JPH09505627A - 収縮フィルム用途のための可塑化ポリエステル - Google Patents

収縮フィルム用途のための可塑化ポリエステル

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、低温収縮包装用途において熱収縮性フィルム又はシートとして有用であるポリエステル/可塑剤ブレンドに関する。この可塑剤はポリエステルの溶融物に注入される。この可塑剤はポリエステルのガラス転位温度、オンセット温度及び収縮速度を低下させる。このポリエステル/可塑剤ブレンドによって製造したフィルム又はシートは透明である。

Description

【発明の詳細な説明】収縮フィルム用途のための可塑化ポリエステル 発明の分野 本発明は、低温収縮包装用途において熱収縮性フィルム又はシートとして有用 であるポリエステル/可塑剤ブレンドに関する。この可塑剤はポリエステルの溶 融物に注入される。この可塑剤はポリエステルのガラス転位温度、オンセット温 度及び収縮速度を低下させる。このポリエステル/可塑剤ブレンドによって製造 したフィルム又はシートは透明である。発明の背景 熱収縮性プラスチックフィルムは、ガラス、金属、セラミック及びプラスチッ ク製のボトル、箱、缶、パイプ及び木材のラベル貼り、保護、包装及びラッピン グ用に使用されている。例えば、熱収縮性フィルムは、食品及び医薬製品の改ざ ん防止ラベルとして及びソフトドリンクボトルのようなプラスチック容器の主ラ ベルとして広く使用されている。収縮フィルムは二つのカテゴリー、即ち、(1 )フィルムがx軸方向及びy軸方向の両方に収縮するラッピング用の二軸延伸フ ィルム及び(2)フィルムが主として延伸又は配向方向に収縮し、延伸しない又 は配向しない方向には小さい収縮を有する一軸延伸フィルムに分類される。 最も広く使用されている収縮フィルムはポリ塩化ビニル(PVC)であるが、収 縮フィルムはポリスチレン(OPS)、延伸ポリエチレン、延伸ポリプロピレン及 びポリエステルから製造されてきた。PVCは良好な熱収縮性を有しているが、低 温収縮包装用には適していない 。更に、PVCの焼却により塩化水素が発生し、塩化水素は焼却炉の腐食及び環境 汚染を引き起こす。 熱収縮性ポリエステルフィルムの例は、米国特許第4,996,291号及び同第4,963 ,418号に開示されている。米国特許第4,996,291号には、ポリエチレンテレフタ レートから製造した熱収縮性ポリエステルフィルムが開示されている。添加剤の 一覧が示されているが、可塑剤は記載されていない。米国特許第4,963,418号に は、ポリエステル、ポリエステルコポリマー又はポリエステルとポリエステルコ ポリマーとの混合物から製造された熱収縮性ポリエステルフィルムが開示されて いる。可塑剤又は全てのその他の添加剤とのブレンドを形成する示唆はされてい ない。 上記のポリエステルは少なくとも二つの主な欠点、即ち50〜60℃より高いオン セット収縮温度及びセ氏1度当たり4%より高い収縮速度を有している。高いオ ンセット収縮温度は、フィルム又はシートが、より高い、フィルムが加熱収縮ト ンネル又はオーブン内で収縮を開始する温度を必要とすることを意味する。高い オンセット温度は容器又は内容物の損傷を起こすおそれがある。他の欠点は高い 収縮速度であり、収縮速度は温度上昇1度当たりの収縮パーセントを指す。高い 収縮速度は、収縮フィルム又はシートが収縮トンネルを通過するとき収縮フィル ム又はシートにしわ又は泡を形成させる。 本発明者等は、予想外にも、ポリエステルから製造した熱収縮性フィルム又は シートのオンセット収縮温度及び収縮速度を、臨界量の、炭素数12〜20のエポキ シ化脂肪酸のC4〜C20アルキルエステルから選択された可塑剤(但し、可塑剤 は200℃〜300℃の温度でポリエステル中にそれを含有させることが可能な十分な 安定性を有する)を溶融ブレンドすることによって低下させることができるこ とを決定した。更に、本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドは、他のフィルム に付随する環境上の欠点を有しない透明なフィルムを生成する。発明の要約 従って、本発明の一つの目的は、環境的に安全で、従前の熱収縮性フィルムに 付随する欠点を含まない熱収縮性フィルムを提供することにある。 従って、本発明の他の目的は、ポリ塩化ビニルから製造した熱収縮性フィルム よりも低いオンセット温度及び低い収縮速度を有する熱収縮性フィルムを提供す ることにある。 従って、本発明の別の目的は、個別の仕様を満たすようにオンセット温度を変 えることができる熱収縮フィルムの製造方法を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、耐熱性、印刷性、耐衝撃性及び耐応力亀裂性を示し 、その押出時に優れた溶融流動性を示す熱収縮性フィルムを提供することにある 。 これらの及びその他の目的は、 (A)90〜99重量%の、 ジカルボン酸100モル%及びジオール100モル%基準で、 (1)少なくとも80モル%の、炭素数8〜14の芳香族ジカルボン酸からの繰り 返し単位からなるジカルボン酸成分、及び (2)少なくとも10モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールからの繰り 返し単位からなるジオール成分 からなる、40℃〜150℃のガラス転移温度及び0.5〜1.2dL/gのインヘレント粘 度を有するポリエステル、並びに (B)1〜10重量%の、炭素数12〜20のエポキシ化脂肪酸のC4 〜C20アルキルエステルから選択された可塑剤(但し、可塑剤は200℃〜300℃の 温度でポリエステル中にそれを含有させることが可能な十分な安定性を有する) のブレンド(但し、(A)と(B)との合わせた重量は合計100%である)から なる熱収縮性フィルムによって達成される。発明の説明 本発明のポリエステル、即ち成分(A)にはコポリエステルが含まれる。この ポリエステルは半結晶性又は無定形であってよく、好ましくは無定形である。こ のポリエステルにはジカルボン酸100モル%及びジオール100モル%基準で、ジカ ルボン酸及びジオールからの繰り返し単位が含まれる。ジカルボン酸成分には、 少なくとも80モル%の、炭素数8〜14の芳香族ジカルボン酸が含まれる。このポ リエステルは任意に、ジカルボン酸100モル%基準で20モル%以下の、炭素数4 〜12の飽和脂肪族ジカルボン酸及び炭素数8〜12の脂環式ジカルボン酸のような 、芳香族ジカルボン酸以外の1種又はそれ以上の異なったジカルボン酸で変性す ることができる。ジカルボン酸の特別の例は、テレフタル酸、フタル酸、イソフ タル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シ クロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4′−ジカルボン酸、コハク酸、グルタ ル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等である。このポリエステルは上 記のジカルボン酸の1種又はそれ以上から製造することができる。 これらの酸の対応する酸無水物、エステル及び酸クロリドを使用することは用 語「ジカンボン酸」に含まれることが理解されるべきである。 ジオール成分には少なくとも10モル%の1,4−シクロヘキサン ジメタノールからの繰り返し単位が含まれている。更に、このジオール成分は任 意的に、ジオール100モル%基準で90モル%以下の、1,4−シクロヘキサンジ メタノール以外の1種又はそれ以上の異なったジオールで変性することができる 。このような追加のジオールには、炭素数6〜15の脂環式ジオール及び炭素数3 〜8の脂肪族ジオールが含まれる。1,4−シクロヘキサンジメタノールと共に 含有されるこのようなジオールの例は、エチレングリコール、ジエチレングリコ ール、トリエチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4 −ジオール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(ネオペンチルグリ コール)、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−,1,6−ジオール、3− メチルペンタンジオール−(2,4)、2−メチルペンタンジオール−(1,4 )、2,2,4−トリメチルペンタンジオール−(1,3)、2−エチルヘキサ ンジオール−(1,3)、2,2−ジエチルプロパンジオール−(1,3)、ヘ キサンジオール−(1,3)、1,4−ジ−(ヒドロキシエトキシ)−ベンゼン 、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、2,4−ジヒドロ キシ−1,1,3,3−テトラメチル−シクロブタン、2,2−ビス(3−ヒド ロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシプロポキシ フェニル)プロパン等である。このポリエステルは1種又はそれ以上の上記のジ オールから製造することができる。 このポリエステルにはまた、トリメリト酸無水物、トリメチロールプロパン、 ピロメリト酸二無水物、ペンタエリトリトール及び当該技術分野で一般的に知ら れているその他のポリエステル形成性ポリ酸又はポリオールのような、少量の三 官能性又は四官能性コモノマーが含有されていてもよい。 本発明の目的のために、好ましいポリエステル、即ち成分(A) は、テレフタル酸からの繰り返し単位からなるジカルボン酸成分並びに65〜90モ ル%のエチレングリコール及び35〜10モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノ ールからの繰り返し単位からなるジオール成分を有する。更に好ましくは、ジオ ール部分は67〜75モル%のエチレングリコール及び33〜25モル%の1,4−シク ロヘキサンジメタノールからなる。 成分(A)として有用なポリエステルは、0.5〜1.2dL/gのインヘレント粘度 を有している。好ましくは、ポリエステルは60重量%のフェノール及び40重量% のテトラクロロエタンからなる溶媒100mL当たり0.50gのポリマーを使用して、2 5℃で測定したとき0.6〜0.9dL/gのインヘレント粘度を有する。成分(A)と して有用なポリエステルはまた、40℃〜150℃、好ましくは50℃〜100℃のガラス 転移温度を有する。 このポリエステルは当該技術分野で公知の一般的な重縮合方法によって製造す ることができる。このような方法には、ジカルボン酸(類)とジオール(類)と の直接縮合又はジカルボン酸ジアルキルを使用するエステル交換反応によるもの が含まれる。例えば、テレフタル酸ジメチルのようなテレフタル酸ジアルキルは 、触媒の存在下で高温でジオール(類)とエステル交換される。このポリエステ ルはまた固相重合方法に付すこともできる。 本発明の成分(B)は可塑剤である。成分(B)として有用な可塑剤は、炭素 数12〜20のエポキシ化脂肪酸のC4〜C20アルキルエステルから選択される。こ の可塑剤は、200℃〜300℃、好ましくは250℃〜280℃の温度でポリエステル中に それを含有させることができる十分な安定性を有していなくてはならない。用語 「十分な安定性」は、可塑剤が200℃〜300℃の温度内で分解及び揮発性に対して 安定でなくてはならないことを意味している。適当な可塑剤 の例には、オクチルエポキシソイエート(octyl epoxy soyate)、エポキシ化大 豆油、エポキシトーレート(epoxy tallate)、エポキシ化あまに油、リン酸ト リフェニル、ネオペンチルグリコールジベンゾエート、グリセリン、植物油、ひ まし油及び鉱油が含まれる。好ましくは、可塑剤はElf Atochemから商品名VIKOF LEX 7080で市販されているオクチルエポキシソイエートである。 本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドの製造方法には、前記のような方法に よりポリエステルを製造することが含まれる。このポリエステルは、乾燥空気若 しくは乾燥窒素の雰囲気中で又は減圧下で乾燥する。溶融処理条件下で、ポリエ ステルは水のような不純物の存在下で分子量低下を受け、それでポリエステルは 本発明のブレンド中に無水状態で含有させることが好ましい。 可塑剤は、回分混合、単軸スクリュー押出又は二軸スクリュー押出のような、 どのような抵当な溶融ブレンド方法によってもポリエステルと混合される。好ま しくは、可塑剤は液体又は固体送りシステムを使用してポリエステルの溶融物中 に注入する。ポリエステル/可塑剤ブレンドは、重合が本質的に完結した後、重 合の終わりにポリエステルに可塑剤を添加することによって製造することもでき る。溶融コンパウンディングが完結した後、押出物をストランド状で引き取り、 切断のような通常の方法によって回収する。 上記のようにして製造した押出物は、ポリエステル、即ち成分(A)と混合す るコンセントレートとして使用することができる。コンセントレートペレットと ポリエステルペレットとの混合方法には、添加剤フィーダーでコンセントレート ペレットを供給し、ポリエステルペレットとコンセントレートペレットとを機械 的に混合することが含まれる。ポリエステル/コンセントレートブレンドは、溶 融ブレンドし、乾燥し、フィルム又はシートに押し出す。 ポリエステル/可塑剤ブレンド中のポリエステルの重量パーセントは90〜99% である。更に好ましくは、ポリエステルはポリエステル/可塑剤ブレンドの94〜 98重量%を構成する。本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドは、60重量%のフ ェノール及び40重量%のテトラクロロエタンからなる溶媒100mL当たり0.50gの ポリマーを使用して、23℃で測定したとき0.55dL/g〜1.5dL/g、好ましくは0 .70〜0.80dL/gのインヘレント粘度を有する。 ブレンドの性能特性を向上させるために、多くの他の成分を本発明の組成物に 添加することができる。例えば、デネスティング剤(denestlng agent)、粘着 防止剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、離型剤、金属失活剤、二酸化チタ ン及びカーボンブラックのような着色剤、粒状シリカ、カオリン、炭酸カルシウ ム、帯電防止剤、充填材等を組成物に含有させることができる。これらの添加材 の全て及びそれらの使用は当該技術分野で公知であり、長々と記載する必要はな い。それで、限定された数のみを参照し、その目的を達成することから本発明を 妨げない限り、これらの化合物の何れも使用できることが理解される。 本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドは、全ての種類のフィルム、特に熱収 縮性フィルム及びシートの製造用の優れた出発物質として機能する。熱収縮性プ ラスチックフィルムは、ガラス、金属、セラミック及びプラスチック製のボトル 、箱、缶、パイプ及び木材のラベル貼り、保護、包み及びラッピング用に使用さ れる。例えば、熱収縮製フィルムは、食品及び医薬製品の改ざん防止ラベルとし て、ソフトドリンクボトルのようなプラスチック容器の主ラベルとして及び医薬 及び乾電池用の保護ラップとして広く使用される。 本明細書に示した結果のために使用した材料及び試験方法は下記の通りである 。 ヘイズはASTM D1003により測定した。透明なシート又はフィルムのために、5 %より小さいヘイズ値が受容できる。 最大収縮速度は、収縮曲線の最大一次導関数又は傾斜として定義され、フィル ムをオーブン又はトンネル内で加熱したときフィルムが如何に速く収縮するかを 示す。 オンセット収縮温度は、フィルムが2%収縮する温度である。 本発明の例示であることを意図する下記の例を考慮して、本発明を更に示す。 例中の全ての部及びパーセントは、他に記載しない限り重量基準である。例I テレフタル酸100モル%、エチレングリコール65〜70モル%及び1,4−シク ロヘキサンジメタノール30〜35モル%からなり、0.75のI.V.を有するポリエ ステルペレットを、露点≦−29℃を有する乾燥空気中で65℃で4時間乾燥した。 このPETGポリエステルを単軸スクリュー押出機のホッパーに入れ、260℃で5〜1 0mlのシートに押し出した。 このポリエステルは0.73dL/gのI.V.及び20℃/分でDSCにより測定した とき77℃のTgを有していた。PETGポリエステルの試験結果を表Iに要約する。例II PETGポリエステル98重量%及びオクチルエポキシソイエート2重量%から製造し たシート 液体オクチルエポキシソイエート10重量%及び例Iで製造したPETGポリエステ ルペレット90重量%を使用して、ポリエステル/可塑剤コンセントレートを製造 した。このコンセントレートペレットを、例IからのPETGポリエステルペレット とそれぞれ20/80の比で機 械的にブレンドした。単軸スクリュー押出機を使用して、このペレットをシート に押し出した。 シート中のオクチルエポキシソイエートの最終濃度は2重量%であった。この ポリマーは20℃/分でDSCにより測定したとき67℃のTgを有していた。試験結果 を表Iに要約する。例III PETGポリエステル96重量%及びオクチルエポキシソイエート4重量%から製造し たシート 液体オクチルエポキシソイエート10重量%及び例Iで製造したPETGポリエステ ルペレット90重量%を使用して、ポリエステル/可塑剤コンセントレートを製造 した。このコンセントレートペレットを、例IからのPETGポリエステルペレット とそれぞれ40/60の比で機械的にブレンドした。単軸スクリュー押出機を使用し て、このペレットをシートに押し出した。 シート中のオクチルエポキシソイエートの最終濃度は4重量%であった。この ポリマーは20℃/分でDSCにより測定したとき61℃のTgを有していた。試験結果 を表Iに要約する。例IV PETGポリエステル94重量%及びオクチルエポキシソイエート6重量%から製造し たシート。 液体オクチルエポキシソイエート10重量%及び例Iで製造したPETGポリエステ ルペレット90重量%を使用して、ポリエステル/可塑剤コンセントレートを製造 した。このコンセントレートペレットを、例IからのPETGポリエステルペレット とそれぞれ60/40の比で機械的にブレンドした。単軸スクリュー押出機を使用し て、このペレットをシートに押し出した。 シート中のオクチルエポキシソイエートの最終濃度は6重量%で あった。このポリマーは20℃/分でDSCにより測定したとき54℃のTgを有してい た。試験結果を表Iに要約する。例V PETGポリエステル92重量%及びオクチルエポキシソイエート8重量%から製造し たシート 液体オクチルエポキシソイエート10重量%及び例Iで製造したPETGポリエステ ルペレット90重量%を使用して、ポリエステル/可塑剤コンセントレートを製造 した。このコンセントレートペレットを、例IからのPETGポリエステルペレット とそれぞれ80/20の比で機械的にブレンドした。単軸スクリュー押出機を使用し て、このペレットをシートに押し出した。 シート中のオクチルエポキシソイエートの最終濃度は8重量%であった。この ポリマーは20℃/分でDSCにより測定したとき49℃のTgを有していた。試験結果 を表Iに要約する。例VI PETGポリエステル90重量%及びオクチルエポキシソイエート10重量%から製造し たシート 液体オクチルエポキシソイエート10重量%及び例Iで製造したPETGポリエステ ルペレット90重量%を使用して、ポリエステル/可塑剤コンセントレートを製造 した。このコンセントレートペレットを、例IからのPETGポリエステルペレット とそれぞれ90/10の比で機械的にブレンドした。単軸スクリュー押出機を使用し て、このペレットをシートに押し出した。 シート中のオクチルエポキシソイエートの最終濃度は10重量%であった。この ポリマーは20℃/分でDSCにより測定したとき42℃のTgを有していた。試験結果 を表Iに要約する。 表Iの結果は明らかに、臨界量の、300℃より低い温度で低い揮発製を有する 可塑剤をポリエステルと溶融ブレンドすることによって、熱収縮製ポリエステル フィルムのガラス転移温度を著しく低下させることができることを示す。更に、 ヘイズ値は、本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドによって製造されたフィル ムが、ヘイズパーセントが5%よりも著しく低いので、透明であることを示して いる。例VII PVCシートを、縦方向(MD)に3倍の延伸比で且つ横方向(TD)に延伸しない で、90℃でフィルムに延伸した。換言すると、このフィルムを一軸延伸した。延 伸フィルムの収縮を、低温水浴中で30秒間測定した。それぞれ60,70,80及び90 ℃で測定した典型的なデータを表IIに示す。オンセット収縮温度は約60℃であっ た。最大収縮速度は、収縮対温度曲線又は収縮曲線の最高一次導関数値、傾斜で ある。PVC収縮及び最大収縮速度についての試験結果を表IIに要約する。例VIII 例Iで製造したPETGポリエステルをシートに押し出し、次いで90℃で4倍のMD 延伸比でフィルムに延伸した。PETGについてのオンセット収縮温度は約65℃であ った。PETG収縮、最大収縮速度及び機械的性質についての試験結果を表II及び表 IIIに要約する。例IX 例Iで製造したPETGポリエステルペレットを2%のオクチルエポキシソイエー トと溶融プレンドし、シートに押し出し、次いで85℃で4倍のMD延伸比でフィル ムに延伸した。収縮、最大収縮速度及び機械的性質についての試験結果を表II及 び表IIIに要約する。例X 例Iで製造したPETGポリエステルペレットを4%のオクチルエポキシソイエー トと溶融ブレンドし、シートに押し出し、次いで80℃で4倍のMD延伸比でフィル ムに延伸した。収縮、最大収縮速度及び機械的性質についての試験結果を表11及 び表111に要約する。例XI 例Iで製造したPETGポリエステルペレットを6%のオクチルエポキシソイエー トと溶融ブレンドし、シートに押し出し、次いで75℃で4倍のMD延伸比でフィル ムに延伸した。収縮、最大収縮速度及び機械的性質についての試験結果を表II及 び表IIIに要約する。例XII 例Iで製造したPETGポリエステルペレットを8%のオクチルエポキシソイエー トと溶融ブレンドし、シートに押し出し、次いで70℃で4倍のMD延伸比でフィル ムに延伸した。収縮フィルムのオンセット温度は、暖かい日にフィルムが収縮を 始めるほど低かった。例XIII 例Iで製造したPETGポリエステルペレットを10%のオクチルエポキシソイエー トと溶融ブレンドし、シートに押し出し、次いで65℃ で4倍のMD延伸比でフィルムに延伸した。収縮フィルムのオンセット温度は、暖 かい日にフィルムが収縮を始めるほど低かった。 表IIの結果は明らかに、可塑剤で変性することによって、オンセット収縮温度 及び最大収縮速度の両方が低下することを示している。更に、このデータは、PE TGがより高い最大収縮速度及びオンセット収縮温度を有しているので、PETGがPV Cよりも劣っていることを示している。 ポリエステル/2%可塑剤ブレンドは、非ブレンドPETGについての0%に比較 して、60℃で2%の収縮を有する。最大収縮速度も、非ブレンドPETGの5.22%/ ℃から2%のOESを含有する可塑化PETGの4.28%/℃まで低下している。それで 、2%のOESを含有する可塑化PETGの最大収縮速度はPVCの最大収縮速度よりも未 だ高いが、2%のOESを含有する可塑化PETGのオンセット収縮温度はPVCのオンセ ット収縮温度と同一である。 ポリエステル/4%可塑剤ブレンドは、約55℃のオンセット収縮温度を有する 。これは60℃で11%の収縮を有し、この可塑化PETGの 最大収縮速度は、PVCのそれと同一である3.9%/℃である。要するに、4%のOE Sを含有する可塑化PETGはPVCに比較して同様の収縮速度を有している。これはよ り低いオンセット収縮温度を有しており、それで低温収縮包装でも使用すること ができる。このPETGの可塑化型は混ぜものをしないPETG6763に比較してより良い 収縮特性を有している。 ポリエステル/6%可塑剤ブレンドは約45℃のオンセット収縮温度を有してお り、これは非常に感熱性の収縮包装に適している。最大収縮速度も3.75%/℃に 低下している。 表IIIのデータは、本発明のポリエステル/可塑剤ブレンドが受容できる機械 的性質を示す熱収縮性フィルム及びシートを生成することを示している。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)90〜99重量%の、 (1)ジカルボン酸100モル%基準で、少なくとも80モル%のテレフタル酸か らの繰り返し単位からなるジカルボン酸成分、及び (2)ジオール100モル%基準で、65〜90モル%のエチレングリコール及び35 〜10モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールからの繰り返し単位からなる ジオール成分 を含んでなる、40℃〜100℃のガラス転移温度及び0.5〜1.2dL/gのインヘレン ト粘度を有する無定形ポリエステル、並びに (B)1〜10重量%の、オクチルエポキシソイエート、エポキシトーレート、 エポキシ化大豆油、エポキシ化あまに油及びリン酸トリフェニルからなる群から 選択された可塑剤 のブレンド(但し、(A)と(B)との合わせた重量は合計100%である) からなる熱収縮性フィルム。 2.ポリエステルのジカルボン酸成分が本質的にテレフタル酸からの繰り返し 単位からなる請求の範囲第2項記載の熱収縮性フィルム。 3.ポリエステルのジオール成分が本質的に67〜75モル%のエチレングリコー ル及び33〜25モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノールからの繰り返し単位 からなる請求の範囲第2項記載の熱収縮性フィルム。 4.可塑剤である成分(B)が、成分(A)及び成分(B)の重量基準で2〜 6重量%の量で存在する請求の範囲第1項記載の熱収縮性フィルム。 5.ポリエステルである成分(A)が0.6〜0.9dL/gのインヘ レント粘度を有する請求の範囲第1項記載のポリエステル。 6.ポリエステルである成分(A)が50℃〜100℃のガラス転移温度を有する 請求の範囲第1項記載のポリエステル。
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