JPH09505087A - 改良テロ重合油生成物 - Google Patents

改良テロ重合油生成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポリ不飽和脂肪酸を4%以下及び多数の脂肪族環を含む改良テロ重合油について開示しており、ここで、該改良テロ重合油は、少なくとも2つの共役二重結合を有する脂肪酸を少なくとも25%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和で、約16〜約26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸約10%〜約75%を有する植物トリグリセリド油約30%〜約80%とから製造される。さらに、本発明は、少なくとも2つの共役二重結合でポリ不飽和となっている脂肪酸を少なくとも25%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和であって約16〜約26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸を約10%〜約75%有する植物トリグリセリド油約30%〜約80%を、約150℃〜約400℃で、約3時間〜約10時間、非酸化性雰囲気中で加熱して、共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド油中のポリ不飽和量を、脂肪族環の形成により4%未満に減らすことを含む工程により生成する、改良テロ重合油を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 改良テロ重合油生成物発明の技術分野 本発明は、改良テロ重合油生成物を含む、潤滑剤組成物及び潤滑剤成分を提供 する。さらに詳しくは、本発明は、共役二重結合を持つ脂肪酸を主に含む、ポリ 不飽和トリグリセリド植物由来油からテロ重合して得られる、テロ重合油生成物 を提供する。さらに、本発明は、共役二重結合を持つ脂肪酸を主に含む、ポリ不 飽和トリグリセリド植物油から作られた誘導体潤滑剤生成物及び成分を提供する 。発明の背景 潤滑剤添加物の分野では、可動部間の摩擦と摩耗の減少に使用する広範な種類 の物質が判っている。潤滑剤は、主に、ベース原料と潤滑剤添加物からなる。潤 滑剤添加物は、潤滑剤に、減摩擦及び減磨耗性を与える。ベース原料は、粘度の 改善と熱酸化安定性を与えており、種々の添加物を加えることにより改善するこ とができる。この分野におけるある重要な進歩は、「テロマー(telomer)」と呼 ばれる物質の発明である。このテロマーの発明は、国際出願第WO92/07051号、及 び米国特許第5,299,023号に記載されており、その開示内容は本明細書に含まれ るものとする。 簡単に言えば、テロマーは、主に種子油から誘導される重合トリグリセリド油 であって、熱酸化安定性及び粘度改良特性を有しており、それゆえにテロマーは 、多様な潤滑剤組成物の主要な成分とされている。テロマーを合成する方法は、 トリグリセリドで開始し、該油を非酸化性雰囲気中で微量の水触媒とともに加熱 して、テロ重合植物油の脂肪酸鎖の4%未満がポリ不飽和(polyunsaturated)と なるようにヨウ素価を少なくする。該トリグリセリド植物油は、炭素原子約16〜 約26の長さのポリ不飽和脂肪酸鎖を約10%〜約75%有するという特徴を有してい る。 本発明は、生成温度と加熱時間を少なくすることにより、及び、テロマー生成 物の粘度及び色特性を改善することにより、テロマー生成物の改善を試みている 。発明の概要 本発明は、改良テロマー生成物及び改良した該テロマー生成物の合成方法を提 供する。さらに詳しくは、本発明は、脂肪酸の少なくとも約50%が、少なくとも 2つの共役二重結合を含むトリグリセリド油を提供し、これは、約150℃〜約400 ℃の温度で、約3時間〜約10時間、該油を加熱することによりテロマーを形成す る。該脂肪酸の少なくとも25%が、少なくとも3つの共役二重結合を含むのが好 ましい。該改良テロマー生成物は、減摩耗剤及び潤滑剤組成物における増粘剤と して有用である。 本発明は、ポリ不飽和を4%以下及び多数の脂肪族環を含む改良テロ重合油を 提供しており、このとき、該テロ重合油は、少なくとも2つの共役二重結合を有 する脂肪酸を少なくとも50%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポ リ不飽和で、約16〜約26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸を、約10 %〜約75%有している植物トリグリセリド油約30%〜約80%とから製造される。 該共役トリグリセリド油が、少なくとも3つの共役二重結合を有する脂肪酸を少 なくとも50%含むのが好ましい。さらに、本発明は、少なくとも2つの共役二重 結合を有してポリ不飽和となっている脂肪酸を少なくとも50%有する共役トリグ リセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和であって約16〜約26の炭素原子の鎖長 (分岐なし)を有する脂肪酸を約10%〜約75%有する植物トリグリセリド油約30 %〜約80%とを、約150℃〜約400℃で、約3時間〜約10時間、非酸化性雰囲気中 で加熱し、共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド油中のポリ不飽和脂肪 酸の総数を、脂肪族環の形成により10%未満に減らすことを含む工程より生成す る、改良テロ重合油を提供する。該共役トリグリセリド油が、その脂肪酸の少な くとも50%に、少なくとも3つの共役二重結合を含むのが好ましい。該改良テロ 重合油中のポリ不飽和脂肪酸の総数が4%未満であるのが好ましい。 さらに、本発明は、少なくとも2つの共役二重結合を有してポリ不飽和となっ ている脂肪酸を少なくとも50%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、 ポリ不飽和で約16〜約26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸を約10% 〜約75%有する植物トリグリセリド油約30%〜約80%とを、約150℃〜約400℃で 、約3時間〜約10時間、非酸化性雰囲気中で加熱し、共役トリグリセリド油及 び植物トリグリセリド油中のポリ不飽和脂肪酸の総数を、脂肪族環の形成により 、4%未満に減らすことを含む、改良テロ重合油の合成方法を提供する。該共役 トリグリセリド油が、その脂肪酸の少なくとも25%に少なくとも3つの共役二重 結合を含むのが好ましい。発明の詳細な説明 本発明は、当該テロマー油の技術に比べて驚くべき改善を示しており、開示内 容を本明細書に含むものとする、米国特許第5,299,023号で開示されているテロ マーの発明に比べて、より低い処理温度及びより速い反応時間を必要とする方法 を用いる、改良テロ重合油を提供する。さらに、本発明は、米国特許第5,299,02 3号に記載のテロ重合油に比べて、粘度が改善され、より明るい色及びより低い 酸価を有する改良テロ重合油を提供する。米国特許第5,299,023号に記載のテロ 重合油は、植物トリグリセリド油を約200℃〜約400℃の温度で少なくとも5時間 加熱して、脂肪族環の形成により、ポリ不飽和脂肪酸の数を脂肪酸の総数の4% 未満に減らした生成物として特徴があり、このとき、該植物トリグリセリド油は 、ポリ不飽和で約16〜約26の炭素原子の鎖長を有する脂肪酸を、約10%〜約75% 有している。いくつかの適当な植物トリグリセリド油が示されており、ナタネ油 、クランベ(crambe)油、ミードウフォーム油(meadowfoam oil)、大豆油、ピーナ ッツ油、コーン油、ベニバナ油、ヒマワリ種子油、綿実油、オリーブ油、ココナ ッツ油、パーム油、アマニ油、及びそれらの組み合わせからなる群から選択され る植物トリグリセリド油等がある。 本発明は、共役トリグリセリド油約20%〜約70%を、加熱してテロ重合油を形 成する植物トリグリセリド油と混合することによって生じたテロ重合油の特性及 び処理の特徴について、驚くべき改善を見出している。該共役トリグリセリド油 は、少なくとも2つの共役二重結合を持つ脂肪酸を少なくとも25%有している。 該共役トリグリセリド油は、少なくとも3つの共役二重結合を有するのが好まし い。共役二重結合というこの語は、炭化水素鎖に沿って、交互に単結合と二重結 合を有する脂肪酸をいう。得られた改良テロ重合油は、粘度が増加しており、種 々の潤滑剤ベース油における溶解度が増加しており、色についてもより明るくな り、又、酸価(存在する遊離脂肪酸量の尺度)がより少なくなっている。より暗 い色はより酸化した生成物を示しているので、より明るい色が、より多くの消費 者に受け入れられるであろう。また、酸価は、酸化分解の指標でもあり、従って 、より低い酸価で生成物を開始するのが望ましく、特に、その物質が、エンジン オイル等の高温環境で作業する潤滑剤で使用するときに望ましい。さらに、得ら れた改良テロ重合油は、より低い温度で処理することができ、より速くテロ重合 してより短い反応時間で生成するであろう。このことは、エネルギーを大きく節 約し、また、より短い時間でより低い温度で作業して、処理及び作業コストの減 少を提供する。 共役トリグリセリド油の本質的な特徴は、該トリグリセリド油中の脂肪酸の少 なくとも25%に共役二重結合が存在することである。適当な共役トリグリセリド 油の例としては、例えば、キリ油、オイチシカ油、バラ科、トウダイグサ科及び ウリ科の種子脂肪、ω-3脂肪酸に富む魚油、並びにそれらの組み合わせが含まれ る。キリ油を、共役トリグリセリド油の例として使用した。キリ油は、シナアブ ラギリの果実の仁から得られ、このシナアブラギリは、数世紀の間中国で成育し 、ごく最近は(1925年以降)米国南東部で成育しているものである。このキリの 仁は、約17.5%の油を含有している。一般に、キリ油は、鹸化価が189-195、ヨ ウ素価が160-175であり、R.I.は25℃で、1.516-1.520であり、不鹸化物は1%以 下である。キリ油の脂肪酸の概略を、次の表1に示す。 α−エレオステアリン酸は、9,11,13-オクタデカトリエン酸等の共役脂肪酸で あり、リノレン酸は、主に(共役していない)9,12,15-オクタデカトリエン酸で ある。低温水魚油(及びタラ肝油)は、ポリ不飽和脂肪酸であるエイコサペンタ エン酸及びドコサヘキサエン酸を高濃度で含んでいる。 一方で、トリグリセリド型の共役脂肪酸は、二段階の合成法で得ることができ 、共役ジエン構造を持ったトリグリセリド油を形成する。特に、モノ不飽和植物 油(monounsaturated plant oil)(例えば、HEAR即ち高エルカ酸ナタネ油、コーン 油、クランベ油、ミードウフォーム油、アマニ油、又はオレイン酸等のモノ不飽 和脂肪酸を主に有する他の植物種子油)をハロゲン化し(好ましくは、塩化)、 さらに脱ハロゲン化水素化して(好ましくは、NaOH、KOH又はCa(OH)2等の塩基で 行う)、モノ不飽和脂肪酸及びトリグリセリド構造の共役ジエン脂肪酸の混合物 を得る。次いで、これは、本発明の方法を用いるテロ重合により、理想的な混合 物を作る。 特に、モノ不飽和植物油は、C14-22のモノエン脂肪酸(例えば、ナタネ、コ ーン、クランベ、ミードウフォーム、アマニ油等)を少なくとも60%有するトリ グリセリド油として定義され、この油を、ハロゲン(例えば、塩素、臭素、ヨウ 素又はそれらの組み合わせであり、好ましくは塩素である)を加えることにより ハロゲン化して、ハロゲン化溶媒(炭素原子を3以下含むハロゲン化溶媒であっ て、好ましくは、ハロゲンが塩素であって、炭素原子が1又は2である(例えば 、クロロフォルム、四塩化炭素、塩化メチレン等))が約0-60容量%であるモノ不 飽和植物油の溶液とする。ハロゲン化反応の具体的な温度は、該油又は溶媒混合 液中の油の凝固点より上であって、50℃を越えない必要があり、これは50℃以上 の温度が、必要とされる二重結合へのハロゲンの付加よりも、置換反応を与える 傾向があるからである。このハロゲン化反応(付加反応)は、使用したハロゲン の少なくとも30重量%が吸収されるまで実施する。該付加反応は、塩基を用いて 該油混合液を処理することによって停止させ、2−4時間攪拌する。塩基は、Na OH、KOH又はCa(OH)2及びそれらの組み合わせが好ましい。生成した生成物は、モ ノエン及び共役ジエン構造に加えて塩(例えば、ハロゲンが塩素で、塩基がNaOH であれば、NaClである)を含むトリグリセリド油と、種々の残留溶媒の混合液で ある。該油生成物を濾過して塩を取り除き、ストリッピングを行い、種々の残留 溶 媒を取り除く。次に、この油生成物は、天然の共役トリグリセリド油生成物の代 用として、本発明に記載の改良テロ重合法に使用してもよい。共役トリグリセリ ド油の天然原料を得ることに比べて、この代わりの「合成」方法の有利な点は、 費用と入手の可能性である。 高温で作業するときに(エンジンオイル等)、潤滑剤生成物の粘度が低下しな いように、潤滑剤生成物の粘度を改善する必要がある。そのような成分は、粘度 指数の"VI"向上剤と呼ばれている。VI向上剤は、種々の鉱油のベース及び種子油 のベース油等の種々のベース油に溶解しないという問題がある。改良テロ重合油 は、種々のベース油に非常に良く溶解し、このことは、テロ重合植物油が種子油 (HEAR油、ナタネ油)、ナフテン油、パラフィン油及びエイコシルエルケート直 鎖液体ワックスエステル(EG-20油)中に溶解することを含んでいる。 一群のテロ重合植物油及び改良テロ重合油を作った。その原料物質、反応時間 及び反応温度を、次の表2に列挙する: ここで、1は、反応の開始温度を示す。テロ重合油A及びBは、米国特許第5,2 29,023号に記載の植物テロ重合油である。テロ重合油C−Hは、改良テロ重合油 である。KV(動粘度)、酸価(mgKOH/g)及び種々のベース油における5%での溶 解性の結果は、改良テロ重合油の改良された特性を示している。次の表3は、こ のデータを示している。 溶解度の測定のために、ナフテン油はシェルMVI(Shell MVI)油とし、パラフィ ン油はモーホーク150(Mohawk 150)とし、EG-20は直鎖液体ワックスエステルとし 、又使用するHAERはトリグリセリドナタネ植物油とした。さらに、生成物J、K 、L、M、N、O及びPの動粘度(40℃sus)の測定結果は、それぞれ、10,000、2 ,000、4,365、9,615、12,508、19,713及び12,205であった。生成物J−Pは全て 、EG-20、ナフテン、パラフィン及びHAER油に、5重量%で完全に溶解し、3未 満の酸価が得られた。 実施例1 この実施例は、改良テロマー油の種々の特性の評価を示す。該改良テロマー油 は、キリ油(50%)とHEAR(高エルカ酸ナタネ油)(50%)から作られ、約293℃に加 熱して、6時間反応させた。動粘度は、40℃で、8922(cSt)及び41328(セイボル トユニバーサル秒、sus)であり、100℃で、3806(cSt)及び17630(sus)であり、こ のことは、共役ポリ不飽和トリグリセリド油を含まずにHEARのみで作られたテロ マー油より粘度が大きく改善したことを示している。該酸価は、5.79 mgKOH/gであり、その色は、金黄色であった。 改良テロマー油の溶解性は、HEAR油、EG-20(ヤシ油由来の直鎖液体ワックスエ ステル)、ナフテンベースのMVI(シェル)、及びパラフィンベースのMVI(モーホー ク150)に(5%で)溶解することである。比較すると、共役ポリ不飽和グリセリ ド油を含まず、ナタネ油とトリグリセリドリノール酸の原料を用いて作ったテロ 重合油は、HEAR油、EG-20、及びナフテンベースMVIに5%で溶解したが、パラフ ィンベースMVIには、溶解しなかった。 改良テロマー油(名称T-41000)、テロ重合植物油(表2中の生成物A)、及び 商業的に入手可能なVI向上剤(アクリロイド1019、ポリメタクリルベースで、剪 断に安定なVI向上剤であって、動粘度は100℃で800±150cST)について、典型的 なMVI油(シェル)中に2%含む場合の増粘効果を比較した。いずれの生成物も、 最終的な配合物の動粘度は大きく改善した。比較を次の表4に示す: 実施例2 この実施例は、テロ重合植物油と本発明の改良テロマー油の減摩耗性の比較を 示している。このテロ重合植物油と改良テロマー油は実施例1に記載されている 。減摩耗性は、ファレックス ピン アンド ビー ブロック法(Falex Pin and Vee Block method)(ASTM D-2670)を用いて測定した。各テロマー油1重量%を 、モーホーク150油(30重量%)、光沢材(bright stock)(69.75重量%)及びモー ビル(Mobil)E.P添加剤(0.25重量%)からなるベース流体に混合した。この結果 (次の表5に示す)は、植物油テロ重合油以上に、改良テロマー油の減摩耗性が改 善されたことを示している。 それ故、この改良テロマーは、基の植物油テロマーよりも改善された減摩耗性 を示すが、依然として、その粘度の改善及び熱酸化安定性を保っている。 実施例3 この実施例は、反応熱を良好に分散するように反応混合物を高速で攪拌し、そ れにより、反応温度と時間を少なくする一群の反応を示している。各反応では、 全体が窒素からなる不活性雰囲気を該油中に泡立たせた。各反応油は、HEAR(高 エルカ酸ナタネ油)750gとキリ油740gの混合物であった。該反応は、224〜225℃ で行った。最終生成物は全てHEAR及びEG-20中に溶けた。 該油中で泡立たせずに、窒素で該油を覆うこと以外は、上記反応を再度実施し た。各反応油は、HEAR100gとキリ油990gの混合物であり、その温度は215-222℃ であった。最終生成物は全てHEAR及びEG-20中に溶けた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリ不飽和脂肪酸を4%以下及び多数の脂肪族環含む改良テロ重合油であっ て、該テロ重合植物油が、少なくとも2つの共役二重結合を有する脂肪酸を少な くとも25%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和で、約16 〜約26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸約10%〜約75%を有するト リグリセリド植物油約30%〜約80%とから製造される、上記改良テロ重合油。 2.共役トリグリセリド油が、キリ油、ω-3脂肪酸に富む魚油、タラ肝油から得 られたもの、植物トリグリセリド油から合成されたもの、及びそれらの組み合わ せである、請求項1に記載の改良テロ重合油。 3.植物トリグリセリド油が、ナタネ油、クランベ油、ミードウフォーム油、大 豆油、ピーナッツ油、コーン油、ベニバナ油、ヒマワリ種子油、綿実油、オリー ブ油、ココナッツ油、パーム油、アマニ油、及びそれらの組み合わせから得られ る、請求項1又は2に記載の改良テロ重合油。 4.少なくとも2つの共役二重結合でポリ不飽和となっている脂肪酸を少なくと も25%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和で、約16〜約 26の炭素原子の鎖長(分岐なし)を有する脂肪酸を約10%〜約75%有する植物ト リグリセリド油約30%〜約80%を、約150℃〜約400℃で、約3時間〜約10時間、 非酸化性雰囲気中で加熱し、共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド油中 のポリ不飽和脂肪酸の総数を、脂肪族環の形成により10%未満に減らすことを含 む工程により製造される改良テロ重合油。 5.共役トリグリセリド油が、キリ油、ω-3脂肪酸に富む魚油、タラ肝油から得 られたもの、植物トリグリセリド油から合成されたもの、及びそれらの組み合わ せである、請求項4に記載の改良テロ重合油。 6.植物トリグリセリド油が、ナタネ油、クランベ油、ミードウフォーム油、大 豆油、ピーナッツ油、コーン油、ベニバナ油、ヒマワリ種子油、綿実油、オリー ブ油、ココナッツ油、パーム油、アマニ油、及びそれらの組み合わせから得られ る、請求項4又は5に記載の改良テロ重合油。 7.少なくとも2つの共役二重結合でポリ不飽和となっている脂肪酸を少なくと も25%有する共役トリグリセリド油約20%〜約70%と、ポリ不飽和で約16〜約26 の炭素原子の鎖長を有する脂肪酸を約10%〜約75%有する植物トリグリセリド油 約30%〜約80%とを、約150℃〜約400℃で、約3時間〜約10時間、非酸化性雰囲 気中で加熱し、共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド油中のポリ不飽和 量を、脂肪族環の形成により4%未満に減らすことを含む改良テロ重合油の合成 方法。 8.植物トリグリセリド油が、ナタネ油、クランベ油、ミードウフォーム油、大 豆油、ピーナッツ油、コーン油、ベニバナ油、ヒマワリ種子油、綿実油、オリー ブ油、ココナッツ油、パーム油、アマニ油、及びそれらの組み合わせから得られ る、請求項7に記載の方法。 9.共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド中のポリ不飽和の量が、4% 未満である、請求項7に記載の方法。 10.以下の工程を含む、非共役植物トリグリセリド油原料からの改良テロ重合油 の合成方法: (1)使用するハロゲンの少なくとも30重量%が吸収されるまで、0-50℃で、モ ノ不飽和植物トリグリセリド油をハロゲン化し、 (2)ハロゲン化モノ不飽和植物トリグリセリド油を塩基で処理して、塩と植物 油中に約30-60%の共役二重結合脂肪酸を形成し、 (3)約150℃〜約400℃で、約3時間〜約10時間、非酸化性雰囲気中で加熱し、 共役トリグリセリド油及び植物トリグリセリド油中のポリ不飽和量を、脂肪族環 の形成により4%未満に減らす工程。 11.モノ不飽和植物油が、HEAR即ち高エルカ酸ナタネ油、コーン油、クランベ油 、ミードウフォーム油、アマニ油、又はオレイン酸等の主にモノ不飽和脂肪酸を 有する他の植物種子油からなる群より選択される、請求項10に記載の方法。 12.ハロゲンが塩素であって、且つ、塩基がNaOH、KOH及びCa(OH)2からなる群よ り選択される、請求項10に記載の方法。 13.モノ不飽和植物油が60%まで溶媒で希釈され、このとき、該溶媒がハロゲン 化溶媒であって3個以下の炭素原子を含んでいる、請求項10に記載の方法。
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