JPH09506935A - 鉄鉱石粒子用流動層型還元装置及び該装置を使用した鉄鉱石粒子の還元方法 - Google Patents

鉄鉱石粒子用流動層型還元装置及び該装置を使用した鉄鉱石粒子の還元方法

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Abstract

(57)【要約】 順次配列した乾燥/予備加熱炉、予備還元用の第1の還元炉、最終還元用の第2の還元炉からなる、広い粒径範囲を有する微細鉄鋼石を効率的に還元する還元装置および効率的な還元方法であり、各炉はバブル状の流動層を形成し、排出ガス中に含まれるダスト状の鉄鋼石を捕捉するサイクロンに連結し、かつ外側になめらかに膨張したテーパ付き形状を有し、これにより微細な粒子のエルトリエーションをかなり減少させ、還元効率を増大させ、かつ還元性ガスの利用度を高める。

Description

【発明の詳細な説明】 鉄鉱石粒子用流動層型還元装置及び該装置を使用した鉄鉱石粒子の還元方法 発明の背景 技術分野 本発明は、銑鉄又はインゴット鉄の製造工程において微細な鉄鉱石を還 元するための流動層型還元装置、及び該装置を使用して鉄鉱石粒子を還元する方 法に関し、さらに詳細には安定な流動状態で広い粒径範囲の微細な鉄鉱石を効率 的に還元できる流動層型還元装置、及び該装置を使用して微細な鉄鉱石を還元す る方法に関する。 先行技術の説明 一般に、還元した鉄鉱石から銑鉄を製造する従来の方法には、溶鉱炉を 使用する方法及び竪型炉を使用する方法がある。後者の方法では、竪型炉で還元 した鉄鉱石が電気炉で溶融される。 溶鉱炉を使用して銑鉄を製造する方法の場合には、熱源及び還元剤とし て多量のコークスが使用される。この方法によれば、鉄鉱石がガスの透過性及び 還元性を改良するために焼結鉱石の形状で供給される。この目的のため、溶鉱炉 を使用する従来法では粘結炭製造用のコークス炉及び焼結鉱石製造用の装置が必 要である。そのため、溶鉱炉を使用する方法は多額の投資と多量のエネルギー消 費を必要とする方法である。高品質の粘結炭は世界的に不均等に分布しておりそ の貯蔵量は減少しつつあり、その不足はスチール需要の増加とともに深刻になっ ている。他方竪型炉を使用して鉄鉱石を還元する方法では鉄鉱石をペレット化す るための前処理工程が必要となる。この方法ではまた熱源及び還元剤として天然 ガスが使用されるため、この方法は天然ガスの供給が容易に確保される地域でし か工業的に実施できないという欠点がある。 最近、コークスの代わりに非粘結炭を使用して鉄鉱石からインゴット鉄 を製造できる溶融還元法が新しい鉄生産法として注目されている。 そのような溶融還元法では、典型的には、別の炉で予備還元した鉄鉱石 を溶融炉で完全に還元してホットメタルを製造する方式が採用される。還元炉で 鉄鉱石は溶融前に個体相で還元される。換言すれば、還元炉に投入した鉄鉱石は 溶融炉で発生した熱還元性ガスと接触中に還元される。 この方法で使用する還元プロセスは、鉄鉱石が還元性ガスに接触する条 件に従って、移動層型と流動層型に分類される。粒度分布の広い微細な鉄鉱石を 還元する最有望の一つの方法は、反応炉の下部に設置したディストリビュータを 介して供給された還元性ガスにより、その鉱石を流動状態で還元する流動層型プ ロセスである。 流動層型還元炉の例は日本特開平3−215621号公報に開示されて いる。図1に示すようにこの炉は円筒形還元炉91とサイクロン95よりなる。 鉄鉱石が入口92から投入され、還元性ガスが流路93及びディストリビュータ 96を経由して適切な流速で還元炉91に供給されると、鉄鉱石がディストリビ ュータの上方に流動層を形成し、還元性ガスと混合されまた還元性ガスに撹拌さ れる。この状態で、還元性ガスにより鉄鉱石を還元することができる。炉に供給 された還元性ガスは流体が沸騰するように鉄鉱石粒子の層中にバブルを形成し、 粒子層を通って上昇することにより、鉄鉱石粒子の流動層を形成する。従ってこ の流動層はバブルを形成する流動層である。還元された鉄鉱石は還元炉91から 出口94を経て排出される。 上記公報に開示された流動層型還元装置の場合は、鉄鉱石のエルトリエ ーション(elutriation)が減少するばかりでなく還元性ガスの効率が増加するよ うに、効果的な流動層を形成しながら、還元性ガスの流速を最小にする必要があ る。このため、流動層の還元性ガスの流速が流動層の流動方向軸に沿って一定で あれば、鉄鉱石粒子の粒径はある範囲に厳密に限定される。換言すれば、効果的 な流動層を形成するために必要な還元性ガスの速度は最小の流動速度と終端速度 の間に制御すべきである。そのような流動層型還元炉では、従って、類似の粒径 範囲の鉄鉱石だけが還元炉に投入されるように、鉄鉱石を粒径に関して選別する 必要がある。(低ガス速度では流動化されないような)大きな鉄鉱石を流動化す るのに必要な高ガス速度で操作すれば、微細な鉄鉱石の終端速度が操作上のガス 速度より低いので、結果として微細な鉄鉱石の多量のエルトリエーションがおこ ることになる。その結果、サイクロンのダスト捕捉効率が減少し、そのため原料 の損失が増大する。更には、循環する微細な鉄鉱石の還元炉における平均滞留時 間が大きな鉄鉱石より短いので、微細な鉄鉱石の還元率が低下する。 本発明者等は、調査及び実験の結果に基づき、従来法の上記問題を解決 できる本発明を提案する。 発明の要約 従って、本発明の目的は、広い粒径範囲の微細な鉄鉱石を安定的に流動 化した状態で効率的に還元できる、流動層型還元装置及び該装置を使用して微細 な鉄鉱石を還元する方法を提供することであり、それらにより粒子のエルトリエ ーションはかなり減少し、還元率は増加し、また還元性ガスの効率は高められる 。 この目的に従い、連続的に設けられた多段の流動層型炉よりなる装置を 発明した。この方式では、個々の反応炉はテーパつきの形状である、すなはち反 応炉の直径が、広範囲の微細な鉄鉱石を安定に流動化するよう、上方方向に増大 している。還元装置には鉄鉱石粒子を乾燥し予備加熱するための炉及び、少なく とも、乾燥・予備加熱した鉄鉱石を還元するための一つの還元炉がある。 一つの態様によれば、本発明は、ホッパから供給された鉄鉱石をバブル 状流動状態で乾燥かつ予備加熱するための乾燥・予備加熱炉;乾燥・予備加熱炉 からの排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を捕捉するための第1のサイクロン; 乾燥・予備加熱した鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還元ずるための還元炉 ;及び還元炉からの排出ガスにふくまれるダスト状の鉄鉱石を収集するための第 2のサイクロンよりなる、微細な鉄鉱石を還元するための流動層型還元装置を提 供する。以下この装置を2段流動層型還元炉という。 他の態様によれば、本発明は、ホッパから供給された微細な鉄鉱石をバ ブル状流動状態で乾燥かつ予備加熱するための乾燥・予備加熱炉;乾燥・予備加 熱炉からの排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を捕捉するための第1のサイクロ ン;乾燥・予備加熱した鉄鉱石をバブル状流動状態で予備還元するための第1の 還元炉;第1の還元炉からの排出ガスにふくまれるダスト状の鉄鉱石を集めるた めの第2のサイクロン;予備還元した鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還元 するための第2の還元炉;及び第2の還元炉からの排出ガスに含まれるダスト状 鉄鉱石を捕捉するための第3のサイクロンよりなる、微細な鉄鉱石を還元するた めの流動層型還元装置を提供する。以下この装置を3段流動層型還元炉という。 他の態様によれば、本発明は、直径が上方方向に増大したテーパつき流 動層において、微細な鉄鉱石をバブル状流動状態で乾燥かつ予備加熱し;直径が 上方方向に増大したテーパつき流動層において、乾燥・予備加熱した鉄鉱石をバ ブル状流動状態で最終的に還元する行程からなる、広い粒径分布の微細な鉄鉱石 を還元する方法を提供する。以下この方法を2段還元法という。 他の態様によれば、本発明は、直径が上方方向に増大したテーパつき流 動層において、微細な鉄鉱石をバブル状流動状態で乾燥かつ予備加熱し;直径が 上方方向に増大した第1のテーパつき流動層において、乾燥・予備加熱した鉄鉱 石をバブル状流動状態で予備還元し;そして直径が上方方向に増大した第2のテ ーパつき流動層において、予備還元した鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還 元する行程からなる、広い粒径分布の微細な鉄鉱石を還元する方法を提供する。 以下この方法を3段還元法という。 図面の簡単な説明 本発明のたの目的及び態様は添付図面に関する下記具体例の記載から明 らかになるであろう。 第1図は鉄鉱石を還元するための従来の流動層型還元炉を示す模式図で ある。 第2図は本発明による微細な鉄鉱石を還元するための流動層型還元炉を 示す模式図である。 好ましい態様の詳細な説明 第2図に、本発明による、広い粒径分布の微細な鉄鉱石を還元するため の3段流動層型還元装置を示す。 第2図に示すように、3段流動層型還元装置1には、ホッパ70から原 料として供給される鉄鉱石をバブル状流動状態で乾燥し且つ予備加熱するための 炉10が含まれる。乾燥・予備加熱炉10から排出される排出ガスに含まれるダ スト状鉄鉱石を採取するための第1のサイクロン40は上記の乾燥・予備加熱炉 10に連結されている。乾燥・予備加熱炉10の下方には、第1の還元炉20が 配置され、乾燥・予備加熱炉10から排出される乾燥・予備加熱した鉄鉱石を受 け取る。第1の還元炉20では、乾燥・予備加熱した鉄鉱石をバブル状流動状態 で予備還元する。第2のサイクロン50が、第1の還元炉20から排出される排 出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を採取するために、第1の還元炉20に連結さ れている。また第2の還元炉30が第1の還元炉20の下方に配置されている。 第2の還元炉30は第1の還元炉20から予備還元した鉄鉱石を受け取り、その 予備還元した鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還元する。第3のサイクロン 60が、第2の還元炉30から排出される排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を 採取するために、第2の還元炉30に連結されている。 乾燥・予備加熱炉10は、上方へなめらかに膨張したテーパつき形状で ある。詳細には、乾燥・予備加熱炉10は、拡大した上部円筒形部分101、中 部円錐形部分102及び縮小した下部円筒形部分103よりなる。乾燥・予備加 熱炉10にはその下部に、第1の還元炉20からの排出ガスを受け取るために、 第1のガス入口11が取り付けられている。円錐形部分102および縮小した円 筒形部分103の間には、第1のディストリビュータ12が設けられ、第1のガ ス入口11を通って供給される排出ガスが均等に配給される。 円錐形部分102の側壁の一部には、鉄鉱石をホッパ70から鉱石供給 路71を経由し投入するための第1の鉱石入口18が取り付けられている。乾燥 ・予備加熱炉10は、乾燥・予備加熱炉10からの乾燥・予備加熱した鉄鉱石を 排出するための第1の鉱石出口13、及び第1のサイクロン40に捕捉された鉄 鉱石粒子を受け取るための第1のダスト状鉱石入口15が、円錐形部分102の 側壁の、第1の鉱石入口18が取り付けられた部分の反対側の部分に有る。 第1の排出ガス出口16が拡大した円筒形部分101の上部に設置され ている。この第1の排出ガス出口16は第1の排出ガス路17を経由して第1の サイクロン40に連結されている。 第1のサイクロン40の頭部には、第1のサイクロンから洗浄済みの排 出ガスを外部に排出するために、洗浄済みガス排出路42が取り付けられている 。第1のサイクロン40の底部には、第1のダスト状鉱石排出路41の一端が連 結されている。第1のダスト状鉱石排出路41の他端は、乾燥・予備加熱炉10 の円錐形部分102に取り付けられた第1のダスト状鉱石入口15に連結されて いる。従って第1のサイクロン40に捕捉されたダスト状鉄鉱石は乾燥・予備加 熱炉10に循環使用される。 乾燥・予備加熱炉10と同様に、第1の還元炉20は上方へなめらかに 膨張したテーパつき形状である。即ち、第1の還元炉20は、拡大した上部円筒 形部分201、中部円錐形部分202および縮小した下部円筒形部分203より なる。第1の還元炉20には又その下部に、第2の還元炉30からの排出ガスを 受け取るために、第2のガス入口21が取り付けられている。円錐形部分202 および縮小した円筒形部分203の間には、第2のディストリビュータ22が設 けられ、第2のガス入口21を通って供給される排出ガスが均等に配給される。 第1の還元炉20は、第1の還元炉20で予備還元した鉄鉱石を排出す るための第2の鉱石出口23及び乾燥・予備加熱炉10から乾燥・予備加熱した 鉄鉱石粒子を受け取るための第2の鉱石入口28が、円錐形部分202の一側壁 部に有る。第1の還元炉20は、第2のサイクロン50に捕捉されたダスト状鉱 石を受け取るための第2のダスト状鉱石入口25が円錐形部分202の他の側壁 部に有る。 第2の排出ガス出口26が拡大した円筒形部分201の上部に設置され ている。この第2の排出ガス出口26は第1の排出ガス路27を経由して第2の サイクロン50に連結されている。 第2のサイクロン50の頭部は第2の洗浄済み排出ガス路52の一端と 連結されている。第2のサイクロン50の底部には第2のダスト状鉱石排出路5 1が連結されている。 第2の洗浄済み排出ガス路52の他端は、乾燥・予備加熱炉10の底部 に取り付けられた第1のガス入口11に連結され、第2のサイクロン50で鉄鉱 石非含有となった排出ガスを乾燥・予備加熱炉10に供給する。第2のダスト状 鉱石排出路51の他端は第1の還元炉20の円錐形部分202に取り付けられた 第2のダスト状鉱石入口25に連結されて、第2のサイクロン50に捕捉された ダスト状鉄鉱石が第1の還元炉20に循環使用される。 第1の還元炉20の第2の鉱石入口28は第1の導管路14によって乾 燥・予備加熱炉10の第1の鉱石出口13に連結されている。 第1の還元炉20と同様に、第2の還元炉30も上方へなめらかに膨張 したテーパつき形状である。即ち、第2の還元炉30は、拡大した上部円筒形部 分301、中部円錐形部分302および縮小した下部円筒形部分303よりなる 。第2の還元炉30には又その下部に、溶融気化器80からの排出ガスを受け取 るために、第3のガス入口31が取り付けられている。円錐形部分302および 縮小した円筒形部分303の間には、第3のディストリビュータ32が設けられ 、第2のガス入口31を通って供給される排出ガスが均等に配給される。 第2の還元炉30は、第1の還元炉20で予備還元した鉄鉱石を受け取 るための第3の鉱石入口38が、円錐形部分302の一側壁部に有る。第2の還 元炉30は、第3のサイクロン60に捕捉されたダスト状鉱石を受け取るための 第3のダスト状鉱石入口35及び第1の還元炉30で最終的に還元された鉄鉱石 を排出するための第3の鉱石出口33が円錐形部分302の他の側壁部に有る。 第2の還元炉30は、第3の排出ガス路37を経由して第3のサイクロ ン60に連結された第3の排出ガス出口36が拡大した円錐形部分301の上部 に有る。 第3のサイクロン60の頭部は第3の洗浄済み排出ガス路62の一端と 連結されている。第3のサイクロン60の底部には第3のダスト状鉱石排出路6 1の一端が連結されている。 第3の洗浄済み排出ガス路62の他端は、第1の還元炉20の底部に設 けられた第2のガス入口21に連結され、第3のサイクロン60において鉄鉱石 非含有となった排出ガスを第1の還元炉20に供給する。第3のダスト状鉱石排 出路61の他端は第2の還元炉30の円錐形部分302に設けられた第3のダス ト状鉱石入口35に連結されて、第3のサイクロン60に捕捉されたダスト状鉄 鉱石が第2の還元炉30に循環使用される。 第2の還元炉30の第3の鉱石入口38は第2の導管路24によって第 1の還元炉20の第2の鉱石出口23に連結されている。 第3の鉱石出口33は第3の導管路34を経由して溶融気化器80に連 結され、第3のガス入口31は排出ガス路82を経由して溶融気化器80に連結 されている。 溶融気化器80の底部は、溶融気化器80における溶融還元操作により 製造された銑鉄を排出するために、銑鉄排出路81に連結されている。 第1の導管路14の屈曲部には、導管路14に送り込まれた鉄鉱石粒子 が導管14を塞ぐのを防止するため、少量のガスを第1の導管14に供給するガ ス供給口Pが設置されている。同様の目的で、第2の導管路24の屈曲部にもガ ス供給口Pが設置されている。 本発明を3段の流動層型還元装置として説明したが、本発明は2段流動 層型として構成又は修正してもよい。2段流動層型還元装置は、第1又は第2還 元炉20、30でありうる只1つの還元炉を含むことを除けば、基本的に3段の 流動層型と同じ構成である。この場合、乾燥・予備加熱炉で乾燥且つ予備加熱し た鉄鉱石粒子はその1つの炉でほとんど完全に還元される。 乾燥・予備加熱炉10、第1の還元炉20及び第2の還元炉30の各円 錐形部分102、202及び302は、テーパの角度が3°乃至25°の範囲に あることが好ましい。 又、乾燥・予備加熱炉10、第1の還元炉20及び第2の還元炉30の 各円錐形部分102、202及び302は、好ましくは高さが各下部端の内径の 5.0乃至9.0倍である。他方、乾燥・予備加熱炉10、第1の還元炉20及 び第2の還元炉30の拡大した部分101、201及び301は、好ましくは高 さが各相当する円錐形部分の上部端の内径の2.0乃至4.0倍である。 本発明の流動層型還元炉を使用して還元鉄又は溶融銑鉄を生産する方法 を以下説明する。 図2に示すように、ホッパ70にある鉄鉱石が鉱石供給路71及び第1 の鉱石入口18を経由して乾燥・予備加熱炉10に供給される。乾燥・予備加熱 炉10には、又、排出ガスが第1の還元炉20から第2のサイクロン50、第2 の洗浄済み排出ガス路52及び第1のガス入口11の順に通って供給される。こ の排出ガスは乾燥・予備加熱炉に第1のディストリビュータ12によって均一に 分散される。均一に分散されたガスに依って、乾燥・予備加熱炉10に供給した 鉄鉱石粒子はバブル状の流動層を形成し、流動層において乾燥且つ予備加熱され る。乾燥・予備加熱した鉄鉱石はその後第1の鉱石出口13及び第1の導管路1 4を経由して第1の還元炉20に供給される。 排出ガスは、排出前に鉄鉱石が乾燥且つ予備加熱された乾燥・予備加熱 炉10から、第1の排出ガス出口16、第1の排出ガス路17、第1のサイクロ ン40及び第1の洗浄済み排出ガス路42の順に経由して、外部に排出される。 排出ガスに含有されるダスト状鉄鉱石は第1のサイクロン40に捕捉され、その 後第1のダスト状鉱石排出路41及びダスト状鉱石入口15を経由して、乾燥・ 予備加熱炉10に循環使用される。 第1の還元炉20に供給された乾燥・予備加熱した鉄鉱石は、第3のサ イクロン60、第3の洗浄済み排出ガス路62、第2のガス入口21及び第2の ディストリビュータ22の順に経由して第1の還元炉20に供給された排出ガス により、バブル状流動層を形成しながら、予備還元される。予備還元した鉄鉱石 は第2の鉱石出口23及び第2の導管路24を経由して第2の還元炉30に供給 される。 第1の還元炉20では、第2の還元炉30からの排出ガスが鉄鉱石の予 備還元に使用され、その後第1の還元炉20から第2の排出ガス出口26、第2 の排出ガス路27、第2のサイクロン50及び第2の洗浄済み排出ガス路52の 順に経由して排出され、その後乾燥・予備加熱炉10に導入される。その排出ガ スに含有されたダスト状鉄鉱石は第2のサイクロン50に捕捉され、その後第2 のダスト状鉱石排出路51及び第2のダスト状鉱石入口25を経由して第1の還 元炉20に循環使用される。 一方、第2の還元炉30に供給された予備還元した鉄鉱石は、溶融気化 器80から生成され排出ガス路82、第3のガス入口31及び第3のディストリ ビュータ32を経由して供給された排出ガスにより、バブル状流動層を形成しな から、最終的に還元される。最終的に還元した鉄鉱石は第3の鉱石出口33及び 第3の導管路34を経由して溶融気化器80に供給される。 溶融気化器80から生成された排出ガスは、先ず第2の還元炉における 鉄鉱石の最終還元に使用され、その後第3の排出ガス排出口36、第3の排出ガ ス路37、第3のサイクロン60及び第3の洗浄済み排出ガス路6を通って排出 され、第1の還元炉20に導入される。その排出ガスに含まれたダスト状鉱石は 第3のサイクロン60に捕捉され、その後第3のダスト状鉱石排出路61及び第 3のダスト状鉱石入口35を経由して第2の還元炉30に循環使用される。 溶融気化器80に投入した鉄鉱石粒子が溶融されることにより、溶融銑 鉄(ホットメタル)が製造される。 他方、乾燥・予備加熱炉10、第1の還元炉20及び第2の還元炉30 のそれぞれのフリーボード領域のガス速度は、各炉に滞留する平均粒径の鉄鉱石 粒子を流動化するのに必要な最小ガス速度の1.0乃至3.0倍に維持すること が好ましい。 乾燥・予備加熱炉10、第1の還元炉20及び第2の還元炉30では、 炉における圧力降下が0.3乃至0.6気圧の範囲であることが好ましく、炉の 温度降下が30乃至80°Cの範囲であることが好ましい。又、第2の還元炉に 供給するガスの圧力及び温度はそれぞれ2乃至4気圧、800乃至900°Cの 範囲であることが好ましい。 各炉における鉄鉱石粒子の滞留時間は20乃至40分であることが好ま しい。 本発明の方法を3段流動層型還元装置を使用して微細な鉄鉱石を還元す ることとして説明してきたが、本発明方法は又微細な鉄鉱石を還元するための2 段流動層型還元装置に使用してもよい。上記のように、2段流動層型還元装置は 還元炉を1つだけ包含することを除けば基本的に3段流動層型還元装置と同じ構 成である。2段流動層型還元装置を使用する場合、乾燥・予備加熱炉で乾燥且つ 予備加熱した鉄鉱石は1つの炉でほとんど完全に還元される。 この場合、乾燥・予備加熱炉10又は1つの還元炉のフリーボード領域 のガス速度は、その炉に滞留する平均粒径の鉄鉱石粒子を流動化するのに必要な 最小ガス速度の1.0乃至3.0倍に維持することが好ましい。 乾燥・予備加熱炉又は1つの還元炉では、その炉で発生する圧力降下が 0.3乃至0.6気圧の範囲であることが好ましく、その炉で発生する温度降下 が30乃至80°Cの範囲であることが好ましい。又、還元炉に供給するガスの 圧力及び温度はそれぞれ2乃至4気圧、800乃至900°Cの範囲であること が好ましい。 各炉における鉄鉱石粒子の滞留時間は30乃至50分であることが好ま しい。 上記記載から明らかなように、本発明に従い採用される各炉はテーパ付 き形状である、即ち、炉の直径が、広い粒径範囲の鉄鉱石粒子を安定的に流動化 するよう、上方方向に増大している。そのような形状とすることにより、粗大な 鉄鉱石粒子の流動化が確保できるばかりでなく、又より安定的に鉄鉱石粒子を流 動化でき、従って微細な鉄鉱石の効率的な還元が達成される。本発明によれば、 微細な鉄鉱石の還元が多段で、例えばそれぞれ操作の異なる乾燥・予備加熱、第 1の還元及び第2の還元工程よりなる3段階で、達成される。本発明によれば、 各炉から発生した排出ガスが効率的に使用され、従って燃料消費が減少する。 微細な鉄鉱石の還元が本発明による炉構成によって効率的に実施される 理由を以下詳細に説明する。本発明の炉は断面積が炉の上部端に向かって徐々に 増大しているので、その炉におけるガス速度は炉の上部端に向かって徐々に減少 する。従って、炉の下部に設置したディストリビュータ付近に大体配給された粗 大な鉄鉱石粒子は高ガス速度で十分に流動化される。他方、炉の上部に大体配給 された微細な鉄鉱石粒子はエルトリエーションされないよう抑制されながら中間 ・低ガス速度で適切に流動化される。従って、炉における鉄鉱石粒子の滞留時間 が、粒径と関係なく、一定に維持される。従って、広い粒径範囲の鉄鉱石を安定 的に流動化した状態で効率的に還元することができる。本発明の還元装置は連続 的に設置した多段流動層型炉、即ち、微細な鉄鉱石を乾燥且つ予備加熱するため の乾燥・予備加熱炉、乾燥・予備加熱した微細な鉄鉱石を予備還元するための第 1の還元炉、及び予備還元した鉄鉱石粒子を最終的に還元するための第2の還元 炉、よりなる。この装置においては、各炉から発生した排出ガスが先行の還元工 程の還元性ガスとして使用されるので、還元性ガスの利用度が増大する。従って 、本発明の装置及び方法は非常に重要な経済的効率を提供する。 以下の実施例により本発明はより容易に理解されるであろう。しかしな がら、該実施例は本発明を説明するためだけであり、本発明の範囲を限定するも のではない。 実施例 図2に示す構成の流動層型還元装置を準備した。この流動層還元装置の 寸法は以下の通りであった。 1)各流動層還元炉の内径及び高さ(乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉 及び第2の還元炉) − 円錐形部分の下端の内径 : 0.3 m; − 円錐形部分の高さ : 1.9 m; − 円錐形部分の上端の内径 : 0.7 m; − 各円筒形部分の高さ : 2.0 m; 及び − 円錐形部分のテーパ角 : 6° その後、微細な鉄鉱石を、上記のように制作した流動層型還元装置の乾 燥・予備加熱炉10に投入した。また同時に還元性ガスを、第2の還元炉30に 設置した第3のガス入口31及び第3のガスディストリビュータ32を経由して 、第2の還元炉30に供給した。 微細な鉄鉱石は還元性ガスにより、バブル状流動層を形成しながら、乾 燥且つ予備加熱された。乾燥予備加熱後、その鉄鉱石を第1の還元炉20に供給 し、そこで予備還元した。予備還元後、鉄鉱石を第2の還元炉30に供給し、最 終的に還元した。その後第2の還元炉30からの鉄鉱石を溶融気化器80に供給 した。溶融気化器において鉄鉱石を溶融した。 2)鉄鉱石粒子の投入及び排出 − 微細な鉄鉱石の組成 T.Fe:62.36%、SiO2:5.65%、Al23 : 2.91%、S:0.007%、P:0.065%; − 粒子径範囲 −0.25mm=22%、0.25mm−1.0mm=2 8%、 1.0mm−5.0mm=50% − 供給速度 20kg/分 − 第3の鉱石排出口からの排出速度 14.3kg/分 3)還元性ガス − 組成 : CO:65%、H2:25%、CO2+H2 O: 10% − 温度 : 約850°C − 圧力 : 3.3kgf/cm2 4)各炉におけるガス速度(乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2 の還元炉) − 円錐形部分の下端のガス速度 : 1.5m/s − 円錐形部分の上端のガス速度 : 0.27m/s 還元開始60分後に、還元した鉄の排出を開始した。このテストでは、 ガスの平均利用度が約25%であったが、平均還元度は87%であった。ダスト 状鉄鉱石のエルトリエーションによる鉄鉱石の損失は0.5%であった。この結 果から、本発明により、鉄鉱石の通常の損失が8乃至10%である従来の円筒形 流動層と比較して、鉄鉱石の損失が大幅に減少すると結論できる。 上記記載から明らかなように、本発明、即ち流動層型還元装置及びその 装置を使用して鉄鉱石粒子を還元する方法は、各還元炉におけるダスト状鉄鉱石 のエルトリエーションを抑制することができ、従って、還元度が増大するのと同 様に、鉄鉱石の損失が減少する。本発明によれば、還元装置は流動層型炉よりな るので、排出ガスの利用度が増大し、燃料消費が減少する。 説明のため発明の好ましい態様を開示したが、当業者は、添付特許請求 の範囲に開示した範囲及び意図からはずれることなく、種々の修正、付加及び代 替が可能であることを理解するであろう。例えば、本発明を2段又は3段流動層 型還元装置及びその装置を使用した方法について説明したが、本発明は4段以上 の流動化工程で鉄鉱石粒子を還元できる装置及び方法に適用することが可能であ る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ヴォエスト−アルピン インダストリエア ンラゲンバオ ジイエムビイエッチ オーストリア、リンツ4031、ピー.オー. ボックス4、トルムシュトラッセ44 (72)発明者 リー、イル オック 大韓民国、キョングサングブック−ド790 −330、ポハングシティ、ナム−ク、ヒョ ジャ−ドング、サン32 リサーチ インス チチュート オブ インダストリアル サ イエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 キム、ヨング ハ 大韓民国、キョングサングブック−ド790 −330、ポハングシティ、ナム−ク、ヒョ ジャ−ドング、サン32 リサーチ インス チチュート オブ インダストリアル サ イエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 ジュング、ボング ジン 大韓民国、キョングサングブック−ド790 −330、ポハングシティ、ナム−ク、ヒョ ジャ−ドング、サン32 リサーチ インス チチュート オブ インダストリアル サ イエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 キム、ハング ゴオ 大韓民国、キョングサングブック−ド790 −330、ポハングシティ、ナム−ク、ヒョ ジャ−ドング、サン32 リサーチ インス チチュート オブ インダストリアル サ イエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 ハオツエンベルガー、フランツ オーストリア、リンツ4030、アオヴィセン シュトラッセ53

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホッパから供給した微細な鉄鉱石を乾燥且つ予備加熱するための乾 燥・予備加熱炉、乾燥・予備加熱炉は第1の拡大した上部円筒形部分、第1の中 部円錐形部分及び第1の縮小した下部円筒形部分からなり、該第1の中部円錐形 部分は上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有し、該乾燥・予備加熱炉は 更に第1の縮小した円筒形部分の底部に設けられた第1のガス入口、第1の縮小 した円筒形部分の上部に設置された第1のディストリビュータ、第1の円錐形部 分の一側壁部に設けらた第1の鉱石入口、第1の円錐形部分の他の側壁部に設け られた第1の鉱石出口、第1の円錐形部分の他の側壁部に設けられた第1のダス ト状鉱石入口、及び第1の拡大した円筒形部分の上部に設けられた第1の排出ガ ス出口からなる、 乾燥・予備加熱炉で乾燥且つ予備加熱した微細な鉄鉱石を最終的に還元 するための還元炉、還元炉は第2の拡大した上部円筒形部分、第2の中部円錐形 部分及び第2の縮小した下部円筒形部分からなり、該第2の中部円錐形部分は上 方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有し、該還元炉は更に第2の縮小した 円筒形部分の底部に設けられた第2のガス入口、第2の縮小した円筒形部分の上 部に設置された第2のディストリビュータ、第2の円錐形部分の一側壁部に設け らた第2の鉱石入口、第2の円錐形部分のその一側壁部に設けらた第2の鉱石出 口、第2の円錐形部分の他の側壁部に設けられた第2のダスト状鉱石入口、及び 第2の拡大した円筒形部分の上部に設けられた第2の排出ガス出口からなる、 乾燥・予備加熱炉から排出される排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を 捕捉し、ダスト状鉄鉱石非含有の洗浄済み排出ガスを外部へ排出しながら捕捉し たダスト状鉄鉱石を乾燥・予備加熱炉に循環するための第1のサイクロン、該第 1のサイクロンは第1の排出ガス路を経由して第1の排出ガス出口に連結され、 第1のダスト状鉱石排出路を経由して第1のダスト状鉱石入口に連結され、且つ その上部は大気へ開口した第1の洗浄済み排出ガス路に連結されている、 還元炉から排出された排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を捕捉し、ダ スト状鉄鉱石非含有の洗浄済み排出ガスを乾燥・予備加熱炉に供給しながら、捕 捉したダスト状鉄鉱石を還元炉に循環するための第2のサイクロン、該第2のサ イクロンは第2の排出ガス排出路経由で第2の排出ガス出口に連結され、第2の ダスト状鉱石排出路経由で第2のダスト状鉱石入口に連結され、且つ第2の洗浄 済み排出ガス路経由で第1のガス入口に連結されている、 第1の鉱石出口と第2の鉱石入口を連結し鉄鉱石粒子を供給するための 第1の導管路、 第2の鉱石出口を溶融気化器に連結し鉄鉱石粒子を溶融気化器に供給す るための第2の導管路、及び 第2のガス入口を溶融気化器に連結するための排出ガス路、 よりなる、鉄鉱石粒子を還元するための流動層型還元装置。 2.第1及び第2の円錐形部分が3°乃至25°の範囲のテーパ角を有 する、請求の範囲第1項に記載の流動層型還元装置。 3.第1及び第2の導管路が少量のガスを各当該導管路に供給するため のガス供給口を、その屈曲部に備えている、請求の範囲第1項又は第2項に記載 の流動層型還元装置。 4.各第1及び第2の円錐形部分がその下端の内径の5.0乃至9.0 倍の高さを有し、各第1及び第2の拡大した円筒形部分が各該当の円錐形部分の 上端の内径の2.0乃至4.0倍の高さを有する、請求の範囲第1項又は第2項 に記載の流動層型還元装置。 5.各第1及び第2の円錐形部分がその下端の内径の5.0乃至9.0 倍の高さを有し、各第1及び第2の拡大した円筒形部分が各該当の円錐形部分の 上端の内径の2.0乃至4.0倍の高さを有する、請求の範囲第3項に記載の流 動層型還元装置。 6.ホッパから供給した微細な鉄鉱石を乾燥且つ予備加熱するための世 乾燥・予備加熱炉、乾燥・予備加熱炉は第1の拡大した上部円筒形部分、第1の 中部円錐形部分及び第1の縮小した下部円筒形部分からなり、該第1の中部円錐 形部分は上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有し、該乾燥・予備加熱炉 は更に第1の縮小した円筒形部分の底部に設けられた第1のガス入口、第1の縮 小した円筒形部分の上部に設置された第1のディストリビュータ、第1の円錐形 部分の一側壁部に設けらた第1の鉱石入口、第1の円錐形部分の他の側壁部に設 けられた第1の鉱石出口、第1の円錐形部分の他の側壁部に設けられた第1のダ スト状鉱石入口、及び第1の拡大した円筒形部分の上部に設けられた第1の排出 ガス出口からなる、 乾燥・予備加熱炉で乾燥且つ予備加熱した微細な鉄鉱石を還元するため の第1の還元炉、該還元炉は第2の拡大した上部円筒形部分、第2の中部円錐形 部分及び第2の縮小した下部円筒形部分からなり、該第2の中部円錐形部分は上 方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有し、該第1の還元炉は更に第2の縮 小した円筒形部分の底部に設けられた第2のガス入口、第2の縮小した円筒形部 分の上部に設置された第2のディストリビュータ、第2の円錐形部分の一側壁部 に設けらた第2の鉱石入口、第2の円錐形部分のその一側壁部に設けらた第2の 鉱石出口、第2の円錐形部分の他の側壁部に設けられた第2のダスト状鉱石入口 、及び第2の拡大した円筒形部分の上部に設けられた第2の排出ガス出口からな る、 第1の還元炉で予備還元した微細な鉄鉱石を最終的に還元するための第 2の還元炉、該還元炉は第3の拡大した上部円筒形部分、第3の中部円錐形部分 及び第3の縮小した下部円筒形部分からなり、該第3の中部円錐形部分は上方へ なめらかに膨張したテーパつき形状を有し、該第2の還元炉は更に第3の縮小し た円筒形部分の底部に設けられた第3のガス入口、第3の縮小した円筒形部分の 上部に設置された第3のディストリビュータ、第3の円錐形部分の一側壁部に設 けらた第3の鉱石入口、第3の円錐形部分の他の側壁部に設けらた第3の鉱石入 口、第3の円錐形部分の他の側壁部に設けられた第3のダスト状鉱石出口、及び 第3の拡大した円筒形部分の上部に設けられた第3の排出ガス排出口からなる、 乾燥・予備加熱炉から排出される排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を 捕捉し、ダスト状鉄鉱石粒子非含有の洗浄済み排出ガスを外部へ排出しながら捕 捉したダスト状鉄鉱石粒子を乾燥・予備加熱炉に循環するための第1のサイクロ ン、該第1のサイクロンは第1の排出ガス排出路を経由して第1の排出ガス出口 に連結され、第1のダスト状鉱石排出路を経由して第1のダスト状鉱石入口に連 結され、且つその上部は大気へ開口した第1の洗浄済み排出ガス路に連結されて いる、 第1の還元炉から排出された排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を捕捉 し、ダスト状鉄鉱石非含有の洗浄済み排出ガスを乾燥・予備加熱炉に供給しなが ら、捕捉したダスト状鉄鉱石を第1の還元炉に循環するための第2のサイクロン 、該第2のサイクロンは第2の洗浄済み排出ガス路経由で第2の排出ガス出口に 連結され、第2のダスト状鉱石排出路経由で第2のダスト状鉱石入口に連結され 、且つ第2の洗浄済み排出ガス路経由で第1のガス入口に連結されている、 第2の還元炉から排出された排出ガスに含まれるダスト状鉄鉱石を捕捉 し、ダスト状鉄鉱石非含有の清浄な排出ガスを第1の還元炉に供給しながら、捕 捉したダスト状鉄鉱石を第2の還元炉に循環するための第3のサイクロン、該第 3のサイクロンは第3の排出ガス路経由で第3の排出ガス出口に連結され、第3 のダスト状鉱石排出路経由で第3のダスト状鉱石入口に連結され、且つ第3の洗 浄済み排出ガス路経由で第2のガス入口に連結されている、 第1の鉱石出口と第2の鉱石入口を連結し鉄鉱石粒子を供給するための 第1の導管路、 第2の鉱石出口と第3の鉱石入口を連結し鉄鉱石粒子を供給するための 第2の導管路、 第3の鉱石出口を溶融気化器に連結するための第3の導管路、及び 第3のガス入口を溶融気化器に連結するための排出ガス路、 よりなる、鉄鉱石粒子を還元するための流動層型還元装置。 7.更に少なくとも1つの、拡大した上部円筒形部分、中部円錐形部分 及び縮小した下部円筒形部分からなる還元炉からなり、該中部円錐形部分が上方 へなめらかに膨張したテーパつき形状を有している、請求の範囲第1項に記載の 流動層型還元装置。 8.各円錐形部分が3°乃至25°の範囲のテーパ角を有する、請求の 第6項又は第7項に記載の流動層型還元装置。 9.第1及び第2の導管路が少量のガスを各当該導管路に供給するため のガス供給口を、その屈曲部に備えている、請求の範囲第6項乃至第8項のいず れかに記載の流動層型還元装置。 10.各円錐形部分がその下端の内径の5.0乃至9.0倍の高さを有 し、拡大した円筒形部分それぞれが各該当の円錐形部分の上端の内径の2.0乃 至4.0倍の高さを有する、請求の範囲第6項乃至第8項のいずれかに記載の流 動層型還元装置。 11.各円錐形部分がその下端の内径の5.0乃至9.0倍の高さを有 し、拡大した円筒形部分のそれぞれが各該当の円錐形部分の上端の内径の2.0 乃至4.0倍の高さを有する、請求の範囲第9項に記載の流動層型還元装置。 12.上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有する流動層型乾燥 ・予備加熱炉において、微細な鉄鉱石をバブル状流動状態で乾燥且つ予備加熱す る工程、及び 上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有する流動層型還元炉にお いて、乾燥且つ予備加熱した鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還元する工程 、 からなる、微細な鉄鉱石を還元する方法。 13.乾燥・予備加熱炉又は還元炉のフリーボード領域のガス速度が当 該炉に滞留する平均粒径の鉄鉱石粒子を流動化するのに必要な最小ガス速度の1 .0乃至3.0倍以内に維持される、請求の範囲第12項に記載の方法。 14.還元炉に供給されるガスの圧力が2乃至4気圧の範囲にあり、乾 燥・予備加熱炉又は還元炉で発生する圧力降下が0.3乃至0.6気圧の範囲に ある、請求の範囲第12項又は第13項に記載の方法。 15.還元炉に供給されるガスの温度が800乃至900°Cの範囲に あり、乾燥・予備加熱炉又は還元炉で発生する温度降下が30乃至80°Cの範 囲にある、請求の範囲第12項又は第13項に記載の方法。 16.還元炉に供給されるガスの温度が800乃至900°Cの範囲に あり、乾燥・予備加熱炉又は還元炉で発生する温度降下が30乃至80°Cの範 囲にある、請求の範囲第14項に記載の方法。 17.乾燥・予備加熱炉又は還元炉における鉄鉱石粒子の滞留時間が3 0乃至50分の範囲にある、請求の範囲第12項又は第13項に記載の方法。 18.乾燥・予備加熱炉又は還元炉における鉄鉱石粒子の滞留時間が3 0乃至50分の範囲にある、請求の範囲第14項に記載の方法。 19.乾燥・予備加熱炉又は還元炉における鉄鉱石粒子の滞留時間が3 0乃至50分の範囲にある、請求の範囲第15項に記載の方法。 20.乾燥・予備加熱炉又は還元炉における鉄鉱石粒子の滞留時間が3 0乃至50分の範囲にある、請求の範囲第16項に記載の方法。 21.上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有する流動層型乾燥 ・予備加熱炉において、鉄鉱石粒子をバブル状流動状態で乾燥且つ予備加熱する 工程、 上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有する第1の流動層型還元 炉において、乾燥且つ予備加熱した微細な鉄鉱石をバブル状流動状態で予備還元 する工程、及び 上方へなめらかに膨張したテーパつき形状を有する第2の流動層型還元 炉において、予備還元した微細な鉄鉱石をバブル状流動状態で最終的に還元する 工程、 からなる、鉄鉱石粒子を還元する方法。 22.各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2の還元炉のフリーボ ード領域のガス速度が当該炉に滞留する平均粒径の鉄鉱石粒子を流動化するのに 必要な最小ガス速度の1.0乃至3.0倍以内に維持される、請求の範囲第21 項に記載の方法。 23.第2の還元炉に供給されるガスの圧力が2乃至4気圧の範囲にあ り、乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉又は第2還元炉で発生する圧力降下が0. 3乃至0.6気圧の範囲にある、請求の範囲第21項又は第22項に記載の方法 。 24.第2の還元炉に供給されるガスの温度が800乃至900°Cの 範囲にあり、各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2の還元炉で発生する温 度降下が30乃至80°Cの範囲にある、請求の範囲第21項又は第22項に記 載の方法。 25.第2の還元炉に供給されるガスの温度が800乃至900°Cの 範囲にあり、各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2還元炉で発生する温度 降下が30乃至80°Cの範囲にある、請求の範囲第23項に記載の方法。 26.各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2還元炉における鉄鉱 石粒子の滞留時間が20乃至40分の範囲にある、請求の範囲第21項又は第2 2項に記載の方法。 27.各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2還元炉における鉄鉱 石粒子の滞留時間が20乃至40分の範囲にある、請求の範囲第23項に記載の 方法。 28.各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2還元炉における鉄鉱 石粒子の滞留時間が20乃至40分の範囲にある、請求の範囲第24項に記載の 方法。 29.各乾燥・予備加熱炉、第1の還元炉及び第2還元炉における鉄鉱 石粒子の滞留時間が20乃至40分の範囲にある、請求の範囲第25項に記載の 方法。
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