JPH09510801A - 多ファイバ型ケーブル用の相互接続素子 - Google Patents

多ファイバ型ケーブル用の相互接続素子

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JPH09510801A JP7524969A JP52496995A JPH09510801A JP H09510801 A JPH09510801 A JP H09510801A JP 7524969 A JP7524969 A JP 7524969A JP 52496995 A JP52496995 A JP 52496995A JP H09510801 A JPH09510801 A JP H09510801A
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Abstract

(57)【要約】 隣接して接続される多ファイバ型ケーブルに属する光学ファイバをもつ2つの円筒形相補形素子(21、22)を含む光学ファイバケーブル用の多ファイバ型相互接続素子。前記相互接続素子(21、22)の各々は少なくとも長手方向切欠き(28)の外側に、連結ブシュ(23)の内面に形成される対応する長手方向のスライダ(81)の形状及び寸法と同様な形状と寸法ををもつ。これらの相互接続素子(21、22)はこのブシュ(23)内に相互連結をなすよう挿入され、関連する前面接触部分(27)は一方が他方に対して回された関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】 多ファイバ型ケーブル用の相互接続素子 発明の分野 本発明は一般的には光学ファイバ信号伝送装置に関するものである。 更に詳細には、本発明は光学ファイバケーブル用の多ファイバ型コネクタに関 するものである。 色々な型式のコネクタが既知であり、これらは特に光学ファイバ製のケーブル 間の接続をなすために使用されている。 背景技術 典型的な多ファイバ型光学ファイバの第1の例は図1中に全体を10で示して いる。 コネクタ10は夫々13と13′で示す2つの連結部分を含む。 コネクタ10の部分13内には多数の光学ファイバ12が収容されており、光 学ファイバテープ11の端部から外に出ている。 同様に、コネクタ10の部分13′内には多数の光学ファイバが収容されてお り、光学ファイバテープ11′の端部から出ている。 コネクタ10の部分13の前面には2つの案内孔14が形成される。 孔14がファイバの脇に置かれていて、孔の長手方向軸線はファイバ自体の軸 線に対して平行に延在する。 部分13′の前面15は2つのピン16を示す。 ピン16は光学ファイバ12′の脇に配置されて、その長手方向軸線はファイ バ12′の軸線に平行に延在すると共に孔14に一致する位置にある。 コネクタ10は2つの部分13、13′を固定するため締め付けばね17を含 む。 2つのピン16を案内孔14内に挿入することによって光学ファイバ12が光 学ファイバ12′と整列し、その結果ケーブル11と11′の光学的連結が得ら れる。 クランプ17の作用によって、2つの部分13、13′の2つの前面15は相 互に接合する。 同様のコネクタに関する重大な問題点は、それらがコネクタ10の2つの部分 13と13′に隣接した光学ファイバが満足に整列できないという事実に起因す る。 図1のコネクタ10では、ファイバの正確な整列は単にピン16と孔14間の 連結によって決められる。 この機械的連結は光学ファイバを所望の極めて高い精度で整列させるのには全 く不十分である。 上記目的のためには、通常の光学ファイバの有効コア厚さは8ミクロンに過ぎ ない。 2つの連結されたファイバ間の伝送係数はファイバ自体の接触前面の面積に比 例する(それ故、ファイバの軸線間の距離の二乗に逆比例する)ので、我々は、 ファイバ間の最小の不整列(数分の一ミクロンの範囲内)が信号の容認できない 減衰をどのようにしてもたらすのかを容易に理解することができる。 この重大な欠点を最小限となすため、ピン16と孔14は実現コストと困難な 製作プロセスを含む極めて高精度の製作技術によって作られる。 案内孔14内へのピン16の挿入を可能ならしめるため、ピン16の外径は案 内孔14の内部セクションより僅かに小さくなければならない。 この小さい寸法差に関連するバックラッシュはしばしば、コネクタ10によっ て提供される光学的連結の良好品質を損なうのに十分となる。 2つの前面15、15′の正確な合体に要するばね17の締め付け作用はコネ クタ10の2つの部分13、13′を歪めて、光学ファイバの可能な正確な整列 を変化させることがある。 これらの欠点を最小限ならしめるため、代案としての解決策が提案されており 、その場合は、前記孔14はコネクタ側に作られたスライダによって置き換えら れる。 しかし、この場合にも、ピンとスライダ間に係わるバックラッシュがコネクタ によって提供される光学的連結の良好な特性を損なうものとなる。 要約すれば、この型式のコネクタによって提供される光学的連結は常にどちら かと言えば、高く(ほぼ1dB)、異なった挿入中に信号減衰値の保持能力が劣る ことに特色がある。 発明の目的 本発明の目的は、接続すべき光学ファイバの整列を良好ならしめる光学ファイ バケーブル用の多ファイバ型コネクタ装置を提供することにある。 本発明の追加の目的は、上記の既知技術の欠点をもたない簡単で頑丈な接続装 置を提供することにある。 本発明の特別の目的は、高価な製作技術を使用することなく信頼性のある接続 装置を提供することにある。 発明の開示 上記及びその他の目的は本発明により、2つの相補形素子を含む光学ファイバ の多ファイバ型ケーブル用の相互接続素子であって、相互接続される前記ファイ バが接触させられ、ファイバ整列を実現するに適した整合手段を取付けられてい る型式の相互接続素子において、前記相補形素子の各1つが円筒形本体からなり 、ファイバ整列をなす前記整合手段は少なくとも前記円筒形本体の外面に得られ る長手方向切欠きと、前記切欠きの1つに対して相補形状をなす長手方向スライ ダを内面に有する中空内部の同様に円筒形本体からなるブシュとからなることを 特徴とする相互接続素子によって達成される。 図面の簡単な説明 新規であると信じられる本発明の特徴は特に請求の範囲に詳細に記載されてい る。本発明は他の目的及び利点と共に、添付図面を参照してなされる以下の説明 から理解されるだろう。図面中、同じ参照数字を同じ素子を示している。 図1は既知の多ファイバ型コネクタの部分断面、斜視図を示す。 図2は本発明の多ファイバ型コネクタの2つの嵌め輪と1つの整列ブシュの斜 視図を示す。 図3は上記ブシュによって連結される図2の2つの嵌め輪の断面を示す。 図4は図2のIV−IV面上のコネクタの断面を示す。 図5は図2のV−V面上のコネクタの断面を示す。 図6はコネクタ内のファイバの位置決めに使用する図3のシリコンプレート3 8を示す。 図7は図4のVII−VII上の図1の2つの嵌め輪のうちの1つの断面を示 す。 図8は図2のブシュ23の第2実施例を示す。 図9は図2のブシュ23と2つの嵌め輪21、22を収容するための、プラス チック材料製の構造物を示す。 好適実施例の詳細な説明 図2を参照すれば、本発明の接続装置の2つの相補形素子に属する2つの嵌め 輪は夫々21と22で示す。 2つの嵌め輪21、22用の整列ブシュは23で示す。 嵌め輪21は例えばアルミナ又はジルコニアの如きセラミック材料から作られ 、そして円筒形をなしている。 図2乃至6を参照すれば、嵌め輪21の構造が示されている。相補形嵌め輪2 2は図3から明らかな如く、嵌め輪21に対して相補形をなしているので、これ についての説明はしない。 嵌め輪21は長手方向スライダ内にあり、前記スライダはこの嵌め輪を一端か ら他端まで横切っている。 長手方向切欠きは丸み付き縁をもつ方形をなしそしてその中に光学ファイバテ ープ24が挿入されている。 図示の特定の実施例では、テープ24は4本の光学ファイバからなる。 一般に、このテープ24は異なった数のファイバから構成することもできる。 連結すべき端部近くに、嵌め輪21はその横面に平らな方形をなすフレアリン グ(flaring)25を示す。 一般に、フレアリング25は嵌め輪21の横面を研削することによって得られ る。 フレアリング25は嵌め輪21の側面から出発する前記長手方向切欠きへのア クセスを可能ならしめる開口36(図3を参照)と同一である。 開口36に一致するよう、長手方向切欠きは、開口36自体の反対側に、開口 36の寸法と実質上同じ寸法をもつ方形ステップ37を示す。 前記ステップ37の高さは、外側保護物のないファイバの半部の厚さだけ小さ くした、切欠き36の高さの半部に等しい(典型的には25ミクロン)。 ステップ37に整合させて、前記光学ファイバテープ24は外側保護物からク リヤされる。このときそれらの直径は125ミクロンの値となる。 外側保護物から分離されたテープ24のファイバはステップ37上に載る。ス テップ37の厚さに起因して、ファイバは、各ファイバ層の長手方向軸線が長手 方向切欠きの中間の長手方向平面上横たわるような位置を占める。 ファイバ固定用のプレート38はステップ37上方の所定位置に置かれる(図 6も参照)。前記プレート38の一側には、前記ファイバを受入れるのに適した 4つの“V”形溝61が形成される。 事実、このステップは平らな面を作り、この平面は前記切欠き28からなる平 面と平行になる。 特に、前記ステップ上にファイバが載り、それらの相補形コネクタのファイバ に対する整列が主に前記切欠き28からなる基準平面に対するこれらの距離を決 定するために使用される精度に依存することを考えると、前記ステップはμmよ り小さい公差で形成される。 図6はファィバを収容していない状態にある4つの溝61の配列を詳細に示す 。 好適にはプレート38はシリコン製とする。 プレート38は溝61の側を下にしてステップ37上に載っている。 前記シリコンプレート38は接着剤又は樹脂を用いてステップ37に接合され る。 前述の長手方向切欠きは部分的に固定材料39を充填され、テープ24の1つ の光学ファイバとプレート38が挿入される。 固定材料39は好適にはアルゼンタナ(argentana)とする。この材料は光学フ ァイバの材料より硬度が小さいことに特徴を有する。 特に図2、3を参照すれば、嵌め輪21の端部26は接触前面部分27をもつ 。この部分は嵌め輪21自体の前縁と、固定材料39を充填された長手方向切欠 きと、光学ファイバの接触側面とからなる。 図3の実施例では、この端部27は平らな形状をもち、上から下へ軽い傾斜( ほぼ8°)を示す。 図7の実施例では、この端部27は丸み付きの形状をもつ。 端部27の形状は、嵌め輪の縁、固定材料及びファイバを同時に含むラップ磨 きと研磨作業によって、嵌め輪21の加工段階で作られ、その結果、嵌め輪の前 側面は水平軸線と垂直軸線の両方に対して丸み付けされる。 図2、8を参照すれば、整列ブシュ23の構造が示されている。 本発明の好適実施例では、ブシュ23は燐青銅又はジルコニア製であり、円筒 形をなす。 ブシュ23の内面は好適には全長に沿ってブシュ23を横切る長手方向の基準 案内81をもつ。 長手方向案内81は方形の平らな形状をもち、かつ好適には嵌め輪21の前記 平面からなり、切欠き28の幅に相当する幅をもつ。 ブシュ23の内面で、案内81の縁に、2つの長手方向チャンネル82と83 が形成され、それらは切欠き81の前記平面の円形表面をきちんと分離する働き をなす。 ブシュ23はブシュ自体に弾性を与えるスロット84をもつ。 図2に示す実施例では、前記スロット84は長手方向にあるが、図8の実施例 ではそれは螺旋状スロットである。 2つの相補形嵌め輪21と22は、ブシュ23の長手方向案内81が嵌め輪2 1と22の各々の切欠き28内で摺動するように、ブシュ23の2つの対向する 開口において一方が他方の正面に挿入される。 平面28が平面81上に載って、ファイバは完全に整列し、前記ステップ37 が相当な精度で作られることは明らかである。 図9を参照して、嵌め輪21、22用と、ブシュ23用の覆い及び支持素子に つき説明する。 以下説明する覆い及び支持素子は本質的には既知の型式のものである。 円筒形ブシュ23は2つのスリーブ91、92内に置かれる。 これらのスリーブはブシュ23を収容するための長手方向孔93に嵌合させら れ、それらを嵌合した後、スリーブ91、93は例えば接着剤による接着によっ て互いに接合される。 一方、嵌め輪21、22は同数のハンドル94、95に部分的に挿入される。 ファイバテープ24は前記ハンドルの外に出る。 本発明の利点は明らかである。 “V”形溝のお陰で、ファイバはプレート38上に高い精度で配置される。次 いで前記プレート38は嵌め輪21と22の長手方向切欠き内で、前記切欠き2 8に平行な平面に高い精度で固定される。 ブシュ23の長手方向案内81は、嵌め輪21、22の切欠き28に掛合して 、それの正確な整列を保証し、その結果、テープ24に属する光学ファイバの正 確な整列を保証する。 ブシュ23上の嵌め輪21と22とブシュ23に設けられる平面によって保証 される嵌め輪21と22間の整列はピン又は案内に基づく他の連結システムによ って与えられる整列よりも精密となる。事実、実施上の観点からみれば、切欠き 28及びブシュ案内81の平面を形成することはピン又は案内の如き円筒形素子 を用いて形成される整列システムよりも簡単に達成される。 本発明によるコネクタによって与えられる典型的な減衰値はほぼ0.3dBであ り、前記既知のコネクタによって与えられる典型的減衰値よりずっと良い。 本発明によるコネクタによって与えられる光学的接続は異なった挿入中にも単 一の減衰値を再現する良好な能力を有する点に特徴を有する。 必要な場合には、コネクタの精度を更に増して、嵌め輪21、22上にある切 欠き28の数を増し、同様に、同数の長手方向案内81をブシュ23の内面上に 形成することが可能である。 この場合、図8に示すブシュの実施例は図2に示すブシュの実施例より利点が ある。というのは、それは第2の案内素子81の形成をより容易にするからであ る。また、ブシュ23のこの実施例は嵌め輪21、22の横面全体に応力を一様 に分配して、破壊や歪みを生じる危険性を減少させるのに貢献する。 ファイバ用の固定材料39(アルゼンタナ)が光学ファイバの材料より軟らか いという事実は幾つかの利点を与える。 2つの嵌め輪21と22の端部27が接触すると、固定材料39は、2つの嵌 め輪21、22のファイバが互いに触れ合うまで歪む。 図3では、2つの嵌め輪の前側がこれらのユニットがラップ磨きを受ける前に 、図示のために示されている。しかし、この作業がなされた後、ファイバは直接 接触するか、又はこの材料の歪みに起因して、最初に固定材料に、次いでファイ バに接触することは当業者には明らかであろう。 この歪みは、端部の“嵌合効果”を決定し、ラップ磨きプロセスでのエラーに 起因する空気間隙の存在を排除する。 両嵌め輪21、22及びブシュ23が円筒形形状をもつ事実は高く評価されな ければならない。その事実により同じ覆い素子(91、92、94、95)と、 単一ファイバコネクタに使用される支持素子は、何らの改修を要することなく、 使用可能となる。 以上、本発明の特定の実施例につき図示し、説明してきたが、本発明は上述し た処に限定されることなく,当業者により本発明の範囲内で種々の変更を加える ことができるのは勿論である。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年10月2日 【補正内容】 請求の範囲 1.多ファイバ型光学ファイバ用の相互接続素子であって、 前記相互接続すべき前記ファイバが接触する場所である長手方向の内部空 洞をもつ第1と第2の相補形円筒形部分(21、22)と、 前記相補形円筒形部分(21)22)を受入れることができる中空内部の 円筒形本体からなるスリーブ(23)と、 ファイバ整列を実現するのに適した整合手段と、 を含む相互接続素子において、 ファイバ整列を行わせる前記整合手段が前記相補形円筒形部分(21、2 2)の外面に形成された第1の平面の形をなす少なくとも1つの長手方向切欠き (28)と、前記スリーブ(23)の内面に形成された第2の平面の形をなす対 応する切欠き(81)を含むことを特徴とする相互接続素子。 2.前記相補形円筒形部分の前記内部空洞(36)が少なくとも第3の平面(3 7)からなる部分を含み、前記第3の平面は関連する円筒形部分(21又は22 )の外面に設けられた前記第1の平面(28)に平行となり、前記ファイバ(2 4)は前記第3の平面(37)上に載り、前記光学ファイバ(24)の収容と整 列のための長手方向のV形溝(61)を2つの面のうちの一方にもつ固定プレー ト(38)によって固定されることを特徴とする請求項1に記載の素子。 3.中空内部の円筒形部分(21、22)の各々1つは、前記光学ファイバ(2 4)の前部接触部分に一致する場所で、光学ファイバを作った材料より軟らかい 固定材料(39)を充填されることを特徴とする請求項1に記載の素子。 4.前記スリーブ(23)の横面は長手方向スロット(84)をもつことを特徴 とする請求項1に記載の素子。 5.前記長手方向スロット(84)は直線形状のスロットであることを特徴とす る請求項1に記載の素子。 6.前記長手方向スロット(84)は螺旋形状のスロットであることを特徴とす る請求項1に記載の素子。 7.前記スリーブ(23)は燐青銅製であることを特徴とする請求項1に記載の 素子。 8.前記スリーブ(23)はジルコニア製であることを特徴とする請求項1に記 載の素子。 9.前記固定材料(39)はアルゼンタナであることを特徴とする請求項1に記 載の素子。 10.前記固定プレート(38)は半導体材料製とすることを特徴とする請求項2 に記載の素子。 11.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前部接触部分(27)は前記相 補形素子の横寸法より実質上小さい寸法をもつことを特徴とする請求項1に記載 の素子。 12.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前部接触部分(27)は平らな 形状と、軽い傾斜をもつことを特徴とする請求項1に記載の素子。 13.前記軽い傾斜は8°の傾斜とすることを特徴とする請求項12に記載の素子 。 14.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前部接触部分(27)は丸み付 きとすることを特徴とする請求項1に記載の素子。 15.前記相補形円筒形部分の前記長手方向内部空洞は平らで方形形状のフレアリ ング(25)をもつことを特徴とする請求項1に記載の素子。 16.前記固定プレート(38)は複数の“V”形溝をもち、各溝は前記多ファイ バ型光学ケーブルの対応するファイバを受入れることができることを特徴とする 請求項2に記載の素子。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月7日 【補正内容】 明細書 多ファイバ型ケーブル用の相互接続素子 発明の分野 本発明は一般的には光学ファイバ信号伝送装置に関するものである。 更に詳細には、本発明は光学ファイバケーブル用の多ファイバ型コネクタに関 するものである。 色々な型式のコネクタが既知であり、これらは特に光学ファイバ製のケーブル 間の接続をなすために使用されている。 背景技術 典型的な多ファイバ型光学ファイバの第1の例は図1中に全体を10で示して いる。 コネクタ10は夫々13と13′で示す2つの連結部分を含む。 コネクタ10の部分13内には多数の光学ファイバ12が収容されており、光 学ファイバテープ11の端部から外に出ている。 同様に、コネクタ10の部分13′内には多数の光学ファイバが収容されてお り、光学ファイバテープ11′の端部から出ている。 コネクタ10の部分13の前面には2つの案内孔14が形成される。 孔14がファイバの脇に置かれていて、孔の長手方向軸線はファイバ自体の軸 線に対して平行に延在する。 部分13′の前面15は2つのピン16を示す。 ピン16は光学ファイバ12′の脇に配置されて、その長手方向軸線はファイ バ12′の軸線に平行に延在すると共に孔14に一致する位置にある。 コネクタ10は2つの部分13、13′を固定するため締め付けばね17を含 む。 2つのピン16を案内孔14内に挿入することによって光学ファイバ12が光 学ファイバ12′と整列し、その結果ケーブル11と11′の光学的連結が得ら れる。 クランプ17の作用によって、2つの部分13、13′の2つの前面15は相 互に接合する。 同様のコネクタに関する重大な問題点は、それらがコネクタ10の2つの部分 13と13′に隣接した光学ファイバが満足に整列できないという事実に起因す る。 図1のコネクタ10では、ファイバの正確な整列は単にピン16と孔14間の 連結によって決められる。 この機械的連結は光学ファイバを所望の極めて高い精度で整列させるのには全 く不十分である。 上記目的のためには、通常の光学ファイバの有効コア厚さは8ミクロンに過ぎ ない。 2つの連結されたファイバ間の伝送係数はファイバ自体の接触前面の面積に比 例する(それ故、ファイバの軸線間の距離の二乗に逆比例する)ので、我々は、 ファイバ間の最小の不整列(数分の一ミクロンの範囲内)が信号の容認できない 減衰をどのようにしてもたらすのかを容易に理解することができる。 この重大な欠点を最小限となすため、ピン16と孔14は実現コストと困難な 製作プロセスを含む極めて高精度の製作技術によって作られる。 案内孔14内へのピン16の挿入を可能ならしめるため、ピン16の外径は案 内孔14の内部セクションより僅かに小さくなければならない。 この小さい寸法差に関連するバックラッシュはしばしば、コネクタ10によっ て提供される光学的連結の良好品質を損なうのに十分となる。 2つの前面15、15′の正確な合体に要するばね17の締め付け作用はコネ クタ10の2つの部分13、13′を歪めて、光学ファイバの可能な正確な整列 を変化させることがある。 これらの欠点を最小限ならしめるため、代案としての解決策が提案されており 、その場合は、前記孔14はコネクタ側に作られたスライダによって置き換えら れる。 しかし、この場合にも、ピンとスライダ間に係わるバックラッシュがコネクタ によって提供される光学的連結の良好な特性を損なうものとなる。 要約すれば、この型式のコネクタによって提供される光学的連結は常にどちら かと言えば、高く(ほぼ1dB)、異なった挿入中に信号減衰値の保持能力が劣る ことに特色がある。 米国特許第4,898,449号は、端部の各々において端面の中心が1つの ライン上に位置するような手法で光伝送ファイバが固定される2つの連結素子を 含むコネクタを開示している。 このコネクタは更に、2つの連結素子を受入れるためのコネクタハウジングを 含んでいる。各連結素子は円筒形外面と方向付け素子をもち、前記方向付け素子 はコネクタハウジングの方向付け部材と協働することができる。 前記ファイバは実質上方形の平行六面体の形状をもつファイバホルダーによっ て固定され、前記平行六面体は関連する連結素子の内部空洞に挿入される。 この特許によれば、もしファイバホルダーと内部空洞が高精度で作られるなら ば、各対の光伝送ファイバ間の連結が良好となる。 発明の目的 本発明の目的は、接続すべき光学ファイバの整列を良好ならしめる光学ファイ バケーブル用の多ファイバ型コネクタ装置を提供することにある。 本発明の追加の目的は、上記の既知技術の欠点をもたない簡単で頑丈な接続装 置を提供することにある。 本発明の特別の目的は、高価な製作技術を使用することなく信頼性のある接続 装置を提供することにある。 発明の開示 上記及びその他の目的は本発明により、多ファイバ型光学ファイバ用の相互接 続素子であって、 - 第1と第2の円筒形嵌め輪を含み、各嵌め輪が長手方向の内部空洞をもち、 そこで相互連結される前記ファイバが隣接させられ、各円筒形嵌め輪の外面の一 部が第1の平面を形成し; - 相補形円筒形部分を受入れることができる中空内部の円筒形本体からなるス リーブを含み、その内面は第2の平面を含み; - 相互接続される前記ファイバを方向付けするのに適した方向付け整列手段を 含む;型式の相互接続素子において、 前記第1と第2の円筒形嵌め輪が前記内部空洞の一部を露出させるような開口 をもち、かつ下記の構成を含む、即ち - 少なくとも前記開口に対応する部分で第3の平面の形をなすファイバ垂直整 列手段と、 - 前記多ファイバ型光学ケーブルの前記第3の平面上に収容しかつ横位置決め をなすための長手方向の“V”形溝をもつ固定プレートの形をなすファイバ横整 列手段とを含む、 ことを特徴とする相互接続素子によって達成される。 本発明によれば、構造が極めて簡単であり、嵌め輪を作るには、第1の平面と 内部空洞の平面、即ち第3の平面のみを精密に作りさえすれはよい。 図面の簡単な説明 新規であると信じられる本発明の特徴は特に請求の範囲に詳細に記載されてい る。本発明は他の目的及び利点と共に、添付図面を参照してなされる以下の説明 から理解されるだろう。図面中、同じ参照数字を同じ素子を示している。 図1は既知の多ファイバ型コネクタの部分断面、斜視図を示す。 図2は本発明の多ファイバ型コネクタの2つの嵌め輪と1つの整列ブシュの斜 視図を示す。 図3は上記ブシュによって連結される図2の2つの嵌め輪の断面を示す。 図4は図2のIV−IV面上のコネクタの断面を示す。 図5は図2のV−V面上のコネクタの断面を示す。 図6はコネクタ内のファイバの位置決めに使用する図3のシリコンプレート3 8を示す。 図7は図4のVII−VII上の図1の2つの嵌め輪のうちの1つの断面を示 す。 図8は図2のブシュ23の第2実施例を示す。 図9は図2のブシュ23と2つの嵌め輪21、22を収容するための、プラス チック材料製の構造物を示す。 好適実施例の詳細な説明 図2を参照すれば、本発明の接続装置の2つの相補形素子に属する2つの嵌め 輪は夫々21と22で示す。 2つの嵌め輪21、22用の整列ブシュは23で示す。 嵌め輪21は例えばアルミナ又はジルコニアの如きセラミック材料から作られ 、そして円筒形をなしている。 図2乃至6を参照すれば、嵌め輪21の構造が示されている。相補形嵌め輪2 2は図3から明らかな如く、嵌め輪21に対して相補形をなしているので、これ についての説明はしない。 嵌め輪21は長手方向スライダ内にあり、前記スライダはこの嵌め輪を一端か ら他端まで横切っている。 長手方向切欠きは丸み付き縁をもつ方形をなしそしてその中に光学ファイバテ ープ24が挿入されている。 図示の特定の実施例では、テープ24は4本の光学ファイバからなる。 一般に、このテープ24は異なった数のファイバから構成することもできる。 連結すべき端部近くに、嵌め輪21はその横面に平らな方形をなすフレアリン グ(flaring)25を示す。 一般に、フレアリング25は嵌め輪21の横面を研削することによって得られ る。 フレアリング25は嵌め輪21の側面から出発する前記長手方向切欠きへのア クセスを可能ならしめる開口36(図3を参照)と同一である。 開口36に一致するよう、長手方向切欠きは、開口36自体の反対側に、開口 36の寸法と実質上同じ寸法をもつ方形ステップ37を示す。 前記ステップ37の高さは、外側保護物のないファイバの半部の厚さだけ小さ くした、切欠き36の高さの半部に等しい(典型的には25ミクロン)。 ステップ37に整合させて、前記光学ファイバテープ24は外側保護物からク リヤされる。このときそれらの直径は125ミクロンの値となる。 外側保護物から分離されたテープ24のファイバはステップ37上に載る。ス テップ37の厚さに起因して、ファイバは、各ファイバ層の長手方向軸線が長手 方向切欠きの中間の長手方向平面上横たわるような位置を占める。 ファイバ固定用のプレート38はステップ37上方の所定位置に置かれる(図 6も参照)。前記プレート38の一側には、前記ファイバを受入れるのに適した 4つの“V”形溝61が形成される。 事実、このステップは平らな面を作り、この平面は前記切欠き28からなる平 面と平行になる。 特に、前記ステップ上にファイバが載り、それらの相補形コネクタのファイバ に対する整列が主に前記切欠き28からなる基準平面に対するこれらの距離を決 定するために使用される精度に依存することを考えると、前記ステップはμmよ り小さい公差で形成される。 図6はファイバを収容していない状態にある4つの溝61の配列を詳細に示す 。 好適にはプレート38はシリコン製とする。 プレート38は溝61の側を下にしてステップ37上に載っている。 前記シリコンプレート38は接着剤又は樹脂を用いてステップ37に接合され る。 前述の長手方向切欠きは部分的に固定材料39を充填され、テープ24の1つ の光学ファイバとプレート38が挿入される。 固定材料39は好適にはアルゼンタナ(argentana)とする。この材料は光学フ ァイバの材料より硬度が小さいことに特徴を有する。 特に図2、3を参照すれば、嵌め輪21の端部26は接触前面部分27をもつ 。この部分は嵌め輪21自体の前縁と、固定材料39を充填された長手方向切欠 きと、光学ファイバの接触側面とからなる。 図3の実施例では、この端部27は平らな形状をもち、上から下へ軽い傾斜( ほぼ8°)を示す。 図7の実施例では、この端部27は丸み付きの形状をもつ。 端部27の形状は、嵌め輪の縁、固定材料及びファイバを同時に含むラップ磨 きと研磨作業によって、嵌め輪21の加工段階で作られ、その結果、嵌め輪の前 側面は水平軸線と垂直軸線の両方に対して丸み付けされる。 図2、8を参照すれば、整列ブシュ23の構造が示されている。 本発明の好適実施例では、ブシュ23は燐青銅又はジルコニア製であり、円筒 形をなす。 ブシュ23の内面は好適には全長に沿ってブシュ23を横切る長手方向の基準 案内81をもつ。 長手方向案内81は方形の平らな形状をもち、かつ好適には嵌め輪21の前記 平面からなり、切欠き28の幅に相当する幅をもつ。 ブシュ23の内面で、案内81の縁に、2つの長手方向チャンネル82と83 が形成され、それらは切欠き81の前記平面の円形表面をきちんと分離する働き をなす。 ブシュ23はブシュ自体に弾性を与えるスロット84をもつ。 図2に示す実施例では、前記スロット84は長手方向にあるが、図8の実施例 ではそれは螺旋状スロットである。 2っの相補形嵌め輪21と22は、ブシュ23の長手方向案内81が嵌め輪2 1と22の各々の切欠き28内で摺動するように、ブシュ23の2つの対向する 開口において一方が他方の正面に挿入される。 平面28が平面81上に載って、ファイバは完全に整列し、前記ステップ37 が相当な精度で作られることは明らかである。 図9を参照して、嵌め輪21、22用と、ブシュ23用の覆い及び支持素子に つき説明する。 以下説明する覆い及び支持素子は本質的には既知の型式のものである。 円筒形ブシュ23は2つのスリーブ91、92内に置かれる。 これらのスリーブはブシュ23を収容するための長手方向孔93に嵌合させら れ、それらを嵌合した後、スリーブ91、93は例えば接着剤による接着によっ て互いに接合される。 一方、嵌め輪21、22は同数のハンドル94、95に部分的に挿入される。 ファイバテープ24は前記ハンドルの外に出る。 本発明の利点は明らかである。 “V”形溝のお陰で、ファイバはプレート38上に高い精度で配置される。次 いで前記プレート38は嵌め輪21と22の長手方向切欠き内で、前記切欠き2 8に平行な平面に高い精度で固定される。 ブシュ23の長手方向案内81は、嵌め輪21、22の切欠き28に掛合して 、それの正確な整列を保証し、その結果、テープ24に属する光学ファイバの正 確な整列を保証する。 ブシュ23上の嵌め輪21と22とブシュ23に設けられる平面によって保証 される嵌め輪21と22間の整列はピン又は案内に基づく他の連結システムによ って与えられる整列よりも精密となる。事実、実施上の観点からみれば、切欠き 28及びブシュ案内81の平面を形成することはピン又は案内の如き円筒形素子 を用いて形成される整列システムよりも簡単に達成される。 本発明によるコネクタによって与えられる典型的な減衰値はほぼ0.3dBであ り、前記既知のコネクタによって与えられる典型的減衰値よりずっと良い。 本発明によるコネクタによって与えられる光学的接続は異なった挿入中にも単 一の減衰値を再現する良好な能力を有する点に特徴を有する。 必要な場合には、コネクタの精度を更に増して、嵌め輪21、22上にある切 欠き28の数を増し、同様に、同数の長手方向案内81をブシュ23の内面上に 形成することが可能である。 この場合、図8に示すブシュの実施例は図2に示すブシュの実施例より利点が ある。というのは、それは第2の案内素子81の形成をより容易にするからであ る。また、ブシュ23のこの実施例は嵌め輪21、22の横面全体に応力を一様 に分配して、破壊や歪みを生じる危険性を減少させるのに貢献する。 ファイバ用の固定材料39(アルゼンタナ)が光学ファイバの材料より軟らか いという事実は幾つかの利点を与える。 2つの嵌め輪21と22の端部27が接触すると、固定材料39は、2つの嵌 め輪21、22のファイバが互いに触れ合うまで歪む。 図3では、2つの嵌め輪の前側がこれらのユニットがラップ磨きを受ける前に 、図示のために示されている。しかし、この作業がなされた後、ファイバは直接 接触するか、又はこの材料の歪みに起因して、最初に固定材料に、次いでファイ バに接触することは当業者には明らかであろう。 この歪みは、端部の“嵌合効果”を決定し、ラップ磨きプロセスでのエラーに 起因する空気間隙の存在を排除する。 両嵌め輪21、22及びブシュ23が円筒形形状をもつ事実は高く評価されな ければならない。その事実により同じ覆い素子(91、92、94、95)と、 単一ファイバコネクタに使用される支持素子は、何らの改修を要することなく、 使用可能となる。 以上、本発明の特定の実施例につき図示し、説明してきたが、本発明は上述し た処に限定されることなく,当業者により本発明の範囲内で種々の変更を加える ことができるのは勿論である。 請求の範囲 1.多ファイバ型光学ケーブル(24)用の相互接続素子であって、 - 第1と第2の円筒形嵌め輪(21、22)を含み、各嵌め輪が長手方向の 内部空洞をもち、この空洞において相互連結すべき前記ファイバは隣接させられ 、各円筒形嵌め輪(21、22)の外面の一部が第1の平面を形成し; - 相補形円筒形部分(21、22)を受入れることができる中空内部の円筒 形本体からなるスリーブ(23)を含み、その内面が第2の平面(81)を含み ; - 相互接続すべき前記ファイバを方向付けするのに適した方向付け整列手段 を含む;型式の相互接続素子において、 前記第1と第2の円筒形嵌め輪(21、22)が前記内部空洞の一部を露出 させるように開口(36)をもち、かつ下記の構成を含む、即ち - 少なくとも前記開口に対応する部分に第3の平面(37)の形をなすファ イバ垂直整列手段と、 - 前記多ファイバ型光学ケーブル(24)の前記第3の平面(37)上に収 容しかつ横位置決めをなすための長手方向の“V”形溝(61)をもつ固定プレ ート(38)の形をなすファイバ横整列手段とを含む、 ことを特徴とする相互接続素子。 2.前記固定プレート(38)が半導体材料製であることを特徴とする請求項1 に記載の素子。 3.前記第3の平面(37)が前記第1の平面に平行であることを特徴とする請 求項1に記載の素子。 4.前記中空内部の円筒形部分(21、22)の各々が、前記光学ファイバ(2 4)の前部接触部分(27)に一致して、光学ファイバが作られた材料より軟ら かい固定材料(39)を充填されることを特徴とする請求項1に記載の素子。 5.前記スリーブ(23)の横面は長手方向スロット(84)をもつことを特徴 とする請求項1に記載の素子。 6.前記長手方向スロット(84)が直線形状のスロットであることを特徴とす る請求項5に記載の素子。 7.前記長手方向スロット(84)が螺旋形状のスロットであることを特徴とす る請求項5に記載の素子。 8.前記スリーブ(23)が燐青銅製であることを特徴とする請求項1に記載の 素子。 9.前記スリーブ(23)がジルコニア製であることを特徴とする請求項1に記 載の素子。 10.前記固定材料(39)がアルゼンタナであることを特徴とする請求項4に記 載の素子。 11.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前面接触部分(27)が前記相 補形素子の横寸法より実質上小さい寸法をもつことを特徴とする請求項1に記載 の素子。 12.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前面接触部分(27)が平らな 形状と軽い傾斜をもつことを特徴とする請求項1に記載の素子。 13.前記軽い傾斜は8°の傾斜であることを特徴とする請求項12に記載の素子 。 14.前記相補形円筒形部分(21、22)の前記前面接触部分(27)は丸み付 きであることを特徴とする請求項1に記載の素子。 15.前記第1と第2の円筒形嵌め輪(21、22)中の前記開口(36)と前記 第3の平面(37)は同じ相補形円筒形嵌め輪の横面を研削することによって形 成されることを特徴とする請求項1に記載の素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つの相補形素子を含む光学ファイバの多ファイバ型ケーブル用の相互接続 素子であって、相互接続される前記ファイバが接触させられ、ファイバ整列を実 現するに適した整合手段を取付けられている型式の相互接続素子において、 前記相補形素子(21、22)の各1つが円筒形本体からなり、ファイバ 整列をなす前記整合手段は少なくとも前記円筒形本体の外面に得られる長手方向 切欠き(28)と、前記切欠き(28)の1つに対して相補形状をなす長手方向 スライダ(81)を内面に有する中空内部の同様に円筒形本体からなるブシュ( 23)とからなることを特徴とする相互接続素子。 2.前記円筒形素子(21、22)の外面に得られる切欠き(28)と前記ブシ ュ(23)の内面に予知される長手方向スライダ(81)が平面形状をもつこと を特徴とする請求項1に記載の素子。 3.前記2つの相補形素子(21、22)の各1つが関連する長手方向切欠きを 示し、前記切欠きの内部に、連結されるべき前記多ファイバ型ケーブル(24と 25)に属する前記光学ファイバが挿入されて接触させられ、前記長手方向切欠 きが前記前面接触部分(27)に一致して、光学ファイバが作られる材料より軟 らかい固定材料(39)を充填されることを特徴とする請求項1に記載の素子。 4.前記2つの相補形素子の長手方向切欠きが少なくとも、関連する相補形素子 の外面に予知される平面と平行になる結果をもたらす追加の平面(37)からな る部分を示し、前記ファイバは前記追加の平面(37)上に載り、前記2つの面 のうちの1つに、前記光学ファイバの収容と整列のための長手方向のV形溝(6 1)を示す固定プレート(38)によって固定されていることを特徴とする請求 項1から3の何れか1項に記載の素子。 5.前記連結ブシュ(23)の横面は長手方向スロット(84)を示すことを特 徴とする請求項1に記載の素子。 6.前記長手方向スロット(84)は直線形状のスロットであることを特徴とす る請求項5に記載の素子。 7.前記長手方向スロット(84)は螺旋形状のスロットであることを特徴とす る請求項5に記載の素子。 8.前記連結ブシュ(43)は燐青銅製であることを特徴とする請求項1に記載 の素子。 9.前記連結ブシュはジルコニア製であることを特徴とする請求項1に記載の素 子。 10.前記固定材料(39)はアルゼンタナであることを特徴とする請求項3に記 載の素子。 11.前記固定プレート(38)はシリコン製であることを特徴とする請求項4に 記載の素子。 12.前記相補形素子(21、22)の前記前面接触部分(27)は前記相補形素 子の横寸法より実質上小さい寸法をもつことを特徴とする請求項1に記載の素子 。 13.前記相補形素子(21、22)の前記前面接触部分(27)は平らな形状を もち、軽い傾斜を示すことを特徴とする請求項1に記載の素子。 14.前記軽い傾斜は8°の傾斜であることを特徴とする請求項13に記載の素子 。 15.前記相補形素子(21、22)の前記前面接触部分(27)は丸み付きであ ることを特徴とする請求項1に記載の素子。
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