JPH09507904A - トーションダンパー、特に自動車用クラッチ摩擦アセンブリ - Google Patents

トーションダンパー、特に自動車用クラッチ摩擦アセンブリ

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JPH09507904A
JPH09507904A JP8515112A JP51511296A JPH09507904A JP H09507904 A JPH09507904 A JP H09507904A JP 8515112 A JP8515112 A JP 8515112A JP 51511296 A JP51511296 A JP 51511296A JP H09507904 A JPH09507904 A JP H09507904A
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spring
washer
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area
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エメリック,ブルーノ
ヴァドゥアンドゥ,クリスチャン
ペレス ,カルロス ロペス
ルフェーヴル,ジェラール
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Valeo SA
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    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

Abstract

(57)【要約】 ディスク(4)と、2つのガイドリング(2)(3)と、ハブのような出力部材(7)と、低剛性弾性部分(8)を含むトーションダンパーである。出力部材は下方の第1部分(73)およびこの第1部分に対して軸方向にずれた第2部分(74)を備えた段付きフランジ(9)を有する。第2部分は歯を含み、一方、ディスク(4)に回転自在にロックされたベアリング(91)は、前記弾性部分(8)のためのハウジングを形成する。このダンパーは自動車に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 トーションダンパー、特に自動車用クラッチ摩擦アセンブリ 本発明は、トーションダンパーに関し、より詳細には、自動車用クラッチ摩擦 アセンブリに関する。 かかるダンパーは、例えばフランス特許公開第2,693,779号公報に記載されて おり、以下、高剛性スプリングと称する円周方向に作用する第1弾性部材5、お よび軸方向に作用する第1摩擦手段14、17、15に抗して互いに移動するよ うに取り付けられた2つの同軸状部品(図1〜図3)を有している。 これら部品のうちの1つは、入力機素1を有し、この入力機素1は、コラム1 0によって互いに接続され、2つの固定のガイドウォッシャー2、3に固定され ている。 他方の部品自体は、間隙を有する噛合手段6の作用により、以下、低剛性スプ リングと称する円周方向に作用する第2弾性部材8、および軸方向に作用する第 2摩擦手段13、16、12に抗して互いに移動するように取り付けられたディ スク4および出力機素7を有する。 従って、間隙を有する噛合手段6は、ディスク4と出力機素7との間の相対的 な回転角運動を制限する。 より詳細には、デイスク4の各側面に、ガイドワッシャー2、3が配置されて おり、ディスク4のように横方向に向いている。 コラム(スタッド)10は、ディスク4の外周部に形成されたリセス42によ り、円周方向の間隙をもってディスク4を貫通し、かつ入力機素をガイドワッシ ャー2、3にも固定している。 ここで、この入力機素1は、ガイドワッシャー2の内側表面に取り付けられた 支持ディスクから成っている。この支持ディスクは、ディスクの外周部にディス クの各面に固定された摩擦ライニング11を支持しており、ライニング11は、 任意にセグメントに分割できる。 このライニング11は、クラッチのスラストプレートと反作用プレート(図示 せず)との間に、クランプされるようになっている。従って、入力機素が、駆動 シャフトすなわち自動車に用いられている場合には、内燃機関のクランクシャフ トに駆動シャフトと共に回転されるように固定されている。 出力機素7はハブ7からなり、このハブの内側には、溝71が設けられており 、被動シャフト、すなわち自動車に用いられている場合には、ギアボックスの入 力シャフトに回転接続できるようになっている。 従って、入力機素1から出力機素7へエンジンのトルクが伝達される。 第1弾性部材5は、ガイドワッシャー2、3およびディスク4内に互いに対抗 するように形成されたハウジング31、41、本例では開口部内に、対として取 り付けられている。 本例では、スプリング5の対は、ガイドワッシャー2、3内の開口部31内に は間隙を生じることなく取り付けられている。ディスク4の開口部41内には、 所定の対が間隙を生じることなく取り付けられており、他の対は、前記開口部4 1に間隙をもって取り付けられている。 従って、これらスプリング5は階段状に作動し、本例では低剛性のコイルスプ リングから成る第2弾性部材8よりも剛性が大きく、自動車のエンジンがアイド リング状態の時の振動を濾波するようになっている。 高剛性スプリング5は、自動車が移動中の振動を濾波するようになっている。 間隙を備えた噛合手段6は、ディスク4の内周部に形成された歯と、出力ハブ 7の外周部に形成された相補的な歯を備え、前記ハブ7は、ラジアルフランジ9 0によって、外周部から径方向に突出している。 従って、ハブ7は、ディスク4内のリセス42と円周方向の間隙をもって噛合 する台形の歯61を有し、これとは逆に、前記ディスク4は、ガイドワッシャー 2、3およびディスク4によって囲まれたハブ7内のリセス64と、円周方向の 間隙をもって噛合する台形の歯63を有する。 ハブ7のフランジ90には、径方向外側に向かって開いたリセス83が設けら れている。ディスク4は、これに対応して、内周部に、径方向内側を向いて開い たリセス82を有する。 従って、リセス82、83には、低剛性スプリング8が取り付けられており、 これらスプリングは、前記側方エッジの形状に合致するよう、正二面体状の裏面 を備えたカップ81により互いに対抗し、前記リセス82、83の側方エッジに 当接している。 これら各カップ81は、前記スプリングを径方向に保持するよう、スプリング 8内に進入する中心スタッドを有する(図3)。 第1摩擦手段は、ディスク4とワッシャー2との間で、より正確には、ディス ク4と支持ディスク1との間で軸方向に挟持された、合成材料から成る摩擦ワッ シャー15と、金属製の押圧ワッシャーと、ディスク4とガイドワッシャー3と の間に挟持された、軸方向に作用する弾性ワッシャー14(本例ではクリンクル ワッシャー)とを含んでいる。 ガイドワッシャー2と3は、互いに類似しており、フランジ90より上方にて 径方向の開口部18を有し、内周部にリセス19を有する。 開口部18は、それぞれワッシャー15に属するスタッド、およびワッシャー 17に属するラグが通過できるように設計されている。 従ってワッシャー15および17は、ガイドワッシャー2および3と、それぞ れ形状の協働作用により回転自在に固定されており、ワッシャー14はガイドワ ッシャー3に当接し、ワッシャー17をディスク4に接触させ、ディスク4とガ イドワッシャー2および支持ディスク1から成るアセンブリとの間に、ワッシャ ー15をフランジ状とし、図2から判るように、ワッシャー15のスタッドがガ イドワッシャー2に接合されたディスク1を貫通できるようになっている。 リセス19は、ベアリング12、13がそれらの外周部に有するクレッセント と噛合するようになっている。ベアリング12、13は、本例ではプラスチック 製であり、ガイドワッシャー2およびガイドワッシャー3に対するそれぞれの形 状の協働作用により回転するように接続されている。 これらのベアリングは、ワッシャー2、3の内周部とハブ7の外周部との間に 挟持されている。各ベアリングは、フランジ90と直接または間接的に接触する 横方向部品を有する。 フランジ90とガイドワッシャー12との間に、軸方向にベアリング12が挟 持され、ベアリング13とフランジ90との間には、保護ワッシャー130が挟 持されている。前記ベアリング13は、ガイドワッシャー3に当接する軸方向に 作用する弾性ワッシャー16、本例ではベルビーユタイプの弾性ワッシャーの作 用を受ける。従ってワッシャー16は、ベアリング13をフランジ90の方向に 押し、ベアリング12の横方向部分を、フランジ90とガイドワッシャー2との 間にクランプできる。 ベアリング12は、ガイドワッシャー2、3をセンタリングするように働く。 このような構造は、満足できるものであるが、リセス82、83が間隙を有す る噛合手段6に影響するので、ディスク4およびハブ7のフランジ90の強度を 下げる。従って、多数の低剛性スプリング8を取り付けることが不可能となる。 更に摩擦手段は、多数の部品を必要とする。 ディスク4および7を強化し、低剛性スプリング8の数を自由に選択できるよ うにするために、フランス特許公開第2,611,246号公報に記載されているタイプ の装置を使用することが可能である。 上記明細書では、ディスクとガイドワッシャーのうちの1つの間に取り付けら れるトーションプリダンパーが提供されている。このプリダンパーは、2枚のガ イドワッシャーと、このレベルまで高さが低くされたハブ上の歯と間隙を生じる ことなく噛合する第2ディスクを有し、ディスクおよびハブ内の歯は弱体化しな いようになっている。 このような解決案は、用途によっては必要な数の低剛性スプリングを設置可能 とするものである。従って、2つ以上の低剛性スプリングを設置することが可能 である。 しかし、ブローチ加工によって得られるハブ上の歯は、ほとんどの部品のため のハブ上のフランジに影響し、バリが発生するので、ハブ上のフランジと、図1 〜図3内の前記フランジに隣接するベアリングとの間に、保護金属プレートを設 ける必要がある。 本願出願人は、かかるベアリングを活用できるかどうか疑問視していた。 従って、本発明の目的は、これら欠点を克服すること、従って、低剛性スプリ ングの数を自由に選択し、ガイドワッシャーのセンタリングベアリングを活用し ながら、間隙を有する噛合手段を備えるトーションプリダンパーを、簡単かつ経 済的に提供することである。 本発明によれば、上記タイプのダンパーは、出力機素が外周部に段付きフラン ジを有し、このフランジが、第1エリアおよびこの第1エリアに対して軸方向に ずれた第2エリアを有し、第2エリアが、外周部に間隙を有する噛合手段に属す る出力機素の歯を連続して有し、回転自在にデイスクに固定された環状フランジ 内に形成された、開いたリセスにおいて、前記第1エリア内に、低剛性弾性部材 が収容されていると共に、ガイドワッシャーと称されるガイドワッシャーの一つ と出力機素の間に径方向に挟持され、かつディスクと前記第1ガイドワッシャー との間に軸方向に挟持され、従って、前記ベアリングと出力機素のフランジの前 記第1エリアと間隙を有する前記噛合手段とによって構成されたキャビティ内に 、この低剛性スプリングが収容されていることを特徴とする。 本発明により、間隙をもった噛合手段にて、低剛性スプリングが放射状に設置 され、本発明に係わるベアリングにより形成されるガイドワッシャーのセンタリ ングベアリングを保護するのための保護プレートを設ける必要がなくなる。 低剛性スプリングの数を自由に選択することが可能となる。ある実施例では、 第1エリアを低い高さとすることができ、第2エリアは、第1エリアに対して外 側に向かって径方向に突出する。別の実施例では、第1エリアは、第2エリアに 対して若干径方向に突出するように延長できる。 本発明におけるベアリングは、摩擦手段における部品の数を減らしたまま、ハ ブに対してディスクをセンタリングできるようにする。 間隙を有する噛合手段は、低剛性スプリングを収容するリセスによって影響さ れないので、強度が大きいことが理解できると思う。 ある実施例では、出力機素のフランジの第1エリアおよび前記環状ベアリング 内に径方向に対抗して形成された、開放されたリセス内に低剛性弾性部材が収容 される。 後に理解されるように、ハブ(出力機素)内に形成されたリセスは、ハブのフ ランジの第2エリアまたはディスクによって閉じられる。 このような構造により、トーションダンパーが簡略となり、その部品数も少な くなっている。 変形例として、ベアリングが低剛性弾性部材のほとんどを収容してもよい。こ のような弾性部材は、形状が湾曲し、直列状に取り付けることが可能である。こ のような構造により、トーションダンパーの軸方向の寸法は小となり、ガイドワ ッシャーを簡略化することが可能である。 いずれのケースにおいても、ベアリングを使用する。 ハブは、バリを皆無にできる焼結または他の方法、例えば鋳型、鍛造または冷 間スタンピング加工、または熱間スタンピング(打ち抜き)加工によって得るこ とが好ましい。 次に、添付図面を参照して、本発明を説明する。 図1は、従来技術のクラッチ摩擦アセンブリの軸方向断面図である。 図2は、図1の下方中心部分の拡大図である。 図3は、図1における間隙を有する噛合手段の略図である。 図4は、本発明のクラッチ摩擦アセンブリの軸方向部分半断面図である。 図5は、低剛性スプリングが圧縮状態にあり、ベアリングのリセスが点線で示 された図3における矢印5の方向に見た出力機素の部分図である。 図6および図7は、低剛性弾性部材の他の形状を示す図である。 図8は、本発明の別の実施例を示すクラッチ摩擦アセンブリの軸方向断面図で ある。 図9は、図8の中心部分の拡大図である。 図10は、図9における10−10ラインに沿う断面図である。 図11は、第3実施例を示す図4と類似する図である。 図12および図13は、図11における12−12ライン、および13−13 ラインに沿う断面図である。 図14は、別の実施例を示す図12と類似する図である。 図15および図16は、別の実施例を示す図12と類似する図である。 説明を簡単にするため、従来技術と本発明との共通の機素に対しては、同じ符 号をつける。本発明の実施例では、共通機素には同じ符号をつけることとする。 図4では、高剛性スプリングは、図1に示されるように、ディスク4をガイド ワッシャー2、3へ結合し、トーションダンパーは、摩擦ライニングを備えたク ラッチ摩擦ライニングから成っている。従って、図4において、符号2および3 をつけたガイドワッシャーは、ディスク4に設けた周辺開口部42を円周方向の 間隙をもって貫通するコラム10を固定することによって、互いに接続された状 態となっている。ディスク4の内周部に設けた歯は、ハブ7の形状をしたダンパ ーの出力機素の外周部に設けた相補的歯と、間隙をもって噛合する歯が内周部に 設けられている。これらの歯は、図3に示すように、間隙を有する噛合手段6を 形成し、ハブ7は、内周部に図1から3に示されるような台形の歯61を有し、 この歯とディスク4の内周部に設けられたリセス62とは、間隙をもって係合す る。 ワッシャー2、3は、ハブ7を囲み、同様にディスク4は、環状形状のハブ7 を囲んでいる。 従って、トーションダンパーの入力機素を形成する支持ディスク1は、ガイド ワッシャー2に接合され、コラム10によって、このワッシャーに固定される。 このディスクの外周部には、摩擦ライニングが当接し、この摩擦ライニングは 、上記のように、クラッチのスラストプレートと反作用プレートとの間にクラン プされるようになっている。 第1の軸方向に作用する摩擦手段は、ガイドワッシャー2、3および出力ハブ 7を備えたディスク4をそれぞれ含むトーションダンパーの2つの同軸状部品の 間で作用する。 この第1摩擦手段は、ガイドワッシャー3とディスク4との間に挟持され、軸 方向に作用する摩擦ワッシャー50と弾性ワッシャー51とを、図1〜図3に示 すように含んでいる。摩擦ワッシャー50はプラスチック製であり、前記摩擦ワ ッシャー50をガイドワッシャー3に回転自在に接続するように、相補的にガイ ドワッシャー3の孔18を貫通するスタッドを有する。 弾性部材51は、ガイドワッシャー3に当接したベルビーユワッシャーから成 り、このワッシャーは、摩擦ワッシャー50に作用し、これをディスク4に接触 させる。 第2摩擦手段は、摩擦ワッシャー53(これもプラスチック製である)と、ガ イドワッシャー3とハブ7の環状フランジ9の面のうちの1つの間に挟持された 軸方向に作用する弾性ワッシャー52を含み、ハブ7の内周部には、このハブ7 をギアボックスの入力シャフトに回転自在に接続するための溝71が設けられて いる。 摩擦ワッシャー53はその外周部にスタッドを有し、このスタッドは、ワッシ ャー53を形状の協働によりガイドワッシャー3へ回転自在に接続するよう、ガ イドワッシャー3内の開口部19内に相補的に係合している 弾性手段52は、ガイドワッシャー3に当接したベルビーユワッシャーから成 り、摩擦ワッシャー53に作用し、間隙を有する噛合手段6に属すハブ7の歯が 形成されているハブのフランジ9に、摩擦ワッシャー53を接触させるようにな っている。 第1摩擦手段のワッシャー50、51は、第2摩擦手段のワッシャー52、5 3を囲んでいる。 本発明の1つの特徴によれば、ディスク4とガイドワッシャーにの内周部との 間に、軸方向に環状ベアリング91が挟持されている。このベアリングは、ガイ ドワッシャー2の内周部とハブ7の外周部との間に径方向に挟持されている。 従って、弾性ワッシャー51は、後述するように、ディスク4とガイドワッシ ャー2の間にベアリング91をクランプすることを可能にし、ベルビーユワッシ ャー52は、ハブ7とガイドワッシャー2の間にベアリング91をクランプする ことを可能にしている。 従って、合成材料、例えばグラスファイバーで補強されたプラスチックにより 製造することが好ましいベアリング91は、摩擦手段の双方に共通する。 より詳細には、間隙を有する噛合手段6を強化し、ディスク4と出力機素7( ハブ7)との間で円周方向に作用する第2の弾性部材の低剛性スプリング8の数 を増すことができるようにするとともに、摩擦手段における部品数を減らすため に、本発明では、出力機素7が外周部に径方向外側に向かって突出する段付きフ ランジ9を有し、このフランジは、第1エリア73およびこの第1エリア73に 対して軸方向にずれた第2エリア74を有し、第2エリア74は、その外周部に 間隙を有する噛合手段6に属する出力機素7の歯を連続して有し、回転自在にデ イスク4に固定されたフランジ91内に形成された、開いたリセスにおいて、前 記第1エリア73内に低剛性弾性部材8が収容されており、第1ガイドワッシャ ーと称されるガイドワッシャー2の一つと出力機素7の間に径方向に挟持され、 かつディスク4と前記第1ガイドワッシャー2との間に軸方向に挟持され、よっ て、前記ベアリング91と段付きフランジ9の前記第1エリア73と間隙を有す る前記噛合手段6とによって構成されたキャビティ内に、この低剛性スプリング 8が収容されていることを特徴とする。 本発明によれば、エリア73およびベアリング91にそれぞれ形成された低剛 性スプリング8を収容するリセス183、182が、間隙を有する噛合手段に対 して軸方向にずれているので、ハブ7の歯およびディスク4の歯の円周方向の幅 を増すことが可能となっている。従って、ディスク4および7は強化され、ディ スク4は、ハブ7と鏡像関係にある連続的な相補的な歯を有する。 図4では、第2エリア74は、高さの低い第1エリア73に対して外側に向か って径方向に突出し、従って、ディスク7の歯61は、スプリング8の上で径方 向に延びている(図5)。 出力機素のフランジの第1エリア78およびベアリング91内に径方向に対向 するように形成された開放されたリセスには、低剛性弾性部材8が収容されてい る。 内側に向かって径方向に、すなわちハブ7に向かって、開放されているベアリ ング91内のリセス182の方向に外側に向かって径方向にエリア73に形成さ れたリセス183が開放されている。 この場合、ディスク4の外周部に有する複数のスタッド96によって、ディス ク4には、ベアリング91が回転自在に固定されている。これらのスタッドは、 本例ではディスク4に形成された孔状となっている対応する開口部43に係合し ている。 従って、ベアリング91は、形状の協働により、ベアリング4に回転自在に接 続されている。 摩擦ワッシャー50は開口部43をブロックし、摩擦手段、特にプラスチック 環状ベアリング91が、図1においてプラスチック部材5の径方向下方に位置し ている。 ベアリング91は、軸方向に配置されたリング92と、全体が横方向に配置さ れた第1壁93と、全体が軸方向に配置された壁94と、全体が横方向に配置さ れ、開口部43のように、本例では一定の間隔で円周方向に分散されたスタッド 96を外周部に支持する第2壁95を、その内周部から外周部に向かって順に有 する。 リング92は、ガイドワッシャー2の内周部と第1エリア73を構成するテー パ付き壁72との間に径方向に挟持されたベアリングを形成している。 従って、リング92の後方端には、ハブ7のテーパ付き壁92の形状に相補的 に合致するよう、テーパが付けられている。リング92の内側ボアとハブ7との 間には、径方向の間隙が存在する。 第1壁93は、ガイドワッシャー2の内側表面と接触しながら、横方向に延び ている。より詳細には、ガイドワッシャー2の中心部は拡大されており、その内 周部に全体が横方向の壁22を有しており、この壁22は、傾斜壁21によって ガイドワッシャー2の横方向に配置された主要部分に接続されている。従って、 壁21によりベアリング91を収容するように形成された空間によって、壁22 がずれている。 第1壁93は、壁22の内側面に接触し、壁94は、ディスク4とガイドワッ シャー2の壁22との間の軸方向の補強部(ブレース)を形成している。 第2横方向壁95は、第1壁93に対して軸方向にずれながら、ディスク4に 接触する。 この第2壁は、壁94に接続する場所では、厚くなっている。 従って、この第2壁は、その外周部の方向に広がっている。 図5において、点線で示されたリセス182が形成されているのは、壁94内 である。 これらリセス182は、軸方向壁94の内周部に形成されており、内側に向か って径方向に開放状態となっている。これらリセス182は、横方向傾斜エッジ を有する。 各リセス182と反対に、ハブ7のフランジ9の第1エリア73は、横方向傾 斜エッジを備えたリセス183を有する。 このリセス183は、第1エリア73の軸方向に配置された外周部に形成され 、リセス182に対応した状態で外側に向かって径方向に開いており、軸方向壁 94が径方向の間隙をもって、第1エリア73を囲んでいることが理解できよう 。 この場合、リセス182、183には、コイルスプリングタイプの4つの低剛 性スプリング8が取り付けられている。これらリセスは、スプリング8のように 一定の間隔で円周方向に分散されている。当然ながら、このリセスの数は用途に 応じて決まる。 これらスプリング8はベアリングカップ81により、リセス182、183の 傾斜した側方エッジに当接しており、ベアリングカップ81は、二面体状の背面 とセンタリングスタッドを備え、センタリングスタッドは、スプリング8内に進 入し、これらスプリングを径方向に保持している。 従って、ベアリング91により、ディスク4をハブ7に対してセンタリングす ることが可能となり、そのリング92によってガイドワッシャー2、従ってガイ ドワッシャー2、3もセンタリングされる。 カップ81は、第1壁93とフランジ9の第2エリア74との間の軸方向距離 に応じた幅を有する。 ベアリング91の壁94は、ディスク4とガイドワッシャー2との間の補強部 を形成するので、スプリング51により、これらカップが移動されることはない 。 リング92は、ハブ7のテーパ付き部分72と接触するテーパ付き部分を有す るので、前記カップ81も弾性ワッシャー52により軸方向にクランプされるこ とはない。 この弾性ワッシャー52は、トーションダンパーの第2の円周方向に作用する 弾性手段に属する低剛性スプリングの作用をキャンセルしないような負荷を、そ れ自体公知の態様で有する。 ワッシャー51は、図1におけるスプリング5の強度を考慮した軸方向の負荷 を発生する。 このワッシャー51は、ワッシャー52よりも大きい定格を有する。 フランジ9の第2エリア74は、スプリング8を収容するキャビティを構成す る横方向面75を有している。従って、これらリセス183は、第2エリア74 の隣接面によって閉じられる。 ハブ7の歯におけるリセス64は、フランジ9の第1エリアのリセス183の 径方向上方に位置し、ベアリング91および摩擦ワッシャー53は、間隙を有す る噛合手段6に対する間隙ベベルを有し、壁95は、ディスク4の歯のリセスの 端部を径方向に越えて位置している。 従って、ベアリング91と第2エリア74との間で軸方向の間隙が生じ、ワッ シャー53の摩擦面は、ワッシャー53の外周部に対して軸方向にずれている。 この摩擦面は第2エリア74の歯の径方向下側に位置し、この第2エリア74の 隣接する横方向面に摩擦が作用するので、ワッシャー53と連続する摩擦面が提 供される。 従って、本発明により、摩擦手段53、91が形成され、上記間隙レベルによ って、ワッシャー53の内周部と外周部の間に存在する軸方向のずれを考慮して 、ハブ7の方向にワッシャー52が傾斜されていることが理解できよう。 ハブ7は、リセス83を容易に形成し、機械加工を繰り返すことなく、バリが 生じる恐れを解消するように、圧縮された金属粉を使用する焼結により製造する ことが好ましい。 本発明のトーションダンパーは、次のように作動する。 ガイドワッシャー2、3とディスク4とを結合する大強度弾性部材5により、 ガイドワッシャー2、3とディスク4とを単一部品ユニットに形成する。 この第1段階では、ディスク4は、図5から判るように、スプリング8が圧縮 された状態で、ハブ7に対して回転角方向に移動し、リング92とハブ7のテー パ付き部分72との間、更にワッシャー53とフランジの第2部分74の隣接す る横方向面との間で摩擦が生じる。この理由は、上記のように、ディスク4にガ イドワッシャーが固定されているからである。 この第1段階で、ディスク4の歯がハブ7の歯61に係合し、間隙を有する噛 合手段6の間隙が閉じ、ディスク4とハブ7との間の相対的な回転角運動が制限 されるまで続く。 上記のようになった時点から、ディスク4は、ハブ7に回転自在に固定された 状態となり、スプリング5が圧縮可能となり、ガイドワッシャー2、3は、ディ スク4およびハブ7に対して回転角方向に移動する。 この第2段階は、補強部がディスク4の開口部42のエッジに接触するまで続 く。従って、前と同じように、ハブ7のフランジ9とワッシャー53との間、更 にリング92とハブ7の壁72との間で摩擦が生じる。 更に別の摩擦が発生する。この摩擦は、摩擦ワッシャー50がディスク4を擦 り、更にベアリング91は、ワッシャー51の作用を受けてその横方向壁93を 介して、ガイドワッシャー2の横方向壁22に摩擦作用することによって生じる 。 ガイドワッシャー2は、次にリング92を中心として枢動する。 ワッシャー53の内周部とハブ7の対向する外周部との間には、径方向の間隙 が生じる。 当然ながら、この第2段階の間では、スプリング8は張力が加えられた状態に 維持される。 従って、部品の数が少なく、ベアリング91を鋳型により容易に製造できる経 済的なトーションダンパーが得られる。 このダンパーは入力機素1と出力機素7とを段階的に作動して結合する2つの トーションダンピング装置を含み、一方の装置は、エンジンの走行中の振動を濾 波するよう、大きな強度を有し、スプリング5と、ワッシャー2、3と、ディス ク4と、第1摩擦手段とを含み、他方のダンピング装置は、エンジンがアイドル 中の振動を濾波するよう、ベアリング91と、ハブ7と、スプリング8と、第2 摩擦手段とから成っている。 当然ながら本発明は、上記実施例のみに限定されるものではない。特にディス ク1自体を、内燃機関のクランクシャフトに固定されたプレートに直接固定でき る。 変形例として、ディスク4とその他のガイドワッシャー3と類似するように、 横方向に配置されたガイドワッシャー2を延長することにより、入力機素を形成 してもよい。 この場合、自動車のエンジンとその変速機ボックス、例えば可変プーリーとベ ルトを備えた変速機ボックスとの間に、トーションダンパーを挟持する。出力機 素7は、必ずしも内側に溝が設けられたハブでなくてもよい。例えばこの入力機 素を、被動シャフトに固定されたプレートにネジ止めすることにより取り付けて もよい。 軸方向に配置されたラグを外周部に有するガイドワッシャーにより、補強部( ブレース)10を形成できる。この場合、ラグは、他方のガイドワッシャー内の 対応するほぞ孔に係合するほぞを形成し、他方のガイドワッシャーに、例えばク リンピングまたは溶接により固定される。 この場合、補強部(ブレース)は、ディスクに接触することなくディスクを囲 み、高剛性スプリング5の巻線部を隣接させることにより、ディスクとガイドワ ッシャーとの間の回転角運動が制限される。 当然ながら、ワッシャー50、51を、図2のワッシャー17、14と置換す ることも可能である。同様に、ワッシャー53を、図1のベアリング13で置換 し、このベアリングを、ハブ7に対して径方向の間隙が生じるように取り付ける ことも可能である。 同様に、ワッシャー52を、波形スプリングワッシャーから構成できる。 スプリング8は、フランス特許公開第2,557,655号公報に記載されているよう なクリンクルスプリングから構成できる。カップ81を省略するように、前記ス プリングと一体的な支持機素を含む(図6)。この場合、支持機素181は、リ セス182、183の傾斜した側方エッジ281に当接するように2面体状とな っている。 当然ながら、変形例として、スプリング8を上記明細書の図10に記載されて いるスプリングと同じタイプのものにすることができる。 変形例(図7)として、スプリング8を、リセスの側方エッジと共に支持示機 素を介して、直接または間接的に支持するための2面体状をした円周方向の端部 を備えるエラストマーのような弾性材料から成るブロックで構成してもよい。 壁72は、リセス183の製造を助けるものであり、ハブ7は、鋳型、レーザ ーカット、鍛造、冷間または熱間スタンピング(打ち抜き)、またはエリア73 、74を形成することを可能とするその他の方法により製造できることができる 。 ベアリング91は円錐形とする必要はなく、この場合、リング92は、ハブ7 と同じように円錐壁を有しないものとする。 この場合、リング92の内周部が、ハブ7と反対の円筒形面を擦り、一方、フ ランジ9の第1エリア73を構成する横方向ショルダーによって軸方向に固定さ れる。 ディスク4は、ベアリング91の第2横方向壁95の外周部に製造された相補 的開口部に進入するよう、例えば軌道鍛造によって得た軸方向突起、およびこれ との回転接続部を有することができる。 スタッド96は、ベアリング91をディスク4に回転自在に接続するよう、デ ィスク4内の開口部41の内周部に形成されたノッチに相補的に進入することが できる。 用途によっては、間隙を有する噛合手段の完全に径方向下側にスプリング8を 配置できる。 スプリング8を、例えばコイルスプリングおよび弾性材料から成るブロックと 交互に結合することが可能である。 いずれのケースにおいても、ガイドワッシャー2、3と間隙を有する噛合手段 とは接触しない。当然ながら、図8〜図10において、ディスク1(入力機素) をガイドワッシャー2の外側面に接触しながら、コラム10によってこのワッシ ャーに固定できる。 これらの図において、図4〜図7の部品と共通する部品には、同じ符号を付け てある。 ガイドワッシャー2は、センタリングを改善するため、その内周部に軸方向に 配置された環状リム122を有し、このリムは、ベアリング91のリング92の 外周部に接触し、ベアリング91には、第1横方向壁93も設けられている。こ の第1横方向壁93の外周部は、ガイドワッシャー2とディスク4との間の補強 部(ブレース)を形成するよう、軸方向に配置された壁194として延長されて おり、この第1壁93は、ワッシャー2の壁22に接触する。ベアリング91は 環状であり、プラスチック製である。 壁194は、低剛性スプリング8を収容するためのリセス182、282を有 する。このリセス182、282は、スプリング8を収容するよう、フランジ9 のエリア73に形成されたリセス183、283と同じように異なる周辺長さを 有する。 より正確に述べると、本発明によればスプリング5は段階的に作用することが でき、例えば2つのスプリング8aを含むことができる。 本例では、このスプリングはコイルスプリングであり、図4〜図7に示すよう に、ベアリング91の壁194内、更にエリア73内に径方向に対向するように 形成されたリセス182、183内のカップ81によって、円周方向の間隙を生 じることなく、径方向に対向して取り付けられている。 規則的にスプリング8aと交互に配置され、径方向に対向する他の2つのスプ リング8b(本例ではコイルスプリング)は、エリア73内に形成され径方向外 側に開放されたリセス283内には、間隙を生じることなく取り付けられ、リセ ス283は、ベアリング91の壁94、より正確には、ベアリングの内周部に形 成され、径方向内側に開いたリセス282内には、円周方向の間隙をもって取り 付けられている。 スプリング8bの方がスプリング8aよりも長く、剛性が大である。このスプ リング8bは、リセス282の円周方向のエッジと2面体状の裏面を備えたカッ プ8bとの間の間隙が閉じた後は、スプリング8aに対して差動的に作用する。 従って、本発明によれば、ディスク4およびハブ7を機械的に弱体化すること なく、スプリング8a、8bを段階的に働くように取り付け、自動車のエンジン がアイドリング中の振動を濾波することが可能である。従って、これらのスプリ ングは、リセス182、183および282、283内に直列状に取り付けられ る。 更に、ベアリング91のスタッド(本例では番号196)を、ディスク4内の 連動する開口部43に強制的に押し込むことにより、ベアリング91とスプリン グ8a、8bとカップ81とディスク4のアセンブリを製造することも可能であ る。 スタッド196は本例では、壁194の外周部にて横方向に延びるラグ195 によって支持されている。ラグ195は、ディスク4と接触しない(図9)。こ のラグは、ディスク4に近い壁194の厚いエリアに位置している(図10) ラグの後部を壁194に接続するための補強リブ197が設けられている。こ のリブ197は、ワッシャー2の傾斜壁21と平行に延びている。 第1エリア73は、スプリング8a、8bの高さにおいて、第2エリア74に 対して径方向に突出するように延びている。 摩擦ワッシャー53は、ガイドワッシャー3の内周部に形成されたノッチ29 0内に相補的に係合する突出部を形成するように、153において局部的に厚く されている。 従って、摩擦ワッシャー53は、ガイドワッシャー3に対して回転するように 接続されている。 図4〜図7に示すように、摩擦ワッシャー50は、開口部43をマスクしてい る。従って、図8〜図10では、ベアリング91はラグ194となるようにセグ メント化された、全体が横方向に配置された第2の壁を有する。 図8〜図10では、スプリング8a、8bがリセス183、283の底部と同 じ円周部に位置するハブ7のリセス64の底部の上で径方向に延びている(図1 0)。これらのスプリングは、第1エリア73およびステップ状フランジ9の間 隙をもった噛合手段6により、より詳細には、ディスク4内の歯63により構成 されたキャビティ内に収容されている。 図5では、リセス183、283の底部は、ディスク7内のリセス64の底部 よりも下方にて径方向に延び、従って、スプリング8は間隙を有する噛合手段6 の下方に一部が位置している。これは、エリア74がエリア73に対して、径方 向外側に向かって突出していることに起因する。 いずれのケースでも、低剛性弾性部材8は、クラッチ摩擦アセンブリの軸方向 の対称軸線にできるだけ接近して設けられており、従って、遠心力の影響をあま り受けないようになっている。この部材8は、ベアリング91の軸方向壁94、 194によって径方向に係止されている。ベアリング91は、その壁93を介し て前記部材8をマスクし、カップ81がリセス183、283から抜けないよう している。 図8〜図10の実施例では、ディスク4の歯63は、ダンパーがアイドル状態 にある時、スプリング8a、8bに対向している。 図5において、スプリング8の円周方向の端部は、ダンパーがアイドル状態に なっている時のハブ7の歯61と対向している。 いずれの場合でも、カップ81が抜けることはできない。 当然ながら、ガイドワッシャー2を簡単にし、特にその傾斜壁21を省略する ために、ベアリング91の軸方向壁94、194を利用することも可能である。 また、トーションダンパーの軸方向の寸法を小とするため、ベアリング91を 活用することも可能である。 従って、図中、同じ機素に同じ符号を付けた図1〜図14では、環状でプラス チック製のベアリング91は、軸方向に配置されたリング92と、全体が横方向 に配置された第1壁193と、ディスク4側に向いて軸方向に配置された壁29 4と、全体が横方向に配置されスタッド296を支持する第2壁296とを、内 周部から外周部へ鋳型することにより、単一部品とされている。 軸方向壁294に対して軸方向の逆向きを向くリング92は、その内周部を介 してハブ7の外周部に密に接触している。 この第1壁193および軸方向壁294は、後に説明するように、直列に取り 付けられた湾曲したスプリング480、481から成る低剛性弾性部材を収容す るように、482部分がスカラップ形にされている。 リセス482は、コイルスプリング状をした前記スプリング480、481を 収容するように、全体の形状が半円形となっている。このリセスは、ディスク4 の方向に開いている。 軸方向壁294の外周部は、ガイドワッシャー2の内周部、より正確には、デ ィスク4と反対側を向く軸方向に配置された環状リム222の内側ボアに密に接 触している。この環状リム222は、ガイドワッシャー2の内周部に設けられて いる。当然ながら、軸方向壁294は環状となっている。 従って、ベアリング91は、そのリング92およびその壁294により、ガイ ドワッシャー2を簡略化したまま、このワッシャーをセンタリングすることが可 能となっている。 図4〜図10における傾斜エリア21はもはや不要となっている。 本例において、壁193は、図4〜図10における摩擦ワッシャーとしては働 かない。摩擦リングとして働くのは、第2壁295であり、この第2壁295は 、ガイドワッシャー2の内側面を摩擦作用することが可能となっている。 ベアリング91は、リム222に対して軸方向に突出し、従って、このベアリ ング91は、その壁93により、ハブ7とガイドワッシャー2との間のラジアル 補強部を形成しており、第1エリア73と、第3エリア74(間隙を有する噛合 手段6)と、前記スプリング480、481をマスクするベアリング91によっ て構成されあキャビティに取り付けられている。 先の図と同じように、エリア74は、その外周部に、規則的な内歯(図13) を有し、一方、ディスク4は、その内周部にハブ7の内歯に間隙を有する噛合手 段6を形成する外歯を、内周部に有する。 本例では、間隙を有する噛合手段6の歯およびリセスは、環状セクタの形状を している。 従って、エリア74は、低剛性スプリングに対する収容リセスを有していない 。 エリア73は、リング92近くの軸方向端部に、第2ディスク201を軸方向 に固定するためのショルダーを形成する径変更部を有する。 ディスク201は、軸方向の反対方向では、厚さを薄くした第1エリア73の 軸方向自由端の材料を折り曲げることにより(クリンプすることにより)、第2 エリア74に対して軸方向に固定されている。 形状の協働により、回転接続する手段を形成する間隙を有しない噛合手段16 0は、第2ディスク201の内周部と第1エリア73と反対側の外周部との間で 作用する。 従って、ディスク201は、その内周部に浅いリセスを有し、このリセスには 、ハブ7の外周部からの径方向に突出する歯が進入している。 この第2ディスク201は、間隙を有しない噛合手段160により、ハブ7に 回転自在に接続されている。このディスク201は、第2ディスク201がハブ 7に固定されるように、上記のようにハブ7に軸方向にも固定されている。 間隙を有しない噛合手段160は、間隙を有する噛合手段6と異なり、間隙を 有する前記噛合手段6の径方向下方に位置している。 軸方向では間隙を有しない噛合手段160は、ベアリング91のエリア93と 295との間に位置している。 ディスク201は、図11で対称的に見ることができるように、スプリング4 80、481に作用することが可能となっている。 より正確には、ディスク201は、その外周部に径方向に突出するアーム21 0を有し、このアームは、一定間隔で円周方向に分散している(図12)。この アーム210は、フィンガー211だけ円周方向に延びており、このフィンガー は、スプリング480、481の円周方向端部でサポートとして働くプレート3 81の背面の中心に作用することが可能である。 このプレート381は、湾曲しているスプリング480、481の円周方向端 部に進入するセンタリングスタッドを有する。このスプリング480、481は 、あらかじめ湾曲させておくことができる。 中空状をしたリセス483は、カップ381のための支持特記484を残し、 このカップ381は、その中心部にアーム210のフィンガー211と協働する へこみを有する。 壁193と金属部品200との間で、軸方向にディスク201が位置しており 、この金属部品200は、カップ381を支持するよう、突起484と対向する ディッシュ203を局部的に有するプレート状となっている。 フランジ200は、ワッシャー204を介して第2エリア74、より正確には 、その横方向面と接触している。プレート200は、その外周部に軸方向ラグ2 02を有し、このラグ202は、ディスク4内に設けられた開口部143に相補 的に円周方向に係合する。 このラグ202は、本例ではディッシュ状をした金属プレートから成るプレー ト200の外周部をカットアウトし、折り曲げることによって形成されている。 ラグ202が折り曲げられたエリアでは、ベアリング91のスタッド296が 通過するための開口部が設けられている。このスタッド296は、その内周部を 介して通路143の底部に接触している。 従って、ベアリング91により、ディスク4はハブ7に対してセンタリングさ れ、このベアリング91は、その第2エリア295によりスプリング5と干渉し ないように外側がトリムされており、プレート20を、ディスク4に接触したま ま緊張させることができるようになっている。 従って、軸方向部分294は、常にプレート200が作用した状態で、ディス ク4とガイドワッシャー2との間に軸方向補強部を形成している。 フィンガー296は、ラグ202がユニークとなり、各々が開口部143を相 補的に円周方向に進入できるよう、プレート200のラグ202に設けた孔を貫 通することができるようになっている。 変形例として、フィンガー296をプレート200内に形成し、外側に開いた リセスを貫通させることができる。この場合、ラグ202はセグメント状とされ 、各セグメントは、開口部143の対応するエッジに接触する。当然ながら、フ ィンガー296は相補的に円周方向に開口部143に進入できる。 このタイプの組み合わせにより、多数の実施例を得ることが可能である。 例えば、図12から理解できるように、開口部41の下方エッジに通路143 が形成される。 従って、ベアリング91を使用した湾曲したスプリング480を備えた簡略化 されたプリダンパーが得られる。 リム222は、壁294のための強化フープを形成し、スプリング480、4 81の径方向の対称軸線は、ガイドワッシャー2の内端の平面にある。従って、 壁294はリム222部分を薄くできる。 従って、径方向かつ軸方向に極めてコンパクトにするという解決案が、簡単な 形状のガイドワッシャー2によって得られる。 他方のガイドワッシャー3も、図1〜図3に示すように、簡単な形状となって おり、ガイドワッシャー3とディスク4との間に摩擦装置が挟持されている。 この装置は、弾性ワッシャー14を含み、押圧ワッシャー12がディスク4に 摩擦作用するようになっている摩擦ワッシャー117を一体的に支持している。 この第1摩擦装置の径方向下方には、スプリング480、481と連動する摩 擦装置が設けられている。この摩擦装置は、図1〜図3に示すように、ワッシャ ー13と、金属保護ワッシャー116上に載っている弾性ワッシャー16を有す る。 図2と比較して、ワッシャー13およびワッシャー16の位置の方向は逆にな っている。 当然ながら、これら軸方向に作用する摩擦装置は、図4〜図10に示されるも のと同じ形状でもよい。 1つの特徴によれば、スプリング480、481は直列に取り付けられる。 より詳細に説明すれば、ディスク201の2つの連続するアーム210の間に は、支持プレート381と、スプリング480と、補強部品485と、スプリン グ481と、カップ381が設けられている。 補強部(ブレース)485は、スプリング480、481の対応する円周方向 端部に対する第2支持カップを形成している。より詳細には、この補強部は、コ イルスプリング480、481に進入するスタッドを各面に有する環状ディスク 状となっている。 スプリング480の方が、スプリング481よりも短く、かつスプリング48 1よりも低剛性となっている。 従って、第1段階において、ディスク4とハブ7との間で軸方向に回転角運動 が生じると、スプリングは1つのユニット、すなわち連続する巻線部を形成する まで圧縮され、次にスプリング481は、間隙を有する噛合手段6の間隙が閉じ るまで圧縮される。 このようなディスク4とハブ7との間の相対運動の間、リング92は、ハブ7 に摩擦作用することが可能である。ガイドワッシャー2、3は、スプリング48 0、481よりも、かなり剛性の大きいスプリング5により1つのユニットを形 成するので、ガイドワッシャー2とベアリング91とは相対的に移動しない。 間隙を有する噛合手段6がなくなった後、ベアリング91は、ラグ202また はスタッド296を介して、ディスクに回転自在に固定されているので、ベアリ ング91とガイドワッシャー2とは相対的に移動する。 この場合、ガイドワッシャー2と壁295および294との間で摩擦が発生す る。 当然ながら、ディスク4とハブ7とが相対的に移動する間、摩擦手段13、1 6、116が作用するが、摩擦手段14、17、117は作動せず、その後、デ ィスク4とガイドワッシャー2、3とが相対的に移動する間、すなわち噛合手段 6の間隙が閉じた後は作動可能となる。 従って、弾性ワッシャー14は、壁295およびプレート200をディスク4 とワッシャー2との間に軸方向にクランプすることができる。 当然ながら、スプリング480は、図14に示されるように連続する巻線部を 形成する必要はなく、この場合、一連のカップ381を改善し、スプリング48 0に係合するアーチ状のフィンガー581を有する。 補強部品485もフィンガー581に対向するアーチ状フィンガー585を有 する。 スプリング480と連動するカップ381は変更されていない。 従って、ディスク201とベアリング91とが相対的に運動する間、アーチ状 のフィンガー585および581は互いに接触し、スプリング480の圧縮を制 限し、次にスプリング481を圧縮することができる。 いずれのケースでも、2段階の低剛性スプリングが得られる。当然ながら、こ のダンパーを更に簡略化することが可能である。 従って、図15および図16では、ベアリング91は、リング192がディス ク4に面し、ハブ7に密に接触する以外に、図11の形状と類似した形状を有し ている。 従って、環状ベアリング91の壁294、193および192を見れば、この ベアリングは、アームがディスク4に向いたU字形の断面を有している。 スタッド396は、ベアリング91とディスク4とを回転自在に接続し、開口 部43に押し込み係合することができるので、より太いスタッド396を有して いる。 この場合、ディスク201のアーム310は軸方向に向いており、図11〜図 14におけるスプリング480、481の円周方向端部に対して対称的に支持体 として働く。 先の例と同じように、このディスク201は、間隙を有する噛合手段6の径方 向下方に位置する間隙を有しない噛合手段160により、第1エリア73に回転 するよう固定されている。 ディスク201は、ハブ7上ではクリンプされていない。この理由は、ディス ク201は、一方で、高さの低いエリア73と、間隙を有する噛合手段6が部分 的に形成されているエリア74との間にある、径を変えることによって形成され たショルダーにより、他方でベアリング91の壁295により、より詳細には、 ディスク4の壁294に面する壁295の端面により、軸方向に係止されている からである。 ディスク201を径方向にもセンタリングするように、この位置に中空部が形 成されている。よって、リング192は、ディスク4に面しているので、部品の 数が減り、軸方向の寸法が小さくなっている。 本発明の解決案のいずれにおいても、ダンパーは順に、スプリング5を含む主 ダンピング装置と、ディスク4と、ガイドワッシャー2、3と、ベアリング91 によって形成されたプリダンピング装置を有し、これにより、部品数を少なくす ることが可能となっている。いずれの例においても、プリダンパーは段階的に作 用するスプリングを有することができる。 図11におけるラグ202は、ベアリング91にプレート200をクランプす るようにスタッド296を有利にカバーすることが理解できる。 従って、ベアリング91と、ハブ7と、カップおよび補強部を備えるスプリン グ480、481と、プレート200とを含むサブアセンブリを形成することが 可能である。スタッド296はトルクを伝達でき、よって、通路143の円周方 向のエッジに接触することができる。 変形例として、前記開口部のエッジに協働するラグ202によってこのトルク の伝達を行うことができる。 当然ながら、サブアセンブリを形成すべきでない場合には、ラグ202は不要 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルフェーヴル,ジェラール フランス国 エフ−80480 ヴェル・シュ ル・セル リュ ドゥ レグリズ 15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.円周方向に作用する第1弾性部材に抗して互いに移動できるよう取り付け られた2つの同軸状部品を有し、2つの同軸状部品の一方がコラム(10)によ って固定され、互いに接続された2つのガイドワッシャー(2)(3)に固定さ れた入力機素(1)、例えば支持ディスク(1)を有し、他方の部品が、低剛性 スプリング(8)と称す円周方向に作用する第2弾性部材に抗して互いに移動す るように取り付けられたディスク(4)および出力機素(7)、例えばハブ(7 )を有し、間隙を有する噛合手段(6)の作用がディスク(4)と出力機素(7 )との間の相対的回転運動を制限し、ディスク(4)の各側に、ガイドワッシャ ー(2)(3)が配置されており、デイスク(4)とガイドワッシャー(2)( 3)との間に軸方向に作用する第1摩擦手段(14)(17)(15)が設けら れ、間隙を有する噛合手段(6)を形成するようにディスク(4)上の相補的歯 と噛合する歯が設けられた出力機素(7)のフランジとガイドワッシャー(2) (3)との間に、軸方向に作用する第2摩擦手段が設けられているタイプのトー ションダンパー特に、自動車用のクラッチ摩擦アセンブリにおいて、 出力機素(7)が外周部に径方向外側に向かって突出する段付きフランジ(9 )を有し、このフランジが、第1エリア(73)およびこの第1エリア(73) に対して軸方向にずれた第2エリア(74)を有し、第2エリア(74)が、そ の外周部に間隙を有する噛合手段(6)に属する出力機素(7)の歯を連続して 有し、回転自在にデイスク(4)に固定された環状フランジ(91)内に形成さ れた、開いたリセス(182)(282)(482)において、前記第1エリア (73)内に低剛性弾性部材(8)が収容されていると共に、一方でガイドワッ シャー(2)と称されるガイドワッシャー(2)の一つと出力機素(7)の間に 径方向に挟持され他方でディスク(4)と前記第1ガイドワッシャー(2)との 間に軸方向に挟持され、よって前記ベアリング(91)と段付きフランジ(9) の前記第1エリア(73)と間隙を有する前記噛合手段(6)とによって構成さ れたキャビティ内に、この低剛性スプリング(8)が収容されていることを特徴 とするトーションダンパー。 2.出力機素(7)がハブから成る、請求項1記載のダンパーにおいて、この ハブ(7)が焼結によって製造されたことを特徴とするダンパー。 3.ベアリング(91)が、その内周部から外周部へ順に軸方向に配置された リング(92)(192)と、全体が横方向に配置された第1壁(93)(19 3)と、全体が軸方向に配置された壁(94)(194)(294)と、全体が 横方向に配置された第2壁(95)(195)(295)を有することを特徴と する、請求項1記載のダンパー。 4.全体が横方向に配置された第2壁(95)(195)(295)が外周部 にスタッド(96)(196)(296)(396)を支持しており、各スタッ ドが、ベアリング(91)とディスク(4)とを回転自在に接続するよう、ディ スク(4)内の開口部(43)(143)内に係合されていることを特徴とする 、請求項3記載のダンパー。 5.デイスク(4)、ベアリング(91)および低剛性スプリング(8)を含 むサブアセンブリを形成するよう、開口部(43)にスタッド(196)(29 6)(396)が強制的に係合されていることを特徴とする、請求項4記載のダ ンパー。 6.第1壁(93)が当該ガイドワッシャーに接触し、これに摩擦作用するよ うになっている、請求項3記載のダンパー。 7.ベアリング(91)の軸方向に配置された壁(94)(194)内に低剛 性スプリング(8)を収容するリセス(182)(282)(482)が形成さ れていることを特徴とする、請求項3記載のダンパー。 8.リセス(482)が前記第1壁(193)にも影響することを特徴とする 、請求項7記載のダンパー。 9.リング(92)(192)が出力機素(7)の外周部に密に接触し、一方 、当該ガイドワッシャー(2)が内周部に有する、軸方向に配置された環状リム (222)の内周部に、第1壁(294)の外周部が接触することを特徴とする 、請求項8記載のダンパー。 10.ベアリング(91)が、U字形の横断面を有するよう、リング(192 )が軸方向壁(294)のように、ディスク(4)側に軸方向に向いていること を特徴とする、請求項9記載のダンパー。 11.低剛性弾性部材が湾曲したコイルスプリング(480)(481)から 成り、これらスプリングがフランジ(9)の第1エリア(73)に回転自在に固 定された第2ディスク(201)に属する2つの連続するアーム(210)の間 に直列に取り付けられたことを特徴とする、請求項10記載のダンパー。 12.2つのスプリング(480)(481)の間で補強部(485)が作用 し、センタリングスタッドを備えた支持カップ(381)を介して、第2ディス ク(201)のアーム(210)に前記スプリング(480)(481)の当該 円周方向端部が当接することを特徴とする、請求項11記載のダンパー。 13.フランジ(9)の第1エリア(73)およびベアリング(91)内に径 方向に対向して形成された開放リセス(183)(182)(282)(283 )に低剛性弾性部材(8)が収容されていることを特徴とする、請求項3記載の ダンパー。 14.ベアリング(91)の軸方向に配置された壁(94)(194)内に低 剛性弾性部材(8)を収容するリセス(182)(282)が形成されているこ とを特徴とする、請求項13記載のダンパー。 15.リセス(182)(282)が円周方向の間隙を生じることなく、一連 の低剛性スプリング(8a)を取り付け、間隙をもって他の一連の低剛性スプリ ング(8b)を取り付けるよう、異なる長さを有することを特徴とする、請求項 14記載のダンパー。 16.ベアリングのリング(92)の後方端にテーパが付いており、ハブ(7 )のフランジ(9)の第1エリア(73)を構成するテーパ付き壁(72)の形 状に一致するようになっていることを特徴とする、請求項3記載のダンパー。 17.低剛性スプリング(8)が間隙を有する噛合手段(6)の径方向下方に 部分的に位置し、これら噛合手段に対して軸方向にずれており、第2エリア(7 4)が第1エリア(73)に対して外側に向かって突出するように延びているこ とを特徴とする、請求項13記載のダンパー。 18.ガイドワッシャー(2)(3)のうちの1つと前記フランジ(9)の第 2エリア(74)との間に軸方向の低剛性スプリング(8)が位置していること を特徴とする、請求項1記載のダンパー。
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