JPH09507152A - 棒、条片または板状の物体を整然とつるすための支持体 - Google Patents

棒、条片または板状の物体を整然とつるすための支持体

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JPH09507152A
JPH09507152A JP8512923A JP51292395A JPH09507152A JP H09507152 A JPH09507152 A JP H09507152A JP 8512923 A JP8512923 A JP 8512923A JP 51292395 A JP51292395 A JP 51292395A JP H09507152 A JPH09507152 A JP H09507152A
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Inventor
ハインツレ・エゴン
Original Assignee
メディポラン・アクチェンゲゼルシャフト
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
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Abstract

(57)【要約】 棒、条片または板状の物体を整然とつるすための支持体には、基部(4)に回転可能に保持されていて、互いに依存し合って運動可能な締付けジョー(2,3)が設けられている。締付けジョー(2,3)はそれらの一端(5,6)が自由に突き出ておりかつそれらの他端がそれらの長手方向を横切って延びる軸線(7,8)の周りを回転可能に保持されている。両方の軸線(7,8)は少なくともほぼ一平面に存在しておりかつ使用位置で頂点(11)が上方へ指向する角度(α)を互いに囲んでいる。それにより、下方への回動によってのみ常に両方の締付けジョー(2と3)が互いに向かって押圧されようとする。締付けジョー(2,3)が下方に強く引っ張られれば引っ張られるほど、相互の押圧力がそれだけいっそう強くなるので、比較的重い物体も確実に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 棒、条片または板状の物体を整然とつるすための支持体 本発明は、基部に回転可能に保持されていて、互いに依存し合って運動可能な 少なくとも二つの締付けジョーからなる、棒、条片または板状の物体、例えばス ポーツ器具、工具および柄付き器具を整然とつるすための支持体に関する。 周知の造りのそのような支持体(ヨーロッパ特許公開381 224)はスキー対を つるすために役立ちかつ垂直平面に関して互いに鏡像的に向かい合っている二つ の締付けジョーを有し、これらの締付けジョーは互いに依存し合って水平な互い に平行に配向された軸線の周りを回転可能に保持されている。その場合、これら の締付けジョーが支持体として種々の厚さの物体にも使用できるために締付けジ ョーの非常に正確な調和を必要とする。実際には、たとえつるすべき物体が比較 的薄い場合でも、例えば柄付き器具で相応する比較的大きな直径を有するか、ま たは例えばスキー対で比較的大きな厚さを有する場合でも、適当な締め付け力が 存在しなければならない。相応する厚さまたは直径の範囲をある程度かばーでき るために、締付けジョーの互いに向き合った表面が凸状に円弧形に延びるように 形成され、その際円弧を形成する、軸線に対し平行な回転軸線の想定した母線は 最も下の円弧区分から最も上の円弧区分まで連続して増加している。 本発明は、比較的薄い部品でも厚い部品でも同じように整然とつるすことがで きる、冒頭に述べた種類の支持体を造ることを課題の基礎としている。 本発明により、これは次のようにしてうまくゆく。すなわち、締付けジョーは それらの一端が自由にかつ少なくともそれらの締め付け位置で互いにほぼ平行に 存在するように突き出ておりかつそれらの他端がそれらの長手方向を横切って延 びる軸線の周りを回転可能に保持されており、その際両方の軸線は少なくともほ ぼ一平面に存在しておりかつ互いに使用位置で頂点が上方に指向する角度を囲む ようにする。 この本発明による手段のゆえに、締付けジョーがもっぱら軸線の特別な位置の おかげで上方に持ち上げたときにほぼV形に別れかつ上方から下方に向かって休 止位置へ回転されるときに常に相応して再び互いに向かい合って運動することが 常に確保される。それ故、より厚い部品も締付けジョーの間に固く挟み込まれる 。なぜなら、締付けジョーが引っ張られるとまたは下方に向かう力の作用のため 常になおさらに互いに向かい合って押圧しようとするからである。押圧力はもっ ぱら、締付けジョーが下方へさらに回転しようとするときに、これらの締付けジ ョーを強制的にさらに一緒に集合させようとすることにより惹起される。それ故 、適当な締め付け作用は、比較的薄い物体を挟み込まなければならないときでさ えなお得られる。つるすべき物体が重ければ重いほど、両方の締付けジョーの互 いに向き合った押圧力がそれだけいっそう強くなる。 周知の形式においても、とりわけ非常に狭い範囲において、種々の厚い部品の ために適当な締め付け力を達成することができる。しかしながら、相応する厚い 部品を挿入するやいなや、互いに平行に存在する軸線の周りを回動可能な締付け ジョーにはもはや相応する作用が与えられない。全ての周知の形式では、締付け ジョーの表面の摩擦作用に非常に強くかかっている。なぜなら、そのときにのみ 締付けジョーの相応する回転作用、したがって締め付け作用が達成可能であるか らである。 これに対して、本発明による形式においては、締付けジョーへの小さい力がす でに、これらの締付けジョーがなおいっそう強く押しつけることをもたらすので ある。 構造的な点において、本発明による手段により種々の変形例を考えることがで きる。特別な構成においては、締付けジョーを回転可能に支承するための軸線が 、基部からそれらの側方境界面を越えて突き出ている自由な軸ボルトにより形成 されている。そのような配置の場合、基部への締付けジョーの非常に簡単な組立 が可能である。なぜなら、もっぱら、すでに対応する孔が設けられた締付けジョ ーを突き出ている軸ボルトに差し込むだけであり、軸ボルトの自由端にしか、締 付けジョーの滑り出るのを阻止する安全装置が必要でない。その上、そのような 設計は、基部の側方境界面が、突き出ている軸ボルトに対し直角に配向した面で ある場合に有効である。そのとき、これらの面が締付けジョーの回動平面に対し 実質的に平行に配向され、それによって同時に締付けジョーのための側方の案内 ストッパーが与えられる。 安全性から見て有効な設計は、締付けジョーを回転可能に支承するための軸線 が、軸線に対し直角に配向された、基部のスリットを突き通す軸ボルトにより形 成されている。それによって、実際に基部のスリットの両側で保持された軸ボル トが存在しており、これらの軸ボルトに締付けジョーが回転可能に支承されてい る。それにより、軸ボルトによってだけではなく、スリットの側面壁によっても 、実際に物体をつるしたときに締付けジョーを横切る方向に生ずる力が受けられ る。 合目的な変形例は、使用位置でスリットの下方の閉鎖部が、締付けジョーのそ れ以上の回転に対しストッパーを形成することを提案する。しかしながら、その ような設計は、使用目的が完全に決定された場合に意味がある。なぜなら、締付 けジョーが最終的に互いに押圧し合うのに応じて、締付けジョーがさらに下方に 向かってそれ自体でのみ回動するのが、すでに軸線の本発明による形成と締付け ジョーの特別な回動可能性とにより阻止されているからである。 まさに、回転可能な締付けジョーの特別な支承により、締付けジョーの間の相 互の作用結合の特別有効なかつ簡単な配置も可能である。そのために、締付けジ ョーがボルト、ピンまたは同様なものを介して互いに作用結合しているようにす る。その場合、非常に簡単な構造は、締付けジョーを回転可能に保持するための ボルト、ピンまたは同様なものが軸線の前に間隔を置いて配置されており、その 際ボルト、ピンまたは同様なものは締付けジョーに固く挿入され、他方の締付け ジョーに対して自由に突き出ており、そして他方の締付けジョーに形成されてい て、ボルト、ピンまたは同様なものの直径に比較してより大きな直径で設計され た孔に嵌まり込んでいる構造である。この本発明による手段により締付けジョー の間の非常に簡単な同期作動が確保され、その際ボルトと対応する孔の間の直径 を異なって形成することにより、相応する角度で互いに存在する両方の締付けジ ョーの回動平面のバランスが可能になる。これに関連して、ボルト、ピンまたは 同様なものの自由に突き出ている端部が、孔に対して同じかまたはほんのわずか だけ小さい直径の球形頭部を有する場合に、有利である。それにより、ボルトが 他方の締付けジョーの孔に玉継手のふうに嵌まり込むので、両方の締付けジョー が同期作動中実質的に隙間なく互いに回転可能である。 両方の締付けジョーが互いに作用結合するための別の構造的可能性は、両方の 締付けジョーが、軸線を形成するそれらの軸ボルトを介して互いに依存し合って 運動可能であり、その際軸ボルトはそれらの互いに向き合った端部がねじり強さ をもって互いに連結されかつねじり強さをもって締付けジョーに嵌まり込んでい ることにある。そのような構造では、軸ボルトが基部で回転されることができる が、締付けジョーと固く結合されていることだけしか必要でない。そのとき、軸 ボルトの互いに向かい合っている両方の端部のためのなお一つの相互の継手しか 必要でない。 構造的に非常に有利な解決は、軸ボルトがカルダン継手のふうに、傘歯車を介 して、ばね要素または同様なものを介して互いに作用連結していることに見られ る。それと共に、両方の軸ボルトおよびこれらの軸ボルトとねじり強さをもって 結合された締付けジョーとの同期作動がもたらされ、その際実際に鈍角を互いに 囲んでいる両方の軸線がカルダン継手を介して克服される。 本発明の特別な構造的変形例では、締付けジョーの簡単なかつ有効な開放、し たがって上方への回動をもたらすことができる可能性が造られている。例えばス キー対または対応する工具を締付けジョーの間に導入しなければならない場合、 両方の締付けジョーの間の中央範囲に精確に目を向け、そしてそれから締付けジ ョーを定まった圧力で相応する運動で、つるすべき物体が実際に締付けジョーの 間に侵入できる程度まで上方へ動かすように比較的正確に留意しなければならな い。ここにおいて、本発明は、締付けジョーをレバーを介して持ち上げ可能にか つそれ故軸線の周りに回転可能に保持し、その際レバーが締付けジョーの中へお よび/またはそれらの軸ボルト範囲に食い込む連結金具を有し、この連結金具が 充分な開放位置でそのつるしこんだ位置から外れて締付けジョーが釈放されるこ とにより、一つの可能性を造ったのである。したがって、つるすべき物体を挿入 するときに、つるすべき物体を受け入れるために締付けジョーが充分に上方に向 かってそれ故互いに離れるように回動するまで、締付けジョーを下方の休止位置 で前方へ越えて突出するレバーを上方へ回動させなければならない。それから、 締付けジョーはレバーを離した後その自重により自動的に下方へ動くことができ 、それ故締め付け作用を引き受けることができる。 さらにこの運動経過を支持体の新たな使用のたびごとに確保するために、レバ ーと締付けジョーが休止位置に達したときに新たに噛み合うために連結金具をば ね負荷されるように構成する。 通例、本発明による支持体は家庭で、仕事場で、公共の場所でまたは公共の建 物で使用され、すなわち支持体およびこれと協働する要素は、支持体の機能を故 障させたりまたは損傷させたりせずに素人によっても操作できなければならない 。それ故、支持体はその自由に突き出ている端部に支持体の中に差し込むべき物 体のためのストッパー部分として横部片を有するのが目的にかなっている。した がって、レバーと締付けジョーを適当に調整するために、もっぱら差し込むべき 物体の押圧とほんのわずかだけの上方への運動だけしか必要でない。操作者に対 して好意的な設計は、レバーのストッパー部分が基部の方向に後方へ心出し補助 部を形成するためにくびれ、折れ目または同様なものを有することによりなお改 良される。したがって、もっぱらつるすべき物体をレバーに当てることしか必要 でないので、両方の締付けジョーの間に次に挿入することに関してもつるすべき 物体の適当な心出しが実際におのずから確保される。 特別な変形例によれば、レバーが締付けジョーを回転可能に支承するために軸 線の一方に対しほぼ平行に基部に回転可能に保持されているようにする。そのと き、なるほど垂直平面内でのレバーの回動はできないが、連結金具と軸ボルトの 範囲の間の相互の食い込みのより簡単な設計が可能である。 さらに、本発明の範囲において、締付けジョーがそれらの向き合った範囲に、 したがってそれらの締め付け範囲に、それ自体周知の仕方でインサートまたは弾 性的なおよび/ または摩擦を増大させる材料からなるコーテングを有するように する。それにより、あらゆる種類の物体を大切につるすことが可能になる。まさ に、例えば柄付き器具または工具をつるすときに、締付けジョーが少なくとも閉 じられた締め付け位置でレンズ状の開口部を開けておけば、有利である。この開 口部に、小さい直径の部品も比較的大きい直径の部品も申し分なく捕らえること ができ、すなわちまさに差し込むべき物体の下方に作用する力に依存して特別な 締め付け作用により、問題なく大きな直径範囲を捕らえることもできる。 比較的薄い部品を整然と捕らえなければならないときに、締付けジョーの互い に向き合った範囲に設けられたインサートがそれらの締め付け位置で締付けジョ ーの長手方向を横切る方向の横断面で見て溝−ばね結合のふうに互いに嵌まり込 んでおり、その際溝とばねが波形のふうに重なり合って続いておりかつ向かい合 っている締付けジョーが対応する横断面形状を有する場合に、有利である。それ 故、比較的薄い部品も完全に確実に保持される。なぜなら、締付けジョーの最終 の休止位置に達する前にすでに長い間押圧が可能であるからである。 まさに、そのような構造において、各締付けジョーが波形の隆起および波形の くぼみをそれらの全長にわたって連続して有するのが有利である。 他の本発明による特徴および特別な利点は図面による次の記載においてなお詳 細に説明する。図面において、 第1図は部分的に切り開いて示した支持体の側面図を示し、 第2図は同様に部分的に切り開いて示したそのような支持体の平面図を示し、 第3図は第2図の線III-IIIによる断面を示し、 第4図は第1図の矢印方向IVより見た両方の締付けジョーの向き合っている範 囲の正面図を示し、 第5図は部分的に切り開いて示した支持体の他の実施形態の側面図を示し、 第6図は第5図による支持体の平面図を示し、 第7図は部分的に切り開いて示した第6図の矢印VIIの方向より見た支持体の 正面図を示す。 棒、条片または板状の物体をきちんとつるすための支持体1は、実質的に二つ の締付けジョー2と3からなり、これらの締付けジョーは基部4に回転可能に保 持され、しかも互いに依存して運動可能である。このような支持体は、通例、例 えばスキー組、スキーストック、スノーボードのようなスポーツ器具、種々の種 類の工具または柄付き器具をつるすために役立つ。 以下の記述には、二つの締付けジョーを有する単一の支持体を述べて図面に示 すが、その際多数のそのような支持体を並べるかまたは例えば単一の鉄条に取り つけることが絶対に可能であり、または適当な長さの鉄条が基部4を形成し、こ の基部4に適当な仕方で簡単な配置で相応する支持体が取りつけられる。締付け ジョー2、3の一端5、6が自由に突き出ている。その他端で、締付けジョー2 、3はそれらの長手方向を横切って延びる軸線7、8の周りを回転可能に保持さ れ ている。両方の軸線7、8はほぼ一平面に、例えば基部4の前方側9または後ろ 側10に対し平行な平面に存在しており、その際互いに角度αを囲んでおり、そ の頂点11が支持体の使用位置で上方に指向している。 締付けジョー2、3を回転可能に支承するための軸線7と8は、軸ボルト12 、13により形成されており、これらの軸ボルトは軸線7、8に対し直角に配向 されたスリット14、15を突き通っている。したがって、これらのスリット1 4、15の側方境界面が締付けジョー2と3の付加的な案内およびなおいっそう 良好な保持部を形成している。これに関連して、スリット14、15の下方の閉 鎖部を、締付けジョー2、3がさらに回転しないようにするストッパー16、1 7として形成することも考えられるだろう。 本発明の範囲において、締付けジョー2、3を回転可能に支承するための軸線 7、8を、基部4から自由に突き出ている軸ボルトにより形成することも考えら れるだろう。そのとき、実際には、締付けジョー2、3はそれらの後方端部で例 えば側方境界面18、19に隣接しており、そのときこれらの側方境界面は突き 出ている軸ボルトに対し丁度直角に配向された面である。 軸ボルト12および13、したがって軸線7と8を基部4の中に一体化する代 わりに、基部4の前方側に適当な支承部を設けて、まさに締付けジョー2と3の 後方端部を適当に回転可能に保持することも考えられるだろう。 すでに説明したように、締付けジョー2、3は互いに作用結合しており、すな わちしたがって締付けジョーは互いに依存してのみ動くことができる。第2図か ら明らかな実施例において、締付けジョー2、3を軸線7、8の前に間隔を置い て支承するためにボルト20が配置されており、このボルト20は一方の締付け ジョー3の孔21にはまりこんで動かないように挿入されている。ボルト20の 他端は、ボルト20の直径に対していっそう大きな直径を有する孔22に係合し ている。この場合本当に、両方の締付けジョー2と3の種々の回動平面を考慮し なければならない。この場合にいわば、ほとんど隙間のない結合を達成するため に、ボルト20の突き出ている自由端に球形頭部23が設けられ、この球形頭部 23は孔22の直径にほぼ適合している。したがって、球形頭部23の直径は孔 22の直径にほぼ同じかまたはほんの少しだけ孔22の直径より小さい。 締付けジョー2と3の間に作用連結を相互につくる他の可能性は、第7図から 推定することができる。ここでは、両方の締付けジョーが軸ボルト12と13を 介して互いに依存し合って運動可能である。軸ボルト12、13はそれらの相対 する端部24、25でねじり強さをもって締付けジョー2、3に保持されかつ基 部4の内側で相応して回転することができる。或る角度で出会う軸ボルト12、 13をバランスするために、適当なヒンジ継手が設けられており、図示の例では 一種のカルダン継手26が設けられている。本発明の範囲内で、ここではもちろ ん枢着されたかつねじり強度のある連結のあらゆる他の変形例が可能である。例 えば、ばね同期部を設けることもできよう。両方の締付けジョーまたはそれらの 軸線のばね負荷された同期作動により、締付けジョーが常に閉鎖方向に(休止位 置への方向に)弾力のあることが付加的に達成することができよう。それ故、本 発明による支持体は無重力の空間でも使用できよう。さらに、傘歯車または傘歯 車伝導機構を介しての同期作動も考えられよう。そのような構造は基部に一体化 することもでき、それ故締付けジョー自体の範囲に設けないことにより、締付け ジョーを直接基板の表面まで充分に利用できる。さらに、一種のリンクコンベヤ を設けることも考えられ、その際これらのコンベヤの両端はそれぞれ一つの締付 けジョーと連結されるだろう。 第5図から第7図による設計では、付加的にレバー27が設けられており、こ のレバーを介して締付けジョー2、3は持ち上げ可能であり、したがって軸線7 、8の周りを回転可能に保持されている。レバー27は連結金具28を有し、こ の連結金具は軸ボルト範囲においてかつ図示の例では軸ボルト12の端部24に 完全に具体的に食い込んでいる。端部24には、対応する休止切り欠き29が設 けられており、この休止切り欠きの中には連結金具28のつめ状の自由端30が 突っ込む。今やレバー27が、つるすべき物体を、矢印方向31から矢印方向3 2の相応する回動により上方に押すことにより動かされるときに、このレバーが 軸ボルト33の周りを回動する。連結金具28は軸ボルト12の端部24に係合 することにより軸ボルト12の回転を実現しかつカルダン継手26により軸ボル ト13の回転も、したがって締付けジョー2と3の回動を上方に向かってもたら す。今やレバー27の相応する位置が達成されるやいなや、すなわち締付けジョ ー2 と3が上方に向かって充分にはるかに回動し、したがって互いにパタンと開かれ ると、連結金具28のつめ30が外れて締付けジョー2と3が解放され、したが って再び下方に向かって落下することができる。しかしながら、この状態では、 つるすべき物体が両方の締付けジョー2と3の間に嵌め込まれる。したがって、 つるすべき物体の整然とした保持が行われる。今や物体を再び取り出さなければ ならない場合に、もっぱらほんのわずかだけ持ち上げて引き出すだけで充分であ り、その結果締付けジョー2、3がそれらの下方の休止位置に回動することがで きる。つるすべき物体が締付けジョー2と3の外側に存在するやいなや、レバー 27も再び自由に下方に回動して連結金具28がそのつめ30で再びかみ合うこ とができ、その際例えば板ばねの形態に設計されているばね34により、連結金 具28の確実なかみ合いが可能になる。レバー27においては、なお一つの付加 的な特別な設計、くわしく言うとつまり、後方に向かって基部4への方向に向い た折れ目36または相応するくぼみを有する横部片35を設けて、それによりつ るすべき物体の心出し補助部を作ることができる。 ここに示した設計では、レバー27が軸ボルト33の周りに回転可能に保持さ れており、その際軸ボルト33は締付けジョー2の軸線7に対し平行に配向され ている。また、レバー27を水平軸線の周りに回動させることも考えられるが、 そのとき締付けジョー2と3を強制的に持ち上けるために軸ボルト12または1 3の一方への係合をもはや非常に簡単には実施することができない。 本発明の範囲において、レバー27には、基部4の前に存在する範囲に締付け ジョー2または3が嵌まりこむ複数の対応する連結金具または一つの対応する連 結金具を設けることもできる。したがって、同様に、そのような連結金具が例え ばボルト20(第2図)の範囲に嵌まりこむことも考えられよう。 締付けジョー2、3はそれらの互いに向き合った範囲にインサート37、38 を有し(第4図参照)、これらのインサートは弾性的なおよび/または摩擦を増 加する材料からなる。しかしながら、そのようなインサート37、38の代わり に、締付けジョー2と3を相応して形成し、これらをそのような材料からなる対 応するコーテングで被覆することも考えられよう。場合によっては使用すべきゴ ムの支持面を別個に製造し、それから例えばダブテール継手のふうに締付けジョ ーの上を滑らせることもできる。締付けジョーのための両方の支持面はそれらの 一端でウエブを介して互いに結合することができるので、同時に基板への方向に おける衝突安全装置を達成することができる。 あらゆる場合に、締付けジョーの間には、閉じた締め付け位置で開いたままに なっている少なくとも一つのレンズ状の開口部39が設けられており、この開口 部は特に、より小さいまたはより大きい直径の柄付き器具または例えば棒状のス ポーツ器具を中につるすのに適している。また、定められた造形を有しかつつる すように定められた全く特別な物体に適している別の開口部40を設けることも できる。特別な設計変形例は同様になお第4図から推定することができる。締付 けジョー2、3の向き合った範囲が相応するコーテングでまたはインサート37 、38自体が溝−ばね結合のふうに互いに食い込む。溝41とばね42は一方の インサート38に、波形に重なり合って続いて設けられており、その際向かい合 っている締付けジョーは、ばね43と溝44を有する対応する横断面形状を有す る。各締付けジョー2、3またはそのような締付けジョー2、3のための各イン サート37、38はそれぞれ一つの波形の隆起と波形のくぼみを全長にわたって 連続して有する。もちろん、より多くのそのような波形に重なり合った続いてい る溝とばねを設けることも考えられるが、比較的薄い物体も締付けジョー2、3 の間に確実に挟み込むことができるためにそれぞれ一つの溝と一つのばねを有す る構成で充分である。 実際の全ての実施可能性および変形例において、締付けジョー2、3がそれぞ れそれらの自重により基本位置にしたがってほぼ水平に配向された休止位置にな れば充分である。しかしながら、締付けジョー2、3を、相応するばね部材によ る付加的な負荷により休止位置にもたらすことも考えられよう。 本発明の範囲において、種々の実施変形例が考えられ、その際しかしながら、 常に問題になるのは、締付けジョー2、3がまさに軸線7と8の周りを回動可能 であり、それらの軸線は締付けジョーの長手方向延長部を横切って延びており、 実際に一平面に互いに存在しておりそして付加的に角度αを互いに囲んでおり、 その角度の頂点11は上方へ指向していることである。 壁または同様なものへの基部4の固定は、基部4に設けられた孔を介してねじ により行うことができる。しかしながら、より多くの基部5、したがって所望の 数の支持体を互いに結合して一緒に壁にまたはフレームまたは同様なものに保持 することもできよう。基部は一緒に差し込み可能に設計することができ、または 個々の基部を導入するかまたは差し込むことができる組立鉄条を設ける。組立鉄 条の内側の固定可能性は同様に可能である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基部に回転可能に保持されていて、互いに依存し合って運動可能な少なくと も二つの締付けジョーからなる、棒、条片または板状の物体、例えばスポーツ器 具、工具および柄付き器具を整然とつるすための支持体において、 締付けジョー(2,3)はそれらの一端(5,6)が自由にかつ少なくともそれらの締め 付け位置で互いにほぼ平行に存在するように突き出ておりかつそれらの他端がそ れらの長手方向を横切って延びる軸線(7,8)の周りを回転可能に基部(4)に保持さ れており、その際両方の軸線(7,8)は少なくともほぼ一平面に存在しておりかつ 互いに使用位置で頂点(11)が上方に指向する角度(α)を囲んでいることを特徴と する支持体。 2.締付けジョー(2,3)を回転可能に支承するための軸線(7,8)が、基部(4)から それらの側方境界面(18,19)を越えて突き出ている自由な軸ボルト(12,13)により 形成されていることを特徴とする請求の範囲1による支持体。 3.基部(4)の側方境界面(18,19)が、突き出ている軸ボルト(12,13)に対して直 角に配向された面であることを特徴とする請求の範囲2による支持体。 4.締付けジョー(2,3)を回転可能に支承するための軸線(7,8)が軸線(7,8)に対 し直角に配向された、基部(4)のスリット(14,15)を突き通す軸ボルト(12,13)に より形成されていることを特徴とする請求の範囲1による支持体。 5.使用位置でスリット(14,15)の下方の閉鎖部が、締付けジョー(2,3)のそれ以 上の回転に対しストッパー(16,17)を形成することを特徴とする請求の範囲4に よる支持体。 6.締付けジョー(2,3)がボルト(20)、ピンまたは同様なものを介して互いに作 用結合していることを特徴とする請求の範囲1による支持体。 7.締付けジョー(2,3)を回転可能に保持するためのボルト(20)、ピンまたは同 様なものが軸線(7,8)の前に間隔を置いて配置されており、その際ボルト(20)、 ピンまたは同様なものは締付けジョー(3)に固く挿入され、他方の締付けジョー( 2)に対して自由に突き出ておりそして他方の締付けジョー(2)に形成されていて 、ボルト(20)、ピンまたは同様なものの直径に比較してより大きな直径で設計さ れた孔(22)に嵌まり込んでいることを特徴とする請求の範囲1または 6による支持体。 8.ボルト(20)、ピンまたは同様なものの自由に突き出ている端部が、孔に対し て同じかまたはほんのわすかだけ小さい直径の球形頭部(23)を有することを特徴 とする請求の範囲7による支持体。 9.両方の締付けジョーが、軸線(7,8)を形成するそれらの軸ボルト(12,13)を介 して互いに依存し合って運動可能であり、その際軸ボルト(12,13)はそれらの互 いに向き合った端部(24,25)がねじり強さをもって互いに連結されかつねじり強 さをもって締付けジョー(2,3)に嵌まり込んでいることを特徴とする請求の範囲 1による支持体。 10.軸ボルト(12,13)がカルダン継手(26)のふうに、傘歯車を介して、ばね要 素または同様なものを介して互いに作用連結していることを特徴とする請求の範 囲9による支持体。 11.締付けジョー(2,3)がレバー(27)を介して持ち上げ可能であり、したがっ て軸線(7,8)の周りを回転可能に保持されており、その際レバー(27)は、締付け ジョー(2,3)におよび/ またはそれらの軸ボルト範囲に食い込む連結金具(28)を 有し、この連結金具は充分な開放位置でそのつりこんだ位置から外れて締付けジ ョー(2,3)を解放することを特徴とする請求の範囲1または請求の範囲2から1 0までのうちの一つによる支持体。 12.レバー(27)および締付けジョー(2,3)が休止位置に到達したときに新たに 噛み合うために連結金具(28)がばね負荷されるように構成されていることを特徴 とする請求の範囲11による支持体。 13.レバー(27)がその自由に突き出ている端部に、支持体の中に差し込むべき 物体のためのストッパー部分として横部片(35)を有することを特徴とする請求の 範囲10または11による支持体。 14.レバー(27)のストッパー部分(35)が心出し補助部を形成するために後方へ 基部(4)の方向にくびれ、折れ目(36)または同様なものを有することを特徴とす る請求の範囲13による支持体。 15.レバーが締付けジョー(2,3)を回転可能に支承するために軸線(7,8)の一方 に対しほぼ平行に基部(4)に回転可能に保持されていることを特徴とする請 求の範囲11から14までのうちの一つによる支持体。 16.締付けジョー(2,3)がそれらの向き合った範囲に、したがってそれらの締 め付け範囲に、それ自体周知の仕方でインサート(37,38)または弾性的なおよび/ または摩擦を増大させる材料からなるコーテングを有することを特徴とする請 求の範囲1および/または請求の範囲2から15までのうちの一つによる支持体 。 17.締付けジョー(2,3)が少なくとも閉じられた締め付け位置でレンズ状の開 口部(39)を開けておくことを特徴とする請求の範囲16による支持体。 18.締付けジョー(2,3)の互いに向き合った範囲に設けられたインサート(37,3 8)がそれらの締め付け位置で締付けジョー(2,3)の長手方向を横切る方向の横断 面で見て溝−ばね結合のふうに互いに嵌まり込んでおり、その際溝(41,44)とば ね(42,43)が波形のふうに重なり合って続いておりかつ向かい合っている締付け ジョー(2,3)が対応する横断面形状を有することを特徴とする請求の範囲16ま たは17による支持体。 19.各締付けジョー(2,3)が波形の隆起および波形のくぼみをそれらの全長に わたって連続して有することを特徴とする請求の範囲18による支持体。
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