JPH09505144A - hdm−2−特異的抗体の検出方法 - Google Patents
hdm−2−特異的抗体の検出方法Info
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- JPH09505144A JPH09505144A JP7514228A JP51422895A JPH09505144A JP H09505144 A JPH09505144 A JP H09505144A JP 7514228 A JP7514228 A JP 7514228A JP 51422895 A JP51422895 A JP 51422895A JP H09505144 A JPH09505144 A JP H09505144A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は体液中のhdm−2−特異的抗体の検出方法に関し、担体部材に結合されたhdm−2および/またはhdm−2−特異的抗体結合領域を含むその断片を体液とともに保温し、hdm−2および/またはその断片に結合された特異的抗体(a)を、抗体(a)を標的とした標識された抗体(b)と反応できるか、または標識されていない抗体(b)と反応させ、後者を、抗体(b)を標的とした標識された抗体(c)と反応できるようにすることを特徴とするものである。さらに、本発明はこの目的のために利用できるキットに関する。さらに、本発明はhdm−2断片および同断片をコードしているDNA配列、hdm−2−特異的結合領域を含む断片、およびそれらの製造工程に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
hdm−2−特異的抗体の検出方法
本発明は体液中のhdm−2−特異的抗体の検出方法に関する。さらに、本発
明はこの目的のために利用可能なキットに関する。さらに、本発明は、hdm−
2断片およびその断片をコードしているDNA配列、hdm−2−特異的抗体の
結合領域を含む断片、並びにそれらの製造工程に関する。
ヒトゲノムはhdm−2(human-double-minute遺伝子2)と命名された遺伝
子を有する。この遺伝子は大部分は、対応するネズミのmdm−2遺伝子(muri
ne-double-minute遺伝子2)に相同である。hdm−2遺伝子の発現産物は、一
次構造が知られ、491個のアミノ酸を有するタンパク質(Oliner,J.D.et a
l.,Nature,358(1992),80-83を参照)である。このタンパク質を以下hdm−
2と称する。
hdm−2遺伝子は肉腫中に増幅された型で頻繁に存在することが知られてい
る。この場合、増加された抗体の発現もまた発見されている。このことはhdm
−2を標的とした特異的抗体の存在により達成できる。従って、このような抗体
の検出は特定のガンの診断のために利用できる。
このように、hdm−2−特異的抗体の検出方法を提供することが本発明の目
的である。
本発明に従えば、担体部材に結合されたhdm−2および/または担体部材に
結合された、hdm−2−特異的抗体結合領域を含むその断片を体液とともに保
温し、hdm−2および/またはその断片に結合した特異的抗体(a)を、
抗体(a)を標的とした標識された抗体(b)と反応できるようにするか、
または
標識されていない抗体(b)と反応させ、後者を、抗体(b)を標的とした標
識された抗体(c)と反応できるようにする工程において、これを達成する。
「hdm−2」という表現は、野生型配列を有するhdm−2タンパク質を含
む。そのようなタンパク質はA−204(ヒト横紋筋肉腫細胞系統、腫瘍バンク
、
ドイツKrebsforschungzentrum、ハイデルベルグ)等の細胞から単離することが
できる。hdm−2はまた、野生型配列とは異なる配列を有していても差支えな
い。このような配列は、1以上のアミノ酸の付加、欠失、および/または置換が
行われていても差支えない。さらに、hdm−2は融合タンパク質の一部であっ
ても差支えない。この一つのタンパク質は、他のあらゆるhdm−2のように、
遺伝子操作の後にそれを発現する細胞から単離することができる。このような細
胞は原核細胞および真核細胞を含む。前者の例にはBL21(Studier,F.W.e
t al.,Methods in Enzymology 185(1990),60-89を参照)等のE.coli株
があり、一方後者には特定の哺乳類細胞、酵母細胞および昆虫細胞が含まれる。
遺伝子操作とは、当業者に知られている通常の工程を意味すると解され、それに
よりある配列の核酸を生成し細胞内に導入し、発現させる。当業者はこの目的の
ために適切な物質、例えばベクターや適切な条件(例えば、Maniatis,T.et al
.,Cold Spring Harbor Laboratry,1982を参照)を知っている。
今回の場合においては、hdm−2−cDNAはA−204細胞(前記を参照
)より通常の工程により逆転写され、通常のPCR法により増幅された。cDN
Aを配列に関して公表されたデータ(例えばEMBLコロニーバンク)と比較し
、組換えベクターpet92/2を得るように公知のベクターpet3dに挿入
した。後者でhdm−2の発現のために細菌株BL21(前記を参照)を形質転
換した。hdm−2誘導をIPTGの添加により達成した。細菌を沈殿させ、凍
結融解した後リゾチームおよびDNaseI処理を行った。破砕物をさまざまな
濃度の尿素溶液中で保温し、続いて遠心分離し、放出されたhdm−2を、ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動およびそれに続く電気溶出により純粋な形で供与し
た。当業者は上記の工程、およびこの目的に必要な条件および物質を熟知してい
る。
本発明に従って、hdm−2−特異的抗体の結合領域を含むhdm−2断片を
供与する。これらの断片を以降、hdm−2−AKBR断片と称する。hdm−
2−AKBR断片は、好ましくは、hdm−2のアミノ酸1−284、58−2
84、および58−491を含む(図1参照)。
hdm−2−AKBR断片の生成にはいくつかの工程を用いることができる。
断片が構築され、hdm−2の全長にわたり配分され、少くとも2つの断片がそ
れぞれオーバーラップしている領域を有し、該断片はhdm−2−特異的抗体と
反応できる状態におかれ、抗体が結す重複領域が同定され、hdm−2−AKB
R断片として供与され、後者は必要に応じて上記サイクルの一回または複数回の
繰り返しにおいて基礎として用いられる工程が好ましいことがわかった。
この工程の基礎は、A−204細胞(前記を参照)から得られたhdm−2−
cDNAである。cDNAの全長にわたり配分されたそのDNA断片を通常のP
CR法により増幅しそれぞれオーバーラップしている領域を有する少くとも2つ
の断片を得た。上記のように、増幅されたDNA断片を、pet3d中に挿入し
、形質転換とIPTG誘導の後に細菌株BL21中で発現させた。hdm−2に
ついて上述したように、結果として生じたhdm−2断片を単離し、ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動にかけ、続いて、標識された一般に入手可能な、例えばJ
F2等のhdm−2−特異的抗体をhdm−2断片への結合に用いたウエスタン
ブロットを行った。これらの抗体のひとつと、オーバーラップしている領域を含
む2つのhdm−2断片とが結合することにより、抗体の結合領域はこのオーバ
ーラップ領域であると特定される。この領域がhdm−2−AKBRと称される
断片として供与される。この目的のために、例えば通常のPCR法が用いられる
。上記のサイクルを、1回または数回、hdm−2−AKBR断片に関し繰り返
して、hdm−2−特異的抗体の結合領域をさらに限定しても差支えない。この
結合領域はアミノ酸数個まで狭めることができる。ある状況下でこの目的のため
に必要な短いhdm−2断片は、合成的に作ることができる。当業者は上記の工
程およびその実行のために必要な物質および条件に通じている。
hdm−2−AKBR断片をコードしているDNA配列もまた本発明に従って
提供する。これらのDNA配列は、好ましくは、hdm−2のアミノ酸1−28
4、58−284、および58−491をコードするヌクレオチドを含む(図2
参照)。
hdm−2および/またはhdm−2−AKBR断片は、本発明によれば担体
部材に結合されている。もちろん、個々のhdm−2−AKBR断片または後者
をhdm−2とともに結合することも可能である。タンパク質の結合に好適なあ
らゆる部材、特にマイクロタイタープレート、スモールチューブまたはパイプ、
マイクロスフェアー(microspheres)およびスライドを担体部材として用いるこ
とができる。hdm−2−AKBR断片が非常に小さい場合、特にペプチドには
、通常の例えばBSA等の担体により担体部材への結合を生み出すことが好適で
ある。このような結合は、担体なしのものと同様、従来の方法により得られる。
今回の場合には、マイクロタイタープレートを担体部材として用いた。この目的
のために、hdm−2および/またはhdm−2−AKBR断片を炭酸塩バッフ
ァーおよび尿素リン酸塩バッファー中にそれぞれ取り込み、異なった程度に希釈
しマイクロタイタープレートの穴に置いた。4℃で一晩保温し、続いて生理的バ
ッファーで数回洗浄段階を行った。hdm−2および/またはhdm−2−AK
BR断片の結合は安定であった。
結合されたhdm−2および/または結合されたhdm−2−AKBR断片は
、本発明に従って体液と共に保温される。後者は動物の体、特に哺乳類、さらに
特定して人間から得られるあらゆる液体をも含む。液体は好ましくは、血清、リ
ンパ液、唾液および尿を含む。さらに、それらはまた、肺、脳、骨髄等の固形組
織に加えて、肉腫同様、例えば結腸、直腸ガンおよびヘプトセルラー(heptocel
lular)ガン等の腫瘍から単離できる液体も含む。保温は通常の工程に従って行
う。今回の場合は、患者の血清を様々な程度に希釈し、マイクロタイタープレー
ト中の結合されたhdm−2および/または結合されたhdm−2−AKBRへ
添加した。37℃で1時間にわたり保温し、続いて生理的バッファー中で数回洗
浄段階を行った。特異的抗hdm−2抗体の結合は安定であった。
本発明によると、そのような結合された抗体(以降は抗体(a)と称される。
)を
−抗体(a)を標的とした標識された抗体(b)と反応させるか、または
−標識されていない抗体(b)と反応させ、後者を、抗体(b)を標的とした
標識された抗体(c)と反応させる。
標識は放射性または非放射性で実行できる。後者の場合は、他の通常のマーカ
ーを用いることができる。特に、例えばフルオレセイン(florescein)イソチオ
シアネート等の染料、および例えばアルカリホスファターゼやペルオキシダーゼ
等の酵素が好適である。ビオチン/ストレプトアビジン複合体を増幅システムと
して用いることができる。マーカーは一般に利用できる。抗体(b)あるいは(
c)の接合は、製造者の指示に従って行う。既に標識された抗体(b)および(
c)もまた一般に利用可能である。
標識されていてもいなくても、好適な抗体(b)の選択は、使用する体液が由
来する動物または動物種によって決まる。もし、例えば、ヒト由来の液に関する
場合は、用いられる抗体(b)はヒトイムノグロブリンを標的としたものである
。
これに対応して、もし抗体(c)が付加的に用いられる場合には、それらは抗体
(b)の起源である動物または動物種に関連して選択される。当業者は、好適な
抗体の選択に通じており、この選択はさらなる困難を伴わず行うことができる。
結合された抗体(a)と、標識された抗体(b)および標識されていない抗体
(b)それぞれ、および続いて標識された抗体(c)との反応は、常法で行うこ
とができる。今回の場合は、抗体(b)についての両方の選択肢どちらにおいて
も、37℃で1時間にわたり反応させた。数回の洗浄段階の後、第1の選択肢に
あっては、マーカーに対応する基質溶液を、検出反応を引き起こすために添加す
る。これは製造者の指示に従って行う。第2の選択肢においては、洗浄段階のあ
とに、抗体(c)を添加する。反応それ自体および検出反応を引き起こすことは
、対応した方法で行う。
本発明に従った工程は感度が高い。抗体(c)をさらに用いた場合は特に高い
。さらに、本発明はすべての研究室において迅速に実行可能である。この目的の
ために特別な安全対策をとる必要はない。故に、本発明に従った工程は、比較的
大量の試験を行うために特に好適である。
本発明によれば、上記の工程を実行するのに適したキットもまた提供する。本
キットは、
担体物質に結合されたhdm−2および/または担体物質に結合したhdm−
2−AKBR断片および標識された抗体(b)、さらに通常の洗浄バッファーお
よび、必要に応じて標識化に応じた基質、
または、
担体物質に結合されたhdm−2および/または担体物質に結合したhdm−
2−AKBR断片および標識されていない抗体(b)および標識された抗体(c
)
、を含む。
本発明による工程に関連して上でなされた記述は、キットの標識化成分、並び
に他の成分へも適用する。
図面の簡単な説明
図1は、好適なhdm−2−AKBR断片のアミノ酸配列を示す。
図2は、図1に列記されたhdm−2−AKBR断片のDNA配列を示す。
本発明を実施例によって説明する。
実施例1:hdm−2−およびHis−hdm−2融合タンパク質の発現
(A)hdm−2の発現
hdm−2のcDNAを細胞系統A−204(前記を参照)より「ヘキサマーラ
ンダムプライマー」を用いて逆転写し、オリゴプライマー「Fhdm−2−B」
および「Rhdm−2」を用いて通常のPCR法により増幅した(配列「Fhd
m−2−B」:CGC GGA TCC ATG TGC AAT ACC AAC ATG TCT G;「RHDM2」:C
GC GGA TCC TCA GGG GAA ATA AGT TAG CAC AAT C)。増幅した配列を公表された
データ(EMBLコロニーバンク)と比較し、両方のPCRプライマー中の制限
酵素サイトBamHIによりクローン化し、それによって全長コード領域を細菌
株HMS174中のベクターpet3d内に得た。結果として生成されたベクタ
ーpet93/9で細菌株BL21(前記を参照)を形質転換し、その結果hd
m−2を発現させた。100μg/mlのアンピシリンと30μg/mlクロラ
ムフェニコールを含むLB培地中で、細菌を37℃で光学密度0.6(600n
m)まで培養した後、2mMのIPTGを用いてhdm−2の誘導を30℃で3
時間に亘り行った。
(B)His−hdm−2融合タンパク質の発現
hdm−2cDNAを細胞系統A−204(前記を参照)から逆転写し、オリ
ゴプライマー「Fhdm−2−B」および「Rhdm−2」(前記を参照)を用
いてPCRによって増幅した。増幅した配列を両方のPCRプライマー中のBa
mHI切断により、BamHIで開裂させた公知の発現ベクターpQE−8中に
クローン化した。このN末端に6個のヒスチジンを付加されたhdm−タンパク
質を、細菌株E,coli SG13009(Gottesmann,S.et al.,J.Bacte
riol.148(1981),265-273を参照)内で発現させた。100μg/mlのアンピ
シリンと25μg/mlのカナマイシンを含むLB培地中で、細菌を37℃で光
学密度0.6まで増殖させた後、1mMのIPTGを用いて、His−hdm−
2融合タンパク質の誘導を、37℃で6時間に亘り行った。
実施例2:hdm−2およびHis−hdm−2融合タンパク質の単離と精製
(A)hdm−2の単離と精製
400mlの実施例1の細菌培養(A)を、hdm−2の誘導に続いて、50
0g、10分間の遠心分離によって沈殿させ、100mMのNaClを含む50
mMトリス塩酸、pH8.0中で洗浄し、再び遠心分離した。凍結および融解に
続いて、沈殿を、1.6mlの細胞溶解バッファー(10%シュクロースを含む
50mMトリス塩酸pH8.0)中に再懸濁した。リゾチーム(終濃度2mg/
ml)および0.5MのEDTA(終濃度50mM)をそれらに連続的に添加し
た。氷上で20分間保温した後、MgCl2(終濃度80mM)およびDNas
el(250μg)を添加し、続いて10分間室温で保温した(最終体積6.5
ml)。それらに10μlの0.1MのPMSFを添加し、混合物を10000
gで4℃、15分間遠心した。この遠心分離段階は、沈殿を再懸濁しPMSF(
0.1M、10μl)を含む1M、3Mおよび7Mの尿素それぞれとともに10
分間保温した後で、3回繰り返した。最後の遠心分離段階の上清はさらに以下の
ように精製した。10%ポリアクリルアミドゲルでゲル電気泳動後、所望のタン
パク質バンドを切り出し、0.2Mグリシン、0.5%SDSを含む25mMの
トリス−塩酸pH8.8中で4℃で一晩、一般に入手可能なバイオトラップ溶出
チャンバー内で電気溶出し、純粋な形のhdm−2を得た。
(B)His−hdm−2融合タンパク質の単離と精製
250mlの実施例1の細菌培養(B)を、His−hdm−2融合タンパク
質の誘導の後に沈殿させ、40mlのPBS中で1回洗浄した。1gの細菌の沈
殿それぞれを3mlの溶液A中で1分間超音波粉砕し、中程度の速度でマグネチ
ック・スターラー上で8から12時間に亘り室温で攪拌した。その結果得られた
懸濁液を、15,000rpmで30分間室温で沈殿させた。得られた上清の2
から6mlを、一般に知られているニッケルーキレートクロマトグラフィー用カ
ラム(Ni−NTA樹脂)上においた。カラム材を前もってカラム容積の3倍量
の溶液A(下記を参照)で洗浄した。細菌抽出物を充てんした後、カラムを溶液
AからFで続けて洗浄し、すなわちカラム容積の2−3倍量の対応する溶液によ
り、タンパク質がそれ以上溶出しなくなるまで洗浄した。集めた画分のタンパク
含量は、280nmでの消失測定により分光学的に決定した。10.D.は約1
mgタンパク質/mlに相当する。His−hdm−2融合タンパク質は溶液D
またはEで溶出した後の画分に、通常はごく少量の含まれている細菌タンパク部
分とともに含まれていた。この部分を除くために、溶出させたタンパク質は必要
に応じて、精製されるべきタンパク質の大部分により組み合された画分のpH値
をpH8.0まで調製し、続いて、それをカラム上におくことにより、再度Ni
−NTA樹脂カラムに結合させた。続いて、上記のように、溶液AからFを用い
て溶出を行った。溶出させたHis−hdm−2融合タンパク質の純度と品質を
SDS−PAGEにより試験した。
用いた溶液の組成:
溶液A:6M塩酸グアニジン,0.1MNaH2PO4,10mMβ−メルカプ
トエタノール,0.01Mトリス塩酸,pH8.0
溶液B:8M尿素、0.1MNaH2PO40.01Mトリス塩酸、pH8.0
C:8M尿素、0.1MNaH2PO40.01Mトリス塩酸、pH6.3
D:8M尿素、0.1MNaH2PO40.01Mトリス塩酸、pH5.9
E:8M尿素、0.1MNaH2PO40.01Mトリス塩酸、pH4.5
F:8M尿素、6M塩酸グアニジン、0.2M酢酸
上記(B)の工程は、発現させたタンパク質の非常に迅速で有効な精製により
際だっている。
実施例3:hdm−2AKBRおよびHis−hdm−2−AKBR断片の作 成
(A)hdm−2−AKBR断片の作成
細胞系統A−204(前記を参照)から得られたcDNAの、2つのオーバー
ラップしているDNA配列を、オリゴマーペア「Fhdm2−B」/「Rhdm
2−284」および「Fhdm2−58」/「Rhdm2−284」により、通
常のPCR法に従って増幅した。ひとつのDNA配列はhdm−2断片のアミノ
酸1−284をコードし、一方他方はhdm−2断片のアミノ酸58−284を
コードしていた。用いたオリゴマプライマーの配列は以下のものである。
増幅した配列を公表されたデータ(EMBLコロニーバンク)と比較し、Ba
mHI制限酵素サイトによりベクターpet3d(前記を参照)中にクローン化
した。配列は、形質転換およびIPTG誘導の後で細菌株BL21(前記を参照
)中で発現させた。発現させた配列(hdm−2断片)を実施例2(A)でhd
m−2について記述されているように単離し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動
を行い、続いてhdm−2断片の結合のために一般に入手可能なhdm−2−特
異的抗体を用いた通常のウエスタンブロット分析を行った。この抗体は両方のオ
ーバーラップしているhdm−2断片に対して結合を示した。このオーバーラッ
プしている領域、すなわちアミノ酸58−284は、抗体の結合領域と考えられ
た。
(B)His−hdm−2−AKBR断片の作成
細胞系統A−204(前記を参照)から得られたcDNAの、2つのオーバー
ラップしているDNA配列を、オリゴマーペア「Fhdm−2−B」/「Rhd
m−2−284」および「Fhdm−2−58」/「Rhdm−2−284」に
より、通常のPCR法に従って増幅した。
増幅した配列を公表されたデータ(EMBLコロニーバンク)と比較し、Ba
mHI制限酵素サイトによりベクターpQE−8(前記を参照)中にクローン化
した。配列は、形質転換およびIPTG誘導の後で細菌株E.coli SG1
3009(前記を参照)中で発現させた。発現させた配列(His−hdm−2
断片)を、実施例2(B)でHis−hdm−2融合タンパク質について記述さ
れているのと同様に単離し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行い、続いてh
dm−2断片の結合のために一般に入手可能なhdm−2−特異的抗体を用いた
従来技術のウエスタンブロット分析を行った。この抗体は両方のオーバーラップ
しているhdm−2断片に対して結合を示した。(A)において行われた通り、
オーバーラップしている領域、すなわちアミノ酸58−284は、抗体の結合領
域と考えられた。
実施例4:hdm−2による患者の血清中のhdm−2抗体特異的検出
ELISAを実行するために、実施例2(B)のhdm−2を尿素バッファー
(3M尿素、0.1MNaH2PO4,pH8.0)中に取り込んだ。96穴プレ
ートをコーティングするために、一穴につき100μlずつをそれぞれ20ng
および8gの抗原とともに、1回は対照としての1%BSAとともに吸い上げた
。4℃で一晩保温した後、続いてPBSで3回短く洗浄段階を行った。次に、ポ
リマー担体のフリーの結合サイトをPBS中の1%BSAと37℃で1時間に亘
り保温することによりブロックした。試験すべき、小細胞気管支ガンをわずらっ
た患者の血清を、1:100で希釈し(0.05%のTween20,1%BS
Aを含むPBS)、37℃で1時間に亘りプレート上で保温した(「チェスボー
ド滴定」)。PBS(0.05%Tween20)での8回の洗浄段階の後、一
般に入手可能なペルオキシダーゼ結合抗ヒト抗体ヤギ抗体(製造者の指示に従っ
て希釈)を添加した。37℃で30分間に亘り保温し、続いて8回洗浄段階を行
い、続いてTMB発展溶液(50mM酢酸ナトリウム、0.4mM3,3´,5
,5´−テトラメチル−ベンジジン−ジヒドロクロライド、4.4mMH2O2)
と室温で30分以内でペルキシダーゼ検出反応を行った。2MHClで反応を停
止した後、450nmで分光学的に色の強度を決定した。BSA対照の2倍以上
の吸収値を陽性反応と評価した。
表は、イムノブロットによる特異的抗体の決定と比較して、対応して行われた
ELISAのデータを示している。両方の工程がほとんど完全に一致しているこ
とは、抗−hdm−2 ELISAが、臨床物質の一連の試験に好適な方法であ
ることを証明している。さらに、ELISAはイムノブロットよりも高い感度を
示している。このことはELISAの最初の試験方法としての好適さを強調して
いる。
この表はイムノブロットとELISAの結果が同一であること、および、EL
ISAが最初の試験方法として好適であることを示唆するELISAのより鋭敏
な感度を示している。
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
// C12N 1/21 9637−4B C12P 21/02 C
C12P 21/02 9162−4B C12N 15/00 ZNAA
(C12N 1/21
C12R 1:19)
(C12P 21/02
C12R 1:19)
(72)発明者 クライン,ラルフ
ドイツ連邦共和国 ディー―68259 マン
ハイム アレマンネンストラーセ 26
(72)発明者 フライ,マンフレッド
ドイツ連邦共和国 ディー―68259 マン
ハイム アレマンネンストラーセ 45
(72)発明者 マルテンス,レギーナ
ドイツ連邦共和国 ディー―68799 ライ
リンゲン レシングストラーセ 12
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.体液中のhdm−2−特異的抗体の検出方法であって、担体部材に結合され たhdm−2および/またはhdm−2−特異的抗体結合部分を含む、担体部材 に結合されたその断片を体液とともに保温し、hdm−2および/またはその断 片と結合した特異的抗体(a)を、 −抗体(a)を標的とした標識された抗体(b)と反応できる状態にするか 、 または、 −標識されていない抗体(b)と反応させ、後者を抗体(b)を標的とした 標識された抗体(c)と反応できる状態にする。 ことを特徴とする方法。 2.前記体液が、血清、リンパ液、唾液、および尿並びに固体組織および腫瘍か ら得られる液を含むことを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.前記hdm−2がcDNA配列の発現によって得られることを特徴とする請 求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4.前記hdm−2断片がhdm−2のアミノ酸1−284、58−284、5 8−491を含むこととを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の方法 。 5.前記担体部材がマイクロタイタープレート、スモールチューブまたはパイプ 、マイクロスフェアーおよびスライドを含むことを特徴とする請求の範囲第1項 ないし第4項いずれか1項記載の方法。 6.第1の選択肢において抗体(b)が酵素により標識されており、第2の選択 肢において抗体(c)がそれにより標識されていることを特徴とする請求の範囲 第1項ないし第5項いずれか1項記載の方法。 7.第1の選択肢において抗体(b)が蛍光染料により標識されており、第2の 選択肢において抗体(c)がそれにより標識されていることを特徴とする請求の 範囲第1項ないし第5項いずれか記載の方法。 8.第1の選択肢において抗体(b)が放射性により標識されており、第2の選 択肢において抗体(c)が放射性により標識されていることを特徴とする請求 の範囲第1項ないし第5項いずれか記載の方法。 9.担体部材と結合されたhdm−2および/またはhdm−2特異的抗体結合 領域を含む、担体部材と結合されたその断片、および請求の範囲第1項の標識さ れた抗体(b)、並びに従来の洗浄バッファー、必要に応じて標識に対応する基 質、 または 担体部材と結合されたhdm−2および/またはhdm−2特異的抗体結合 領域を含む、担体部材と結合されたその断片、および請求の範囲第1項による、 標識されていない抗体(b)および標識された抗体(c)、並びに従来の洗浄バ ッファー、必要に応じて標識に対応する基質、 を含むキット。 10.hdm−2−特異的抗体に対する結合領域を有するhdm−2断片。 11.hdm−2のアミノ酸1−284,58−284,および58−491を含 むことを特徴とする請求の範囲第10項記載の断片。 12.請求の範囲第10項記載の断片のDNA配列。 13.請求の範囲第11項記載の断片のDNA配列。 14.hdm−2−特異的抗体に対する結合領域を有するhdm−2断片の製造工 程であって、断片を常法により構築しhdm−2の全長にわたり配分し、少なく とも2つの断片がそれぞれオーバーラップしている領域を有し、該断片をhdm −2−特異的抗体と反応させ、前記抗体と結合されたオーバーラップしている領 域を同定し、最初に決定された断片として常法により提供し、1回または複数回 サイクルを繰り返すための基礎として後者を必要に応じて用いることを特徴とす る工程。
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