JPH09507307A - T型アミノ官能性のシリコーン剥離剤を用いた溶着システム - Google Patents

T型アミノ官能性のシリコーン剥離剤を用いた溶着システム

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JPH09507307A JP7516359A JP51635995A JPH09507307A JP H09507307 A JPH09507307 A JP H09507307A JP 7516359 A JP7516359 A JP 7516359A JP 51635995 A JP51635995 A JP 51635995A JP H09507307 A JPH09507307 A JP H09507307A
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Abstract

(57)【要約】 静電複写印刷装置及び方法において熱可塑性樹脂トナーを基体へ溶着する溶着システムとポリオルガノT型アミノ官能性油剥離剤を塗布した熱安定型FKMハイドロフルオロエラストマ表面を有する溶着部材を用いた溶着方法が開示されている。油性剥離剤は、一活性分子に対して主にモノアミノ官能性を含み、ハイドロフルオロエラストマーの表面と相互作用してトナーへ略均質な界面バリヤー層及び低表面エネルギ薄膜を提供しトナーを当該表面から剥離する。この図は、高分子剥離剤(22)がハイドロフルオロエラストマーの表面(2)へ塗布されるのを示し、二つの剥離剤塗布ロール(17)及び(19)が表示方向に回転可能に配置され、剥離剤(22)をサンプ(20)からエラストマーの表面へ搬送するのを示している。

Description

【発明の詳細な説明】 T型アミノ官能性のシリコーン剥離剤を用いた溶着システム 本発明は、溶着システム及び方法に係り、より詳細には、静電写真印刷装置の 溶着システムに用いる剥離剤に関する。特定の実施例において、本発明はノベル (新剥離剤)の使用に関する。より詳細には、溶着部材が熱安定型ハイドロフル オロエラストマである溶着システムにおいて剥離剤として作用する主にT型モノ アミノ官能性のシリコーン油に関する。 一般的な静電写真印刷複写装置において、複写原稿の光画像が静電潜像の形態 で感光部材上に記録され、この潜像にはまた一般にトナーと呼ばれる熱可塑性樹 脂の粒子が塗布されて可視とされる。次に、この可視トナー画像は剥がれやすい 粉体状なので、すぐに乱されたり又は破壊されたりする。このトナー画像は感光 部材自体又は普通紙のような他の支持シートであってもよい支持体上に通常は定 着又は溶着される。 トナー画像を支持部材へ定着させるために熱エネルギを使用することは周知で ある。静電性のトナー材料を支持体表面へ熱によってパーマネントに溶着するに は、トナー材料の温度をトナー材料の構成成分が合体すると共に粘着性になるポ イントまで高くする必要がある。この熱によりトナーが支持部材の繊維や孔の中 へ流れやすくなる。その後、トナー材料が冷めるにつれてトナー材料が固体化し てトナー材料は支持体にしっかりと付着される。 一般に、熱可塑性樹脂粒子は、トナーに使用されている個々の樹脂の軟化範囲 によって約90℃〜約160℃の範囲又はそれより高い温度に加熱されて基体に 溶着される。しかしながら、基体の温度を約200℃より高くするのは好ましく ない。なぜならば、基体が用紙である場合は特にこのように高温で加熱されると 退色する傾向があるからである。 静電性トナー画像の熱溶着についていくつかの方法が従来の技術において記述 されている。これらの方法は、種々の手段、例えば、圧着状態に維持されるロー ル対、ロールと圧着するベルト部材等によってほぼ同時に加熱及び加圧を提供す ることを含む。ロールの一つ又は両方、プレート部材又はベルト部材を加熱する ことによって熱は加えられる。トナー粒子の溶着は、熱、圧力、及び接着時間の 適切な組合せが提供された時に達成される。トナー粒子の溶着をもたらすこれら のパラメータの平衡化は従来の技術において周知であり、また、これらの粒子は 個々の装置又はプロセスの条件に合うように調整され得る。 支持体へトナー粒子を熱溶着させるために加熱される溶着システムの動作中、 トナー画像及び支持体の両方がロール対間、プレート又はベルト部材間に形成さ れたニップを介して通過する。ニップにおいて、熱の並行移動と加圧によってト ナー画像は支持体へ溶着される。溶着システムにおいては、支持体から溶着部材 へのトナー粒子のオフセットが、通常動作中に決して発生しないことが重要であ る。溶着部材へオフセットされたトナー粒子は装置の他の部分又は次の複写サイ クルでの支持体上へ移り、背景部分に広がったり、その支持体上での材料の複写 を妨害したりする。この所謂「ホットオフセット」は、トナー粒子が溶けはじめ 、溶着動作中に溶融トナーの割裂が発生し、一部が溶着部分に残るポイントまで トナー温度が上がった時に発生する。このホットオフセット温度即ちホットオフ セット温度の低下が溶着ロールの剥離性質の尺度となる。従って、必要とされる 剥離を提供するために低表面エネルギを有する溶着表面を提供することが所望さ れる。溶着ロールの良好な剥離性質を確実とし維持するには、溶着動作の間にト ナーが溶着ロールから完全に剥離されることを確実とするように剥離剤を溶着部 材へ塗布することが経験的に正しいとされている。一般には、トナーオフセット を防止する為、例えば、シリコーン油の薄膜などの材料が塗布される。 従来の技術 溶着部材における最近の開発において、剥離剤及び溶着システムは、レンツ( Lenz)他への米国特許第4,264,181号、同じくレンツへの米国特許第4,257,699号 並びにシーナ(Seanor)への米国特許第4,272,179号において開示されており、 これらの特許はすべて本発明の譲受人へ譲渡されている。これらの特許は、溶着 部材と、官能基を有する高分子剥離剤が溶着部材の表面に塗布されている基板へ 熱可塑性樹脂トナー画像を溶着する方法が開示されている。この溶着部材は、 求核性付加硬化剤によって硬化された充填剤含有金属を含むエラストマーの表面 を有するベース部材を備えている。このような溶着部材の例としては、酸化鉛の 充填剤が分散されたビスフェノール硬化剤で硬化されたポリ(ビニリデンフルオ リドヘキサフルオロプロピレン)共重合体を含むと共に剥離剤としてメルカプト 官能性ポリオルガノシロキサン油を使用するアルミニウムベース部材があげられ る。これらの溶着プロセスにおいて、高分子剥離剤は官能基(化学反応官能基と しても表示される)を含み、これらの官能基は、溶着部材表面の樹脂材料又はエ ラストマー内に分散された充填剤を含む金属と相互作用し、これによって熱可塑 性樹脂トナーを剥離すると共に当該熱可塑性樹脂トナーがエラストマー材料自体 と接触するのを防止する熱安定性フィルムを形成する。溶着部材表面上のエラス トマー又は樹脂に分散された金属酸化物、金属塩、金属合金、又は他の好適な金 属化合物充填剤が高分子剥離剤の官能基と相互作用する。好ましくは、充填材料 を含む金属は、官能基を有する高分子剥離剤を劣化させないし、官能基を有する 高分子剥離剤へ悪影響を与えない。充填材料を含む金属を含むエラストマーと官 能基を有する高分子剥離剤の反応によって、静電写真複写装置の高速動作におい ても高品質複写物の優れた剥離及び生成が達成される。 関連するメカニズムが完全に理解されてない一方で、金属酸化物、金属塩、金 属合金、又は他の好適な金属化合物が分散されたエラストマー表面を有する溶着 部材表面に、特定の、官能基を有する高分子流体が塗布された時、当該エラスト マ内の充填剤の金属と官能基を有する高分子流体との間に相互作用(化学反応、 配位錯体、水素結合又は他のメカニズム)があり、これによって、液体又は流体 の形態の、官能基を有する高分子剥離剤が剥離のために優れた表面を提供するこ とができ、この表面が溶着部材の表面上へ残るような優れた性質を有しているこ とが観察された。このメカニズムにかかわらず、エラストマーの組成物とも官能 基を有する高分子剥離剤の組成物とも異なるフィルム(薄膜)がエラストマーの 表面に形成されているように見える。しかしながら、この薄膜は、トナーより大 きな、金属化合物を含むエラストマーへの親和性を有しており、これによってエ ラストマーの表面に優れた剥離被膜を提供する。剥離被膜は、加熱されたトナー とそれが塗布される基体の間の接着力そしてトナーの粘着力より低い粘着力を有 する。 静電性熱可塑性樹脂トナーに対して優れた剥離特性を有する熱安定型の再生可 能自己浄化層を形成するために溶着部材と相互作用する官能基を有する高分子剥 離剤の使用について、インペリアル(Imperial)他への米国特許第4,029,827号 ステラ(Stella)他への米国特許第4,101,686号、及び同じくステラ他への米国 特許第4,185,140号に開示されており、これらの特許の全てが本発明の譲受人へ 譲渡されている。特に、米国特許第4,029,827号は剥離剤としてメルカプト官能 基を有するポリオルガノシロキサンの使用に関する。米国特許第4,101,686号及 び米国特許第4,185,140号は、剥離液としてカルボキシ、ハイドロキシ、エポキ シ、アミノ、イソシアネート、チオエーテル及びメルカプト官能基などの官能基 を有する高分子剥離剤に関する。これらの溶着システムの内のいくつかは商業的 に適用されている。例えば、酸化鉛が充填されたビトン(Viton)E45(77 重量%のビニリデンフルオリドと23重量%のヘキサフルオロプロピレンの共重 合体)から製造された溶着ロールはメルカプト官能性ポリオルガノシロキサン剥 離剤を用いた溶着システムに首尾よく使用されている。 ショージ(Shoji)他への米国特許第5,157,445号は、活性成分として官能基含 有オルガノポリシロキサンを含むトナー剥離剤を使用する静電写真印刷装置のた めの定着装置を開示している。官能基は−NH2であってもよい。この特許の一 般式1は一分子当たり−NH2基を必要としないし、一般式2は一分子当たり1 0−NH2基まで許容する。 本発明の要旨 本発明によれば、静電写真印刷装置のための溶着システム、溶着方法及び新し い剥離剤が提供される。より詳細には、新たな剥離剤は主にT型モノアミノ官能 性のポリオルガニシロキサン剥離剤を含む。メカニズムが完全には理解されてい ないが、アミノ官能性油がアミノ基と反応可能なトナーと反応し得ることと思わ れる。多官能性アミノシリコーン油分子は、トナー及び溶着ロール表面の両方と 同時に反応することができトナーを溶着ロール表面に接着させるが、トナーオフ セットに対する更なるベースを作り、溶着ロールの機能的寿命を短縮することに なる。一官能性アミノ油分子はトナー又はフルオロエラストマーロール表面のい ずれかと反応することができるが、両方とは反応できない。従って、トナー/溶 着ロール接着剤として作用することができない。 本発明の主な態様は、実質的にモノアミノT型官能性油が、50≦n≦200 、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜200であるところの以下の化学式 、 を有し、少なくとも85%、好ましくは約93%のポリオルガノアミノ官能性シ ロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が一活性分子当たり主にモノアミノ官 能性を有し、前記ハイドロフルオロエラストマー表面と相互作用し、前記トナー への略均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィルムを提供することにより前 記トナーを前記表面から剥離する。 本発明の他の態様において、アミノ官能性がアミノプロピル/メチルシロキシ 基によって提供される。 本発明の他の態様において、アミノ官能性剥離剤が約30°F〜約450°F の温度において機能上、液体のままである。 本発明の他の態様において、一官能性は高く所望されるが、モノアミノ官能性 油はバッチプロセスで製造され、その後必要に応じて非官能性油で薄められる。 本発明の他の態様において、溶着部材は熱安定型FKMハイドロフルオロエラ ストマである。 本発明の他の態様において、モノアミノ官能性剥離剤が20℃で約100〜約 1000cP.の粘度を有する。 図面の簡単な説明 図1は本発明によるフューザ部材を使用するフューザシステムを示す断面図で ある。 本発明の詳細な説明 図1に示されるように、本発明の典型的なフューザ部材がフューザアセンブリ と共に記述されている。図1において、参照番号1はフューザロールを示す。フ ューザロール1は、好適なベース部材4を覆ったエラストマーの表面2を備え、 そのベース部材4は、任意の好適な金属、例えば、アルミニウム、アルマイト、 スチール、ニッケル、銅、その他から製造された中空シリンダ又はコアであり、 当該シリンダと同心上にあるフューザロールの中空部分内に配置される好適なヒ ーティング素子6を有する。バックアップ又は圧延ロール8は、フューザロール 1と協働して、コピー用紙又は他の基体12が通過するニップ又は接触弧10を 形成し、これにより、(コピー用紙又は他の基体12上で搬送される)トナー画 像14がフューザロール1のエラストマーの表面2と接触する。図1に示されて いるように、バックアップロール8は、高分子表面層18を上に有する堅いスチ ールコア16を有する。油溜め(サンプ)20は室温で固体又は液体であっても よい高分子剥離剤22を含むが、動作温度では流体である。 図1に示された高分子剥離剤22をエラストマーの表面2へ塗布するための実 施の形態において、指示された方向に回転可能に取り付けられた二つの剥離剤配 給ロール17及び19は、剥離剤22をサンプ20からエラストマーの表面へ搬 送するために用意される。図1に示されているように、ロール17はサンプ20 に部分的に浸漬され、そのロールの表面上に乗せた状態で剥離剤をサンプ20か ら押出しロール19へ搬送する。計測ブレード24を用いて、高分子剥離流体の 層は最初に押出しロール19へ塗布され、剥離流体の厚さをサブマイクロメータ から数マイクロメータの範囲内で調整しながら、次に、エラストマー表面2へ塗 布されてもよい。従って、計測デバイス24によって、約0.1〜2.0μm又 はそれ以上の厚さの剥離流体がエラストマー2の表面に塗布され得る。 本明細書中に使用されているように、用語「フューザ部材」はロール、ベルト 、フラット表面又は他の好適な形状であり、熱可塑性のトナー画像を好適な基体 へ定着させる時に使用され得る。これは、フューザ部材、圧力部材又は剥離剤ド ナー部材の形態、好ましくはシリンダ状ロールの形状を有する。一般に、フュー ザ部材は、中空のシリンダ型の金属コア、例えば、銅、アルミニウム、スチール 等から作られ、選ばれた硬化フルオロエラストマーの外層を有する。或いは、所 望されれば、基体と、硬化フルオロエラストマーの外層との間に一つ以上の中間 層があってもよい。このような層に対して適切な熱的及び機械的特性を有する一 般的な物質は、シリコーンエラストマー、フルオロエラストマー、EPDM、及 びテフロンPFAスリーブローラを含む。 本発明による主にモノアミノT型官能性の油剥離剤は、50≦n≦200、p が1〜5、50≦m≦200、qが1〜200であるところの以下の化学式、 によって表され、少なくとも85%、好ましくは約93%のポリオルガノアミノ 官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が主にモノアミノ官能性を有 し、前記ハイドロフルオロエラストマー表面と相互作用させ、前記トナーへの略 均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィルムを提供することにより前記トナ ーを前記表面から剥離する。 アミノ基がトナーのみと反応する場合、少なくとも一部がコピーシートと共に 送られる界面バリヤ層が形成される。このアミノ官能性油は、同様の反応によっ てハイドロフルオロエラストマー又はトナーと反応し、その主な反応は二重結合 を介して行われる付加反応である。上記の化学式における理想的な事例において 、pは1に等しいが、実際問題として、全ての鎖をp=1へ制限することは困難 であり、従って、pを1〜5の狭い範囲に特定する。用語「主にモノアミノ官能 性の油」によって、我々は、85%より大きい好ましくは約93%の官能性油分 子がシリコーン油分子上で一つのみのアミノ基を有し、これにより、15%未満 の活性シリコーン油分子はこれらの分子に共有結合される一つより多いアミノ基 を有する。これは上記に引用されている米国特許第5,157,445号における化学式I Iのオルガノポリシロキサンと非常に対照的である。その特許では、b=10で ある時、10の多官能性を可能とし、100%の活性シリコーン油分子がこれら に共有結合された1つより多いアミノ基を有することが開示されている。 アミノ官能性油は、濃縮物として別個に製造され、引き続いて非官能性のポリ オルガノシロキサン油によって薄められ、大部分のシロキサン基におけるアミン の分布を伴う混合物を提供する。この濃縮物を作る時、アミンのより広い官能性 、分布、即ち、モノアミノ、ジアミノ及びトリアミノが通常得られる。或いはそ して好ましくはモノアミノ官能性の油を配合する際、所望されるレベルのアミン 濃縮物及び最終分子量が決定されると共に、適量のアミン含有モノマー(単量体 )、アミン非含有モノマー、トリメチルシロキシ端末ブロッカー(遮断体)及び 重合触媒がこの反応器に添加される。この手順は一活性分子当たりのモノアミノ 官能性を最大にする。この手順とは対照的に、濃縮物が製造されて、初期の濃縮 物にもっと多くのアミン基が存在することにより、一活性鎖当たりより大きなア ミノ官能性が発生する機会が生成されるので、濃縮物が最初に製造された場合、 大部分が多官能性になる大きな機会が存在する。一方、バッチ、ワンポット、又 はワンショットプロセスにおいて、添加される成分の量は可変であり、一活性分 子当たりのモノアミノ官能性を提供するか又は最大にする。バッチ又はワンショ ットプロセスが好ましいとされているが、添加のタイミングや添加される成分の 量に対して適切な調整を行うことによって、連続的な操業プロセスにおいて、本 発明によるモノアミノ官能性油を製造することも可能である。バッチ又はワンシ ョットプロセスによるアミノ官能性油の製造に関しては上記に引用されている、 本出願において詳細かつ全体的に引用されることによって本発明の一部と成す"F using System With Monoamino Functional Silicone Release Agent(モノアミ ノ官能性のシリコーン剥離剤を用いた溶着システム)"と題された米国特許出願 第08/164,853号を参照されたい。 本明細書中に使用されている用語「活性分子」によって、我々はその化学構造 の一部としてアミノ官能基を有するシリコーン油分子を定義するものである。一 般に実質的なモノアミノ官能性のポリオルガノシロキサン系には、他の官能分子 の中でも、メチルアミノピロピルメチルシロキサン、エチルアミノプロピルメチ ルシロキサン、ベンジルアミノプロピルメチルシロキサン、ドデシルアミノプロ ピルメチルシロキサン、アミノプロピルメチルシロキサンを含む。これらのモノ アミノポリオルガノシロキサンは一般に20℃で約100〜約1000cP.の 粘度を有する。この粘度は、溶着ロールへ塗布する時の油処理に特に有用となる 。 好ましい具体例において、アミノ官能性はアミノプロピルメチルシロキシ基に よって提供される。化学式から観察されるように、官能性アミノ基は、トリメチ ルシロキシ端末基によって包囲(フランク)されたポリオルガノシロキサンの鎖 の主鎖における任意点に存在する。さらに、化学式から観察されるように、アミ ノ基は、第1級アミン又は水素の一つがR5に置き換えられた第2級アミンであ ってもよい。 勿論、アミノ官能性オルガノシロキサン鎖がオルガノシロキシ基の総数の約0 .01〜0.30モル%を含んでいる場合、上記のモノアミノ官能性シロキサン は、非官能性オルガノシロキサン油と共に使用されてもよい。 本発明によるT型アミノ官能性油は、上記のクロスリファレンスの同時継続出 願における更に伝統的なD型アミノ油と区別され又は対比されており、当該D型 アミノ官能性油は以下の化学式によって示される: ここで、50≦n≦200、pが1〜5、並びにR1、R2及びR3が1〜18 の炭素原子を含むアルキル及びアリールアルキル基からなる群から選択され、R4 は1〜18の炭素原子を有するアルキル及びアリールアルキル基と1〜100 のジオルガノシロキシ反復単位を有するポリオルガノシロキサン鎖からなる群か ら選択され、R5は水素、1〜18の炭素原子を有するアルキル及びアリールア ルキル基から成る群から選択される。T型は、二つの鎖をもたないで、FKMハ イドロフルオロエラストマー溶着表面に固着され、溶着トナー画像用のFKMハ イドロフルオロエラストマー表面上へ剥離用被覆を提供した後で、官能性アミン 基が結合した中心シリコーン原子に結合されたT型状の三つのシロキシ鎖が存在 し、これらの三つのシロキシ鎖によって溶着トナー画像用のFKMハイドロフル オロエラストマー表面へより良好なシールド又は剥離用被覆を提供し、これによ り、トナーへ実質的により均質な界面バリヤ層と低表面エネルギフィルムとが提 供され、当該トナーが当該表面から剥離されることを特徴とする。「実質的によ り均質な界面バリヤ層」の言葉によって、我々は、D型の剥離剤を用いた場合よ り、より大きなパーセントの被覆を溶着表面へ提供できる層、即ち、溶着表面の 少なくとも約40%の被覆、好ましくは溶着表面の少なくとも約60%の被覆を 一般的に提供できる層、を定義するものである。従って、油とも反応するトナー によって、FKM溶着表面にトナーが付着したり、ホットオフセットによって使 用不可能となることが防止できる。T型アミノ官能性油がより大きな被覆のFK M溶着表面を提供するだけでなく、D型アミノ官能性油より低い濃度で使用する ことができる。例えば、同一条件下で、0.008モル%の濃度(オルガノシロ キシ官能基のモル総量に対するアミノ官能基のモル量)を有するT型アミノ官能 性油は、ホットオフセットによる損失なしで充分な剥離を提供するが、D型ア ミノ官能性油は0.012モル%より大きな濃度を必要とする。更に、本発明の T型アミノ官能性油によるFKMハイドロフルオロエラストマーの最も均質な被 覆は、シロキシ基q、n及びmが同じ又は略同じ長さになった時に達成される。 なぜならば、この長さがT型アミノ官能性油によるFKMハイドロフルオロエラ ストマー溶着表面の最大被覆と最も実質的に均質な被覆を提供するからである。 本発明によると、FKMハイドロフルオロエラストマーは、ASTM表示D1 418−90において定義される物質であると共に高分子鎖上にフルオロ、ペル フルオロアルキル又はペルフルオロアルコキシ置換基を有するポリメチレンタイ プのフルオロラバーに関する。 本発明の実施に有用なフルオロエラストマーは、上記に引用されているレンツ (Lenz)への米国特許第4,257,699号で詳細に記述されているフルオロエラスト マーであると共に、同一出願人に譲渡された同時継続出願のエディ(Eddy)他へ の米国特許第5,017,432号及びフィンタウォルダ(Finsterwalder)他への米国特 許第5,061,965号に開示されているフルオロエラストマーである。これらの特許 明細書中に記述されているように、これらのフルオロエラストマーは、特に、ビ トン(Viton)A、ビトンE60C、ビトンE430、ビトン910、ビトンG H及びビトンGFなどの種々の表示によって商業的に知られているビニリデンフ ルオリド、ヘキサフルオロプロピレン及びテトラフルオロエチレンの共重合体及 び三元共重合体の等級のものである。ビトン表示はE.I.デュポンドネムール (Dupont de Nemours,Inc)社の商標である。他の市販の材料としては、フルオ レル(Fluorel)はスリーエム(3M)社の商標である、フルオレル(Fluorel) 2170、フルオレル2174、フルオレル2176、フルオレル2177及び フルオレルLVS76を含む。更に市販の入手可能な材料には、共に3M社から 入手可能なアフラス(Aflas)ポリ(プロピレンテトラフルオロエチレン)、フ ルオレル(L900)ポリ(プロピレンテトラフルオロエチレン−ビニリデンフ ロリド)と、モンテジソン・スペシャルティ・ケミカル社(Montedison Special ty Chemical Co.)より入手可能なFOR−60KIR、FOR−LHF、NM 、FOR−THF、FOR−TFS、TH、TN505で示されるテクノフ ロン(Tecnoflons)が有る。一般にこれらのフルオロエラストマーは求核性付加 硬化システム、例えば、上記に引用されているレンツ特許及びエディ他への米国 特許第5,017,432号でより詳細に記述されているオルガノホスホニウム塩促進剤 を伴うビスフェノール架橋剤によって硬化される。 特に、好ましい具体例において、フルオロエラストマーは、E.I.デュポン ドネムール社から入手可能なビトンGF中のような、かなり少量のビニリデンフ ルオリドを含むタイプのものである。ビトンGFは、2重量%の硬化部位モノマ ーを有する35重量%のビニリデンフルオリド、34重量%のヘキサフルオロプ ロピレン及び29重量%のテトラフルオロエチレンを含み、一般に汎用の過酸化 物硬化剤によって硬化される。 アミノ官能性油が、アミノ基及びフルオロエラストマー溶着ロール表面と反応 することが可能な任意のトナーと反応可能であると思われる。多官能性アミノシ リコーン油分子はトナー中の不飽和及び溶着ロール表面の両方と同時に反応でき 、このため、トナーが溶着ロール表面へ付着し、トナーオフセットのベース(原 因)となるものが形成され、溶着ロールの機能的寿命を縮めることになる。従っ て、多官能性アミノ油は、トナーとFKMハイドロフルオロエラストマー溶着ロ ール表面の間の接着剤として作用する能力を有している。一官能性アミノ油分子 はトナー又はフルオロエラストマー溶着ロール表面のいずれか一方と反応するこ とができるが、両方と反応することができない。このため、当該一官能性アミノ 油分子はトナー及び/又は溶着ロール接着剤として作用することができない。更 に、アミノ基がハイドロフルオロエラストマー鎖を攻撃し、フッ素原子をハイド ロフルオロエラストマー鎖から取ることによって窒素原子と鎖の間に化学結合を 形成すると思われる(1972年発行ウィリー−インタ−サイエンス(Wiley-In terscience)の294頁のL.ウォール(WALL)著の「フルオロポリマー」参照) 。官能性油が用紙によって搬送されたり又はすり減って消耗されている間も、剥 離剤が連続的に補充されることにより、アミノ基とハイドロフルオロエラストマ ー鎖間の化学結合が維持されることが確実とされる。 ハイドロフルオロエラストマー鎖とモノアミノ官能性ポリオルガノシロキサン の組合せは、溶着表面内に存在すべき金属、金属酸化物、又は他の反応充填剤が 存在していないにもかかわらず、メルカプトポリオルガノシロキサン剥離剤を用 いた場合と同じように剥離剤のための定着部位として作用するという非常に大き な利点をもたらす。例えば、溶着表面の製造が簡単化される以外に、帯電制御剤 がフルオロエラストマーへ与える劣化作用が少なくなり、重金属使用による安全 性への配慮が取り除かれるといる点において溶着性能が向上する。また、硫化水 素が存在した結果として生じる硫黄の臭いがないので、メルカプト官能性剥離液 を用いた場合のような不快な臭気も発生しない。また、モノアミノ官能性ポリオ ルガノシロキサンは、ハイドロフルオロエラストマーのいずれの部分とも反応す ることができ、一般にこれらの物質の多くに提供されてきた銅酸化物のような反 応部位の存在が要らなくなる。モノアミノ官能性油は、勿論、金属又は金属酸化 物の反応部位を含んでいるハイドロフルオロエラストマー溶着表面と共に使用す ることもできる。また、メルカプト官能性剥離剤が、拡大を必要とする極めて小 さな面積の反応部位で作用を開始する。このことから、定着部位が必要であると 共に流体(液体)がこれらの部位同士を架橋しなければならないので、メルカプ ト官能性液が溶着表面全体に対して完全な被覆を得ることは非常に困難とされる 。アクティブなより多くの鎖が同じ合計数のアミノ基に対して提供され、これら のアミノ基は溶着表面全体に対してかなり薄い層として分布する。 以下の実施例は、本発明による溶着システム、方法及び剥離剤について更に明 確にする共に説明する。全ての部分及びパーセントは重量で示されている。全て の実験が同じ方法で及び同じ器具を使って行われた。 実験例 記載された剥離剤は3インチのベンチウェブ固定装置の上で評価された。この ウェブは20cm/秒で連続運転される。溶着ロール被膜は、デュポン社のVC −50硬化システムによって硬化された0.050mmのビトンGFの剥離保護 被膜を有する1.5mmの熱伝導性シリコーンゴムを含んでいた。このビトンG F層は重金属酸化物は含んでいなかった。溶着ロールは直径50mmであり、2 0cm/秒の表面速度及び画像定着が可能とされる温度より30°F高い370 °Fの運転温度で動作した。 ポリエステルトナーが使用され、画像の有効範囲は50%だった。用紙キャリ ア(搬送体)上の画像としてのトナーのレベルは1.0mg/cm2だった。ポ リエステルはフマル酸で作られており、従って不飽和だった。トナーは、トナー の流れ及び帯電制御剤を助長するように適量のエーロゾルを含んでおり、これに より、トナー現像に必要な摩擦特性が提供された。破損やホットオフセットは、 トナー画像の一部が溶着ロールへ貼り付けられ次に溶着ロールの次の回転で用紙 に転写される時に発生する。 以下の表は、T型アミノ官能性油とD型アミノ官能性油を比較した寿命(耐用 期間)における顕著な改良を示している。各例における破損モードは、記載され ている回数のプリントが実行された後で発生したホットオフセットである。実施 例1、2及び3は、n=135であるD型アミノ官能性油の比較実施例であり、 実施例4は、n+q+m=135である本発明によるT型アミノ官能性油の実施 例である。両タイプ共、油の分子量及び粘度は同じであった。 上記から容易に理解できるように、本発明によるT型油を用いると、少なくと も100%以上及びそれよりはるかに大きい溶着ロール寿命における驚異的な改 良が見られた。 さらに、上記実施例から容易に理解できるように、一つのみのポリオルガノア ミノ官能基を有するT型アミノ官能性のシリコーン油分子が、少なくとも140 Kのプリントの後でもホットオフセットを生ずることなく、高容量、高速、高品 質の静電写真印刷装置に必要とされる寿命の特徴である驚異的に長い寿命を提供 することができる。 このように、本発明によれば、かなり改良された溶着システム、方法及びT型 アミノ官能性剥離剤、特に、その剥離性能がD型アミノ剥離剤に比べて驚異的に 改良されたシステムが提供されている。更に、−ポリオルガノシロキサン鎖当た りの官能性アミノ基の数を少なくとも85%、好ましくは93%の鎖中、一つの みに限定することによって、ハイドロフルオロエラストマー溶着表面とトナーと が互いに接着して、オフセットの回避につながる剥離剤の所望の品質を妨げるよ うな、ハイドロフルオロエラストマー溶着表面とトナーが剥離剤と反応する機会 が避けられた。更に重要なことは、シリコーン剥離剤における高度のアミノモノ 官能性のおかげで、本発明による溶着システムが高速、高容量、高品質の静電写 真印刷装置に使用するための適用範囲が拡がった。更に、メルカプト官能性液を 定着させるための反応部位として作用する目的で、金属や、金属酸化物、金属配 合充填剤の溶着表面への使用が必要とされないので、製造コストの削減、帯電制 御剤との反応性の低下や臭気の不発生と共に上記の改良された性能が達成される 。 本明細書中に引用された全ての特許及び出願は本明細書中で全体として援用さ れ、本発明の一部を成す。 本発明は特定の好ましい具体例によって詳細に記述されているが、種々の変更 及び改良が可能なことは技術者にとって明確であろう。従って、全てのこのよう な改良及び具体例は、本発明の請求の範囲を逸脱することなく、当業者によって 容易に可能とされる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月25日 【補正内容】 −34条補正− 請求の範囲 1.静電複写プリント装置内の基体へ熱可塑性樹脂トナーを溶着させる熱安定型 ハイドロフルオロエラストマー表面を有するフューザ部材へ塗布するための流体 剥離剤であって、 50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜200であると ころの以下の化学式、 を有するアミノ官能性油を備え、少なくとも85%のポリオルガノアミノ官能性 シロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が一活性分子当たり主にモノアミノ 官能性を有し、前記ハイドロフルオロエラストマー表面と相互作用し、前記トナ ーへの略均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィルムを提供することにより 前記トナーを前記表面から剥離する剥離剤。 2.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有する 請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 3.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される請 求の範囲第1項に記載の剥離剤。 4.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、液 体のままである請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 5.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有する 請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 6.前記剥離剤が非官能性ポリオルガノシオキサン油を更に含む請求の範囲第1 項に記載の剥離剤。 7.n、q、及びmのシロキシ基が略同一長である請求の範囲第1項に記載の剥 離剤。 8.基体へ熱可塑性樹脂トナー画像を溶着する方法であって、 被加熱熱安定型ハイドロフルオロエラストマー溶着表面を高温で提供するステ ップと、 50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜200であると ころの以下の化学式、 を有するアミノ官能性油を含む流体剥離剤の被膜を前記エラストマー表面上に形 成するステップと、を備え、 少なくとも85%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを 有し、前記油が一活性分子当たり主にモノアミノ官能性を有し、前記ハイドロフ ルオロエラストマー面と相互作用し、前記トナーへの略均質な界面バリヤ層と低 い表面エネルギフィルムを提供することにより前記トナーを前記表面から剥離さ せ、前記基体上のトナー画像を被膜された熱エラストマー表面と接着させて前記 トナー画像を前記基体に溶着し前記トナーを冷却させる、トナー画像溶着方法。 9.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有する 請求の範囲第8項に記載の方法。 10.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される 請求の範囲第8項に記載の方法。 11.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、 液体のままである請求の範囲第8項に記載の方法。 12.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有す る請求の範囲第8項に記載の方法。 13.前記剥離剤が非官能性ポリオルガノシオキサン油を更に含む請求の範囲第 8項に記載の方法。 14.前記アミノ官能性油がオルガノシロキシ基の総量の約0.01〜約0.3 0モル%の量で、非官能性オルガノシロキサン油と共に含まれている請求の範囲 第8項に記載の方法。 15.n、q、及びmのシロキシ基が略同一長である請求の範囲第8項に記載の 方法。 16.前記油のための重金属、重金属酸化物、又は他の重金属化合物の定着部位 がない場合、前記油が前記ハイドロフルオロエラストマー表面と共に略均質な界 面バリヤ層を形成する請求の範囲第8項に記載の方法。 17.前記トナーがアミンと反応しやすい請求の範囲第8項に記載の方法。 18.静電複写印刷装置において熱可塑性トナーを溶着する圧熱溶着システムで あって、 加熱フューザ部材及びバックアップ圧力部材が溶着アークを定めてトナー画像 を基体に溶着し、 前記フューザ部材が熱安定ハイドロフルオロエラストマー溶着表面と前記表面 へ剥離剤を配給する手段とを有し、 前記剥離剤が、50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜 200であるところの以下の化学式、 を有するアミノ官能性油を備え、少なくとも85%のポリオルガノアミノ官能性 シロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が一活性分子当たり主にモノアミノ 官能性を有し、前記ハイドロフルオロエラストマー表面と相互作用し、前記トナ ーへの略均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィルムを提供することにより 前記トナーを前記表面から剥離させる溶着システム。 19.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有す る請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 20.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される 請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 21.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、 液体のままである請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 22.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有す る請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 23.前記アミノ官能性油が、オルガノシロキシ基の総量の約0.01〜約0. 30モル%の量で、非官能性オルガノシロキサン油と共に含まれている請求の範 囲第18項に記載の溶着システム。 24.前記剥離剤が非官能性ポリオルガノシオキサン油を更に含む請求の範囲第 18項に記載の溶着システム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.静電複写プリント装置内の基体へ熱可塑性樹脂トナーを溶着させる熱安定型 FKMハイドロフルオロエラストマー表面を有するフューザ部材へ塗布するため の流体剥離剤であって、 50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜200である、 以下の化学式、 を有するT型アミノ官能性油を含み、少なくとも85%、好ましくは約93%の ポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が一活性 分子当たり主にモノアミノ官能性を有し、前記ハイドロフルオロエラストマー表 面と相互作用し、前記トナーへの略均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィ ルムを提供することにより前記トナーを前記表面から剥離する剥離剤。 2.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に〜等しいpを有す る請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 3.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される請 求の範囲第1項に記載の剥離剤。 4.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、液 体のままである請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 5.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有する 請求の範囲第1項に記載の剥離剤。 6.前記モノアミノ官能性油がバッチプロセスにおいて製造され、その後非官能 性ポリオルガノシオキサン油によって薄められる請求の範囲第1項に記載の剥離 剤。 7.n、q、及びmのシロキシ基が略同一長である請求の範囲第1項に記載の剥 離剤。 8.基体へ熱可塑性樹脂トナー画像を溶着する方法であって、 被加熱熱安定型FKMハイドロフルオロエラストマー溶着表面を高温で提供す るステップと、 50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜200であると ころの以下の化学式、 を有するアミノ官能性油を有する流体剥離剤の被膜を前記エラストマー表面上に 形成するステップと、を備え、 少なくとも85%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを 有し、前記油が一活性分子当たり主にモノアミノ官能性を有し、前記ハイドロフ ルオロエラストマー面と相互作用し、前記トナーへの略均質な界面バリヤ層と低 い表面エネルギフィルムを提供することにより前記トナーを前記表面から剥離さ せ、前記基体上のトナー画像を被膜された熱エラストマー表面と接着させて前記 トナー画像を前記基体に溶着し前記トナーを冷却させる、トナー画像溶着方法。 9.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有する 請求の範囲第8項に記載の方法。 10.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される 請求の範囲第8項に記載の方法。 11.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、 液体のままである請求の範囲第8項に記載の方法。 12.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有す る請求の範囲第8項に記載の方法。 13.前記モノアミノ官能性油がバッチプロセスにおいて製造され、その後非官 能性ポリオルガノシオキサン油によって希釈される請求の範囲第8項に記載の剥 離剤。 14.前記アミノ官能性油がオルガノシロキシ基の総量の約0.01〜約0.3 0モル%の量で非官能性オルガノシロキサン油と共に含まれている請求の範囲第 8項に記載の方法。 15.n、q、及びmのシロキシ基が略同一長である請求の範囲第8項に記載の 方法。 16.前記油のための重金属、重金属酸化物、又は他の重金属化合物の定着部位 がない場合、前記油が前記ハイドロフルオロエラストマー表面と共に略均質な界 面バリヤ層を形成する請求の範囲第8項に記載の方法。 17.前記トナーがアミンと反応しやすい請求の範囲第8項に記載の方法。 18.静電複写印刷装置において熱可塑性トナーを溶着する圧熱溶着システムで あって、 加熱フューザ部材及びバックアップ圧力部材が溶着アークを定めてトナー画像 を基体に溶着し、 前記フューザ部材が熱安定型FKMハイドロフルオロエラストマー溶着表面と 前記表面へ剥離剤を配給する手段とを有し、 前記剥離剤が、50≦n≦200、pが1〜5、50≦m≦200、qが1〜 200であるところの以下の化学式、 を有するアミノ官能性油を備え、少なくとも85%、好ましくは約93%のポリ オルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有し、前記油が活性分子当 たり主モノアミノ官能性を有し、前記ハイドロフルオロエラストマー表面と相互 作用し、前記トナーへ略均質な界面バリヤ層と低い表面エネルギフィルムを提供 することにより前記トナーを前記表面から剥離させる溶着システム。 19.約93%のポリオルガノアミノ官能性シロキサン鎖が1に等しいpを有す る請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 20.前記アミノ官能性がアミノプロピルメチルシロキシ基によって提供される 請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 21.前記アミノ官能性油が約30°F〜約450°Fの温度において機能上、 液体のままである請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 22.前記アミノ官能性油が20℃で約100〜約1000cP.の粘度を有す る請求の範囲第18項に記載の溶着システム。 23.前記アミノ官能性油が、オルガノシロキシ基の総量の約0.01〜約0. 30モル%の量で非官能性オルガノシロキサン油と共に含まれている請求の範囲 第18項に記載の溶着システム。 24.前記モノアミノ官能性油がバッチプロセスで調製され、その後、モノ官能 性ポリオルガノシオキサン油で希釈される請求の範囲第18項に記載の溶着シス テム。
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