動させられる。ノートは、それから、カーソルが活動停止させられ たときにカーソルの下に位置している添付場所に添付される。その代わりに、カ ーソルが活動停止させられたときに、ノートの添付領域の下方にどんな添付場所 が位置していても、ノートがその添付場所に添付されるように、添付領域がノー ト上に設けられることができる。他の代替として、マウスをノートのグラブ領域 上でクリックさせることにより、そして、それから、新たな添付場所でマウスを 再びクリックさせることにより、ノートが移動させられ得る。 もし、ノートが、完全にウインドウの境界線内にあるように添付されているな らば、ノートの添付場所は容易に認識され得る。しかしながら、ノートが、例え ばノート432のように、ウインドウの境界線に重なっている場合には、ノートの 添付場所はどっちつかずのものになる。それゆえに、それ以上の指示が何らなけ れば、ノート432は、文書410かデスクトップ402かどちらにでも添付されること ができる。したがって、ノートの添付場所を示すために指示が与えられるかも知 れない。例えば、ウインドウに添付されたノートは、デスクトップに添付された ノートとは、異なる色、生地、縁などを有しているかも知れない。その代わりに 、オプション、ツール及びサイズグラフィックス(size graphics)が、一番上の 層の文書に添付されていないノートから取り除かれるかも知れない。他の代替と して、各ノート上の添付ポイントが、ノートが添付されたポイントを示すために 用いることができる。したがって、タックのポイントが精密な添付ポイントを示 すように、親指型のタックグラフィック(tack graphic)などを用いることができ る。影付け及び/又は縁部の強調もまた用いることができる。 ノートは、所望に応じて、他のノートに添付されるかも知れないし、添付され ないかも知れない。しかしながら、いずれにせよ、図4のノート424,426及び428 で示されるように、ノートは、他のノートの一部に重なるようにして、他のノー トと積み重なることができる。また、ノートは、文書が、例えば端末間及び/又 は端末とネットワークのサーバ(server)との間で移動させられるとき、その文書 に添付され続け、その結果、ネットワーク上のコンピュータユーザなら誰でも、 コンピュータのユーザがノートが添付された文書を呼び出すときにはノートの恩 典を受ける。 新しいノートが分与されるとき、ノートは、例えばノート100の覚書領域106に おけるような、ノートの覚書領域における挿入ポイントで、挿入シンボル(例え ば、垂直バーの点滅)とともに、人目につくようにされることができる。テキス トあるいは他の資料が、キーボードあるいは他の入力装置306から入力されるこ とができる。テキストが入れられる場合には、例えば、コンピュータのユーザは 、新しく分与された(すなわち作成された)ノート内で、挿入シンボルをタイプ し始めるだけである。現在のノートを編集するときには、コンピュータのユーザ は、挿入シンボルを現在のノートの覚書領域内に位置させ、そして、所望の情報 を所望のように修正する。どちらの場合においても、挿入シンボルは、今の挿入 ポイントを示すために、情報の加入に伴って移動する。 もし、テキストがノートに入れられる場合には、あるいは、現在のテキストを 有するノートの大きさの再設定が行われる場合には、必須ではないけれども、好 ましくは、自動言語ラップ(wrap)が与えられる。入れられたテキストがノートの 右端に達すると、テキストの更なるエントリーが可能になるのであるが、コンピ ュータのユーザが、すぐ後に、ノートの大きさの再設定を行うか、あるいは入れ られたテキストのフォントサイズを小さくしない限り、コンピュータのユーザに は見えない。その代わりに、追加のテキストのエントリーが拒否され、ノートが 一杯であることを示すために、警報音が発せられる。他の代替では、テキストの 追加のエントリーが、ノートの目に見える大きさを、データ処理システムのスク リーンが一杯になるまで、新しいテキストに適合するように自動的に拡張する。 その後、テキストは、新たなテキストのラインが入って来る毎にスクロールアッ プ(scroll up)アップされる。更なる代替は、容易にすぐ分かるものである。 テキストのエントリーの終了は、例えば、ノートから挿入シンボルを取り除く 、ノートの覚書領域の外部へのマウスのクリッキング(clicking)により、引き起 こされる。テキストのエントリーの終了は、また、キー(例えば、イスケイプキ ー(escape key))あるいはキーの組み合わせを押すことにより、引き起こされる 。 一つのノートに入れることができる情報量は、ノートが作成されたときにシステ ムによって与えられた記憶容量によって制限される。その代わりに、入れられる 量に特定の制限を課することができる。 図面、映像、及び/又は音の情報が、他の文書からそれらを複写してノートに それらを貼り付けることにより、ノートの覚書領域に付け加えることができる。 その代わりに、かかる情報は、ノートのオプション領域から又はツールバーから 利用できる、図面、映像、及び/又は音響ツールを用いることにより、ノートに 付け加えることができる。 前述のように、また、図5に示されるように、ノートはさまざまの方法で分与 され得る。例えば、ディスプレイ504のデスクトップ502上に位置するノートディ スペンサ500のようなノートディスペンサから分与され得る。ノートは、カーソ ルをノートディスペンサ500のノート分与領域506へ移動させることにより、ノー トをつかむためにカーソルを活性化させることにより(例えばマウスをクリック させることにより)、そして、ノートをノート分与領域506からデスクトップ502 か、ウインドウ508のようなウインドウへ移動させることにより、ノートディス ペンサ500から分与され得る。このように、ノートは、カーソルによってノート 分与領域506からつかむことができ、そして、カーソルによってデスクトップ502 上のある位置に移動させられる。ノート510は、カーソルを解除することにより デスクトップ502に添付される。その代わりに、又はそれに加えて、ノート512は 、カーソルによってノート分与領域506からつかむことができ、そして、ウイン ドウ508に移動させられる。ノート512は、カーソルをリリース(release)するこ とによりウインドウ508に添付される。その代わりに、カーソルをノートディス ペンサ500のノート分与領域506上に位置させることにより、そして、単にカーソ ルを活性化させることにより、ノートは、ディスプレイ504のノートプログラム3 18により及び/又はコンピュータのユーザにより決められた箇所に出現させられ 得る。 また、図5に示されるように、ノートプログラム318と一つ若しくはそれ以上 のアプリケーション・プログラム316のインターフェイスの一部として、例えば ノートディスペンサ513のように、ウインドウ508のタイトルバー514にシンボル が現れるが、ノートディスペンサ513のようなシンボルは、例えばツールバー或 いはメニューバーのように、ウインドウ508の何処にでも現れ得る。ノートディ スペンサ513は、一つ若しくはそれ以上の単語、アイコン、絵図あるいは同様の ものであるかも知れない。例えば、ノートディスペンサ513は、オプション領域5 15とノート分与領域516の二つの部分で構成されるかも知れない。ノートディス ペンサ500における場合のように、ノート512のようなノートが、ノートディスペ ンサ516上にカーソルを位置させることにより、ノート分与領域516からノートを つかむためにカーソルを活性化させることにより、ウインドウ508上かデスクト ップ502上の所望の添付場所へノートを移動させることにより、そして、所望の 添付場所へノートを添付するためにカーソルを活動停止させることにより、ノー ト分与領域516から引っ張って行かれる。その代わりに、データ処理システム300 のカーソルをタイトルバー514内のノート分与領域516上に位置させることにより 、そして、そのカーソルを活性化させることにより、ノート512のようなノート が、矢印518によって指示されるように、ディスプレイ504の予め決定された領域 へ分与される。図1に示されたノート100のグラブ領域100のような、上記ノート 512のグラブ領域は、該ノート512をウィンドウ508上の若しくはデスクトップ502 上のいかなる所望の場所にも添付するのに用いられ得る。 図6に示されるように、ノートが、アプリケーションプログラム及び/又はオ ペレーティングシステムの実行によりもたらされる領域間のようなディスプレイ 600の領域間を直接に移動させられ得る。ノートが第1の領域から第2の領域へ 直接に移動させられ得るので、ノートは、そのノートが第2の領域に添付される 前に、クリップボード又は中間メモリにノートをセーブすることなしに移動させ られる。本発明を用いれば、例えば、第1の領域からノートをまずカットするか 若しくはコピーすること、ノートをクリップボード内に一時的に蓄えること、そ して、第2の領域にノートを張り付けることが必要とされない。その結果、ノー トプログラム318のノートは、他のノートプログラムのノートよりもずっと簡単 に移動させられ得る。 従って、例えば、ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーンに現れ 得るディスプレイ600が、第1のウィンドウ602、第2のウィンドウ604、並びに 、デスクトップ606のような領域を含み得る。1つ若しくはそれ以上のアプリケ ーションプログラム316の実行の結果として、第1および第2のウィンドウ602,6 04がディスプレイ600内に現れるかも知れず、また、上記オペレーティングシス テム314の実行の結果として、上記デスクトップ606がディスプレイ600内に現 れるかも知れない。上記ディスプレイ600のデスクトップ606上の第1の位置に最 初に存在するノート608は、デスクトップ606上のこの第1の位置から第1のウィ ンドウ602内の文書610へ直接に移動させられる。上記ノート608は、それから、 第1のウィンドウ602内の文書610から第2のウィンドウ604内の文書612へ直接に 移動させられ得る。その後、上記ノート608は、第2のウィンドウ604内の文書61 2からデスクトップ606上の第2の位置へ直接に移動させられ得る。 予め存在したノートが、作成されているか移動させられているノートのための 、可能性のある添付場所を不明瞭にし得るので、選択されたノートが移動する状 態になるや否や、他のすべての可視的なノートがちょうど輪郭へ移動させられ得 る。その結果、ノートの輪郭の下方のいかなるものも見えるようになる。その代 わりとして、移動するカーソルの下にある、又は、その付近にあるそれらのノー トのみが、輪郭の形に変化させられる。更に代わりとなるのは、コンピュータの ユーザが移動していないノートをその下方にある資料まで見通せるように、いか なるノートも移動している場合に、すべてのノート、又は、移動するカーソルの 下方にあるノートを完全に透明か、半透明にすることである。 図7のディスプレイ700により示されるように、ノートが、適法の添付場所、 例えば、ノートプログラム318に従ったプログラムの制御下にある、目で見るス クリーンの領域へのみ移動させられることが可能である。ノート702が、従順な デスクトップ704、すなわち、ノートプログラム318に従ったオペレーティングシ ステム314のようなプログラムの実行によりもたらされるデスクトップに広く添 付される。上記ノート702は、従順でないウィンドウ708、つまり、ノートプ ログラム318に従ったアプリケーションプログラム316のようなプログラムの実行 によりもたらされるウィンドウ内に含まれる文書706へ移動させられることが可 能でない。もし、上記アプリケーションプログラム、又は、オペレーティングシ ステムが、ノートプログラム318につながれれば、それらのアプリケーションプ ログラム、又は、オペレーティングシステムは、上記ノートプログラム318に従 う。同様に、もし、上記アプリケーションプログラム、又は、オペレーティング システムが、ノートプログラム318につながれなければ、それらのアプリケーシ ョンプログラムは、上記ノートプログラム318に従わない。更に、あるウィンド ウ若しくはウィンドウのある部分も、たとえ、これらのウィンドウ若しくはウィ ンドウのある部分が、上記ノートプログラム318に従ったプログラムの実行の結 果として表示されようとも、上記ノートプログラム318に従わなくても良い。 もし、上記ノート702を従順でないウィンドウ708へ移動させようとすれば、コ ンピュータのユーザに対してフィードバックが即時に提供され、その結果、従順 でないウィンドウ708を制御するプログラムが、上記ノートプログラム318からノ ート702を受合わない、あるいは、受合うことができない。このフィードバック は、上記ノート702が従順でない領域上を移動させられる場合にはいつでも現れ るシンボル710のようなシンボルへカーソルを変化させることにより提供され得 る。その代わりとして、従順でないウィンドウ708上でノート702を移動させるカ ーソルがリリース(release)される場合に、このフィードバックは、単に、従順 でないウィンドウ708から上記ノート702が見えなくなり、そして、その元の位置 においてノート702が再出現することによって提供され得る。更に、従順でない ウィンドウ708のような、不当な添付場所へノートを添付する試みによる視覚的 なフィードバックを提供する代わりに、ビープ(beep)音又は連続音のような聴覚 的なフィードバックが、上記ノートが不当な添付場所上に来る場合に提供される かも知れない。また他の代替は、ノートの輪郭に関するものであり、その輪郭は 、不当な添付場所にノートを添付しようとする場合に、単にその元の位置にズー ムバック(zoom back)するために、ノートが動かされている間に現れる。 また 、ノート712は、一般に、上記ノートプログラム318に従ったアプリケー ション・プログラム316の1つのようなプログラムによりもたらされる従順なウ ィンドウ714に添付される。上記ノート712は、従順でないウィンドウ708内に含 まれる文書706に移動させられることが出来ない。もし、上記ノート712を従順で ないウィンドウ708へ移動させようとすれば、コンピュータのユーザに対してフ ィードバックが即時に提供され、その結果、従順でないウィンドウ708を制御す るプログラムは、上記ノート702を受合わない、あるいは、受合うことができな い。 更に、もし、上記ノートプログラム318が、ノートディスペンサ513と類似して いても良いノートディスペンサ716が、従順なウィンドウ714のタイトルバー718 に現れていれば、上記コンピュータのユーザは、従順なウィンドウ714が従順な ウィンドウであることを理解するであろう。他方、もし、ノートディスペンサ71 6が、従順なウィンドウ714のタイトルバー718内に現れているが、同様のノート ディスペンサが、従順でないウィンドウ708のタイトルバー720内に現れていなけ れば、上記コンピュータのユーザは、従順なウィンドウ714が従順なウィンドウ である一方、従順でないウィンドウ708が従順でないことを理解するであろう。 図8のディスプレイ800により示されるように、ノートはウィンドウと一緒に 層を成し得る。1つ又はそれ以上のアプリケーションプログラムを実行した結果 として、第1,第2並びに第3の文書802,804,806は、対応する第1,第2並びに 第3のウィンドウ808,810,812内に現れる。第1,第2並びに第3のウィンドウ80 8,810,812が、デスクトップ814上に示されている。該デスクトップ814は、例え ば、オペレーティングシステムの実行の結果として、ディスプレイ端末304のモ ニタ上に現れ得る。第3のウィンドウ812は、第2の文書804の一部を閉じ込める ように、第2のウィンドウ810の一部上に重なっている。 第1のノート816が第1の文書802に添付され、完全に第1のウィンドウ808内 にある。第2のノート818が第1の文書802に添付されているが、第1のウィンド ウ808の境界の右縁820に重なっている。第3のノート822は、第2の文書804に添 付され、完全に第2のウィンドウ810内にある。第4のノート824は第 3の文書806に添付されているが、第3のウィンドウ812の境界の右縁826に重な っている。第5のノート828がデスクトップ814に添付されている。 文書に添付されているノートは、ノートが添付されている文書上の層として現 れている。その結果、そのノートの下方にある文書の内容は閉じ込められる。従 って、例えば、第1のノート816は、第1の文書802の、第1のノート816の下方 にある部分を閉じ込める。第1のノート816の下方にある第1の文書802の情報に アクセスするためには、上記第1のノート816が側方に移動させられるか、ある いは、上記ノート100のオプション領域104のような、第1のノート816のオプシ ョン領域が、第1のノート816を見えなくすべく上記ハイドオプションを選択し 得るように、ハイド(hide)/表示オプションを明らかに見えるようにするために 活性化させられ得る。その代わりとして、第1のノート816を、その輪郭を除い て目に見えないように又は半透明にするために、あるいは、第1のノート816を 完全に目に見えないように又は半透明にするために、1つのカーソルが、第1の ノート816のグラブ領域上で活性化させられても良い。 図8に示されるように、第5のノート828の一部が、第2のウィンドウ810の下 に重なっている。その結果、第5のノート828の一部は、第2のウィンドウ810に より不明瞭にされている。上記第5のノート828は、矢印830によって示されるよ うに、掴みとられ、第5のノート828が十分に見えるデスクトップ814上の位置ま で移動させられ得る。(第5のノート828はまた、つかみとられ、第2のウィン ドウ810によって部分的に不明瞭にされる位置から、第1,第2及び/又は第3の ウィンドウ808,810、並びに、812のいずれかの位置まで移動させられることが可能 である。) 上記ウィンドウの層の形成によって、ノートの層の形成が影響を受ける。例え ば、第3のウィンドウ812が、第2のウィンドウ810上に重なっているので、第3 のウィンドウ812はまた、第2のウィンドウ810に添付されるとともに、第3のウ ィンドウ812の下方のいかなるノート上にも重なっている。図8に示されるよう に、上記第3のウィンドウ812は、第3のノート822上に重なっている。従って、 第3のノート822の、第3のウィンドウ812の下方にある部分は、第3のウィ ンドウ812によって閉じ込められる。 1つのウィンドウ上に幾つかのノートがある場合、これらのノートの互いの層 の形成は、好ましくは、しかし、必須ではなく、ノートの作成、編集、あるいは 、選択のリーセンシ(recency:新しさ)に基づくものである。つまり、層を成した 複数のノートの最上方にあるノートは、最も新しく作成され、編集され、若しく は、選択されたノートである。従って、作成、編集あるいは移動するためにノー トを選択することは、ノートの最上層へそのノートを移動させ、そして、他のす べてのノートを押し下げる。 ノートがその添付ウィンドウに関係しており、その結果、その添付ウィンドウ がアクティブ(active)になる場合に、そのノートがアクティブになる。その上、 もし層を成した複数のウィンドウにおける1つのウィンドウが、層を変更すれば 、層を変更するそのウィンドウに添付されたいかなるノートもが、層を変更する そのウィンドウに沿って移動する。 更に、インアクティブウィンドウ(inactive window)に添付されたノートが選 択された場合、そのインアクティブウィンドウがアクティブになる。選択された ノートが、このウィンドウ上に層を成した複数のノートの中にある場合に、イン アクティブウィンドウがアクティブになるのに加えて、もし、上記選択されたノ ートが、層を成した複数のノートの最上方のノートの下方にあるならば、その選 択されたノートは、層を成した複数のノートの最上層に移動する。(別の場合に は、もし、選択されたノートが、層を成した複数のノートの最上方のノートの下 方にあるならば、選択されたノートはノートの最上層に移動する必要はない。) あるノートは、あるウィンドウへ、そのウィンドウの存在する層に影響せず、 そして、そのウィンドウのアクティブな/インアクティブな状態を変えることな く、移動させられることが可能である。しかしながら、別の場合、上記ウィンド ウは、もし、あるノートがそのウィンドウに添付されていれば、その層又は状態 を変更することができる。 図9のディスプレイ900により示されるように、ノートは、例えば、データ処 理システム300のディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ るアクティブウィンドウ(active window)とインアクティブウィンドウ(inactiv e window)の間を移動させられ得る。第1の文書902および第2の文書904が、デ スクトップ910上の対応するアクティブウィンドウ906およびインアクティブウィ ンドウ908内に現れている。例えば、アクティブウィンドウ906およびインアクテ ィブウィンドウ908は、1つ又はそれ以上のアプリケーションプログラムの実行 の結果として現れ、そして、上記デスクトップ910は、オペレーティングシステ ムの実行の結果として現れている。図9に描かれるように、アクティブウィンド ウは、アクティブなものとして表示される。1つの可能性のある例として、アク ティブウィンドウ906のタイトルバー912のシェーディング(shading)のようなシ ェーディングが、1つのウィンドウ又はノートがアクティブであることを示すの に用いられ得る。 本来、インアクティブであり、また、本来、第1の位置においてデスクトップ 910に添付されている第1のノート914は、上記アクティブウィンドウ906へ、そ の後、インアクティブウィンドウ908へ移動させられ、そして最後に、第2の位 置においてデスクトップ910に戻される。 ノートがアクティブウィンドウに添付される場合、該ノートは、もしそれがそ れ以前にインアクティブであったならばアクティブになり、あるいは、もしそれ がそれ以前にアクティブであったならばアクティブなままである。ノートがイン アクティブウィンドウに添付される場合、該ノートは、もしそれがそれ以前にア クティブであったならばインアクティブになり、あるいは、もしそれが以前にイ ンアクティブであったならば、インアクティブなままである。その結果、上記第 1のノート914が、アクティブウィンドウ906に添付される場合には、第1のノー ト914はアクティブになり、第1のノート914がインアクティブウィンドウ908に 添付される場合には、第1のノート914はアクティブでなくなる。インアクティ ブウィンドウ908上でインアクティブな第1のノート914が、デスクトップ910に 再添付される場合には、該第1のノート914はインアクティブなままである。 第2のノート916は、それがインアクティブウィンドウ908に添付されている ので、本来、インアクティブである。該第2のノート916がアクティブウィンド ウ906に移動させられる場合、第2のノート916はアクティブになる。インアクテ ィブであり、そして、本来、デスクトップ910の第3の位置に添付されている第 3のノート918は、デスクトップ910上の第4の位置に移動させられ、そこでは、 第3のノート918がインアクティブなままである。 図10に示されるように、ノートは、例えば、データ処理システム300のディ スプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れているウィンドウのス クロールする内容とともに移動することができるか、移動することができない。 ウィンドウ1002がデスクトップ1004上に現れている。典型的なウィンドウのよう に、上記ウィンドウ1002は、文書1008を含む第1の部分1006と、タイトルバー又 はいかなる他の図形領域をも含む第2の部分1010とを有している。上記第1の部 分1006内にある文書1008は移動させられ得る。 上記ウィンドウ1002の第1の部分1006は、1つ又はそれ以上の動かないノート 区域と、1つ又はそれ以上の移動するノート区域とを有することができる。従っ て、もしあるノートがそれらの動かないノート区域の1つに添付されていれば、 このノートは、上記第1の部分1006内の文書1008がスクロールされるときに移動 しない。しかしながら、もしあるノートがそれらの移動するノート区域の1つに 添付されていれば、このノートは、文書1008がスクロールされるときに、第1の 部分1006内の文書1008とともに移動する。 同様に、第2の部分1010の内容は、全体として移動することができないけれど も、上記ウィンドウ1002の第2の部分1010は、1つ又はそれ以上の動かないノー ト区域と、1つ又はそれ以上の移動するノート区域とを有している。従って、も しあるノートがそれらの動かないノート区域の1つに添付されていれば、このノ ートは、上記第1の部分1006内の文書1008がスクロールされるときに移動しない 。しかしながら、もしあるノートがそれらの移動するノート区域の1つに添付さ れていれば、このノートは、第1の部分1006内の文書1008がスクロールされると きに移動する。 また、たとえ、あるノートが上記ウィンドウ1002の動かないノート区域に添 付されていても、もし、そのノートの不動オプションの移動状態が選択されれば 、該ノートは、ウィンドウ1002内の内容がスクロールされるときに移動するであ ろうこと、そして、たとえ、あるノートが上記ウィンドウ1002の移動可能である ノート区域に添付されていても、もし、そのノートの不動オプションの不動状態 が選択されれば、ウィンドウ1002の内容がスクロールされるときに移動しないで あろうことが理解されるべきである。 ノートのこれらの動作が図10に示されており、ここでは、グラブ領域1014を 有する第1のノート1012が、上記ウィンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008 に添付されており、グラブ領域1018を有する第2のノート1016が、ウィンドウ10 02の第2の部分1010に添付されている。そして、グラブ領域1022を有する第3の ノート1020が、ウィンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008に添付されている 。本発明の好適な実施態様の特徴の1つは、ノートの予め決定された領域、好ま しくは、上記グラブ領域のいかなる箇所もウィンドウの文書の目に見える部分上 にある限りは、完全なノートが見える。その結果、上記第1のノート1012のグラ ブ領域1014が、ウィンドウ1002の第1の部分1006内にある文書1008の一部上にあ る限りは、完全な第1のノート1012が見え、そして、上記第3のノート1020のグ ラブ領域1022が、ウィンドウ1002の第1の部分1006内にある文書1008の一部上に ある限りは、完全な第1のノート1020が見える。 あるウィンドウの移動するノート区域に添付されているノートは、そのウィン ドウのスクロール可能である内容とともに移動し、そして、ウィンドウの動かな いノート区域に添付されているノートは、そのウィンドウのスクロール可能であ る内容とともには移動しない。その結果、矢印1024の端部にあるウィンドウ1002 により示されるように、上記第1のノート1012が、ウィンドウ1002の第1の部分 1006の移動するノート区域に添付されているので、該第1のノート1012は、ウィ ンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008がスクロールされるときに、該文書10 08とともに移動する。上記ウィンドウ1002の第2の部分1010の動かないノート区 域に添付されている第2のノート1016は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内の 文書1008がスクロールされるときには移動しない。また、第3 のノート1020が、ウィンドウ1002の第1の部分1006の動かないノート区域に添付 されているので、該第3のノート1020は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内の 文書1008がスクロールされるときに、該文書1008とともに移動しない。 更に、第1のノート1012のグラブ領域1014をなす部分が一切、ウィンドウ1002 の第1の部分1006内にある文書1008の一部上には横たわっていないので、上記第 1のノート1012の下方にあり、上記ウィンドウ1002の第1の部分1006内にもはや 存在しない文書1008の一部と同じ大きさの第1のノート1012の一部もまた見えな い。 結局、上記ウィンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008は、第1のノート10 12の下方にある文書が、ウィンドウ1002の第1の部分1006内に全く存在しないほ ど、十分にスクロールアップされたので、矢印1026の端部にあるウィンドウ1002 により示されるように、上記第1のノート1012の部分は一切見えない。しかしな がら、上記ウィンドウ1002の第2の部分1010の動かないノート区域に添付されて いる第2のノート1016は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008がスク ロールアップされるときに移動しないので、第2のノート1016のすべてがなお見 える。また、上記ウィンドウ1002の第1の部分1006の動かないノート区域に添付 されている第3のノート1020は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内の文書1008 がスクロールアップされるときに移動しないので、第3のノート1020のすべてが なお見える。 他方では、矢印1028の端部にあるウィンドウ1002によって示されるように、上 記第1のノート1012は、ウィンドウ1002の第1の部分1006の移動するノート区域 に添付されているので、ウィンドウ1002の第1の部分1006内にある文書1008がス クロールダウンされるときに、第1のノート1012は移動する。しかしながら、ウ ィンドウ1002の第2の部分1010の動かないノート区域に添付されている第2のノ ート1016は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内にある文書1008がスクロールダ ウンされるときに移動せず、そして、ウィンドウ1002の第1の部分1006の動かな いノート区域に添付されている第3のノート1020は、ウィンドウ1002の第1の部 分1006内にある文書1008がスクロールダウンされると きに移動しない。 更に、第1のノート1012のグラブ領域1014は、なおウィンドウ1002の第1の部 分1006内にある文書1008の一部上にあるので、第1のノート1012のすべてが見え る。 結局、矢印1030の端部にあるウィンドウ1002によって示されるように、上記ウ ィンドウ1002の第1の部分1006内にある文書1008が、第1のノート1012の下方に ある文書1008が、ウィンドウ1002の第1の部分1006内に全く存在しないほど、十 分にスクロールダウンされたので、上記第1のノート1012の部分は一切見えない 。しかしながら、上記ウィンドウ1002の第2の部分1010の動かないノート区域に 添付されている第2のノート1016は、ウィンドウ1002の第1の部分1006内にある 文書1008がスクロールダウンされるときに移動しないので、第2のノート1016の すべてがなお見える。また、上記ウィンドウ1002の第1の部分1006の動かないノ ート区域に添付されている第3のノート1020は、ウィンドウ1002の第1の部分10 06内にある文書1008がスクロールダウンされるときに移動しないので、第3のノ ート1020のすべてがなお見える。 あるウィンドウの外にスクロールされたノートは、もし、該ノートのグラブ領 域のいかなる部分もウィンドウ内に再度現れる場合にはいつでも、完全なノート が見えるようにされるならば、該ノートの下方にある文書のいかなる部分もスク ロールされてウィンドウ内に戻される場合に再び見える。 図11に示されるように、ウィンドウは、ノートのサイズに影響を及ぼすこと なしにサイズが再設定されることが可能であり、ノートは、ウィンドウのサイズ に影響を及ぼすことなしにサイズが再設定されることが可能である。ウィンドウ がそのサイズについて再設定されるとき、それに添付されているいかなるノート も、そのウィンドウ上の添付場所に添付されたままである。好ましくは、ウィン ドウのサイズを再設定するために、上記ノートは、ウィンドウから、又は、ウィ ンドウ内の文書から分離されることが出来ない。 図11に示されるように、第1のノート1102が、第1のウィンドウ1106内にあ る第1の文書1104に添付されている。該第1のノート1102はグラブ領域1108を有 している。矢印1110の端部で示されるように、上記第1のウィンドウ1106は、例 えば、標準ウィンドウのサイズ再設定技術を用いることによりサイズが再設定さ れた。第1のウィンドウ1106のサイズを再設定した結果として、第1の文書1104 の一部は、第1のウィンドウ1106の目に見える部分から取り除かれる。上記第1 の文書1104に添付されている第1のノート1102は、上記第1のウィンドウ1106が サイズを再設定されるときでも、第1の文書1104における同じ添付場所に添付さ れたままである。しかしながら、図11において示されるように、第1のウィン ドウ1106は、サイズを再設定した後、元よりずっと小さいので、同じサイズのま まである第1のノート1102は、第1のウィンドウ1106の境界の底縁上に重なって いる。また、第1のノート1102のグラブ領域1108の少なくとも一部が、第1のウ ィンドウ1106内に存在したままであるので、完全な第1のノート1102が見られる 。もし、第1のウィンドウ1106が、上記グラブ領域1108がもはや見えなくなるよ うにサイズが再設定されれば、第1のウィンドウ1106内に存在したままである第 1の文書1104の一部に重なる、第1のノート1102の一部のみが見える。 第2のノート1112が、第2のウィンドウ1116内にある第2の文書1114に添付さ れている。矢印1118の端部で示されるように、上記第2のノート1112(しかし、 第2のウィンドウ1116でない)は、サイズが再設定されたものである。本発明の 好適な実施態様に従って、上記第2のノート1112は、それがもはや第2のウィン ドウ1116に添付されないほど、サイズが再設定されることが出来ない。その結果 、第2のノート1112は、例えば、その右下方の角部からサイズが再設定されると き、第2のノート1112が、第2のウィンドウ1116から外れてサイズが再設定され ることを防止するために、例えば、第2のノート1112の右縁1120が、第2のウィ ンドウ1116の境界の左縁を横切って動かされることを妨げるように、サイズを再 設定する操作上、ある制限が設けられている。 図12のディスプレイ1200により示されるように、従来のコンピュータ技術 を用いて、データ処理システム300の1つ又はそれ以上のモニタ上に、デスクト ップが同時に表示され得るので、ノートはデスクトップ間を動かされることが可 能である。図12に示されるように、上記ディスプレイ1200は、第1のデスクト ップ1202、第2のデスクトップ1204並びに第3のデスクトップ1206を有している 。例えば、第1のデスクトップ1202は、第1のオペレーティングシステムの実行 に応答して、上記ディスプレイ1200内に含まれても良く、そして、第2のディス プレイ1204は、第2のオペレーティングシステムの実行に応答して、上記ディス プレイ1200内に含まれても良い。また、第3のディスプレイ1206は、第3のオペ レーティングシステムの実行に応答して、上記ディスプレイ1200内に含まれても 良い。その代わりとして、第1,第2および第3のデスクトップ1202、1204およ び1206は、単一のオペレーティングシステムの実行に応答して、あるいは、オペ レーティングシステムのいかなる組合せもの実行に応答して、ディスプレイ1200 内に含まれ得る。 矢印1208により指示されるように、実行することによって第1及び第2のデス クトップ1202,1204をもたらす上記オペレーティングシステムがノートプログラ ム318に従ったものである限りは、ノート1210が、第1および第2のデスクトッ プ1202および1204の間を動かされ得る。また、矢印1212に示されるように、実行 することによって第1および第3のデスクトップ1202,1206をもたらす上記オペ レーティングシステムがノートプログラム318に従ったものである限りは、上記 ノート1210が、第1および第3のデスクトップ1202および1206の間を動かされ得 る。上記ノート1210はまた、実行することによって第2および第3のデスクトッ プ1204および1206をもたらす上記オペレーティングシステムがノートプログラム 318に従ったものである限りは、第2および第3のデスクトップ1204および1206 の間を動かされ得る。(第3のデスクトップ1206は、デスクトップの代わりに、 単なるバックドロップ(backdrop:背景)であっても良い。) 図13に示されるように、ディスプレイ1300は、該ディスプレイ1300内にある 第1の位置に置かれたノートディスペンサ1302を有している。矢印1304によって 示されるように、該ノートディスペンサ1302は、上記ディスプレイ1300内に ある第2の位置へ位置を再設定されることが可能である。例えば、該ノートディ スペンサ1302は、該ノートディスペンサ1302のグラブ領域1306上にカーソルを位 置させ、そのカーソルを活性化させ、第1の位置から第2の位置へノートディス ペンサ1302を移動させ、そして、該ノートディスペンサ1302を第2の位置に添付 するようにカーソルを活動停止させることにより、位置を再設定され得る。 上記カーソルがグラブ領域1306上にある間にカーソルを活性化させることによ って、上記ノートディスペンサの輪郭が、上記ノートディスペンサ1302が第2の 位置に移動されている間にディスプレイ1300において現れる。該ノートディスペ ンサ1302は、上記カーソルを活動停止させる場合に、第1の位置から移動させら れ、第2の位置に現れる。その代わりとして、上記カーソルが、ノートディスペ ンサ1302上で、(例えば、マウスをクリックすることにより)活性化され、活動停 止させられても良く、そして、第2の位置において再び活性化され、再び活動停 止させられても良い。更に代替となるのは、新しいコーディネート(coordinate) をノートディスペンサ1302として指定するために、上記ノートディスペンサ(not e dispenser)1302のオプション領域からディスペンサオプション(dispenser o ption)にアクセスし、新しいコーディネートのオプションを選択することである 。 図8に示されるように、1つ又はそれ以上のアイテムの下に層が成されたデス クトップノート(desktop note)は、該ノートが十分に目に見える領域へ移動さ せられ得る。しかしながら、その代わりに、本発明に従って、1つのノートのさ もなければ不明瞭にされた部分は、選ばれたノートの上方の層内にあり、該ノー トの不明瞭な部分を不明瞭にするアイテムをカットアウト(cut out)することに よって見えるようにすることができる。 図14は、オペレーティングシステム314、アプリケーションプログラム並び にノートプログラム318といったデータ処理システム300による実行の間に、ディ スプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ得る、1つの可能性の あるディスプレイ1400を示している。3つの層における4つのアイテムが、ディ スプレイ1400に示されている。上部から底部まで、ディスプレイ1400において 示される4つのアイテムは、第1のウィンドウ1402、第2のウィンドウ1404、ノ ート1406およびデスクトップ1408である。上記第1のウィンドウ1402は、最上方 の第1の層内にあり、上記第2のウィンドウ1404は、中間の第2の層に添付され ており、上記デスクトップ1408は、最下方の第3の層内にあり、そして、上記ノ ート1406は、第3の層に添付されている。これらのアイテムは、単に、ディスプ レイ1400内に含まれることが可能であるアイテムの例にすぎない。アイコン(ico n),ツールバー(tool bar),名簿,文書、並びに、その同様のもののような他のア イテムが、図14に特定的に示された4つのアイテムの代わりに、及び/又は、 それらに加えて、表示されることが可能である。 もし、上記ノート1406が、図14のディスプレイ1410により示されるように選 択されれば、該ノート1406の上方の層内にあり、さもなければ不明瞭なノー ト1406の少なくとも一部を有するであろうそれらのアイテムは、選択されたノー ト1406のさもなければ不明瞭にされた部分を見せるためにカットアウトされる。 つまり、第1および第2のウィンドウ1402および1404は、第1および第2のウィ ンドウ1402および1404によって、さもなければ不明瞭なノート1406の一部を見せ るためにカットアウトされる。従って、ノート1406を選択する上で、上記第1お よび第2のウィンドウ1402および1404は、これらのアイテム(すなわち、第1お よび第2のウィンドウ1402および1404)の各々が、上記ノート1406の上方の層内 にあるので、また、これらのアイテムの各々が、上記ノート1406のさもなければ 不明瞭にされた少なくとも一部を有することになるので、カットアウトされる。 ノートは、例えば、カーソルのようなインジケータ(indicator)をノート上に配 置し、インジケータがノート上にある間に、1度か2度、マウスをクリックする か、あるいは、キーボードのエンターキー又は他のキーを押すことによって選択 される。その代わりとして、あるいは、それに加えて、オプション、インデック ス、キーボードの組合せ、及び/又は、他のメカニズムがノートを選択するのに 用いられ得る。 更に、図14に示されるように、上記ノート1406のまわりのカットアウト境界 1412のようなカットアウト領域がまた、完全に、若しくは、少なくとも部分 的にさもなければ不明瞭にされるかも知れないノート1406の下方のアイテムにア クセスすることが出来るように提供され得る。ここで用いられるアクセスは、視 覚的なアクセス、手で処理するアクセス、及び/又は、その同様のものを意味し ている。図14の場合には、1つのアイテムのみが上記ノート1406の下方にある 。このアイテムはデスクトップ1408である。上記カットアウト境界1412によ って明らかに見えるようにされた該デスクトップ1408の一部は、第1ウィンドウ 1402及び/又は第2ウィンドウ1404によりさもなければ不明瞭にされていたであ ろう。カットアウト境界は、ここで示される特定のカットアウト境界とは違った 形状にアレンジされても良い。例えば、そのカットアウト境界は、図示されるも のとは異なるサイズ及び/又は形状を有しても良く、そして、それに関連して選 ばれたアイテムが添付されている層に無関係の異なるサイズ及び/又は形状を有 しても良い。 更に、本発明の好適な実施態様では、上記ノート1406のすべてが明らかに見え るようにされる。しかしながら、所望であれば、さもなければ不明瞭にされたノ ート1406の一部のみが明らかに見えるようにされる必要を有する。また、ここで 記述される特定の実施態様では、上記ノート1406の選択が、そのノート1406の上 方の層内のアイテムの重なりに影響を及ぼすことはない。その結果、図14に示 されるように、上記ノート1406は十分に明らかに見えるようにされるが、上記ウ ィンドウ1402は、第2ウィンドウ1404上に重なったままであり、そして、該第2 ウィンドウ1404は、上記ノート1406の上方の層内に残っている。従って、層を成 したアイテム1402,1404,1406および1408の層を成す順序は、視覚的に維持される 。その層を成す順序はまた、データ処理システム300のメモリ内に物理的に蓄積 される。 図15は、オペレーティングシステム314、アプリケーションプログラム316、 及び、ノートプログラム318といった上記データ処理システム300の実行の間に、 ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ得る、また別の可 能なディスプレイ1500を示している。2つの層にある5つのアイテムが、ディス プレイ1500に示されている。上部から底部まで、これらの5つのアイテムは、 第1のノート1502、ウィンドウ1504、第2のノート1506、第3のノート1508、並 びに、デスクトップ1510を有している。上記ウィンドウ1504は最上方の第1層内 にあり、上記デスクトップ1510は最下方の第2層内にあり、上記第1のノート15 02は上記第1層に添付され、そして、第2および第3のノート1506および1508は 上記第2層に添付されている。尚、これらのアイテムは、上記ディスプレイ1500 中に含まれることができるアイテムの単なる例にすぎない。 もし、上記第2のノートが図15に示されるように選択されれば、上記第2の ノート1506の上方の層内にあり、第2のノート1506をさもなければ不明瞭にする であろうアイテムが、該第2のノート1506のさもなければ不明瞭にされた部分を 見せるために、カットアウトされる。従って、第2のノート1506を選択する上で は、第1のノート1502およびウィンドウ1504のみが第2のノート1506の上方の層 内にあるので、そして、該第1のノート1502およびウィンドウ1504が、第2のノ ート1506の少なくとも一部をさもなければ不明瞭にするので、上記第1のノート 1502およびウィンドウ1504がカットアウトされる。 更に、図15に示されるように、カットアウト境界1514がまた、上記第2のノ ート1506のまわりに提供されても良い。該カットアウト境界1514は、上記第1の ノート1502およびウィンドウ1504によってさもなければ不明瞭にされた、第3の ノート1508の一部1516を明らかに見えるようにする。上記カットアウト境界1514 はまた、第3のノート1508の下方になく第1のノート1502およびウィンドウ1504 によってさもなければ不明瞭にされたデスクトップ1510の一部を見せる。 その結果、カットアウト境界1514は、該カットアウト境界1514を通して、上記 第1のノート1502およびウィンドウ1504を含んでいる第1の層の下方にあるアイ テムへのアクセスを可能とする。 また、図15に示されるように、上記第2のノート1506の選択は、上記アイテ ムの重なりに影響を及ぼすことはない。その結果、上記第1のノート1502および ウィンドウ1504は、第2のノート1506の上方の層内に残っている。従って、上記 アイテム1502,1504,1506,1508、並びに、1510の層を成す順序は、視覚的に 維持される。層を成す順序はまた、上記データ処理システム300のメモリに蓄積 され得る。 図16は、オペレーティングシステム314、アプリケーションプログラム316、 及び、ノートプログラム318といった上記データ処理システム300の実行の間に、 ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ得る、また他の可 能なディスプレイ1600を示している。2つの層にある4つのアイテムが、ディス プレイ1600に示されている。上部から底部まで、これら4つのアイテムは、ウィ ンドウ1602、第1のノート1604、第2のノート1606、並びに、デスクトップ1608 を有している。上記ウィンドウ1602は最上方の第1の層内にあり、上記デスクト ップ1608は最下方の第2の層内にあり、上記第1および第2のノート1604および 1606は、上記第2の層に添付されている。 図16のディスプレイ1610によって示されるように、上記第1のノート1604は 、上記デスクトップ1608上のその元の位置から、なお第2の層上にあるが、第2 のノート1606上に層が成されるデスクトップ1608上の新しい位置に移動させられ 得る。移動した結果、そして、もし、第1のノート1604が選択されたノートであ れば、上記第1のノート1604の上方の層内にあり、上記デスクトップ1608上の新 しい位置における第1のノート1604の少なくとも一部をさもなければ不明瞭にす るであろうアイテムが、その新しい位置にある第1のノート1604のさもなければ 不明瞭にされた部分を見せるために、カットアウトされる。従って、上記ウィン ドウ1602のみが第1のノートの上方の層内にあるので、そして、該ウィンドウ16 02が、第1のノート1604の少なくとも一部をさもなければ不明瞭にするので、ウ ィンドウ1602がカットアウトされる。他方では、もし、第1のノート1604が選ば れたノートでなければ、上記第1のノート1604の上方の層内にあり、その新しい 位置における上記第1のノート1604の少なくとも一部を不明瞭にするそれらのア イテムが、上記第1のノート1604の不明瞭にされた部分を見せるためにカットア ウトされることはない。その結果、もし、第1のノート1604が選択されたノート でなければ、それは、上記ウィンドウ1602の下方の層として、ディスプレイ1610 内の新しい位置に現れ、そして、該ウィンドウ160 2によって、少なくとも部分的に不明瞭にされる。 更に、図16に示されるように、カットアウト境界1612はまた、上記ウィンド ウ1602によってさもなければ不明瞭にされた第2のノート1606の一部1614を明ら かに見えるようにするために提供され得る。上記カットアウト境界1612はまた、 上記ウィンドウ1602によって、さもなければ不明瞭にされたデスクトップ1608の 一部1616を見せる。その結果、上記カットアウト境界1612が、該カットアウト境 界1612を通して、上記ウィンドウ1602の下方のアイテムへのアクセスを可能とす る。 図17は、オペレーティングシステム314、アプリケーションプログラム316、 及び、ノートプログラム318といった上記データ処理システム300の実行の間に、 ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ得る、更に別の可 能なディスプレイ1700を示している。2つの層にある5つのアイテムが、ディス プレイ1700に示されている。上部から底部まで、これら5つのアイテムは、ウィ ンドウ1702、第1のノート1704、第2のノート1706、第3のノート1708、並びに 、デスクトップ1710を有している。上記ウィンドウ1702は最上方の第1の層内に あり、上記デスクトップ1710は最下方の第2の層内にあり、上記第1,第2およ び第3のノート1704,1706および1708は、上記第2の層に添付されている。図1 7に示されるように、第1,第2および第3のノート1704,1706および1708は、上 記デスクトップ1710を含んでいる第2の層上で、互いに関して層を成している。 図17のディスプレイ1700により示されるように、第1のノート1704は、該第 1のノート1704が、それとともに層を成したいかなる他のノート(この場合には 、第2および第3のノート1706および1708)もの上方に現れるように、そして、 第1のノート1704を見せるべく、カットアウト境界1712が現れるように選択され たものである。上記第1のノート1704の選択の為に、上記第1のノート1704の上 方の層内にあり、第1のノート1704の少なくとも一部をさもなければ不明瞭にす るであろうアイテムは、上記第1のノート1704のさもなければ不明瞭にされた部 分を見せるために、カットアウトされる。従って、上記ウィンドウ1702 のみが、第1のノート1704の上方の層内にあるので、そして、上記ウィンドウ17 02が、第1のノート1704の少なくとも一部をさもなければ不明瞭にしているので 、該ウィンドウ1702がカットスルー(cut through)される。上記第2のノート17 06の一部1714へのアクセスは、上記カットアウト境界1712によって提供される。 また、上記デスクトップ1710の一部1716も、上記カットアウト境界1712を通して 明らかに見えるようにされる。 図17のディスプレイ1718に示されるように、上記第2のノート1706が選ばれ ても良い。第2のノート1706を選択した結果として、第2のノート1706が、それ とともに層を成したノート(第1のノート1704および第3のノート1708)の上方に 上がる。また、第2のノート1706を選択した結果として、第2のノート1706の上 方の層内にあり、第2のノート1706の少なくとも一部分をさもなければ不明瞭に するであろうそれらのアイテムは、第2のノート1706のさもなければ不明瞭にさ れた部分を見せるために、カットアウト境界1720によって、カットアウトされる 。従って、上記ウィンドウ1702のみが、第2のノート1706の上方の層内にあり、 そして、上記ウィンドウ1702が、第2のノート1706の少なくとも一部をさもなけ れば不明瞭にするので、該ウィンドウ1702がカットスルーされる。 更に、図17に示されるように、カットアウト境界1720はまた、上記第1のノ ート1704の一部1722および第3のノート1708の一部1724を明らかに見えるように するために提供され得る。その一部1722および1724は、上記ウィンドウ1702によ ってさもなければ不明瞭にされている。従って、第1のノート1704の一部1722お よび第3のノート1708の一部1724へのアクセスは、上記カットアウト境界1720を 通して可能となる。該カットアウト境界1720はまた、上記ウィンドウ1702によっ てさもなければ不明瞭にされたデスクトップ1710の一部を明らかに見えるように する。 図18は、オペレーティングシステム314、アプリケーションプログラム316、 及び、ノートプログラム318といった上記データ処理システム300の実行の間に、 ディスプレイ端末304のモニタの目で見るスクリーン上に現れ得る、更に別の可 能なディスプレイ1800を示している。2つの層にある3つのアイテムが、ディス プレイ1800に示されている。上部から底部まで、これら3つのアイテムは、ウィ ンドウ1802、ノート1804、並びに、デスクトップ1806を有している。上記ウィン ドウ1802は最上方の第1の層内にあり、上記デスクトップ1806は最下方の第2の 層内にあり、上記ノート1804は、上記第2の層に添付されている。尚、これらの アイテムは、ディスプレイ1800に含まれるかも知れないアイテムの単なる例にす ぎない。 図18のディスプレイ1800により示されるように、上記ノート1804が、デスク トップ1806上の第1の位置にあり、そして、該ノート1804のさもなければ不明瞭 にされた部分を見せるために、ノート1804が上記ウィンドウ1802をカットアウト するように選択されたものである。従って、該ウィンドウ1802を通してカットス ルーする結果として、カットアウト境界1808が、上記ノート1804を見せるために そのノート1804のまわりに現れる。上記デスクトップ1806の一部1810へのアクセ スは、上記カットアウト境界1808を通して提供される。 矢印1812によって示されるように、上記ノート1804は、移動させられるプロセ スにある。該ノート1804は、例えば、そのノート1804上にインジケータ(indicat or)1814を配置し、そのインジケータ1814を動くようにし、そして、ノート1804 が添付されるべき新しい位置へインジケータ1814を引っ張って行くことにより移 動させられる。上記インジケータ1814が引っ張られるときに、上記ノート1804の 輪郭線1816は、インジケータ1814とともに引っ張られる。該インジケータ1814は 、マウスを用いて位置決めされ得るカーソルであっても良く、それは、マウスの ボタンを押すことによって移動するようになり、そのマウスのボタンを離すこと によって停止させられ得る。 上記ノート1804が移動させられているとき、そのノート1804および上記カット アウト境界1808は、それらの元の位置に残っており、該ノート1804の輪郭線1816 のみが、インジケータ1814とともに移動する。ノート1804が移動している状態に あることを指示するために、該輪郭線1816の代わりに、他の形式の表示を用いて も良い。また、本発明の好適な実施態様では、上記ノート1804およ びカットアウト境界1808は、ノート1804が移動している状態にある間、それらの 初期位置に残っており、そして、該ノート1804の動きは、上記輪郭線1816により 表示されるけれども、該ノート1804およびカットアウト境界1808が移動する状態 にあるときに、移動するノートの下方にあるアイテムが、移動するカットアウト 境界1808を通して明らかに見えるようにされるように、該ノート1804およびカッ トアウト境界1808をともに移動させることができる。 図18のディスプレイ1818によって示されるように、上記ノート1804の動作が 完了した後、上記カットアウト境界1808が、新しい位置におけるノート1804のさ もなければ不明瞭にされた部分を見せるべく上記ウィンドウ1802をカットアウト するように、該ノート1804が、上記デスクトップ1806上の新しい位置に現れる。 上述の機能は、図19〜47に示されているフローチャート(flow chart)に従 うノートプログラム(note program)318に基づいたデータ処理システム(data pro cessing system)300によって実行される。上記ノートプログラム318は、シーケ ンシャル(sequential)フローチャート形式で示されているが、それに関連づけて 説明されているオペレーション(operation)やテスト(test)は、逐次的にでも又 は独立して平行にでも遂行され得ることが理解されるべきである。 図19に示されるように、起動すると、データ処理システム300のプログラム コード(program code)のブロック(block)1900がデータ処理システム300を初期化 する。この初期化の一環として、例えば、デスクトップ(desktop)がデータ処理 システム300のディスプレイ(display)端末304のモニタ(monitor)の映像スクリー ン(screen)上に表される。ブロック1902がノートプログラム318を初期化する。 ノートプログラム318の初期化は、図20と関連づけてより十分に説明されるで あろう。 一旦、ブロック1902がノートプログラム318を初期化すると、データ処理シス テム300は、ブロック1904で図示されているように、コンピュータ(computer)の ユーザ(user)によって選ばれるべき事象を待つ。もし、ブロック1906が、データ 処理システム300によって処理されるべき選ばれた事象がノートプログラム 事象でない(すなわち、ノートプログラム318によって実行されるべき事象でな い)と決定した場合には、ブロック1908で示されるように、データ処理システム 300はその事象を処理する。もし、ブロック1910が、一つ若しくはそれ以上のア プリケーション・プログラム(application program)316に従って事象を処理した 結果、ノートプログラム318によって事象を更に処理することが必要であると決 定した場合には、ブロック1912がその事象を更に処理する。このブロック1912は 、図35で更に詳細が示されている。 もし、ブロック1906が、処理されるべき事象がノートプログラム事象であると 決定した場合には、ブロック1914は、そのノートプログラム事象を、図21に関 連づけてより十分に説明されている方法で処理する。もし、ブロック1910が、ノ ートプログラム318による更なる処理は必要でないと決定した場合、または、ブ ロック1908によって処理された事象をブロック1912が更に処理した後、または、 ブロック1914がノートプログラム事象を処理した後は、図19に示されたプログ ラムは、次の事象を得て処理するために、ブロック1904に戻る。 図20は、図19のブロック1902によって実行されるルーチン(routine)を示 している。この図20に示されるように、ブロック2000は、映像表示メモリ(mem ory)内において、例えばノートディスペンサ(note dispenser)200のようなノー トディスペンサをロード(load)し、ブロック2002が、映像表示メモリ内に蓄え られているノートディスペンサを、ディスプレイ端末304のモニタによって表示 されたデスクトップ上に表示させる。次に、ブロック2004が、以前にノートプロ グラム318により作成されてオペレーティングシステムレベル(operating system level)で映像表示メモリ内に蓄えられていたいずれかのデスクトップノート( すなわち、デスクトップに添付されたノート(note))をロードし、そして、ブロ ック2006は、これらデスクトップノートがディスプレイ端末304のモニタによっ て表示されるようにする。データ処理システム300は、図19に示されたブロッ ク1904に戻る。 図21は、図19のブロック1914にしたがって、ノートプログラム事象がどの ように処理されるかを示している。この図21に示されるように、ブロック21 02は、データ処理システム300のカーソル(cursor)が、ディスプレイ端末304のモ ニタによって表示されているときに、ノート上にあるかどうかを決定する。もし 、ブロック2102が、カーソルが例えばノート100のようなノート上にあると決定 した場合には、カーソルのキャラクタ(character)を妥当なように変更するた めに、データ処理システム300によってサブルーチン(subroutine)A1が実行さ れる。このサブルーチンA1は図22に示されている。 ブロック2104は、例えば、変更されたカーソルが、それがデスクトップ・ノー トディスペンサ上にある間は活性化されているかどうかを決定することなどによ り、デスクトップ・ノートディスペンサ事象がコンピュータのユーザによって選 択されているかどうかを決定する。もし、ブロック2104が、例えばノートディス ペンサ200のような、デスクトップ・ノートディスペンサに関連した事象が処理 されるべきであると決定した場合には、データ処理システム300によってサブル ーチンA2が実行される。このサブルーチンA2は図23に示されている。 ブロック2106は、例えば、変更されたカーソルがノート上にある間は活性化さ れているかどうかを決定することなどにより、ノート事象がコンピュータのユー ザによって選択されているかどうかを決定する。もし、ノート事象が選択されて いる場合には、データ処理システム300によってサブルーチンA3が実行される 。このサブルーチンA3は図30に示されている。 ブロック2108は、タイトルバー(title bar)・ノートディスペンサ事象がコン ピュータのユーザによって選択されているかどうかを決定する。もし、タイトル バー・ノートディスペンサ事象が選択されている場合には、データ処理システム 300によってサブルーチンA4が実行される。このサブルーチンA4は図34に 示されている。 もし、データ処理システム300のカーソルがノート上にない場合、又はデスク トップ・ノートディスペンサ事象がコンピュータのユーザによって選択されてい ない場合、又はノート事象がコンピュータのユーザによって選択されていない場 合、又はタイトルバー・ノートディスペンサ事象がコンピュータのユーザによっ て選択されていない場合、又はふさわしいサブルーチンA1,A2,A3又はA4 の実行の後には、プログラムは、図19に示されたブロック1904に戻る。 図21のブロック2102によって決定されるようにカーソルがノート上に運ばれ たとき、カーソルのキャラクタ(例えば外観)が、図22に示されるサブルーチ ンA1にしたがって変更される。図22においては、ブロック2200が、例えばノ ート100の覚書領域106のような、ノートの覚書領域上にカーソルがあるかどうか を決定する。もし、そうであれば、ブロック2202が、カーソルをデータエントリ ー(data entry)・カーソルに変更する。データエントリー・カーソルが覚書領域 上にある間カーソルを活性化することにより、そして、例えばキーボード(keybo ard)のような適切な入力装置を操作することにより、データがコンピュータのユ ーザにより入力されることができる。 ブロック2204は、カーソルがノートのグラブ(grab)領域上にあるかどうかを決 定する。もし、カーソルがノートのグラブ領域上にある場合には、ブロック2206 が、カーソルを移動カーソルに変更し、その結果、もしカーソルが活性化されれ ば、カーソルの下のノートが位置を再設定され得る。 ブロック2208は、カーソルがノートのオプション(option)領域上にあるかどう かを決定する。もし、カーソルがオプション領域上にある場合には、ブロック22 10が、カーソルを(どんな所望の外観をも有することができる)オプション選択 カーソルに変更し、その結果、もしカーソルが活性化されればオプションが表示 され、そして、コンピュータのユーザが表示されたオプションの一つを選択でき るようになる。 ブロック2212は、カーソルが、ノートの他の制御領域がもしあればその上にあ るかどうかを決定する。もし、カーソルがノートの他の制御領域上にある場合に は、ブロック2214が、カーソルを(どんな所望の外観をも有することができる) 制御カーソルに変更する。 ブロック2002,2206,2210及び2214の操作の後、又は、もし、カーソルが、ノー トの覚書領域、グラブ領域、オプション領域あるいは他の制御領域上にない場合 には、プログラムは、図19のブロック1904に戻る。 もし、図21のブロック2104がデスクトップ・ノートディスペンサに関連した 事象が処理されるべきであると決定して、サブルーチンA2が入れられる場合に は、ブロック2300は、ノートディスペンサ200のグラブ領域204のようなグラブ領 域が、例えば、マウスカーソルがグラブ領域上にある間にマウス(mouse)をクリ ックすること(clicking)などにより、コンピュータのユーザによって選択されて いるかどうかを決定する。もし、グラブ領域が選択されている場合には、ブロッ ク2302が、デスクトップ・ノートディスペンサをコンピュータのユーザによって 定められた箇所に位置させる。ブロック2302は、図24により詳しく示されてい る。 ブロック2304は、ノートディスペンサ200のノート分与領域202のようなノート 分与領域が、例えば、マウスカーソルがノート分与領域上にある間にマウスをク リックすることなどにより、コンピュータのユーザによって選択されているかど うかを決定する。もし、コンピュータのユーザによってノート分与領域が選択さ れている場合には、ブロック2306が、ノートを分与する。ブロック2306は、図2 5により詳しく示されている。 ブロック2308は、ノートディスペンサ200のオプション領域206のようなオプシ ョン領域が、コンピュータのユーザによって選択されているかどうかを決定する 。もし、コンピュータのユーザによってオプション領域が選択されている場合に は、ブロック2310が、コンピュータのユーザによって決められたようにオプショ ンを選択する。ブロック2310は、図29により詳しく示されている。ブロック23 02がデスクトップ・ノートディスペンサを位置決めした後、又はブロック2306が デスクトップ・ノートディスペンサからノートを分与した後、又はブロック2310 がデスクトップ・ノートディスペンサからオプションを選択した後、又はノート ディスペンサのグラブ領域がコンピュータのユーザによって選択されていない場 合、又はノートディスペンサのノート分与領域がコンピュータのユーザによって 選択されていない場合、又はノートディスペンサのオプション領域がコンピュー タのユーザによって選択されていない場合には、プログラムは、図19に示され たブロック1904に戻る。 図23のディスペンサ位置決めのブロック2302は、図24により詳しく示され ている。図24に示されるように、ブロック2400は、例えば、データ処理システ ム300のマウスによるカーソルの動きに基づいて、デスクトップ・ノートディス ペンサのための新しい添付場所を選択する。もし、ブロック2402が、ブロック24 00によって選択されたとき、新しい添付場所が適法な添付場所であると決定した 場合には、ブロック2404が、デスクトップ・ノートディスペンサを今現在の添付 場所から除去し、そして、ブロック2406が、デスクトップ・ノートディスペンサ を新しい添付場所に表示する。ブロック2408は、デスクトップ・ノートディスペ ンサを新しい添付場所でストアー(store:記憶)する。 しかしながら、もし、ブロック2402によって決定されたとき、新しい添付場所 が適法な添付場所でない場合には、ブロック2410は、選択された新しい添付場所 が適法な添付場所でないことを示す表示もしくは他の指示が、コンピュータのユ ーザに与えられるようにする。 ブロック2408がデスクトップ・ノートディスペンサをその新しい添付場所にス トアーした後、又は、ブロック2410が、選択された新しい添付場所が適法な添付 場所でないことを示す表示もしくは他の指示が、コンピュータのユーザに与えら れるようにした後には、プログラムは、図19に示されたブロック1904に戻る。 図23のノート分与のブロック2306は、図25により詳しく示されている。図 25に示されるように、ブロック2500は、ノートがデスクトップ・ノートディス ペンサから分与されているかどうかを決定する。もし、ノートがデスクトップ・ ノートディスペンサから分与されていない場合には、ブロック2502は、ノートが タイトルバー・ノートディスペンサのノート分与領域から分与されているかどう かを決定する。もし、ノートが、デスクトップ・ノートディスペンサからもタイ トルバー・ノートディスペンサのノート分与領域からも分与されていないのであ れば、ノートは、例えばタイトルバー・ノートディスペンサのオプション領域の ノート分与オプションによるように、他の手段によって分与されたにちがいない 。 デスクトップ又はタイトルバー上のノートディスペンサ以外の手段によって分 与されるノートは、当該ノートがそこから分与されるウインドウ(window)に、そ して、ノートプログラム318によって又はコンピュータのユーザによって決めら れ得る添付場所で分与される。したがって、ブロック2504は、当初、このノート を当該ノートがそこから分与されたウインドウに添付する。それから、ノートは 、もし望まれれば、上記初期の添付場所から移動させることができる。 もし、ノートが、ブロック2500で決定されたときに、デスクトップ・ノートデ ィスペンサから分与されている場合、又は、ノートが、ブロック2502で決定され たときに、タイトルバー・ノートディスペンサから分与されている場合には、図 26により詳しく示されているが、ブロック2506が、(i)分与されたノートが コンピュータのユーザによって移動させられるにつれて表示された層を適切に抜 き出し、(ii)ノートが潜在的に添付されるべき場所を決め、(iii)この可能 性ある添付場所が正当な添付場所であるかどうかを決定し、(iv)正当な添付場 所が、例えばアプリケーション・プログラム又はオペレーティング・システムの ような、ノートプログラム318に従ったプログラムに関係しているかどうかを決 定し、そして、(v)それに応じて場所フラグ(flag)をセットする。ブロック 2508は、場所フラグが、潜在的な添付場所が適法であるか許容されないものであ るかのどちらを示すかを決定する。 もし、ブロック2508が、場所フラグは、ノートディスペンサから分与されたノ ートに対する可能性ある添付場所が適法であることを示していると決定した場合 、又は、もし、ブロック2504が、そこから新しいノートが分与されたウインドウ に新しいノートを添付する場合には、ブロック2510は、図1のノート100で示さ れるように、外形線と領域を形成することによってノートを作成する。ブロック 2512は、図27により詳しく示されるように、ノートを適法な添付場所に添付す る。ブロック2514は、図28により詳しく示されるように、添付されたノートの 内容を編集する。 もし、ブロック2508が、場所フラグは可能性ある添付場所が許容できないもの であることを示していると決定した場合、又は、ブロック2514が適法な添付 場所に添付されたノートの内容を編集した後は、プログラムは図19に示された ブロック1904に戻る。 図25の添付ブロック2506は、図26により詳しく示されている。この図26 に示されるように、図47において更に詳しく示されるが、ブロック2600は、分 与された(又は位置が再設定された)ノートがコンピュータのユーザによって添 付場所へ移動させられるにつれて、ディスプレイ端末304のモニタによって表示 されている層を適切に抜き出す。このように、分与されたノートがコンピュータ のユーザによって移動させられている間、ブロック2600は表示されている今現在 の層を抜き出し続け、その結果、以前に選択されていた如何なるノートも、以前 に選択されていたノートの上方にあり、そして、さもなければ以前に選択されて いたノートを見えにくくするであろう層の部分をカットアウト(cut out)し続け る。また、コンピュータのユーザがデータ処理システム300のカーソルの使用に より、分与されたノートを移動させている間、ブロック2602は、カーソルが正当 な潜在的添付場所の上にあるか、無効な潜在的添付場所の上にあるかを決定する 。無効な潜在的添付場所は、例えば、非追従的なプログラム(すなわち、ノート プログラム318に従っていないプログラム)の制御下にある、例えばウインドウ のような区域、又は、追従的なプログラム(すなわち、ノートプログラム318に 従っているプログラム)の制御下にある、例えばウインドウのような区域の無効 な部分、又は、移動させられているノートの添付層オプションを使用することに よってコンピュータのユーザにより指定されているような添付層ではない層であ るかも知れない。 もし、カーソルが無効な潜在的添付場所の上にある場合には、ブロック2604は 、潜在的な添付場所が無効な添付場所であることを、コンピュータのユーザに示 す。例えば、ブロック2604は、図7に示されたシンボル(symbol)710のようなシ ンボルが、コンピュータのユーザに潜在的な添付場所が無効であることを示すた めに、コンピュータのユーザに表示されるようにしてもよい。 一方、もし、カーソルが正当な潜在的添付場所の上にある場合には、ブロック 2606は、潜在的な添付場所が正当な潜在的添付場所であることを、コンピュー タのユーザに示す。例えば、コンピュータのユーザに場所が無効な潜在的添付場 所であることを示すシンボルを表示する代わりに、ブロック2306は、コンピュー タのユーザに潜在的な添付場所が正当であることを示すために、ノートの輪郭線 がコンピュータのユーザに表示されるようにしてもよい。 ブロック2604がカーソルは無効な潜在的添付場所上にあることを示した後、又 はブロック2606がカーソルは正当な潜在的添付場所上にあることを示した後、ブ ロック2608は、例えば、コンピュータのユーザがマウスの制御ボタン(button)を 解除したかどうかを決定することにより、コンピュータのユーザが、潜在的な添 付場所を添付場所として選択したかどうかを決定する。もし、ブロック2608が、 添付場所はまだコンピュータのユーザによって選択されていないと決定した場合 には、ルーチン(routine)はブロック2600に戻り、その結果、ブロック2600,26 02,2604及び2606が、ノートが移動状態にある間、その機能を実行し続ける。 ブロック2608が、潜在的な添付場所がコンピュータのユーザによって添付場所 として選択されたことを決定したときは、ブロック2610は選択された添付場所が 正当な添付場所であるかどうかを決定する。もし、選択された添付場所が正当な 添付場所でない場合には、ブロック2612は、場所フラグを、潜在的な添付場所が 正当な添付場所でないことを示すヌル(null:空)にセット(set)する。もし、そ の代わりに、ブロック2610が、選択された添付場所が正当な添付場所であると決 定した場合には、場所フラグはヌルにセットされない。ブロック2612が場所フラ グをヌルにセットした後、又は、ブロック2610が、選択された添付場所が正当な 添付場所であると決定した結果、場所フラグがヌルにセットされない場合には、 プログラムは、上で議論されたように、場所フラグがヌルにセットされたかどう かを決定するブロック2508に戻る。 図25のノート添付ブロック2512は、図27により詳しく示されている。この 図27に示すように、ブロック2700は添付場所がデスクトップ上であるかどうか を決定する。もし、添付場所がデスクトップ上であれば、ブロック2702はノート がオペレーティングシステムのレベルで記憶されるようにする。 ブロック2702がデスクトップに添付されるべきノートに関するノート情報を記 憶した後、又は、もし、ブロック2700が新しい添付場所はデスクトップではない と決定した場合には、ブロック2704はインデックス(index)に適正なノート情報 を追加する。このインデックスは、図48に関連してより十分に議論される。ブ ロック2706は、コンピュータのユーザが新しいノートを作成しているかどうか、 もしくは、例えば、現在のノートが新しい添付場所に移動させられてしまったか どうかを決定する。もし、コンピュータのユーザが新しいノートを作成している 場合には、ブロック2708は、選択された添付場所がアクティブ(active)添付場 所かどうかを決定する。もし、ブロック2706で決定されたように、新しいノート が作成されるならば、しかも、もし、ブロック2708で決定されたとき、この新し く作成されたノートのための添付場所がアクティブでないならば、ブロック2710 は添付場所をアクティブにする。 もし、ブロック2706が、新しいノートは作成されていないこと、例えば、ノー トが古い添付場所から新しい添付場所へ移動されていると決定した場合には、ブ ロック2712は、新しい添付場所がアクティブであるかどうかを決定する。もし、 新しい添付場所がアクティブでないならば、ブロック2714がノートをインアクテ ィブ(inactive)にする。このように、インアクティブな添付場所へ移動させられ たノートはインアクティブにされる。 もし、ブロック2706で決定されたとき、新しいノートが作成される場合、そし て、もし、ブロック2708で決定されたとき、この新しく作成されたノートのため の添付場所がアクティブでない場合、そして、ブロック2710が添付場所をアクテ ィブにした後は、又は、もし、ブロック2706で決定されたとき、新しいノートが 作成される場合、及び、もし、ブロック2708で決定されたとき、この新しく作成 されたノートのための添付場所が既にアクティブである場合は、又は、もし、ブ ロック2706で決定されたとき、新しいノートが作成されていない場合、及び、も し、ブロック2712が、新しい添付場所がアクティブであると決定した場合には、 ブロック2716は、ノートをアクティブにする。ブロック2716がノートをアクティ ブにした後、又は、ブロック2714がノートをインアクティブにし た後、ブロック2718は新しい添付場所にノートを表示し、そして、ブロック2720 は、新しい添付場所を制御するアプリケーション・プログラムに、添付の変更が 生じたことを適切に知らせる。すなわち、新しい添付場所を制御するアプリケー ション・プログラムは、新しいノートが作成されて新しい添付場所に添付された ことか、あるいは、現在のノートが古い添付場所から新しい添付場所へ移動させ られたことのいずれかを知らされる。従って、新しい添付場所へ添付される。ブ ロック2720がアプリケーション・プログラムに変更があったことを適正に知らせ た後、プログラムは図25のブロック2514へ戻る。 ノートは、ウインドウへ、デスクトップへ、一般に文書へ、例えば、文字、単 語、文章、文節、絵図、セル(cell)、ページ(page)、映像、映像フレーム(fra me)、映像セグメント(segment)、音、その他同様の対象物に添付することができ る。もし、ノートがある対象物に添付された場合には、特に強調するもの、指示 体あるいは同様のものが、ノートが添付された対象物を示すために用いられるか も知れない。 図25のノート内容編集ブロック2514は図28により詳しく示されている。こ の図28に示すように、ブロック2800は、コンピュータのユーザが現在のノート の内容を更新すること、あるいは新しく作成されたノートにデータを挿入するこ とを許容する。一つの例として、編集もしくはデータエントリー・カーソルがノ ート内に現れるかも知れない。コンピュータのユーザは、ノート内においてデー タエントリー・カーソルの箇所で、新しいデータを入れ、あるいは現在のノート を編集するために、キーボード若しくは他の手法を用いることができる。 もし、ノートが、ブロック2802で決定されたときにデスクトップに添付されて いる場合には、ブロック2804は、データがノートの内容に追加されたとき、ある いはノート内の現在の内容が編集されたとき、最新の内容が直ちに(すなわち、 コンピュータのユーザからの特別な保存の指示なしに)蓄ええられるようにする 。一方、もし、ノートが、ブロック2802で決定されたときにデスクトップに添付 されていない場合には、ブロック2806は、アプリケーション・プログラムに更新 されたデータを適切に伝える。ノートプログラム318とアプリケーショ ン・プログラムのどちらかは、更新された内容の保存に対して責任を負うことが できる。更新された内容がデスクトップに添付されたノートのためにブロック28 04によって蓄えられた後、又は、ブロック2806が更新された内容をアプリケーシ ョン・プログラムに適切に伝えた後、プログラムは図19のブロック1904に戻る 。 図23のオプション選択ブロック2310は、図29により詳しく示されている。 この図29に示されるように、ブロック2900は、例えばノートディスペンサ200 のオプション領域206のような、何れかの現在のオプション領域に関連したオプ ションを得る。ブロック2902は、そのオプションが表示されるようにし、そして 、ブロック2904は、コンピュータのユーザにブロック2902で表示されたオプショ ンからあるオプションを選択することを許容する。ブロック2906は、ブロック29 04でコンピュータのユーザによって選択されたオプションを実行する。システム は図19のブロック1904に戻る。 もし、図21のブロック2106が、ノート内の事象がコンピュータのユーザによ って選択されたと決定した結果、サブルーチンA3が入れられる場合には、ブロ ック3000は、例えばノート100のグラブ領域102のようなノートのグラブ領域上に あるカーソルが、活性化されたかどうかを決定する。もし、そうであれば、その 詳細は図31に示されているが、ブロック3002はこのノートが位置の再設定をさ れるようにする。ブロック3004は、カーソルが活性化されたときに、カーソルが 例えばノート100の覚書領域106のようなノートの覚書領域上にあるかどうかを決 定する。もし、カーソルが活性化されたときに、カーソルがノートの覚書領域上 にあれば、その詳細は図28に示されているが、ブロック3006はこのノートの内 容を編集する。 ブロック3008は、カーソルが活性化されたときに、カーソルが例えばノート10 0のオプション領域104のようなノートのオプション領域上にあるかどうかを決定 する。もし、そうであれば、その詳細は図29に示されているが、ブロック3010 はオプションを選択する。 ブロック3012は、カーソルが活性化されたときに、カーソルが例えばノート1 00のサイズ(size)制御領域108のようなサイズ制御領域上にあるかどうかを決定 する。もし、そうであれば、その詳細は図33に示されているが、ブロック3014 はノートの大きさを再設定する。 ここで説明したように、もし、ノートが選択された場合には、そのノート上の 層にあってさもなければノートを不明瞭にしたであろうアイテム(item)は、ノー トを見えるようにするためにカットアウト(cut out)される。もし、ノートが選 択されなかった場合には、そのノート上の層にあってノートを不明瞭にするアイ テムは、ノートを見えるようにするためにカットアウトされることはない。もし 、ノートが操作され且つ選択された場合には、その操作され且つ選択されたノー ト上の層にあって、さもなければその操作され且つ選択されたノートを不明瞭に したであろうアイテムは、その操作され且つ選択されたノートを見えるようにす るためにカットアウトされる。 こうして、ブロック3002がノートの位置を再設定した後で、もしノートが選択 された場合、又は、ブロック3006がノートの内容を編集した後で、もしノートが 選択された場合、又は、ブロック3010がオプションを選択した後でノートが選択 された場合、又は、ブロック3014がノートの大きさを再設定した後で、もしノー トが選択された場合、又は、ブロック3016が、ノートがたとえ操作されなくても 選択されたと決定した場合には、ブロック3018は、図47にその詳細が示されて いるが、表示端末304のモニタで表示されている層を適切に抜き出す。すなわち 、ノートがブロック3002で位置が再設定された後で、もしノートが選択された場 合には、ブロック3018は、その位置が再設定されそして選択されたノートが、位 置が再設定されたノートの上にあり、さもなければその位置が再設定されたノー トを不明瞭にしたであろう層をカットアウトするように、現在の層を抜き出し、 又は、ノートがブロック3006で編集された(例えば、ノートの大きさが変更され た)後で、もしノートが選択された場合には、ブロック3018は、その編集されそ して選択されたノートが、編集されたノートの上にあり、さもなければその編集 されたノートを不明瞭にしたであろう層をカットアウトするように、現在の層を 抜き出し、又は、ブロック3010でノートのオプションが 選択された(例えば、ノートの大きさが変更され、若しくは新しいノートが分与 された)後で、もしノートが選択された場合には、ブロック3018は、この選択さ れたノートが、ノートの上にあり、さもなければそのノートを不明瞭にしたであ ろう層をカットアウトするように、現在の層を抜き出し、又は、ノートがブロッ ク3014で大きさが再設定された後で、もしノートが選択された場合には、ブロッ ク3018は、その大きさが再設定されそして選択されたノートが、大きさが再設定 されたノートの上にあり、さもなければその大きさが再設定されたノートを不明 瞭にしたであろう層をカットアウトするように、現在の層を抜き出し、又は、ブ ロック3016で決定されたときノートが選択された後、ブロック3018は、この選択 されたノートが、選択されたノートの上にあり、さもなければその選択されたノ ートを不明瞭にしたであろう層をカットアウトするように、現在の層を抜き出す 。 もし、カーソルが活性化されたときカーソルがノートのグラブ領域上にない場 合、又は、カーソルが活性化されたときカーソルがノートの覚書領域上にない場 合、又は、カーソルが活性化されたときカーソルがノートのオプション領域上に ない場合、又は、カーソルが活性化されたときカーソルがノートのサイズ制御領 域上にない場合、又は、ノートが選択されていない場合、又は、ブロック3018に よって層が適切に抜き出された後は、プログラムは図19のブロック1904に戻る 。 図30のノート位置再設定ブロック3002は、図31により詳しく示されている 。この図31に示すように、ブロック3100は図26に示されたサブルーチンが実 行されるようにする。ブロック3102は、場所フラグがヌルにセットされているか どうかを決定する。もし、場所フラグがヌルにセットされていない場合には、ブ ロック3104はノートが古い添付場所から除去されるようにし、そして、ブロック 3106が、ノートを新しい添付場所に添付するために、図27に示されるサブルー チンが実行されるようにする。ブロック3104は図32により詳しく示されている 。もし、ブロック3102が場所フラグはヌルにセットいると決定した場合、又は、 ブロック3106がノートを新しい添付場所に添付されるようにし た後には、プログラムは図30のブロック3018に戻る。 図31の添付除去ブロック3104は、図32により詳しく示されている。この図 32に示すように、ブロック3200は、ノートインデックスからノート情報を除去 する。ブロック3202は、現在の表示から、すなわちノートの古い添付場所から、 ノートを除去する。ブロック3204は、古い添付場所がデスクトップであるかどう かを決定する。もし、古い添付場所がデスクトップであれば、ブロック3206は、 オペレーティングシステム・レベルでノート内に包含された情報もまたメモリか ら除去されるようにする。一方、もし、古い添付場所がデスクトップではない場 合には、ブロック3208は、古い添付場所を制御しているアプリケーション・プロ グラムに古い添付場所でのノートに関連する情報を除去することを伝える。ブロ ック3206が古い添付場所から除去されているデスクトップノートの情報をメモリ から除去した後、又は、ブロック3208が古い添付場所を制御しているアプリケー ション・プログラムに伝えた後、プログラムは図31のブロック3106に戻る。 図30のノートサイズ再設定ブロック3014は図33により詳しく示されている 。この図33に示すように、ブロック3300は、ノートのための新しいサイズを得 る。例えば、もし、図1に示されたノート100のサイズ制御領域108がノートのサ イズを再設定するのに用いられるのであれば、カーソルがサイズ制御領域108へ 移動させられる。カーソルは活性化され移動させられる。カーソルが移動させら れるにつれて、ノートの輪郭はノートのサイズの変化を示すために変化する。 その後、ブロック3302が、コンピュータのユーザによって選択されたとおりの 新しいサイズのために、ノートが、例えばそれが添付されているウインドウを外 れるように、その添付を外れることになるかどうかを決定する。例えば、図11 に示されるように、もし、ノート1112のサイズが、さもなければそれが添付され ているウインドウ1116から完全に引き外すであろう方向について小さく設定され ている場合には、ブロック3304はノートがウインドウに添付されている状態が保 たれるように、サイズの再設定を制限する。一方、もし、ノートの新し いサイズが、ブロック3302で決定されたときに、ノートがその添付を外れること を要しない場合には、ブロック3306は、新しいサイズがノートの最小許容サイズ よりも小さいかどうかを決定する。もし、新しいサイズがノートの最小許容サイ ズよりも小さい場合には、ブロック3308は、ノートのサイズをその最小許容サイ ズに設定する。最小許容サイズは、ユーザの選択可能であるかも知れず、あるい はそうでないかも知れず、あるいは全く設けられないかも知れない。 もし、新しいサイズが、ブロック3306で決定されたときに、最小許容サイズよ りも小さくない場合には、ブロック3310は新しいサイズが最大許容サイズよりも 大きいかどうかを決定する。もし、新しいサイズがノートの最大許容サイズより も大きい場合には、ブロック3312は、ノートのサイズをその最大許容サイズに設 定する。最大許容サイズは、ユーザの選択可能であるかも知れず、あるいはそう でないかも知れず、あるいは全く設けられないかも知れない。 ノートがその添付を保たれるようにブロック3304がサイズを設定した後、又は 、ブロック3308がノートのサイズを最小許容サイズに設定した後、又は、ブロッ ク3312がノートのサイズを最大許容サイズに設定した後は、ブロック3314が、コ ンピュータのユーザによって選択されたとおりのノートのサイズが不適切である ことをコンピュータのユーザに示す。例えば、ノートは影を付けることができ、 ノートは色を変えることができ、あるいは、ノートプログラム318が、コンピュ ータのユーザが不適法な操作を試みたことに気づくように、許容できない方法で の輪郭の変更を単に拒絶することもできる。 ブロック3314が選択されたノートのサイズが不適切であることを表示した後、 又は、ブロック3310がノートの新しいサイズはノートに対する最大許容サイズよ りも大きくないと決定した場合には、ブロック3316は、ノートのサイズがコンピ ュータのユーザによって選択されたかどうかを決定する。例えば、もし、ノート 100のサイズ制御領域108がマウスの制御下にあるカーソルによって操作されてい る場合には、サイズはマウスのボタンが解除されたときに選択される。もし、ブ ロック3316が、ノートのサイズが選択されていないと決定した場合には、図33 に示すルーチンは、ノートサイズの再設定が継続されるようにブロック33 00に戻る。もし、ブロック3316が、ノートのサイズが選択されたと決定した場合 には、ブロック3318は、添付(例えばウインドウ)を制御しているプログラムに ノートの新しいサイズを適切に伝える。その後、プログラムは図30のブロック 3018に戻る。 もし、図21のブロック2108が、コンピュータのユーザによってタイトルバー ・ノートディスペンサ内の事象が選択されていることが決定されている場合には 、図34に示されたサブルーチンA4が入れられる。このサブルーチンA4のブ ロック3400は、求められている事象がタイトルバー・ノートディスペンサの分与 領域内にあるかどうかを決定する。もし、タイトルバー・ノートディスペンサ内 の分与領域が選択されている場合には、図25に示されるように、ブロック3402 がノートを分与する。もし、タイトルバー・ノートディスペンサ内の分与領域が 選択されていない場合には、ブロック3404がタイトルバー・オプションを得ると ともに、ブロック3406がこれらのオプションを表示し、そして、ブロック3408が コンピュータのユーザによって選ばれたとおりにオプションを選択する。ブロッ ク3410は、選択されたオプションがノート作成オプションであるかどうかを決定 する。もし、そうであれば、ブロック3402がノートを分与する。もし、選択され たオプションがノート作成オプションでないならば、ブロック3412は、選択され たオプションを実行する。ブロック3402がノートを分与した後、又は、ブロック 3412が選択されたオプションを実行した後は、プログラムは図19のブロック19 04に戻る。 図35は、ブロック1908によって処理された事象をブロック1912がどのように 更に処理するかを示している。この図35に示されるように、ブロック3500は、 アプリケーション・プログラム316の一つがスタート、すなわち丁度入れられた 、かどうかを決定する。もし、ブロック3500がアプリケーション・プログラムが 丁度スタートしたばかりであると決定した場合には、アプリケーション・プログ ラムがノートプログラム318に従っているかいないかを登録するために、サブル ーチンC1がデータ処理システム300によって実行される。このサブルーチンC 1は図36に示されている。 ブロック3502はウインドウが移動させられたかどうかを決定する。もし、ブロ ック3502がウインドウが移動させられたと決定した場合には、サブルーチンC2 がデータ処理システム300によって実行される。このサブルーチンC2は図37 に示されている。 ブロック3504は、アプリケーション・プログラム316の一つ又はオペレーティ ング・システム314の実行の結果、ウインドウが開かれたばかりかどうかを決定 する。もし、ブロック3504がウインドウが丁度開かれたかばかりであると決定し た場合には、サブルーチンC3がデータ処理システム300によって実行される。 このサブルーチンC3は図38に示されている。 ブロック3506はウインドウが選択された、すなわちアクティブにされた、かど うかを決定する。もし、ブロック3506がウインドウは選択されたと決定した場合 には、サブルーチンC4がデータ処理システム300によって実行される。このサ ブルーチンC4は図39に示されている。 ブロック3508はウインドウが非選択にされた、すなわち非アクティブにされた 、かどうかを決定する。もし、ブロック3508がウインドウは非選択にされたと決 定した場合には、サブルーチンC5がデータ処理システム300によって実行され る。このサブルーチンC5は図40に示されている。 ブロック3510はウインドウが閉じられたかどうかを決定する。もし、ブロック 3510がウインドウは閉じられたと決定した場合には、サブルーチンC6がデータ 処理システム300によって実行される。このサブルーチンC6は図41に示され ている。 ブロック3512はウインドウの内容が保存されているかどうかを決定する。例え ば、コンピュータのユーザは保存オプションを選択することができる。もし、ブ ロック3512がウインドウの内容は保存されていると決定した場合には、サブルー チンC7がデータ処理システム300によって実行される。このサブルーチンC7 は図42に示されている。 ブロック3514はコンピュータのユーザによってウインドウのサイズが再設定さ れたかどうかを決定する。もし、ウインドウのサイズが再設定されている場合 には、サブルーチンC8がデータ処理システム300によって実行される。このサ ブルーチンC8は図43に示されている。 ブロック3516はウインドウ内の対象がコンピュータのユーザによって移動させ られているかどうかを決定する。もし、ブロック3516がウインドウ内の対象はコ ンピュータのユーザによって移動させられていると決定した場合には、サブルー チンC9がデータ処理システム300によって実行される。このサブルーチンC9 は図45に示されている。 ブロック3518はウインドウがコンピュータのユーザによってスクロールされて いるかどうかを決定する。もし、ブロック3518がウインドウはコンピュータのユ ーザによってスクロールされていると決定した場合には、サブルーチンC10が データ処理システム300によって実行される。このサブルーチンC10は図46 に示されている。 もしアプリケーション・プログラムがスタートしたばかりでなかった場合、又 は、ウインドウが移動させられていなかった場合、又は、ウインドウが開かれた ばかりでなかった場合、又は、もしウインドウが選択されていなかった場合、又 は、もしウインドウが非選択でなかった場合、又は、もしウインドウが閉じられ ていなかった場合、又は、もしウインドウの内容が保存されていない場合、又は 、もしウインドウがコンピュータのユーザによってサイズの再設定がされていな かった場合、又は、もしウインドウ内の対象がコンピュータのユーザによって移 動させられていない場合、又は、もしウインドウがコンピュータのユーザによっ てスクロールされていない場合には、又は、適切なサブルーチンC1,C2,C 3,C4,C5,C6,C7,C8,C9若しくはC10の実行の後は、プログ ラムは図19のブロック1904に戻る。 もし、ブロック3500が、アプリケーション・プログラムが丁度スタートしたば かりであると決定した結果、図36に示されたサブルーチンC1が入れられる場 合には、ブロック3600は、スタートしたばかりのアプリケーション・プログラム がノートプログラム318に従っているかどうかを決定する。事実上、ブロック360 0は、スタートしたばかりのアプリケーション・プログラムとノートプロ グラム318との間にインターフェイスがあるかどうかを決定する。 もし、ブロック3600が、スタートしたばかりのアプリケーション・プログラム がノートプログラム318に従っていると決定した場合には、ブロック3602は、ス タートしたばかりのアプリケーション・プログラムがノートプログラム318に従 っているという事実を登録する。例えば、フラグが、アプリケーション・プログ ラムがノートプログラム318に従っていることを示してセットされるかも知れな い。一方、もし、ブロック3600が、スタートしたばかりのアプリケーション・プ ログラムがノートプログラム318に従っていないと決定した場合には、ブロック3 604は、始まったばかりのアプリケーション・プログラムがノートプログラム318 に従っていないという事実を登録する。例えば、フラグが、アプリケーション・ プログラムがノートプログラム318に従っていないことを示してセットされるか も知れない。ブロック3602が、スタートしたばかりのアプリケーション・プログ ラムがノートプログラム318に従っていることを登録した後、又は、ブロック360 4が、スタートしたばかりのアプリケーション・プログラムがノートプログラム3 18に従っていないことを登録した後は、サブルーチンC1は図19のブロック19 04に戻る。 ブロック3502が、ウインドウが移動させられたと決定して、図37に示される サブルーチンC2が入れられる場合には、ブロック3700は、移動させられている ウインドウに添付されたノートがあるかどうかを決定する。もし、移動させられ ているウインドウに添付されたノートがある場合には、移動させられているウイ ンドウに対応したプログラムはノートプログラム318に従う必要がある。一方、 もし、移動させられているウインドウに添付されたノートがない場合には、移動 させられているウインドウに対応したプログラムはノートプログラム318に、従 っても良いし、従わなくても良い。 もし、ブロック3700が、移動させられたウインドウに添付されたノートがある と決定した場合には、ブロック3702は、移動させられたウインドウに添付されて オフセット(offset)されている、すなわち移動させられたウインドウの新しい位 置に移動させられた、ノートがあるかどうかを決定する。もし、そのようなノー トがある場合には、ブロック3704がオフセットされ続けているこれらのノートの 第1のものをウインドウの古い位置から取り除き、ブロック3706がこの第1のノ ートのための新しいコーディネート(coordinate)を決定する。この第1のノート の新しいコーディネートは、ウインドウがその新しい位置にあるときに、ウイン ドウに関係したこの第1のノートの初めの添付場所を維持するコーディネートで ある。 ブロック3708はこのノートが表示されるべきかどうかを決定する。例えば、ブ ロック3708は、ノートが隠されるべきか表示されるべきかを決定することができ る。もし、ブロック3708がこのノートが表示されるべきであると決定した場合に は、ブロック3710は、そのノートを新しい位置、すなわち、その新しいコーディ ネート、で表示する。ブロック3710がノートをその新しい位置で表示した後、又 は、もし、ブロック3708がこのノートは表示されるべきでないと決定した場合に は、サブルーチンC2は、ウインドウの新しい位置に移動させられるべく残って いるノートがまだあるかどうかを決定するために、ブロック3702に戻る。もしあ れば、ブロック3704−3710は、残っているノートの各々を上述のように処理する 。もし、ブロック3700が、移動させられたウインドウに添付されたノートがない と決定した場合、又は、ブロック3702が、移動させられたウインドウの新しい位 置に移動させられるべきノートがないと決定した場合には、サブルーチンC2は 図19に示されたブロック1904に戻る。 ウインドウがブロック3504で決定されたとおりに開かれていて、図38に示さ れたサブルーチンC3が入れられるとき、ブロック3800は、開かれたばかりのウ インドウに対応したアプリケーション・プログラムが、ノートプログラム318に 従っているかどうかを決定する。もし、このアプリケーション・プログラムが、 ノートプログラム318に従っている場合には、ブロック3802は、この特定 のウインドウがノートを受容し得るものであるかどうかを決定する。すなわち、 ノートプログラム318に従ったアプリケーション・プログラムに対応するウイン ドウは、そこに関係した無効な添付場所を有しているかも知れない。もし、ブロ ック3802が新しく開かれたウインドウはノートを受容できると決定した場合には 、ブロック3804はウインドウがノートプログラム318に従っていることを登録す る。それから、ブロック3806は、例えばノートディスペンサ513のようなノート ディスペンサを、新しく開かれたウインドウ内に配置する。もし、ブロック3800 が新しく開かれたウインドウに対応するアプリケーション・プログラムはノート プログラム318に従っていないと決定した場合、又は、もし、ブロック3802が、 たとえウインドウがノートプログラム318に従っているアプリケーション・プロ グラムに対応していても、特定のウインドウがノートに対して有効な添付場所に ないと決定した場合、又は、ブロック3806がノートディスペンサを新しく開かれ たウインドウ内に配置した後は、サブルーチンC3は図19に示されたブロック 1904に戻る。 もし、ブロック3506が、ウインドウが選択されたと決定して、図39に示され るサブルーチンC4が入れられる場合には、ブロック3900は、選択されたウイン ドウに添付されたノートがあるかどうかを決定する。もし、ブロック3900が選択 されたウインドウに添付されたノートがあると決定した場合には、ブロック3902 は、選択されたウインドウに添付された活性化されていないノートがあるかどう かを決定する。もし、活性化されていないノートがある場合には、ブロック3904 はこれら非活性的なノートの第1のものを活性化する。ブロック3902は活性化さ れていないノートがまだあるかどうかを決定する。もしそうであれば、ブロック 3904は非活性的なノートの他のものを活性化する。ブロック3902が全てのノート は活性化されたと決定したとき、又は、ブロック3900が選択されたウインドウに 添付されたノートはないと決定した場合には、サブルーチンC4は図19に示さ れたブロック1904に戻る。 もし、ブロック3508が、ウインドウが選択から外されたと決定して、図40に 示されるサブルーチンC5が入れられる場合には、ブロック4000は、選択か ら外されたウインドウに添付されたノートがあるかどうかを決定する。もし、選 択から外されたウインドウに添付されたノートがある場合には、ブロック4002は 、非活性化されなかった、すなわち非活性的にされた、ウインドウに添付された ノートがあるかどうかを決定する。まだ非活性化されていないノートがある場合 には、ブロック4004がこれらのノートの一つを非活性化する。それから、ブロッ ク4002は非活性化されていないノートがまだあるかどうかを決定する。もしそう であれば、ブロック4004が非活性化されていないノートの他のものを非活性化す る。ブロック4002が選択から外されたウインドウに添付された全てのノートは非 活性化されたと決定したとき、又は、もし、ブロック4000が、選択から外された ウインドウに添付されたノートはないと決定した場合には、サブルーチンC5は 図19に示されたブロック1904に戻る。 もし、ブロック3510が、ウインドウが閉じられていると決定して、図41に示 されるサブルーチンC6が入れられる場合には、ブロック4100は、閉じられたウ インドウに添付されたノートがあるかどうかを決定する。もし、閉じられたウイ ンドウに添付されたノートがある場合には、ブロック4102は、まだ表示されてい る閉じられたウインドウに添付されたノートがあるかどうかを決定する。もし、 ブロック4102が、まだ表示されている閉じられたウインドウに添付されたノート があると決定した場合には、ブロック4104がノートの一つを表示から取り除く。 それから、ブロック4102はまだ表示された閉じられたウインドウに添付されたノ ートが他にまだあるかどうかを決定する。もしそうであれば、ブロック4104がノ ートの他のものを表示から取り除く。ブロック4102が全てのノートは表示から取 り除かれたと決定したとき、又は、もし、ブロック4100が、閉じられたウインド ウに添付されたノートはないと決定した場合には、サブルーチンC6は図19に 示されたブロック1904に戻る。 もし、ブロック3512が、コンピュータのユーザによってウインドウの内容が保 存されていると決定した結果、図42に示されるサブルーチンC7が入れられる 場合には、ブロック4200は、このウインドウに添付されたノートがあるかどうか を決定する。もし、ブロック4200がこのウインドウに添付されたノートが あると決定した場合には、ブロック4202は、これらノートのいずれかが書き表さ れていない、すなわちメモリに保存されている、情報を含んでいるかどうかを決 定する。もし、ブロック4202が、まだ書き込まれていない情報を含んでいる添付 されたノートがあると決定した場合には、ブロック4204がこれら添付されたノー トの一つのためにノート情報を書き込む。その後、ブロック4202は書き込まれて いない情報を含んでいるノートが他にまだあるかどうかを決定する。もしそうで あれば、ブロック4204がノートの他のものの情報を書き込む。ブロック4202が全 ての添付されたノートに対する情報が書き込まれたと決定したとき、又は、もし 、ブロック4200が、その内容がコンピュータのユーザによって保存されているウ インドウに添付されたノートはないと決定した場合には、サブルーチンC7は図 19に示されたブロック1904に戻る。 もし、ブロック3514が、コンピュータのユーザによってウインドウのサイズが 再設定されていると決定した結果、図43に示されるサブルーチンC8が入れら れる場合には、ブロック4300は、このサイズが再設定されたウインドウに添付さ れたノートがあるかどうかを決定する。もし、このサイズが再設定されたウイン ドウに添付されたノートがある場合には、ブロック4302は、ブロック4304によっ てまだ処理されていないノートがあるかどうかを決定する。もし、ブロック4304 によってまだ処理されていない、サイズが再設定されたウインドウに添付された ノートがある場合には、ブロック4304が、まだ処理されるべきノートの一つを処 理する。このブロック4304は、図44に更に詳細が示されている。ブロック4304 によってノートが処理された後、ブロック4302は、ブロック4304によって処理さ れていないノートがまだあるかどうかを決定する。もしあれば、ブロック4304が これらノートの他のものを処理する。ブロック4302が全てのノートが処理された ことを決定したとき、又は、もし、ブロック4300が、サイズが再設定されたウイ ンドウに添付されたノートはないと決定した場合には、サブルーチンC8は図1 9に示されたブロック1904に戻る。 ノートは、図44に示された手順に従いブロック4304によって処理される。ブ ロック4400は、現在処理されているノートが隠されるべきかどうかを決定す る。もし、そのノートが隠されるべきでない場合には、ブロック4402は、今現在 処理されているノートの、例えば図1に示されたノート100のグラブ領域102のよ うなグラブ領域のいずれかの部分が、サイズの再設定をされたウインドウの可視 区域内にあるかどうかを決定する。もし、今現在処理されているノートのグラブ 領域のいずれかの部分がサイズの再設定をされたウインドウの可視区域内にある 場合には、ブロック4404は今現在処理されている全ノートを表示する。 一方、もし、今現在処理されているノートのグラブ領域のどの部分もサイズの 再設定をされたウインドウの可視区域内にない場合には、ブロック4406が、今現 在処理されているノートのいずれかの部分がサイズの再設定をされたウインドウ の可視区域内にあるかどうかを決定する。もし、今現在処理されているノートの いずれかの部分がサイズの再設定をされたウインドウの可視区域内にある場合に は、ブロック4408は、この可視区域内にある、今現在処理されているノートの当 該部分のみを表示する。もし、ブロック4400が今現在処理されているノートは隠 されるべきであると決定した場合、又は、ブロック4404は今現在処理されている 全ノートを表示した後、又は、もし、ブロック4406が、今現在処理されているノ ートのどの部分もサイズの再設定をされたウインドウの可視区域内にないと決定 した場合、又は、ブロック4408は、この可視区域内にある、今現在処理されてい るノートの当該部分のみを表示した後は、図44に示された手順は図43に示す ブロック4302に戻る。 もし、ブロック3516が、ウインドウ内の対象が移動させられていると決定した 結果、図45に示されるサブルーチンC9が入れられる場合には、ブロック4500 は、その中で対象が移動させられているウインドウに添付されたノートがあるか どうかを決定する。もしそうであれば、ブロック4502は、まだ処理されていない ノートがあるかどうかを決定する。もし、ブロック4502が処理されていないノー トがあると決定した場合には、ブロック4504は、これらのノートの第1のものが 移動させられている対象に添付されているかどうかを決定する。もし、ブロック 4504がこれらのノートの第1のものが移動させられている対象に添付されている と決定した場合には、ブロック4506は、このノートをそれが添付さ れる対象に沿って移動させ、その結果、このノートは移動させられている対象へ の添付を維持する。その後、ブロック4508はこのノートを適切に表示する。ブロ ック4508は、図44に関連して前に説明した手順を実行する。 もし、ブロック4504がこの第1のノートが移動させられている対象に添付され ていないと決定した場合、又は、ブロック4508が移動させられている対象に添付 されているこの第1のノートを表示した後は、ブロック4502は、ブロック4504,4 506及び4508によって処理されていない他のノートがあるかどうかを決定する。 もしそうであれば、次のノートがこれらのブロックによって処理される。ブロッ ク4502が、その中で対象が移動させられているこのウインドウに添付された全て のノートが処理されたと決定した場合、又は、もし、ブロック4500が、その中で 対象が移動させられているウインドウに添付されたノートがないと決定した場合 には、サブルーチンC9は図19に示されたブロック1904に戻る。 もし、ブロック3518が、ウインドウがスクロール(scroll)されていると決定し た結果、図46に示されるサブルーチンC10が入れられる場合には、ブロック 4600は、このスクロールされたウインドウに添付されたノートがあるかどうかを 決定する。もしあれば、ブロック4602は、これらノートのいずれかがまだ処理さ れていないかどうかを決定する。もし、まだ処理されていないノートがあれば、 ブロック4604は、まだ処理されていないこれらのノートの第1のものが移動して いるノートであるかどうかを決定する。ノートは、例えば、その非移動オプショ ンが選択されていれば非移動ノートである。 もし、ブロック4604が、まだ処理されていないこれらのノートの第1のものが 移動しているノートであると決定した場合には、ブロック4606は、このノートが ウインドウの移動ノート区域に添付されているかどうかを決定する。例えば、も し、ノートがウインドウの固定されたノート区域に添付されている場合には、ウ インドウのスクロール可能な内容がスクロールされているときノートは移動させ られない。 もし、ブロック4606がノートはウインドウの移動ノート区域に添付されている と決定した場合には、ブロック4608は、ノートが添付されている添付場所が スクロールされたウインドウの内容をスクロールするとき、ノートのコーディネ ートを調整されるようにする。その後、ブロック4610は、新しいコーディネート でノートが表示されるようにする。ブロック4610は、図44に示された手順に従 って実行される。 もし、ブロック4604がブロック4604−4610によって今現在処理されているノー トが移動ノートでないと決定した場合、又は、もし、ブロック4606がこのノート はスクロールされたウインドウの移動ノート区域に添付されていないと決定した 場合、又は、このノートがブロック4610によって表示された後は、ブロック4602 は、スクロールされたウインドウに添付された全てのノートがブロック4604−46 10によって処理されたかどうかを決定する。もし、ノートの全てが処理されてい るのではない場合には、ブロック4604−4610はなお処理されるべきノートの他の ものを処理する。ブロック4602がスクロールされたウインドウに添付された全て のノートが処理されたと決定したとき、又は、もし、ブロック4600がこのスクロ ールされたウインドウに添付されたノートはないと決定した場合には、サブルー チンC10は図19に示されたブロック1904に戻る。 図26及び図30の層抜き出しブロック2600/3018は、図47により詳しく示 されている。層抜き出しブロック2600/3018は、図14−18によって説明され た機能を遂行する。従って、全ての層が処理されたかどうかを決定する。もし、 全ての層が処理されているわけではない場合には、ブロック4702は未処理の層の 第1のものにおける全てのアイテムが処理されているかどうかを決定する。もし 、この第1の未処理の層のアイテムがまだ全て処理されているのではない場合に は、ブロック4704は、選択されたアイテムを見えるようにするために第1の未処 理の層の第1の未処理のアイテムをカットスルー(cut through)する必要がある かどうかを決定する。 もし、選択されたアイテムを見えるようにするために第1の未処理の層の第1 の未処理のアイテムをカットスルーする必要がない場合には、ブロック4706は、 第1の未処理の層の第1の未処理のアイテムを通常どうりに、すなわち、第1の 未処理の層の第1の未処理のアイテムをカットスルーすることなく、表示する。 一方、もし、選択されたアイテムを見えるようにするために第1の未処理の層の 第1の未処理のアイテムをカットスルーする必要がある場合には、ブロック4708 は、選択されたアイテムを見えるようにするために、第1の未処理の層の第1の 未処理のアイテムをカットスルーすることによって、第1の未処理の層の第1の 未処理のアイテムを表示する。もし、カットアウト境界が与えられる場合には、 ブロック4708は、また、選択されたアイテムの回りのカットアウト境界を追加的 に与えるために第1の未処理の層の第1の未処理のアイテムをカットスルーする 。 ブロック4706が第1の未処理の層の第1の未処理のアイテムを通常どうりに表 示した後、又は、ブロック4708がそれをカットスルーすることによって第1の未 処理の層の第1の未処理のアイテムを表示した後は、ブロック4702は、第1の未 処理の層のアイテムの全てがブロック4704,4706,及び4708によって処理された かどうかを決定する。もし、そうでなければ、第1の未処理の層のアイテムの他 のものがブロック4704,4706,及び4708によって処理される。ブロック4702が、 第1の未処理の層のアイテムの全てがブロック4704,4706,及び4708によって処 理されたと決定したときには、ブロック4700は全ての層が処理されたかどうかを 決定する。もし、そうでなければ、ブロック4702,4704,4706,及び4708は、他 の未処理の層のアイテムなどを処理する。ブロック4700が全ての層が処理された と決定した場合には、層抜き出しサブルーチンは、図26のブロック2602又は図 19のブロック1904へふさわしいように戻る。 従って、もし、例えば、図15のディスプレイ1512の第2のノート1506が選択 されたアイテムであり、その結果、層抜き出しブロック2600/3018が入れられる 場合には、ブロック4700は、ウインドウ1504及びデスクトップ1510によって表さ れた層が処理されたかどうかを決定する。もしそうでなければ、ブロック4702は 、例えばウインドウ1504によって表された層のような第1の未処理の層の全ての アイテムが処理されたかどうかを決定する。もしそうでなければ、ブロック4704 は、例えば第1の未処理の層の第1のノート1502のような、第1の未処理のアイ テムをカットスルーする必要があるかどうかを決定する。選択された第 2のノート1506を見えるようにするために第1のノート1502をカットスルーする ことが必要であるので、ブロック4708は、選択された第2のノート1506を見える ようにするために、未処理の第1のノート1502をカットスルーすることによって 未処理の第1のノート1502を表示する。また、もし、選択された第2のノート15 06の回りのカットアウト境界が与えられる場合には、ブロック4708は、また、こ のカットアウト境界を与えるために第1のノート1502をカットスルーする。 それから、ブロック4702は、第1の未処理の層内の全てのアイテムが処理され ているかどうかを決定する。ウインドウ1504が処理されていないので、ブロック 4704は、ウインドウ1504をカットスルーする必要があるかどうかを決定する。選 択された第2のノート1506を見えるようにするためにウインドウ1504をカットス ルーすることが必要であるので、ブロック4708は、選択された第2のノート1506 を見えるようにするためにウインドウ1504をカットスルーすることによってウイ ンドウ1504を表示する。また、もし、選択された第2のノート1506の回りのカッ トアウト境界が与えられる場合には、ブロック4708は、また、このカットアウト 境界を与えるためにウインドウ1504をカットスルーする。 ブロック4702がウインドウ1504によって表された層内の全てのアイテムが処理 されたと決定したときは、ブロック4700は、全ての層が処理されたかどうかを決 定する。デスクトップ1510によって表された層がまだ処理されていないので、ブ ロック4702は、デスクトップ1510によって表される層内のアイテムの全てが処理 されたかどうかを決定する。もしそうでなければ、ブロック4704は、デスクトッ プ1510によって表される層の未処理のアイテムの第1のもの、例えば選択された 第2のノート1506、をカットスルーする必要があるかどうかを決定する。選択さ れた第2のノート1506は選択されたアイテムであるので、それをカットスルーす る必要はない。従って、ブロック4706は、この選択された第2のノート1506を通 常どうりに表示する。選択された第2のノート1506を見えるようにするために、 第3のノート1508及びデスクトップ1510をカットスルーする必要はないので、こ れらのアイテムはよく似た方法で処理される。ブロック 4700が図15に表示された層の全てが処理されたと決定したときには、層抜き出 しサブルーチンは、図26のブロック2602又は図19のブロック1904へ適切なよ うに戻る。 図16に示されるように、もし、移動させられたアイテムが選択アイテムであ れば、層抜き出しブロック2600/3018は、選択され移動させられたアイテムをそ れが添付位置に達したときに見えるようにするために、選択され移動させられた アイテムの上にあり、そうでなければこの選択され移動させられたアイテムを見 えなくしたであろう層をカットスルーする。図17におけるディスプレイ1718に よって示されるように、選択されたアイテムと同様の層内において、(例えば第 1のノート1704のような)他のアイテムの下に層を成す(例えば第2のノート17 06のような)アイテムの選択が、選択されたアイテムに、その層におけるアイテ ムの最上への第1の上昇をさせ、そして、それから、層抜き出しブロック2600/ 3018は、選択されたアイテムを見えるようにするために、選択されたアイテムの 上にあり、さもなければこの選択されたアイテムを不明瞭にするであろう層をカ ットスルーする。図18に示されるように、もし、アイテムが、それが選択され た第1の位置から第2の位置へ移動させられている場合には、層抜き出しブロッ ク2600/3018は、そのアイテムが第2の位置へ添付されるまで、第1の位置で層 をカットスルーし続け;その第2の位置で、層抜き出しブロック2600/3018は、 移動させられたアイテムをその第2の位置で見えるようにするために、移動させ られたアイテムの上にあり、さもなければその移動させられたアイテムを不明瞭 にするであろう層をカットスルーする。 図48は、ノートプログラム318によって維持され得るインデックスの一例を 与えている。このインデックスは、ブロック2704によって付け加えられた情報を 含み、そして、例えばノートを配置する際に役に立つ。図48に示されるように 、インデックス4800は、インデックス・ウインドウ4802内に表示することができ 、そして、ノートプログラム318によって作成されたノートの全て若しくは幾つ かの表を含んでいる。例を用いて図48に示されるように、各表は、(i)ノー トと明示された縦の列にあるノート内容の全て若しくは一部、(ii)添付と 明示された縦の列にある、ノートが添付された例えばデスクトップ若しくは文書 のような領域、そして、(iii)もし当てはまるなら、ノートが添付された文書 のページ番号、を含んでいるかも知れない。 インデックス・ウインドウ4802は、コンピュータのユーザがインデックス4800 に含まれたノート表を介してスクロールできるように、スクロール制御部4804を 含んでいるかも知れない。インデックス4802に対するインデックス・ウインドウ 4802の大きさは、インデックス・ウインドウ4802内に同時に幾つのノート表が視 認できるかを決定付ける。しかしながら、インデックス・ウインドウ4802の大き さは、もし所望であれば、コンピュータのユーザによって調節可能であるかも知 れない。もし、ノート表にノートの内容の一部のみが含まれている場合には、ノ ートの内容はインデックス4800のインデックス・ウインドウ4802に示されている よりも広範囲にわたることを示すために、一連のピリオドが用いられてもよい。 また、ナビゲーション(navigation)制御がインデックス・ウインドウ4802に組 み込まれることも可能である。その代わりに、ナビゲーション制御は、インデッ クス・ウインドウ4802から分離されることができ、あるいは付け加えることがで きる。例えば、ナビゲーション制御はウインドウあるいは他のアイテムに組み込 まれることができる。例えば、コンピュータのユーザがインデックス・ウインド ウ4802に示された表からノートを選択した後に特定のノートへ行くために、ゴー ツー(Go To)ボタン4806を用いることができる。図48に示されるように 、選択されたノートはインデックス・ウインドウ4802内において陰影を付けるこ とによって示すことができる。ネクスト(Next)ボタン4808は次のノートへ 移行するのに用いられ得る。ネクスト・ボタン4808によってアクセスされる次の ノートは、次のノート上に層をなし、そして、さもなければ次のノートの一部を 不明瞭にしたであろうアイテムが、次のノートの不明瞭にされる部分を見えるよ うにするために、カットアウトされるように、選択されたノートであるかも知れ ない。 図48に示されるようにインデックス4800は、備えられ得るインデックスの 一例にすぎない。図2に示されたノート情報とは異なった、若しくは付け加えら れたノート情報が、与えられ得る。また、インデックス・ウインドウ4802の構造 は、図48に示されたものから変化することができる。インデックス4800はウイ ンドウ内に表示される必要はない。例として、インデックス4800は、その代わり に、メニュー(menu)としてコンピュータのユーザに提示されるようにできよう 。 多くの選択および変更が上記で説明された。多くの他の選択および変更が当業 者の心に浮かぶであろう。例えば、ノート及びウインドウを従来一般的なモニタ 上の2次元領域内に表示する代わりに、ノート及びウインドウが、ホログラフィ ー的に(holographically)、ないしは他の方法で、3次元領域に表示されても よい。また、”ウインドウ”なる用語は、ここでは従来一般的な意味において用 いられてきたけれども、本発明は、たくさんの形状、大きさ、色などを有するウ インドウについても有用である。さらに、ノート100は、覚書領域106から分離し たグラフ領域102を有しているように示されているけれども、グラフ領域102と覚 書領域106とは同一の広がりを有していてもよい。その上、更に、ユーザのオプ ションにおいて、層を成した複数のウィンドウの1つに添付されているノートの 選択により、添付ウィンドウを層を成したウィンドウの最上方の層に上げるか、 あるいは、選択されたノートの上方にあり、選択されたノートをさもなければ不 明瞭にするであろう層を、該選択されたノートを見せるためにカットスルー(cut through)することができるように、上記ノートプログラム318がアレンジさ れ得る。その代わりとして、ノートを活性化するのとは対照的に、ノートを選択 する際に、(マウスのボタンがクリックされることのような)異なる動作を用いる ことができる。その結果、ノートを活性化させることによって、その活性化され たノートが添付されるウィンドウを、層を成した複数のウィンドウの最上方の層 に上げることができる一方、ノートを選択することによって、選択されたノート の上方にあり、該選択されたアイテムをさもなければ不明瞭にするであろう層を 、該選択されたノートを見せるためにカットスルーすることができる。加えて、 選択されたノートは、それ自体の層を占めないように、ここに記述された。 その結果、もし、ノートが選択されれば、選択されたノートの上方にあり、該選 択されたノートをさもなければ不明瞭にするであろう層のみがカットスルーされ 、そして、選択されたノートは、それとともに層を成すいかなるノートもの最上 方に上がる。しかしながら、その代わりに、上記選択されたノートは、それ自体 の層を占めても良い。その結果、もしノートが選択されれば、層およびそれらの ノートを共にカットスルーすることができる。それらの層およびノートは、もし それらが選択されたノートの上方にあれば、その選択されたノートと一緒に層を 成し、選択されたノートをさもなければ不明瞭にするであろう。そのため、本発 明の目的に関して、ノートは、それ自体の層を占めるかも知れないし、占めない かも知れない。更に、添付層のオプションは、ノート自体のオプションから選択 されるようにここに記述されている。その代わりとして、上記添付層のオプショ ンは、例えば、ディスペンサから分与されるすべてのノートが、指定された層に 添付され得るように、ディスペンサのオプションによるような他の方法で与えら れるであろう。更に、複数のアイテムがここに言及される場合、この言及は、少 なくとも2つのアイテムについてものである。加えて、たった1つのアイテムの 選択が、その選択されたアイテムの上方にあり、該選択されたアイテムの一部を さもなければ不明瞭にするであろうアイテムをカットアウトするように示された が、1つ又はそれ以上の選択されたアイテムの上方にあり、1つ又はそれ以上の 選択されたアイテムの一部をさもなければ不明瞭にするであろうアイテムの各々 がカットアウトされるように、複数のアイテムを選択することが可能である。か かる代わりとなるもの、及び改良されたもののすべてが、本発明によって網羅さ れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UG,UZ,VN (72)発明者 アイゼンバーグ,ピーター・エム アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 グランズ,ミッチェル・ビー アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 ケナー,マーティン・エイ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 コザック,ジャネル・ジェイ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 クルーズ,ジョン・エム アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 マンソン,シンディ・エル アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) (72)発明者 ロビンス,アルシア・エム アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427(番地の表示なし) 【要約の続き】 境界が提供され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.層内のアイテムを表示する方法であって、 アイテムの各々が他のアイテムの各々に関して異なる層として表示されるよう に、そして、下方の層内のアイテムの少なくとも一部が上方の層内のアイテムに よって不明瞭にされるように、複数のアイテムを表示するための第1のプログラ ムコードを実行するステップと、 選択されたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ選択されたアイ テムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、選択されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして、 選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる 部分が明らかに見えるようにされるように、アイテムの一つを選択するための第 2のプログラムコードを実行するステップという: データ処理システム内で遂行されるステップを備えている方法。 2.第2のプログラムコードを実行するステップが、選択されたアイテムの見え るようにされた部分を見せるために、そして、選択されたアイテムの下に層が成 されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を明らかに見えるようにする ために、カットアウト領域を作成するステップを備えている、請求の範囲第1項 の方法。 3.選択されたアイテムが第1のアイテムであり、カットアウト領域を通して明 らかに見えるようにされるアイテムが第2のアイテムであり、そして、第2のプ ログラムコードの実行のステップが、カットアウト領域を通して明らかに見える ようにされる第2のアイテムに、第3のアイテムを添付するステップを備えてい る、請求の範囲第2項の方法。 4.第2のアイテムに第3のアイテムを添付するステップが、第3のアイテムの さもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、そして、第3のアイテムの下 に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるよ うにするために、新しいカットアウト領域を作成するステップを備えている、請 求の範囲第3項の方法。 5.選択されたアイテムが第1のアイテムであり、第1のアイテムのカットアウ ト領域を通して明らかに見えるようにされるアイテムが第2のアイテムであり、 そして、第2のプログラムコードを実行するステップが、第2のアイテムを移動 させるステップを備えている、請求の範囲第2項の方法。 6.第2のアイテムを移動させるステップが、カットアウト領域内で明らかに見 えるようにされるアイテムに第2のアイテムを添付するステップを備えている、 請求の範囲第5項の方法。 7.カットアウト領域内で明らかに見えるようにされるアイテムに第2のアイテ ムを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、第2のアイテ ムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、そして、第2のアイテム の下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見え るようにするために、新しいカットアウト領域を作成するステップを備えている 、請求の範囲第6項の方法。 8.第2のアイテムを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップ が、第2のアイテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第7項の方法 。 9.選択されたアイテムがノートであり、第2のプログラムコードを実行するス テップが、カットアウト領域を通して明らかに見えるようにされるアイテムに、 ノートを添付するステップを備えている、請求の範囲第2項の方法。 10.カットアウト領域を通して明らかに見えるようにされるアイテムにノート を添付するステップが、ノートのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるため に、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる 部分が明らかに見えるようにするために、新しいカットアウト領域を作成するス テップを備えている、請求の範囲第9項の方法。 11.選択されたアイテムのカットアウト領域を通して明らかに見えるようにさ れるアイテムがノートであり、第2のプログラムコードを実行するステップが、 ノートを移動させるステップを備えている、請求の範囲第2項の方法。 12.ノートを移動させるステップが、カットアウト領域内で明らかに見えるよ うにされるアイテムにノートを添付するステップを備えている、請求の範囲第1 1項の方法。 13.カットアウト領域内で明らかに見えるようにされるアイテムにノートを移 動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、ノートのさもなけれ ば不明瞭にされる部分を見せるために、そして、ノートの下に層が成されたアイ テムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、新 しいカットアウト領域を作成するステップを備えている、請求の範囲第12項の 方法。 14.ノートを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、ノ ートを選択するステップを備えている、請求の範囲第13項の方法。 15.第2のプログラムコードを実行するステップが、特定の層に添付され得る だけのアイテムとして、選択されたアイテムを指定するステップを備えている、 請求の範囲第1項の方法。 16.特定の層に添付され得るだけのアイテムとして選択されたアイテムを指定 するステップが、指定されたアイテムが特定の層に添付されるように、指定され たアイテムが、該指定されたアイテムの少なくとも一部を見せるために、指定さ れたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ指定されたアイテムを不 明瞭にするであろうアイテムをカットスルーするように、そして、指定されたア イテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らか に見えるようにされるように、指定されたアイテムを移動させるステップを備え ている、請求の範囲第15項の方法。 17.第2のプログラムコードを実行するステップが、(i)選択されたアイテ ムを作成するステップと、(ii)選択されたアイテムの上方の層内に表示されて 、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、 選択されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カット アウトされるように、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイテム のさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、選択 されたアイテムを層へ移動させるステップと、を備えている請求の範囲第1項の 方 法。 18.選択されたアイテムを移動させる、第2のプログラムコードを実行するス テップが、アクティブ・アイテムを移動させるステップを備えている、請求の範 囲第17項の方法。 19.選択されたアイテムを移動させる、第2のプログラムコードを実行するス テップが、インアクティブ・アイテムを移動させるステップを備えている、請求 の範囲第17項の方法。 20.あらゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを選 択するプログラムコードを実行する更なるステップを備えている、請求の範囲第 17項の方法。 21.(i)その第1の位置において選択されたアイテムの上方の層内に表示さ れて、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテム が、選択されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カ ットアウトされるように、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイ テムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、 選択されたアイテムを第1の層の第1の位置へ移動させるステップと、(ii)そ の第1の位置において選択されたアイテムの上方の層内に表示されたカットアウ ト・アイテムをカットアウトし続けるために、そして、その第1の位置において 選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムの少なくとも一部を、選択され たアイテムの第2の位置への移動が完了するまで、明らかに見えるようにし続け るために、選択されたアイテムを第2の位置へ移動させるステップと、を更に備 えている、請求の範囲第1項の方法。 22.選択されたアイテムを第2の位置へ移動させるステップが、その第2の位 置において選択されたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ選択さ れたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、選択されたアイテムの さもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、 そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭 にされる部分が明らかに見えるようにされるように、選択されたアイテムを第2 の位置へ移動させるステップを備えている、請求の範囲第21項の方法。 23.(i)その第1の位置において選択されたアイテムの上方の層内に表示さ れて、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテム が、選択されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カ ットアウトされるように、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイ テムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、 選択されたアイテムを第1の層の第1の位置へ移動させるステップと、(ii)そ の第2の位置において選択されたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなけ れば選択されたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、選択された アイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされ るように、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、選択されたアイ テムを第2の位置へ移動させるステップと、を更に備えている、請求の範囲第1 項の方法。 24.選択されたアイテムの下に層が成され、そして、明らかに見えるようにさ れた部分を有するアイテムがアクセス可能である、請求の範囲第1項の方法。 25.アクセス可能なアイテムが、その明らかに見えるようにされた部分を介し てアクセス可能である、請求の範囲第24項の方法。 26.第2のプログラムコードを実行するステップが、選択されたアイテムの回 りにカットアウト境界を表示するステップを備えるとともに、アクセス可能なア イテムの明らかに見えるようにされた部分が、そのカットアウト境界からアクセ ス可能である、請求の範囲第24項の方法。 27.第2のプログラムコードを実行するステップが、アクセス可能なアイテム の明らかに見えるようにされた部分に、インジケータを介してカットアウト境界 からアクセスするステップを備えている、請求の範囲第26項の方法。 28.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行する更なるス テップを備えている、請求の範囲第26項の方法。 29.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの上方の層内に表示されて、さもなけれ ば選択されたアクセス可能なアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが 、選択されたアクセス可能なアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せ るために、カットアウトされるように、アクセス可能なアイテムを選択するステ ップを備えている、請求の範囲第28項の方法。 30.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、アクセス可能なア イテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第29項の方法。 31.選択されたアイテムの下に層が成され、そして、明らかに見えるようにさ れた部分を有するアイテムが、ノートでありアクセス可能である、請求の範囲第 1項の方法。 32.アクセス可能なノートが、その明らかに見えるようにされた部分を介して アクセス可能である、請求の範囲第31項の方法。 33.第2のプログラムコードを実行するステップが、選択されたアイテムの回 りにカットアウト境界を表示するステップを備えるとともに、アクセス可能なノ ートの明らかに見えるようにされた部分が、そのカットアウト境界からアクセス 可能である、請求の範囲第31項の方法。 34.第2のプログラムコードを実行するステップが、アクセス可能なノートの 明らかに見えるようにされた部分に、インジケータを介してカットアウト境界か らアクセスするステップを備えている、請求の範囲第33項の方法。 35.アクセス可能なノートを選択するプログラムコードを実行する更なるステ ップを備えている、請求の範囲第26項の方法。 36.アクセス可能なノートを選択するプログラムコードを実行するステップが 、選択されたアクセス可能なノートの上方の層内に表示されて、さもなければ選 択されたアクセス可能なノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、選択 されたアクセス可能なノートの一部を見せるために、カットアウトされるように 、そして、選択されたアクセス可能なノートの下に層が成されたアイテムのさも な ければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、アクセス可能 なノートを選択するステップを備えている、請求の範囲第35項の方法。 37.アクセス可能なノートを選択するプログラムコードを実行するステップが 、選択されたアクセス可能なノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ 不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、アクセス可能なノート を選択するステップを備えている、請求の範囲第36項の方法。 38.第2のプログラムコードを実行するステップが、選択されたアイテムの上 方の層内に表示されて、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にする であろうアイテムが、選択されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を 見せるために、カットアウト境界でカットアウトされるように、そして、選択さ れたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が カットアウト境界から明らかに見えるようにされるように、選択されたアイテム の回りにカットアウト境界を表示するステップを備えている、請求の範囲第1項 の方法。 39.カットアウト境界が選択されたアイテムの上方の層内に表示されたカット アウト・アイテムをカットアウトし続けるように、そして、カットアウト境界が 選択されたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる 部分を明らかに見えるようにし続けるように、選択されたアイテムを移動させる プログラムコードを実行する更なるステップ備えている、請求の範囲第38項の 方法。 40.あらゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを選 択するプログラムコードを実行する更なるステップを備えている、請求の範囲第 1項の方法。 41.層内のアイテムを表示する方法であって、 アイテムの各々が他のアイテムの各々に関して異なる層として表示されるよう に、そして、下方の層内のアイテムの少なくとも一部が上方の層内のアイテムに よって不明瞭にされるように、複数のアイテムを表示するための第1のプログラ ムコードを実行するステップと、 移動させられたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ移動させら れたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、移動させられたアイテ ムが層にあるときに、移動させられたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部 分を見せるために、カットアウトされるように、そして、移動させられたアイテ ムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見 えるようにされるように、アイテムを層に移動させるための第2のプログラムコ ードを実行するステップという: データ処理システム内で遂行されるステップを備えている方法。 42.第2のプログラムコードを実行するステップが、(i)移動させられたア イテムを作成するステップと、(ii)移動させられたアイテムの上方の層内に表 示されて、さもなければ移動させられたアイテムの一部を不明瞭にするであろう アイテムが、移動させられたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せ るために、カットアウトされるように、そして、移動させられたアイテムの下に 層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるよう にされるように、移動させられたアイテムを層へ移動させるステップと、を備え ている請求の範囲第41項の方法。 43.アイテムを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、ア クティブ・アイテムを移動させるステップを備えている、請求の範囲第41項の 方法。 44.アイテムを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、イ ンアクティブ・アイテムを移動させるステップを備えている、請求の範囲第41 項の方法。 45.アイテムを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、あ らゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを移動させる ステップを備えている、請求の範囲第41項の方法。 46.アイテムを層に移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが 、(i)移動させられたアイテムがその第1の位置にあるときに、移動させられ たアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ移動させられたアイテムの 一 部を不明瞭にするであろうアイテムが、移動させられたアイテムのさもなければ 不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして、移動 させられたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる 部分が明らかに見えるようにされるように、移動させられたアイテムを第1の層 の第1の位置へ移動させるステップと、(ii)その第1の位置において移動させ られたアイテムの上方の層内に表示されたカットアウト・アイテムをカットアウ トし続けるために、そして、その第1の位置において移動させられたアイテムの 下に層が成されたアイテムの少なくとも一部を、移動させられたアイテムの第2 の位置への移動が完了するまで、明らかに見えるようにし続けるために、移動さ せられたアイテムを第2の位置へ移動させるステップと、を備えている、請求の 範囲第41項の方法。 47.アイテムを第2の位置に移動させる第2のプログラムコードを実行するス テップが、移動させられたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ移 動させられたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、移動させられ たアイテムが第2の位置にあるときに、移動させられたアイテムのさもなければ 不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして、移動 させられたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる 部分が明らかに見えるようにされるように、移動させられたアイテムを第2の位 置へ移動させるステップを備えている、請求の範囲第46項の方法。 48.アイテムを層に移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが 、(i)移動させられたアイテムがその第1の位置にあるときに、移動させられ たアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ移動させられたアイテムの 一部を不明瞭にするであろうアイテムが、移動させられたアイテムのさもなけれ ば不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして、移 動させられたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされ る部分が明らかに見えるようにされるように、移動させられたアイテムを第1の 層の第1の位置へ移動させるステップと、(ii)移動させられたアイテムがその 第2の位置にあるときに、移動させられたアイテムの上方の層内に表示されて、 さ もなければ移動させられたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、 移動させられたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カ ットアウトされるように、そして、移動させられたアイテムの下に層が成された アイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるよう に、移動させられたアイテムを第2の位置へ移動させるステップと、を備えてい る、請求の範囲第41項の方法。 49.第1のプログラムコードを実行するステップが、アイテムの各々が他のア イテムの各々に関して異なる層として表示されるように、下方の層内のアイテム の少なくとも一部が上方の層内のアイテムによって不明瞭にされるように、そし て、アイテムの一つがノートであるように、複数のアイテムを表示するステップ を備えるとともに、アイテムを移動させるための第2のプログラムコードを実行 するステップが、ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一部 を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートのさもなければ不明瞭にされる部分 を見せるために、カットアウトされるように、そして、ノートの下に層が成され たアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるよ うに、ノートを層に移動させるステップを備えている、請求の範囲第41項の方 法。 50.第2のプログラムコードを実行するステップが、(i)ノートを作成する ステップと、(ii)ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一 部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートのさもなければ不明瞭にされる部 分を見せるために、カットアウトされるように、そして、ノートの下に層が成さ れたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされる ように、ノートを層へ移動させるステップと、を備えている請求の範囲第49項 の方法。 51.ノートを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、アク ティブ・ノートを移動させるステップを備えている、請求の範囲第49項の方法 。 52.ノートを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、イン アクティブ・ノートを移動させるステップを備えている、請求の範囲第49項の 方法。 53.ノートを移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、あら ゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにノートを移動させるステ ップを備えている、請求の範囲第49項の方法。 54.ノートを層に移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、 (i)ノートがその第1の位置にあるときに、ノートの上方の層内に表示されて 、さもなければノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートのさも なければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そし て、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明 らかに見えるようにされるように、ノートを第1の層の第1の位置へ移動させる ステップと、(ii)その第1の位置においてノートの上方の層内に表示されたカ ットアウト・アイテムをカットアウトし続けるために、そして、その第1の位置 においてノートの下に層が成されたアイテムの少なくとも一部を、ノートの第2 の位置への移動が完了するまで、明らかに見えるようにし続けるために、ノート を第2の位置へ移動させるステップと、を備えている、請求の範囲第49項の方 法。 55.ノートを第2の位置に移動させる第2のプログラムコードを実行するステ ップが、ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一部を不明瞭 にするであろうアイテムが、ノートが第2の位置にあるときに、ノートのさもな ければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして 、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明ら かに見えるようにされるように、ノートを第2の位置へ移動させるステップを備 えている、請求の範囲第54項の方法。 56.ノートを層に移動させる第2のプログラムコードを実行するステップが、 (i)ノートがその第1の位置にあるときに、ノートの上方の層内に表示されて 、さもなければノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートのさも なければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そし て、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明 らかに見えるようにされるように、ノートを第1の層の第1の位置へ移動させる ステッ プと、(ii)ノートがその第2の位置にあるときに、ノートの上方の層内に表示 されて、さもなければノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノート のさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように 、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部 分が明らかに見えるようにされるように、ノートを第2の位置へ移動させるステ ップと、を備えている、請求の範囲第49項の方法。 57.移動させられたアイテムの下に層が成され、そして、明らかに見えるよう にされた部分を有するアイテムがアクセス可能である、請求の範囲第41項の方 法。 58.アクセス可能なアイテムが、その明らかに見えるようにされた部分を介し てアクセス可能である、請求の範囲第57項の方法。 59.第2のプログラムコードを実行するステップが、移動させられたアイテム の少なくとも一部の回りにカットアウト境界を表示するステップを備えるととも に、アクセス可能なアイテムの明らかに見えるようにされた部分が、そのカット アウト境界からアクセス可能である、請求の範囲第57項の方法。 60.第2のプログラムコードを実行するステップが、アクセス可能なアイテム の明らかに見えるようにされた部分に、インジケータを介してカットアウト境界 からアクセスするステップを備えている、請求の範囲第59項の方法。 61.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行する更なるス テップを備えている、請求の範囲第59項の方法。 62.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの上方の層内に表示されて、さもなけれ ば選択されたアクセス可能なアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが 、選択されたアクセス可能なアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せ るために、カットアウトされるように、アクセス可能なアイテムを選択するステ ップを備えている、請求の範囲第61項の方法。 63.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、アクセス可能なア イテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第62項の方法。 64.第2のプログラムコードを実行するステップが、移動させられたアイテム の上方の層内に表示されて、さもなければ移動させられたアイテムの一部を不明 瞭にするであろうアイテムが、移動させられたアイテムのさもなければ不明瞭に される部分を見せるために、カットアウト境界でカットアウトされるように、そ して、移動させられたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明 瞭にされる部分がカットアウト境界から明らかに見えるようにされるように、移 動させられたアイテムの回りにカットアウト境界を表示するステップを備えてい る、請求の範囲第41項の方法。 65.カットアウト境界が移動させられたアイテムの上方の層内に表示されたカ ットアウト・アイテムをカットアウトし続けるように、そして、カットアウト境 界が移動させられたアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭 にされる部分を明らかに見えるようにし続けるように、移動させられたアイテム を移動させるプログラムコードを実行する更なるステップ備えている、請求の範 囲第64項の方法。 66.層内のアイテムを表示する方法であって、 アイテムの一つがノートであり、アイテムの各々が他のアイテムの各々に関し て異なる層として表示されるように、そして、下方の層内のアイテムの少なくと も一部が上方の層内のアイテムによって不明瞭にされるように、複数のアイテム を表示するための第1のプログラムコードを実行するステップと、 ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一部を不明瞭にする であろうアイテムが、ノートの一部を見せるために、カットアウトされるように 、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部 分が明らかに見えるようにされるように、ノートを選択するための第2のプログ ラムコードを実行するステップという: データ処理システム内で遂行されるステップを備えている方法。 67.第2のプログラムコードを実行するステップが、ノートの見えるようにさ れた部分を見せるために、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもな ければ不明瞭にされる部分を明らかに見えるようにするために、カットアウト領 域を作成するステップを備えている、請求の範囲第66項の方法。 68.第2のプログラムコードを実行するステップが、カットアウト領域を通し て明らかに見えるようにされるアイテムにノートを添付するステップを備えてい る、請求の範囲第67項の方法。 69.カットアウト領域を通して明らかに見えるようにされるアイテムにノート を添付するステップが、添付されたノートのさもなければ不明瞭にされる部分を 見せるために、そして、添付されたノートの下に層が成されたアイテムのさもな ければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、新しいカットア ウト領域を作成するステップを備えている、請求の範囲第68項の方法。 70.ノートが第1のノートであり、第1のノートのカットアウト領域を通して 明らかに見えるようにされるアイテムが第2のノートであり、そして、第2のプ ログラムコードを実行するステップが、第2のノートを移動させるステップを備 えている、請求の範囲第67項の方法。 71.第2のノートを移動させるステップが、カットアウト領域内で明らかに見 えるようにされるアイテムに第2のノートを添付するステップを備えている、請 求の範囲第70項の方法。 72.カットアウト領域内で明らかに見えるようにされるアイテムに第2のノー トを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、第2のノート のさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、そして、第2のノートの下 に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるよ うにするために、新しいカットアウト領域を作成するステップを備えている、請 求の範囲第71項の方法。 73.第2のノートを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップ が、第2のノートを選択するステップを備えている、請求の範囲第72項の方法 。 74.第2のプログラムコードを実行するステップが、特定の層に添付され得る だけのノートとして、ノートを指定するステップを備えている、請求の範囲第6 6項の方法。 75.特定の層に添付され得るだけのノートとしてノートを指定するステップが 、指定されたノートが特定の層に添付されるように、指定されたノートの上方の 層内に表示されて、さもなければ指定されたノートを不明瞭にするであろうアイ テムが、指定されたノートの一部を見せるためにカットアウトされるように、そ して、指定されたノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にさ れる部分が明らかに見えるようにされるように、指定されたノートを移動させる ステップを備えている、請求の範囲第74項の方法。 76.第2のプログラムコードを実行するステップが、(i)ノートを作成する ステップと、(ii)ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一 部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートのさもなければ不明瞭にされる部 分を見せるために、カットアウトされるように、そして、ノートの下に層が成さ れたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされる ように、ノートを層へ移動させるステップと、を備えている請求の範囲第66項 の方法。 77.ノートを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、ア クティブ・ノートを移動させるステップを備えている、請求の範囲第76項の方 法。 78.ノートを移動させる、第2のプログラムコードを実行するステップが、イ ンアクティブ・ノートを移動させるステップを備えている、請求の範囲第76項 の方法。 79.あらゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを選 択するプログラムコードを実行する更なるステップを備えている、請求の範囲第 76項の方法。 80.(i)ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一部を不 明瞭にするであろうアイテムが、ノートが第1の位置にあるときに、ノートのさ もなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そ して、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が 明らかに見えるようにされるように、ノートを第1の層の第1の位置へ移動させ るステップと、(ii)その第1の位置においてノートの上方の層内に表示された カットアウト・アイテムをカットアウトし続けるために、そして、その第1の位 置においてノートの下に層が成されたアイテムの少なくとも一部を、選択された アイテムの第2の位置への移動が完了するまで、明らかに見えるようにし続ける ために、ノートを第2の位置へ移動させるステップと、を更に備えている、請求 の範囲第66項の方法。 81.ノートを第2の位置へ移動させるステップが、ノートの上方の層内に表示 されて、さもなければノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノート が第2の位置にあるときに、ノートのさもなければ不明瞭にされる部分を見せる ために、カットアウトされるように、そして、ノートの下に層が成されたアイテ ムのさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、ノ ートを第2の位置へ移動させるステップを備えている、請求の範囲第80項の方 法。 82.(i)ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの一部を不 明瞭にするであろうアイテムが、ノートが第1の位置にあるときに、ノートのさ もなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そ して、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分が 明らかに見えるようにされるように、ノートを第1の層の第1の位置へ移動させ るステップと、(ii)ノートの上方の層内に表示されて、さもなければノートの 一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノートが第2の位置にあるときに、ノ ートのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるよ うに、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされ る部分が明らかに見えるようにされるように、ノートを第2の位置へ移動させる ステップと、を更に備えている、請求の範囲第66項の方法。 83.ノートの下に層が成され、そして、明らかに見えるようにされた部分を有 するアイテムがアクセス可能である、請求の範囲第66項の方法。 84.アクセス可能なアイテムが、その明らかに見えるようにされた部分を介し てアクセス可能である、請求の範囲第83項の方法。 85.第2のプログラムコードを実行するステップが、ノートの回りにカットア ウト境界を表示するステップを備えるとともに、アクセス可能なアイテムの明ら かに見えるようにされた部分が、そのカットアウト境界からアクセス可能である 、請求の範囲第83項の方法。 86.第2のプログラムコードを実行するステップが、アクセス可能なアイテム の明らかに見えるようにされた部分に、インジケータを介してカットアウト境界 からアクセスするステップを備えている、請求の範囲第85項の方法。 87.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行する更なるス テップを備えている、請求の範囲第85項の方法。 88.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの上方の層内に表示されて、さもなけれ ば選択されたアクセス可能なアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが 、選択されたアクセス可能なアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せ るために、カットアウトされるように、アクセス可能なアイテムを選択するステ ップを備えている、請求の範囲第87項の方法。 89.アクセス可能なアイテムを選択するプログラムコードを実行するステップ が、選択されたアクセス可能なアイテムの下に層が成されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにするために、アクセス可能なア イテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第88項の方法。 90.第2のプログラムコードを実行するステップが、ノートの上方の層内に表 示されて、さもなければノートの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、ノー トのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウト境界でカッ トアウトされるように、そして、ノートの下に層が成されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分がカットアウト境界から明らかに見えるようにされるよ うに、ノートの回りにカットアウト境界を表示するステップを備えている、請求 の範囲第66項の方法。 91.カットアウト境界がノートの上方の層内に表示されたカットアウト・アイ テムをカットアウトし続けるように、そして、カットアウト境界がノートの下に 層が成されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を明らかに見えるよう にし続けるように、ノートを移動させるプログラムコードを実行する更なるステ ップ備えている、請求の範囲第90項の方法。 92.あらゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを選 択するプログラムコードを実行する更なるステップを備えている、請求の範囲第 66項の方法。 93.層内のアイテムを表示する方法であって、 アイテムの各々が他のアイテムの各々に関して異なる層として表示されるよう に、そして、アイテムが層を成す順序を有するように、複数のアイテムを表示す るための第1のプログラムコードを実行するステップと、 選択されたアイテムの上方の層内に表示されて、さもなければ選択されたアイ テムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、選択されたアイテムのさもなけ れば不明瞭にされる部分を見せるために、カットアウトされるように、そして、 アイテムの層を成す順序が変わらないように、アイテムの一つを移動させるため の第2のプログラムコードを実行するステップという: データ処理システム内で遂行されるステップを備えている方法。 94.第2のプログラムコードを実行するステップが、特定の層に添付され得る だけのアイテムとして、選択されたアイテムを指定するステップを備えている、 請求の範囲第93項の方法。 95.特定の層に添付され得るだけのアイテムとして選択されたアイテムを指定 するステップが、指定されたアイテムが特定の層に添付されるように、そして、 指定された選択アイテムの一部を見せるために、指定された選択アイテムの上方 の層内に表示されて、さもなければ指定された選択アイテムを不明瞭にするであ ろうアイテムがカットアウトされるように、指定されたアイテムを移動させるス テップを備えている、請求の範囲第94項の方法。 96.アイテムを選択する、第2のプログラムコードを実行するステップが、ア クティブ・アイテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第93項の方 法。 97.アイテムを選択する、第2のプログラムコードを実行するステップが、イ ンアクティブ・アイテムを選択するステップを備えている、請求の範囲第93項 の方法。 98.あらゆるアクティブ・アイテムがアクティブに留まるようにアイテムを選 択するプログラムコードを実行する更なるステップを備えている、請求の範囲第 93項の方法。 99.第2のプログラムコードを実行するステップが、(i)選択されたアイテ ムを作成するステップと、(ii)選択されたアイテムの上方の層内に表示されて 、さもなければ選択されたアイテムの一部を不明瞭にするであろうアイテムが、 選択されたアイテムのさもなければ不明瞭にされる部分を見せるために、カット アウトされるように、そして、選択されたアイテムの下に層が成されたアイテム のさもなければ不明瞭にされる部分が明らかに見えるようにされるように、選択 されたアイテムを層へ移動させるステップと、を備えている請求の範囲第93項 の方法。
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