JPH09509647A - 2′,5′−オリゴアデニレート−2′,3′−シクロホスフェート - Google Patents

2′,5′−オリゴアデニレート−2′,3′−シクロホスフェート

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JPH09509647A
JPH09509647A JP7509512A JP50951295A JPH09509647A JP H09509647 A JPH09509647 A JP H09509647A JP 7509512 A JP7509512 A JP 7509512A JP 50951295 A JP50951295 A JP 50951295A JP H09509647 A JPH09509647 A JP H09509647A
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イー. ブドウスキ,エドワルド
エー. ガフリロフ,アレクサンドル
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イー. ブドウスキ,エドワルド
エー. ガフリロフ,アレクサンドル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I){式中、0≦n≦10、特に≧0〜10、好ましくは1又は2。}の新規の2′,5′−オリゴアデニレート−2′,3′−シクロホスフェートこれらの活性物質を含む医薬及びそれらの適用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 2′,5′−オリゴアデニレート−2′,3′−シクロホスフェート 本発明は、その3′末端にシクロホスフェート基をもち、そしてその5′末端 に遊離のOH基をもつ2′,5′オリゴアデニレート、これらの化合物の製造方法 、これらを含有する医薬調製物並びに外部乳頭腫症(external papillomatoses )の治療におけるこれらの化合物の使用に関する。 本発明は、新規の化学物質、すなわち以下の一般式: {式中、0≦n≦10、特に0≧〜10、好ましくは1又は2である。}をもつ2′ ,5′オリゴアデニレート2′,3′−シクロホスフェートに関する。 特に、式中、n=1又は2である化合物が、医療目的、すなわち、パピローマ ・ウィルスにより引き起こされる皮膚及び上皮病変の局所的治療のために、有利 に、使用されることができる。 パポバウイルス科(family papova viridae)のパピローマ・ウイルスにより 引き起こされる乳頭腫症は、ヒトと動物集団において広く生じる感染である。60 種を超えるヒト・パピローマ・ウイルスが現在知られている。 これらのウイルスの全ては、同じように構築される。このゲノムは、そのウイ ルスの細胞内顕出に必要な他のタンパク質及びビリオン・タンパク質をコードす る、800 塩基対をもつ2本鎖共有結合閉環形態DNA をもつ。パピローマウイルス のゲノムは、多くの世代の経過にわたりエピソーム(episomes)の形態で(細胞 当り十数個のコピー)その感染された細胞内で再複製される。成熟ビリオンの形 成は、分化の最終段階まで細胞内に生じない。永続性条件下、パピローマ・ウイ ルス・ゲノムの第1遺伝子だけが発現される。それらは、最終的に、その細胞の 表現型における変化を引き起こし、そしてこのやり方で乳頭腫症の形成を導く。 ウイルスのタイプ及び他の要因に依存して、感染された細胞内で細胞ゲノムにそ れ自体を付着させるためのウイルス・ゲノムの特定部分における特異的な変化が 存在する。これが次に悪性腫瘍の引き金を引くことができる。ヒトにおけるかな りの数の腫瘍が乳頭腫症の悪性腫瘍の結果であるという事実が知られている。従 って、それらは、永続性の潜伏ウイルス感染の結果を表す。 悪性腫瘍に関しては、性感染肛門性器(anogenifal)乳頭腫症が 最も危険なものの中の1つである(M.Spitzer,0best.Gynecol.1989 vol.73 N.3 303-307; H.zur Hausen,A.Schneider,“The Role of Papillomaviruse s in Human Anogenital Cancer.”in The Papovaviridae.(N.P. Alzman ed. )1987 vol 2.p.245-263; H.zur Hausen,“Papillomaviruses as Carcinoma viruses.”in Adv.in Virus Oneology.(G.Klein ed.)1989 vol.8 p.1-26 を参照のこと。)。 乳頭腫症は、前癌性疾患として容易に診断されるので、多くの腫瘍の顕出が悪 性状態への変態前に、感染細胞内で生じた良性乳頭腫症の治療により防止される ことができる。 現在、乳頭腫症の治療のための最も重要な方法は、乳頭腫の外科手術的除去並 びに電気−、冷温、又はレーザー焼灼壊死化(cauterizing necrotisation)で ある(“Virus infections: etiology,epidemiology,clinics,pathogenesis and diagnosis”,Rep.Col.of Scient.Public.,Sverdlovsk,1985(in Russ ian)を参照のこと。)。 液体酸素、酸及びそれらの混合物(硝石、シュウ酸及び乳酸等)がこの目的の ために使用されるが、それらは周囲の健康な組織の壊死をも引き起こし、そして 適用部位の上に傷の形成を導き、そしてしばしば、古いものが除去された付近に 新たな乳頭腫の出現及び再発を導く(S.A.Bashi“Cryotherapy versus podophy llin in the treatment of genital warts”,Int.J.Dermatol.1985 vol.24 N.8 p.535-536を参照のこと。)。 ポドフィロトキシン(podophyllotoxin)とインターフェロン (interferon) を使用する乳頭腫症における医療方法の有効性は小さく、そして治療的投与量が 投与される場合でさえも、さらにかなりの副作用及び後作用を合併する。 ポドフィリン(podophyllin)の生物学的活性は、コルヒチン(colchicine) に匹敵するその抗分裂効果により説明されることができる。その使用は、しばし ば局所的反応(炎症、アレルギー接触皮膚炎、場合により皮膚の侵食、その他) 並びに不所望の後作用、例えば末梢神経障害(peripheral neuropathy)、頻呼 吸(tachyprea)、血尿(hematuria)、及び自然流産(abortus spoutaneus)を 誘発する(K.R.Beutner“Podophyllotoxin in the Treatment of Genital Huma n Papillomavirus Infections”,Seminars in Dermatology.1987 vol.6,N.1 p.10-18を参照のこと。)。 乳頭腫症の治療におけるインターフェロンの使用は、限定された有効性だけを もち、そしてこの治療のために使用される投与量は、免疫系の抑制並びに自己免 疫疾患の誘発等を導くことができる。(F.G.Bruins,A.J.C. von den Brule, R.Mulinik,G.M.M.Walboomers,C.J.Meijer,R. illemze,J.Invest.Derm atol.1989,vol.93,N.4,p.544-545; M.Foldvan,A.Moreland,M.Nezei ,ibid,p.550; G.Gross,Roussaki,ibid.,p.553; M.Niimuura,ibid.p. 567を参照のこと。)。 2,5′オリゴアデニレート(2.5A)の合成アナログは、免疫抑制活性を示 すことが知られており、そして外科移植のために先に推奨されている。オリゴア デニレートは、インターフェロンにより引き起こされる効果の仲介物質としての 免疫抑制剤よりも特異的に、かつ、一般的にの両方においてより毒性が低く、そ してより高く有効であることが測定されている(A.Kimchi et al.米国特許第 4 378352号(1983)を参照のこと。)。 同一効果が、モルフォリン基を含む最終合成された2.5Aによっても達成され る(R.Torrence et al.米国特許第 4515781号(1985)参照のこと。)。 少なくとも3つのアデノシン断片をもつ2.5Aアナログはインビトロにおける ウイルス・タンパク質合成の活性阻害剤であることが知られている(Jan M.Ker r et al.米国特許第4,21,P,746(1980)を参照のこと。)。 2.5Aオリゴ3′デオキシアデニレートのいくつかの合成アナログ及びそれら の誘導体は、単純ヘルペス及びエプスタイン−バール−ウイルスによる動物細胞 の感染及び形質転換を特に阻害するが、既に感染した又は形質転換された細胞の 場合には不活性である(R.I.Suhadolnik et al,US Patent 4464359(1984); R.I.Suhadolnik et al.US Patent 4539313(1985); R.I.Suhadolnik et al. ,US Patent 4708935(1987)を参照のこと。)。 サイトメガロウイルス(cytomegalovirus)、B型肝炎ウイルス(hepatitis B virus)及び水痘−帯状庖疹ウイルス(varicella zoster viruses)により引き 起こされる感染性疾患を治療するために2.5Aを使用することもできる(EP-B-12 1 635(Au.No.J.Dk.Fi.Fr.Es.)1984を参照のこと。)。 パピローマウイルスにより引き起こされる皮膚及び上皮病変を治療するための 選択的効果をもつ有効な医薬を利用することができるようにする研究が行われて いる。 本発明の目的は、式(I): {式中、0≦n≦10、特に≧0〜10、好ましくは1又は2}に合う2′,5′オ リゴアデニレート2′,3′シクロホスフェートを製造することにより達成され る。 本発明の目的は、以下詳細に説明するように、ポリ(A)から出発して上記新 規化合物を製造する方法でもある。 これらの化合物は、2′(3′)アデノシン・モノホスフェートの化学的重合 により馴染みのある手順(A.M.Miche1son in The Chemilstry of the Nucleosi des and Nucteotides,(Academ1c Press)1963 p.418 and 419参照)を使用し て、不正規の2′,5′及び3′,5′ヌクレオチド間結合をもつポリ(A)か ら出発して理解 されたやり方で製造されることができる。B.intermedius(EC.3.1.4.23)から のリボヌクレアーゼによるこのポリマー内の3′,5′結合のその後の分裂は、 末端2′,3′シクロホスフェート基を含む混合物を含むさまざまな長さの2′ ,5′オリゴアデニレート及びモノマーを導く。 別の段階手順を上記と同じ結果を得るために使用することができる: 1.それぞれのオリゴマーが2′,3′シクロホスフェートと3′モノホスフ ェートの混合物を表す一連の2′,5′オリゴアデニレートを導くリボヌクレア ーゼT2(又は類似のリボヌクレアーゼ)によるポリ(A)の分解、及び 2.末端3′ホスフェート基の、2′,3′のシクロホスフーェト基への変換 を導く、バッファー水溶液中の 100倍過剰のBrCNによる上記混合物の処理。 これらの2つの合成方法を以下のように図示することができる。 2′,5′オリゴアデニレートの得られた混合物を分析し、そして所望のオリ ゴヌクレオチドを式(I)に従ってHPLCを使用して精製する。 単離化合物として末端2′,3′シクロホスフェート基をもつ2′,5′アル ゴアデニレートは先に記載されていない。2′,5′オリゴアデニレート内の2 ′(3′)ホスフェート基と2′,3′シクロホスフェート基の両方が細胞酵素 によるこれらの化合物の加 水分解を有効に防ぐ。5′トリホスフェート基を含む天然2′,5′オリゴアデ ニレートに比較したときの2′,3′シクロホスフェート・アナログの有効性は 、ホスホジエステラーゼによる細胞酵素による加水分解に対する抵抗性と低い電 荷のために細胞透過についてのより大きな能力により説明されることができる。 本発明において使用されるべき2′,5′オリゴアデニレートは、中性塩の水 溶液又は水に溶解され、そして2週間にわたり1日当り1回又は2回皮膚病変( 通常、扁平いぼ(flat warts)、足底いぼ(sole warts)、コンジローム(cond yloma)、等)に適用されることができる。有効成分の濃度は10-4〜10-7Mであ る。 コンジロームの上記処置は成長を止め、そして新たな形成は全くなく、そして ほとんどの場合、古いコンジロールは4〜6週間以内に減少された。 普通のいぼの場合には、丘疹(papulas)が第1週の終わりまでに平らに広が り、そして処置開始後2〜4週間目に完全に消失する。扁平いぼをもつ患者は処 置開始後1ヶ月間で完全に治癒された。 乳頭腫の治療の経過において、より小さな乳頭腫が消失しながら1.5〜2週間 後に新規の形成が減少する。皮膚病変の完全な減少は1ヶ月以内に生じた。きず あとのしるしは一つもなかった。この治癒は、毒性−アレルジー反応又は他の副 作用も伴わなかった。 この処理溶液中の活性オリゴアデニレートの濃度は、インターフェロン誘導細 胞についてよりも2オーダーの大きさであるが、適用された溶液の全量は、一般 的に1.0mlの下にある。全てのオリゴアデニレートが吸収される場合でさえ、細 胞及び体液(血液、尿、等)中の得られた平均濃度は、非誘導細胞内のものより もかなり下にある。使用される化合物の濃度は、正常細胞内のそれらの天然アナ ログのもの、及び適用領域の周辺近くの組織内だけのものよりも一 時的にのみ(適用直後に)高いであろう。 2′,5′オリゴアデニレートは、生物において細胞の内部と外部においてリ ボヌクレアーゼとホスファターゼにより容易に分解される。最終生成物は、細胞 内のその平均濃度が10-3M下である普通の細胞代謝を表す、アデニル酸とアデノ シンを含む。 式(I)に対応するオリゴアデニレートとそれらを含む混合物の両方を、パピ ローマウイルスにより誘導された皮膚と上皮病変の治療において使用することが できる。 乳頭腫症を治療するための、本発明に基づく2′,5′オリゴアデニレートの 低投与量の表在局所的適用は広く有効であり、負の皮膚反応又は全身的副作用は 全く観察されなかった。この病変の治療の効果は、患者の80%以上において完全 な減少であった。3ヶ月間の観察期間の終わりにおいて、再発の証拠は全く存在 しなかった。 本発明に基づく調製物は、表在局所的適用のために適当なさまざまな形態にお いて投与されることができる。これらは、標準的な技術を使用して医薬適合性担 体と個々の化合物又はそれらの混合物を注意して混合又は溶解させることにより 製造される。適用(外皮膚、粘膜組織、等)のための調製物の所望の形態に依存 して、担体の形態はかなり変化することができる。ほとんどの多様な医薬媒質、 例えば液体担体、例えば水、ジメチル・スルホキシド、アルコール、グリコール 、等を含み又は含まないもの又はポマード、軟膏及び硬膏を、調製物を製造する ために費用することができる。便利には、これらの調製物を単一投与量単位にお いて製薬することが特に有用である。表現“単一投与量単位(single-dese unit )”とは、その各1が、必要な医薬担体と併合されるとき所望の治療効果を達成 するように計算された活性成分の特定量を含むような物理的に別々の単位をいう 。乳頭腫症の治療における単一の適用のための対応投 与量は、(直径3−5mmの)丘疹当り10-9〜10-8Mの活性成分(n=1及び/又 は2)でなければならない。治療の全経過時間は、日用適用により30日間までで ある。 以下の実施例は、オリゴヌクレオチド混合物と個々の2′,5′オリゴアデニ レートの製造を説明する。 2′,5′オリゴアデニレートの化学−酵素的合成、精製及び分析 全反応を室温において行う。 a)ポリ(A)の合成:+ 形態における0.9g(2.5mmol)のアデノシン2′(3′)モノホスフェー トと1.2ml(2.6mmol)のトリ−n−オクチルアミンを30mlのメタノール/エタノ ール(1:1)に溶解し、そしてこの溶液を数時間撹拌する。次に非溶解部分を ガラス・フィルターを使用して濾別し、そしてその濾液をロータリー・エバポレ ーターを使用して蒸発乾固させる。得られた固体を次に10ml無水ジオキサン中に 溶解し、そしてロータリー・エバポレーターを使用して蒸発乾固させる。両手順 を2回繰り返す。次に得られた固体を5ml無水ジオキサン中に溶解し、そしてそ の混合物をマグネチック・スターラーにより撹拌しながら0.77ml(3.75mmol)の ジフェニルホスホリルクロライドをその上に滴下する。得られた混合物を、0.77 mlのジフェニルホスホリルクロライドと3.2mlのトリ−n−オクチルアミンを添 加した後1時間撹拌し、そしてその混合物をさらに4時間撹拌する。次にこの反 応混合物を、撹拌しなから、5容のヘキサン/エーテル(4:6)に注ぐ。次に 沈殿をガラス・フィルターを使用して濾別し、同一混合液、そして次にエーテル により洗浄し、そして真空中で乾燥させる。得られたものは、不正規の2′,5 ′及び3′,5′−ヌクレオチド間結合をもつポリアデニレートの白色粉末であ る。この混合物の一般式は、(A2′(3′)P−)nA>P{n=10}である 。 次に乾燥ポリマー混合物を12mlの水に溶解し、そしてそのpHを濃アンモニア溶 液を添加することにより9.3に調製する。次に3容のエタノールを添加し、そし てそのpHを5M HClの添加により3.0に調整する。この混合物を−18℃において保 存するときに形成される沈殿を遠心分離により取り出し、75%エタノールにより 洗浄し、そして空気流中で乾燥させる。このモノマーのかなりの部分が残る。 b)バイナーゼ(binase)による分裂による3′,5′ヌクレオチド間結合の 選択的分裂 a)から得られた沈殿物を40mlのH2Oに溶解し、そしてこのpHをトリス−塩基 の3M溶液により7.0に調整し、その後2mlの、バチルス・インターメディアス (Bacillus Intermedius)RNAse(バイナーゼ、E.C.3.1.4.23)の溶液(150E /mg)を添加し、そして次に10〜12時間撹拌する。次にこの酵素を、同一容量の クロロホルム/イソアミルアルコール(24:1)を使用して抽出する。得られた 水相は、アデノシンの2′,3′シクロホスフェートと2′,5′オリゴアデニ レートの混合物を含む。 c)個々の化合物の単離: 個の成分を分離するための手順は、HCO3形態におけるDEAE spheron 1000(16 ×600mm,120ml)を使用してイオン交換クロマトグラフィーに基づく。ポリ(A )酵素的分割生成物を除タンパクし、そして次にロータリー・エバポレーター内 で8〜10倍に濃縮する。10容のエタノールを添加し、そしてその混合物を−18℃ において12時間放置する。遠心分離(3000rpmにおいて10〜20分間)後、その沈 殿を水に溶解し、そして上記カラム上にロードする(260nmにおいて吸光度25,00 0〜50,000E)。このカラムを水と0.05Mトリエチル ・アンモニウム・ビカーボネート(pH8.0)により洗浄した後、この生成物を、 上記塩の線形グラジエントにおいて溶出する(0.1〜0.8M、全容量1L)。この ように分離された個々の化合物を含む画分をロータリー・エバポレーター内で蒸 発乾固させ、そして上記バシファー成分を完全に除去するために凍結乾燥させる 。 HPLCを、以下に説明するように個々の化合物の最終的精製のために使用する( 半調製用カラム上約2000E吸光度のコーティング)。HPLCを使用した溶液の脱塩 を水中での洗浄後小さなDEAEカラム上での10〜20倍希釈溶液の吸収により達成す る。少量の1Mトリエチル・アンモニウム・ビカーボネートによる溶出とその溶 液の凍結乾燥をその後に行う。 d)HPLCクロマトグラフィーによる2′,5′オリゴアデニレートの精製と分 析: イオン交換クロマトグラフィーを、NH3 diasorb カラム(8μm、4×150mm 分析用、及び10μm 9.2×250mm 最終調製精製用):線形グラジエント;溶出液 A−20% Me0H;B−2M AmAc,20% MeOH、1分当り2%B;流速(一定時間 当りの流量)−上記分析用カラムについて0.7ml/分、そして上記調製用につい て4ml/分(図1〜3)を用いて行う。検出は260nmにおいてUV監視装置による 。 260nmの吸光度に基づき、上記混合物は、40〜50%のモノマー、約20%〜30% のジアデニレート、約5%〜15%のトリアデニレート、2%〜8%のテトラアデ ニレート、及び2%〜7%のより大きなオリゴアデニレートを含む。この平均モ ル吸光係数は、アデノシン残基当り15×103であり、トリマーについては36.8×1 03であり、そしてテトラマーについては45.8×103であった。 e)個々の化合物の組成の測定: 各化合物を、そのシクロホスフェート基の開環のためにpH1.0(37℃において 1時間)保ち、そして次にバクテリアのアルカリ性ホスファターゼにより脱リン 酸化し、そしてそのヌクレオチド間結合のアルカリ加水分解に供す(0.3M NaOH ,20 ℃48時間)。その最終生成物の関係(アデノシン対アデノシン2′(3′ )ホスフェート)をHPLCにより達成した。意図された結果は、先に与えられたも のと密に一致する:ダイマーについてはAdo:AMP=1:1、トリマーについては 1:2、そしてテトラマーについては1:3である。標準偏差は5%未満であっ た。 それらのHPLCの移動性及びNMR スペクトル(31P及び 1H)により2′,3′ シクロホスフェート基の酸開環により作られた化合物は、その対応オリゴアデニ レートの普通の2′(3′)ホスフェートと同一であった。他方において、得ら れた2′(3′)ホスフェートは、BrCN(100倍モル過剰)の効果のために室温 において水溶液中の対応オリゴアデニレートの生成物2′,3′シクロホスフェ ートに定量的に変換された。 f)ヌクレオチド間結合タイプの決定: 新たなバイナーゼ(binase)による個々の2′,5′オリゴアデニレートの2 ′,3′シクロホスフェートの処理は、ポリアデニル酸アデノシン2′,3′シ クロホスフェートへの完全分離を導く条件下で操作され;HPLC分離特性及び31P NMR スペクトルにおける変化が全くない。 末端シクロホスフェート基(20〜21ppm)と2′,5′−ヌクレオチド間ホス フェート(0.02〜0.4ppm)に対応するピークだけが、ダイマーについて1:1の 、トリマーについて1:2の、そしてテトラマーについて1:3の関係において31 P NMRスペクトルにおいて決定された。標準偏差は2%未満であった。 3′,5′結合(1%未満のヌクレオチド間ホスフェート)は、テトラマーに ついてのみ示された。 オリゴアデニレートは、水(10-2Mまで)、ジメチルスルホキシド、水性エタ ノール又はグリセロール中に容易に溶解する無色の化合物である。それらは、4 ℃における中性水溶液中に数ヶ月間及び冷凍溶液(−20℃)中に溶解されて又は 凍結乾燥状態で永久に残存する。 薬理学的実施例 上記医薬調製物の臨床的研究を、乳頭腫症患者について行った。処置を、0.1m l NaClにより所要濃度に希釈された対応化合物のNa−又はトリエチル・アンモニ ウム塩によった。その最終溶液中の有効化合物の濃度は、上述のモル吸光係数に 従って260nmにおけるその吸光度を使用して達成された。これらの結果を以下に 記載する。これらの実施例は本発明を説明するのに役立つが、これを限定するも のではない。実施例1 2′,5′トリアデニレート2′,3′シクロホスフェートの臨床テスト(n =1,AIII)。 女性患者M.(1958)診断:会陰部にある4つの角ばったコンジローム(d= 1〜2mm,h=2〜8mm)皮膚色、赤むけの(raw)、弾力性、そしてしばしば 痛むもの。疾患:膣炎(colpitis)を伴う。 コンジローム当り約50μm AIII(10-4M)の日用適用。4日目に、全てのコ ンジロームが、しわ表面を示し;8日目までに、それらは完全に消失した。8週 間後に再発は全く観察されなかった。 女性患者P.(1950)の診断:会陰部にある14のコンジローム( d=2〜8mm,h=2〜5mm)、弾力、皮膚色、そしてしばしば痛むもの。 2週間にわたりコンジローム当り50μm AIII(10-4M)の日用適用。6日目 までに、全てのコンジロームが1/2〜1/3程しぼんだ。10日目までに、8の コンジロームがその皮膚にいかなる痕跡をも残さずに完全に消失した。残りの6 つのコンジロームは未だ存在し、そして処置後3〜4週間それらの元のサイズを 回復した。処置はさらに続けられなかった。処置終了後10週間変化は全く観察さ れなかった(再発、新たなコンジロームの形成は全くなかった)。 女性患者C.(1958)の診断:足の親指の下側にある足裏いぼ(d=5mm,h =3mm)、小さく(compact)、周囲組織と同じ色の、外表面がざらざらし、そ して歩くときにかなり痛むもの。 いぼ当り50μm AIII(10-4M)の日用適用。6日目にそのいぼは柔らかくな り、そしてそのいぼの表面は機械的にこすり落された。10日目までに、このいぼ は完全に消失し、そして歩くことはいずれの痛みも引き起こさなかった。12週間 後の診断において、再発は全く観察されなかった。患った皮膚表面領域は周囲組 織から区別することができなかった。 女性患者C.(1926)の診断:7つの乳頭腫が喉の前と右側にあり、2つが大 きく(d=3と2mm,h=2.5mm、暗褐色)そして5つが小さい(d=0.8〜1.5m m,h=0.8〜1.5mm、皮膚色)ものであった。この乳頭腫は閉経の間1982年に現 れた。 2週間乳頭腫当り約50μm AIII(10-4M)の日用適用。5日目に小さな乳頭 腫がうすく、しぼんで、そして平らになった。さらなる変化は観察されなかった 。処置後2〜3週間、乳頭腫はそれらの元の形態とサイズを回復した。実施例2 2′,5′テトラアデニレート2′,3′シクロホスフェートの臨床テスト( n=2,AIV)。 女性患者S、27歳の診断:胃に普通のいぼ、臍の下3cm、灰色、突出、直径2 〜3mm。このいぼをAIV(10-5M)の1〜3滴により毎日処置した。処置開始後 7〜10日目に、すべてのいぼはしぼみ、そして平らになった。処置終了後3週間 の間に、これらのいぼの中の1が完全に消失し、そして処置終了後4週間目に他 の全ても消失した。きず跡のようなものの変化はその皮膚に全くなかった。 多数のいぼをもつ7の他の患者、コンジローム(6患者)、普通のいぼ(3患 者)及び非同定いぼ(4患者)をAIVの水溶液(10-5M)により2週間毎日処置 した。コンジロームは、外性器及び胸の上にあり、手首、体、そして脚の上にも あった。 ほとんどのケースにおいて、コンジロームといぼ(特に前者)は、処置後6〜 9日間でしぼんだ。処置後1〜2週間又は処置の間、3患者は、既にコンジロー ムを全くもたず、そして2患者がもはや普通のいぼを示さなかった。1患者は、 処置後凡そ6週間に腋窩の下の6つのコンジローム全てを完全に失った。2つの ケースにおいては、外性器上の小さなコンジローム(d<3mm,全11)が処置の 間又は処置後に消失し、同一領域内の大きなもの(d>5mm、第1ケースにおい て2つ、第2ケースにおいて3つ)が処置後2〜6週間の間にそれらの元のサイ ズを回復し、そして形成された。6つの非同定いぼの中の2が処置後2〜3週間 の間に消失したが、他は全く反応を示さなかった。陰性反応、その皮膚上のきず 跡又は再発は処置の間又はその後8〜12週間の間に1のケースにおいては観察さ れなかった。実施例3 混合物A(2′,5′オリゴアデニレート2′,3′シクロホス フェートの混合物)の臨床テスト(n>0)。2患者をテストした。1は首に3 つの普通のいぼ(3〜4mm)をもち、そして他はその脚の内側に2つの尖圭コン ジローム(comdylomata acuminata)をもつ。それぞれのいぼを混合物Aの10-4 M水溶液の1〜2滴により毎日塗った。処置9日目に、全ての普通のいぼが消失 した。1つの小さなコンジロームは処置7日後に消失し、他は処置後3週間の間 に、すなわち処置開始後5週間の間に消失した。 達成された結果は、ヒト・パピローマウイルスにより引き起こされる皮膚と上 皮病変の治療のための研究及び手順の下での本化合物の高い有効性をはっきりと 示す。2′,5′オリゴアデニレートによるパピローマウイルスの処置は、痛み のある又は炎症性反応により又は症状の主観的又は客観的悪化を単一ケースにお いて伴わなかった。 ひじょうに低い投与量における2′,5′オリゴアデニレートの高い臨床的有 効性及び表在局所的反応及び全身的副作用の非存在並びに常習性(recidivism) の欠如は、乳頭腫症の治療を考えるに当っての本化合物の利点を立証する。 乳頭腫症の治療における同様の結果が、既に馴染みのある化合物、すなわち中 性アデノシン残基及び3−末端アデノシン残基上に2′(3′)ホスフェート基 (シリーズB)又は遊離の2′と3′ヒドロキシル基(シリーズC)をもつ2′ ,5′オリゴアデニレートを使用しても達成された。これらのケースにおいては 、両単離化合物、例えば、トリマー及びテトラマー又は他のオリゴマーとそれら の混合物(トリマーBとC、テトラマーBとC、混合物BとC)が外部パピロー マウイルスの治療において広く有効であることが証明された。 図面の説明 図1: 混合物A(2′,5′オリゴアデニレート2′,3′,シクロホスフェート) のHPLC分析。カラム:diasorb NH2,4×150mmの移動相:A−20% CH30H;B−2 0%CH3OH 中2M AcONH4;流速:0.7ml/分;0′−2′−1%B,2′−14′− 0.5%B/分,14′−50′−2%B/分。260nmにおける検出。260nmにおける吸 収に対応する混合物の組成:23%モノマー(8.7分),22.5%ダイマー(17.5分 ),14%トリマー(23分),6.8%テトラマー(26.8分)。 図2: 精製された2′,5′トリマー(A)とテトラマー(B)2′,3′シクロホ スフェートのHPLC分析。カラム、移動相の組成及び流速は図1におけるものと同 じ、グラジエント−2%B/分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピバシャン,アーマン ディー. アメリカ合衆国,コネチカット 06511, ニュー ヘイブン,ホウランシー ストリ ート 132 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の一般式: {式中、0≦n≦10、特に≧0〜10、好ましくは1又は2。}をもつ2′,5′ オリゴアデニレート2′,3′シクロホスフェート。 2.アデノシン2′(3′)ホスフェートが不正規の3′,5′及び2′,5 ′ヌクレオチド間結合をもつポリ(A)に重合し、そしてこのポリマーがバチル ス・インターメディアス(B.intermedius)由来のRNAse(E.C.3.1.4.23)によ り処理されるような同定可能なやり方で区別される、請求項1に記載の化合物の 製造方法。 3.パピローマウイルスにより引き起こされる良性又は前癌性の皮膚及び粘膜 病変のための医薬調製物であって、請求項7に記載の化合物の中の1を含み又は その中でそれが、医薬として適当な担体又は溶媒と併合された活性成分であるよ うな混合物を含むような医薬調製物。
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