JPH09509263A - オーバーヘッドプロジェクタ用の両面に溝の付いたフレネルレンズ - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクタ用の両面に溝の付いたフレネルレンズ

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JPH09509263A
JPH09509263A JP7521871A JP52187195A JPH09509263A JP H09509263 A JPH09509263 A JP H09509263A JP 7521871 A JP7521871 A JP 7521871A JP 52187195 A JP52187195 A JP 52187195A JP H09509263 A JPH09509263 A JP H09509263A
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エックハルド、スティーブン・ケイ
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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    • G02B3/02Simple or compound lenses with non-spherical faces
    • G02B3/08Simple or compound lenses with non-spherical faces with discontinuous faces, e.g. Fresnel lens

Abstract

(57)【要約】 フレネルレンズ(10)は、ライザーブロケージ(riser blockage)および表面反射による損失の均衡化を通じてその透過率を高めることにより、また、光源フィラメント(30)の投影された像(36)のサイズを縮小するフレネルレンズ(10)のコマ収差を導入することにより、オーバーヘッドプロジェクタ(overhead projector)用に最適にされる。

Description

【発明の詳細な説明】 オーバーヘッドプロジェクタ用の両面に溝の付いたフレネルレンズ 発明の分野 本発明は、全体としてフレネルレンズ(Fresnel lens)に関し、特に、オーバ ーヘッドプロジェクタ用のフレネルレンズに関する。発明の背景 集光レンズ、コンセントレータ並びにフィールドレンズ(field lense)として 使用される従来のフレネルレンズは、通常、一方の側にプリズマチック(prismat ic)な輪状溝部を、他方に平坦な面を備えた単体形のものである。例えばオーバ ーヘッドプロジェクタにおいて、高い透過率がより小さなF/ナンバー(F/num ber)で必要とされる場合には、このタイプの2つのレンズが、溝部が隣接したま ま、その外周部でシールされる。これらのレンズは、通常、プロジェクタの像平 面又はステージに近接して位置しているので、輪状溝構造の中心部が、ある許容 差に一致しない場合において、モアレパターン(Moire pattern)が投影された像 に生じ得る。 両側面にある同様の溝構造を備えた単体のフレネルレンズが、日本特許第57 −109618号に記述されている。この特許では、2つの同様のダイが、ガイ ドポスト(guide post)を用いて、フィクスチャア(fixture)内に適切に位置合せ される。上記ダイの間に、熱可塑性樹脂を注入し、続いて、熱および圧力を加え ることにより上記レンズが形成される。かかる単体のレンズは、たった一枚のレ ンズの材料しか要しないので、従来の2つのレンズの装置以上に経済的に優れて いる。あいにく、溝付き面の中心部が許容差に対して精密に位置合わせされる必 要によって、活用し得る単体のレンズの費用が高められ、また、その利点が幾ら か打ち消されることになる。 米国特許第4,900,129号は、単体のフレネルレンズの一方の側の溝部の 割合を他方に関し増やすことによって、前述した日本特許よりも更に良い結果を 得るものである。これが、目に見えない点に対するモアレパターンのコントラス トを弱める。この設計では、第1面における光線の入射角が、第2面におけるそ の屈折角に等しい。 これら2つの文献がコストおよびモアレの重大な問題を提示しているが、それ らは他の2つ:透過率およびフィラメント像のサイズを提示し忘れている。透過 率とは、入射光の一部として好適な方向で上記フレネルレンズを出ていく光量で ある。それは、より高い効率が、スクリーン上により鮮やかな像を、あるいは、 与えられた照明レベルに用いられるより少ないエネルギーをもたらすので重要で ある。フィラメント像のサイズは、フレネルレンズによってつくられた照明源の 像のサイズであろう。そのことは、フィラメント像のサイズが、投影レベルのサ イズ従ってコストを決定するので重要である。フィラメント像のサイズを最小に することにより、プロジェクタのコストを下げることができる。発明の概要 本発明は、レンズの各面に異なる溝構造を有している、単体の両面に溝の付い たフレネルレンズを製造するものである。レンズの各面上の溝パターンの中心部 の正確な位置合わせの必要を減ずるか、若しくは、解消するように、溝部の割合 が綿密に調節される。また、本発明の1つの実施態様では、ライザーブロケージ (riser blockage)および表面反射による総損失を最小にすることによって、レ ンズを通じる光の透過率を最善にするように溝部の角度が設計される。また別の 実施態様では、フィラメント像のサイズを縮小するように溝部の角度が設計され る。レンズを通じる光の透過率を高め、フィラメント像のサイズの縮小を達成す るために用いられる技術は、オーバーヘッドプロジェクタ内に使用される光学シ ステムの全効率を高めるために総合され得る。図面の簡単な説明 本発明が添付図面に基づいて記述されるであろう。ここでは、幾つかの図面に おける同様の部分に、同様の数字符号が適用されている。 図1は、本発明に従って設計されたタイプの単体の両面に溝の付いたフレネル レンズの拡大された部分断面図である。 図2は、フレネルレンズのライザーブロケージを算定するためのパラメータを 示している、図1のものに類似した図である。 図3は、フレネルレンズによるフィラメント像の形成を示している、オーバー ヘッドプロジェクタの光学部品の概要図である。 図4は、先行技術に従ってつくられたフィラメント像を描いているスポットダ イアグラム(spot diagram)である。 図5は、本発明に従ってつくられたフィラメント像を描いているスポットダイ アグラムである。発明の詳細な説明 フレネルレンズの性能を判断する際の2つの重要な基準は、透過率およびフィ ラメント像のサイズである。これら2つの基準に関してフレネルレンズの設計を 最善にすることが、オーバーヘッドプロジェクタ内のその性能を向上させる。2 つの基準は共に、上記フレネルレンズの光学設計により影響を受ける。 透過率は、その設計における2つの要因により影響される。これらは、ライザ ーブロケージおよび表面反射である。溝部のリッジ(ridge)部の適当な構成のよ うな製造についての関連事項は、ここで考慮されないであろう。プラスチック内 の吸収性のような材料特性に関係した潜在的な損失の要因もまた考慮されないで あろう。かかる要因は、レンズ自体の設計に関係するものでない。 ライザーブロケージ 「ライザーブロケージ(riser blockage)」とは、フレネルレンズの「ライザー」に よる光の吸収若しくは散乱である。図1は、この現象を説明するのに有用であろ う。それは、全体として10と符号づけられた単体の両面に溝の付いたフレネル レンズの小部分の断面図を示している。該レンズ10のこの部分は、図3におけ る光軸の左側のレンズ10の側面からとられた一部分を表している。 光源(図1では不図示)のフィラメントからの光線12は、レンズ10の第1面 16の切り子面つまり溝部14により屈折させられ、レンズ10を通過し、レン ズ10の第2面20の切り子面つまり溝部18により屈折させられ、そして、フ ィラメント像を形成するために外方へ進む。これは、光の所望の通路である。上 記ライザーブロケージの場合には、光線22が、溝部ではなく、ライザー24で 上記フレネルレンズ10に交差する。該ライザー24は、それらが光を屈折させ る か、散乱させるか、あるいは、吸収するように製造され得るものである。もし、 それらが、光を屈折させるか又は散乱させるかすれば、それは、恐らく上記フレ ネルレンズ10を通過し、そして、望ましくない角度でレンズ10から出て行く 。オーバーヘッドプロジェクタの場合、かかる光線からの光は、ステージグレア (stage glare)として知られている。それは、それが投影される像の明るさに寄 与せず、ユーザ又は観客の目に入り、スクリーン上のコントラストを弱めるか、 あるいは、他の好ましからぬ効果を生じるので好ましくない。 ライザーブロケージは、もっぱら上記フレネルレンズ10の第1面(光源から の光が先ず接触する面)上で生じる。これは、光線12がフレネルレンズ10に 入ると直ぐに分散しているからであり、その一方で、光線がレンズを通じるそれ らの通路において、より精密に照準される(平行にされる)。光線12が発散する のが急であるほど、ライザー24の投影領域は大きくなり、それ故、上記ライザ ーブロケージは大きくなる。より短い焦点距離はビームがより大きく分散するこ とを意味しているので、ライザーブロケージは、(等しい直径のレンズに関して) フレネルレンズの焦点距離を小さくしたときにより厄介な問題となる。 簡単な幾何学を用いて、ライザーブロケージの影響を算定することが可能であ る。光線と光軸との間の角度は式 によって定義される。ここで、yは上記フレネルレンズ10の光軸から与えられ た光線12の交差点までの距離であり、dは光源からフレネルレンズ10までの 距離である。 溝部の角度γが式 によって定義される。ここで、c、k、A6、A9並びにA10は、レンズ10の設 計 において用いられるレンズ10のパラメータである。所望であれば、全体として 非球面の広がりの付加的な項もまた用いられ得る。図2に示される幾何学様式か ら、 X=h(cot(γ1)-tan(u1))cos(u1) (3) であることが分かる。ここで、xは上記溝部14により屈折させられる光線12 のある部分の幅であり、hは溝部14の高さである。同様に、1つの溝部の幅L は、 L=h(cot(γ1)+tan(ρ)) (4) である。ここで、ρは、レンズ10の平面に対する垂線に関した上記ライザー2 4の角度である。この溝部14の透過率はそのとき、 である。通常の場合のように、上記第2面20のライザーブロケージが無視出来 るものと仮定して、この式は、表面反射がない場合のレンズ10の光軸からの与 えられた距離yにおけるフレネルレンズ10の透過率を与えるものである。ライ サーブロケージは、γおよびρ、並びに、光線の角度を指定する上記フレネルレ ンズ10の設計のただ1つの相関的な要素であることに注目せよ。上記ライザー の角度は、製造についての事情が原因で、レンズ10のための設計パラメータと してしばしば有用でない。従って、ライザーブロケージは、単にレンズ10の中 心からの光線の与えられた距離に関するγの相関的要素であると考慮され得る。 一旦ライザーブロケージが軸からの距離の相関的要素として識別されれば、それ を最小にするようにフレネルレンズ10を最適に選ぶことが可能である。しかし ながら、単にライザーブロケージを最小にすることが、上記透過率を最小にする のに十分でない。また、表面反射も考慮に入れることが必要である。 表面反射 表面反射は、全てのタイプのレンズに関して固有の問題である。フレネルレン ズを発明したオーガスティン・フレネル(Augustin Fresnel)はまた、入射角 に対してレンズ表面により反射された光量に関係する式を導出した。それらは、 フレネルの公式により計算され得る(エム・ボーン(M.Born)およびイー・ウル フ(E.Wolf)の光学の原理第5版、1.5.2節)。二偏光に関し、それらは、 入射角θ1、および、フレネルレンズ10の屈折率nによって、 および、 として表現され得る。ここで、入射角は、 θ1=u1 + γ1 (8) である。 フレネルレンズ10は、しばしば、偏光のない光について用いられ、そのため 、透過の係数sおよびpは平均される。表面反射は、単に上記軸からの与えられ た距離に関するγ1の相関的要素であることに注目することが重要である。 上記フレネルの公式は、表面反射の量が、レンズ表面上の入射角が大きくなる 場合に、急激に増することを示している。この入射角はビームが分散するととも に大きくなり、その結果また、焦点距離が小さくなるにつれて、上記問題は悪化 する。 フレネルレンズ10の第2面20上の上記ライザーブロケージはしばしば無視 され得るが、光の透過における表面反射の影響を算定する場合、第2面20を考 慮することが必要である。光はより密な光学媒体から、それより密でない媒体へ 通過するので、フレネルの公式は、第2面20に関してわずかに異なる。また、 それらは、入射角および屈折率によって公式化され得る。 および、 ここで、θ2は、第2面20上の入射角を指す。 フレネルレンズ10の第1面16におけるパワー(power)を最小にすることが 、ライザーブロケージを最小にすべき唯一の方法である。実際、もし、第1面1 6上のパワーが零であれば、ライザーブロケージは一切存在しないであろう。あ いにく、このことは、第2面がすべてのパワーを有することを要するものであり 、そのパワーがそれに表面反射に対して多量の光を失わせるであろう。従って、 透過率を最大にすべく2つの面の間でパワーを調整することが必要である。 この最大化を実現するために、フィラメントの所望の像に向かって入ってくる 光線を屈折させる二表面のための溝部の角度を算定することのみ必要である。ス ネル(Snell)の法則から、存在する光線26の角度u2'が、 であることを示すことができる。それは、光線12の入射角、2つの溝部14お よび18の角度、並びに、レンズ10の材料の屈折率のみの関数である。存在す る光線26の角度は、 であるに違いない。ここで、d'は、フレネルレンズ10から所望のフィラメント 像の位置までの距離であり、yは、uを算定するために用いられたような軸から の距離に非常に近似しており、その距離に同等であると考えられる。その結果、 式中の唯一分かっていないものは、軸から溝部14又は18までの与えられた距 離に関する溝部の角度である。 3つの透過率の要因(ライザーブロケージ、第1面16からの表面反射、並び に、第2面20からの表面反射)は、光軸からの距離の相関的要素としての総透 過率を得るために掛け合わせられることが可能である。このことは、2つの溝部 の角度に関する2つの式を生じさせる。そこで、第1面16における溝部に関す る角度を選び、第2面20における溝部の角度を算定すべくスネル(Snell)の法 則から導出される式を用い、それから、これら2つの溝部の角度に関する透過率 を算定することができる。第1面16の溝部の角度に関する幾つかの値のための この手順を繰り返すことにより、図解式にも、あるいは、コンピュータによる最 適化によっても、透過率を最小にする値を見出だすことができる。 フィラメント像のサイズ フィラメント像のサイズは、上記フレネルレンズ10に関する第2の重要な設 計基準である。それは、それがオーバーヘッドプロジェクタのコスト削減を可能 とする、言い替えれば、与えられた価格レベルでの性能の向上を可能とするので 重要である。フレネルレンズ10によって生じさせられるコマ(coma)の制御が、 フィラメント像のサイズを最小にするために用いられ得る。透過率の最善化に関 する前述の説明が、単体の両面に溝の付いたタイプのフレネルレンズに限り適す るものでありながら、フィラメント像の最小化に関するこの検討は、単体の両面 に溝の付いたタイプのレンズ、および、対の素子からなる片面に溝の付いたフレ ネルレンズに、同等に適用できる。 図3は、フレネルレンズ10によるフィラメント像の形成の様子を表している 。 ランプのフィラメント30からの光が、バルブ(bulb)32を通過し、もしかした ら集光レンズ34を通過し、それから、フィラメント30の像36を形成するた めにそれが屈折させられるフレネルレンズ10へ向かう。本来、該フレネルレン ズ10は光ビームに収差を導くものである。より程度の低い他の収差とともに、 特に、軸方向の色収差、球面収差およびコマ(coma)がフレネルレンズ10により 導かれる。その結果、ランプのフィラメント30の像36は、望まれるようにシ ャープではなく、所望の像36付近のボリューム(volume)を通じて不鮮明にされ る。 米国特許第4,900,129号において記述されるフレネルレンズは、その特 許において記述されるフレネルレンズに関するスポットダイアグラム(spot dia gram)の図4から見てとれるように、球面収差およびコマ(coma)収差が良好に補 正される設計の例である。このスポットダイアグラムでは、ほぼ環状であるパタ ーンにより取り囲まれている2つの異なった中心40,42が存在する。2つの 中心40,42は、ランプのフィラメント30上の2点(中心40および角部42 )の像を表している。その環状のパターンは、主要な収差はフィールドが別々で あることを示している。この場合において、有力な収差は軸方向の色収差である 。分解は、球面収差が良好に補正されることを示している。2つのパターンの中 心40,42付近の高密度の点は緑光用のスポット(spot)である。もし、球面収 差が良好に補正されなければ、それらはより大きくなるであろう。環状の対称性 からの逸脱は、コマ収差および非点収差のような、フィールドが別々の収差の存 在を意味するものである。 図5は、本発明に従って設計されるフレネルレンズ10からのスポットダイア グラムを示している。上側のパターンは、前のとおり、フィラメント30の中心 44の像である。下側のパターンは、フィラメントの角部46の像であり、それ は著しく歪んでいる。この歪曲はコマ収差の存在を表している。本発明において は、コマ収差はフィラメント像36のサイズを縮小するために意図的に導入され る。図4および図5におけるフィラメント像36のスポットダイアグラムのサイ ズを比較すれば、コマ収差の導入によりほぼ3分の1だけ像36のサイズが縮小 されたことが分かるであろう。かかる縮小は、オーバーヘッドプロジェクタによ り調整され得るスクリーンのサイズの与えられた範囲のために、より小さく、よ り軽い、且つ、より安い投影レンズを使用することを可能とする。 コマ収差に有用な処置は、軸から外れた像の中心の位置を、そのガウス像高と 比較することである。該ガウス像高とは、収差が無い場合の、軸から中心の位置 までの距離である。コマ収差は中心の位置を移動させる。先行技術(図4)の場合 において、中心の位置は、軸からガウス像点までの距離の7.3パーセントのみ 移動された。2つのレンズに関するガウス像高が同様であるという事実にもかか わらず、図5では、中心が軸により近接していることが明らかである。開示され た特定の実施態様に関し、透過率に関係なく像のサイズを最小にするために、光 軸から中心までの距離は、そのレンズに関するガウス像高の52パーセントであ る。軸から中心までの最大距離は、ガウス像高の90%よりも小さくあるべきで 、好ましくは75%より小さく、最も好ましくは60%よりも小さくあるべきで ある。 フィラメント像36のサイズを最小にすべく正確なサイン(sign)のコマ収差を 導入するための最も簡単な方法は、レンズ設計のコンピュータプログラムの利用 を伴うものである。かかるプログラムの幾つかが商業的に有用である。一例は、 ゼマックス(Zemax)、バージョン2.8であり、それは、カリフォルニア、イン コーポレーテッド オブ プレズントン(Incorporated of Pleasanton)、フ ォークソフト(Focusoft)から入手可能である。ゼマックスのようなレンズ設計 のプログラムは、開始点およびメリットファンクション(merit function)が与 えられており、レンズ10を最適にすることが可能である。上記メリットファン クションとは、本質的に、設計者がレンズ10に望むことのリストである。それ は、共に幾つかの表面に当たるべき指定された光線、収差、他の性能基準、並び に、レンズの物理的な特性から成り得る。フィラメント像36のサイズを縮小す るために設計されたメリットファンクションは、中心部、及び、軸から最も遠い 点(角部)を含む物体(フィラメント30)の様々な点からの、それを適切に試すの に十分であるひとみ上の点を通過する光線のリストから成るであろう。光線は、 視覚システムに関して通常555ナノメータの表示オペレーティング波長にある のみ ならず、スペクトルの赤および青の部分に含まれるべきである。最適化の目的は 、これらの光線の各々が、できるだけ光軸に近付いて、像平面に当たることであ るはずである。もし、レンズ設計のプログラムにおいて、フレネルレンズ10の 曲率、円錐定数(conic constant)並びに両面の非球面係数を変えることが出来れ ば、安価で良好に最適化されたレンズ10が実現されるはずである。しかしなが ら、これは、主に非線形的な問題であり、様々なプログラムにより用いられる解 決方法が異なり、そのため、いかなる2つの問題も同様の解に至ることはありそ うもない。加えて、その到達した解は、始めのレンズ10の規定に幾らかの依存 性をするであろう。これもまた、問題の非線形性によるものである。 透過率に関し最適にされたフレネルレンズの適用例、および、最小のフィラメ ント像のサイズに関して最適にされたフレネルレンズの適用例が存在する。また 、その2つの間に調和が必要である適用例が存在する。コマの導入が、大体にお いて、レンズの屈折のパワー(power)の殆んどが底面にあることを必要とし、一 方では、透過率がそのパワーの殆んどがフレネルレンズの上面にあることを必要 とする。 調和を必要とする適用の一例は、フレネルレンズの縁部の透過率が中央部の透 過率の50%よりも大きいことを必要とするオーバーヘッドプロジェクタである 。上記計画を開始する最も簡単な方法は、最小のフィラメント像のサイズに関し て最適にすることによって始まり、それから、上記で提供された式を用いて透過 率を調べることである。もし、その透過率が、縁部において50%よりも大きけ れば、そのとき、設計は申し分ないものである。もし、そうでなければ、透過率 が上げられる。 透過率を上げるための1つの方法は、上面へパワーを移動させるために下面の 係数を調節し、それから、上面を最適にし、そして最後に、透過率を再び算定す ることである。この手続きは、必要な透過率が得られるまで繰り返され得る。こ の方法の利点は、それが、必要とされる透過率についてフィラメント像のサイズ を最適にすることである;不利な点は、必要とされる透過率に達すべくある程度 の実験を必要とすることである。 代替え的な方法は、フレネルレンズ上の幾つかの点における所望の透過率を指 定し、それから、必要な溝部の角度を算定すべく式を解くことである。これは、 非球面係数を溝部の角度に合わせることを可能とするために、レンズ上の十分な 点において為される必要がある。この方法の利用は、所望の照明の輪郭が得られ ることを保証する。この方法に関する困難は、最大以外のいかなる透過率にも関 する溝部の角度の2つの可能な対が存在し、そして、得られた解がコマを最小に するものであることは保証されないことである。 具体的な設計の例が、オーバーヘッドプロジェクタにおいて使用するための両 面に溝の付いたフレネルレンズ10に関して与えられている。レンズ10の中央 部からの距離yの関数としての、溝部の角度γに関する式は、 であり、ここで、c、k、A6、A8並びにA10は設計パラメータである。 オーバーヘッドプロジェクタにおいて使用されるこの両面に溝の付いたフレネ ルレンズ10が、正味350ミリメータの口径を有している。各表面の溝部の割 合が、通常、1ミリメータ当たり2から50の間にあり、また、フレネルレンズ 10の材料は光学的なアクリルプラスチック(acrylic plastic)である。モアレ パターン(Moire pattern)を最小にするために、二表面の間の溝部の割合の比は 、一方が他方のものの少なくとも4倍であり、そして、整数の倍数でないように 維持されるべきである。米国特許第4,900,129号において推薦された約4 .74の溝部の割合の比が維持される。もし、各表面16,20が、可変である 溝部の幅を有すれば、そのとき、この比は、第1および第2面の各溝部14,2 0の対に関して維持される。 フレネルレンズの第2面20についてのパラメータは: c =8.69E−3 k =−1.184 A6=−6.23E−13 A8=8.31E−18 A10=0 フレネルレンズの第1面16についてのパラメータは: c =6.87E−3 k =−3.473 A6=2.54E−13 A8=−3.80E−18 A10=0 本発明の1つの態様において、ライザーブロケージおよび表面反射の総合され た影響を最小にすることにより、レンズを通過する光の透過率を最大にするよう に構成されたフレネルレンズが説明された。また別の態様で、フレネルレンズは 、光源のフィラメントの像のサイズを縮小するように構成され得る。最後に、フ レネルレンズは、高められた透過率および縮小されたフィラメント像のサイズの 調和による組合せを採用するように構成され得る。 上記説明の最大にされた透過率の教示のみを採用するフレネルレンズは、もし 、フィラメント像のサイズが重要でなければ、例えば、もし、プロジェクタの投 影ヘッド部において比較的安価なレンズが使用されるとすれば、オーバーヘッド プロジェクタにおいて有用であろう。それに対して、もし、投影ヘッド部におい て比較的高価なレンズが利用されるとすれば、フィラメントのサイズを縮小する ための手段に関係した教示を採用することは、たとえこのことが透過率の幾らか の損失を意味するものであっても有益であろう。本発明は、最良のフィラメント 像のサイズを維持する一方で、米国特許第4,900,129号の先行技術の設計 と比較して、透過率について5%以上の改良を実現する。もし、フィラメント像 のサイズがとるに足りないものであれば、そのとき、透過率の値は、少なくとも 10%、ある場合には15%高められることが可能である。例えば、もし、式( 1) および(12)中の値dおよびd'が、それぞれ、306mmおよび430mであるよ うに選ばれれば、そのとき、透過率は約14%の因子だけ増える。もし、dおよ びd'が、それぞれ、195mmおよび430mmであるように選ばれれば、そのとき 、透過率は約17%の因子だけ増える。これら透過率の値は、ANSIスタンダ ードIT7.204−1991(ANSI/ISO 9767−1990)に基づ いている。 本発明は、限られた数の実施態様のみに関して記述されたけれども、この技術 の同業者にとっては、本発明の精神を逸脱することなしに、多くの変化が為され ることが可能であることが明らかであろう。例えば、事実上「パーフェクト」であ るレンズ、例えば、設計パラメータが与えられ可能な限り満足に性能を発揮する レンズを記述しようと試みられた。ここで記述された理想的なレンズから逸脱す る効率を有しているフレネルレンズが、ある環境、特にオーバーヘッドプロジェ クタにおいて適切にはたらくことに注目すべきである。かかる「パーフェクトよ り劣る」レンズは、単に、本発明の方法に従って最良のレンズを推定し、そして 、ここで記述されたレンズよりも低い決められた比率の効率を有するレンズを設 計することによって、本発明の教示を用いて推定されることが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光源; 投影レンズ;および 上記光源と投影レンズとの間に置かれたフレネルレンズ(Fresnel lens)を有 しており、上記フレネルレンズが底面および上面を有し、上記各面が同心的な環 状溝を有し、上記光源からの光線の与えられた入射角のために底溝部の角度およ び上溝部の角度を規定し、該溝部の角度が、上記底面における光線の入射角が上 面での光線の屈折角より大きいように選ばれる投影システム。 2.上記上溝部の角度が上記底溝部の角度より大きいことを特徴とする請求 の範囲第1項の投影システム。 3.上記溝部の角度が、更に、上記光源からの軸を外れたいかなる光線もの コマ(coma)収差を導くように選ばれることを特徴とし、該コマ収差が上記光源の 軸に向けられる請求の範囲第1項の投影システム。 4.上記フレネルレンズが、フィラメント像のガウス像高の90%よりも小 さい、軸から中心までの最大距離を有しているフィラメント像のサイズを生じる ことを特徴とする請求の範囲第3項の投影システム。 5.上記フレネルレンズが、フィラメント像のガウス像高の75%よりも小 さい、軸から中心までの最大距離を有しているフィラメント像のサイズを生じる ことを特徴とする請求の範囲第4項の投影システム。 6.上記フレネルレンズが、フィラメント像のガウス像高の60%よりも小 さい、軸から中心までの最大距離を有しているフィラメント像のサイズを生じる ことを特徴とする請求の範囲第5項の投影システム。 7.光源; 投影レンズ;および 上記光源と投影レンズとの間に置かれたフレネルレンズを有しており、上記フ レネルレンズが底面および上面を有し、上記各面が同心的な環状溝を有し、上記 光源からの光線の与えられた入射角のために底溝部の角度および上溝部の角度を 規定し、該溝部の角度が、上記底面での光線の入射角が上面での光線の屈折角よ り小さく、そして、上記底溝部の角度が上溝部の角度よりも小さいように選ばれ る投影システム。 8.上記フレネルレンズが、フィラメント像のガウス像高の90%よりも小 さい、軸から中心までの最大距離を有しているフィラメント像のサイズを生じる ことを特徴とする請求の範囲第8項の投影システム。 9.上記フレネルレンズが、それぞれ第1および第2面における同等の入射 および屈折角を有しているフレネルレンズを通じる透過率より少なくとも5%大 きい透過率の値を示すことを特徴とする請求の範囲第7項の投影システム。 10.上記フレネルレンズが、それぞれ第1および第2面における同等の入 射および屈折角を有しているフレネルレンズを通じる透過率より少なくとも10 %大きい透過率の値を示すことを特徴とする請求の範囲第9項の投影システム。 11.上記フレネルレンズが、それぞれ第1および第2面における同等の入 射および屈折角を有しているフレネルレンズを通じる透過率より少なくとも15 %大きい透過率の値を示すことを特徴とする請求の範囲第10項の投影システム 。 12.光源; 投影レンズ;および 上記光源と投影レンズとの間に置かれたフレネルレンズを有しており、上記フ レネルレンズが底面および上面を有し、上記各面が同心的な環状溝を有し、上記 光源からの光線の与えられた入射角のために底溝部の角度および上溝部の角度を 規定し、該上溝部の角度が上記底溝部より大きく、そして、上記溝部の角度が光 源からの軸を外れたいかなる光線ものコマ収差を導くように選ばれ、該コマ収差 が、光源の軸に向けられ、また、システムに関連したガウス像高の90%より小 さい、軸から中心までの最大距離を有する投影システム。 13.上記フレネルレンズが、それぞれ第1および第2面における同等の入 射および屈折角を有しているフレネルレンズを通じる透過率より少なくとも5% 大きい透過率の値を示すことを特徴とする請求の範囲第12項の投影システム。 14.実質的に同様のライザー角度を有している、単体の両面に溝の付いた フレネルレンズをつくる方法であって、二側面のパワー(power)が、ライザーブ ロケージ(riser blockage)および表面反射の総合された効果を最小にすることに より、最大透過効率を達成すべく釣合いをとられており、 上記フレネルレンズからフレネルレンズの光軸上に配置された光源までの距離 dを選定し、 上記フレネルレンズからフレネルレンズの光軸上に配置された光源の所望の像 までの距離d’を選定し、 上記フレネルレンズが作られる材料の屈折角nを選定し、 ライザーの角度ρを選定し、 式 に従って、特定の位置の、フレネルレンズの光軸からの特定の距離yにおけるフ レネルレンズに入る光線の角度u1を決定し、 式 に従って、特定の位置の、フレネルレンズの光軸からの特定の距離yにおけるフ レネルレンズに入る光線の角度u2'を決定し、 上記光源により近接するフレネルレンズの表面についての、溝部の角度γ1を 選定し、 式 から上記光源からより遠くにあるフレネルレンズの表面についての、溝部の角度 γ2を決定し、 式 に従って、フレネルレンズのライザーブロケージTriserに依存しているフレネ ルレンズの透過率を決定し、 式 θ1= u1 + γ1 から入射角θ1を決定し、 2つの式 および を平均することにより、上記光源により近接したフレネルの表面の表面反射Ts( θ1)およびTp1)に依存しているフレネルレンズの透過率を決定し、 式 θ2= u2’+ γ2 から射出角度θ2を決定し、 2つの式 および を平均することにより、上記光源からより遠くにあるフレネルの表面の表面反射 Ts2)およびTp2)に依存しているフレネルレンズの透過率を決定し、 ライザーブロケージに依存しているフレネルレンズの透過率に、上記光源によ り近接したフレネルレンズの表面の表面反射に依存しているフレネルレンズの透 過率を掛け、そして、その計算結果に上記光源からより遠くにあるフレネルレン ズの表面の表面反射に依存しているフレネルレンズの透過率を掛けることにより 、総合された透過率を決定し、 総合された最大透過率が決定されるまで、上記光源により近接したフレネルレ ンズの表面の溝部の角度の異なる値のために、フレネルレンズの総合された透過 率を繰り返し計算し、 完全なレンズについての上記溝部の角度γが決定されるまで、上記フレネルの 光軸からの距離yの十分な値に関して上記手順を繰り返すというステップを有し ている方法。
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