JPH09508866A - 自動回転成形装置および制御方法 - Google Patents

自動回転成形装置および制御方法

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JPH09508866A
JPH09508866A JP7521472A JP52147295A JPH09508866A JP H09508866 A JPH09508866 A JP H09508866A JP 7521472 A JP7521472 A JP 7521472A JP 52147295 A JP52147295 A JP 52147295A JP H09508866 A JPH09508866 A JP H09508866A
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グレン、ロバート、ジョン
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オートメイテッド プラスチック システムズ プロプライエタリ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 手作業が最小限または皆無で、中空プラスチック製品を回転成形法により製造できる自動回転成形装置。回転金型アッセンブリ(42)は一対の金型(40)を組み込み、この金型は、それぞれリッドおよびベースを構成する第1および第2の部品(64,66)を有する。金型のリッド(64)は、ベース(66)に対して相対的に、プラスチック材料粉末のショットの受容が準備できた閉位置と、完成回転成形品を脱型できる開位置との間を移動する。それぞれの金型(40)には、一対の空気ラム(70)が設けられリッド(64)を開位置と閉位置とに移動させる。それぞれの金型(40)には、複数の電熱線(74)が設けられ回転中にリッドとベース(64,66)を加熱する。また、それぞれの金型(40)には、複数の温度センサデバイス(84)が設けられ金型内面の温度を検出するよう配置されている。インジェクタ(90)は、アッセンブリ(42)の回転中に粉末を金型(40)内へ供給するために設けられている。金型内への粉末ショットの供給工程、金型の回転工程、予め定められた温度プロファイルにしたがう金型加熱の制御工程、金型の冷却工程、および完成回転成形品の脱型工程を含む全ての成形工程が、コンピュータで制御される。労働内容の削減、製造サイクルタイムの短縮、さらに効果的な「二段投入」行程、および品質管理の向上という利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】 自動回転成形装置および制御方法 発明の技術分野 本発明は、回転成形装置および工程に関し、限定はされないが、特に自動回転 成形装置および制御方法に関する。発明の技術背景 回転成形(ロータモールディングともいう)は、中空プラスチック品を製造す るための方法であり、ポリエチレンおよび/またはポリプロピレンに代表される 粉状熱可塑性材料を、加熱した金型内で溶融させ、圧力を作用させることなくプ ラスチック材料を金型形状にする。プラスチック粉末を金型内に2分の1入れた のち、型締めして加熱炉内で回転させる。いくつかの回転成形システムでは、加 熱炉内において金型が1つの軸廻りに回転し、加熱炉自体および/または金型が 第2の直交軸廻りに旋回する(いわゆる「ロックンロール」回転成形システム) ものもあるが、一般的には、金型自体が直交する2つの軸廻りに回転する。 金型は、加熱炉内で回転することで一般的には約200℃まで昇温し、プラス チック材料の粉末は、溶融し始めて金型内面を覆う。金型が2軸廻りに動作する ので、粉末は金型内面の全域にわたって実質的に均一に分散する。全ての粉末が 溶融すると、金型は、溶融プラスチック材料を所望の形状に固化させるために冷 却される。次いで金型の回転が終了したのち、プラスチック成形品を脱型するた めに型開きされる。回転成形の利点は、比較的金型費が廉価であること、歪み( 射出成形ではいつも問題となっている)のない製品が製造できること、および新 規な形状やデザインが可能であること等、製造上の点からますます認められてい る。 従来の回転成形の装置および工程は、大きな労働力を要するものである。一般 的には、金型の開閉および金型内への粉末の投入に手作業が介入する。また、金 型を炉内に投入したり炉内から取り出したり、冷却場所に投入したりするのも手 作業で行われている。しかも、金型は2軸廻りに回転するので、一般的には、金 型内の工程において著しく微細に制御しなければならず、したがって、経験や試 行錯誤に頼らざるを得ない。後者の工程制御の問題は、ロートログ(ROTOL OG)工程制御システムの進展によってある程度は解消されている。 ロートログシステムでは、金型内の空気温度を検出し、この情報を遠くに設置 されたコンピュータに送出する。ロートログシステムから即時に出力されること により、機械の操作者や品質管理担当者は、全ての粉末が溶融する時間、金型内 の空気温度が最大となる時間、成形品が固化する時間、回転成形工程における加 熱/冷却率を確認することができる。ロートログシステムにより、回転成形工程 から多くの当て推量が除去されたが、手作業の介入必要性のレベルを引き下げる には至っていない。しかも、ロートログシステムでは、実際の溶融温度や金型温 度ではなく金型内の空気温度が測定されるので、完成製品の特性に重大な影響を 及ぼすとされる金型内面の温度範囲を確認することはできない。発明の概要 本発明は、最小限または皆無の手作業をもって、回転成形品が製造できる改良 された回転成形装置および工程制御方法を提供するという観点でなされた。 本発明の一つの観点によれば、回転中に直接的に加熱するように設けられた加 熱手段を有し、回転可能に設けられた回転金型と、 回転中にプラスチック材料粉末を前記金型に供給する供給手段と、 前記供給手段および前記加熱手段に対して操作可能に接続され、前記金型への プラスチック材料の供給および前記金型の温度を制御することにより、使用時に 、手作業の介入なく、回転成形品を前記金型内で製造できる電気制御手段と、を 有する自動回転成形装置が提供される。 好ましくは、前記回転金型が、前記金型の温度を検出するように設けられた検 出手段をさらに有し、 前記電気制御手段が、前記金型の温度を制御するように、前記検出手段に対し て操作可能に接続されかつ前記検出手段に応答する。 好ましい実施形態では、前記回転金型が、複数のモジュールに設けられた複数 の回転金型の一つであり、各モジュールが、前記電気制御手段の制御下で互いに 独立して動作可能である。 一般的には、前記各金型が、第1の軸廻りに回転するよう付加された第1の支 持フレーム内に移動可能に設けられた第1および第2の部品を有し、 前記金型の第1の部品が、前記第2の部品に対して相対的に、前記金型が閉じ てプラスチック材料粉末の受容の準備ができた第1の位置と、前記金型が開いて 完成回転成形品が脱型できる位置との間を移動する。 好ましい実施形態では、前記各金型が、前記第1および第2の部品が前記第1 および第2の位置の間を動くように、前記電気制御手段に操作可能に接続された 作動手段をさらに有する。 さらに好ましくは、前記加熱手段が、前記金型の前記第1および第2の部品と 熱的に接触するよう設けられた複数の電熱線を有し、 前記検出手段が、所定の位置に、前記第1および第2の半金型に接続された複 数の温度検出素子を有する。好ましくは、前記供給手段が、1995年1月19 日に出願されたオーストラリア仮出願第PN0666号に記載され、「回転金型 への粉末導入」と題されたものと実質的に同じである。 好ましくは、前記各回転金型が、加熱後の金型の強制冷却を促進する冷却手段 をさらに有する。 一般的には、前記冷却手段が、前記金型の第1および第2の部品の近傍に延在 する通路と、前記通路を介して冷却媒体を圧送するように前記電気制御手段に操 作可能に接続された圧送手段とを有する。 好ましくは、前記金型から、当該金型から離れた位置まで、完成回転成形品を 搬送する搬送手段をさらに有する。 一つの実施形態として、前記完成回転成形品が前記離れた位置に到着したとき に、当該完成回転成形品を積み重ねる積重手段が設けられている。 本発明の他の観点によれば、第1のショットとして回転金型に供給すべく、プ ラスッチク材料粉末の第1の指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記金型を加熱するために前記金型に設けられた加熱手段を操作する工程と、 前記ホッパから前記金型へ前記第1のショットの粉末を供給する供給手段を作 動させる工程と、 前記金型の内面に前記粉末が分散するように前記金型を回転させる工程と、 予め決められた温度プロファイルにしたがって前記加熱手段の操作を制御する 工程と、 前記金型を冷却する工程と、 前記金型から完成回転成形品を取り出す工程と、を有する自動回転成形工程の 制御方法が提供される。 好ましくは、回転中の前記金型温度を検出するように前記金型に設けられた検 出手段を監視する工程をさらに有し、 前記加熱手段の操作を制御する工程が、前記検出手段の監視に応答して実行さ れる。 一般的には、第2のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料 粉末の第2の指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記ホッパから前記回転金型へ前記第2のショットの粉末を供給する供給手段 を作動させる工程と、をさらに有する。 本発明のさらに他の観点によれば、開位置と閉位置との間を動く第1および第 2の部品を有し、 前記第1および第2の部品が、当該金型を直接的に加熱するように設けられた 加熱手段を有し、これにより使用時に、金型およびこれに受容されたプラスチッ ク材料粉末の加熱が精密に制御可能とされる回転成形装置の回転金型が提供され る。 好ましくは、前記第1および第2の部品のうちの少なくとも一つに、前記金型 の温度を検出し温度信号を生成する検出手段がさらに設けられ、 これにより使用時に、金型の加熱が、前記検出手段からの前記温度信号に応答 して制御される。 さらに好ましくは、前記加熱手段が、前記第1および第2の部品の所定領域に 熱的に接触して設けられた複数の電熱線を有し、 前記検出手段が、前記金型の前記第1および第2の部品の少なくとも一方の所 定位置に設けられた複数の温度検出素子を有し、 これにより使用時に、前記金型の前記所定領域の温度が、完成回転成形品が望 ましい機械的特性を有するように、互いに独立して制御可能である。 好ましくは、前記金型の前記第1および第2の部品が、回転成形品の固化を促 進する金型の強制冷却が可能なように設けられた冷却手段を有する。 一般的には、前記冷却手段が、前記第1および第2の部品の近傍に延在する通 路と、 前記通路を介して冷却媒体を圧送する圧送手段とを有する。 本発明のさらに他の観点によれば、金型の第1および第2の部品を閉位置に移 動させるように、作動手段を操作する工程と、 前記金型の内面に粉末を分散させるように、前記金型を回転させる工程と、 前記金型を直接的に加熱すべく前記第1および第2の部品に設けられた加熱手 段を操作し、これにより使用時に、回転成形品を製造する金型の操作が精密に制 御される工程と、を有する回転成形装置の回転金型の操作制御方法が提供される 。 好ましくは、回転中の金型温度を検出するように前記金型に設けられた検出手 段を監視する工程をさらに有する。 一般的には、前記金型を冷却するために前記第1および第2の部品に設けられ た冷却手段を操作する工程と、 前記第1および第2の部品を開位置に移動させるように前記作動手段を操作し 、これにより使用時に、完成回転成形品が取り出される工程とをさらに有する。図面の簡単な説明 以下、本発明の特質の理解をより高めるために、単なる例示ではあるが、自動 回転成形装置および制御方法についての好ましい実施形態を添付図面を参照しな がら詳細に説明する。 図1は、自動パレット製造装置(APMともいう)を構成する本発明に係る自 動回転成形装置の好ましい実施形態を示す側面図、 図2は、図1のAPMを示す平面図、 図3は、図1のAPMを部分的に示す概略図、 図4は、一対の2軸回転フレームに設けられている図1のAPM用回転金型の 好ましい実施形態を示す平面図、 図5は、図4の回転金型を示す側面図、 図6は、好ましい積重手段にパレットを搬送するための搬送手段へ取り出され た完成成形パレットを示す図、 図7は、図6の積重手段を示す背面図、 図8は、図1のAPMの制御モジュールにおける空気回路、粉末の流路、およ び電源および制御回路を示す概略ブロック図、 図9(a)および図9(b)は、図1のAPMの製造モジュールにおける空気 回路、粉末の流路、および電源および制御回路を示す概略ブロック図、 図10は、図1のAPMの制御シーケンスを示すフローチャート、 図11は、図4の金型の熱サイクルにおける一般的な温度一時間特性を示すグ ラフである。好ましい実施形態の詳細な説明 以下の詳細な説明は、回転成形法による大量生産用プラスチック製パレットを 製造する自動パレット製造装置(以下、APMともいう)に関して行う。著しい 数のパレットが製造され、積み荷を移送したり保管するために世界中で使用され ている。現在、プラスチック材料から製造される数は増加しているものの、この ようなパレットの大部分は未だ木材から製造されている。木材製パレットに匹敵 するためには、プラスチック製パレットは強度的に等しく、経済的に製造される ことが必要である。回転成形法はこの要請に適している。なぜなら、パレットは 中空構造に形成されており、設計に留意することにより、木材製パレットに比べ 高くないまでも等しい機械的強度および取り扱い容易性が得られるからである。 開示された自動回転成形装置および制御方法は、他の回転成形品の製造にも適 用され、プラスチック製パレットの製造にのみ限定されないことは容易に理解さ れるであろう。多少の改変と適切な金型によって、ここで開示された自動回転成 形装置は、回転成形によるあらゆる製造品に適用することができる。 図1および図2は、自動パレット製造装置(APM)10を構成する自動回転 成形装置を示し、4つのモジュール、すなわち一つの制御モジュール12と実質 的に同じ三つの製造モジュール14とを有している。本実施形態では、これらの モジュールは、パレット製造ラインを形成する直線的配列で配置されている。A PM10の上部に設けられたキャットウォーク16により、工程操作者あるいは 監視者は、上方から各モジュール12,14の動作を監視するために、装置の長 手方向に沿って歩くことができる。モジュール12,14の側壁18には蝶番が 設けられており、保守目的でアクセスしたりAPM10の構成を変更するために 開閉自在となっている。コンベア20は、三つの製造モジュールの長手方向全域 にわたって延在しており、パレットスタッカ22を構成する積重手段へ完成パレ ットを運ぶよう付加されている。 制御モジュール12は、製造モジュール14の操作を制御するもので、電気制 御手段を有している。この電気制御手段は、制御モジュール12の側壁18の制 御コンソール内に設けられた一またはそれ以上のコンピュータ端末24を有して いる。また、電気制御手段は、結合される周辺装置と、遠隔端末ユニット(RT Us)またはプログラム可能なロジックコントローラ(PLCs)とを有してい る。コンピュータ端末12のビデオディスプレイユニット(VDUs)は視覚情 報を提供し、APM10の多数の制御パラメータおよび動作を装置操作者にフィ ードバックする。また、制御モジュール12の制御コンソールは、例えばAPM 10の操作を監視するためのLEDディスプレイなどのように、その他種々の視 覚的および聴覚的な表示器をも有している。コンピュータ端末24のキーボード により、操作者は、APMに、回転成形法に必要とされる「処方(recipe )」を組み込むことができ、工程制御プログラムのあらゆるレベルにアクセスす ることができる。電気制御手段は、製造モジュールに設けられた一またはそれ以 上のPLCs(ロジックコントローラ)と交信するための遠隔コンピュータイン ターフェースを含んでも良い。 一般的に、工程制御プログラムは、APMの所有者が制御工程および製造「処 方」に関する重要な管理情報に対して不許可のアクセスを防止できるように、ア クセスに対するいくつかの警備レベルを提供する。すなわち、例えば、操作者は 最初の二つのレベルのみにアクセス可能となっているのに対して、APM10の 所有者は装置の操作に関する種々の報告機能を含む他のレベルにもアクセス可能 となっている。リース契約の装置では、APM10の供給者は、装置の契約使用 を管理するための診断その他の報告システムを含むさらなるレベルにアクセスし ても良い。また、電気制御手段は、一般電話回線網を介して供給者とAPM10 との間のオンライン交信を可能とするモデムを含んでも良い。こうすることで、 供給者は、「とがめ立て」の目的で、または種々の報告システムから最新情報を 得るために、APMの電気制御手段に応答指令信号を送ることができる。電気制 御手段の操作および制御ソフトウエアは、さらに詳細に後述する。 制御モジュール12には、一般的に、例えばそれぞれに二つの異なるタイプの プラスチック材料粉末を収容する二つの第1のホッパ26が設けられている。各 第1のホッパ26には、計測手段28(図3参照)が設けられており、所定量の プラスチック材料粉末をそれぞれの第2のホッパ30に計測しながら送り込む。 計測手段28は、計測スクリュまたはバタフライバルブから構成することができ る。第2のホッパ30には、排気バルブ35が設けられており、第2のホッパに 粉末が満たされるときに、空気を第1のホッパ26に戻す。各第2のホッパ30 には、流動チューブ32が取り付けられており、空気システムに粉末の小粒を流 動させ、移送ライン34を介して進路変更バルブ36(図3には図示せず)へ送 る。進路変更バルブ36は、粉末移送ライン38に接続され、プラスチック材料 粉末が、当該ラインを介して製造モジュール14の一つの回転金型40へ移送さ れる。第1および第2のホッパ26,30、計測手段28、移送ライン34,3 8、流動チューブ32、および進路変更バルブは、全て供給手段の好ましい形態 の一部を構成し、回転中にプラスチック材料粉末を回転金型40へ供給する。粉 末が空気システムによって回転金型40へ運ばれるというこの供給手段の好まし い形態は、関連文献としてここに取り込まれるオーストラリア仮出願第PN06 66号の明細書中に詳述されている。 図8および図9は、電源および制御回路だけでなくAPM10における空気回 路および粉末の流路を示す概略ブロック図である。図8は、制御モジュール12 に見られるそれぞれの回路を部分的に示したもので、これに対して図9(a)お よび図9(b)は、製造モジュール14に見られる回路を部分的に示したもので ある。 図8に示すように、制御モジュール12はエアーコンプレッサ116をも有し ており、圧縮空気をAPMの空気回路に供給する。コンプレッサ116からの圧 縮空気は、後に続くクーラ118によって部分的に冷却され、ウォータトラップ 120およびドライヤ122を通過する際に空気に含まれる湿気が除去される。 プラスチック材料粉末の流動に使用される空気流は、湿気が粉末とともに金型内 へ入らないように乾燥させることが重要である。回転成形品の品質に悪影響を与 えるからである。次に、ドライヤ122からの冷却空気は、エアーフィルタ12 4および圧力レギュレータ126を通ったのち、APM10の残りの空気回路内 へ送られる。圧力スイッチ128は、連続してレギュレータ126からの空気圧 を監視し、指示範囲内に確実に維持する。空気圧が所定の最小しきい値より下が るか、所定の最大しきい値を超えると、遠隔端末ユニット(RTU)130を介 してコンピュータ端末24へ信号が送出される。制御モジュール12内のRTU 130は、プログラム可能なマイクロプロセッサおよび他の統合回路を有してお り、APM内の例えば圧力スイッチ128からの圧力信号など、種々のセンサか らのアナログ信号をディジタル信号に変換する。また、RTU130は、ラジオ 周波数リンク131およびモデム132を介して、コンピュータ端末24からの あるいはコンピュータ端末24への制御信号のシリアルプロセッシングをパラレ ルプロセッシングに、およびその逆に提供する。RTU130は、APM10か らの種々のディジタルおよびアナログ入力をたえず更新し、そして、コンピュー タ端末24は、1秒に1回、各RTUsにポーリングし、RTUs内のメモリレ ジスタに格納された現在の値を取り込む。APM10内に使用される、例えば進 路変更バルブ36を作動させるためのシリンダ134の如き各空気シリンダには 、近接センサが設けられており、空気ラムが完全に開く位置および完全に閉じる 位置になったときを検出する。 3相電源が、コンプレッサ116、後に続くクーラ118、ドライヤ122、 計測手段28を運転するための電気モータ、およびコンベア20を運転するため の電気モータに接続されており、過負荷回路ブレーカ136およびリレー138 を介して接続されている。各リレー138は、RTU130に接続されており、 各制御モジュールへの電源が、コンピュータ端末24の直接的制御下におかれる ようになっている。また、図8には、四つの空気バルブ140が示されており、 流動チューブ32、排気バルブ35および進路変更バルブ36用空気ラム134 への圧縮空気の供給を制御する。 各製造モジュール14の各回転金型およびこれらと協働する制御デバイスを、 図2,4,5,9(a),および図9(b)を参照して説明する。 図2において、回転金型40が、製造モジュール14の一つにのみ見えている が、他の二つの製造モジュール14もまた回転金型アッセンブリ42が設けられ ており、図示されたものと実質的に同一である。図4および図5には、APM1 0に使用される回転金型アッセンブリ42の一つがより詳細に示されている。 回転成形金型40は、第1および第2の互いに直交する軸44,46の廻りに 2軸回転するように設けられている。金型40は、第1の支持フレーム48に固 定されており、この第1の支持フレームは、第1の軸44の廻りに回転可能に設 けられ、第2の軸46の廻りに回転可能に設けられた第2の支持フレーム50に よってもまた支持される。各第1および第2の支持フレーム48,50は、チェ ーンおよびスプロケットトランスミッション54を介して、それぞれ電気モータ (ギヤボックス付き)52によって運転される。第1の支持フレーム48を運転 するモータおよびトランスミッションは、第2の支持フレーム50に設けられて いるのに対し、第2の支持フレーム50を運転するモータおよびトランスミッシ ョンはAPM10の枠フレーム56に設けられている。第2の支持フレーム50 を運転する電気モータ52には、バリアブルスピードドライブ(VSD)ユニッ トが予めセットされており、モータ52がそれぞれスイッチオンまたはスイッチ オフされたらいつも、所定の割合でモータのスピードに上昇または下降の傾斜を 付ける。 第1のロータリジョイント58は、プラスチック材料粉末を運ぶ空気流が、回 転金型40に対して静止している支持フレーム50の外面上のジョイントの一方 側から、第1の軸48廻りに回転する第1の支持フレーム48とともに回転する ジョイントの他方側へ流れることができるように付加されている。第2のロータ リジョイント60は、枠フレーム56に設けられ、移送付加ライン62を介して 第1のロータリジョイント58に接続されている。第1のロータリジョイント5 8は第2の軸46廻りに旋回する。第2のロータリジョイント60は、付加ライ ン62からの空気流が、回転金型40に対して静止している枠フレーム56の外 面上のジョイント60の一方側から、第2の軸46廻りに金型40とともに回転 する第2の支持フレーム50の内面側に流れることができるように付加されてい る。第1および第2のロータリジョイント58,60は、移送ライン38を介し て空気流に乗って運ばれてきたプラスチック材料粉末を、金型40が第1および 第2の直交軸44,46廻りに2軸的に回転しているときに、金型40内へ供給 することができるように動作する。 ロータリジョイント58,60の特殊な構造および動作は、上で参照した出願 第PN0666号の明細書に詳細に述べられており、ここでは改めて詳細には説 明しないこととする。 図5に最も明確に示されるように、APM10の各回転金型アッセンブリ42 は、それぞれの金型のリッドとベースとをそれぞれ構成する第1および第2の部 品64,66を有する一対のパレット金型40を組み込んでいる。図5では、上 型40が開いた状態を示しているのに対し、下型40は閉じた状態を示している 。各パレット金型のリッド64とベース66は、完成回転成形パレットの所望の 構造を提供するように形成されており、完成パレットの脚部を構成するために、 金型のベース66には一連の9つの凹所68を有している。本実施形態では、パ レット金型のリッド64は、金型が閉じてプラスチック材料粉末のショットの受 容が準備できた第1の位置と、金型が開いて完成回転成形パレットを取り出す第 2の位置との間を、ベース66に対して相対的に移動可能になっている。また、 各金型40には、一対の空気ラム70で構成される作動手段が設けられており、 金型のリッド66を開位置と閉位置との間で移動させる。 本発明の重要な特徴は、各回転金型40には、回転中に当該金型を直接的に加 熱するように加熱手段が設けられていることである。本実施形態では、加熱手段 は、金型40の第1および第2の部品64,66の所定領域にきわめて近接して 設けられた複数の電熱線74を有している。加熱素子74の配列は、図4に最も 明確に示されている。加熱素子74は、第1および第2の部品64,66のそれ ぞれの外表面に熱的接触を持って設けられており、加熱素子74によって生じる 殆どの熱を金型40へ確実に反射および/または導くように設計された断熱被覆 材76によって被覆されている。金型40の第1および第2の部品64,66は 、一般的に、アルミ鋳造物のような熱伝導性に優れた材料から製造されており、 断熱被覆材76は、アルミニウムの真空成形反射層を有するガラスファイバー製 断熱マットを有し、鋳鉄78内に収容されている。電熱線74は、金型40を2 00℃以上に加熱することができるが、最大加熱温度であっても、鉄被覆材78 の外表面は手で触れるほどの温度を維持する。 加熱素子74の電源は、上述した第1および第2のロータリジョイント58, 60と同様の方法で、第1および第2の回転軸44,46に設けられた第1およ び第2の電気回転接点80,82を介して、回転金型40へ供給される。本実施 形態では、加熱素子74は、金型の内面領域全体にわたって実質的に均一な加熱 が行われるような方法で、金型の第1および第2の部品64,66上に配列され ている。しかしながら、加熱素子74は、金型の内面にわたって所望の熱的プロ ファイルを提供するように、当該金型に接続して配列できることはいうまでもな い。さらに、各加熱素子は、金型のある選択された領域に対する加熱の上昇およ び下降を独立して行うように操作することもできる。このことは、例えば、選択 された領域の回転成形品の壁に特別な厚さが要求されている場合になどに有利で ある。付加された熱は、当該領域において、金型の内面のその他の領域に比べて 、溶融したプラスチック材料粉末の堆積を促進するように、選択された領域に与 えられる。 また、各回転金型40には、検出手段が設けられており、金型の温度を検出し 、そして電気回転接点80,82を介して電気制御手段に送出される温度信号を 生成する。検出手段は、一般に、例えばK型サーモカップル84の如き、複数の 温度検出デバイスを有し、金型の第1および第2の部品64,66の少なくとも 何れか一つの所定位置に埋設されている。一般的には、金型のリッド64とベー ス66の両方に二つのサーモカップル84が設けられ、そのうちの少なくとも一 つは、金型の内面温度を検出するように配置されている。他方のサーモカップル 84は、金型の第1および第2の部品64,66のそれぞれの外表面の温度を検 出するように配置しても良い。金型のこれら二つの半割体は、溶融したプラスチ ッ ク材料の厚さに依存して温度プロファイルが相違することがあるかもしれないか らである。 また、回転金型アッセンブリ42は、金型40内へプラスチック材料粉末を噴 射する手段を組み込んでいる。一般的に、粉末を噴射する手段は、金型40内へ 延在するように付加された入口92と出口94とを有するインジェクタ90(図 5参照)を有し、プラスチック材料粉末を金型内へ導く。流動プラスチック材料 粉末を搬送する空気流は、第1のロータリジョイント58から第2の移送ライン 98を介してインジェクタ90に送られる。空気ラム99は、インジエクタ90 を作動させるために設けられており、第1の出口94が金型内へ伸びてプラスチ ック材料粉末が金型内へ流入できる第1の位置(図5に示す)と、第1の出口9 4が後退して金型内へプラスチック材料粉末を流入させない第2の位置との間で 動作させる。図5では一つの金型40のみにインジェクタ90が取り付けられて いることが示されているが、一般的には、両方の金型40に、回転中に粉末を金 型内へ供給するインジェクタが設けられる。インジェクタ90の構造および動作 は、オーストラリア特許出願第PN0660の明細書に詳細に開示されており、 ここでは改めて説明しないこととする。 パレット金型の第1および第2の部品64,66は、冷却手段を有し、この冷 却手段は、加熱サイクルの終了時において回転成形品の固化を促進するために金 型40の冷却を加速することができるよう、当該金型に設けられている。本実施 形態の冷却手段は、金型40のそれぞれのリッド64およびベース66の外表面 の近傍の被覆材78を通るように延在する流路(図示しない)を有している。エ アームーバ101が、空気流路となる入口100に接続され、流路を介して冷却 空気を圧送し、空気出日102から排出させる。冷却空気の出口102は、空気 の入口100から離れて、かつそれらの軸が実質的に直交するように配列されて おり、冷却空気は被覆材78内を強制的に循環する。空気流路を通過して圧送さ れる空気の大部分は、冷却効果を高めるために、冷却空気であることが好ましい 。 図9(a)は、製造モジュール14の回転金型アッセンブリ42の外部にある 空気回路、粉末の流路、電源、制御回路を部分的に示す概略図である。RTU1 44は、制御モジュール12のRTU130と同様の機能を司る。一対の過負荷 回路ブレーカ136およびリレー138は、三相電力を回転金型アッセンブリ4 2の電気モータ52に供給する。電力は、静止した枠フレーム56上に設けられ たモータ52に直接供給され、回転接点82を介して第2の回転し時フレーム5 0上に設けられたモータに供給される。また、三相電力は、回転接点80を介し て、金型40上の電気ヒータに供給される。また、RTU144は、空気バルブ 150を介して空気シリンダ148を制御し、流動プラスチック材料粉末が進路 変更バルブ152を介して回転金型アッセンブリ42に供給されるのを制御する 。粉末は、上述したようにして、回転接点60を介して回転金型へ供給される。 パレットスタッカの昇降アーム110を作動する空気シリンダ112も、空気バ ルブ154を介してRTU144により制御される。各製造モジュール14には 、二つのRTUが設けられており、第1のRTU144は回転金型アッセンブリ 42の外部に設置され、第2のRTU160(図9(b)参照)は回転金型アッ センブリ42の内部に設けられている。 図9(b)は、一つの製造モジュール14の回転金型アッセンブリ42の第 1の支持フレーム48内にある空気回路、粉末の流路、電源、制御回路を部分的 に示す概略図である。空気回路も電気回路も、制御モジュール12のRTU13 0と同様の機能を司るRTU160で制御される。モジュール40の第1および 第2の部品64,66に設けられた各加熱素子74への三相電力の供給は、回路 ブレーカ136およびリレー138を介してRTU160により制御される。ま た、RTU160は、空気バルブ162を介して11個の空気シリンダのそれぞ れを操作制御する。二つのバルブ162は、相当する空気シリンダ70の対を制 御し、パレット金型のリッド64を開位置と閉位置との間で移動させる。各空気 ラム70は、空気シリンダ166によって解除されるロック機構164により開 位置と閉位置とに固定される。したがって、圧縮空気の供給がどのような原因で 誤ろうとも、金型40は開位置または閉位置で固定状態を維持することとなる。 二つの空気バルブ162は、各一対の固定用空気シリンダ166を制御する。二 つの更なる空気バルブ162は、シリンダ99への圧縮空気の供給を制御し、サ イクロン90を金型40に出没させる。他の一つの空気バルブ162は空気シリ ンダ168への圧縮空気の供給を制御し、この空気シリンダ168は進路変更バ ルブ170を制御し、この進路変更バルブ170は、サイクロン90を介して流 動プラスチック材料粉末を回転金型40へ供給するのを制御する。このようにし て流動粉末が一つの金型40内へ供給される。最後に、各金型の被覆材78に冷 却空気を供給するエアームーバ101は、別に設けられた空気バルブ162によ って制御される。 また、RTU160は、種々の検出デバイスから空気入力信号を受信する。各 空気ラム70,99および168には、近接センサが取り付けられており、コン ピュータ端末24は、RTU160にポーリングすることにより、各金型の第1 および第2の部品64,66の位置、サイクロン90の位置、および進路変更バ ルブ170の位置をいつでも検出することができる。また、RTU160は、各 サーモカップル84からの入力信号も受信し、コンピュータ端末24は、被覆材 78の内部だけでなく、各金型のリッド64およびベース66の内面の温度分布 を監視することができる。もし必要であれば、検出デバイスと制御機能に応じて RTU160への入力信号および出力信号を増加させても良い。 図6および図7には、APM10から排出される際にパレット104を積み重 ねるパレットスタッカ22の好ましい形態が示されている。図6に示されるよう に、パレット104が回転金型アッセンブリ42から排出されると、コンベア2 0によってパレットスタッカ22に搬送される。パレットスタッカ22は、底か ら順にパレットを積み重ねることにより操作される。コンベア20が、一つのパ レットをスタッカの底に搬送すると、パレット104は結局スタッカの壁106 に当接して止まる。これは、スタッカ内での持ち上げ機構を自動的に引き起こす 。すなわち、この持ち上げ機構では、パレット104を支持された高さまで持ち 上げ、次のパレットの下に空間を形成するように複数のトグルラッチ108によ って保持される。持ち上げ機構は、速度可変で自力復帰する各空気ラム112に よって作動する一対のリフティングアーム110を有している。空気ラム112 が作動すると、リフティングアーム110は、最新のパレット104(スタッカ 内に既に投入されている以前のパレットとともに)をトグルラッチ108のちょ うど上の高さまで持ち上げる。トグルラッチ108は、最新のパレット104が 上方へ移動できるように内側に旋回し、次いで、リフティングアーム110が最 下 位置に復帰したときに、積み重ね位置にパレットを保持するように再び外側へ旋 回する。次いで、スタッカ22は、次のパレット104の受容を待機する。 もし望ましくは、各完成パレットに標識を付す手段をパレットスタッカ22に 近接してまたはパレットスタッカ22に関連付けて設けても良い。このような標 識付与手段は、例えば各パレットに、工場の製造名、商標および/または連番を 印刷するインクジェットプリンタを有する。 以下、一つのコンピュータ端末24に設けられる工程制御プログラムによって なされるAPM10用制御シーケンスを詳細に説明する。図11に示されるよう に、電源がONされた後の第1のステップ200では、装置操作者に対して端末 24への登録(ログオン)を要求する。次いでステップ202にて、回転成形に 好ましい処方が、例えばフロッピディスクからコンピュータ端末に読み込まれる 。回転成形の一般的な工程制御処方は、以下の制御パラメータを明記することが 好ましい。 (i) 加熱(cooking)の温度−時間特性 (ii) 各ショットにおける粉末の量(重量) (iii)粉末のダンプ数 (iv) 温度−時間特性に対するダンプの手順およびタイミング (v) 回転金型アッセンブリの開始位置および停止位置 (vi) 回転割合 (vii)成形終了温度 回転割合Rrotは、以下により計算される。 ここで、Vmin(RPM)=回転の副軸廻りの金型の回転速度。 Vmaj(RPM)=回転の主軸廻りの金型の回転速度。 回転割合Rrotは、成形品の形状に依存して種々に変化し、これにより金型の 内面へのプラスチック材料粉末の望ましい分散を達成することができる。 図11は、発泡ポリエチレンで満たされた高密度ポリエチレン(HDPE)層 を有する回転成形パレットを製造する際に使用される一般的な温度−時間特性で ある。HDPE層を形成するのに使用される粉末は、回転成形工程においては第 1のショットまたはダンプであり、発泡ポリエチレン内面は第2のショットまた はダンプである。 図11の縦軸は、粉末が最初に溶融し始める金型内面の温度を示す。時間T0 における金型の初期温度は、外気温度以上であり、パレットが充分に固化して金 型から取り出せるように冷却(その前のサイクルで)された温度である。 図10に示すステップ202にて処方が読み込まれると、ステップ204にて 、コンピュータ端末24の工程制御プログラムは、処方から提供される数値をセ ットし確認する。ステップ206にて、プログラムは、粉末、APM内の空気回 路、電源回路をチェックし、全ての過負荷と警告状態を監視し続ける。これで、 APMは、プラスチック製パレットの自動大量生産の開始を待機することとなる 。ステップ208にて、装置操作者による開始指示がなされると、回転成形工程 が処方に基づいて開始される。これは、図11に時間T0として表されている。 ステップ210にて、時間T0において、工程制御プログラムは、一つの回転金 型アッセンブリ42の二つの金型に設けられた電気ヒータのスイッチをオンし、 そして同時に、指示された量のプラスチック材料粉末を第1のショットとしてス テップ212にて処方に従い計量する。ステップ214で処方によってセットさ れサーモカップル84にて検出された指示温度に達すると、ステップ216にて 第1のショットの粉末が金型内へ投入される。図10には示さないが、金型の加 熱が開始されたとき、またはこれより後であってステップ216による第1のシ ョットの粉末が金型内へ投入される前に、回転金型アッセンブリ42の回転もス テップ210で開始される。 ステップ218では、制御プログラムは、処方に提供された温度−時間特性に したがい加熱サイクルを開始する。金型温度と溶融温度は連続して監視され、加 熱素子74への電力は、指示された温度−時間特性にできる限り等しく追随する ように調節される。時間T1にて、投入物であるダンプは溶融を開始し、吸熱反 応による温度特性に顕著な変化が現れる。 その間に、制御プログラムは、第2のプラスチック材料粉末のショットをステ ップ212にて計量し、最初のホッパ26の一つに投入する。第2のショットは 、プラスチックパレットの内側発泡プラスチック母材を形成する。ステップ22 0にて第1のダンプが加熱されると、粉末の第2のショットが図10のステップ 222に示される時間T2で投入される。その間に、制御プログラムは、ステッ プ212にてさらに他の粉末のショットを計量し、これが次のパレットの第1の ショットとなる。時間T3にて、粉末の第2のダンプが溶融を開始し、金型の温 度は、図10のステップ224に示されるように、処方にしたがって維持される 。時間T4では加熱素子のスイッチがオフし、ステップ226にて冷却サイクル が開始される。溶融の結晶化および/または固化が生じ得るように、指示された 時間だけ、金型は自然冷却され得る。時間T5において、エアームーバ101の 作動による金型の強制冷却が開始される。時間T6では、冷却サイクルが完了し 、ステップ228にて、金型が開かれ、パレットが取り出される。時間T6とT7 との間では、回転金型アッセンブリ42は、それぞれの金型が開かれさらにパレ ットの冷却が生じる第1の位置に回転し、次に図6に示されるように、パレット がその自重でコンベア20上に落下し得る第2の位置に回転する。制御プログラ ムが金型アッセンブリを正確に配置し得るために、モータ52上のVSDユニッ トが減速中に作動すると、外側の支持フレーム50上の近接スイッチが作動する 。内側フレーム48上の光学センサにより、APMは内側フレームを所望の位置 に停止させることができる。制御プログラムは、ある程度の自動修正ができ、例 えば仮にパレットが自重によって落下しない場合には回転金型アッセンブリ42 は、再度トライする前に、予め定義された手順で回転する。パレットの取り出し は、図10のステップ230に示されている。回転金型アッセンブリ42から両 方のパレットが取り出されると、ステップ232にて金型は閉じる。制御プログ ラムは、ステップ210の加熱サイクルの最初に戻り、そして他の対のパレット が製造されるときには、時間T8にて加熱サイクルが再び開始される。 APM10の各製造モジュールの加熱サイクルは、電力消費を最小とするため に、三相電源が、いつも一つだけの回転金型アッセンブリの電熱線に供給される ように連続して動作する。勿論、電力供給の過負荷が生じなければ加熱サイクル におけるオーバーラップは許容することができる。また、図10では一つの金型 のみが参照されるが、各製造モジュールの金型も実質的に同じように作動する。 ただし、ステップ216の各金型への粉末の供給、すなわち、進路変更バルブ1 70(図9(b)参照)を作動させることによって順次実行されることと、ステ ップ230の一つの金型からパレットが取り出されたのち他の金型から取り出さ れることのみが例外である。上述した製造モジュールの連続動作によって、AP M10は、約10分毎に一対の新たなプラスチック製パレットを製造する。 APM10は、従来のプラスチック製パレットの製造方法に比べ、多くの重要 な利点を有し、特にパレット製造コストを実質的に低減できる利点を有する。特 に限定されないが、APMの利点には以下のものが含まれる。 (a)製造時の労働内容が殆ど削減される。 (b)金型の直接加熱により製造サイクル時間が短縮する。 (c)粉末供給手段により二段投入が自動化できる。 (d)完成パレットの脱型、搬送、スタックの自動化。 (e)品質管理の向上。 ここでは、自動回転成形工程および制御方法の好ましい実施形態を詳細に説明 したが、基本的な発明概念から離脱しない限り既述したものに加えて種々に変更 および改変しても良いことは、関連する機械、電気および回転成形技術に精通し た者にとっては明らかであろう。例えば、もっと複雑な形状が必要とされたら、 回転金型はさらに二つの部品を備えても良い。さらに、モジュールの数と配列は 変更することができ、各製造モジュールは異なる製品を製造するように設定され ても良い。APMでは、回転成形パレットの一般的製造サイクルタイムの故に、 三つの製造モジュールが選定された。さらに、各製造モジュール14は、必要で あれば、遠隔コンピュータの制御下で、他のモジュールと独立して動作すること もできる。これに加え、回転中にプラスチック材料粉末を金型へ供給する供給手 段は、オーストラリア特許出願第PN0666号に開示されたものが好ましいが 、種々の適切なものも使用できる。金型を直接加熱するために、他の形態の加熱 手段、例えばファンでガスを燃焼させる熱交換器を使用することもできる。所望 の温度まで加熱するために金型内または直近に設けられた通路に熱風を圧送する 。この構成では、金型を冷却するためにクーラントが圧送されるのと同じ通路が 使 用できるという効果がある。金型の内面全面の温度プロファイルは、通路の輪郭 を注意深く選定することにより設計することができる。クーラントは、水または 水蒸気を含んでも良く、蒸発による冷却効果を発揮するように設計しても良い。 このような全ての変更と改変とは、本発明の範囲内とみなすことができ、本発明 の特質は前述した説明と添付した請求の範囲により決定される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月16日 【補正内容】 [第2頁の差し替え] 一般的には、金型の開閉および金型内への粉末の投入に手作業か介入する。ま た、金型を炉内に投入したり炉内から取り出したり、冷却場所に投入したりする のも手作業で行われている。しかも、金型は2軸廻りに回転するので、一般的に は、金型内の工程において著しく微細に制御しなければならず、したがって、経 験や試行錯誤に頼らざるを得ない。後者の工程制御の問題は、クイーンズユニバ ーシティオブベルファストによって開発され、WO91/0564(”ROTO LOG system”)に開示されている回転成形工程制御システムの進展に よってある程度は解消されている。 ロートログシステムでは、金型内の空気温度を検出し、この情報を遠くに設置 されたコンピュータに送出する。ロートログシステムから即時に出力されること により、機械の操作者や品質管理担当者は、全ての粉末が溶融する時間、金型内 の空気温度が最大となる時間、成形品が固化する時間、回転成形工程における加 熱/冷却率を確認することができる。ロートログシステムにより、回転成形工程 から多くの当て推量が除去されたが、手作業の介入必要性のレベルを引き下げる には至っていない。 [第4頁の差し替え] 好ましい実施形態では、前記回転金型が、複数のモジュールに設けられた複数 の回転金型の一つであり、各モジュールが、前記電気制御手段の制御下で互いに 独立して動作可能である。一般的には、前記各金型が、第1の軸廻りに回転する よう付加された第1の支持フレーム内に移動可能に設けられた第1および第2の 部品を有し、前記金型の第1の部品が、前記第2の部品に対して相対的に、前記 金型が閉じてプラスチック材料粉末の受容の準備ができた第1の位置と、前記金 型か開いて完成回転成形品が脱型できる位置との間を移動する。好ましい実施形 態では、前記各金型が、前記第1および第2の部品が前記第1および第2の位置 の間を動くように、前記電気制御手段に操作可能に接続された作動手段をさらに 有する。 さらに好ましくは、前記加熱手段が、前記金型の前記第1および第2の部品と 熱的に接触するよう設けられた複数の電熱線を有し、前記検出手段が、所定の位 置に、前記第1および第2の半金型に接続された複数の温度検出素子を有する。 好ましくは、前記各回転金型が、加熱後の金型の強制冷却を促進する冷却手段 をさらに有する。一般的には、前記冷却手段が、前記金型の第1および第2の部 品の近傍に延在する通路と、前記通路を介して冷却媒体を圧送するように前記電 気制御手段に操作可能に接続された圧送手段とを有する。 [第13頁の差し替え] 第2の支持フレーム50を運転する電気モータ52には、バリアブルスピード ドライブ(VSD)ユニットが予めセットされており、モータ52がそれぞれス イッチオンまたはスイッチオフされたらいつも、所定の割合でモータのスピード に上昇または下降の傾斜を付ける。 第1のロータリジョイント58は、プラスチック材料粉末を運ぶ空気流が、回 転金型40に対して静止している支持フレーム50の外面上のジョイントの一方 側から、第1の軸48廻りに回転する第1の支持フレーム48とともに回転する ジョイントの他方側へ流れることができるように付加されている。第2のロータ リジョイント60は、枠フレーム56に設けられ、移送付加ライン62を介して 第1のロータリジョイント58に接続されている。第1のロータリジョイント5 8は第2の軸46廻りに旋回する。第2のロータリジョイント60は、付加ライ ン62からの空気流が、回転金型40に対して静止している枠フレーム56の外 面上のジョイント60の一方側から、第2の軸46廻りに金型40とともに回転 する第2の支持フレーム50の内面側に流れることができるように付加されてい る。第1および第2のロータリジョイント58,60は、移送ライン38を介し て空気流に乗って運ばれてきたプラスチック材料粉末を、金型40が第1および 第2の直交軸44,46廻りに2軸的に回転しているときに、金型40内へ供給 することができるように動作する。 ロータリジョイント58,60の特殊な構造および動作は、1995年1月1 9日に出願され、一般に所有されているオーストラリア特許出願第 号 の明細書に詳細に述べられており、ここでは改めて詳細には説明しないこととす る。 [第16頁の差し替え](第16頁の第5行目〜第16頁の第36行目まで) また、回転金型アッセンブリ42は、金型40内へプラスチック材料粉末を噴 射する手段を組み込んでいる。一般的に、粉末を噴射する手段は、金型40内へ 延在するように付加された入口92と出口94とを有するインジェクタ90(図 5参照)を有し、プラスチック材料粉末を金型内へ導く。流動プラスチック材料 粉末を搬送する空気流は、第1のロータリジョイント58から第2の移送ライン 98を介してインジェクタ90に送られる。空気ラム99は、インジェクタ90 を作動させるために設けられており、第1の出口94か金型内へ伸びてプラスチ ック材料粉末が金型内へ流入できる第1の位置(図5に示す)と、第1の出口9 4が後退して金型内へプラスチック材料粉末を流入させない第2の位置との間で 動作させる。図5では一つの金型40のみにインジェクタ90が取り付けられて いることが示されているが、一般的には、両方の金型40に、回転中に粉末を金 型内へ供給するインジェクタが設けられる。インジェクタ90の構造および動作 は、オーストラリア特許出願第 の明細書に詳細に開示されており、ここ では改めて説明しないこととする。 パレット金型の第1および第2の部品64,66は、冷却手段を有し、この冷 却手段は、加熱サイクルの終了時において回転成形品の固化を促進するために金 型40の冷却を加速することができるよう、当該金型に設けられている。本実施 形態の冷却手段は、金型40のそれぞれのリッド64およびベース66の外表面 の近傍の被覆材78を通るように延在する流路(図示しない)を有している。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月12日 【補正内容】 [第3頁の差し替え]発明の概要 本発明は、最小限または皆無の手作業をもって、回転成形品が製造できる改良 された回転成形装置および工程制御方法を提供するという観点でなされた。 本発明の一つの観点によれば、回転中に直接的に加熱するように設けられた加 熱手段と、前記金型の温度を検出するように設けられた検出手段とを有し、回転 可能に設けられた回転金型と、 回転中にプラスチック材料粉末を前記金型に自動供給する供給手段と、 前記供給手段、前記加熱手段および前記検出手段に対して操作可能に接続され 、前記金型へのプラスチック材料の供給および前記金型の温度を、回転成形工程 の前記検出手段への応答により制御し、これにより、使用時に、手作業の介入な く、回転成形品を前記金型内で製造できる電気制御手段と、を有する自動回転成 形装置が提供される。 [第5〜7頁の差し替え] 好ましくは、前記金型から、当該金型から離れた位置まで、完成回転成形品を 搬送する搬送手段をさらに有する。一つの実施形態として、前記完成回転成形品 が前記離れた位置に到着したときに、当該完成回転成形品を積み重ねる積重手段 が設けられている。 本発明の他の観点によれば、供給手段、加熱手段および検出手段に操作可能に 接続された電気制御手段を用いた自動回転成形工程の制御方法であって、 第1のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料粉末の第1の 指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記金型を加熱するために前記金型に設けられた加熱手段を操作する工程と、 前記ホッパから前記金型へ前記第1のショットの粉末を供給する供給手段を作 動させる工程と、これと同時に、前記金型の内面に前記粉末が分散するように前 記金型を回転させる工程と、 回転中の前記金型温度を検出するように前記金型に設けられた検出手段を監視 する工程と、 予め決められた温度プロファイルにしたがって前記加熱手段の操作を制御する 工程と、 前記金型を冷却する工程と、 前記金型から完成回転成形品を取り出す工程と、を有する自動回転成形工程の 制御方法が提供される。 好ましくは、前記完成回転成形品をコンベアに載せて積み重ね装置に搬送する 工程と、 前記完成回転成形品を積み重ねる工程とをさらに有する。図面の簡単な説明 以下、本発明の特質の理解をより高めるために、単なる例示ではあるが、自動 回転成形装置および制御方法についての好ましい実施形態を添付図面を参照しな がら詳細に説明する。 図1は、自動パレット製造装置(APMともいう)を構成する本発明に係る自 動回転成形装置の好ましい実施形態を示す側面図、 図2は、図1のAPMを示す平面図、 図3は、図1のAPMを部分的に示す概略図、 図4は、一対の2軸回転フレームに設けられている図1のAPM用回転金型の 好ましい実施形態を示す平面図、 図5は、図4の回転金型を示す側面図、 図6は、好ましい積重手段にパレットを搬送するための搬送手段へ取り出され た完成成形パレットを示す図、 図7は、図6の積重手段を示す背面図、 図8は、図1のAPMの制御モジュールにおける空気回路、粉末の流路、およ び電源および制御回路を示す概略ブロック図、 図9(a)および図9(b)は、図1のAPMの製造モジュールにおける空気 回路、粉末の流路、および電源および制御回路を示す概略ブロック図、 図10は、図1のAPMの制御シーケンスを示すフローチャート、 [第26〜28頁の差し替え] 請求の範囲 1. 回転中に直接的に加熱するように設けられた加熱手段と、前記金型の温度を検 出するように設けられた検出手段とを有する回転可能に設けられた回転金型と、 回転中にプラスチック材料粉末を前記金型に自動供給する供給手段と、 前記供給手段、前記加熱手段および前記検出手段に対して操作可能に接続され 、前記金型へのプラスチック材料の供給および前記金型の温度を、回転成形工程 の前記検出手段への応答により制御し、これにより、使用時に、手作業の介入な く、回転成形品を前記金型内で製造できる電気制御手段と、を有する自動回転成 形装置。 2. 前記回転金型は、複数のモジュールに設けられた複数の回転金型の一つであり 、各モジュールは、前記電気制御手段の制御下で互いに独立して動作可能である 請求項1記載の自動回転成形装置。 3. 前記各金型は、第1の軸廻りに回転するよう付加された第1の支持フレーム内 に移動可能に設けられた第1および第2の部品を有し、 前記金型の第1の部品を、前記第2の部品に対して相対的に、前記金型が閉じ てプラスチック材料粉末の受容が準備できた第1の位置と、前記金型が開いて完 成回転成形品が脱型できる位置との間で自動的に移動させる作動手段が設けられ ている請求項2記載の自動回転成形装置。 4. 前記作動手段は、前記第1および第2の部品が前記第1および第2の位置の間 を動くように、前記電気制御手段に操作可能に接続された空気ラムを有する請求 項3記載の自動回転成形装置。 5. 前記加熱手段は、前記金型の前記第1および第2の部品と熱的に接触するよう 設けられた複数の電熱線を有し、 前記検出手段は、所定の位置に、前記第1および第2の半金型に接続された複 数の温度検出素子を有する請求項4記載の自動回転成形装置。 6. 前記各回転金型は、加熱後の金型の強制冷却を促進する冷却手段をさらに有す る請求項2記載の自動回転成形装置。 7. 前記冷却手段は、前記金型の第1および第2の部品の近傍に延在する通路と、 前記通路を介して冷却媒体を圧送するように前記電気制御手段に操作可能に接続 された圧送手段とを有する請求項6記載の自動回転成形装置。 8. 前記金型から、当該金型から離れた位置まで、完成回転成形品を搬送する搬送 手段をさらに有する請求項1記載の自動回転成形装置。 9. 前記完成回転成形品が前記離れた位置に到着したときに、当該完成回転成形品 を積み重ねる積重手段が設けられている請求項8記載の自動回転成形装置。 10. 供給手段、加熱手段および検出手段に操作可能に接続された電気制御手段を用 いた自動回転成形工程の制御方法であって、 第1のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料粉末の第1の 指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記金型を加熱するために前記金型に設けられた加熱手段を操作する工程と、 前記ホッパから前記金型へ前記第1のショットの粉末を供給する供給手段を作 動させる工程と、これと同時に、前記金型の内面に前記粉末が分散するように前 記金型を回転させる工程と、 回転中の前記金型温度を検出するように前記金型に設けられた検出手段を監視 する工程と、 予め決められた温度プロファイルにしたがって前記加熱手段の操作を制御する 工程と、 前記金型を冷却する工程と、 前記金型から完成回転成形品を取り出す工程と、を有する自動回転成形工程の 制御方法。 11. 第2のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料粉末の第2の 指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記ホッパから前記回転金型へ前記第2のショットの粉末を供給する供給手段 を作動させる工程と、をさらに有する請求項10記載の自動回転成形工程の制御 方法。 12. 前記完成回転成形品をコンベアに載せて積み重ね装置に搬送する工程と、 前記完成回転成形品を積み重ねる工程とをさらに有する請求項10記載の自動 回転成形工程の制御方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG, US,UZ,VN 【要約の続き】 熱の制御工程、金型の冷却工程、および完成回転成形品 の脱型工程を含む全ての成形工程が、コンピュータで制 御される。労働内容の削減、製造サイクルタイムの短 縮、さらに効果的な「二段投入」行程、および品質管理 の向上という利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 回転中に直接的に加熱するように設けられた加熱手段を有し、回転可能に設け られた回転金型と、 回転中にプラスチック材料粉末を前記金型に供給する供給手段と、 前記供給手段および前記加熱手段に対して操作可能に接続され、前記金型への プラスチック材料の供給および前記金型の温度を制御することにより、使用時に 、手作業の介入なく、回転成形品を前記金型内で製造できる電気制御手段と、を 有する自動回転成形装置。 2. 前記回転金型は、前記金型の温度を検出するように設けられた検出手段をさら に有し、 前記電気制御手段は、前記金型の温度を制御するように、前記検出手段に対し て操作可能に接続されかつ前記検出手段に応答する請求項1記載の自動回転成形 装置。 3. 前記回転金型は、複数のモジュールに設けられた複数の回転金型の一つであり 、各モジュールは、前記電気制御手段の制御下で互いに独立して動作可能である 請求項1または2記載の自動回転成形装置。 4. 前記各金型は、第1の軸廻りに回転するよう付加された第1の支持フレーム内 に移動可能に設けられた第1および第2の部品を有し、 前記金型の第1の部品は、前記第2の部品に対して相対的に、前記金型が閉じ てプラスチック材料粉末の受容が準備できた第1の位置と、前記金型が開いて完 成回転成形品が脱型できる位置との間を移動する請求項3記載の自動回転成形装 置。 5. 前記各金型は、前記第1および第2の部品が前記第1および第2の位置の間を 動くように、前記電気制御手段に操作可能に接続された作動手段をさらに有する 請求項4記載の自動回転成形装置。 6. 前記加熱手段は、前記金型の前記第1および第2の部品と熱的に接触するよう 設けられた複数の電熱線を有し、 前記検出手段は、所定の位置に、前記第1および第2の半金型に接続された複 数の温度検出素子を有する請求項4記載の自動回転成形装置。 7. 前記各回転金型は、加熱後の金型の強制冷却を促進する冷却手段をさらに有す る請求項3記載の自動回転成形装置。 8. 前記冷却手段は、前記金型の第1および第2の部品の近傍に延在する通路と、 前記通路を介して冷却媒体を圧送するように前記電気制御手段に操作可能に接続 された圧送手段とを有する請求項7記載の自動回転成形装置。 9. 前記金型から、当該金型から離れた位置まで、完成回転成形品を搬送する搬送 手段をさらに有する請求項1記載の自動回転成形装置。 10. 前記完成回転成形品が前記離れた位置に到着したときに、当該完成回転成形品 を積み重ねる積重手段が設けられている請求項9記載の自動回転成形装置。 11. 第1のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料粉末の第1の 指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記金型を加熱するために前記金型に設けられた加熱手段を操作する工程と、 前記ホッパから前記金型へ前記第1のショットの粉末を供給する供給手段を作 動させる工程と、 前記金型の内面に前記粉末が分散するように前記金型を回転させる工程と、 予め決められた温度プロファイルにしたがって前記加熱手段の動作を制御する 工程と、 前記金型を冷却する工程と、 前記金型から完成回転成形品を取り出す工程と、を有する自動回転成形工程の 制御方法。 12. 回転中の前記金型温度を検出するように前記金型に設けられた検出手段を監視 する工程をさらに有し、 前記加熱手段の操作を制御する工程が、前記検出手段の監視に応答して実行さ れる請求項11記載の自動回転成形工程の制御方法。 13. 第2のショットとして回転金型に供給すべく、プラスッチク材料粉末の第2の 指示量を計測しながらホッパ内へ供給する工程と、 前記ホッパから前記回転金型へ前記第2のショットの粉末を供給する供給手段 を作動させる工程と、をさらに有する請求項11記載の自動回転成形工程の制御 方法。 14. 開位置と閉位置との間を動く第1および第2の部品を有し、 前記第1および第2の部品は、当該金型を直接的に加熱するように設けられた 加熱手段を有し、これにより使用時に、金型およびこれに受容されたプラスチッ ク材料粉末の加熱が精密に制御可能とされる回転成形装置の回転金型。 15. 前記第1および第2の部品のうちの少なくとも一つに、前記金型の温度を検出 し温度信号を生成する検出手段がさらに設けられ、 これにより使用時に、金型の加熱が、前記検出手段からの前記温度信号に応答 して制御される請求項14記載の回転成形装置の回転金型。 16. 前記加熱手段は、前記第1および第2の部品の所定領域に熱的に接触して設け られた複数の電熱線を有し、 前記検出手段は、前記金型の前記第1および第2の部品の少なくとも一方の所 定位置に設けられた複数の温度検出素子を有し、 これにより使用時に、前記金型の前記所定領域の温度が、完成回転成形品が望 ましい機械的特性を有するように、互いに独立して制御可能とされる請求項15 記載の回転成形装置の回転金型。 17. 前記金型の前記第1および第2の部品は、回転成形品の固化を促進する金型の 強制冷却が可能なように設けられた冷却手段を有する請求項16記載の回転成形 装置の回転金型。 18. 前記冷却手段は、前記第1および第2の部品の近傍に延在する通路と、 前記通路を介して冷却媒体を圧送する圧送手段とを有する請求項17記載の回 転成形装置の回転金型。 19. 金型の第1および第2の部品を閉位置に移動させるように、作動手段を操作す る工程と、 前記金型の内面に粉末を分散させるように、前記金型を回転させる工程と、 前記金型を直接的に加熱すべく前記第1および第2の部品に設けられた加熱手 段を操作し、これにより使用時に、回転成形品を製造する金型の動作が精密に制 御される工程と、を有する回転成形装置の回転金型の動作制御方法。 20. 回転中の金型温度を検出するように前記金型に設けられた検出手段を監視する 工程をさらに有する請求項19記載の回転成形装置の回転金型の動作制御方法。 21. 前記金型を冷却するために前記第1および第2の部品に設けられた冷却手段を 操作する工程と、 前記第1および第2の部品を開位置に移動させるように前記作動手段を操作し 、これにより使用時に、完成回転成形品が取り出される工程と、をさらに有する 請求項19記載の回転成形装置の回転金型の動作制御方法。
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