JPH09506655A - 非イオン性強塩基触媒によるラクタムの開環重合法 - Google Patents

非イオン性強塩基触媒によるラクタムの開環重合法

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JPH09506655A JP7516803A JP51680395A JPH09506655A JP H09506655 A JPH09506655 A JP H09506655A JP 7516803 A JP7516803 A JP 7516803A JP 51680395 A JP51680395 A JP 51680395A JP H09506655 A JPH09506655 A JP H09506655A
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Abstract

(57)【要約】 pKaが30またはそれ以上である非イオン性重合触媒塩基触媒、詳しくは、一定強度の、窒素およびリンを含む非イオン性塩基を用いて、高分子量ポリアミドポリマーを得るラクタムの開環重合法。

Description

【発明の詳細な説明】 非イオン性強塩基触媒によるラクタムの開環重合法 発明の分野 本発明は、窒素およびリン酸を含有する非イオン性強塩基によって、高分子量 ポリアミドポリマーを得る、ラクタムの開環重合(ROP;ring opening polym erization)法に関するものである。 発明の背景 米国特許第2,805,214号には、アルカリ金属をともに有するアルカリ 金属水酸化物、アルカリ金属アミドあるいはアルカリ金属水素化物からなるイオ ン性強塩基触媒を用いた、ε−カプロラクタムの開環重合が、開示されている。 米国特許第3,236,817号には、アルカリ金属またはアルカリ金属水素 化物およびアルカリ土類金属またはアルカリ土類金属水素化物からなるイオン性 強塩基触媒を用いた、ε−カプロラクタムの開環重合が、開示されている。 J-S.TangおよびJ.G.Verkade,Angew.,Chem.Int.Ed.Engl.,32,896(1993)には、 イソシアナートをイソシアヌラートに転換するのにホスファゼンを使用すること が、開示されている。 T.PietzonkaおよびD.Seebach,Angew.,Chem.Int.Ed.Engl.,32,716(1993)には、 メチルメタクリラートのアニオン性重合のための無金属開始剤系として、P4− ホスファゼンを使用することが、報告されている。 発明の要約 本発明は、その共役酸が30もしくはそれ以上のpKaをもつ非イオン性重合 塩基触媒をラクタムに接触させて、ポリアミドを形成することからなる、ラクタ ムの 開環重合(“ROP”)法を提供する。本発明は、さらに、重合触媒として、以 下の構造を有するホスファゼン塩基を用いる方法を提供する。 ここで、R1はC1からC8の分枝または直鎖アルキルであり、RはCH3あるいは 両Rは共に−(CH24−であり、m,n,およびyは整数0〜3からなる群か ら独立に選ばれる。 発明の詳細な説明 本発明は、触媒として、窒素およびリンを含有する非イオン性強塩基を用いた 、ラクタムの開環重合法に関するものである。 ラクタムとは、アミン基とカルボン酸基との一分子脱水反応によって生成され る環状アミドを意味している。本発明方法は、詳しくは、C4ないしC12の分子 内ラクタム、例えば、ε−カプロラクタム(C6)とエナントラクタム(enantho lactam)(C7)と、以下のような10ないし26員環を有する二分子ラクタム とに適用される。すなわち、1分子の1,4−ブタンジアミンと反応した1分子 のコハク酸から生成された10員環環状ラクタム;1分子のヘキサメチレンジア ミンと反応した1分子のアジピン酸から生成された14員環環状ラクタム;1分 子の1,12−ドデカン−ジアミンと反応した1分子の1,12−ドデカン二酸 から生成された26員環環状ラクタム;1分子のヘキサメチレンジアミンと反応 した1分子のコハク酸から生成された12員環環状ラクタム、および分子内ラク タムま たは二分子ラクタムの大環状類似体。本発明方法を用いて、ε−カプロラクタム からナイロン6が製造され、エナントラクタムからナイロン7が製造され、そし て14員環環状ラクタムからナイロン6,6が製造される。 本発明方法は、窒素およびリン含有非イオン性強塩基を触媒として用いる。本 発明の実施に効果的な、これらの触媒すなわち開始剤としては、pKaが30も しくはそれ以上である非イオン性塩基が含まれる。本発明の実施に有効な非イオ ン性塩基の例には、ポリアミノ−ホスファゼンと、Tang et al.,Tetrahedron Le tters 34,2903-2904(1993)およびTang et al.,J.Am.Chem.Soc.115,5015-5020(19 93)に記載されているものとが、含まれる。好適な非イオン性塩基は、下記構造 のホスファゼン塩基である。 ここで、R1は、C3より大きい場合は分枝または直鎖である(C1〜C8)アルキ ルであり、Rは、Meあるいは両Rは共に−(CH24−であり、m,n,およ びyは、独立に整数0〜3または好適には特異ホスファゼンPx(x=1から7 )塩基に対して以下のように定義される。好適なR1基は、t−ブチル,t−ヘ プチル(−C(CH32C(CH23)およびt−オクチル(−C(CH32C H2C(CH23を含む。好適なRは、メチルおよび−(CH24−である。 本発明の特異ホスファゼン塩基の1分子中に存在するリン酸原子数は、Pxと 定義され、ここで、xは1から7の整数から選ばれる(下記の表Iを参照)。 好適な塩基は、MeCNpKHB+>30を有し、P2ないしP7型である。ここで、R およびR1は前述の定義と同様である。 さらに好適な塩基は、MeCNpKHB+=または>38を有するP3からP7型である 。 好適な塩基としては、P4-t-Bu,P4-octおよびP2-Etが含まれ、より好適な塩基 は、P4-t-Buである。 本方法の実施において、以下の温度のものを採用することが好ましい:(i) 環状一量体(cyclic unimer)は、少なくとも溶融温度が通常150℃以上、好 ましくは200〜275℃のもの;(ii)ε−カプロラクタムは、少なくとも1 00℃、好ましくは200〜275℃のもの。 一旦、重合が開始すると、反応は迅速に進み、高分子量ポリマーが数秒から数 分内に形成されるが、その詳しい説明は実施例においてなされる。分子量は、不 純物の作用または他の連鎖停止反応によって、平行モノマー濃度が無視できる割 合に到達するか、または、活性触媒濃度が低下して無視できる割合になる時とほ ぼ同時に、ピークに達する。次に、分子量および粘度の増加が緩くなり、徐々に 低下する。より高い温度、240℃〜270℃では、ピーク分子量への到達は、 迅速であり、30秒でほとんど完了してしまうが、180℃〜230℃のような より低い温度では、かなり遅いので、分子量の制御が比較的容易である。実際で は、前述のように、粘度がピークに達する時点において、平衡抽出物(equilibr ium extractables;例えば、開始材料または低MW中間体)濃度は、まだ限界値 に達していない。この場合、前記抽出物濃度がその平衡値に近づくまで、重合を 続けることが必要であり、その使用手順は、その特定用途おいてより重要である のは、分子量であるのか、抽出物濃度であるのかに、依存する。 触媒濃度は、重要ではないが、高分子量生成物を得るためには、得るポリアミ ドに合致したできるだけ少ない濃度を用いることが、一般的に、より必要である 。 反応は、約1atmから約100atm(4psiから1400psi)の圧 力下で実施される。しかし、圧力は重要因子ではない。 本発明によれば、溶媒は必要ないが、中性溶媒は許容できる。好適な中性溶媒 としては、N−メチル−2−ピロリジノン(N-methyl-2-pyrollidinone)、N− アセチルモルホリンおよびジメチルスルフォキシドが含まれる。 本発明によれば、雰囲気は、好ましくは無酸素で、水分を含まないことが必要 であり、したがって、本方法は、窒素またはアルゴンなどの乾燥不活性ガス中で 、実行することが、望ましい。水分は、本反応を遅らせやすい。 本発明のより本質的でない実施例としては、N−アセチル−ε−カプロラクタ ムなどの共触媒すなわち促進剤の使用を含む。この共触媒は、反応速度を増加さ せる役目を果たす。 本発明方法は、共重合体を調製するために用いることができる。これは、開始 材料として、ラクタムの混合物を用いることにより、達成される。 本方法で生成されるポリアミドは、ファイバ、フィルム、成型物、発泡体(fo ams)、および複合体に有用である。 本発明の記載および実施例において、以下の略語を用いる: PMT=ポリマーの溶融温度(Sorenson et al.,Preparative Methods of P olymer Chemistry,2nd Ed.,Interscience,New York,1963,pp.49-50を参照) DBU=1,8−ジアザビジクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(1,8- diazabicyclo[5.4.0]undec-7-ene) ηinh=固有粘度(Sorenson et al.,Preparative Methods of Polymer Chem istry,2nd Ed.,Interscience,New York,1963,pp.34-35を参照) 本発明により調製されたナイロン6およびナイロン66両ポリマーは、[PM T]またはそれ以上の温度にある傾斜加熱バー(gradient hot bar)上の該ポリ マーのメルト溜まりから引き出すことによって、ファイバを産出する。実施例5 からのナイロン6ポリマーを、直径1.91cmのロッドに、温度190℃、圧 力19.5MPaで、成形した。該ロッドを、加圧回転装置(press spinning a pparatus)上に、 ラム圧力7.9MPa、溶融温度298度で、312℃に維持した直径380μ m×長さ1140μmの紡糸口金を通して、押し出した。押出物は、ボビンに5 m/minで巻き上げた。 前記紡いだフィラメントの長さ(8から10cm)のものを、下記のファイバ 特性を持つように、加熱ピン(2cm直径の加熱シリンダの表面)上に手作業で 引き出した。 上記に例示した引っ張り特性は、ナイロン6における典型的な特性を示してい る。 実施例 ポリマーの調製 表IV(a)およびIV(b)は、触媒としてP4−t−Buを用いると同時 に共触媒としてN−アセチル−ε−カプロラクタムを用いたε−カプロラクタム の開環重合の実施例1〜8を示す。実施例1に2を加えたものの比較例は、導入 時間は、比較的に高い温度で比較的短いが(低温度で重合を実施した場合の実施 例4を参照)、 反応は、N−アセチル−ε−カプロラクタムが添加されると、かなり加速される ことを、示している。これは、安定化されたカプロラクタムの生成に一致してお り、アニオン性触媒メカニズムによるものである。 ポリマーの特性 構造。 このポリマーの1Hおよび13C NMRスペクトルは、ヘキサフルオ ロプロパン−2−オル−d2中で測定され、ε−カプロラクタムの加水分解重合 経由のナイロン6と、塩ストライク(塩水溶液)の無触媒縮合経由のナイロン6 6の実際のサンプルと同じであることが判明した。 固有粘度。 固有粘度[(“ηinh”)=In(ηrel)/c]値は、文献5に記 載されている手順にしたがって、m−クレゾールおよび/またはヘキサフルオロ プロパン−2−オル(HFIP)中に0.5wt/v%の濃度で、30℃で、測 定された。 実施例1 ホスファゼンP4−t−BU触媒によるε−カプロラクタムの開環重合 内径2cmの15mLの丸底フラスコに、2.26gのε−カプロラクタムと 0.05mLの1M(=0.05mモル)ホスファゼンP4−t−BU(Fluka c atalog no.79421)を添加した。この容器を、25.4cmHg圧で、10分間 、真空排気して、ヘキサンを除去した。このフラスコに、3つ首アダプタ、パド ル撹拌刃を有するガラス棒、および乾燥管を取り付け、次に、窒素ラインと機械 的コントローラに接続した。反応器を、270℃のウッズ金属浴(Woods metal bath)中に下げた。撹拌を始め、1分以内に、透明なメルトが得られ、このメル トは5分以内に非常に粘稠になり、撹拌棒にまとわりついた。合計で20分後、 浴を上げて、反応生成物を冷やした。撹拌棒をフラスコから引き抜き、収量1. 95gの硬い重合生成物をカミソリ刃を用いて切り離した。他の0.25gの重 合生成物を、反応フラスコの底部から硬いフィルムとして、回収した。撹拌棒か ら得たサンプル(1.9g)部分を、ウイリーミル(Wiley mill)を用いて、2 0メッシュのふるいを通過する程度に粉砕した。このように回収した1.89g の生成物を、100mLのMeOHを用いて、ソックスレー抽出し、1.65g の不溶性ポリマー画分と、主にカプ ロラクタムからなる0.19gの溶液両分とを得た。分離したポリマーの収量は 、合計サンプルを抽出した時の85%に換算される。固有粘度は、1.89(3 0℃のm−クレゾール中に0.5%);ヘキサフルオロイソプロピルアルコール 中で2.57であった。 比較例1A ε−カプロラクタムの加熱開環重合 内径2cmの15mLの丸底フラスコに、2.26gのε−カプロラクタムを 添加した。このフラスコに、3つ首アダプタ、パドル撹拌刃を有するガラス棒、 および乾燥管を取り付け、次に、窒素ラインと機械的コントローラに接続した。 反応器を、270℃のウッズ金属浴中に下げた。撹拌を始め、1分以内に、透明 なメルトが得られた。つづく2時間の加熱を過ぎても、粘度に変化は認められな かった。カプロラクタム(1.6g)が変化せずに回収された。開始剤用の残部 は、蒸発により損失した。 実施例2 ホスファゼンP4−t−BU/N−アセチル−ε−カプロラクタム触媒によ るε−カプロラクタムの開環重合 内径2cmの15mLの丸底フラスコに、2.26gのε−カプロラクタムと 、0.05mLの1M(=0.05mモル)ホスファゼンP4−t−BU(Fluka catalog no.79421)と、0.01gのN−アセチル−ε−カプロラクタムとを 添加した。この容器を、25.4cmHg圧で、10分間、真空排気して、ヘキ サンを除去した。このフラスコに、3つ首アダプタ、パドル撹拌刃を有するガラ ス棒、および乾燥管を取り付け、次に、窒素ラインと機械的コントローラに接続 した。反応器を、270℃のウッズ金属浴(Woods metal bath)中に下げた。撹 拌を始め、1分以内に、透明なメルトが得られ、このメルトは2分以内に非常に 粘稠になり、撹拌棒にまとわりついた。冷やした後、撹拌棒を非常に粘稠なメル トから硬いファイバを引き出しながら引き抜いた。分離したポリマーの固有粘度 は、1.63(30℃のm−クレゾール中に0.5%);ヘキサフルオロイソプ ロピルアルコール中で 1.74であった。 比較例 両実施例1および2において、高分子量ポリマーが、ηinhで測定されたよう に、得られた。実施例1のポリマーでは、Mw/Mnが99,600/25,5 00のものが得られた。 比較例1Aは、触媒なしで、ε−カプロラクタムの開環重合を試みた例を示し ており、この例では、ポリマーの生成はなかった。比較例1Bおよび1Cは、触 媒として、DBUおよびDBU/N−アセチル−ε−カプロラクタムを、それぞ れ用いた例を、示している。これらの例では、極く少量のポリマーが生成された だけであった(1Cでは、ε−カプロラクタムの4%が転換されていた)。比較 例1Dでは、DBUの濃度が、実施例1Cで使用した濃度の2倍に増やしたが、 やはり、ポリマーはほとんど生成しなかった。 実施例9〜14 表Vには、触媒として、P4−t−BUの他のホスファゼン塩基類似体を用い た、ε−カプロラクタムの開環重合を実施した実施例9〜14が示されている。 P4−t−OctおよびP2−Etの両方とも、ポリマを生成し、前者ではP4− t−BUと同じ範囲の活性を有し、後者では反応性がより低かった。 実施例15〜18 表VIには、触媒として、少量の環状二量体を含むナイロン66環状一量体( unimer)の開環重合を実施した実施例15〜18が示されている。このより大き な大環状ラクタムにおける本開環重合でのホスファゼン塩基P4−t−BUおよ びP4−t−Octの触媒活性は、ε−カプロラクタムにおける触媒活性と同等 であった。 実施例15 ホスファゼンP4−t−BU触媒によるナイロン66環状一量体/二量体(9 4/6)の開環重合 内径2cmの15mLの丸底フラスコに、2.26gのナイロン66一量体/ 二量体(94/6モル比)と0.05mLの1M(=0.05mモル)ホスファ ゼンP4−t−BU(Fluka catalog no.79421)を添加した。この容器を、25 .4cmHg圧で、10分間、真空排気して、ヘキサンを除去した。このフラス コに、3つ首アダプタ、パドル撹拌刃を有するガラス棒、および乾燥管を取り付 け、次に、窒素ラインと機械的コントローラに接続した。この混合物を有する撹 拌反応器を、270℃のウッズ金属浴中に下げた。1分以内に、透明希薄な白っ ぽいメルトが得られ、このメルトは続く10分以内に粘度がかなり上昇した。[ 注:このメルトの上方の反応器壁に幾つかの黒っぽいパッチ(patches)が出現 した。]続く30分間に、メルトの粘度はさらに上昇した。2時間後、撹拌棒を 青みがかった黄色の粘稠な反応混合物から引き抜き、浴から上げて、放冷したと ころ、30〜60秒内に固化した。反応器をハンマで叩き割って、1.91gの 青っぽい黄色の内容物(plug)を回収した。他の0.34gの物質をスパチラを 用いて撹拌棒から回収した。262℃の加熱フィンガー(hot finger)上におい た前記内容物のメルト溜まりからファイバを引き出すことができた。前記内容物 の1.87gを、粉砕し、MeOHを用いて抽出したところ、1.38gのポリ マーが得られた。これは、反応器から得られた合計サンプルを抽出した場合の転 換率73%に換算される。固有粘度は、0.70(30℃のm−クレゾール中に 0.5%);ヘキサフルオロイソプロピルアルコール中で1.05であった。P MT250℃。傾斜加熱バー上の256から272℃のメルト溜まりから長いフ ァイバが引き出された。 実施例19 ホスファゼンP4−t−BU触媒によるエナントラクタムの開環重合 内径2cmの15mLの丸底フラスコに、2.54gのエナントラクタム(D. D.Coffman et al.,J.Polymer Science,3,85-94(1948)におけると同様に調製)と 、0.032g(0.05mモル)のホスファゼンP4−t−BU(市販品を使 用。Fluka catalog no.79421。ただし、反応混合物に添加する前にヘキサンを除 去することが異なる)と、0.01gのN−アセチル−ε−カプロラクタムを添 加した。 このフラスコに、3つ首アダプタ、パドル撹拌刃を有するガラス棒、および乾燥 管を取り付け、次に、窒素ラインと機械的コントローラに接続した。この反応器 を、270℃のウッズ金属浴中に下げた。撹拌を始め、1分以内に、透明なメル トが得られ、このメルトは粘稠になり、撹拌棒を這い上がり始めた。さらに1か ら2分たった後、メルトは撹拌棒にまとわりついた。この時点では、粘度はかな り高く、メルトの流れを明白に確認できない。6分後、前記ウッズ金属浴を下げ 、ポリマーがしっかり固着した撹拌棒を取り去った。フラスコに付着しているポ リマーもまた、しっかり固着していた。ポリマーを、ウイリーミル(Wiley mill )を用いて、20メッシュのふるいを通過する程度に粉砕した後、MeOHを用 いて、ソックスレー抽出し、乾燥して、2.17gのポリマーを得た。少量の( 0.04g)エナントラクタムがMeOH抽出液からロータリー蒸発により回収 された。得られたポリマーは、243℃のPMTを示し、249℃の傾斜加熱バ ーうえのメルト溜まりから引き出し可能なファイバを得た。固有粘度は、2.0 7(30℃のm−クレゾール中に0.5重量%)であった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月30日 【補正内容】 請求の範囲 (1) 窒素およびリンを含有する30もしくはそれ以上のpKaを有する非イ オン性重合塩基触媒にラクタムを接触させてポリアミドを生成することを特徴と するラクタムの開環重合法。 (2) 前記重合触媒が下記構造のホスファゼン塩基であることを特徴とする請 求項1に記載のラクタムの開環重合法。 ここで、 R1は、C1からC8の分枝または直鎖アルキルからなる群から選ばれ ; RはCH3から選ばれるか、あるいは両Rが共に−(CH24−であ り;そして m,n,およびyは、それぞれ独立に0〜3であり、m,n,および yの合計は0〜6である。 (3) mが2、nが2、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (4) mが3、nが3、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (5) mが3、nが2、そしてyが1であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (6) mが3、nが1、そしてyが2であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (7) mが1、nが1、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (8) R1がエチルであり、Rがメチルであることを特徴とする請求項7に記 載のラクタムの開環重合法。 (9) mが3、nが0、そしてyが3であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (10) R1がt−オクチルまたはt−ブチルであり、Rがメチルであることを特 徴とする請求項4に記載のラクタムの開環重合法。 (11) R1がt−ブチルであり、Rがメチルであることを特徴とする請求項9 に記載のラクタムの開環重合法。 (12) 前記ラクタムが、ε−カプロラクタム、エナントラクタムおよびナイロ ン66環状一量体からなる群から選ばれることを特徴とする請求項2に記載のラ クタムの開環重合法。 (13) 前記ラクタムが、ε−カプロラクタムであることを特徴とする請求項12 に記載のラクタムの開環重合法。 (14) 前記ラクタムが、ナイロン66環状一量体であることを特徴とする請求 項12に記載のラクタムの開環重合法。 (15) 前記ラクタムが、エナントラクタムであることを特徴とする請求項12に 記載のラクタムの開環重合法。 (16) 前記重合が少なくとも150℃の温度で実施されることを特徴とする請 求項2に記載のラクタムの開環重合法。 (17) 前記重合が200℃から275℃の温度で実施されることを特徴とする 請求項16に記載のラクタムの開環重合法。 (18) 前記重合が1〜100ATMの圧力下で行われることを特徴とする請求 項2に記載のラクタムの開環重合法。 (19) 雰囲気が無酸素で本質的に無水分であることを特徴とする請求項2に記 載のラクタムの開環重合法。 (20) 共触媒、N−アセチル−ε−カプロラクタムの有効量がさらに含まれる ことを特徴とする請求項2に記載のラクタムの開環重合法。 (21) 窒素およびリンを含有する30もしくはそれ以上のpKaを有する非イ オン性重合塩基触媒にラクタムの混合物を接触させて共重合ポリアミドを生成す ることを特徴とするラクタムの開環重合法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 30もしくはそれ以上のpKaを有する非イオン性重合塩基触媒にラク タムを接触させてポリアミドを生成することを特徴とするラクタムの開環重合法 。 (2) 前記重合触媒が下記構造のホスファゼン塩基であることを特徴とする請 求項1に記載のラクタムの開環重合法。 ここで、 R1は、C1からC8の分枝または直鎖アルキルからなる群から選ばれ ; RはCH3から選ばれるか、あるいは両Rが共に−(CH2)4−であり ; そして m,n,およびyは、独立に整数0〜3からなる群から選択される。 (3) mが2、nが2、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (4) mが3、nが3、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (5) mが3、nが2、そしてyが1であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (6) mが3、nが1、そしてyが2であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (7) mが1、nが1、そしてyが0であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (8) 前記ホスファゼン塩基がP2−Etであることを特徴とする請求項7に 記載のラクタムの開環重合法。 (9) mが3、nが0、そしてyが3であることを特徴とする請求項2に記載 のラクタムの開環重合法。 (10) 前記ホスファゼン塩基がP4−t−BUおよびP4−t−Octからなる 群から選ばれることを特徴とする請求項4に記載のラクタムの開環重合法。 (11) 前記ホスファゼン塩基がP4−t−BUであることを特徴とする請求項 9に記載のラクタムの開環重合法。 (12) 前記ラクタムが、ε−カプロラクタム、エナントラクタムおよびナイロ ン66環状一量体からなる群から選ばれることを特徴とする請求項2に記載のラ クタムの開環重合法。 (13) 前記ラクタムが、ε−カプロラクタムであることを特徴とする請求項12 に記載のラクタムの開環重合法。 (14) 前記ラクタムが、ナイロン66環状一量体であることを特徴とする請求 項12に記載のラクタムの開環重合法。 (15) 前記ラクタムが、エナントラクタムであることを特徴とする請求項12に 記載のラクタムの開環重合法。 (16) 前記重合が少なくとも150℃の温度で実施されることを特徴とする請 求項2に記載のラクタムの開環重合法。 (17) 前記重合が200℃から275℃の温度で実施されることを特徴とする 請求項16に記載のラクタムの開環重合法。 (18) 前記重合が1〜100ATMの圧力下で行われることを特徴とする請求 項2に記載のラクタムの開環重合法。 (19) 雰囲気が無酸素で本質的に無水分であることを特徴とする請求項2に記 載のラクタムの開環重合法。 (20) 共触媒、N−アセチル−ε−カプロラクタムの有効量がさらに含まれる ことを特徴とする請求項2に記載のラクタムの開環重合法。 (21) 30もしくはそれ以上のpKaを有する非イオン性重合塩基触媒にラク タムの混合物を接触させて共重合ポリアミドを生成することを特徴とするラクタ ムの開環重合法。
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