JPH095094A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JPH095094A JPH095094A JP17822295A JP17822295A JPH095094A JP H095094 A JPH095094 A JP H095094A JP 17822295 A JP17822295 A JP 17822295A JP 17822295 A JP17822295 A JP 17822295A JP H095094 A JPH095094 A JP H095094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- vehicle speed
- gps
- vehicle
- peak frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＧＰＳ衛星での測位が不能になった場合に、
現在位置を推定する機能を持つナビゲーション装置を提
供すること。 【構成】 車両内にマイクロホン５とその出力をフーリ
エ変換するフーリエ変換部６を設ける。フーリエ変換部
６の出力によりピーク周波数を検出する。ＧＰＳ部１よ
り得られる位置情報の変化から車速変換部３ａにより車
速を検知し、ピーク周波数と車速との比率を算出する。
そしてＧＰＳ部より位置情報が得られないときに、ピー
ク周波数から車速を推定し、この車速に基づいて位置情
報を表示部４に表示している。
現在位置を推定する機能を持つナビゲーション装置を提
供すること。 【構成】 車両内にマイクロホン５とその出力をフーリ
エ変換するフーリエ変換部６を設ける。フーリエ変換部
６の出力によりピーク周波数を検出する。ＧＰＳ部１よ
り得られる位置情報の変化から車速変換部３ａにより車
速を検知し、ピーク周波数と車速との比率を算出する。
そしてＧＰＳ部より位置情報が得られないときに、ピー
ク周波数から車速を推定し、この車速に基づいて位置情
報を表示部４に表示している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両に搭載して用いら
れ、ＣＤ−ＲＯＭ等に蓄積された地図上にＧＰＳによる
位置情報を表示するナビゲーション装置に関するもので
ある。
れ、ＣＤ−ＲＯＭ等に蓄積された地図上にＧＰＳによる
位置情報を表示するナビゲーション装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のナビゲーション装置の概略
を示すブロック図である。本図においてグローバルポジ
ショニングシステム部（以下、ＧＰＳ部という）１は車
両の位置情報を出力するものであり、ＣＤ−ＲＯＭ２は
地図情報を有するものとする。これらの出力は制御部３
に出力される。制御部３はＧＳＰ部１からの位置情報に
基づきＣＤ−ＲＯＭ２に蓄えられた地図及び現在位置を
表示部４に表示するものである。
を示すブロック図である。本図においてグローバルポジ
ショニングシステム部（以下、ＧＰＳ部という）１は車
両の位置情報を出力するものであり、ＣＤ−ＲＯＭ２は
地図情報を有するものとする。これらの出力は制御部３
に出力される。制御部３はＧＳＰ部１からの位置情報に
基づきＣＤ−ＲＯＭ２に蓄えられた地図及び現在位置を
表示部４に表示するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のナビ
ゲーション装置では、ＧＰＳ衛星からの電波が受信不能
となった場合、走行距離が測定できないと、地図上に表
示する現在位置の誤差が時間と共に大きくなり、一定時
間後は測位不能状態を表示するしかないという問題があ
った。
ゲーション装置では、ＧＰＳ衛星からの電波が受信不能
となった場合、走行距離が測定できないと、地図上に表
示する現在位置の誤差が時間と共に大きくなり、一定時
間後は測位不能状態を表示するしかないという問題があ
った。
【０００４】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ＧＰＳ衛星からの電波が受信不
能となった場合でも走行距離を推定して表示部に表示で
きるようにすることを目的とする。
なされたものであって、ＧＰＳ衛星からの電波が受信不
能となった場合でも走行距離を推定して表示部に表示で
きるようにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は位置情報を検知
するＧＰＳ部と、地図情報を保持する記憶手段と、車両
の音声を収音する収音手段と、前記収音手段より収音さ
れた音声をフーリエ変換するフーリエ変換部と、前記Ｇ
ＰＳ部からの位置情報に基づいて車両の速度を算出する
車速変換部と、前記フーリエ変換部より得られるピーク
周波数と前記車速変換部より得られる車速値とからその
比率を計算すると共に、前記ＧＰＳ部より出力が得られ
なくなったときに前記フーリエ変換部のピーク周波数に
基づいて車速を推定する車速推定部と、前記記憶手段よ
り得られる地図情報に前記ＧＰＳ部より得られる位置情
報を重ねて表示すると共に、前記ＧＰＳ部より出力が得
られなくなったときに前記車速推定部より推定された車
速に基づいて車両の位置を表示する表示部と、を具備す
ることを特徴とするものである。
するＧＰＳ部と、地図情報を保持する記憶手段と、車両
の音声を収音する収音手段と、前記収音手段より収音さ
れた音声をフーリエ変換するフーリエ変換部と、前記Ｇ
ＰＳ部からの位置情報に基づいて車両の速度を算出する
車速変換部と、前記フーリエ変換部より得られるピーク
周波数と前記車速変換部より得られる車速値とからその
比率を計算すると共に、前記ＧＰＳ部より出力が得られ
なくなったときに前記フーリエ変換部のピーク周波数に
基づいて車速を推定する車速推定部と、前記記憶手段よ
り得られる地図情報に前記ＧＰＳ部より得られる位置情
報を重ねて表示すると共に、前記ＧＰＳ部より出力が得
られなくなったときに前記車速推定部より推定された車
速に基づいて車両の位置を表示する表示部と、を具備す
ることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、ＧＰ
Ｓ部からの入力があり測位が可能なときに位置情報を車
速に変換する。又車内の音成分のピーク値と車速との比
率を算出しておく。そしてＧＰＳ部からの入力が不能に
なった場合に、その音のピーク値成分から算出された比
率に基づいて車速を推定する。そして推定した車両に基
づいて現在位置を推定し、表示部に表示する。
Ｓ部からの入力があり測位が可能なときに位置情報を車
速に変換する。又車内の音成分のピーク値と車速との比
率を算出しておく。そしてＧＰＳ部からの入力が不能に
なった場合に、その音のピーク値成分から算出された比
率に基づいて車速を推定する。そして推定した車両に基
づいて現在位置を推定し、表示部に表示する。
【０００７】
【実施例】以下本発明におけるナビゲーション装置の一
実施例について、図１を参照しながら説明する。ＧＰＳ
部１と地図情報を持つ記憶手段であるＣＤ−ＲＯＭ２と
が制御部３に接続される。制御部３は全体の制御及び演
算等を行うものであり、表示部４に地図と現在位置を表
示する。マイクロホン５は車両内に設けられ、車両の音
を収音する収音手段である。６はこのマイクロホン５の
音声入力をフーリエ変換するフーリエ変換部であり、そ
の出力は制御部３に与えられる。さて制御部３は、ＧＰ
Ｓ部１からの入力に基づいて所定時間毎の位置情報から
車両の速度に変換する車速変換部３ａ、ＣＤ−ＲＯＭ２
の地図情報を読出す読出し部３ｂ、表示部４の表示を制
御する表示制御部３ｃが設けられる。又フーリエ変換部
６の出力に基づきそのピークの周波数を検出するピーク
周波数検出部３ｄ、及びピーク周波数と車速変換部３ａ
により変換される車速とからその比率を保持しておき、
ピーク周波数のみが得られるときの車速を推定する車速
推定部３ｅを有している。
実施例について、図１を参照しながら説明する。ＧＰＳ
部１と地図情報を持つ記憶手段であるＣＤ−ＲＯＭ２と
が制御部３に接続される。制御部３は全体の制御及び演
算等を行うものであり、表示部４に地図と現在位置を表
示する。マイクロホン５は車両内に設けられ、車両の音
を収音する収音手段である。６はこのマイクロホン５の
音声入力をフーリエ変換するフーリエ変換部であり、そ
の出力は制御部３に与えられる。さて制御部３は、ＧＰ
Ｓ部１からの入力に基づいて所定時間毎の位置情報から
車両の速度に変換する車速変換部３ａ、ＣＤ−ＲＯＭ２
の地図情報を読出す読出し部３ｂ、表示部４の表示を制
御する表示制御部３ｃが設けられる。又フーリエ変換部
６の出力に基づきそのピークの周波数を検出するピーク
周波数検出部３ｄ、及びピーク周波数と車速変換部３ａ
により変換される車速とからその比率を保持しておき、
ピーク周波数のみが得られるときの車速を推定する車速
推定部３ｅを有している。
【０００８】次に本実施例のナビゲーション装置の動作
について説明する。マイクロホン５より入力された車内
の音はフーリエ変換部６で周波数毎の強度分布に変換さ
れる。この分布は車速や路面の状態や人間の会話等で刻
々変化するが、制御部３はこの分布の時間的に強度や周
波数が滑らかに変化するピークを監視する。
について説明する。マイクロホン５より入力された車内
の音はフーリエ変換部６で周波数毎の強度分布に変換さ
れる。この分布は車速や路面の状態や人間の会話等で刻
々変化するが、制御部３はこの分布の時間的に強度や周
波数が滑らかに変化するピークを監視する。
【０００９】ＧＰＳでの測位が可能なときにＧＰＳ部１
からの位置情報から車速変換部３ａにより車速を求め
る。又制御部３のピーク周波数検出部３ｄは車速の連続
的な変化に比例して周波数がシフトしているピークを選
び出す。このとき車速推定部３ｅは各ピークの周波数と
車速との比率を計算しておく。ＧＰＳの測位結果には誤
差があるが、時間を長く測定することにより高い精度で
比率を求めることができる。
からの位置情報から車速変換部３ａにより車速を求め
る。又制御部３のピーク周波数検出部３ｄは車速の連続
的な変化に比例して周波数がシフトしているピークを選
び出す。このとき車速推定部３ｅは各ピークの周波数と
車速との比率を計算しておく。ＧＰＳの測位結果には誤
差があるが、時間を長く測定することにより高い精度で
比率を求めることができる。
【００１０】ＧＰＳでの測位が不可能になると、制御部
３は車内の音のピーク周波数とあらかじめ算出した比率
より車速を推定し、測位不可能となった時点からの経過
時間に乗じて距離情報を出力する。そしてＣＤ−ＲＯＭ
２からの地図情報より走行中に道に沿って移動させるこ
とで現在位置を表示することができる。
３は車内の音のピーク周波数とあらかじめ算出した比率
より車速を推定し、測位不可能となった時点からの経過
時間に乗じて距離情報を出力する。そしてＣＤ−ＲＯＭ
２からの地図情報より走行中に道に沿って移動させるこ
とで現在位置を表示することができる。
【００１１】ＧＰＳの測位不能状態に対応する方法とし
て、一般的にはジャイロセンサや加速度センサ等と組合
せることがあるが、この場合加速度を２回積分して速度
を算出するため、累積誤差の影響を受けやすい。本発明
では速度を求めるので、この影響が少なくできるという
特徴を持つ。
て、一般的にはジャイロセンサや加速度センサ等と組合
せることがあるが、この場合加速度を２回積分して速度
を算出するため、累積誤差の影響を受けやすい。本発明
では速度を求めるので、この影響が少なくできるという
特徴を持つ。
【００１２】又マイクロホンをナビゲーションシステム
の筐体内に収納するようにすれば、ポータブル型に最適
である。静粛性の高い高級車ではマイクロホンを分離し
て車体に固定したり、車体外に配置することにより走行
時の音を検出することが可能となる。
の筐体内に収納するようにすれば、ポータブル型に最適
である。静粛性の高い高級車ではマイクロホンを分離し
て車体に固定したり、車体外に配置することにより走行
時の音を検出することが可能となる。
【００１３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、車両内音声により車両の速度を推定する構成によ
り、ＧＰＳ部から信号が得られなくなっても車両速度推
定部から測位が不能である場合でも現在位置を推定し、
表示部に表示することができる。
ば、車両内音声により車両の速度を推定する構成によ
り、ＧＰＳ部から信号が得られなくなっても車両速度推
定部から測位が不能である場合でも現在位置を推定し、
表示部に表示することができる。
【図１】本発明におけるナビゲーション装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図２】従来のナビゲーション装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１ ＧＰＳ部 ２ ＣＤ−ＲＯＭ ３ 制御部 ３ａ 車速変換部 ３ｂ 読出し部 ３ｃ 表示制御部 ３ｄ ピーク周波数検出部 ３ｅ 車速推定部 ４ 表示部 ５ マイクロホン ６ フーリエ変換部
Claims (2)
- 【請求項１】 位置情報を検知するＧＰＳ部と、 地図情報を保持する記憶手段と、 車両の音声を収音する収音手段と、 前記収音手段より収音された音声をフーリエ変換するフ
ーリエ変換部と、 前記ＧＰＳ部からの位置情報に基づいて車両の速度を算
出する車速変換部と、 前記フーリエ変換部より得られるピーク周波数と前記車
速変換部より得られる車速値とからその比率を計算する
と共に、前記ＧＰＳ部より出力が得られなくなったとき
に前記フーリエ変換部のピーク周波数に基づいて車速を
推定する車速推定部と、 前記記憶手段より得られる地図情報に前記ＧＰＳ部より
得られる位置情報を重ねて表示すると共に、前記ＧＰＳ
部より出力が得られなくなったときに前記車速推定部よ
り推定された車速に基づいて車両の位置を表示する表示
部と、を具備することを特徴とするナビゲーション装
置。 - 【請求項２】 前記収音手段はナビゲーション装置の筐
体内に配置したものであることを特徴とする請求項１記
載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17822295A JPH095094A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17822295A JPH095094A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095094A true JPH095094A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16044730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17822295A Pending JPH095094A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH095094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4960643A (en) * | 1987-03-31 | 1990-10-02 | Lemelson Jerome H | Composite synthetic materials |
| WO2010035339A1 (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置及び速度推定方法 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP17822295A patent/JPH095094A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4960643A (en) * | 1987-03-31 | 1990-10-02 | Lemelson Jerome H | Composite synthetic materials |
| WO2010035339A1 (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-01 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置及び速度推定方法 |
| JP4972211B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2012-07-11 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置及び速度推定方法 |
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