JPH09507492A - フェニルチオ−オキサゾリン誘導体 - Google Patents

フェニルチオ−オキサゾリン誘導体

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JPH09507492A JP7518805A JP51880595A JPH09507492A JP H09507492 A JPH09507492 A JP H09507492A JP 7518805 A JP7518805 A JP 7518805A JP 51880595 A JP51880595 A JP 51880595A JP H09507492 A JPH09507492 A JP H09507492A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、Aが場合により置換されていることができるフェニルであり、Bが場合により置換されていることができるフェニルであり、Dが水素又はアルキルであり、nが0、1又は2である式(I)の新規なフェニルチオ−オキサゾリン誘導体、それらの製造のための複数の方法、ならびに殺寄生虫剤としてのそれらの利用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 フェニルチオ−オキサゾリン誘導体 本発明は新規なフェニルチオ−オキサゾリン誘導体、それらの製造のための複 数の方法、及び有害動物の防除のためのそれらの利用に関する。 ある種のオキサゾリン誘導体が殺虫及び殺ダニ性を有することは既知である( 例えばEP−A 0 553 623を参照されたい)。しかしこれらの先行技 術の化合物の活性はすべての適用範囲において、特に低適用比及び濃度が用いら れる場合に完全に満足できるというものではない。 今回、式(I) [式中、 Aは場合により置換されていることができるフェニルを示し; Bは場合により置換されていることができるフェニルを示し; Dは水素又はアルキルを示し; nは0、1又は2を示す] の新規なフェニルチオ−オキサゾリン誘導体が見いだされた。 さらに式(I)のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体は、 a)式(II) [式中、 B及びDは上記の意味を有する] のアミノアルコール類を式(III) A−COOH (III) [式中、 Aは上記の意味を有する] のカルボン酸及び脱水剤と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは b)式(IV) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有する] のアミドアルコール類を脱水剤と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは c)式(V) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有し、 Xは脱離基、例えばハロゲン、アルキルスルポニルオキシ又はアリール スルホニルオキシを示す] のアミド誘導体を塩基と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは d)式(VI) [式中、 A、D及びXは上記の意味を有する] のオキサゾリン類を式(VII) H−S−B (VII) [式中、 Bは上記の意味を有する] のチオフェノール類と、塩基の存在下で、及び適宜、希釈剤の存在下で反応させ ;そして 適宜 e)式(Ia) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有し、 方法(a)〜(d)により得ることができる] のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体を酸化剤と、適宜、希釈剤の存在 下で、及び適宜、反応助剤の存在下で反応させる ことを含む方法により得られることが見いだされた。 さらに、式(I)のジフェニルオキサゾリン誘導体が有害動物の防除に非常に 適していることが見いだされた。特にそれらは節足動物及び線虫類に対する強力 な活性において顕著である。 驚くべきことに、本発明の式(I)のジフェニルオキサゾリン誘導体は、ほと んど類似の構成の先行技術の化合物より有意に優れた活性を有害動物に対して示 す。 式(I)は本発明の化合物の一般的定義を与える。 上文及び下文で言及される式に挙げられている基の好ましい置換基又は範囲を 以下の文において例示する。 Aは好ましくは場合によりハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキ シ、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロゲノアルキル、C1−C6−ハロゲ ノアルコキシ又はC1−C6−ハロゲノアルキルチオから成る群からの同一もしく は異なる置換基により一置換〜五置換されていることができるフェニルを示し、 Bは好ましくは場合により ハロゲン、 C1−C18−アルキル、 シアノ、 C1−C8−アルコキシ−C1−C8−アルキル、 C1−C8−ハロゲノアルコキシ、 C1−C4−ハロゲノアルキル、 場合によりさらに1〜3個の酸素原子により中断されていることができ るC1−C18−アルコキシ、 C1−C18−アルキルチオ、 C1−C8−ハロゲノアルキルチオ、 3,4−ジフルオロメチレンジオキソ、 3,4−テトラフルオロエチレンジオキソ、 場合によりC1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル及び/又はハロゲン により置換されていることができるベンジルイミノオキシメチル、 場合によりC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、シクロヘキシル又はフ ェニルにより置換されていることができるシクロヘキシル又はシクロヘキシルオ キシ; 場合によりハロゲン、C1−C4−アルキル又はC1−C4−ハロゲノアルキルから 成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換又は二置換されていること ができるピリジルオキシ; それぞれ場合によりC1−C12−アルキル、ハロゲン、C1−C4−ハロゲノアル キル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロゲノアルコキシ、C1−C6−アル コキシ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ−エチレンオキシ、C1− C6−アルキルチオ及び/又はC1−C6−ハロゲノアルキルチオから成る群から の同一もしくは異なる置換基により一置換〜三置換されていることができるフェ ニル、フェニルカルボニル、ベンジル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオ キシ、ベンジルオキシカルボニル又はベンジルチオ; C1−C12−アルキル−カルボニル、 C1−C12−アルコキシ−カルボニル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換され ていることができるC5−C7−シクロアルキルオキシ−カルボニル; 場合によりシクロアルキル部分においてC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6 −アルコキシにより置換されていることができるC5−C7−シクロアルキル−C1 −C6−アルキルオキシ−カルボニル;ならびに 基−CO−NY12 (式中、Y1及びY2が同一もしくは異なり、 水素、 C1−C6−アルキル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換さ れていることができるC5−C7−シクロアルキル、及び 場合により上記のベンジルの置換基により置換されていることができるベンジ ル、 の意味を有する) から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜四置換されているこ とができるフェニルを示し、 Dは好ましくは水素又はメチルを示し; nは好ましくは0、1又は2を示す。 Aは特に好ましくは場合により F、Cl、Br、C1−C3−アルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−アル キルチオ、F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換 〜五置換されているC1−C2−アルキル、F及びClから成る群からの同一もし くは異なる置換基により一置換〜五置換さ れているC1−C4−アルコキシ、SCF3又はSCHF2 から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜五置換されているこ とができるフェニルを示し、 Bは特に好ましくは場合により F、Cl、Br、 C1−C18−アルキル、 シアノ、 C1−C6−アルコキシ−C1−C8−アルキル、 F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜六置換さ れているC1−C8−アルコキシ、 F及び/又はClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜五 置換されているC1−C2−アルキル、 C1−C18−アルコキシ及び−(OC241〜3−O−C1−C6−アルキル、 C1−C12−アルキルチオ、 F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜六置換さ れているC1−C8−アルキルチオ、 3,4−ジフルオロメチレンジオキソ、 3,4−テトラフルオロエチレンジオキソ、 基 それぞれ場合によりC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、シクロヘキシ ル又はフェニルにより置換されていることができるシクロヘキシル又はシクロヘ キシルオキシ; 場合によりF、Cl又はCF3から成る群からの同一もしくは異なる置換基によ り一置換又は二置換されていることができるピリジルオキシ; それぞれ場合によりC1−C12−アルキル、F、Cl、Br、CF3、C1−C4− アルコキシ、F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置 換〜六置換されているC1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4 −アルキル、C1−C4−アルコキシエチレンオキシ、C1−C4−アルキルチオ、 ならびにF及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜 六置換されているC1−C4−アルキルチオから成る群からの同一もしくは異なる 置換基により一置換〜三置換されていることができるフェニル、フェニルカルボ ニル、ベンジル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルチオ、ベンジルオキシ、 ベンジルオキシカルボニル又はベンジルチオ; C1−C12−アルキル−カルボニル、 C1−C12−アルコキシ−カルボニル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換され ていることができるC5−C7−シクロアルキルオキシ−カルボニル; 場合によりシクロアルキル部分においてC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6 −アルコキシにより置換されていることができるC5−C7−シクロアルキル−C1 −C6−アルキルオキシ−カルボニル;ならびに 基−CO−NY12 (式中、Y1及びY2が同一もしくは異なり、 水素、 C1−C6−アルキル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換さ れていることができるC5−C7−シクロアルキル、及び又 場合により上記のベンジルの置換基により置換されていることができるベンジ ル、 の意味を有する) から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜四置換されているこ とができるフェニルを示し、 Dは特に好ましくは水素又はメチルを示し; nは特に好ましくは0、1又は2を示す。 以下の基を置換基Aに関する例として挙げることができる: 以下の基を置換基Bに関する例として挙げることができる: 1=表1における通りである。 (R2m=表2における通りである。 本発明の式(Ib)の化合物の以下の例をそれぞれ挙げることができる: 例えば本発明の方法(a)を行うために2−アミノ−3−(4−t−ブチルフ ェニルチオ)−1−プロパノール及び2,6−ジフルオロ安息香酸を出発物質と して用い、ポリリン酸を脱水剤として用いると、反応の経路は以下の式により該 述することができる: 例えば本発明の方法(b)を行うためにN−[1−ヒドロキシ−3−(4−t −ブチルフェニルチオ)−2−プロピル]−2,6−ジフルオロベンズアミドを 出発化合物として、及びリン酸(PPA)を脱水剤として用いると、反応の経路 は以下の式により該述することができる: 例えば本発明の方法(c)を行うためにN−[(1−クロロ−3−(4−t− ブチルフェニルチオ)−2−プロピル]−2,6−ジフルオロベ ンズアミドを出発化合物として、及びトリエチルアミンを塩基として用いると、 反応の経路は以下の式により該述することができる: 例えば本発明の方法(d)を行うために2−(2,6−ジフルオロフェニル) −4−(p−トリルスルホニルオキシメチル)−1,3−オキサゾリン及び4− t−ブチル−チオフェノールを出発物質として用いると、反応の経路は以下の式 により概述することができる: 例えば本発明の方法(e)を行うために2−(2,6−ジフルオロフェニル) −4−(4−t−ブチルフェニルチオメチル)−1,3−オキサゾリンを出発物 質として、及び過酸化水素を酸化剤として用いると、反 応の経路は以下の式により概述することができる: 式(II)は、式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(a)において 出発物質として用いられるべきアミノアルコール類の一般的定義を与える。式( II)において、B及びDは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I)の 化合物の説明と関連して上記でBとして好ましい、あるいは特に好ましいとして すでに挙げた意味を有する。 式(II)の出発物質は既知である、及び/又は対応するアミノ酸類の還元に よるそれ自体既知の方法により製造することができる(例えばChemisch e Berichte 121(1988),2209を参照されたい)。 式(III)は、式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(a)におい て出発物質としてさらに用いられるべきカルボン酸類の一般的定義を与える。式 (III)において、Aは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I)の化 合物の説明と関連しで上記でAとして好ましい、あるいは特に好ましいとしてす でに挙げた意味を有する。式(III)の出発物質は有機合成のための既知の化 学品である。 本発明の方法(a)及び(b)は脱水剤を用いて行われる。有機化学 において通例の脱水剤を用いることができる。好ましくは以下を用いることがで きる:硫酸、ポリリン酸(PPA)、酸化リン(V)、ジシクロヘキシルカルボ ジイミド(DCC)、硫化リン(V)及びトリフェニルホスフィン/トリエチル アミン/テトラクロロメタンの系。 本発明の方法(a)〜(d)を行うための適した希釈剤は通常の有機溶媒であ る。好ましくは以下を用いることができる:場合によりハロゲン化されているこ とができる脂肪族、脂環式又は芳香族炭化水素、例えばベンジン、ベンゼン、ト ルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサ ン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラクロロメタン;エ ーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テ トラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル又はエチレングリコー ルエチルエーテル;ケトン類、例えばアセトン、ブタノン又はメチルイソブチル ケトン;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル又はベンゾニト リル;アミド類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド及びN,N−ジメチルア セトアミド、N−メチル−ピロリドン又はヘキサメチルリン酸トリアミド;エス テル類、例えば酢酸メチル又は酢酸エチル、ならびに又、スルホキシド類、例え ばジメチルスルホキシド、ならびに適宜、メタノール又はエタノールなどのアル コール類。 本発明の方法(a)を行う場合、反応温度は比較的実質的な範囲内で変えるこ とができる。一般に方法は0℃〜150℃の温度、好ましくは10℃〜100℃ の温度において行われる。 一般に本発明の方法(a)は大気圧下で行われる。しかし高圧又は減圧下、一 般に0.1バール〜10バールにおいて方法を行うこともでき る。 本発明の方法(a)を行うために、それぞれの場合に必要な出発物質は一般に 、大体等モル量で用いられる。しかし2つの成分の1つをそれぞれの場合に大過 剰で用いることもできる。一般に反応は適した希釈剤中で、脱水剤の存在下で行 われ、反応混合物はそれぞれの場合に必要な温度において数時間撹拌される。仕 上げは通常の方法により行われる。 本発明の方法(a)の特定の実施態様の場合、式(III)のカルボン酸類の 代わりに対応するニトリル類を用いることができ、その場合、例えば塩化亜鉛( II)などの触媒を脱水剤の代わりに用いるのが好ましい。 式(IV)は、式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(b)において 出発物質として用いられるべきアミドアルコール類の一般的定義を与える。式( IV)において、A、B及びDは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I )の化合物の説明と関連して上記でA、B及びDとして好ましい、あるいは特に 好ましいとしてすでに挙げた意味を有する。 式(IV)の出発物質は既知である、及び/又はそれ自体既知の方法により製 造することができる(例えばJ.Org.Chem.53(1988),137 2;Tetrahedron Lett.29(1988),3121を参照さ れたい)。 式(IV)のアミドアルコール類は、例えば式(III)のカルボン酸類から 誘導される酸クロリド類を式(II)のアミノアルコール類と、0℃〜100℃ の温度において、例えばトリエチルアミン、ピリジン、炭酸カリウム又は水酸化 ナトリウムなどの酸−結合剤の存在下に、及び 例えばトルエン、クロロベンゼン、アセトン又はアセトニトリルなどの希釈剤の 存在下で反応させると得られる。 式(IVa) [式中、 A及びBは上記の意味を有する] のアミドアルコール類は、式(XVa) [式中、 Aは上記の意味を有し、 Z2はアルキル又は場合により置換されていることができるアリールを示し、 Eは炭素又はSOを示し、 D1は水素を示す] のエステルアルコールアミド類を式(VII)のチオフェノール類と、例えば特 にアルコール類などの適した溶媒中で、例えば特に対応するアルカリ金属アルコ レート類などの塩基の存在下で反応させることによっても得られる。 本発明の方法(b)を行う場合、反応温度は実質的範囲内で変えることができ る。一般に方法は−20℃〜+150℃の温度、好ましくは20℃〜140℃の 温度において行われる。 一般に本発明の方法(b)は大気圧下で行われる。しかし高圧又は減圧下、一 般に0.1バール〜10バールにおいて方法を行うこともできる。 式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(b)を行うために、一般に式 (IV)のアミドアルコールの1モル当たり1〜20モル、好ましくは1〜5モ ルの脱水剤が用いられる。 本発明の方法(b)の好ましい実施態様の場合、式(IV)のアミドアルコー ルが希釈剤中に導入され、次いで脱水剤が量り込まれる。反応混合物は必要な温 度において、反応が終了するまで撹拌され、続いて通常の方法で仕上げられる。 式(V)は、式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(c)において出 発物質として用いられるべきアミド誘導体の一般的定義を与える。式(V)にお いて、A、B及びDは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I)の化合物 の説明と関連して上記でA、B及びDとして好ましい、あるいは特に好ましいと してすでに挙げた意味を有し;Xは好ましくはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、C1 −C4−アルキル−スルホニルオキシ、フェニルスルホニルオキシ又はトリルス ルホニルオキシを示し、特に好ましくは塩素、臭素、メチルスルホニルオキシ又 はトリルスルホニルオキシを示す。 式(V)の出発物質はそれ自体既知の方法により製造することができる。 式(V)のアミド誘導体は、例えば式(IV)の対応するアミドアルコール類 を通常の方法で塩素化剤、例えばチオニルクロリド又は塩化リン(V)と、ある いはスルホニル化剤、例えばメタンスルホニルクロリ ド又はp−トルエンスルホニルクロリドと、例えばメチレンクロリド、トルエン 又は氷酢酸などの溶媒中で、反応促進剤、例えばジメチルホルムアミド、あるい はスルホニル化の場合は塩基の存在下又は不在下で反応させると得られる。 式(Va) [式中、 A、D及びBは上記の意味を有し、 Eは炭素又はSOを示し、 Z2はアルキル又は場合により置換されていることができるアリールを示す] のアミド誘導体は、式(XVI) [式中、 A、D、E及びZ2は上記の意味を有し、 Halは塩素、臭素又はヨウ素、特に塩素又は臭素を示す] のエステルハロゲノアルキルアミド類を式(VII)のチオフェノール類と、例 えば特にアルコール類などの適した溶媒中で、例えば特に対応するアルカリ金属 アルコレート類などの塩基の存在下に反応させることにより得られる。適宜、過 剰の塩基を用いることにより生成物を直接さ らに環化して式(I)の最終生成物を得ることができる。 本発明の方法(c)は塩基の存在下で行われる。適した塩基はすべての通常の 無機又は有機塩基である。好ましくは以下を用いることができる:アルカリ土類 金属又はアルカリ金属の水素化物、水酸化物、アミド類、アルコレート類、酢酸 塩類、炭酸塩類又は水素炭酸塩類、例えば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド 、ナトリウムメチレート、ナトリウムエチレート、カリウムtert−ブチレー ト、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、酢酸ナトリウム 、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム又は炭酸アンモニウム、ならび に又、第3アミン類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチル アミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、N−メチルピペリジン、N,N −ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビ シクロノネン(DBN)又はジアザビシクロウンデセン(DBU)。 本発明の方法(c)を行う場合、反応温度は実質的範囲内で変えることができ る。一般に方法は−20℃〜+150℃の温度、好ましくは0℃〜100℃の温 度において行われる。 一般に本発明の方法(c)は大気圧下で行われる。しかし高圧又は減圧下、一 般に0.1バール〜10バールにおいて方法を行うこともできる。 式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(c)を行うために、式(V) のアミド誘導体の1モル当たり一般に1〜3モル、好ましくは1.0〜1.5モ ルの塩基が用いられる。 本発明の方法(c)の好ましい実施態様の場合、式(V)のアミド誘導体が適 した希釈剤中で塩基と混合され;混合物は必要な温度において反応が終了するま で撹拌され、続いて通常の方法で仕上げられる。 式(VI)は、式(I)の製造のための本発明の方法(d)において出発物質 として用いられるべきオキサゾリン類の一般的定義を与える。式(VI)におい て、A及びDは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I)の化合物の説明 と関連して上記でA及びDとして好ましい、あるいは特に好ましいとしてすでに 挙げた意味を有する。Xは好ましくはハロゲン、C1−C4−アルキル−スルホニ ルオキシ、フェニルスルホニルオキシ又はトリルスルホニルオキシを示し、特に 好ましくはメチルスルホニルオキシ又はトリルスルホニルオキシを示す。 式(VI)の出発物質は既知である(例えばEP−A 0553623を参照 されたい)、及び/又は例えば本公開に記載の方法により製造することができる 。 別の場合それらは以下の一般的反応式(e): に従い、式(VIII、式中、Dは水素又はアルキル)のエポキシアルコール類 を、Z1が吸引性基(attracting radical)、例えば特にト リクロロメタルを示す式(IX)の活性化ニトリル類と、例えば炭酸カリウムな どの塩基の存在下に、0〜50℃、好ましくは20〜30℃において反応させ、 式(X)のイミノエステルエポキシド類を得、これらの式(X)のイミノエステ ルエポキシド類を100〜150℃において、例えばキシレンなどの適した溶媒 中で反応させ、式(XI)の対応するオキサゾリン類を得; これらをZ2がアルキル又は場合により置換されていることができるアリールを 示し、Eが炭素又はSO基を示す式(XII)の酸クロリドと反応させ(Arc h.Pharm.322,639(1989)も参照されたい)、このアシル化 を例えば酢酸エチルなどの適した溶媒中で、特に0〜30℃において、適宜、例 えばトリエチルアミンなどの塩基の存在下で行うことにより得ることができる。 得られる式(XIII)のオキサゾリン類を適した酸、特に例えば塩酸などの 無機酸を用い、特にメタノール又はエタノールなどの溶媒の存在下で加水分解し 、式(XIV)の対応するエステルアルコール類を得ることができ; それを式(III)のカルボン酸類の活性化誘導体、例えば式(IIIa;X1 =塩素又はA−CO−O)の酸クロリド又は酸無水物と、適したアシル化反応 を介して反応させ、式(XV)のエステルアルコールアミド類を得ることができ る。 式(XV)のエステルアルコールアミド類は式(XVII;D=Hである式( VI)のオキサゾリン類を含む)及び(XVIII)のオキサ ゾリン類の製造のための別の製法経路(f)及び(g)のための出発材料である :製法経路(f): 製法経路(f)の場合、式(XV)のエステルアルコールアミドが適したハロ ゲン化剤、例えばチオニルクロリドを用い、適した溶媒、例えば四塩化炭素中で 対応する式(XVI)のエステルハロゲノアルキルア ミドに転化され、このエステルハロゲノアルキルアミドが環化されて式(XVI I)のオキサゾリンを与え、適宜、エステル基が加水分解される。 D=Hの場合、式(XVII)のオキサゾリンは本発明の方法(d)のための 直接の出発材料である。製法経路(g): 製法経路(g)の場合、式(XV)のエステルアルコールアミドが適宜、塩基 の存在下で環化されて式(XVIII)のオキサゾリンアルコールを与え、この オキサゾリンアルコールがスルホニルクロリド類又はハロゲン化剤と反応させら れ、それが本発明の方法(d)に必要な式(VI)のオキサゾリン類を与える。 式(VII)は、式(I)の製造のための本発明の方法(d)においてさらに 出発物質として用いられるべきチオフェノール類の一般的定義を与える。式(V II)において、Bは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式(I)の化合物 の説明と関連して上記でBとして好ましい、 あるいは特に好ましいとしてすでに挙げた意味を有する。 式(VII)の出発物質は有機合成のための既知の化学品である。 本発明の方法(d)は塩基の存在下で行われる。適した塩基はすべての通常の 無機又は有機塩基である。アルカリ土類金属又はアルカリ金属の水素化物、水酸 化物、アミド類、アルコレート類、酢酸塩類、炭酸塩類又は水素炭酸塩類、例え ば水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメチレート、ナトリウムエ チレート、カリウムtert−ブチレート、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム 、水酸化アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸 アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナ トリウム又は炭酸アンモニウム、ならびに又、第3アミン類、例えばトリメチル アミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピ リジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシ クロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)又はジアザビシ クロウンデセン(DBU)。 本発明の方法(d)を行う場合、反応温度は実質的範囲内で変えることができ る。一般に方法は−20℃〜+150℃の温度、好ましくは0℃〜110℃の温 度において行われる。 一般に本発明の方法(d)は大気圧下で行われる。しかし高圧又は減圧下、一 般に0.1バール〜10バールにおいて方法を行うこともできる。 式(I)の化合物の製造のための本発明の方法(d)を行うために、式(VI )のオキサゾリンの1モル当たり一般に1〜3モル、好ましくは1.0〜1.5 モルの式(VII)のチオフェノールが用いられる。 本発明の方法(d)の好ましい実施態様の場合、式(VII)のチオフェノー ル及び塩基を適した希釈剤中に導入し、適した希釈剤中の式(VI)のオキサゾ リンを滴下し;混合物を必要な温度で反応が終了するまで撹拌し、続いて通常の 方法で仕上げる。 式(Ia)は、式(I)の製造のための本発明の方法(e)において出発物質 として用いられるべきフェニルチオ−オキサゾリン誘導体の一般的定義を与える 。式(Ia)において、A、及びDは好ましくは、あるいは特に好ましくは、式 (I)の化合物の説明と関連して上記でA、B及びDとして好ましい、あるいは 特に好ましいとしてすでに挙げた意味を有する。 式(Ia)の出発物質は本発明の化合物であり、方法(a)〜(d)に従って 得ることができる。 本発明の方法(e)を行うための適した酸化剤は、硫黄酸化のために従来用い ることができるすべての酸化剤である。好ましくは以下が用いられる:過酸化水 素又は有機過酸類、例えば過酢酸、4−ニトロ過安息香酸又は3−クロロ過安息 香酸、あるいは他の場合、無機酸化剤、例えば過ヨウ素酸、過マンガン酸カリ又 はクロム酸。 本発明の方法(e)を行うための適した希釈剤は、用いられる酸化剤に依存し て無機又は有機溶媒である。好ましくは以下が用いられる:アルコール類、例え ばメタノール又はエタノール、あるいは水とのそれらの混合物、ならびに又、純 粋な水、酸類又は酸無水物類、例えば酢酸、無水酢酸又はプロピオン酸、あるい は双極性非プロトン性溶媒、例えばアセトニトリル、アセトン、酢酸エチル又は ジメチルホルムアミド、ならびに又、場合によりハロゲン化されていることがで きる炭化水素、例 えばベンジン、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル 、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素又はクロロベン ゼン。 適宜、本発明の方法(e)は反応助剤の存在下で行うことができる。適した反 応助剤は、従来用いることができるすべての有機及び無機酸−結合剤である。好 ましくは以下が用いられる:アルカリ土類金属又はアルカリ金属の水酸化物、酢 酸塩類又は炭酸塩類、例えば水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、酢酸ナトリ ウム又は炭酸ナトリウム。 適宜、本発明の方法(e)は適した触媒の存在下で行うことができる。適した 触媒は、そのような硫黄酸化のために従来用いることができるすべての触媒であ る。好ましくは重金属触媒が用いられ;これに関して例としてモリブデン酸アン モニウム及びタングステン酸ナトリウムを挙げることができる。 本発明の方法(e)を行う場合、反応温度は実質的範囲内で変えることができ る。一般に方法は−30℃〜+100℃の温度、好ましくは0℃〜80℃の温度 で行われる。 一般に本発明の方法(e)は大気圧下で行われる。しかし高圧又は減圧下で方 法を行うこともできる。 本発明の方法(e)を行うために、硫黄の酸化をスルホキシドの段階で中断す ることが望まれている場合、式(Ia)のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体の 1モル当たり0.8〜1.2モル、好ましくは等モル量の酸化剤が一般に用いら れる。スルホンへの酸化の場合、式(Ia)のフェニルチオ−オキサゾリン誘導 体の1モル当たり一般に1.8〜3.0モル、好ましくは2倍モル量の酸化剤が 一般に用いられる。通常の方 法により反応が行われ、式(I)の最終生成物が仕上げられ、単離される。 活性化合物は有害動物、好ましくは節足動物及び線虫類、特に農業、森林経営 、保存製品及び材料の保護、ならびに衛生学的分野において遭遇する昆虫及びク モ類の防除に適している。それらは正常な感応性の、及び耐性の種に対して、な らびに発育のすべての、又はいくつかの段階に対して活性である。上記の有害生 物には: 等脚類(Isopoda)から、例えばオニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、アルマジリジウム・ブルガレ(Armadillidiu m vulgare)及びポルセリオ・スカベル(Porcellio sca ber)、 倍脚類(Diplopoda)から、例えばプラニウルス・グルラツス(Bla niulus guttulatus)、 唇脚類(Chilopoda)から、例えばゲオフィルス・カルポファグル(G eophilus carpophagus)及びスクチゲラ種(Scutig era spec.)、 結合類(Symphyla)から、例えばスクチゲレラ・イマクラタ(Scut igerella immaculata)、 シミ類(Thysanyra)から、例えばレピスマ・サッカリナ(Lepis ma saccharina)、 トビムシ類(Collembola)から、例えばオニチウルス・アルマツス( Onychiuru armatus)、 直翅類(Orthoptera)から、例えばブラッタ・オリエタリス(Bla tta orientalis)、ペリプラネタ・アメリカナ (Pariplaneta americana)、ロイコファエア・マデラエ (Leucophaea maderae)、ブラテラ・ゲルマニカ(Blat tella germanica)、アケタ・ドメスチクス(Acheta d omesticus)、グリロタルパ種(Gryllotalpa spp.) 、ロクスタ・ミグラトリア・ミグラトリオイデス(Locusta migra toria migratpropodes)、メラノプルス・ディファレンチ アリス(Melanoplus differentialis)及びシストセ ルカ・グレガリア(Schistocerca gregeria)、 ハサミムシ類(Dermaptera)から、例えばフォルフィクラ・アウリク ラリア(Forficula auricularia)、 シロアリ類(Isoptera)から、例えばレチクリテルメス種(Retic ulitermes spp.)、 シラミ類(Anoplura)から、例えばフィロクセラ・バスタトリクス(P hylloxera vastatrix)、ペムフィグス種(Pemphyg us spp.)、ペディクルス・ヒューマヌス・コルポリス(pedicul us humanus corporis)、 ハエマトピヌス種(Haematopinus spp.)及びリノグナツス種 (Linognathus spp.)、 ハジラミ類(Mallophaga)から、例えばトリコデクテス種(Tric hodectes spp.)及びダマリネア種(Damalinea spp .)、 アザミウマ類(Thysanoptera)から、例えばヘルシノツリプス・フ ェモラリス(Hercinothrips femorali s)及びツリプス・タバチ(Thrips tabaci); 異翅類(Heteroptera)から、例えばエウリガステル種(Eurig aster spp.)、ジスデルクス・インテルネジウス(Dysdercu s intermedius)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma qua drata)、シメクス・レクツラリウス(Cimex lectulariu s)、ロドニウス・プロリクス(Rhodnius prolixus)及びト リアトマ種(Triatoma spp.)、 同翅類(Homoptera)から、例えばアレウロデス・ブラシカエ(Ale urodes brassicae)、ベミシア・タバチ(Bemisia t abaci)、トリアレウロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、アフィス・ゴシピイ(Aphis gossy pii)、ブレビコリネ・ブラシカエ(Bravicoryne brassi cae)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、 アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigeru m)、ヒアロプテルス・アルンジニス(Hyalopterus arundi nis)、マクロシフム・アベナエ(Macrosiphus avenae) 、ミズス種(Myzus spp.)、フォロドン・フムリ(Phorodon humuli)、ロパロシフム・パジ(Rhopalosiphum pad i)、エンポアスカ種(Empoasca spp.)、エウセリス・ビロバツ ス(Euscelis bilobatus)、ネフォテティクス・シンクチセ プス(Nephotet tix cincticeps)、レカニウム・コルニ(Lecanium c orni)、サイセチア・オレアエ(Saissitia oleae)、ラオ デルファクス・ストリアテルス(Laodelphax striatellu s)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、ア オニジエラ・アウランチイ(Aonidiella aurantii)、アスピ ジオツス・ヘデラエ(Aspidiotus hederae)、シュードコック ス種(Pseudococcus spp.)及びプシラ種(Psylla sp p.)、 鱗翅類(Lepidoptera)から、例えばペクチノフォラ・ゴシピエラ( Pectinophora gossypiella)、ブパルス・ピニアリウ ス(Bupalus piniarius)、ケイマトビア・ブルマタ(Che imatobia brumata)、リトコレチス・ブランカルデラ(Lit hocolletis blancardella)、ヒポノメウタ・パデラ( Hyponomeuta padella)、プルテラ・マクリペンニス(Pl utella maculipennis)、マラコソマ・ネウスツリア(Ma lacosoma neustria)、エウプロクチス・クリソルホエア(E uproctis chrysorrhoea)、リマンツリア種(Lyman tria spp.)、ブクラトリクス・ツルベリエレ(Bucculatri x thurberiella)、フィロクニスチス・シトレラ(Phyllo cnistis citrella)、アグロチス種(Agrotis spp .)、エウクソア種(Euxoa spp.)、フェルチア種(Feltia spp.)、エアリアス・インスラナ(Earias insulana)、ヘ リオチス種(Hel iothis spp.)、スポドプテラ・エクシグア(Spodoptera exigua)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassi cae)、パノリス・フラメア(Panolis flammea)、プロデニ ア・リツラ(Prodenia litura)、スポドプテラ種(Spodo ptera spp.)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia n i)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella) 、ピエリス種(Pieris spp.)、チロ種(Chilo spp.)、 ピラウスタ・ヌゴラリス(Pyrausta nubilalis)、エフェス チア・クエニエラ(Ephestia kuehniella)、ガレリア・メ ロネラ(Galleria mellonella)、チネオラ・ビセリエレ( Tineola bisslclliella)、チネア・ペリオネラ(Tin ea pellionella)、ホフマノフィラ・シュードスプレテラ(Ho fmannophila pseudospretella)、カコエシア・ポ ダナ(Cacoecia podana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、コリストネウラ・フミフェラナ(Choriston eura fumiferana)、クリシア・アンビグエラ(Clysia ambiguella)、ホモナ・マグナニマ(Homona magnani ma)及びトルトリクス・ビリダナ(Tortrix viridana)、 甲虫類(Coleoptera)から、例えばアノビウム・プンクタタム(An obium punctatum)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizoper tha dominica)、アカントセリデス・ オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)、ブルキ ジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、ヒロツル ペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、アゲラスチカ・ アルニ(Agelastica alni)、レプチノタルサ・デセムリネアタ (Leptinotarsa decemlineata)、ファエドン・コク レアリアエ(Phaedon cochleariae)、デェアブロチカ種( Diabrotica spp.)、プシリオデス・クリソセファラ(Psyl liodes chrysocephala)、エピラクナ・バリベチス(Ep ilachna varivestis)、アトマリア種(Atomaria spp.)、オリザエフィルス・スリナネンシス(Oryzaephilus surinamensis)、アントノムス種(Anthonomus spp .)、シトフィルス種(Sitophilus spp.)、オチオリンクス・ スルカツス(Otiorrhynchus sulcatus)、コスモポリテ ス・ソルジズス(Cosmopolites sordidus)、セウトリン クス・アシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、 ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、デルメステス種(Der mestes spp.)、トロゴデルマ種(Trogoderma spp. )、アントレヌス種(Anthrenus spp.)、アタゲヌス種(Att agenus spp.)、リクツス種(Lyctus spp.)、メリゲテ ス・アエネウス(Meligethes aeneus)、プチヌス種(Pti nus spp.)、ニプツス・ホロレウクス(Niptus hololeu cus)、ギビウム・プシ ロイデス(Gibbium psylloides)、トリボリウム種(Tri bolium spp.)、テネブリオ・モリトル(Tenebrio mol itor)、アグリオテス種(Agriotes spp.)、コノデルス種( Conoderus spp.)、メロロンタ・メロロンタ(Melolont ha melolontha)、アンフィマロン・ソルシチチアリス(Amph imallon solstitialis)及びコステリツラ・ゼアランジカ (Costelytra zealandica)、 膜翅類(Hymenoptera)から、例えばジプリオン種(Diprion spp.)、ホプロカンパ種(Hoplocampa spp.)、ラシウス 種(Lasius spp.)、モノモリウム・ファラオニス(Monomor ium pharaonis)及びベスパ種(Vespa spp.)、 双翅類(Diptera)から、例えばアエデス種(Aedes spp.)、 アノフェレス種(Anopheles spp.)、クレクス種(Culex spp.)、ドロソフィラ・メラノガステル(Drosophila mela nogaster)、ムスカ種(Musca spp.)、ファニア種(Fan nia spp.)、カリフォラ・エリスロセファラ(Calliphora erythrocephala)、ルシリア種(Lucilia spp.)、 クリソミア種(Chrysinyua spp.)、クテレブラ種(Cuter ebra spp.)、ガストロ−フィルス種(Gastro−philus spp.)、ヒポボスカ種(Hyppobosca spp.)、ストモキシス 種(Stomoxys spp.)、オエスツルス種(Oes trus spp.)、ヒポデルマ種(Hypoderma spp.)、タバ ヌス種(Tabanus spp.)、タニア種(Tannia spp.)、 ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、オシネラ・フリ ト(Oscinella frit)、フォルビア種(Phorbia spp .)、ペゴミア・ヒオシアミ(Pegomyia hyoscyami)、セラ チチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、ダクス・オレア エ(Dacus oleae)及びチプラ・パルドサ(Tipula palu dosa)、 ノミ類(Siphonaptera)から、例えばキセノプシラ・ケオピス(X enopsylla cheopis)及びセラトフィルス種(Ceratop hyllus spp.)、 クモ類(Arachnida)から、例えばスコルピオ・マウルス(Scorp io maurus)及びラトロデクツス・マクタンス(Lagrodectu s mactans)、 ダニ類(Acarina)から、例えばアカルス・シロ(Acarus sir o)、アルガス種(Argas spp.)、オルニトドロス種(Ornith odoros spp.)、デルマニスス・ガリナエ(Dermanyssus gallinae)、エリオフェエス・リビス(Eriophyes rib is)、フィロコプツルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta ol eivora)、ボオフィルス種(Boophylus spp.)、リピセフ ァルス種(Rhipicephalus spp.)、アンブリオマ種(Amb lyomma spp.)、ヒアロマ種(Hyalomma spp.)、イク ソデス種(Ixodes spp.)、プソロプテス種(Psorop tes spp.)、コリオプテス種(Chorioptes spp.)、サルコ プテス種(Sarcoptes spp.)、タルソネムス種(Tarsone mus spp.)、ブリオビア・プラエチオサ(Bryobia praet iosa)、パノニクス種(Panonychus spp.)及びテトラニク ス種(Tetranychus spp.) が含まれる。 植物寄生性線虫には、プラチレンクス種(Pratylenchus spp .)、ラドフォルス・シミリス(Radopholus similis)、ジチ レンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)、チレンクルス ・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、 ヘテロデラ種(Heterodera spp.)、メロイドジン種(Meloi dogyne spp.)、アフェレンコイデス種(Aphelenchoide s spp.)、ロンジドルス種(Longidorus spp.)、クシフィ ネマ種(Xiphinema spp.)及びトリコドルス種(Trichodo rus spp.)が含まれる。 適した適用比において本発明の化合物は殺菌・殺カビ活性も示す。 活性化合物は通常の調剤、例えば溶液、乳液、水和剤、懸濁液、粉剤、微粉剤 、ペースト、可溶性粉末、顆粒剤、濃厚乳液(suspoemulsion c oncentrates)、活性化合物を含浸させた天然及び合成材料、ポリマ ー物質中及び種子用のコーティング組成物中の、ならびにさらに燃焼装置と共に 使用される調剤、例えば、薫蒸用カートリッジ、薫蒸用缶、薫蒸用コイルなどに おける微細カプセル、ならびに ULV冷ミスト及び温ミスト調剤に転化できる。 これらの調剤は既知の方法で、例えば活性化合物を伸展剤、すなわち液体溶剤 、及び/又は固体担体と、場合によっては界面活性剤すなわち乳化剤及び/又は 分散剤ならびに/又は発泡剤を用いて混合することにより製造される。 伸展剤として水を使用する場合は 例えば有機溶媒を補助溶媒として用いるこ ともできる。液体溶媒として適しているのは主に:キシレン、トルエン又はアル キルナフタレンなどの芳香族化合物、クロロベンゼン、クロロエチレン、又はメ チレンクロリドなどの塩素化芳香族又は塩素化脂肪族炭化水素、シクロヘキサン 、又は鉱油留分、鉱油及び植物油を例とするパラフィンなどの脂肪族炭化水素、 ブタノール又はグリコールなどのアルコール類、ならびにそのエーテル類及びエ ステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロ ヘキサノンなどのケトン類、ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシドなど の極性の強い溶媒、ならびに水であり;液化された気体状の伸展剤又は担体は周 囲温度及び大気圧下で気体状である液体を意味し、例えばハロゲン化炭化水素、 ならびにブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素のようなエーロゾルプロペラン トであり;固体担体として適したものは:例えばアンモニウム塩、ならびにカオ リン、粘土、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モントモリロナイト 又はケイソウ土などの粉砕された天然鉱石、ならびに高分散性ケイ酸、アルミナ 及びケイ酸塩などの粉砕された合成鉱石であり;顆粒のための固体担体として適 しているのは:例えば方解石、大理石、軽石、海泡石及び白雲石などの粉砕され て分別された天然鉱石、ならびに無機及び有機粉末の合成顆粒、ならびにお が屑、ココヤシの殻、とうもろこしの穂軸及びタバコの茎のような有機材料の顆 粒であり;乳化剤及び/又は発泡剤として適しているのは:例えばポリオキシエ チレン脂肪酸エステル類、アルキルアリールポリグリコールエーテル類を例とす るポリオキシエチレン脂肪族エーテル類、アルキルスルホネート類、アリールス ルホネート類などの非イオン性及びアニオン性乳化剤ならびにアルブミン加水分 解生成物であり;分散剤として適しているのは:例えばリグニン−亜硫酸塩廃液 及びメチルセルロースである。 カルボキシメチルセルロース及び粉末、顆粒又はラテックスの形態の天然及び 合成ポリマー、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ酢酸ビニル 、ならびにセファリン及びレシチンのような天然リン脂質、ならびに合成リン脂 質などの接着剤も調剤中で用いることができる。他に添加剤として鉱物及び植物 油が可能である。 着色料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルーなどの無機顔料、な らびにアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料などの有機染料、 ならびに鉄、マンガン、ほう素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩などの 微量の栄養素を使用することもできる。 調剤は一般に0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90%の活性化合物を 含む。 本発明の活性化合物は、商業的に利用可能なその調剤の形態で、及びこれらの 調剤から他の活性化合物、例えば殺虫剤、誘引剤、不妊化剤、殺ダニ剤、殺線虫 剤、殺菌・殺カビ剤、成長調節剤、又は除草剤との混合物の形態で調製される使 用形態で存在することができる。殺虫剤は例えばリン酸塩類、カルバメート類、 カルボン酸塩類、塩素化炭化水素、 フェニルウレア類、微生物により生産される物質などを含む。 以下の化合物を挙げることができる: アクリナツリン、アルファメツリン、ベータシフルツリン、ビフェンツリン、ブ ロフェンプロクス、シス−レスメツリン、クロシツリン、シクロプロツリン、シ フルツリン、シハロツリン、シペルメツリン、デルタメツリン、エスフェンバレ レート、エトフェンプロクス、フェンプロパツリン、フェンバレレート、フルシ ツリネート、フルバレリネート、ラムダ−シハロツリン、ペルメツリン、ピレス メツリン、ピレツルム、シラフルオフェン、トラロメツリン、ゼーターメツリン 、アラニカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ブフェンカルブ、ブトカル ボキシム、カルバリル、カルタプ、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、フェ ノキシカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メトミル、メトルカルブ、オキ サミル、ピリミカルブ、プロメカルブ、プロポクスル、テルバム、チオジカルブ 、チオファノクス、トリメタカルブ、XMC、キシリルカルブ、アセフェート、 アジンフォスA、アジンフォスM、ブロモフォスA、カズサフォス、カルボフェ ノチオン、クロルフェンビンフォス、クロルメフォス、クロルピリフォス、クロ ルピリフォスM、シアノフォス、デメトンM、デメトン−S−メチル、デメトン S、ジアジノン、ジクロルボス、ジクリフォス、ジクロルフェンチオン、ジクロ トフォス、ジメトエート、ジメチルビンフォス、ジオキサチオン、ジスルフォト ン、エジフェンフォス、エチオン、エトリムフォス、フェニトロチオン、フェン チオン、フォノフォス、フォルモチオン、ヘプテノフォス、イプロベンフォス、 イサゾフォス、イソキサチオン、フォレート、マラチオン、メカルバム、メビン フォス、メスルフェンフォス、メタクリフォス、メ タミドフォス、ナレド、オメトエート、オキシデメトンM、オキデプロフォス、 パラチオンA、パラチオンM、フェントエート、フォレート、フォサロン、フォ スメト、フォスファミドン、フォキシム、ピリミフォスA、ピリミフォスM、プ ロパフォス、プロチオフォス、プロトエート、ピラクロフォス、ピリダフェンチ オン、クイナルフォス、サリチオン、セブフォス、スルフォテプ、スルプロフォ ス、テトラクロルビンフォス、テメフォス、チオメトン、チオナジン、トリクロ ルフォン、トリアゾフォス、バミドチオン、ブプロフェジン、クロルフルアズロ ン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフル ムロン、ピリプロキシフェン、テブフェノジド、テフルベンズロン、トリフルム ロン、イミダクロピリド、ニテンピラム、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル )−メチル]−N’−シアノ−N−メチルエタンイミドアミド(NI−25)、 アパメクチン、アミトラジン、アベルメクチン、アザジラクチン、ベンスルタプ 、バシルス・ツリンギエンシス、シクロマジン、ジアフェンチウロン、エマメク チン、エトフェンプロクス、フェンピラド、フィプロニル、フルフェンプロクス 、ルフェヌロン、メタルデヒド、ミルベメクチン、ピメトロジン、テブフェンピ ラド、トリアズロン、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、カルボ フラン、カルボスルファン、クロルエトキシフォス、クロエトカルブ、ジスルフ ォトン、エトフロフォス、エトリムフォス、フェナミフォス、フィプロニル、フ ォノフォス、フォスチアゼート、フラチオカルブ、HCH、イサゾフォス、イソ フェンフォス、メチオカルブ、モノクロトフォス、ニテンピラム、オキサミル、 フォレート、フォキシム、プロチオフォス、ピラクロフォス、セブフォス、シラ フルオフェン、テブピリムジフォス、 テフルツリン、テルブフォス、チオジカルブ、チアフェノクス、アゾシクロチン 、ブチルピリダベン、クロフェンテジン、シヘキサチン、ジアフェンチウロン、 ジエチオン、エマメクチン、フェナザクイン、フェンブタチンオキシド、フェノ チオカルブ、フェンプロパツリン、フェンピラド、フェンピロクシメート、フル アジナム、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、フルバリ ネート、フブフェンプロクス、ヘキシチアゾクス、イベメクチン、メチダチオン 、モノクロトフォス、モクシデクチン、ナレド、フォサロン、プロフェノフォス 、ピラクロフォス、ピリダベン、ピリミジフェン、テブフェンピラド、ツリンギ エンシン、トリアラテン及び4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−( エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピロール−3−カルボ ニトリル(AC 303630)。 本発明の活性化合物はさらに、商業的に利用可能なそれらの調剤として、及び これらの調剤から相乗剤との混合物として調製される使用形態で存在することが できる。相乗剤は活性化合物の作用を増加させる化合物であり、加えられる相乗 剤自身が活性である必要はない。 商業的に利用可能な調剤から調製される使用形態の活性化合物含有量は、広い 限度内で変えることができる。使用形態の活性化合物濃度は0.0000001 〜95重量%、好ましくは0.0001〜1重量%の活性化合物であることがで きる。 本発明の活性化合物は植物、衛生及び保存製品の有害生物のみでなく、獣医学 の分野において、動物寄生虫(外部寄生虫及び内部寄生虫)、例えばウロコダニ (scaly ticks)、アルガシダエ(Argasidae)、カイセン ダニ(scab mites)、トロンビダエ (Trombidae)、ハエ類(刺す、及び吸う)、寄生性ハエ幼虫、シラミ 、毛ジラミ、鳥ジラミ、ノミ及び内部寄生性の虫に対しても活性である。例えば 活性化合物はダニ類、例えばボーフィルス・ミクロプルス(Boophilus microplus)に対して傑出した活性を示す。 本発明の式(I)の活性化合物は農業家畜、例えば牛、羊、山羊、馬、豚、ロ バ、らくだ、水牛、兎、鶏、七面鳥、あひる、鵞鳥、蜜蜂、他の家畜、例えば犬 、猫、かごの鳥、養魚、ならびにいわゆる実験室動物、例えばハムスター、モル モット、ラット及びマウスを攻撃する節足動物の防除にも適している。これらの 節足動物の防除により、死亡及び性能の低下(例えば肉、ミルク、羊毛、皮革、 卵、蜂蜜などの場合の)を減少させ、本発明の活性化合物の適用により、より経 済的で簡単な動物の保護が可能になることが意図されている。 獣医学の分野において本発明の活性化合物の適用は既知の方法で、例えば錠剤 、カプセル、ローション、ドレンチ、顆粒、ペースト、大型丸薬、フィード−ス ルー法(feed−through method)による、及び座薬の形態に おける腸内投与により、非経口的投与により、例えば注射(筋肉内、皮下、静脈 内、腹腔内など)、体内埋植により、鼻適用により、例えば沈漬又は浸漬、噴霧 、ポア−オン及びスポット−オン、洗浄、粉剤散布などの形態における皮膚適用 により、ならびに活性化合物を含む造形品、例えばカラー、イアタグ、テイルタ グ、リムバンド、はづな、マーキング具(marking devices)を 用いて行われる。 本発明の物質の製造及び利用を以下の実施例を用いて例示する:製造実施例 実施例1 (方法d) 0.3g(6ミリモル)のナトリウムメチレートを50mlのメタノール中の 1g(6ミリモル)の4−t−ブチル−チオフェノールに加える(わずかに発熱 性)。30mlのメタノール中の2.1g(6ミリモル)の2−(2,6−ジフ ルオロフェニル)−4−(p−トリルスルホニルオキシメチル)−1,3−オキ サゾリンをこの溶液に40℃で滴下する。反応混合物を40℃で2時間、次いで 還流下で16時間撹拌する。次いで溶媒を蒸留し、残留物を100mlの酢酸エ チルに取り上げ、混合物を各回50mlの水を用いて3回洗浄する。溶媒をとば し、残留物をトルエン:酢酸エチル10:1を溶離剤として用いたシリカゲルカ ラムクロマドラフィーにかける。 0.9g(理論値の41.6%)の、分配係数logP(オクタノール/水) が約4.64で屈折率n20 D=1.5660の2−(2,6−ジフルオロフェニ ル)−4−(4−t−ブチルフェニルチオメチル)−1,3−オキサゾリンが得 られる。 以下に挙げる式(I)の化合物を実施例1と同様にして、及び製造についての 一般的情報に従って得ることができる。 出発化合物の製造 実施例(VI−1) 5.6ml(0.069モル)のピリジンを100mlの酢酸エチル中の5. 3g(0.023モル)の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ヒドロキ シメチル−1,3−オキサゾリンに加え、続いて50mlの酢酸エチル中の4. 4g(0.023モル)のp−トルエンスルホニルクロリドを滴下する。この方 法の間に温度は50℃に上昇する。50℃で2.5時間、続いて還流条件下で8 時間、撹拌を続ける。有機相を各回50mlの水を用いて4回洗浄し、溶媒を蒸 留する。残留物をトルエン及び酢酸エチルの溶離剤勾配を用いたシリカゲルクロ マトグラフィーにかける。 2.1g(理論値の24.8%)の、分配係数logP(オクタノール/水) が約2.68で屈折率n20 D=1.5491の2−(2,6−ジフルオロフェニ ル)−4−(p−トリルスルホニルオキシメチル)−1,3−オキサゾリンが得 られる。実施例(XVIII−1) 6.5g(0.0168モル)のN−[1−クロロ−3−(4−t−ブチルベ ンゾイルオキシ)−2−プロピル]−2,6−ジフルオロベン ズアミドを100mlのメタノールに溶解する。2ml(0.033モル)の4 5%濃度水酸化ナトリウム溶液を加え、混合物を還流下で4時間撹拌する。溶媒 を蒸留した後、残留物を100mlの酢酸エチルに取り上げ、混合物を各回50 mlの水を用いて3回洗浄し、溶媒を蒸留する。 2.8g(理論値の72%)の、融点が82℃の2−(2,6−ジフルオロフ ェニル)−4−ヒドロキシメチル−1,3−オキサゾリンが得られる。実施例(XVI−1) 9g(0.023モル)のN−[1−ヒドロキシ−3−(4−t−ブチルベン ゾイルオキシ)−2−プロピル]−2,6−ジフルオロベンズアミドを60ml の四塩化炭素中に懸濁させる。1.7ml(0.023モル)のチオニルクロリ ドを加え、混合物を1.5時間還流させる。溶媒を蒸留する。 9.3gの、分配係数logP(オクタノール/水)が約3.86のN−[1 −クロロ−3−(4−t−ブチルベンゾイルオキシ)−2−プロピル]−2,6 −ジフルオロベンズアミドが得られる。実施例(XV−1) 400mlの酢酸エチル中の21gの2−アミノ−3−(4−t−ブチルベン ゾイルオキシ)−1−プロパノール塩酸塩に21.9ml(0.158モル)の トリエチルアミンを最初に加え、続いて20mlの酢酸エチル中の13.9gの 2,6−ジフルオロベンゾイルクロリドを0℃において滴下する。撹拌を20℃ で1時間続け;沈澱を吸引濾過し、有機相を各回100mlの水を用いて3回洗 浄し、溶媒を蒸留し、残留物をジイソプロピルエーテルと共に撹拌する。 乾燥後、14g(理論値の48%)の、分配係数logP(オクタノール/水 )が2.82のN−[1−ヒドロキシ−3−(4−t−ブチルベンゾイルオキシ )−2−プロピル]−2,6−ジフルオロベンズアミドが得られる。実施例A テトラニクス(Tetranychus)試験(OP耐性) 溶媒:7重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を作るために、1重量部の活性化合物を上記の量の溶 媒及び上記の量の乳化剤と混合し、濃厚液を乳化剤−含有水で所望の濃度に希釈 する。 すべての発育段階のグリーンハウスレッドスパイダーマイト(テトラニクス・ ウルチカエ(Tetranychus urticae)))に重度に感染した 豆の木(ファセオルス・ブルガリス(Phaseolus vulgaris) )に所望の濃度の活性化合物の調剤を噴霧する。 所望の時間の後、%における有効性を決定する。100%はすべての スパイダーマイトが殺されたことを意味し;0%はスパイダーマイトが全く殺さ れなかったことを意味する。 この試験において7日後、例えば製造実施例2及び3の化合物により、0.0 1%という典型的活性化合物濃度において98%の破壊が起こされた。実施例B ファエドン(Phaedon)幼虫試験 溶媒:3重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を作るために、1重量部の活性化合物を上記の量の溶 媒及び上記の量の乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 キャベツの葉(ブラシカ・オレラセア(Brassica oleracea ))を所望の濃度の活性化合物の調剤に浸漬することにより処理し、葉がまだ濡 れている間にマスタードビートル幼虫(ファエドン・コクレアリアエ(Phae don cochleariae))に感染させる。 所望の時間の後、%における有効性を決定する。100%はすべてのビートル 幼虫が殺されたことを意味し;0%はビートル幼虫が全く殺されなかったことを 意味する。 この試験において7日後、例えば製造実施例1の化合物により、0.1%の活 性化合物濃度において100%の破壊が示される。実施例C プルテラ(Plutella)試験 溶媒:7重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を作るために、1重量部の活性化合物を上記の量の溶 媒及び上記の量の乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 キャベツの葉(ブラシカ・オレラセア)を所望の濃度の活性化合物の調剤に浸 漬することにより処理し、葉がまだ濡れている間にダイヤモンド−バックモスの 毛虫(プルテラ・マクリペンニス(Plutella maculipenni s))に感染させる。 所望の時間の後、%における有効性を決定する。100%はすべての毛虫が殺 されたことを意味し;0%は毛虫が全く殺されなかったことを意味する。 この試験において7日後、例えば製造実施例2の化合物により、0.1%の典 型的活性化合物濃度において100%の破壊が起こされた。実施例D ネフォテティクス(Nephotettix)試験 溶媒:7重量部のジメチルホルムアミド 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル 活性化合物の適した調剤を作るために、1重量部の活性化合物を上記の量の溶 媒及び上記の量の乳化剤と混合し、濃厚液を水で所望の濃度に希釈する。 稲の実生(オリザ・サチバ(Oryza sativa))を所望の濃度の活 性化合物の調剤に浸漬することにより処理し、葉がまだ濡れている間にグリーン ライスリーフホッパーの幼虫(ネフォテティクス・シ ンクチセプス(Nephotettix cincticeps))に感染させ る。 所望の時間の後、%における有効性を決定する。100%はすべてのリーフホ ッパーが殺されたことを意味し;0%はリーフホッパーが全く殺されなかったこ とを意味する。 この試験において6日後、例えば製造実施例2、7及び8の化合物により、0 .1%の典型的活性化合物濃度において100%の破壊が起こされた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,LK,N O,NZ,PL,RO,RU,SK,UA,US (72)発明者 トウルベルク,アンドレアス ドイツ連邦共和国デー−40699エルクラー ト・ナーエベーク19 (72)発明者 メンケ,ノルベルト ドイツ連邦共和国デー−51381レーフエル クーゼン・グルンデルミユーレ2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I) [式中、 Aは場合により置換されていることができるフェニルを示し; Bは場合により置換されていることができるフェニルを示し; Dは水素又はアルキルを示し; nは0、1又は2を示す] のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体。 2.Aが場合によりハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C1 −C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロゲノアルキル、C1−C6−ハロゲノアル コキシ又はC1−C6−ハロゲノアルキルチオから成る群からの同一もしくは異な る置換基により一置換〜五置換されていることができるフェニルを示し、 Bが場合により ハロゲン、 C1−C18−アルキル、 シアノ、 C1−C8−アルコキシ−C1−C8−アルキル、 C1−C8−ハロゲノアルコキシ、 C1−C4−ハロゲノアルキル、 場合によりさらに1〜3個の酸素原子により中断されていることができ るC1−C18−アルコキシ、 C1−C18−アルキルチオ、 C1−C8−ハロゲノアルキルチオ、 3,4−ジフルオロメチレンジオキソ、 3,4−テトラフルオロエチレンジオキソ、 場合によりC1−C4−アルキル、C3−C6−シクロアルキル及び/又はハロゲン により置換されていることができるベンジルイミノオキシメチル、 場合によりC1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、シクロヘキシル又はフ ェニルにより置換されていることができるシクロヘキシル又はシクロヘキシルオ キシ; 場合によりハロゲン、C1−C4−アルキル又はC1−C4−ハロゲノアルキルから 成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換又は二置換されていること ができるピリジルオキシ; それぞれ場合によりC1−C12−アルキル、ハロゲン、C1−C4−ハロゲノアル キル、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロゲノアルコキシ、C1−C6−アル コキシ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ−エチレンオキシ、C1− C6−アルキルチオ及び/又はC1−C6−ハロゲノアルキルチオから成る群から の同一もしくは異なる置換基により一置換〜三置換されていることができるフェ ニル、フェニルカルボニル、ベンジル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオ キシ、ベンジルオキシカルボニル又はベンジルチオ; C1−C12−アルキル−カルボニル、 C1−C12−アルコキシ−カルボニル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換され ていることができるC5−C7−シクロアルキルオキシ−カルボニル; 場合によりシクロアルキル部分においてC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6 −アルコキシにより置換されていることができるC5−C7−シクロアルキル−C1 −C6−アルキルオキシ−カルボニル;ならびに 基−CO−NY12 (式中、Y1及びY2が同一もしくは異なり、 水素、 C1−C6−アルキル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換さ れていることができるC5−C7−シクロアルキル、及び 場合により上記のベンジルの置換基により置換されていることができるベンジ ル、 の意味を有する) から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜四置換されているこ とができるフェニルを示し、 Dが水素又はメチルを示し; nが0、1又は2を示す、 請求の範囲第1項に記載の式(I)のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体。 3.Aが場合により F、Cl、Br、C1−C3−アルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3−アル キルチオ、F及びClから成る群からの同一もしくは異なる 置換基により一置換〜五置換されているC1−C2−アルキル、F及びClから成 る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜五置換されているC1−C4 −アルコキシ、SCF3又はSCHF2 から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜五置換されているこ とができるフェニルを示し、 Bが場合により F、Cl、Br、 C1−C18−アルキル、 シアノ、 C1−C6−アルコキシ−C1−C8−アルキル、 F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜六置換さ れているC1−C8−アルコキシ、 F及び/又はClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜五 置換されているC1−C2−アルキル、 C1−C18−アルコキシ及び−(OC241〜3−O−C1−C6−アルキル、 C1−C12−アルキルチオ、 F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜六置換さ れているC1−C8−アルキルチオ、 3,4−ジフルオロメチレンジオキソ、 3,4−テトラフルオロエチレンジオキソ、 基 それぞれ場合によりC1−C4−アルキル、C1−C4−アルコキシ、シクロヘキシ ル又はフェニルにより置換されていることができるシクロヘキシル又はシキロヘ キシルオキシ; 場合によりF、Cl又はCF3から成る群からの同一もしくは異なる置換基によ り一置換又は二置換されていることができるピリジルオキシ; それぞれ場合によりC1−C12−アルキル、F、Cl、Br、CF3、C1−C4− アルコキシ、F及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置 換〜六置換されているC1−C4−アルコキシ、C1−C4−アルコキシ−C1−C4 −アルキル、C1−C4−アルコキシエチレンオキシ、C1−C4−アルキルチオ、 ならびにF及びClから成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜 六置換されているC1−C4−アルキルチオから成る群からの同一もしくは異なる 置換基により一置換〜三置換されていることができるフェニル、フェニルカルボ ニル、ベンジル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルチオ、ベンジルオキシ、 ベンジルオキシカルボニル又はベンジルチオ; C1−C12−アルキル−カルボニル、 C1−C12−アルコキシ−カルボニル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換され ていることができるC5−C7−シクロアルキルオキシ−カルボニル; 場合によりシクロアルキル部分においてC1−C6−アルキル及び/又は C1−C6−アルコキシにより置換されていることができるC5−C7−シクロアル キル−C1−C6−アルキルオキシ−カルボニル;ならびに 基−CO−NY12 (式中、Y1及びY2が同一もしくは異なり、 水素、 C1−C6−アルキル、 場合によりC1−C6−アルキル及び/又はC1−C6−アルコキシにより置換さ れていることができるC5−C7−シクロアルキル、及び又 場合により上記のベンジルの置換基により置換されていることができるベンジ ル、 の意味を有する) から成る群からの同一もしくは異なる置換基により一置換〜四置換されているこ とができるフェニルを示し、 Dが水素又はメチルを示し; nが0、1又は2を示す、 請求の範囲第1項に記載の式(I)のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体。 4.a)式(II) [式中、 B及びDは上記の意味を有する] のアミノアルコール類を式(III) A−COOH (III) [式中、 Aは上記の意味を有する] のカルボン酸及び脱水剤と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは b)式(IV) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有する] のアミドアルコール類を脱水剤と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは c)式(V) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有し、 Xは脱離基、例えばハロゲン、アルキルスルホニルオキシ又はアリールスルホニ ルオキシを示す] のアミド誘導体を塩基と、適宜、希釈剤の存在下で反応させるか; あるいは d)式(VI) [式中、 A、D及びXは上記の意味を有する] のオキサゾリン類を式(VII) H−S−B (VII) [式中、 Bは上記の意味を有する] のチオフェノール類と、塩基の存在下で、及び適宜、希釈剤の存在下で反応させ ;そして 適宜、 e)式(Ia) [式中、 A、B及びDは上記の意味を有し、 方法(a)〜(d)により得ることができる] のフェニルチオ−オキサゾリン誘導体を酸化剤と、適宜、希釈剤の存在下で、及 び適宜、反応助剤の存在下で反応させる ことを含む、請求の範囲第1項に記載の式(I)のフェニルチオ−オキサゾリン 誘導体の製造法。 5.少なくとも1種の請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を含む有害生 物防除剤。 6.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を有害動物及び/又は それらの環境に作用させることを含む有害動物を防除する方法。 7.有害動物の防除のための、請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物の使 用。 8.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を伸展剤及び/又は界面活性剤 と混合することを含む有害生物防除剤の製造法。
JP7518805A 1994-01-17 1995-01-04 フェニルチオ−オキサゾリン誘導体 Ceased JPH09507492A (ja)

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