JPH09509347A - 履 物 - Google Patents

履 物

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JPH09509347A
JPH09509347A JP7522189A JP52218995A JPH09509347A JP H09509347 A JPH09509347 A JP H09509347A JP 7522189 A JP7522189 A JP 7522189A JP 52218995 A JP52218995 A JP 52218995A JP H09509347 A JPH09509347 A JP H09509347A
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エヴァンス,アンソニー
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エヴァンス,アンソニー
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    • A43C15/16Studs or cleats for football or like boots
    • A43C15/162Studs or cleats for football or like boots characterised by the shape
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/24Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions
    • A43B13/26Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions projecting beyond the sole surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B3/00Footwear characterised by the shape or the use
    • A43B3/0036Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design
    • A43B3/0042Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design with circular or circle shaped parts

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 フットボールシューズであって、該シューズは、少なくとも1つの環状体(12,14)の一部を有するパターン内に配置された、複数のスタッド(11)を備える。該スタッド(11)は、非対称とされているので、第1軸線(A−A)に沿ってグリップを行えるとともに、他方の軸線(B−B)に沿ってスライドして自己清浄が促進される。これらのスタッドは、各々の第1軸線(A−A)が前記環状体の位置に沿って位置合わせており、且つ各々の第2軸線(B−B)が前記環状体を横切る位置となるよう配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】 履物 本発明は、スポーツ乃至はその他の活動に於いて使用されるスタッド附き履物 製品に関する。こうした活動では、草地、クレー、粒状のオールウェザー面、“ Tartan(登録商標)”のトラック、“Astroturf(登録商標)”のような人工芝 生等の天然乃至は人工地面、また、これらに類する天然乃至は人工の、突き刺し 可能な地面に対して履物を使用するため、高いグリップ力が要求される。以後、 “ブーツ”との用語は、履物製品の各々、及びあらゆる履物製品を指し示すため に使用される。 フットボール用ブーツ等、従来のスタッド附きブーツは、多数の固定されたス タッド、若しくは取り外し可能スタッドが突出する足底(sole)を備えている。 こうしたスタッドは、鉛直(若しくは急勾配)の側面を有する円筒状、コーン形 状、若しくは円錐台状の本体部、又は円筒状及び円錐台状部品からなる本体部か ら構成されていた。公知のスタッド附きブーツは、幾つかの点で不都合を有して いた。まず、スタッドの数が限られていた。これは、比較的多数のスタッドが比 較的密に設けられる と、(泥や草等)地面の物質からなる塊(pad)が簡単に生じてしまい、スタッ ドの効果を掻き消す盛り土(platform)が形成されるからである。ブーツの足底 スタッド数を4個若しくは6個にまで制限すればこの問題は解消する。しかし、 躓いたり転倒したり、また、過度の圧力が装着者の足の小領域に懸かったりして 、ブーツの履き心地は悪く、且つ/又は固い表面では不安定であり、苦痛や怪我 の危険を伴う。 さらにこのようなスタッドは、ウェット状態/泥状態で十分にグリップするこ とができるよう十分に大きくされる必要があるが、別の機会に於いて乾燥状態と なっている場合や、運動地面上の異なる場所に於いては長きに失し、過剰なグリ ップを与えてしまう。過剰のグリップが懸かる場合、急激に回転したり急激な回 転が発生したりすると、装着者は地面に“ロック”され、この状態から怪我が発 生する可能性が有る。 本発明の目的は、上記不都合を解消、若しくは最小限にするスタッド附きブー ツ(“ブーツ”はあらゆる履物製品を意味する)を提供することにある。 本発明は、ベース部から下方に延びる複数のスタッドを備えるブーツであって 、各スタッドは、底面視された場合において第1軸線及び該第1軸線と交差する 第2軸 線を有する本体を備えており、該本体は、前記第1軸線上の両端において、傾斜 面を有しており、該傾斜面は、ブーツベース部の表面から前記スタッド本体の冠 状面まで延びており、該本体は、前記第2軸線上の少なくとも1方の端部に於い てバリア面を有しており、その結果、前記スタッドは、突き刺し可能な地面に突 き刺さる時に、少なくとも1方向に前記第2軸線に沿って前記スタッドを移動さ せようとする力が抵抗を受け前記スタッドが地面をグリップし、前記第1軸線に 沿って前記スタッドを移動させようとする力は、実質的に抵抗を受けず、前記ス タッドは、前記第2軸線上の両端部で前記スタッドの両面から蓄積した地面の物 質を拭い取るように前記スタッドの地面に対して移動するよう形成されているこ とを特徴とするブーツを提供する。 本発明は更に、ブーツベース部に従属し該ベース部の一領域上に少なくとも1 つの環状体の一部を含むパターンに配置された複数のスタッドを備えるブーツで あって、各スタッドは、第1軸線に沿ってグリップを行うと共に、自己清浄を行 うように交差する第2軸線に沿って摺動スライド可能であり、前記スタッドは、 各々の第1軸線が前記環状体の位置に沿って位置合せされた(aligned)状態で 、また各々の第2軸線が該環状体を横断する方向に 延びた状態で配列されていることを特徴とするブーツを提供する。 前記環状体は、真円若しくは非真円状のものとすることができる。 各スタッドは、第2軸線よりも第1軸線に沿って長いものとすることができる 。 さらに本発明は、足底部と踵部とを有するブーツであって、足底部及び踵部の 少なくとも一方に各々バリヤ面を有する複数のスタッドが設けられており、該ス タッドは、関係する足底部若しくは踵部のほぼに中央の位置回りに設けられてお り、各々のスタッドは該位置方向を向くバリヤ面を有することを特徴とするブー ツを提供する。 前記スタッドは、一以上の部分円状の環状体、若しくは他の形状の環状体に配 列することができる。 少なくとも一つ、好ましくは各スタッドは、第2軸線の一方若しくは両端部に バリヤ面を有する。該バリヤ面は、平坦、又は若干凹状若しくは凸状のものとす ることができる。各スタッドのこの、若しくは各バリヤ面は、徐々に若しくは鋭 利なエッジをもって端部の傾斜面と合流することができる。前記各スタッドの冠 状面は、平坦、若しくは滑らかなドーム形状の面とすることができ、傾斜面及び バリヤ面に滑らかに若しくは急激に合流するこ とができる。スタッドの第1軸線は、直線状若しくは、円の一部のように曲線状 とすることができる。 第2軸線の一方の端部に於いて一つだけバリヤ面を夫々有するスタッドのアレ ー(配置)に於いて、好ましくは該バリヤ面は、環状帯の内側を向く。 スタッドを第2軸線に沿って観察して説明するに、各傾斜面は、ベース面近傍 に於いて凸状の外形線と、該凸状外形線とスタッド冠状面との間に凹状外形線と を有するものとすることができる。 スタッドを、例えば成形法によってブーツベース部と一体的とすることができ 、また螺子若しくはプラグ−ソケット構成によりベース部に取り付けることも可 能である。 各スタッドのアレー(配置)は、ブーツベース部の踵部及び足底部(sole)部 に設けることができる。 添付図面を参照しつつ、例に沿って、本発明につき詳述する: 図1は、本発明のブーツの第1の好適な実施態様のスタッドの底面図であり; 図2は、A−A線に沿う断面図であり; 図3は、B−B線に沿う断面図であり; 図4は、本発明のブーツの好適な実施例の底面図であ り; 図5は、スタッドの第2形状の斜視図であり; 図6は、スタッドの第3形状の斜視図であり; 図7は、図5若しくは図6のA−A線に沿う断面図であり; 図8は、スタッドの第4形状の斜視図であり; 図9は、スタッドの第5形状の斜視図であり; 図10は、図8若しくは図9のA−A線に沿う断面図であり; 図11は、図9のB−B線に沿う断面図であり; 図12は、図8のB−B線に沿う断面図であり; 図13は、異なるアレー内にスタッドを有する第2の好適なブーツ底面図であ り; 図14は、スタッドの第6形状の斜視図であり; 図15は、図14のA−A線若しくはB−B線に沿う断面図であり; 図16は、スタッドの第7形状の斜視図であり; 図17は、図16のA−A線に沿う断面図であり; 図18は、図16のB−B線に沿う断面図であり; 図19は、スタッドの第8形状の斜視図であり; 図20は、図19のB−B線に沿う断面図であり; 図21及び図22は、本発明のブーツの使用状態を示 す縦断面図であり; 図23から図23は、本発明のブーツのベース部上のスタッドからなる可 能な環状アレーを示すスケッチであり; 図24は、変更態様の斜視図であり; 図24は、図24の変更態様を示す縦断面図であり; 図25は、他の実施態様の底面図である。 図面を参照するに、図4は、本発明に係る好適なブーツのベース部10を示す 底面図である。ベース部10は、足底13上の第1アレー12と踵部15上の第 2アレー14状に配列された複数のスタッド11を有している。 本実施態様及びこれに続く実施態様に於いてスタッド11は、成形法若しくは 類似の製造方法により、ベース部10に対して一体的に形成されたものとして示 されている。しかしスタッド11を、締結具若しくはねじ乃至はプラグ・ソケッ ト構造により、各々取付可能とすることもできる。この点は、本発明において重 要でないので詳述しない。 図1から図3を参照するに、各スタッド11は、第1軸線A−A及び第2軸線 B−Bを有する中実の本体16の形態を有している。第2軸線B−Bは、軸線A −Aに 対して直角とすることができるが、必ずしもそのようにする必要はない。軸線A −Aに沿う断面に関して考察するに、本体16は、軸線A−Aの両端に於いて傾 斜面17を有しており、該傾斜面17は、ベース面18からスタッド11の冠状 面19にまで延びている。傾斜面17は、面18に隣接する凹状部17と冠状 面19に隣接する凸状部17に分割される。スタッド11は、第2軸線B−B よりも第1軸線A−Aに沿う方向に長くなっている。軸線B−B(図3)に沿う 断面を観るに、スタッド本体16は、一方の側面が急勾配のバリヤ面20となっ ており、他方の側面は、急勾配が緩和されたバリヤ面21となっていることがわ かる。バリヤ面20は、反転した平面視(inverted plan view)に於いて平坦な ものとすることができ、また図示のように若干凹状とすることも、また若干凸状 とすることも可能である。バリヤ面21は、通常、凸状に曲げられている。 (面18より下の同じ高さに於ける)軸線A−Aに沿うスタッド17の長さと 軸線B−Bに沿う幅との比は、図1から図3において、略3:1として示されて いる。この比は、1:1から10:1にまで変えることができるが、2:1から 5:1の範囲が好ましく、グリップ力と固有の強度という相反する要求間に最適 なバランスを もたらす。面18に於けるスタッド11の“高さ”、即ち面18からスタッド1 1の最も低い冠状面19までの鉛直距離とスタッド11の幅との比は、略1:1 .3として図示されている。しかし1:0.7から1:3までの間の種々の値と することができる。好適な範囲は、1:1から1:2である。 スタッド11は、軸線A−Aに沿う各方向に“流線形”を呈しており、地面を 突刺しつつも軸線A−A方向に移動するようにな力が加えられると、地面に溝若 しくは通路を形成して地面内を容易に移動することが理解できよう。この移動時 に、スタッドの面間での接触により、スタッドから地面の物質、特にバリヤ面2 0及び21に隣接して堆積する傾向のある(泥若しくは草などの)地面の物質が 移動時にスタッドからぬぐい落とされる。こうしてこれらの面は、障害物のない 状態が保たれる。軸線B−Bに沿う方向にスタッド11に対して力が懸けられる と、スタッド11が地面を強固にグリップして装着者が滑らないように急勾配面 20、21が機能する。 図4は、一方がブーツ10の足底上にあり他方が踵部上にある複数のスタッド 11が、2つのアレー12及び14内に於いてどのようにして配置しているかに ついて示す。踵部のアレー14は、余り重要ではない。という のも、踵を旋回することは比較的少なく、怪我の発生は滅多にないからである。 しかしブーツが地面に“ロック”され、踝に損傷を与える可能性が有るという前 記問題は、特に足底部に関係が有る。図4は、足底部のスタッドアレーがどのよ うに足底部の中央領域を囲む(各々上記で定義されている)環状帯22、23、 24内に配列されているかを示す。スタッド11の軸線A−Aは、急勾配面20 を内側にした状態に於いて、環状帯22、23、24に沿って整列している。こ こでは円形の環状体が示されているが、長円形(oval)、楕円形(elliptical)、 若しくは他の形状の環状体とすることも可能である。環状体22は閉じた形状と なっており、環状体23は実質的に閉じた形状となっているが、環状帯24は開 いた状態となっているに過ぎない。スタッドをアレー12の状態に配置すること により、足底が地面上で直線移動することに対する抵抗力を損ねることなく、ブ ーツ足底中央部を中心とした回転が改善される効果が得られる。 図5、図6及び図7は、スタッドの第2、第3の可能な形状25、26を示す 。スタッド25は、両端に平坦な傾斜面27を有する矩形ブロック状若しくはブ レード状の形状を有する。長いほうの軸線A−Aは、直線となっている。スタッ ド26(図6)は、スタッド25と類 似するが、湾曲軸線A−Aを有する。 図8から図12は、第4及び第5スタッド28及び29を示している。これら のスタッドは、スタッド11と主に以下の点で異なっている。即ち、内側のバリ ヤ面30、31は平面となっており、夫々若干凸状とすることができる。スタッ ド28は、図12に示されるように、軸線B−Bについて対照となっている。図 10で示されるように、双方とも軸線A−A上に外形線(profiles on axis A-A )を有している。 図13は、図4に類似するが、足底及び踵部上に変更の加えられたアレー32 、33を示す。 図14及び図15は、軸線A−A及びB−Bについて対照となる第6スタッド 34を示す。このようなスタッドは、図4及び図13の好適な環状体アレーで使 用されるとき、本明細書で説明される他のスタッドと同等のグリップ特性及び自 己清浄特性を達成する。しかしこのようなアレー状に配列しない場合には、こう した所望の特性を達成できるかは疑わしい。 図16から図18は、第7スタッド35を示している。その形状は、図5のも のと同等のものであり、幅に対する長さの比は小さくされている。 図19、図20、図20は、スタッド36を示して いる。該スタッドの全体の形状は、図1から図3のそれと同等のものであるが、 A−Aに沿う長さとB−Bに沿う幅の比は、略1.5:1となっており、バリヤ 面37が一つだけ設けられている。このスタッド36は、B−Bに沿う一方向に 移動されるときに於いてのみグリップさせる場合に効果的である。 図21及び図22は、本発明のスタッドのアレー配列の他の利点を示すスケッ チである。ここに於いてスタッド38は、軸線B−Bについて完全に非対照とな っている(例えば、図1から図3のスタッドと図19から図20のスタッド) 。これらの場合のバリヤ面39は、環状帯の内側に存在する。図22を参照して 説明すると、側面に急勾配の設けられたスタッド41を有する従来のブーツ40 が示されており、運動成分の一部が矢符43方向を向く状態で、地面42に接触 しようとする場合を示している。この状態に於いて上流側となるスタッド41 は、まず、地面42に接触しこれを掘り、最初にグリップを行う。これによりブ ーツは、上流側のエッジ44を軸にして傾き、その結果不安定な状態が招来され 、怪我を引き起こすことも有り得る。図21に於いては、最初にスタッド38 が接触する場合にはグリップは行なわれず、下流 側のスタッド38が係合して前面38がグリップするまでスタッドは摺動す る傾向に有る。このことは、下流側のエッジ45の近傍で、グリップ力若しくは ブレーキ力が足底に懸かるため、足底の傾こうとする傾向が低減される。グリッ プが確実となるが、急激なグリップや傾きが防止される。 本発明は、上述の詳細な説明に制限されるものではなく、変形を加えることも 可能である。例えば説明及び例示してきた形状のスタッドを、全てではなく幾つ か有するものに本発明のブーツを構成することも可能である。例えばブーツの足 底上のスタッドを、本発明に従うものとし、他方踵部のスタッドは従来の形状の ものとすることができる。他の多くの変更を加えることも可能である。 本明細書に於いて開示されている本発明によって、スタッドを形成し構成する ことにより、回転可能であるにもかかわらず、何れの直線方向に突き刺した場合 でもグリップを行うことのできるスポーツ用履物物品が提供される。スタッドの 配置密度及びスタッドのサイズは、スポーツの種類、運動地面、関連する状況に よって種々のものとすることができるが、何れの場合であっても、設けることの できるスタッド数は、同様の環境に於いて使用することのできる従来のスタッド 数を越えたものとす ることができる。これは本発明のスタッドが、自己清浄特性を有することに基づ く。 さらに本発明のスタッドは、履物物品の製造に当たり、より軽量で柔軟な足底 材料の使用を可能とし、最終的に傾斜面の外形形状に変更を加えることができ、 使用時に於ける製品の回転に対する抵抗力に変化を与えることができる。 図24及び24は、異なる運動地面及び/又は状態及び/又はスポーツに 適合させるために、スタッド45の上部を取り替えることによりスタッドサイズ を変えることのできる構造を示している。このスタッド45に係る変更は、(図 示されない)靴と一体的な若しくはこれに固定されたベース部46を有している 。ベース部46は、中央の起立したコア47を有しており、該コアは、冠状部4 9の凹所48に収容することができる。冠状部49の形状は、ベース部46の形 状と相補的なものとされており、ベース部46と共に前述した全ての実施態様と 同等の形状を有するスタッドを形成する。プラスチック製若しくは同様の材料か らなるピン50が、冠状部49及びコア47に設けられ位置合せされたホールを 通されて冠状部49を保持している。該ピン50は、これらのホールに対して締 まりばめ(interference fit)とす ることができる。 スタッドを取り外す場合や交換する場合、プライヤ状の小型工具(図示せず) を使用して、ピンの挿入・除去を行うことができる。磨耗した場合や、異なる地 面の状態に適合させるためにスタッドを、より高いもの若しくはより低いものに 取り替えることも可能である。 図25は、他の変形態様に係る底面図である。ここで足底部51の前方部には 、前述したところに従い構築された複数のスタッドが設けられている。しかしス タッド52は、長手方向軸線が全体的に半径23に沿って中心54から延びるよ うに配列されている。これにより、足の親指の付け根の膨らみ(the ball of th e foot)を中心とした回動が大きく制限された靴が提供される。このような構造 とすることは、右利きゴルファー用の左足用の靴、若しくは左利きゴルファーの 右足用の靴において非常に有用である。回動に際して生じる偏向性(directiona lity)を逓減するために、スタッド52及び52は、中心点を挟んで反対の 方向を向く鉛直面をより多く有するように交互に配置されている。望ましい場合 には、相対向する別のスタッド54を、靴の爪先部に設けることも可能である。 本発明の範囲内であれば他の多くの変形を加えること も可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月19日 【補正内容】 明細書 履物 本発明は、スポーツ乃至はその他の活動に於いて使用されるスタッド附き履物 製品に関する。こうした活動では、草地、クレー、粒状のオールウェザー面、“ Tartan(登録商標)”のトラック、“Astroturf(登録商標)”のような人工芝 生等の天然乃至は人工地面、また、これらに類する天然乃至は人工の、突き刺し 可能な地面に対して履物を使用するため、高いグリップ力が要求される。以後、 “ブーツ”との用語は、履物製品の各々、及びあらゆる履物製品を指し示すため に使用される。 フットボール用ブーツ等、従来のスタッド附き(studded)ブーツは、 多数の固定されたスタッド、若しくは取り外し可能スタッド(stud)が突出 する足底(sole)を備えている。こうしたスタッドは、鉛直(若しくは急勾配) の側面を有する円筒状、コーン形状、若しくは円錐台状の本体部、又は円筒状及 び円錐台状部品からなる本体部から構成されていた。公知のスタッド附きブーツ は、幾つかの点で不都合を有していた。まず、スタッドの数が限られていた。こ れは、比較的多数のスタッドが比 較的密に設けられると、(泥や草等)地面の物質からなる塊(pad)が簡単に生 じてしまい、スタッドの効果を掻き消す盛り土(platform)が形成されるからで ある。ブーツの足底スタッド数を4個若しくは6個にまで制限すればこの問題は 解消する。しかし、躓いたり転倒したり、また、過度の圧力が装着者の足の小領 域に懸かったりして、ブーツの履き心地は悪く、且つ/又は固い表面では不安定 であり、苦痛や怪我の危険を伴う。 さらにこのようなスタッドは、ウェット状態/泥状態で十分にグリップするこ とができるよう十分に大きくされる必要があるが、別の機会に於いて乾燥状態と なっている場合や、運動地面上の異なる場所に於いては長きに失し、過剰なグリ ップを与えてしまう。過剰のグリップが懸かる場合、急激に回転したり急激な回 転が発生したりすると、装着者は地面に“ロック”され、この状態から怪我が発 生する可能性が有る。 米国特許第4392312号は、2つの異なるタイプのスタッドを有する他の 靴を説明する。一方のタイプのスタッドは、3つの部分的に重なり合う円錐台状 のスタッド部を備えている。該スタッドは、全体的にアーチ状の形状を有するが 、スタッドの長いほうの面は、“流線型”とはなっていない。従って埃が、該ス タッドの長いほうの面の溝 に蓄積してしまう。これら2つの長いほうの面の外形線は、同じものとなってい る。 本発明の目的は、上記不都合を解消、若しくは最小限にするスタッド附きブー ツ(“ブーツ”はあらゆる履物製品を意味する)を提供することにある。 本発明は、突き刺し可能な地面を突き刺すための複数のスタッドを有するブー ツであって、該スタッドは、該ブーツのベース部から下方に延びており、底面視 において第1軸線及び該第1軸線と交差する第2軸線を有する弓状の本体を備え ており、該本体は、前記第1軸線上の両端において、傾斜面を有しており、該傾 斜面は、実質的にブーツベース部の表面から傾斜した状態で実質的に前記スタッ ド本体の冠状面まで延びており、該本体は、前記第2軸線上の1方の端部に於い てバリア面を有しており、前記スタッドは、前記軸線に沿う平面に於いて前記第 1軸線について非対照となっており、その結果、該スタッドが、突き刺し可能な 地面に突き刺さる時に、1方向に前記第2軸線に沿って該スタッドを移動させよ うとする力が抵抗を受け該スタッドが地面をグリップし、前記第1軸線に沿って 前記スタッドを移動させようとする力は、実質的に抵抗を受けず、前記スタッド は、前記第2軸線上の両端部で前記スタッドの両面から蓄積した地面の物質を拭 い取るように前記スタ ッドの地面に対して移動するよう形成されており、前記スタッドの少なくとも幾 つかは、部分的に若しくは完全に閉じた環状帯を備えるパターン内に配置され、 該スタッドは、スタッドのバリア面が前記環状体の内側に位置し、外側のスタッ ド面、即ち前記環状体の外側に位置する面は、少なくとも一部が凸状となってお り、且つ前記スタッドのバリア面は、前記外側スタッド面よりも急勾配とされて いることを特徴とするブーツを提供する。 前記環状体は、真円若しくは非真円状のものとすることができる。 各スタッドは、第2軸線よりも第1軸線に沿って長いものとすることができる 。 バリヤ面は、平坦面、又は若干凹状若しくは凸状のものとすることができる。 各スタッドのこの、若しくは各バリヤ面は、徐々に若しくは鋭利なエッジをもっ て端部の傾斜面と合流することができる。前記各スタッドの冠状面は、平坦、若 しくは滑らかなドーム形状の面とすることができ、傾斜面及びバリヤ面に滑らか に若しくは急激に合流することができる。スタッドの第1軸線は、直線状若しく は、円の一部のように曲線状とすることができる。 スタッドを第2軸線に沿って観察して説明するに、各傾斜面は、ベース面近傍 に於いて凸状の外形線と、該凸状外 形線とスタッド冠状面との間に凹状外形線とを有するものとすることができる。 スタッドを、例えば成形法によってブーツベース部と一体的とすることができ 、また螺子若しくはプラグ−ソケット構成によりベース部に取り付けることも可 能である。 各スタッドのアレー(配置)は、ブーツベース部の踵部及び足底部(sole)部 に設けることができる。 添付図面を参照しつつ、例に沿って、本発明につき詳述する: 図1は、本発明のブーツの第1の好適な実施態様のスタッドの底面図であり; 図2は、A−A線に沿う断面図であり; 図3は、B−B線に沿う断面図であり; 図4は、本発明のブーツの好適な実施例の底面図であり; 図5は、スタッドの第2形状の斜視図であり; 図6は、図5のA−A線に沿う断面図であり; 図7は、スタッドの第3形状の斜視図であり; 図8は、スタッドの第4形状の斜視図であり; 図9は、図7若しくは図8のA−A線に沿う断面図であり; 図10は、図8のB−B線に沿う断面図であり; 図11は、図7のB−B線に沿う断面図であり; 図12は、異なるアレー内にスタッドを有する第2の好適なブーツ底面図であ り; 図13は、スタッドの他の形状の斜視図であり; 図24は、図13のB−B線に沿う断面図であり; 図15及び図16は、本発明のブーツの使用状態を示す縦断面図であり; 図17から図17は、本発明のブーツのベース部上のスタッドからなる可 能な環状アレーを示すスケッチであり; 図18は、変更態様の斜視図であり; 図18は、図18の変更態様を示す縦断面図である。 図面を参照するに、図4は、本発明に係る好適なブーツのベース部10を示す 底面図である。ベース部10は、足底13上の第1アレー12と踵部15上の第 2アレー14状に配列された複数のスタッド11を有している。 本実施態様及びこれに続く実施態様に於いてスタッド11は、成形法若しくは 類似の製造方法により、ベース部10に対して一体的に形成されたものとして示 されている。しかしスタッド11を、締結具若しくはねじ乃至はプラグ・ソケッ ト構造により、各々取付可能とすることもできる。この点は、本発明において重 要ではないので詳述しない。 図1から図3を参照するに、各スタッド11は、第1軸線A−A及び第2軸線 B−Bを有する中実の本体16の形態を有している。第2軸線B−Bは、軸線A −Aに対して直角とすることができるが、必ずしもそのようにする必要はない。 軸線A−Aに沿う断面に関して考察するに、本体16は、軸線A−Aの両端に於 いて傾斜面17を有しており、該傾斜面17は、ベース面18からスタッド11 の冠状面19にまで延びている。傾斜面17は、面18に隣接する凹状部17 と冠状面19に隣接する凸状部17に分割される。スタッド11は、第2軸線 B−Bよりも第1軸線A−Aに沿う方向に長くなっている。軸線B−B(図3) に沿う断面を観るに、スタッド本体16は、一方の側面が急勾配のバリヤ面20 となっており、他方の側面は、急勾配が緩和されたバリヤ面21となっているこ とがわかる。バリヤ面20は、反転した平面視(inverted plan view)に於いて 平坦なものとすることができ、また図示のように若干凹状とすることも、また若 干凸状とすることも可能である。バリヤ面21は、通常、凸状に曲げられている 。 (面18より下の同じ高さに於ける)軸線A−Aに沿うスタッド17の長さと 軸線B−Bに沿う幅との比は、図1から図3において、略3:1として示されて いる。この比 は、1:1から10:1にまで変えることができるが、2:1から5:1の範囲 が好ましく、グリップ力と固有の強度という相反する要求間に最適なバランスを もたらす。面18に於けるスタッド11の“高さ”、即ち面18からスタッド1 1の最も低い冠状面19までの鉛直距離とスタッド11の幅との比は、略1:1 .3として図示されている。しかし1:0.7から1:3までの間の種々の値と することができる。好適な範囲は、1:1から1:2である。 スタッド11は、軸線A−Aに沿う各方向に“流線形”を呈しており、地面を 突刺しつつも軸線A−A方向に移動するようにな力が加えられると、地面に溝若 しくは通路を形成して地面内を容易に移動することが理解できよう。この移動時 に、スタッドの面間での接触により、スタッドから地面の物質、特にバリヤ面2 0及び21に隣接して堆積する傾向のある(泥若しくは草などの)地面の物質が 移動時にスタッドからぬぐい落とされる。こうしてこれらの面は、障害物のない 状態が保たれる。軸線B−Bに沿う方向にスタッド11に対して力が懸けられる と、スタッド11が地面を強固にグリップして装着者が滑らないように急勾配面 20、21が機能する。 図4は、一方がブーツ10の足底上にあり他方が踵部上にある複数のスタッド 11が、2つのアレー12及び14 内に於いてどのようにして配置しているかについて示す。踵部のアレー14は、 余り重要ではない。というのも、踵を旋回することは比較的少なく、怪我の発生 は滅多にないからである。しかしブーツが地面に“ロック”され、踝に損傷を与 える可能性が有るという前記問題は、特に足底部に関係が有る。図4は、足底部 のスタッドアレーがどのように足底部の中央領域を囲む(各々上記で定義されて いる)環状帯22、23、24内に配列されているかを示す。スタッド11の軸 線A−Aは、急勾配面20を内側にした状態に於いて、環状帯22、23、24 に沿って整列している。ここでは円形の環状体が示されているが、長円形(ova l)、楕円形(elliptical)、若しくは他の形状の環状体とすることも可能である 。環状体22は閉じた形状となっており、環状体23は実質的に閉じた形状とな っているが、環状帯24は開いた状態となっているに過ぎない。スタッドをアレ ー12の状態に配置することにより、足底が地面上で直線移動することに対する 抵抗力を損ねることなく、ブーツ足底中央部を中心とした回転が改善される効果 が得られる。 図5及び図6は、スタッドの第2の可能な形状26を示す。スタッド26は、 両端に平坦な傾斜面27を有する湾曲形状のブロック若しくはブレード状の形状 を有する。長 いほうの軸線A−Aは、湾曲状となっている。 図7から図11は、第3及び第4スタッド28及び29を示している。これら のスタッドは、スタッド11と主に以下の点で異なっている。即ち、内側のバリ ヤ面30、31は平面となっており、夫々若干凸状とすることができる。スタッ ド28は、図11に示されるように、軸線B−Bについて対照となっている。図 9で示されるように、双方とも軸線A−A上に外形線(profiles on axis A-A) を有している。 図12は、図4に類似するが、足底及び踵部上に変更の加えられたアレー32 、33を示す。 図13、図14、図14は、スタッド36を示している。該スタッドの全体 の形状は、図1から図3のそれと同等のものであるが、A−Aに沿う長さとB− Bに沿う幅の比は、略1.5:1となっており、バリヤ面37が一つだけ設けら れている。このスタッド36は、B−Bに沿う一方向に移動されるときに於いて のみグリップさせる場合に効果的である。 図15及び図16は、本発明のスタッドのアレー配列の他の利点を示すスケッ チである。ここに於いてスタッド38は、軸線B−Bについて完全に非対照とな っている(例えば、図1から図3のスタッドと図13から図14のス タッド)。これらの場合のバリヤ面39は、環状帯の内側に存在する。図16を 参照して説明すると、側面に急勾配の設けられたスタッド41を有する従来のブ ーツ40が示されており、運動成分の一部が矢符43方向を向く状態で、地面4 2に接触しようとする場合を示している。この状態に於いて上流側となるスタッ ド41は、まず、地面42に接触しこれを掘り、最初にグリップを行う。これ によりブーツは、上流側のエッジ44を軸にして傾き、その結果不安定な状態が 招来され、怪我を引き起こすことも有り得る。図15に於いては、最初にスタッ ド38が接触する場合にはグリップは行なわれず、下流側のスタッド38が 係合して前面38がグリップするまでスタッドは摺動する傾向に有る。このこ とは、下流側のエッジ45の近傍で、グリップ力若しくはブレーキ力が足底に懸 かるため、足底の傾こうとする傾向が低減される。グリップが確実となるが、急 激なグリップや傾きが防止される。 本発明は、上述の詳細な説明に制限されるものではなく、変形を加えることも 可能である。例えば説明及び例示してきた形状のスタッドを、全てではなく幾つ か有するものに本発明のブーツを構成することも可能である。例えばブーツの足 底上のスタッドを、本発明に従うものとし、他方踵部のスタッドは従来の形状の ものとすることができる。他 の多くの変更を加えることも可能である。 本明細書に於いて開示されている本発明によって、スタッドを形成し構成する ことにより、回転可能であるにもかかわらず、何れの直線方向に突き刺した場合 でもグリップを行うことのできるスポーツ用履物物品が提供される。スタッドの 配置密度及びスタッドのサイズは、スポーツの種類、運動地面、関連する状況に よって種々のものとすることができるが、何れの場合であっても、設けることの できるスタッド数は、同様の環境に於いて使用することのできる従来のスタッド 数を越えたものとすることができる。これは本発明のスタッドが、自己清浄特性 を有することに基づく。 さらに本発明のスタッドは、履物物品の製造に当たり、より軽量で柔軟な足底 材料の使用を可能とし、最終的に傾斜面の外形形状に変更を加えることができ、 使用時に於ける製品の回転に対する抵抗力に変化を与えることができる。 図18及び18は、異なる運動地面及び/又は状態及び/又はスポーツに 適合させるために、スタッド45の上部を取り替えることによりスタッドサイズ を変えることのできる構造を示している。このスタッド45に係る変更は、(図 示されない)靴と一体的な若しくはこれに固定されたベース部46を有している 。ベース部46は、中央の 起立した直状コア47を有しており、該コアは、冠状部49の凹所48に収容す ることができる。冠状部49の形状は、ベース部46の形状と相補的なものとさ れており、ベース部46と共に前述した全ての実施態様と同等の形状を有するス タッドを形成する。プラスチック製若しくは同様の材料からなるピン50が、冠 状部49及びコア47に設けられ位置合せされたホールを通されて冠状部49を 保持している。該ピン50は、これらのホールに対して締まりばめ(interferen ce fit)とすることができる。 スタッドを取り外す場合や交換する場合、プライヤ状の小型工具(図示せず) を使用して、ピンの挿入・除去を行うことができる。磨耗した場合や、異なる地 面の状態に適合させるためにスタッドを、より高いもの若しくはより低いものに 取り替えることも可能である。 本発明の範囲内であれば他の多くの変形を加えることもも可能である。 請求の範囲 1. 突き刺し可能な地面を突き刺すための複数のスタッドを有するブーツであ って、該スタッドは、該ブーツのベース部から下方に延び、底面視において第1 軸線及び該第1軸線と交差する第2軸線を有する弓状の本体を備えており、該本 体は、前記第1軸線上の両端において、傾斜面を有しており、該傾斜面は、実質 的にブーツベース部の表面から傾斜した状態で実質的に前記スタッド本体の冠状 面まで延びており、該本体は、前記第2軸線上の1方の端部に於いてバリア面を 有しており、前記スタッドは、前記軸線に沿う平面に於いて前記第1軸線につい て非対照となっており、その結果、該スタッドが、突き刺し可能な地面に突き刺 さる時に、1方向に前記第2軸線に沿って該スタッドを移動させようとする力が 抵抗を受け該スタッドが地面をグリップし、前記第1軸線に沿って前記スタッド を移動させようとする力は、実質的に抵抗を受けず、前記スタッドは、前記第2 軸線上の両端部で前記スタッドの両面から蓄積した地面の物質を拭い取るように 前記スタッドの地面に対して移動するよう形成されており、前記スタッドの少な くとも幾つかは、部分的に若しくは完全に閉じた環状帯を備えるパターン内に配 置され、該スタッドは、スタッドのバリア 面が前記環状体の内側に位置し、外側のスタッド面、即ち前記環状体の外側に位 置する面は、少なくとも一部が凸状となっており、且つ前記スタッドのバリア面 は、前記外側スタッド面よりも急勾配とされていることを特徴とするブーツ。 2. 前記スタッドは、前記第2軸線よりも前記第1軸線に沿って長くされてい ることを特徴とする請求項1に記載のブーツ。 3. 前記バリア面は、平坦面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の ブーツ。 4. 前記バリア面は、凹状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか に記載のブーツ。 5. 前記傾斜面は、第2軸線に沿って視た場合に、前記ベース部の表面に隣接 する凸状外形線と該凸状外形線と前記スタッド冠状部外形線との間に凹状外形線 とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のブーツ。 6. 前記傾斜面は、凸状であることを特徴とする請求項1 から4のいずれかに記載のブーツ。 7. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、前記ブーツと一体的に形成されてい ることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のブーツ。 8. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、ネジ式又はプラグ−ソケット式構成 によってブーツのベース部に取り付けられていることを特徴とする請求項1から 7のいずれかに記載のブーツ。 9. 前記スタッドの少なくとも1つは、平坦な冠状面を有さないことを特徴と する請求項1から8のいずれかに記載のブーツ。 10. 前記第1軸線に沿うスタッドの長さと前記第2軸線に沿うスタッドの長さ の比は、1:1から10:1の範囲にあることを特徴とする請求項1から9のい ずれかに記載のブーツ。 11. 前記第1軸線に沿うスタッドの長さと前記第2軸線に沿うスタッドの長さ の比は、2:1から5:1の範囲内に あることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のブーツ。 12. 足底部から前記スタッドの冠状面までの長さと前記スタッドの幅との比は 、1:0.7から1:3の範囲内にあることを特徴とする請求項1から11のい ずれかに記載のブーツ。 13. 足底部から前記スタッドの冠状面のまでの長さと前記スタッドの幅との比 は、1:1から1:2の範囲内にあることを特徴とする請求項1から12に記載 のブーツ。 14. 前記外側スタッド面は、全体として凸状であることを特徴とする請求項1 から13のいずれかに記載のブーツ。 15. 平面視において、前記外側スタッド面は、単純な曲面(plane curve)であ ることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載のブーツ。 16. 前記スタッドの各アレーは、前記ブーツベース部の踵部及び足底部に設け られていることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のブーツ。 17. 前記足底部に設けられたスタッドのアレーは、前記足底部の中心領域を取 り囲む、一部閉じた若しくは完全に閉じた環状体であることを特徴とする請求項 16に記載のブーツ。 18. 前記スタッドの全ては、類似の形状を有してしていることを特徴とする請 求項1から17のいずれかに記載のブーツ。 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】 【図12】 【図13】 【図14】 【図15】 【図16】 【図17】 【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ベース部に従属する複数のスタッドを備えるブーツであって、各スタッド は、底面視された場合において第1軸線と該第1軸線と交差する第2軸線とを有 する本体を備えており、該本体は、前記第1軸線の両端において、傾斜面を有し ており、該傾斜面は、ブーツベース部の表面から前記スタッド本体の冠状面まで 延びており、該本体は、前記第2軸線の少なくとも1方の端部に於いてバリア面 を有しており、その結果、前記スタッドは、突き刺し可能な地面に突き刺さる時 に、少なくとも1方向に前記第2軸線に沿って前記スタッドを移動させようとす る力が抵抗を受け前記スタッドが地面をグリップし、前記第1軸線に沿って前記 スタッドを移動させようとする力は、実質的に抵抗を受けず、前記スタッドは、 前記第2軸線の両端部で前記スタッドの両面から蓄積した地面の物質を拭い取る ように前記スタッドの地面に対して移動するよう形成されていることを特徴とす るブーツ。 2. 前記複数のスタッドの少なくとも幾つかは、部分的な若しくは完全な形の 環状帯に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のブーツ。 3. ブーツベース部に従属し該ベース部の一領域上に少なくとも1つの環状体 の一部を含むパターンに配置された複数のスタッドを備えるブーツであって、各 スタッドは、第1軸線に沿ってグリップを行うと共に、自己清浄を行うように交 差する第2軸線に沿って摺動スライド可能であり、前記スタッドは、各々の第1 軸線が前記環状体の位置に沿って位置合せされた(aligned)状態で、また各々 の第2軸線が該環状体を横断する方向に延びた状態で配列されていることを特徴 とするブーツ。 4. 前記スタッドは、前記第2軸線よりも前記第1軸線に沿って長く形成され ていることを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載のブーツ。 5. 少なくとも1つの前記スタッドは、バリア面を備えていることを特徴とす る請求項3又は4に記載のブーツ。 6. 足底部と踵部とを有し、該足底部及び踵部の少なくとも一方には、夫々バ リア面を有する複数のスタッドが設けられており、該スタッドは、前記足底部若 しくは踵部の略中心の位置回りに配列されており、各スタッドは、 前記該位置を向くバリヤ面を有していることを特徴とするブーツ。 7. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、1以上の完全な環状帯に配列されて いることを特徴とする請求項6に記載のブーツ。 8. 前記環状体は、真円であることを特徴とする請求項2、3又は7に記載の ブーツ。 9. 前記環状体は、真円でないことを特徴とする請求項2、3又は7に記載の ブーツ。 10. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、第1軸線及び該第1軸線と交差する 第2軸線とを有するとものとされ、前記スタッドの少なくとも1つは、前記第2 軸の1方若しくは両端部にバリア面を有することを特徴とする請求項6から9の いずれかに記載のブーツ。 11. 前記バリア面は平面であることを特徴とする請求項1、5又は10に記載 のブーツ。 12. 前記バリア面が、凹状若しくは凸状であることを特徴とする請求項1、5 又は10に記載のブーツ。 13. 前記スタッドの第1軸線は、直線であることを特徴とする請求項1、3又 は10に記載のブーツ。 14. 前記スタッドの第1軸線は、曲線であることを特徴とする請求項1、3又 は10に記載のブーツ。 15. 前記スタッドの少なくとも1つは、前記軸線の1方の端部にバリア面を有 し、該バリア面は、スタッドの環状体を向くことを特徴とする請求項1、5、1 0、11又は12のいずれかに記載のブーツ。 16. 前記スタッドの少なくとも1つは、傾斜面を有し、該傾斜面は、第2軸線 に沿って視た場合、前記ベース部表面に隣接する凸状外形線と、該凸状外形線と 前記スタッドの冠状部外形線との間に凹状外形線とを有することを特徴とする請 求項1、3又は10に記載のブーツ。 17. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、前記ブーツと一体的に形成されてい ることを特徴とする請求項1から 16のいずれかに記載のブーツ。 18. 前記スタッドの少なくとも幾つかは、ネジ式若しくはプラグ−ソケット式 構成によって前記ブーツのベース部に取り付けられていることを特徴とする請求 項1から17のいずれかに記載のブーツ。 19. 前記スタッドの各配列が、ブーツの前記ベース部の底部及びかかと部に設 けられていることを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載のブーツ。
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