JPH0951285A - コードレス通信装置及びコードレスシステム - Google Patents

コードレス通信装置及びコードレスシステム

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JPH0951285A
JPH0951285A JP7218243A JP21824395A JPH0951285A JP H0951285 A JPH0951285 A JP H0951285A JP 7218243 A JP7218243 A JP 7218243A JP 21824395 A JP21824395 A JP 21824395A JP H0951285 A JPH0951285 A JP H0951285A
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JP
Japan
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unit
radio wave
input
distance data
cordless
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JP7218243A
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English (en)
Inventor
直人 ▲高▼橋
Naoto Takahashi
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が希望する電波到達距離に適合した電
力で電波を送出することができるコードレスシステムの
親機を提供することを目的とする。 【解決手段】 使用者が希望する電波到達距離に応じ
て、入力手段3よりEEPROM4に到達距離データを
設定し、中央演算部1は、そのデータを読み出し、該デ
ータに基づいて送出する電力の強さを決定し、RFモジ
ュール2の送出電力調整器6を制御する。これによっ
て、親機とステーションと通信するのに、必要以上の強
さの電波を送出することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送出電力の大きさ
を可変にする機能を備えたコードレス通信装置、及びこ
のコードレス通信装置を親機として有するコードレスシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、例
えば図6に示すようなものがあった。図6は、従来のコ
ードレスシステムの親機の要部構成を示すブロック図で
ある。
【0003】この親機は、装置の動作を制御する中央演
算装置101を有し、この中央演算装置101には、所
定の無線周波数(RF)で送受信を行う無線送受信機
(RFモジュール)102と、電波の強さを表す設定値
等を書き込むためのEEPROM103とが接続されて
いる。さらに、RFモジュール102の出力側が、前記
中央演算装置101の制御を受けて送出電力を減衰させ
る減衰器104を介して、アンテナ105に接続されて
いる。
【0004】この親機によれば、通信相手となるステー
ションが接近し、その受信電波の強さが、EEPROM
103に予め書き込まれた電波の強さを表す設定値と一
致すると、中央演算装置101は減衰器104を作動さ
せ、送出電力を減衰させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、次のような問題点があった。
【0006】(1)親機にステーションが接近すること
により親機の減衰器104が作動し、遠く離れれば減衰
器104が不動作になるため、減衰器104の動作と不
動作の境目にステーションがあって減衰器104が不動
作の場合には、ステーションと通信するのに必要以上の
電力で電波が送出され、盗聴などデータを他人に知られ
る恐れがあった。また、他のコードレスシステムが近傍
にあるときは、相互に影響し合い、混信など動作が完全
でなくなることがある。
【0007】(2)RFモジュール102とアンテナ1
05との間に減衰器104を挿入する使用例では、送出
電力を減衰させるだけでなく、受信感度まで悪化してし
まい、外来のノイズに対して弱くなる。
【0008】(3)減衰器104により送出電力を弱め
ているにもかかわらず、消費電流は送出電力が強いとき
と変わらないため、電流の無駄使いをしている。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、使用者
が希望する電波到達距離に適合した電力で電波を送出す
ることができるコードレス通信装置、及びこのコードレ
ス通信装置を用いたコードレスシステムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送出電力の可変機能を備えた無線送受信機
と、送出電波の到達距離データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記到達距離データを記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に設定された前記到達
距離データに従って前記無線送受信機の送出電力を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1のコ
ードレス通信装置を提供する。
【0011】本発明はさらに、送出電力の可変機能を備
えた無線送受信機と、送出電波の到達距離データを入力
する入力手段と、前記入力手段により入力された前記到
達距離データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に設
定された前記到達距離データに従って前記無線送受信機
の送出電力を制御する制御手段とを有する親機と、該親
機と通信を行うステーションとを備え、前記親機の前記
入力手段に入力する電波の到達距離データは、前記親機
と前記ステーションとの距離に応じて決定されたデータ
であることを特徴とする請求項2のコードレスシステム
を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の一形態に係るコー
ドレスシステムの親機(コードレス通信装置)の概略構
成を示すブロック図である。
【0014】この親機は、装置の動作を制御する中央演
算部1を有し、この中央演算部1には、送出電力を可変
可能なRFモジュール2と、例えば使用者によって所望
の電波到達距離データを入力し設定する入力手段3と、
前記入力手段3から入力されたデータ等を記憶するEE
PROM4と、前記入力手段3から入力されたデータ等
を表示する表示器5とを備えている。
【0015】ここで、入力手段3は、図2に示すよう
に、テンキー3Aと設定ボタン3Bから構成されてい
る。RFモジュール2には、送出電力調整器6が内蔵さ
れ、この送出電力調整器6で調整された電力でアンテナ
7より所定周波数の電波が送出されるようになってい
る。
【0016】次に、本実施の形態の動作を図3、図4及
び図5を参照して説明する。
【0017】図3は、同一の部屋において動作中の2つ
のコードレスシステムを示す模式図である。
【0018】同図に示すように、部屋11には、親機2
1Aとステーション21Bで構成される第1のコードレ
スシステムの動作領域21と、親機22Aとステーショ
ン22Bで構成される第2のコードレスシステムの動作
領域22とが形成されている。ここで、第1のコードレ
スシステムの親機21Aとステーション21Bは、最大
30mの距離を置いた位置にあり、同様に第2のコード
レスシステムの親機22Aとステーション22Bも、最
大30mの距離を置いた位置にある。
【0019】実際の使用上、ステーション21Bは親機
21Aから最大30m以上離れることはなく、ステーシ
ョン22Bも同様に親機22Aから最大30m以上離れ
ることはない。仮に、このような位置環境で30m以上
電波が到達してしまうと、第1と第2コードレスシステ
ムは、互いの電波で動作が不完全になる。そこで、第1
と第2のコードレスシステムの両方の電波到達距離を次
のようにして30m以下に設定する。
【0020】まず、図2に示す入力手段3の設定ボタン
3Bを押下して、送出電力設定モードとする。その結
果、図4に示すように、送出電力の強さを入力する表示
が表示器5に表示される。次いで、入力手段3のテンキ
ー3Aを使用して「30」と入力する。すると、表示器
5に「送出電力30m」と表示され、さらに入力手段3
の設定ボタン3Bを押下することで、EEPROM4に
送出電力30mに相当する電波の強さが登録される。
【0021】このような動作により、親機21A,22
Aの送出電力は、30m以上は届かなくなる。
【0022】次に、EEPROM4中の「送出電力の強
さ30m」を示すデータを読取り、RFモジュール2の
内部の送出電力調整器6を中央演算部1が制御し、「送
出電力30m」相当の電力をアンテナ7により発射し、
ステーション21B,22Bと無線通信を行う。
【0023】図5は、1つの部屋において動作中の1つ
のコードレスシステムを示す模式図である。
【0024】この場合は、親機61Aから最大100m
までステーション61Bが離れる可能性があるため、前
記と同様にEEPROM4に「送出電力100m」を登
録する。
【0025】このように、本実施の形態では、使用者が
希望する電波到達距離に応じて入力手段3よりEEPR
OM4に到達距離データを登録し、中央演算部1は、そ
のデータを読み出し、該データに基づいて送出する電力
の強さを決定し、RFモジュールの送出電力調整器6を
制御する。これにより、親機がステーションと通信する
のに、必要以上の強さの電波が送出されることがなくな
り、盗聴などの恐れや混信等を回避することができる。
さらに、送出電力調整器6を、RFモジュール2の内部
に設けたので、従来装置での減衰器の使用例のように、
受信感度を悪化させることもなく、しかも送出電力を弱
めているときには消費電流が減少するため、低消費電力
化を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1のコード
レス通信装置によれば、送出電力の可変機能を備えた無
線送受信機と、送出電波の到達距離データを入力する入
力手段と、前記入力手段により入力された前記到達距離
データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に設定され
た前記到達距離データに従って前記無線送受信機の送出
電力を制御する制御手段とを備えたので、送出電力が、
使用者が希望する電波の到達距離に適合したものとな
り、必要以上の電力で電波が送出されなくなる。これに
より、盗聴や混信などを回避することが可能となる。さ
らに、無線送受信機自体が送出電力の可変機能を内蔵し
ているので、無線送受信機とアンテナとの間に減衰器を
挿入する構成(従来装置)のように受信感度を悪化させ
ることもなく、しかも送出電力を弱めているときには消
費電流が減少するため、低消費電力化を図ることが可能
となる。
【0027】また、請求項2のコードレスシステムによ
れば、送出電力の可変機能を備えた無線送受信機と、送
出電波の到達距離データを入力する入力手段と、前記入
力手段により入力された前記到達距離データを記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に設定された前記到達距離デ
ータに従って前記無線送受信機の送出電力を制御する制
御手段とを有する親機と、該親機と通信を行うステーシ
ョンとを備え、前記親機の前記入力手段に入力する電波
の到達距離データは、前記親機と前記ステーションとの
距離に応じて決定されたデータとしたので、請求項1の
発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るコードレスシステ
ムの親機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】入力手段の具体例を示す図である。
【図3】同一の部屋において動作中の2つのコードレス
システムを示す模式図である。
【図4】表示器5の表示例を示す図である。
【図5】1つの部屋において動作中の1つのコードレス
システムを示す模式図である。
【図6】従来のコードレスシステムの親機の要部構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中央演算部 2 RFモジュール 3 入力手段 4 EEPROM 5 表示器 6 送出電力調整器 7 アンテナ 11 部屋 21A,22A,61A 親機 21B,22B,61B ステーション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出電力の可変機能を備えた無線送受信
    機と、 送出電波の到達距離データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記到達距離データを記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に設定された前記到達距離データに従って
    前記無線送受信機の送出電力を制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とするコードレス通信装置。
  2. 【請求項2】 送出電力の可変機能を備えた無線送受信
    機と、送出電波の到達距離データを入力する入力手段
    と、前記入力手段により入力された前記到達距離データ
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に設定された前記
    到達距離データに従って前記無線送受信機の送出電力を
    制御する制御手段とを有する親機と、該親機と通信を行
    うステーションとを備え、 前記親機の前記入力手段に入力する電波の到達距離デー
    タは、前記親機と前記ステーションとの距離に応じて決
    定されたデータであることを特徴とするコードレスシス
    テム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003105354A1 (ja) * 2002-06-07 2003-12-18 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
WO2003105355A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 ソニー株式会社 通信装置
JP2004015654A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Sony Corp 通信方法、通信システム及び通信機器
WO2004047319A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報受信装置、動作装置、情報処理システムおよびプログラム
US7904046B2 (en) 2000-10-20 2011-03-08 Hitachi, Ltd. Radio equipment having an attenuator between antenna and radio module

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