JPH09508878A

JPH09508878A - チューブの少なくとも一端を塞ぐための方法及び装置と塞ぐ手段としてのプラグ

Info

Publication number: JPH09508878A
Application number: JP7521160A
Authority: JP
Inventors: アンデルッソン，ラルス−オロフ; フイエルストローム，ベングト
Original assignee: アンデルッソン，ラルス−オロフ; フイエルストローム，ベングト
Priority date: 1994-02-10
Filing date: 1995-02-09
Publication date: 1997-09-09
Anticipated expiration: 2019-06-07
Also published as: ATE186703T1; EP0743915B1; DE69513384T2; SE9400443L; WO1995021777A1; DE69513384D1; AU694483B2; US6047738A; JP3534766B2; ES2141338T3; SE9400443D0; SE502434C2; EP0743915A1; AU1827995A

Abstract

(57)【要約】本発明は、チューブ（８）を内部汚染から保護するため、チューブの少なくとも一端を塞ぐ方法及び装置に係わる。本発明の方法では、多数のプラグ（４）を含む帯状材（５）が、該帯状材（５）中の１個のプラグ（４）がポンチスリーブ（９）内に配置されているチューブ（８）のチューブ端（12）の真正面に来るチューブ（８）の前方位置まで供給されると、ポンチ（７）が、帯状材（５）を前記プラグ（４）と共にチューブ（８）及びポンチスリーブ（９）に向かって押出し、ポンチ（７）が作業行程の終りにプラグ（４）をチューブ端（12）に押入した後、プラグ（４）を帯状材から打抜く。チューブ端を塞ぐためのプラグ（４）は、これと同じ形状の残りのプラグと共に連続帯状材（５）中に順次一定間隔を置いて長手方向１列に一体形成した。

Description

【発明の詳細な説明】チューブの少なくとも一端を塞ぐための方法及び装置と塞ぐ手段としてのプラグ本発明は、チューブの少なくとも一端を、例えば以後の加工中に前記チューブの内部が汚れるのを防ぐため閉塞する方法及び装置と、チューブ端閉塞に使用されるプラグに係わる。従来、例えば自転車用チューブ材の端部閉塞は、チューブ洗浄の直後に行なわれている。洗浄及び閉塞の前に、チューブは所要長さに截断されている。閉塞は、多くの場合プラスチックプラグを手作業でチューブ端に固定することによって行なわれる。この方式は、多大の時間と労力を必要とする方式と考えられて来た。本発明の目的は、上記欠陥を解消する頭書の方法及び装置を提供すると同時に、本発明の装置及びプラグによって、上記方法の簡単且つ経済的な実施を可能にすることにある。本発明により、特殊な要員を必要とすることなく、内部洗浄工程と同時に、またはこれに続いてチューブ切片の端部を自動的に閉塞することにより、一旦洗浄されたチューブ内側が以後の工程において汚染されるのを防止する方法及び装置が提供される。添付図面に沿って、好ましい実施例に基づき、以下に本発明の詳細を説明する。図１は、本発明の方法を実施するための装置を一方の側から見て略示する断面図である。図２は、供給リールから供給されるプラグ帯を左側から見た部分図である。図示のように、本発明の方法を実施するための装置は、その好ましい実施例の場合、機台１に設けたブラケット２によって支持されており、プラグ４が配列されている帯状材５が巻着されている供給リール３と、チューブ８によって支持されているポンチスリーブ９と協働する開口ギャップ６に亘って前後動自在なポンチ７と、ポンチ７のための駆動シリンダ10から成り、端部11のポンチ７を支持していない方の端部は機台１に固定されている。帯状材５は、図示例の場合、一線上に互いに一定間隔で配列され、且つ帯状材中に形成した１列のプラグ４を有する。プラグ４は、ポンチ７によってチューブ端12に押入させることができるように円錐状に形成されている。ポンチ７は、チューブ端12の外径に相当する内径の空洞13を有し、ポンチスリーブ９は、ポンチスリーブ９の内側ケーシング15と、チューブ８の外側ケーシング16との間に、環状ギャップ14が存在し、帯状材５からプラグ４を打抜く過程で、前記ギャップ14にポンチ７が押入されるように、ポンチスリーブ９がチューブ８を位置ぎめする。ポンチ７は、ピストン棒17によって、駆動シリンダ10が出入することで押し出され、図示しないファスナー素子によって、チューブ端がポンチスリーブ内に位置される。チューブ８を内部汚染から保護するため、チューブ８の少なくとも一端12を塞ぐプラグ４は、上述したように少なくとも１列に整列する同じ形状をした残りのプラグと共に帯状材５中にこれと一体に形成し、前記帯状材５をこれと連携するプラグ４と共に適当なプラスチック材で形成するのが好ましい。プラグを相対的に位置ぎめする帯状材は、必ずしも連続的且つ非中空形態でなくてもよい。前記プラグを繋ぐ糸、紐などの形態でもよい。チューブ８を内部汚染から保護する方法は下記の方法による。多数のプラグ４を含む帯状材５が、供給リール３から、ポンチスリーブ９内のチューブ８のチューブ端12の正面に向けてプラグ４が来るまで、開口ギャップ６内の位置へ供給される。次いで、ポンチ７が、駆動シリンダ10によって作動するピストン棒17によって、図面の右方へ押出され、帯状材５をプラグ４と共にチューブ８及びポンチスリーブ９に向かって押す。シリンダ10の行程の終りに、プラグ４が帯状材５から打抜かれるのと同時にプラグがチューブ端12に押入されると、次の作業行程の前に、ポンチ７が初期位置に戻り、チューブ８が自動的に新しい末端の閉塞されたチューブ８に切換わる。この方法をチューブ両端において同時に行なうことができる。

Claims

【特許請求の範囲】１．チューブを内部汚染から保護するため、少なくともその一端を塞ぐ方法において、多数のプラグ（４）を含む帯状材（５）が、該帯状材（５）中の１個のプラグ（４）がポンチスリーブ（９）内に配置されているチューブ（８）のチューブ端（12）の真正面に来る該チューブ（８）の前方位置まで供給されると、ポンチ（７）が帯状材（５）を前記プラグ（４）と共にチューブ（８）及びポンチスリーブ（９）に向かって押出し、前記ポンチ（７）が、作業行程の終りに、前記プラグ（４）をチューブ端（12）に押入した後、前記プラグ（４）を前記帯状材（５）から打抜くことを特徴とする前記方法。２．プラグ（４）を有する帯状材（５）が供給リール（３）から繰出されて、ポンチ（７）とチューブ（８）を内蔵しているポンチスリーブ（９）の間へ供給され、ポンチ（７）がその作業行程としての前後動を行なう短い時間に亘って、チューブ端（12）の真正面で停止し、ポンチ（７）の作業行程が終るごとに閉塞を終えたチューブ（８）が取外され、新しいチューブ端（12）に対し、次のプラグを嵌着するためのポンチ（７）の次の作業行程に備えて、新しいチューブ（８）がポンチスリーブ（９）内に配置されることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の方法。３．チューブを内部汚染から保護するために、チューブの少なくとも一端を塞ぐ装置において、順次配置されたプラグ（４）を含み、且つ供給リール（３）から供給可能な帯状材（５）と、開口ギャップ（６）に亘って前後動することにより、この前後動方向と整合する方向にチューブ（８）及びその端部（12）を支持するポンチスリーブ（９）と協働するポンチ（７）を有し、前記帯状材（５）を開口ギャップ（６）へ送入することによって、プラグ（４）をチューブ端（12）へ押入し、各プラグ（４）を前記帯状材（５）から打抜いて、チューブ端へ圧入することを特徴とする前記装置。４．ピストン棒（17）を介してポンチ（７）を前後動させプラグ（４）の押入及び打抜きを行なわせる駆動シリンダ（10）を設けたことを特徴とする請求の範囲第３項に記載の装置。５．チューブの少なくとも一端を塞ぐように形成され、チューブを内部汚染から保護するプラグにおいて、前記プラグをこれと同じ形状の残りのプラグと共に連続帯状材中に互いに一定間隔を保って少なくとも長手方向１列に一体形成したことを特徴とする前記プラグ。６．プラグ（４）を含む帯状材（５）が、プラスチック材から成ることを特徴とする請求の範囲第５項に記載のプラグ帯状材。