JPH07507682A - Lプロテインに由来する免疫グロブリン結合性タンパク質およびその用途 - Google Patents
Lプロテインに由来する免疫グロブリン結合性タンパク質およびその用途Info
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- JPH07507682A JPH07507682A JP5519106A JP51910693A JPH07507682A JP H07507682 A JPH07507682 A JP H07507682A JP 5519106 A JP5519106 A JP 5519106A JP 51910693 A JP51910693 A JP 51910693A JP H07507682 A JPH07507682 A JP H07507682A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Lプロティンに由来する免疫グロブリン結合性タンパク質およびその用途この発
明は、新規な免疫グロブリン結合性タンパク質、その製造法、およびそれをコー
ドする組換えDNA分子に関する。
さらに詳しくは、本発明は、プロティンLの選択された結合性領域に由来する繰
り返し配列を含有する合成タンパク質およびそれをコードする組換えDNA分子
に関する。
H鎖との相互作用により哺乳動物の免疫グロブリンと親和性のある表面タンパク
質を発現する多数のグラム陽性細菌種が単離されている。これら免疫グロブリン
結合性タンパク質のうちで最もよく知られているのは、タイプ1スタフイロコツ
カスプロテインAおよびタイプ2ストレプトコツカスプロテインGであり、これ
らはヒト免疫グロブリンのFc領域上の主としてC2−C5境界と相互作用する
ことが示されている。加えて、両プロティンはFab領域とも弱い相互作用をす
ることが示されているが、その場合も免疫グロブリンのH鎖によるものである。
最近、ペブトコッカス・マグヌス(P eptococcus +*agnus
)からの新規タンパク質であるプロティンLが報告されたが、このタンパク質は
、ヒト、ウサギ、ブタ、マウスおよびラットの免疫グロブリンにL鎖との相互作
用によってのみ結合することがわかった。ヒトにおいては、この相互作用はカッ
パ鎖としか起こらないことが示されている。カッパおよびラムダの両り鎖は異な
るクラスに共通に存在するので、プロティンLはすべてのヒトクラス、とりわけ
多サブユニット形態の12Mと強く結合し、同様に、プロティンLL鎖結合を示
す種におけるすべてのクラスに結合することが予想されている。
ペプトコッカスおよびペプトストレブトコッカス(peptostreptoc
occus)の両者とも、ヒト免疫グロブリンのカッパL鎖に結合するプロティ
ンLを産生ずることが報告されている。プロティンLはビルレンス因子であるこ
とが提唱されている;ビルレンスでないベブトコッカスおよびベブトストレプト
コッカスは、プロティンLを発現もしないし、その構造遺伝子を有することもな
いと思われる(カスターン(Kastern)ら、1990)。
プロティンLは、免疫グロブリンのすべてのクラスおよびサブクラスに存在する
カッパし鎖に結合することが報告されているので、特に興味がもたれる。そのよ
うなものとして、プロティンLはELISAおよびRIA法に使用できる有用な
診断試薬であるに違いない。
EP−A−0255497には、標準タンパク質精製法によるプロティンLの精
製および特徴付けの試みが記載されている。その後、EP−A−0255497
の著者らは、プロティンLの性質および構造をさらに探求する多くの科学論文を
発表しているが、現在のところ、該タンパク質を完全に特徴付けることは失敗に
終わっている。それゆえ、最近、カスターン(W、 Kastern)らによる
「プロティンL細菌の免疫グロブリン−結合性タンパク質および可能なビルレン
ス決定因子」と題する論文(I nfection and I +u+uni
ty、 1990年5月、1217〜1222頁)において、プロティンLのト
リプシン断片のN−末端アミノ酸配列を決定し得られた配列情報を用いて該遺伝
子を単離するためのプローブを構築することによるプロティンLをコードする遺
伝子を単離する試みが失敗に終わったことが記載されている。プロティンLは免
疫グロブリン結合特性のために有用ではあるが、プロティンLの特定の領域が免
疫グロブリン結合性に寄与しているかどうかを同定し、これら特定の領域を、合
成し改良した免疫グロブリン結合性分子の構築の基礎として用いることができる
ようになることが望まれる。配列情報が得られていないため、免疫グロブリンカ
ッパし鎖との複合体生成に関与する配列を同定することはこれまで可能ではなか
った。
現在までのところ、プロティンLの遺伝子を単離および特徴付ける問題は解決さ
れておらず、そのためプロティンL製造の有意な改善が妨げられ、プロティンL
に由来する合成分子の開発が妨げられている。
この発明は、いまや単離されたプロティンLをコードするcDNA挿入物を完全
に包含するcDNA配列に基づいており、それゆえ上記問題を解決することがで
きる。このcDNA配列およびその最長の読み取り枠に対応するアミノ酸配列を
図1に示しである。ノブナル配列の開始部はrSSJとしてマークされており、
成熟タンパク質の開始部はrMJとしてマークされている。図1に示す最長の読
み取り枠の配列は、TTG (103)からAAA (3183)までにわたっ
ており、図示したDNAは、非成熟プロティンLをコードするヌクレオチド20
8からヌクレオチド3183にわたるコード領域を含む。
プロティンCの特異的結合特性(免疫グロブリンのカッパし鎖に結合する能力を
含む)は、該分子のアミノ酸配列内に認識し得るほどに繰り返された特徴を有す
る配列の存在によるものと思われる。
本明細書において用いる「認識し得るほどに繰り返された特徴」なる語は、アミ
ノ酸配列が、それぞれ長さが20〜45アミノ酸(D繰り返しの場合には長さが
40〜90アミノ酸)の少なくとも2つの配列からなり、これら配列が互いに少
なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少な(とも95
%の相同性を有することを意味する。
図1に示すポリペプチド配列には種々の組の繰り返し配列が含まれ、そのうち少
なくとも2つが免疫グロブリンカッパL鎖結合に関与していると思われる。
これら組の繰り返し配列は、そのN−末端にて以下のように分類される。
(1)AI、A2およびA3;
(2)BlおよびB2;
(3)C1、C2、C3およびC4;
(4)Zl、Z2、Z3およびZ4:
(5)Di、B2、B3およびB4;
これら各繰り返し配列(1)〜(4)は、25〜45アミノ酸の長さを有する。
カッパし鎖に結合する能力は、繰り返し配列A、B、CおよびZ(上記(1)〜
(4))の1または2以上と関連すると思われる。
それゆえ、図1においてそのN−末端にてA1、A2およびA3;BlおよびB
2;C1、C2、C3およびC4:およびZl、Z2、z3およびZ4として分
類される配列から選択される複数の認識し得るほどに繰り返された結合性ドメイ
ンからなる合成免疫グロブリン結合性分子を提供することが本発明の第一の側面
の特徴である。該合成免疫グロブリン結合性分子は、該ドメインを2〜15含む
のが好ましい。これら選択された1または2以上のドメインは、図IIこおLl
てそのN−末端にてA1、A2およびA3:B1およびB2;C1、C2、C3
およびC4;およびZl、Z2、Z3およびZ4として分類される配列と同一で
あるか、またはこれら配列と少なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、
最も好ましくは少なくとも95%の相同性を有することを条件として該配列から
変化してよい。
そのN−末端にてDl、B2、B3およびB4として分類された配列は、アルブ
ミン結合性に関与していると思われ、本発明によって提供される合成結合性分子
には、配列D1、B2、B3およびB4、またはこれら配列と少なくとも75%
、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少な(とも95%の相同性を有
することを条件として該配列から変化した関連配列が含まれる。
以下に記載する本発明の一つの態様において、ドメインC1とZlおよび/また
はC2とZ2および/またはC3とZ3および/またはC4とZ4が1また1=
2以上の結合性領域として存在する合成免疫グロブ1ル結合性分子が提供される
。
領域CIZ1はC1の第一のアミノ酸から始まり、zlの最後のアミノ酸で終わ
る、等。
本発明の別の態様によれば、合成免疫グロブリン結合性分子は、下記から独立に
選ばれる1または2以上の免疫グロブリン結合性領域を含む:(1)プロティン
Lの領域C1z1、
(2)プロティンLの領域C2Z2、
(3)プロティンLの領域C3Z3、
(4)プロティンLの領域C4Z4、および(5)領域(1)、(2)、(3)
または(4)の一つと少なくとも75%の相同性を有し、該領域の免疫グロブ1
ル結合活性を実質的に保持してNるポリペプチド配列。
上記合成分子は、(1)プロティンLのアルブミン結合活性および(2)プロテ
ィンLの細胞壁結合活性、のうち1または両方を実質的に有しなし1の力(好ま
しい。
図に示す配列データは、プロティンLの領域CIZ1、C2Z2、C3Z3およ
びC4’ Z 4がそれぞれ長さが71.71.74および75アミノ酸残基で
あることを示している。本発明におけるこれら領域への言及は、これら正確な配
列の変異体をも包含することを意図するものである。そのような一つの変異体は
、該正確な配列の免疫グロブリン結合活性を実質的に保持し、10まで、好まし
くは5まで、非常に好ましくはわずかに2のアミノ酸が置換され、付加され、ま
たは欠失している。
他の変異体は、該正確な配列の免疫グロブリン結合活性を実質的に保持しながら
、CIZl、C2Z2、C3Z3およびC4Z4配列の一つと75%またはそれ
以上、好ましくは90%またはそれ以上の程度の相同性を示す。
本発明の一つの態様において、上記合成分子の結合性領域を互いに直接ライゲー
トさせる。他の態様においては、リンカ−ポリペプチドによって結合性領域を互
いに分離させ、各リンカ−の性質は該結合性ドメインの結合活性を妨害しないよ
うなものである。リンカ−ポリペプチドは、存在する場合には、好ましくは長さ
が10までのアミノ酸、最も好ましくは長さが5までのアミノ酸である。
本発明は多数の結合性領域を有する合成分子を包含するものであるが、合成分子
はそのような領域を1〜4有するのが都合がよい。
本発明の好ましい態様において、合成分子はそのような領域を4つ有する。該4
つの領域のそれぞれについて特定のC,Z、tたはC,Z、由来変異体配列を選
択することは任意である。それゆえ、本発明の合成分子は、C,Z、およびC−
Z・由来変異体配列の多数の可能な組み合わせを包含するものである。
本発明の特定の態様において、合成分子は4つの結合性領域を有し、各領域はC
IZlまたはその変異体、C2Z2またはその変異体、C3Z3またはその変異
体およびC4Z4またはその変異体から選ばれる。そのような態様の例示は図2
に示してあり、天然プロティンLとして免疫グロブリンに結合するが天然プロテ
ィンLとしてアルブミンまたは細胞壁には結合しない。
本発明の合成分子は、タンパク質分析、精製手順および当該技術分野でよく知ら
れた方法に従った他の生化学的手順に使用する生成物を生成するのに都合よく用
いることができる。
合成免疫グロブリン結合性分子は、たとえば、酵素結合抗体免疫吸着アッセイ(
ELISA)に適するように酵素などの「レポーター」分子にライゲートさせる
ことができる。他の例示において、「レポーター」分子は化学発光アッセイにお
いて使用するのに適している。
本発明の合成分子はさらに、固体支持体に付着させるのに適した分子、たとえば
、固体マトリックス上の他のシスティン残基に付着させるためのシスティン残基
、または支持体上の亜鉛に付着させるためのヒスチジン、またはガラスを含む広
範囲の表面に付着させるためのイガイ(■ussel)由来粘着性タンパク質に
ライゲートすることができる。
それゆえ、本発明は、広範囲の生化学的応用において有用な新規合成免疫グロブ
リン結合性分子を提供する。これら合成分子は、領域D1、B2、B3およびB
4を有せず、その結果、天然のプロティンLのアルブミン結合性および細胞壁結
合性を示さない場合は特に有利である。本発明の合成分子は、タンパク質分析、
精製手順および当該技術分野でよく知られた方法に従った他の生化学的手順に使
用する生成物を生成するのに都合よく用いることができる。
本発明の第二の側面によれば、本発明の第一の側面のいずれかの態様による合成
分子をコードする挿入物を含有する組換えDNA分子を提供する。
本発明の第二の側面の一つの態様のヌクレオチド配列を図2に示す。
所望のポリペプチドをコードするDNA配列が得られたら、該ポリペプチドを発
現するように宿主細胞を形質転換し得るベクターを構築することは当業者にとっ
て簡単なことである。
それゆえ、本発明の第三の側面に従って、本発明の第一の側面の合成分子の製造
方法が提供され、該方法は、
(a)該合成分子を発現できるように、宿主細胞を形質転換し得る発現ベクター
で該宿主細胞を形質転換し、
(b)該形質転換した宿主細胞を培養し、ついで(c)該合成分子を単離する
工程からなる。
そのような一つの発現ベクターは以下に記載するpPPL2であり、これは受託
番号40534にて1992年12月22日にN(jMB(アバーディーン、ス
コツトランド、英国)に寄託しである。
つぎに本発明の例示的呼様を記載する。
図1は、プロティンLをコードする遺伝子のヌクレオチド配列および該配列によ
ってコードされるアミノ酸配列を示す。
図2は、本発明の一つの態様のヌクレオチド配列および該配列によってコードさ
れるアミノ酸配列を示す。
図3は、2つの異なるプロティンL単離物および別々の結合性ドメインの機能を
決定するために構築した欠失クローンの模式図を示す。
図3は、1 (a)カスター:/ (Kgstern)ら[I nfect、
I mmunol、、58.1992]によって決定されたドメイン構造、およ
び(b)マーフィー(Murphy)ら[E ur、 J 、 B ioche
m、 16訳1992]によって決定されたドメイン構造を示す。これら2つの
図の間の斜線を施した部分は強い相同性の領域を示す。両分子について報告され
ている免疫グロブリン−カッパ結合性に関与するドメインおよび1 (b)につ
いて報告されているアルブミン−結合性に関与するドメインを決定するため、欠
失クローン(1,(b)を発現する遺伝子から構築)を2. (a。
X−Omat S X−rayフィルムはコダックから得た。DNAリガーゼ、
制限エンドヌクレアーゼおよび他のDNA−修飾酵素はベーリンガーから得た。
アガロース、アクリルアミド、ビスアクリルアミドおよびフェノールはベセスダ
・リサーチ・ラボラトリーズから得た。クロマトグラフィー媒体はファルマンア
ーLKB (ウプサラ、スウェーデン)から得た。すべての免疫グロブリンおよ
び血清アルブミンはシグマから得た。他の試薬はすべてシグマまたはBDHから
得た。
タンク96ウエルマイクロタイタープレートはギブコBRLから購入した。
培地および培養条件
大腸菌TGIを2XYTブロース(2%(w/v) トリプトン71%(W/V
)酵母エキス/1%(w/v)NaC1)中、37℃で一夜培養した。培地を2
%(W/V)バクトーアガ−(ジフコ)で固化した。必要な場合は、形質転換体
の選択および増殖のためにアンピノリン(50μg/ml)を用いた。機能性β
−ガラクトシダーゼの検出を、クロルインドリル−β−D−ガラクトシドを最終
濃度600μg/mlで添加することにより、および必要な場合にはイソプロピ
ル−β−D−チオガラクトピラノシドを最終濃度200μg/mlで添加するこ
とプラスミドDNAの精製を、大腸菌からブリジ溶解(クルーウェル(C1ev
ell)およびヘルシンキ(Helsinki) 、PNAS、米国、1969
)およびCsC1/エチジウムブロマイド密度勾配遠心分離(ラドロフ(Rad
loff)ら、PNAS、米国、1967)により行った。
遺伝子操作手順
DNA修飾酵素を緩衝液中および供給者(ベーリンガー)の推奨する条件下で使
用した。大腸菌の形質転換を本質的に以前に記載のようにして行った(コーエン
(Cohen)ら、PNAS、米国1972) 。DNA断片の電気泳動を、ト
リス−酢酸緩衝l&(40mM−トリス/20mM−酢酸ナトリウム/2mM−
EDTA、酢酸でpH7,9に調整)中、垂直1%(w/v)−アガローススラ
ブゲル上で行った。DNA断片のサイズを、前以て制限エンドヌクレアーゼHi
ndII[で消化したラムダファージDNAの断片と比較することにより評価し
た。DNA断片の精製を、本質的に以前に記載のようにして電気溶出(elec
troelution)により行った(マクドネル(McDonnell)ら、
J 、 Mol。
Biol、、100.1977)。
欠失クローンの構築
構築した欠失クローンの模式図を図3に示す。
A、B、CおよびZ繰り返しを単離するpPPLlの構築を、図3(2a)に示
すDNA断片を増幅することにより行った。発現を容易にするため、Nde1部
位(CAT ATG)をセンスプライマー中に導入しく5°−TTA AATC
AT ATG TCA GAA ACA−3°)、最後まで読み通すのを防ぐた
めに停止コドンをアンチセンスプライマー中に導入した(5’ −CCTGG
TTGTTA TTT TCCAGCAAA T−3°)。この断片をTAクロ
ーニングベクター(アマーンヤム)中にクローニングし、引き続きNdel一部
分Hind1[1(TAクローニングベクターのポリリンカー中に存在するHi
ndllr部位で開裂)断片上に切り出し、Ndel−Hindm開裂した発現
ベクターpMTL1013(ブレーム(B rehm)ら、Appl、 Mic
robiol、 B 1techno1. 、36.1991)中にインフレー
ムて再クローニングした。
CおよびZ繰り返シノミヲ発現するpPPL2は、pPPLlからEC0Rv−
3pel (TAクローニングベクターのポリリンカーからもたらされた部位)
消化により図3 (2b)に示す遺伝子断片を切り出し、ついでSmal−Xa
b1開裂したpMTL1013中にインフレームで再クローニングすることによ
り得た。
DおよびE繰り返しを発現するpPPL3 (図3(2c))は、Pstl(P
PL読み取り枠の上流に位置する)一部分H4ndI[I消化し、ついでHin
dnI−Pstl開裂したpMTL23 (チェンバーズ(ChaIIIber
s)ら、Gene、68.1988)中にインフレームでクローニングすること
により得た。
旦9旦
PPL遺伝子の標的部位のいずれかの側でオリゴヌクレオチドを合成(ホスホル
アミダイトを用いたアブライドバイオンステムズモデル380A DNA合成機
を用いた固相合成により合成)することによってPCRを行い、PCR−ノ<−
キングエルマーンータスジーンアンプ(PCR−Perking ELwer
Cetus GeneAmp) ”キットにおいて提供される方法および試薬を
用いて複製連鎖反応を行うことによりDNA断片を生成させた。
細胞の超音波処理
細胞懸濁液をMSEMi音波管に移し、超音波処理に供した(MESソニプレノ
ブ150ソニケータ−(MS E 5oniprep 150 5onicat
or)を用い、4℃にて30秒間隔で18MHzで3×30秒バースト)。
IgG−セファロース4B上のアフィニティークロマトグラフィー超音波処理を
用い、IgG−セファロースFF上のアフィニティークロマトグラフィーによる
免疫グロブリン結合性タンパク質の小スケール精製のために細菌細胞を破砕した
。培養液(300ml)を−夜増殖させ、ついで遠心分離にかけ(4℃、150
00gで10分間)、100mMトリス−HCl、pH7,5,250mM N
aCl (3ml)中に再懸濁した。この懸濁液を超音波処理し、遠心分離にか
け(4℃、30000gで10分間)、上澄み液を、100mMトリス−HCl
、pH7,5,250mM NaCl (5ml)で平衡化し洗浄するIgG−
セファ0−スFFの1mlカラム(1,6cmx0.90cm内径)に通した。
100mMグリ/ンーHCl、pH2,0でタンパク質を溶出し、IMFリス、
pH8,0を用いてpHを75に上げた。
AGE
試料を還元条件下で可溶化し、5DS−ポリアクリルアミドスラブゲル上で電気
泳動にかけた。レムリの方法を用い(レムリ、Nature、 227.197
0)、LKB垂直電気泳動ユニット中でアクリルアミド(12,5%、W /
V )スラブゲルを処理した。タンパク質をクマンーブリリアントブルーR−2
50で染色し、タンパク質のバンドをクロモスキャン−3(Chroa+osc
an−3)レーザー光学密度計(ジョイスーレープル(J oyce −Loe
bl) 、ゲーツヘッド、タインアンドウイア、英国)で走査して見かけのM、
を評価した。
ELISA検出アッセイ
以前に記載されたものとは修飾したELISA法を用い(ウオレンズ(Ware
nes)ら、J 、 I ml1uno1. Methods、、93.198
7)、免疫グロブリン結合性タンパク質を検出した。
免疫グロブリン結合性の検出
5QmM炭酸ナトリウム/重炭酸緩衝液(pH9,6)中のマウスIgG(10
0μ1)(2,5μg/ml)のアリコートをマキノソープ(Maxisorp
)プレートの各ウェルに加え、4℃にて一夜放置しこ。0.05%(V/V)ツ
イーン20を含有するPBST−リン酸緩衝食塩水で3回洗浄した後、組換え細
菌の懸fMの100μmのアリコートを一夜培養液からマキ/ソーブプレートに
移した。ついで、イムノアッセイプレートを室温にて一夜放置した。PBSTで
洗浄した後、PBST中のヒトIgG (100μ1)(lμg/ml)を各ウ
ェルに加え、プレートを室温でさらに1時間放置した。さらに洗浄した後、ヤギ
抗ヒ)IgG(Fc特異的)西洋ワサビペルオキシダーゼ結合体(PBST中に
1゜2000に希釈)(100μm)を各ウェルに加え、プレートを室温にてさ
らに1時間放置した。さらに洗浄した後、試薬(01M酢酸ナトリウム緩衝液、
pH6,0中の60μg/m1 3.3’、5.5’−テトラメチルベンジンニ
塩酸塩、0003%(y/v)過酸化水素)(100μl)を各ウェルに加え、
室温にて10分間反応させた。この後、11%(V/V)硫酸(50μl)を各
ウェルに加えて反応を停止させた。ついで、試薬ブランクに対してウェルの吸光
度を450nmにて読み取り、免疫グロブリン結合体タンパク質のレベルを測定
した。
アルブミン結合性の検出
アルブミン結合性を検出するため、サンドイッチの各工程において異なるアフィ
ニティー試薬を用いた他は上記手順を繰り返した。第一の工程で、調べようとす
るタンパク質試料(超音波処理後に細胞上澄み液を回収することにより調製)を
マキ/ソーブプレートに結合させた。ついで、プレートをヒト血清アルブミン(
H3A、1ag/ml)とともにインキュベートし、ついでヤギ抗H5AIgG
−西洋ワサビペルオキシダーゼ結合性(1:2000希釈)を加えついで上記の
ようにして発色させることによりアルブミン結合性を検出した。
以下の結果が得られた
pPPLlおよびpPPL2 (図2 (2a、b) )は、アルブミン結合性
は示さずIgGに結合することがEL I SAにより示された。対照的にpP
PL3 (図2 (2c))はH3Aには結合したがIgGには結合しなかった
。このことは、カッパ結合性はCおよびZ繰り返しが関与して起こったこと、お
よびアルブミン結合性はDまたはE繰り返しに位置する別の部位で起こったこと
を示している。
本発明による合成免疫グロブリン結合性分子の精製溶液は、以下の方法を用いて
得ることができる。
pPPL2で形質転換した宿生細胞を、たとえば4001〜40001発酵槽中
で増殖させる。ついで、発酵槽から細胞培養液を取り出し、遠心分離にかけて細
胞ペーストを得、上澄み細胞培養液は廃棄する。
上記細胞ペーストをリン酸カリウム緩衝液(pH6,5)中で洗浄し、リゾチー
ムを加えて細胞をたとえば30〜60分間の適当な期間溶解する。
つぎに、溶解した細胞を70℃で15分間加熱し、ついで13000rpmで2
時間遠心分離にかけ、可溶性の粗製のタンパク質を得、これを遠心分離したベレ
ットから除去し、−20℃で貯蔵することができる。
合成分子の試料を得るため、貯蔵品から解凍したかまたは遠心分離から直接得た
粗製のタンパク質を、リン酸カリウム緩衝液(pH6,5)で前置て平衡化した
Q−セファロースカラムで溶出する。カラムに加える前に、緩衝液と同じイオン
強度となるように粗製タンパク質の溶液を希釈する。
タンパク質が洗い出されなくなるまでカラムを緩衝液で洗浄し、ついで5QmM
NaCI溶液で洗浄してカラムに弱く結合しているタンパク質を除去する。つい
で、カラムを溶出するのに用いたNaCl溶液の強度を段階的に増加させ、得ら
れたタンパク質フラクンコンを別々に保持する。
本発明の合成タンパク質分子は、270〜290mMのNaC1で溶出するとき
に得られる。
上記で得られる例示のように、本発明の合成タンパク質分子は、免疫グロブリン
のカッパし鎖への結合能のためバイオアッセイおよび他の生化学的応用にお(1
て有利に用いることができる。本発明の合成タンパク質分子は、たとえば、EL
ISA、RIA、診断、抗体精製に使用できる。
本出願が優先権を主張するGB9209804.5の図1を本出願でも図1とし
て用いたが、以下に示すように命名が異なる。
GB9209804.5 本出願
A1、A2、A3 Al、A2、A3
B1.82 Bl、B2
C1、C2、C3、C4C1、C2、C3、C4D1、B2、B3、B4 Zl
、Z2、Z3、Z4E1、Fl *DI
E2、F2 *D2
E3、F3 *D3
E4、F4 *D4
この出願は、第二の優先権出願であるGB9226928.1と同じ命名を用い
ている。
*ここでDlとしてマークされる配列は、本来E1としてマークされる配列と本
来F1としてマークされる配列とからなる、等。
GAA 丁丁丁 GAT 丁TA AAT AGCATT 八人A TGCAA
A 八人A 丁丁丁 AAA AGCAGG AGA 16Q
AAG ATT AAT MG AAA TTA TTA ATCGOT CC
A CTr GCA LAA GCA ATT OTA 2T8
AAT AACC丁τ TCA ATCGAT GAA A’M A0丁 GA
T OCT 71丁 丁丁? GAT TAT CAC!5S
GAT TCA GCT ACT ACT ATT 入AT GCA ATCA
AT GAG ATCGTA GCA AGA GCA 7RB
丁τA ATCAAT AAA GCA AAA ACA GTT GAA G
GCGTA GM GCA TTA AAG MC1986AACTT’A A
TCTττ GCA GAT GGA AAG ATA (:AA ACA G
CA GAA TTCAAA GGk T2B
FIO,2cosrtswD
補正書の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成6年11月7日階ン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.図1中でそのN−末端にてA1、A2およびA3;B1およびB2:C1、 C2、C3およびC4:およびZ1、Z2、Z3およびZ4として分類される配 列から選はれる複数の認識し得るほどに繰り返された結合性ドメインからなる、 合成免疫グロブリン結合性分子。 2.2〜15の該ドメインからなる請求項1に記載の合成分子。 3.選はれた一つまたは複数の該ドメインが、図1中でそのN−末端にてA1、 A2およびA3:B1およびB2:C1、C2、C3およびC4:およびZ1、 Z2、Z3およびZ4として分類される配列と同一であるか、または該配列と少 なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95 %の相同性を有することを条件として該配列から変化したものである、請求項1 または2に記載の合成免疫グロブリン結合性分子。 4.該ドメインの長さが20〜45アミノ酸である請求項1〜3のいずれかに記 載の合成分子。 5.配列D1、D2、D3およびD4、または該配列と少なくとも75%、好ま しくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95%の相同性を有するこ とを条件として該配列から変化した関連配列から選ばれるドメインをさらに含む 、請求項1〜4のいずれかに記載の合成分子。 6、結合性ドメインが配列C1、C2、C3、C4、Z1、Z2、Z3、および Z4から選ばれる請求項1〜5のいずれかに記載の合成分子。 7.そのC末端にてZ1に結合したC1からなる結合性領域を含む請求項6に記 載の合成分子。 8.そのC末端にてZ2に結合したC2からなる結合性領域を含む請求項6また は7に記載の合成分子。 9.そのC末端にてZ3に結合したC3からなる結合性領域を含む請求項6、7 または8に記載の合成分子。 10.そのC末端にてZ4に結合したC4からなる結合性領域を含む請求項6〜 9のいずれかに記載の合成分子。 11.ドメインD1、D2、D3およびD4のすべてが含まれない上記いずれか の請求項に記載の合成分子。 12.図2に示すアミノ酸配列を含む上記いずれかの請求記載の合成分子。 13.上記いずれかの請求項に記載の合成分子をコードするヌクレオチド配列。 14.請求項13に記載の配列を含む組換えDNA分子。 15.(1)請求項14に記載のDNAコード配列によってコードされるポリペ プチドを発現させるため、宿主細胞を形質転換し得る発現ベクターヲ生成し、( 2)宿主細胞を該ベクターで形質転換し、(3)該宿主細胞を培養し、ついで (4)実質的に純粋な生成物を該宿主細胞から単離することを特徴とする、合成 免疫グロブリン結合性分子の製造方法。 16.該ベクターがpPPL2である請求項15に記載の方法。
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