JPH09511696A - 多軸ターニング機械 - Google Patents

多軸ターニング機械

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JPH09511696A
JPH09511696A JP8523980A JP52398096A JPH09511696A JP H09511696 A JPH09511696 A JP H09511696A JP 8523980 A JP8523980 A JP 8523980A JP 52398096 A JP52398096 A JP 52398096A JP H09511696 A JPH09511696 A JP H09511696A
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インデックス−ベルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト ハーン ウント テスキ
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Abstract

(57)【要約】 機械フレームと、作業領域の両側において前記機械フレームに概ね水平な回転軸線を中心として回転自在に取り付けられたシリンダと、中心軸線が前記回転軸線に概ね平行となるように前記シリンダにおいて個々の位置に設けられた加工手段と、前記加工手段の少なくとも一部に保持されたワークを加工するための工具とを具備する多軸ターニング機械を、他のワークのために可能なかぎり普遍的に加工可能とするように改良するために、前記シリンダを、前記機械フレームに対して各々の回転軸線を中心として個別に回転自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】 多軸ターニング機械 本発明は多軸ターニング機械、すなわち、機械フレームと、作業領域の対向す る領外に配設され、概ね水平な回転軸線を中心として回転自在に前記機械フレー ムに回転自在に取り付けられた2つのシリンダと、前記回転軸に概ね平行な中心 軸を有し、個々の位置において前記シリンダに配設された加工手段と、前記加工 手段の少なくとも一部に保持されたワークを加工するための工具とを具備する多 軸ターニング機械に関する。 上記多軸ターニング機械は、例えば、ドイツ国特許第DE−OS252800 1号により公知となっている。この公報に開示された多軸ターニング機械では、 シリンダと、対向シリンダが作業領域の両側に配設されているが、前記シリンダ と対向シリンダは、共に回転するように、該シリンダに連結された中央シャフト により強固に結合されており、上記中央シャフトには、加工されるワークのため にケースガイドが配設されている。 この解決手段は、こうした多軸ターニング機械の加工が、本質的に上記公報に 図示された軸部品に限定されてしまうという大きな問題がある。 従って、本発明の目的は、上述した種の多軸ターニング機械を改良して、可能 な限り普遍的に他のワークの加工にも利用できるようにすることである。 この目的は、既述した種の本発明による多軸ターニング機械により達成される 。この多軸ターニング機械では、シリンダが、その回転軸線を中心として互いに 独立して機械フレームに関して回転自在 に構成されている。 本発明による解決手段は、特に、単価を低減するために、前記シリンダ上で作 動する多数の加工手段を最適態様で利用可能とする。 この解決手段は大きな利点を有している。シリンダが互いに剛体連結されてい ないので、複数の付加的な加工工程を行うことができる。例えば、前記シリンダ は互いに独立して回転可能であり、従って、前記シリンダの各々の加工手段を互 いに独立して1つの回転位置または回転ステーションから次の位置またはステー ションに移動し、1つのシリンダの加工手段が、1つの回転位置または回転ステ ーションに止に設けられた工具により加工を実施するために、該回転位置または 回転ステーションに止まる時間は、他のシリンダの加工手段が、1つの回転位置 または回転ステーションに止に設けられた工具により加工を実施するための時間 とは無関係になる。 例えば、1つのシリンダの加工手段の1つのステーションに保持されたワーク を、ある同一の工具により加工することが可能であり、かつ、次いで、同じ工具 を使用して他のシリンダの加工手段の反対側のステーションに保持されたワーク を加工することが可能となる。 上述した解決手段では、特に、互いに対向するシリンダの端面の間に設けられ た作業領域を貫通させて両シリンダを回転自在に安定的に取り付けるために、機 械的連結を用いることもできる。 然しながら、本発明による解決手段は、互いに対向するシリンダの端面の間に 設けられた作業領域からシリンダ間の機械的連結をなくす場合に特に有利である 。と言うのは、利用可能な空間、特に、加工手段の位置の半径方向内側の空間が 広くなり、例えば、複数の工具を装着して工具ホルダを利用可能となる。この場 合、使用しない工具を加工手段の半径方向内側に設けられた作業領域の一部に配 置し、或いは、この作業領域の一部分をワークへ工具を移動させる ために利用することができる。 更に、対面する端面間に設けられた作業領域において、シリンダ間に機械的連 結がないので、切削が自由に落下し、機械的連結から上記切削を除去するための 複数の装置を省略可能となる。 実際上、両シリンダのために連結駆動モータを設け、これらが、互いに独立し て移動するように、対応する歯車と連結することもできる。然しながら、本発明 による基本的概念は、各シリンダが、それ自体の駆動装置により駆動可能な場合 に特に首尾一貫して達成される。と言うのは、これにより実質的に単純となり、 かつ、また、構造的に安価な解決となり、更に、上記の駆動装置に関する解決手 段により、シリンダの端面の間の作業領域を形状的に拘束されずに形成すること が可能となるからである。 各シリンダのために前記機械フレームのスタンドに回転駆動装置が配設され、 各スタンドが前記シリンダおよび前記回転駆動装置とともに前記機械フレームの モジュラユニットを構成する場合に、特に上記多軸ターニング機械に関する利点 を得ることができる。 実際上、従来技術として公知であるように、例えば、回転駆動装置は、マルタ クロス回転駆動装置として構成することが可能であり、これにより、各シリンダ は、特に、前記加工手段をステーションからステーションに、段階を追って所定 の角度を以て駆動される。 然しながら、シリンダのための駆動手段が数値制御されるC軸装置 (C-axis d evice)である場合に、特に有利である。と言うのは、この装置は、シリンダが個 別の所定の角度を以て独立してシリンダを回転させ、かつ、シリンダを急速に動 作させることが可能であるからである。更に、シリンダが個々の回転位置で固定 できる場合には、シリンダをより急速に固定するために、シリンダを各回転位置 に移動させることが可能となる。 シリンダを各回転位置に固定するために、各シリンダと機械フレームとの間に 、のこ歯状の切欠部(serration)が好ましく配設される。シリンダが数値制御さ れるC軸装置により回転駆動される場合には、上記のこ歯状の切欠部は、マルタ クロス回転駆動装置よりも急速に後退し、本発明による多軸ターニング装置でワ ークを加工するときの休止時間を低減可能とする。 更に、互いに反対側に設けられた加工手段ににより1つの同じ部分を加工可能 とする、或いは、一方のシリンダの加工手段から他方のシリンダの加工手段へ移 送可能とするために、好ましくは、両シリンダの回転駆動装置が、ある制御手段 を介して互いに関連するように構成する。 最も単純な例では、2つのシリンダの単一の回転位置を考慮することにより回 転駆動装置が関連付けられる。然しながら、例えば、反対側の加工手段により保 持されたワークを連帯して所定角度を以て回転させ、あるステーションで、或い はシリンダの回転中に加工するために、少なくとも部分的には2つのシリンダが 互いに同期して回転動作をなす限り何れの構成によってもよい。 シリンダの構成に関してはこれ以上の詳細には説明しないが、例えば、2つの シリンダの回転軸線を互いに平行で、かつ、互いに同軸とならないようにとなる ように構成し、シリンダの1または2の回転位置で、例えば加工手段が互いに対 設されるように構成することも可能である。然しながら、2つのシリンダの回転 軸線が同軸にある、すなわち、両シリンダが互いに同軸に回転する場合には、特 に、小型の多軸ターニング機械とするために特に有利である。 各シリンダ上の加工手段それ自体の構成に関してはこれ以上の説明はしないが 、有利な実施形態では、シリンダの加工手段は、その中心軸線が回転軸線から半 径方向に概ね等距離となるように配設さ れている。個々のステーションに移動した加工手段のワークは同じ工具調節手段 を用いて加工可能なる。 一定のステーションにある加工手段に保持されたワークを有利に加工可能とす るために、1つのシリンダの加工手段は、前記回転軸線を中心として互いに等角 度間隔で配設される。そして同様に、個々のステーションが等角度間隔、または 、この角度間隔の整数倍の角度間隔を以てで配設され、例えば、複数の加工手段 が複数のステーションの1つに常に配置されるようにする。 原理的には2つの異なるシリンダの加工手段を各シリンダの回転軸線から異な る半径距離に配置することは可能であろうが、然しながら、この場合には、シリ ンダが同じ回転軸線を中心として回転せずに、互いに平行にオフセットされた回 転軸線を中心として回転する場合にのみ、異なるシリンダに設けられた2つの加 工手段が共働することが可能となる。 従って、加工手段が2つのシリンダにおいて、各シリンダの回転軸線から半径 方向に等距離に設けられている場合に特に有利である。 加工手段の個数に関してはこれ以上詳細に説明しない。本発明による実施形態 では、第1のシリンダに設けた加工手段の個数は、第2のシリンダに設けた加工 手段の個数と同じである。 2つのシリンダに等角度間隔で加工手段を設け、一方のシリンダの加工手段と 他方のシリンダの加工手段とを互いに対応するステーションに配置することが可 能とすることが有利である。 この状況は、特に、ワークを加工するために、上記複数のステーションの少な くとも1つにおいて2つの加工手段が必要となる場合や、ワークが両方の加工手 段により保持される場合、または、一方の加工手段により保持され、他方の加工 手段により案内される場合に利用される。 然しながら、あるワークについて複数の加工手段の場合、例えば、ワークの前 側部および後側部を加工する場合、ワークの一方の側部の加工手段の個数は、ワ ークの他方側部の加工手段の個数よりも少ない。 そのために、しばしば両方のシリンダに同じ個数の加工手段を設ける必要がな い、或いは同じ個数の加工手段を設けることが好ましくない場合がある。従って 、本発明による1つの実施形態では、一方のシリンダに設けた加工手段の個数を 、他方のシリンダに設けた個数よりも適宜に少なくしてある。極端な例では、一 方のシリンダに1つの加工手段を設け、他方のシリンダには複数、例えば、6ま たは8の加工手段を設ける。 一方のシリンダに設けたこの1つの加工手段は、未知の加工の可能性を許容す る。例えば、一方のシリンダの上記1つの加工手段が、他のシリンダの加工手段 を用いて、この回転位置または他の回転位置にあるワークを完全に加工する、或 いは、この回転位置または他の回転位置においてワークを取出手段に配置する必 要がある場合には、ある回転位置にある他方のシリンダの加工手段からワークを 受け取るので、更なる加工工程をワークに実施し、或いは、ワークを装填手段か ら取り上げること、を許容する。 加工手段のタイプに関してはこれ以上詳細には説明しないが、ある有利な実施 形態では、加工手段の少なくとも1つがワークスピンドルとして構成されている 。 種々の方法で利用される更に有利な変形例では、一方のシリンダの加工手段が 、加工のためにワークを保持するワークスピンドルとして構成されている。 然しながらその代替例として、また、例えば、ワークを加工するために、ワー クスピンドルとして構成されていない加工手段をワー クスピンドルとして構成されている加工手段に割り付ける、或いは配設すること ができる。この場合、上記の割付はワークの加工の種類に依存している。 個々の実施形態に関する既述の説明に関連して、各シリンダにおいて加工手段 が如何に配設されているかが説明されていない。例えば、加工手段をシリンダに 固定的に配設することも可能である。特に、2つの加工手段を互いに共働するよ うに互いに対設する場合には、少なくとも1つの加工手段をそのシリンダに関し てその中心軸線方向に移動可能に設けることが有利である。 加工手段がシリンダに関してスピンドル中心軸線を形成するその中心軸線方向 に移動可能に設けられている場合には、加工手段をワークスピンドルとして構成 することが有利である。と言うのは、Z軸方向に変位させることにより、シリン ダに関してワークスピンドルが移動するので、該ワークスピンドルに保持された ワークを加工可能となるからである。上記ワークスピンドルのZ軸線方向への移 動性により、こうしたワークスピンドルにより製造されたワークの回転精度や円 筒度が高くなる。 複数の加工手段が各々の中心軸線方向に移動可能な場合、特に、加工手段が各 シリンダに関して各々の中心軸線方向に個別に移動可能とすることが有利である 。と言うのは、これにより、他の加工手段での加工工程を考慮することなく、当 該加工手段での所望の加工工程を維持できるからである。 中心軸線方向に移動可能な各加工手段に、中心軸線方向への移動のために個別 のリニアドライブを設けることが特に有利である。と言うのは、加工手段の個別 の移動性のために特に単純な解決手段であるからである。 加工手段の位置決めに関して特に、各加工手段が連続的にリニア ドライブと連結されていることが適当である。と言うのは、例えば、ドイツ国特 許公報第DE−OS2528001号に開示された解決手段から公知となってい る、各リニアドライブを各加工手段の変位のために連結する場合に生じる問題が 発生せず、加工手段の位置決め精度に関する問題を除去できるからである。 加工手段の変位のためのリニアドライブは、ドイツ国特許公報第DE−OS2 528001号と同様に、ディスク状のカムにより制御される駆動装置として構 成可能である。然しながら、複製旋削工程が可能なように、リニアドライブによ り中心軸線方向への位置に関して明確に位置決め固定可能であるならば、リニア ドライブが特に有利である。と言うのは、ディスクカム制御装置は、一方の方向 にのみ正確に位置決め可能で、反対方向には不可能であるので、ディスクカム制 御装置では、複製旋削工程は不可能であるからである。 そのために、リニアドライブは、例えば、スピンドルモータとして構成される 。 ワークを加工するときに可及的に高い精度を得るために、シリンダに対して加 工手段の各々を全体として単に直線方向にのみ移動可能に構成される。これによ り、加工手段を単純、かつ、非常に正確に案内することが可能となる。 好ましくは、リニアドライブは各シリンダに配設される。この場合、また、各 シリンダに1つの駆動モータが配設される。 可能なかぎり小さな構造とするために、シリンダの半径方向の寸法を可能な限 り低減するために、シリンダにおいてリニアドライブを半径方向外側に配設する ことができる。 リニアドライブが加工手段に対して回転軸に関してオフセットされている場合 、この構成は特に小型となる。そしてこの構成は、2つの加工手段の間の角度間 隔にリニアドライブを配設することによ り最適化される。 原理的には、例えば、最初に記載した多軸ターニング機械のように、シリンダ を所望の回転方向に回転させることが可能である。 然しながら、シリンダの各々は、初期位置から最終位置に最大角度を以て回転 し、最大角度による回転に追従する柔軟な給電ストランドを機械フレームから各 シリンダに配設する場合に特に有利である。この構成には、加工手段および加工 手段を動作させるためのリニアドライブに、回転リード線を用いることなく、上 記柔軟な給電ストランドを介して連続的に給電できるという大きな利点がある。 これにより、各シリンダが回転する間、給電が維持され、従って、各シリンダが 回転する間に各加工手段を作動さ、次の加工工程のために、既に得られた位置を 変化させるためにリニアドライブを作動させ、また、機械フレームに直立配置さ れた工具に加工手段が衝接することが防止される。 初期位置から最終位置へ一方方向へシリンダが回転し、次いで、急速動作によ り最終位置から初期位置へ逆回転する間、各シリンダが配設された加工手段を通 過し、初期位置から最終位置の方向に各加工手段を回転通過する場合に特に有利 である。 然しながら、同様に、最終位置から初期位置にシリンダが回転動作する間、各 加工手段を通過可能とするとも可能である。 これは、特に、本発明による各シリンダの個別の移動性に関連して特に有利で ある。と言うのは、最終位置から初期位置への逆回転動作の間に、各シリンダの 異なる動作が、また可能となるからである。 本発明の更なる特徴および利点は、複数の実施形態の図面はもとより以下の説 明から明らかとなる。 図1は、多軸ターニング機械の図2、3の直線I−Iに沿う部分 断面図であり、例えばワークスピンドルにより構成される加工手段を示す図であ る。 図2は、図1の直線II−IIに沿う断面図である。 図3は、図1の直線III−IIIに沿う断面図である。 図4は、図1のシリンダの拡大断面図である。 図5は、図1の直線V−Vに沿う断面図である。 図6は、本発明の加工手段の第1の実施形態の拡大図である。 図7は、本発明の加工手段の第2の実施形態の拡大図である。 図8は、本発明の加工手段の第3の実施形態の拡大図である。 図9は、例えば、工具台の断面図であり、図2の直線VI−VIに沿う拡大断 面図である。 図10は、図1の直線VII−VIIに沿う断面図であり、シリンダが初期位 置にある場合を示す図である。 図11は、図10と同様の断面図であり、シリンダが最終位置にある場合を示 すである。 図12は、第1の変形例におけるワークの加工工程を示す略示断面図である。 図13は、第2の変形例におけるワークの加工工程を示す略示断面図である。 図14は、第3の変形例におけるワークの加工工程を示す略示断面図である。 図15は、第4の変形例におけるワークの加工工程を示す略示断面図である。 図16は、第5の変形例における図3と同様の断面図である。 図17は、第5の変形例におけるワークの加工工程を示す略示断面図である。 図1に示す本発明による多軸ターニング機械の一実施形態は、機 械フレーム10を有している。機械フレーム10は、ベース16により互いに連 結された第1のスタンド12と第2のスタンド14とを具備している。参照番号 18で指示された作業領域がスタンド12、14の間に設けられている。 参照番号20で指示される第1のシリンダが、作業領域18に面した前シリン ダベアリング24と、作業領域18から離反した方向に面した後シリンダベアリ ング26とを有し、第1のスタンド12に水平回転軸22を中心として回転自在 に取り付けられている。シリンダ20を回転させるために、駆動モータ30と、 歯付きベルト伝達装置31とを具備し、参照番号28で指示する回転駆動装置が 配設されている。これにより、例えば、後シリンダベアリングの近傍にてシリン ダ20が駆動される。この場合、回転駆動装置26は、好ましくは、数値制御さ れる回転軸部材として構成され、これにより、シリンダ20は如何なる回転位置 にも正解に位置決めれる。 作業領域18に面して第1のスタンド12の側に、シリンダ20の個々の回転 位置を固定するために、第1のスタンドとシリンダ20の間において作用する3 つの部分から成るのこ歯状の切欠部34が配設されており、該のこ歯状の切欠部 は、前シリンダベアリング24と作業領域の間に配設され、油圧により作動させ ることができる。 図1、2に示すように、複数の第1の加工手段40、すなわち、ワークスピン ドルとして構成された加工手段がシリンダ20の周囲において個々の位置42a 、42b、42c、42d、42e、42fに配設されており、この実施態様で は、加工手段40は、各位置42aにおいて回転軸線22から同じ半径方向の距 離に、かつ、回転軸線22から等角度間隔にある。 全ての加工手段40は、更に、各々の中心軸線が回転軸線22に 平行となるように、従って水平方向に延設されており、加工要素、すなわち、加 工手段40により囲繞されたワークチャックが、該ワークチャックに挟持された ワークWを作業領域18内で加工できるように作業領域に面している。 第2のスタンド14において、作業領域18に面した前シリンダベアリング5 2と、作業領域18から離反するように面した後シリンダベアリング54とによ り、第2のシリンダ50が回転軸線22と同心に回転自在に第2のスタンド14 に取り付けられており、該第2のシリンダが加工手段40のための支持部として 設けられている。この場合、第2のシリンダ50を回転させるために、駆動モー タ60と歯付きベルト伝達装置61とを備えた回転駆動装置58が配設されてい る。これにより、後シリンダベアリング54の近傍において、第2のシリンダ5 0が駆動される。回転駆動装置58は、また、好ましくは、数値制御回転軸部材 として構成されており、シリンダ50は如何なる所望の回転位置にも正確に位置 決めされる。 作業領域18に面して第2のスタンド14の側に、シリンダ50の個々の回転 位置を固定するために、第2のスタンドとシリンダ50の間において作用する3 つの部分から成るのこ歯状の切欠部56が配設されており、該のこ歯状の切欠部 は、前シリンダベアリング52と作業領域の間に配設され、油圧により作動させ ることができる。 図3に示すように、第2のシリンダには6つの位置62aからfが設けられて おり、この場合、個々の位置62aからfは、各位置42aからfと同様に回転 軸線22から等角度間隔にある。中心軸線44を有し、回転軸線22に対して平 行で幅広い種々の形式のする加工手段40が位置62aからfに配設されている 。 加工手段40の各々はスリーブ64に配設されており、スリーブ 64は、第1のシリンダ20または第2のシリンダ50の前ベアリングプレート 70または後ベアリングプレート72に形成された案内孔66、68に挿通され ており、案内孔66、68内にしっかりと装着されているか、或いは、リニアガ イド74、76により、加工手段40の中心軸線44と一致する中心軸線78の 方向に回転軸線22に平行に変位可能に案内されている。 スリーブ64のシリンダ20、かつ/または、シリンダ50に対する明確に定 められた変位のために、図4において参照番号80にて指示されるリニアドライ ブが配設されており、該リニアドライブはボールネジ軸82を具備しており、該 ボールネジ軸は、ベアリングプレート70、72の間に延在され、かつ、アキシ ャル、ラジアルベアリング84と共に後ベアリングプレート72に取り付けられ 、かつ、駆動モータ88のモータ軸86に直結されている。駆動モータは、後ベ アリングプレート72において前ベアリングプレート70から離反する側部に配 設され、かつ、該後ベアリングプレートに保持されている。ボールネジ軸82は 、それ自体、ボールネジナット90を貫通している。ボールネジナットは、スリ ーブ62の外側に係合し移動できないように固着された腕94の通路92に配設 されている。腕94は、好ましくは、リニアドライブ80の反対側において、参 照番号96にて指示される長手のガイド上で案内される。長手ガイド96は、ガ イドバー100に沿って摺動自在のガイドボ部材98を有しており、ガイドバー 100は、その長手の中心軸線102がスリーブ64の中心軸線に平行となるよ うに延設されており、かつ、中心軸線78の方向に長手方向に変位でき共に回転 するように対向シリンダ50の前後ベアリングプレート70、72に保持されて いる。 図5に示すように、リニアドライブ80は、好ましくは、その長 手の軸線104が、2つの連続するスリーブ64の中心軸の間の角度範囲の中心 に設けられ、かつ、好ましくは、これらの2つのスリーブ64に対して千鳥状に 互い違いとなるように配設されている。 長手ガイド96は、図5に示すように、好ましくは、各スリーブ64において 回転軸線22に対面する一側部に設けられている。 加工手段40は、種々の方法にて構成することができる。例えば、図6に示す ように、工具ホルダ110によりスリーブ64に固着され、ワークスピンドルを 構成する反対側の加工手段40、例えばスリーブ64に取り付けられたワークの 方向に移動可能な単純な工具112とすることができる。この場合、中心軸線7 8に対する工具112の回転位置は、シリンダ50とともに回転自在のスリーブ 64により明確に固定される。 図7に示す、本発明により可能な第2の加工手段は、工具固定具114を具備 している。工具固定具114はスリーブ64に回転自在に設けられており、該ス リーブ64内に回転工具118用のホルダ116を挿入させることができる。回 転工具118は、例えばフライスカッタである。 この工具固定具114は、回転ベアリング120を介して中心軸線78を中心 として回転自在にスリーブ64に取り付けられており、スリーブ64において工 具固定具114の反対側領域に受承されたビルトインモータ114により駆動さ せることができる。この場合、前記ビルトインモータのステータ124は、スリ ーブ64の端凹部126にしっかりと固着され、ロータ128が駆動軸130に 取り付けられている。この駆動軸は、一方で工具固定具114の回転ベアリング 120に、他方で工具固定具114の反対側の領域に設けられた端部回転ベアリ ング132に回転自在に取り付けられている。この場合、駆動軸130が、該駆 動軸にしっかりと連結された工具 固定具114を駆動する。 スリーブ64を、その中心軸線78に沿って変位させることにより、回転工具 118は、例えば、ワークスピンドルを構成する対向する加工手段40に保持さ れたワークWに向かって移動し、それと同時に該工具118はビルトインモータ 122により回転駆動される。 図8に示す本発明による加工手段の第3の実施形態では、参照番号140で指 示するワークスピンドルがスリーブ64内に配設されている。このワークスピン ドル140は、参照番号142で指示するワーククランプを具備している。該ワ ーククランプは、作業領域19に面したスリーブ64の前側108に配設されて おり、回転ベアリング144によりスリーブ64内に回転自在に取り付けられて いる。 この場合、ワーククランプ142は、スリーブ64を貫通するスピンドルチュ ーブ146に着座しており、スピンドルチューブは後端側において回転ベアリン グ148を介して回転自在に、かつ、この場合、回転軸線としての中心軸線78 と同軸に前記スリーブに取り付けられている。参照番号152で指示するビルト インモータのロータ150がスピンドルチューブ146に固着され、かつ、ステ ータ154が、この場合、スリーブ64の後凹部126にしっかりと設けられて いる。 前記ワーククランプのコレットチャック156を作動させるために、例えば、 クランプチューブ158が、スピンドルチューブ146の内側から油圧式のクラ ンプシリンダ160に延設されている。上記クランプシリンダは、スリーブ64 においてワークチャック142の反対側に配設されており、コレットチャック1 56は、通常の態様にてクランプチューブ158を介して油圧クランプシリンダ 160により作動させられる。 スリーブ64に挿入されたワークスピンドル140は、この場合、スリーブ6 4を中心軸線78に沿って対向する加工手段、すなわち、1つのワークスピンド ルに取り付けられたワークWの方向に接近移動させることにり、ワークWに接近 、離反可能となる。 図示する実施形態では、位置42aから42fと62aからfに配設された加 工手段40は、サポート20または50を回転させることにより、スタンド12 、14に対して固定された異なるステーション190aからfおよび192aか らfに位置決めされる。図1、9に示すように、2つのスタンド12、14にお いて、該スタンド12、14に対してX軸およびZ軸方向に全体として移動でき る工具台190が、1または複数のステーション192に割り当てられ、該ステ ーション内に加工手段40が移動し、加工工具196が前記工具台に取り付けら れる。 この場合、工具台194は参照番号198で指示される工具台ガイドに取り付 けられ、該工具台ガイド上で回転軸線22に対して横断方向に、従って、スリー ブ64の中心軸線78に対して横断方向に、かつ、好ましくはそれらに対して垂 直に、X軸方向に移動可能となっている。移動台194の明確に定められた位置 決めのために、該移動台は、ボールネジナット202のための取付部200を支 持しており、そしてそれは、該ナットを貫通するボールネジ軸204を有してい る。この場合、ボールネジ軸204は、工具台ガイド198の一端側で軸方向に 移動できないように回転自在に取り付けられている。 工具台ガイド198の全体がZ軸方向に移動可能となっており、かつ、それ自 体Zスリーブ206に取り付けられている。このZスリーブは、各スタンド12 または14を貫通し、かつ、回転軸線2 2または中心軸線78に平行な中心軸線212の方向に変位自在に各スタンド1 2または14のガイド208、210に取り付けられている。 Zスリーブ206を変位させるために、該スリーブは、ボールネジナット21 6を支持するホルダ214に係合している。該ボールネジナットはZスリーブ2 06に隣接配置されており、該ナットを貫通するボールネジ軸218を有してい る。この場合ボールネジ軸218は各スタンド12または14内に延設されてお り、かつ、中心軸212に平行となっている。ボールネジ軸218は、例えば、 一端において回転ベアリング220により各スタンド12、14に回転時事兄取 り付けられ、かつ、参照番号224にて指示される送りモータの駆動軸22に連 結されている。この送りモータは、工具台ガイド198の反対側においてスタン ド12または14の一方の側から突出され、かつ、該スタンドに保持されている 。 ボールネジ軸204を駆動するために、送りモータ230のモータ軸228に 連結され、かつ、ボールネジ軸204と同じ程度に延設された駆動軸226が、 Zスリーブ206を貫通している。この場合、駆動軸226は、Zスリーブ20 6の一端側で回転ベアリング232に回転自在に取り付けられ、かつ、駆動する ために、かさ歯車234を介してボールネジ軸204に連結されている。 従って、ボールネジ軸204は送りモータ230により回転自在となっており 、こうして、横断移動台194は、送りモータ224により、各スピンドル軸線 44または中心軸線78に対して横断方向に変位し、Zスリーブ206の全体が 中心軸線212に、従って、また、スピンドル軸線44または中心軸線78に平 行に変位可能となる。 個々のステーション190、192においてX軸およびZ軸方向 に移動可能な工具196の回転駆動装置28、58を作動させるために、個々の 位置42、62にある加工手段40はもとより、参照番号240で指示する機械 制御手段が設けられている(図1)。 機械制御手段240と、シリンダ20および/または50に設けられた加工手 段40との間の接続は、シリンダ20および/または50の各々の場合で、各ス タンド12または14において作業領域から離反する側で機械フレーム10と各 シリンダ20または50との間に設けられた供給連結部242を介して行われる 。供給連結部242は、リンクチェーン246内に案内される給電ストランド2 44を具備している。この場合、給電ストランドは一端248において各スタン ド12または14の後側で機械フレームにしっかりと取り付けられ、他端におい て、各シリンダ20または50から作業領域18の反対側に突出したチューブ2 52にしっかりと連結されている。給電ストランド244は、これにより、回転 軸線22に垂直な平面253内で、2つの端部248、250の間で螺旋状に延 設される。更に、チューブ252がウォームケーシング254により囲まれてお り、該ケーシングから開口部256を通して給電ストランド244が外に引き出 されている。 図10、11に示すように、各シリンダ20または50が、最大角度360− 360/(ステーション数)度、例えば本実施形態では、図10に示す初期位置 から矢印258の方向に図13に示す最終位置に300度を以て回転自在となっ ている。給電ストランド244の上記最終位置では、給電ストランドがチューブ 252の周囲に緊密な螺旋状に巻き付けられている。更に、各シリンダ20また は50は、図13に示す前記最終位置から図12に示す前記初期位置に矢印25 8の反対方向、すなわち、矢印260の方向に回転可能となっており、前記初期 位置においてチューブ252の周囲に螺 旋状に巻き付けられた給電ストランド244が解かれ、それ自体で開口部256 を通してウォームケーシング254内に押し進む。 給電ストランド244を回転軸線22に垂直な平面253内に保持するガイド ディスク262が、好ましくは、ウォームケーシング254の両側に配設される 。 その結果、位置42にある加工手段40の各々が全てのステーション190ま たは192を通過するように、各シリンダ20または50は、例えば、最終位置 に到達するまで、個々のステップにおいて300度を以て回転可能となる。次い で、個々のステーション190または192に停止することなく、前記初期位置 へ急速に逆回転し、この通路から個々のステーション190、192で停止しな がら伸長が生じる。 本発明の多軸ターニング機械によれば、以下に説明する種々の機械加工が可能 となる。 本発明の多軸ターニング機械の非常に単純な変形では、前記シリンダ内の加工 手段40の各々が、ワークスピンドル140を有し、該ワークスピンドルのワー ククランプ手段142がワークWを保持する(図12)。 第1のシリンダに対設された第2のシリンダ50は、工具112、すなわち、 作業領域18に対面し工具ホルダ110に保持されスリーブ64内に配設された 工具112を具備している(図12)。 この場合、ワークWは、ワークスピンドル140をスリーブの中心軸線の方向 に移動させることにより移動可能となっており、この動作がワークWを加工する ための軸線方向の動作となっている。この場合、同時にワークWがビルトインモ ータにより回転駆動され、ワークWと工具112との間のZ軸動作により、一方 側S1においてワークWが加工される。 ワークWの上記加工は、図12に示すように、ステーション190aにおいて 開始される。例えば、シリンダ20、50がステーション190bまたは192 bに割り出される間、ワークは反対側のステーション192aに停止、保持され る。この場合、位置62aにある加工手段40がステーション192aからステ ーション192bに移動するように、シリンダ20、50が回転駆動装置28、 58により互いに同期して回転駆動される。 これに次いで、例えば、機械加工が中断され、ワークスピンドル140にある ワークが回転駆動装置28によりシリンダ20が回転することにより、ステーシ ョン190bからステーション190cに移動する。この間、シリンダ50の位 置62aにあり工具112を支持する加工手段40は、ステーション190fか らステーション190aに移動するワークWを加工するために、ワークWシリン ダ50を回転させることによりステーション192aに再び復帰する。 例えばスピンドル位置190bにおいて、回転自在の工具工程具120に取り 付けられスリーブ64のビルトインモータ122により回転駆動される、ステー ション192bにある利用可能な工具112によりワークWを加工する同様の態 様において、図13に示す第2の変形例が可能である。この場合、ワークWと工 具118との間のZ軸に沿った相対動作は、また、図12に関連して既述した態 様にて、スリーブ64のワークスピンドル140を変位させることにより達成さ れる。 本発明による多軸ターニング機械の更なる変形例では、シリンダ29の加工手 段40と同様に、スリーブ64内にワークスピンドル140が設けられており、 更に、ワークスピンドル140が、また、第2のシリンダ50のスリーブ64内 に設けられ、この場合、ワー クスピンドル140の2つのシリンダ内の個数は同じになる。 ワークスピンドル140は、各シリンダ20内のワークスピンドル140の各 々が、ステーション190、192の各々に配置されるように、そのスピンドル 軸78が回転軸線22から半径方向に等距離となり、かつ、互いに等角度間隔で 配置されている。 回転駆動装置28、58は、制御装置240により同期して作動し、従来技術 から公知の機械において同じ回転加工作業が可能となるが、然しながら、両シリ ンダの端面の間の作業領域18が完全に解放され、従って、個々のステーション 190、192にあるワークWへの工具196の接近が容易になり、更に、工具 196の配置のためにより広い空間を利用することが可能となる利点を有してい る。 この変形例では、好ましくは、互いに対設されている2つのワークスピンドル 140の各々が、中心軸線78の方向に移動可能となっている。 この変形例では、例えばステーション190a、192aにあるワークWを既 述した工具台194に設けられた工具196により、この場合、工具台194を 移動させることにより加工することが可能となる。一方で、工具196がワーク Wに対してX軸に沿って移0動可能で、かつ、他方で、対応するスリーブ64を 中心軸線78の方向に移動させることにより、ワークWが工具196に対してZ 軸方向に移動可能となっている。 この場合、ステーション190aにおいて、例えば、ワークWは側部S1が加 工され、ステーション192aにおいて反対側に配設されたワークWの側部S2 が加工される。すなわち、各ステーションにおいて、ワークWは前側部S1が加 工され、反対側のワークWは後側部S2が加工される。 上記変形例では、さらに、例えば、ステーション190f、192fにおいて 、ワークスピンドル140を他のワークスピンドルに向かって移動させ、ワーク Wを位置42fにあるワーククランプ142を位置62fにあるワーククランプ 手段142に移送することにより、ワークWを位置42fにあるワークスピンド ル140から位置62fにあるワークスピンドル140へ移送することが可能で あり、例えば、スピンドル190aから190eにおいて、ワークWの前側部S 1を加工し、ステーション190fにおいてワークWを位置42fにあるワーク スピンドル140から、ステーション192fにおいて位置62にあるワークス ピンドル140に移送し、そこから、ステーション192aから190eにおい てワークWの後側部S2を加工する。 この代替例として、本発明による多軸ターニング機械の以下の変形例では、図 15に示すように、ステーション190f、192fにおいて、位置42fにあ るワークスピンドル140から、位置62fにあるワークスピンドル140に、 異なる回転方向でこれらのステーションに接近してワークを移送させることが可 能である。例えば、図15に示すように、シリンダ50の反対側における次のワ ークスピンドル140がステーション190aから移動してステーション190 fにおいてワークWを移送するために停止している、すなわち、矢印272の方 向に回転し、ステーション192fにある次のワークスピンドル140がステー ション192eから移動し、例えば、ワークWが該ステーションにあるワークス ピンドルから取出ステーションに配置され、解放されたワークスピンドル140 がステーション192eからステーション192fに移動し、ここでワークを受 承し、シリンダ50の次の割出動作のあとに次の加工動作がステーション192 aで生じる。 然しながら、ワークはブランクとしてステーション190eにおいて、そこに あるワークスピンドル140に装填手段により装填され、該スピンドルがステー ション190fから移動したときにワークWは保持されていない。 本発明による多軸ターニング機械の図16、17に示す更に他の変形例では、 シリンダ50′にただ3つのワークスピンドル140が位置62a、62c、6 2eに配設されており、図3に示すシリンダ50の場合のように6つのシリンダ は配設されいない。3つのワークスピンドル140は、シリンダ20のワークス ピンドル140の角度距離の2倍の角度を以て、互いに等角度間隔で配置されて いる。 図17に示すように、本発明による多軸ターニング機械のこの変形例では、ス テーション190a、192aにあるワークスピンドル140が、ワークWを位 置42aにあるワークスピンドル140から、位置62aにあるワークスピンド ル140に移送し、位置62aにあるワークスピンドル140をステーション1 92cに移動させ、ステーション192cにあるワークを工具112により加工 することが可能であり、そのためにシリンダ50′が回転させられる。ステーシ ョン192cでは、シリンダ20のワークスピンドル140に保持去れたワーク Wの加工工程とは完全に無関係に側部S2が工具112により加工される。シリ ンダ50′の回転動作のためのただ1つの協会条件は、ワークWをステーション 190aにあるワークスピンドル140から移送するための条件であり、ワーク スピンドル140は、そして、ステーション190aにおいて受承可能である。 然しながら、シリンダ20にあるワークスピンドル140に保持されたワーク の場合、シリンダ20の回転方向に依存して、ステー ション190c、190bまたはステーション190e、190fにおいて、ス テーション190aへの移送に先立って、ステーション190でワークWの側部 S1を加工することが可能であり、この場合、加工時間は、また、完全に側部S 2の加工時間から独立している。 例えば、ワークWの側部S1の加工に大きな個数の非常に異なる工具が必要で あり、側部S2の加工に異なる時間が必要な場合、例えば、また、異なる個数の 工具が必要な場合に、シリンダ50′での異なる数のワークスピンドル140を 利用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.機械フレームと、 作業領域の両側において前記機械フレームに概ね水平な回転軸線を中心として 回転自在に取り付けられたシリンダと、 中心軸線が前記回転軸線に概ね平行となるように前記シリンダにおいて個々の 位置に設けられた加工手段と、 前記加工手段の少なくとも一部に保持されたワークを加工するための工具とを 具備する多軸ターニング機械において、 前記シリンダ(20、50)が、前記機械フレーム(10)に対して各々の回 転軸線(22)を中心として個別に回転自在に構成されていることを特徴とする 多軸ターニング機械。 2.互いに愛面する前記シリンダ(20、50)の間に設けられた前記作業領域 (18)が、前記シリンダ(20、50)の機械的連結から解放されていること を特徴とする請求項1に記載の多軸ターニング機械。 3.前記シリンダ(20、50)の各々が、それ自体の回転駆動装置(28、5 8)により駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の多軸ターニン グ機械。 4.前記シリンダ(20、50)の各々が、該シリンダのために設けられた前記 機械フレーム(10)のスタンド(12、14)に割り当てられた前記回転駆動 装置(28、58)を具備しており、前記スタンド(12、14)の各々が、前 記シリンダ(20、50)および前記回転駆動装置(28、58)とともに前記 機械フレーム(10)のモジュラユニットを構成することを特徴とする請求項3 に記載の多軸ターニング機械。 5.前記シリンダ(20、50)のための回転駆動装置(28、58)が、数値 制御される回転軸装置として構成されていることを特 徴とする請求項3または4に記載の多軸ターニング装置。 6.前記シリンダ(20、50)の回転駆動装置(28、58)が制御手段(2 40)を介して互いに関連していることを特徴とする請求項3から5の何れか1 項に記載の多軸ターニング装置。 7.2つのシリンダ(20、50)が同じ回転軸線(22)を中心として回転自 在となっていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の多軸ター ニング機械。 8.前記シリンダ(20、50)の前記加工手段(40)が、前記回転軸線(2 2)から半径方向に概ね等距離にあることを特徴とする請求項1から7の何れか 1項に記載の多軸ターニング機械。 9.前記シリンダ(20、50)の加工手段が、前記回転軸線(22)を中心と して互いに等角度間隔で配置されていることを特徴とする請求項1から8の何れ か1項に記載の多軸ターニング機械。 10.前記シリンダ(20、50)に設けられた前記加工手段(40)が、前記 各シリンダ(20、50)の回転軸線(22)から半径方向に等距離に配設され ていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の多軸ターニング 機械。 11.第1のシリンダ(20)に設けられた加工手段(40)の個数が、第2の シリンダ(50)に設けられた加工手段(40)の個数ひ等しいことを疾く長途 とする請求項1から10の何れか1項に記載の多軸ターニング機械。 12.前記シリンダ(20、50)において、前記加工手段(40)が、前記回 転軸線(22)を中心として互いに等角度間隔で配設されていることを特徴とす る請求項11に記載の多軸ターニング機械。 13.一方のシリンダ(50′)に設けられた加工手段(40)の個数が、他方 のシリンダ(20)に設けられた加工手段(40)の個数よりも少ないことを特 徴とする請求項1から10の何れか1項 に記載の多軸ターニング機械。 14.前記加工手段(40)の少なくとも一部が、ワークスピンドル(140) として構成されていることを特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載の 多軸ターニング機械。 15.一方のシリンダ(20)の前記加工手段(40)がワークスピンドル(1 40)として構成されていることを特徴とする請求項14に記載の多軸ターニン グ機械。 16.前記加工手段(40)の少なくとも1つが、そのシリンダ(10、50) に関して、その中心軸線(44)方向に移動可能となっていることを特徴とする 請求項1から16の何れか1項に記載の多軸ターニング機械。 17.前記加工手段(40)が互いに独立して、前記各シリンダ(20、50) に関してそれらの中心軸線(44)方向に移動可能となっていることを特徴とす る請求項16に記載の多軸ターニング機械。 18.その中心軸線(44)方向に移動可能となっている前記各加工手段に、リ ニアドライブ(80)が配設されていることを特徴とする請求項17に記載の多 軸ターニング機械。 19.前記各加工手段が、前記リニアドライブ(80)に継続的に連結されてい ることを特徴とする請求項18に記載の多軸ターニング機械。 20.前記加工手段(40)が、前記リニアドライブ(80)により、前記中心 軸線(44)方向の位置に関して明確に位置決め固定することが可能となってい ることを特徴とする請求項16から19の何れか1項に記載の多軸ターニング機 械。 21.前記各加工手段(40)が、各々のシリンダ(20、50)に関して直線 方向にのみ移動可能となっていることを特徴とする請 求項16から20の何れか1項に記載の多軸ターニング機械。 22.前記リニアドライブ(80)が、前記各シリンダ(20、50)に設けら れていることを特徴とする請求項16から21の何れか1項に記載の多軸ターニ ング機械。 22.前記シリンダ(20、50)の各々が、初期位置から最大角度を以て最終 位置に一方の方向(258)に回転し、初期位置へ反対方向(260)に逆回転 し、 前記最大角度の回転動作に追従する柔軟な給電手段(244)が、前記機械フ レーム(10)から前記各シリンダ(20)50)に方向付けられていることを 特徴とする請求項1から22の何れか1項に記載の多軸ターニング機械。
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