JPH09505081A - 5−リポキシゲナーゼ阻害物質としてのイソキサゾリン化合物 - Google Patents

5−リポキシゲナーゼ阻害物質としてのイソキサゾリン化合物

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JPH09505081A JP7523327A JP52332795A JPH09505081A JP H09505081 A JPH09505081 A JP H09505081A JP 7523327 A JP7523327 A JP 7523327A JP 52332795 A JP52332795 A JP 52332795A JP H09505081 A JPH09505081 A JP H09505081A
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コーハン,ヴィクトリア・エル
クレインマン,エドワード・エフ
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ファイザー・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、5−リポキシゲナーゼ(5−LO)の阻害物質であるイソキサゾリン化合物に関する。これらイソキサゾリン化合物は、炎症性疾患、アレルギー及び心臓血管性疾患の治療又は緩和に有用である。該炎症性疾患又は状態とは、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチ又は変形性関節炎である。この発明は、そうすることに役立つ医薬組成物にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 5−リポキシゲナーゼ阻害物質としてのイソキサゾリン化合物 この発明は、そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポキシゲナー ゼ(5−LO)を阻害する方法であって、前記哺乳動物に5−リポキシゲナーゼ 阻害量の以下に示す式(I)の化合物又は薬学的に許容できるその塩を投与する ことを含む方法に関する。それら自体は、哺乳動物における炎症性疾患又は状態 、アレルギー及び心臓血管性疾患の治療又は緩和に有用であり、該炎症性疾患又 は状態とは、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾癬、アレルギー性 鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチ又は変形性関節 炎である。この発明は、そうすることに役立つ医薬組成物にも関する。 アラキドン酸は、幾つかのグループの内因性代謝産物、つまりプロスタサイク リンを含むプロスタグランジン、トロンボキサン及びロイコトリエンの生物学的 前駆体であることが知られている。アラキドン酸代謝の第1段階は、ホスホリパ ーゼの作用による膜リン脂質からのエステル化されたアラキドン酸及び関連不飽 和脂肪酸の放出である。次いで、遊離脂肪酸がシクロオキシゲナーゼにより代謝 されてプロスタグランジン及びトロンボキサンを生成するか、又はリポキシゲナ ーゼにより代謝されてヒドロペルオキシ脂肪酸を生成し、更にロイコトリエンに 転化され得るかのいずれかである。ロイコトリエンは、慢性関節リウマチ、痛風 、喘息、虚血症、再灌流傷害、乾癬及び炎症性腸疾患を含む炎症性疾患の病態生 理学に関連付けられてきた。リポキシゲナーゼを阻害する何らかの薬物が、急性 及び慢性の両方の炎症状態のための有意な新治療法を提供するものと期待されて いる。 最近、リポキシゲナーゼ阻害物質に関して吟味された幾つかの文献が報告され ている。例えば、H.MasamuneとL.S.Melvin,Annual Reports in Medicinal Ch emistry,24,71-80(Academic Press,1989)及びB.J.FitzsimmonsとJ.Rokach ,Leukotrienes and Lipoxygenases,427-502(Elsevier,1989)を参照のこと 。 本発明で用いられる化合物は、1993年11月26日に出願された係属中の 米国出願第08/157,248号及び1993年11月26日に出願された米 国出願第08/157,241号に開示されかつ特許請求されており、そこでは 、前記化合物はホスホジエステラーゼIV型(PDEIV)阻害活性を有するとして 開示れている。なお、その開示内容は参照によりここに組み入れられるものとす る。 発明の要旨 この発明は、そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポキシゲナー ゼ(5−LO)の生成を阻害する方法であって、前記哺乳動物に有効量の下式( I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー混合物及び光 学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選ばれる化合物を 投与することを含む方法に関する。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1−C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R1は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 好ましい方法は、そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポキシゲ ナーゼ(5−LO)の生成を阻害する方法であって、前記哺乳動物に有効量の下 式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー混合物及 び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選ばれる化合 物を投与することを含む方法である。 式中、 R1は4−OMe、4−O−CH2−フェニル又は4−O−CH2−2−キノリ ンであり; R2は水素、3−O−シクロペンチル又は3−O(CH2)5フェニルであり; R3は水素、メチル又はエチルであり; R4は水素又はメチルであり;そして R5は水素である。 但し、R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeで あるときは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 更に、この発明は、そうすることを必要とする哺乳動物において炎症性疾患又 は状態、アレルギー又は心臓血管性疾患を治療又は緩和する方法であって、前記 哺乳動物に有効量の下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジア ステレオマー混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からな る群から選ばれる化合物を投与することを含む方法に向けられている。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 更になお、この発明は、そうすることを必要とする哺乳動物において炎症性疾 患又は状態を治療又は緩和する、該炎症性疾患又は状態が喘息、関節炎、気管支 炎、慢性閉塞性肺疾患、乾癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー 性皮膚炎、慢性関節リウマチ又は変形性関節炎である方法であって、前記哺乳動 物に有効量の下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレ オマー混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群か ら選ばれる化合物を投与することを含む方法に向けられている。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであるとき は、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 他の側面においては、この発明は、すぐ上に定義した化合物群から選ばれる化 合物を、5−LOを阻害するのに役立つ薬学的に許容できる希釈剤又はキャリヤ と共に含む医薬組成物を提供する。 発明の詳細な説明 上で定義した式(I)を有する本発明で用いられる化合物は、次の反応過程に より容易にかつ一般的に調製される。 ナトリウムメトキシドのアルコール溶液に、塩酸ヒドロキシルアミンと式 の化合物のアルコール溶液を加える。式中、Xはアルキル基であり、R1、R2、 R3及びR5は式(I)について定義した通りである。その反応混合液を室温で約 12〜24時間、好ましくは16時間攪拌する。溶媒を留去して残渣を当業者に とって周知の方法に従って処理する。 式 の中間体エステル化合物は、次の操作に従って合成される。塩化メチレンの如き 不活性溶媒中のN−クロロスクシンイミドとピリジンの混合液に式 のオキシムを加える。式中、R1及びR2は式(I)について上で定義した通りで ある。その混合液を約2〜5時間、好ましくは約2時間攪拌する。式 の化合物を加えてからその混合液にトリエチルアミンを加えて、その混合液を室 温で約2時間以上攪拌する。式中、R3及びR5は式(I)について上で定義した 通りであり、Xはアルキル基である。反応液は、当業者にとって周知の方法に従 って処理する。 可能な場合には、この開示により可能になる技術の分野の熟練者により分かる ように、この発明の一定の化合物の薬学的に許容できる酸付加塩を調製すること ができる。それらには、HCl、HBr、HNO3、H2SO4、H3PO4、CH3 SO3H、p−CH364SO3H、CH3CO2H、グルコン酸、酒石酸、マレ イン酸及びスクシン酸で形成される塩が含まれるがこれらに限定されない。 これら化合物又はその薬学的許容できる塩の5−LOを阻害する能力、引いて は哺乳動物における炎症性疾患又は状態、アレルギー及び心臓血管性疾患を治療 又は緩和するそれらの有効性を示す能力を、次のin vitroアッセイにより示す。 A23187誘発ヒト血液ロイコトリエン放出(5−LO) 健康なボランティアからの静脈血をヘパリン(20U/ml)中に採取する。 化合物をDMSO中に溶解させる。各化合物を4種の濃度で試験する。Zileuton (Abott Laboratoriesから入手可能な5−リポキシゲナーゼ阻害物質、この特定 のバッチは社内で合成したもので、その合成操作は当該技術分野で周知である) 及びDMSO単独でそれぞれ正及び負の対照として用いる。10μlの化合 物又はDMSOを硼珪酸ガラス試験管(12×75mm)に加えて37℃まで温 める。1mlの全血を各試験管に加える。15分間のインキュベーション時間後 、全血を50μMのカルシウムイオノホアA23187(ミズーリ州セントルイ ス63178のSigma Chemical Co.から購入したもの)で1時間刺激する。試 験管をすぐに4C遠心分離機内に入れて1500×gで回転して血漿を分離する 。50μl容量の血漿をロイコトリエン−B4(LTB4)の測定用に取る。 サンプルをロイコトリエンB4エンザイムイムノアッセイキット(EIA)(C ayman Chemlcal Co.,Ann Arbor,MI)によるアッセイ用にメーカーの使用説明書 を用いて1:800に希釈する。250から7.8pg/mlまでのLTB−4 標準曲線を各プレートで描く。ウェル当たり50μlの希釈サンプルを加える。 次いで、50μlのLTB−4アセチルコリンエステラーゼトレーサーを加えて から50μlのLTB−4抗血清を加える。プレートをプラスチックフィルムで 覆って室温で18時間インキュベートする。ウェルを空にしそして洗浄用緩衝液 で5回濯いだ後、エルマン試薬(Cayman Chemical,Ann Arbor,MIから入手でき る)で暗室内で室温で]時間か、又はBO(全吸光度)ウェルが0.3〜0.8 A.U.の吸光度を示すまで発色させる。それらプレートを405nmでTHERMOma xマイクロプレートリーダー(Molecular Devices,Menlo Park,CA)を用いて読み 取る。 LTB−4標準曲線を半対数式に当てはめる。実験ウェルについての吸光度の 平均をとってその平均吸光度を標準曲線上に内挿することによってpg/mlL TB−4濃度を出す。次の式により阻害率(%)を出す:(−[(pg/ml)LTB− 4実験値/(pg/ml)LTB−4 DMSO対照値]−1)×100。阻害率に対し てプロットした薬物濃度の一次回帰及びy=50におけるx値の内挿によりIC50 を出す。 5−LOを阻害するためのヒトへの投与については及び炎症性疾患又は状態、 アレルギー及び心臓血管性疾患の治療には、式(I)の化合物又は薬学的に許容 できるその塩の経口投与量は、一般に、平均的成人患者(70kg)について1 日当たり0.1〜500mgである。従って、典型的な成人患者については、個 々の錠剤又はカプセル剤は、適当な薬学的に許容できる賦形剤又はキャリヤ中に 0.1〜50mgの有効化合物を含有する。投与要求量を満たすために複数の錠 剤又はカプセル剤が必要となり得る。静脈内投与についての投与量は、典型的に は1回当たり0.1〜10mgである。鼻腔内又は吸入投与については、投与製 剤は一般に0.1〜1%(w/v)溶液として製剤される。実際には、医師が個 々の患者に最も適する現実の投与量を決めるであろう。そして、それは個々の患 者の年齢、体重及び反応に伴って変動するであろう。以上の投与量は、平均的な 場合の例であって、もちろん、より多いか又はより少ない投与量範囲が相応しい 個々の場合もあり得、かかる全ての投与量はこの発明の範囲内に入る。 ヒトに用いるには、式(I)の化合物及び薬学的に許容できるその塩を単独で 投与してもよいが、一般的には、意図される投与経路及び標準的な薬学的常套手 段に関して選択される製剤上の希釈剤又はキャリヤとの混合物で投与されるであ ろう。例えば、それらをデンプン又はラクトースの如き賦形剤を含有する錠剤の 形で、又はカプセル剤若しくはオーバル剤(oval)の形で単独で若しくは賦形剤 との混合物のいずれかで、又は矯味矯臭剤又は着色剤を含有するエリキシル剤若 しくは懸濁剤の形で経口投与することができる。それらを非経口で、例えば、静 脈内、筋肉内又は皮下注射してもよい。非経口投与については、それらは他の物 質、例えば、その溶液を等張性にするのに十分な塩類又はグルコースを含有する ことができる滅菌水溶液の形で最もよく用いられる。局所投与については、それ らは溶液剤、ローション剤、軟膏剤、及びそれらに類したものの形で最もよく用 いられる。 以下の実施例は、本発明に用いられる化合物の合成を説明するものである。以 下の実施例をすぐ上に記載した合成法と組み合わせれば、当業者は、本発明に用 いられる化合物を調製できるようになる。 実施例1 3−(3−シクロペンチルオキン−4−メトキシ)フェニル−2−イソキサゾリ ン−5−ヒドロキサム酸 97mg(4.2ミリモル)のナトリウムと10mlのメタノールから調製し たナトリウムメトキシドの溶液に、3mlのメタノールの溶液中の146mg( 2.1ミリモル)の塩酸ヒドロキシルアミンを加えてから、500mg(1. 5ミリモル)の3−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシ)フェニル−2 −イソキサゾリン−5−カルボン酸エチルエステルを加えた。室温で約16時間 攪拌した後、溶媒を留去して残渣を50mlの水に溶かしエーテル(2×50m l)で洗浄した。水層をHCl水溶液でpH1まで酸性にし、析出物(231m g)を濾取し、CH2Cl2/EtOAcから2回再結晶して52mgの表題の化 合物を得た。mp167〜168℃。1H NMR(DMSO−d6):δ1.54-1. 92(8H,m).3.48-3.67(2H,m),3.78(3H,s),4.79-4.85(1H,m),4.95(1H,t,J=8), 6.99(1H,d,J=9),7.17(1H,d,J=9),7.23(1H,s),9.03(1H,s);元素分析:C16H20 N2O5についての計算値:C,59.99;H,6.29;N,8.74:実測値:C,59.82;H,6. 05;N,8.65。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月24日 【補正内容】 34条補正 請求の範囲 1.そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポキシゲナーゼの生成 を阻害する方法であって、前記哺乳動物に有効量の下式(I)の化合物、前記化 合物のラセミ体、ラセミージアステレオマー混合物及び光学異性体、及び薬学的 に許容できるそれらの塩からなる群から選ばれる化合物を投与することを含む方 法。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は 4−O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 2.R1が4−OMe、4−O−CH2−フェニル又は4−O−CH2−2−キ ノリンであり;R2が水素、3−O−シクロペンチル又は3−O(CH2)5フェニ ルであり;R3が水素、メチル又はエチルであり:R4が水素又はメチルであり; そしてR5が水素である、そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポ キシゲナーゼの生成を阻害する、請求項1記載の方法。 3.そうすることを必要とする哺乳動物において炎症性疾患若しくは状態、ア レルギー又は心臓血管性疾患を治療又は緩和する方法であって、前記哺乳動物に 有効量の下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマ ー混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選 ばれる化合物を投与することを含む方法。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 4.炎症性疾患又は状態が、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾 癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマ チ又は変形性関節炎である、請求項3記載の方法。 5.5−リポキシゲナーゼ阻害量の薬学的に許容できる希釈剤又はキャリヤ、 並びに下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー 混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選ば れる化合物を含む医薬組成物。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、 又は−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アル キル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 6.哺乳動物において5−リポキシゲナーゼを阻害するのに用いる医薬品を製 造するための、下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステ レオマー混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩の使用。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキジ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4) アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり ; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 7.R1が4−OMe、4−O−CH2−フェニル又は4−O−CH2−2−キ ノリンであり;R2が水素、3−O−シクロペンチル又は3−O(CH2)5フェニ ルであり;R3が水素、メチル又はエチルであり:R4が水素又はメチルであり; そしてR5が水素である、請求項6記載の式(I)の化合物の使用。 8.そうすることを必要とする哺乳動物において炎症性疾患若しくは状態、ア レルギー又は心臓血管性疾患を治療又は緩和するための医薬品を製造するための 、下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー混合 物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩の使用。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリン が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 9.炎症性疾患又は状態が、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾 癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマ チ又は変形性関節炎である、請求項8記載の使用。 【手続補正書】 【提出日】1996年9月9日 【補正内容】 請求の範囲を以下のように補正する。 『1.下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー 混合物及び光学異性体、または薬学的に許容できるその塩からなる、哺乳動物の 5−リポキシゲナーゼ阻害剤: 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素てありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであ るときは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 2.R1が4−OMe、4−O−CH2−フェニル又は4−O−CH2−2−キ ノリンであり;R2が水素、3−O−シクロペンチル又は3−O(CH2)5フェニ ルであり;R3が水素、メチル又はエチルであり;R4が水素又はメチルであり; そしてR5が水素である、請求項1記載の阻害剤。 3.下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー 混合物及び光学異性体、または薬学的に許容できるその塩からなる、哺乳動物に おける炎症性疾患若しくは状態、アレルギー又は心臓血管性疾患の治療又は緩和 剤: 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シ クロペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 4.炎症性疾患又は状態が、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾 癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマ チ又は変形性関節炎である、請求項3記載の治療又は緩和剤。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/42 ABN A61K 31/42 ABN ACD ACD ADE 9454−4C ADE // C07M 7:00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポキシゲナーゼの生成 を阻害する方法であって、前記哺乳動物に有効量の下式(I)の化合物、前記化 合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー混合物及び光学異性体、及び薬学的 に許容できるそれらの塩からなる群から選ばれる化合物を投与することを含む方 法。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ベンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は 4−O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 2.R1が4−OMe、4−O−CH2−フェニル又は4−O−CH2−2−キ ノリンであり;R2が水素、3−O−シクロペンチル又は3−O(CH2)5フェニ ルであり;R3が水素、メチル又はエチルであり;R4が水素又はメチルであり; そしてR5が水素である、そうすることを必要とする哺乳動物において5−リポ キシゲナーゼの生成を阻害する、請求項1記載の方法。 3.そうすることを必要とする哺乳動物において炎症性疾患又は状態、アレル ギー又は心臓血管性疾患を治療又は緩和する方法であって、前記哺乳動物に有効 量の下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー混 合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選ばれ る化合物を投与することを含む方法。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル 部分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はC F3で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合に より(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換さ れたものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、又は −O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(C1〜C4)アルキル 、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルてあり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。 4.炎症性疾患又は状態が、喘息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、乾 癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、ショック、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマ チ又は変形性関節炎である、請求項3記載の方法。 5.5−リポキシゲナーゼ阻害量の薬学的に許容できる希釈剤又はキャリヤ、 並びに下式(I)の化合物、前記化合物のラセミ体、ラセミ−ジアステレオマー 混合物及び光学異性体、及び薬学的に許容できるそれらの塩からなる群から選ば れる化合物を含む医薬組成物。 式中、 R1は−O(C1〜C4)アルキル、−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部 分が場合により(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3 で置換されたもの、又は−O(CH2)nキノリンであって該キノリンが場合によ り(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換され たものであり;nは0又は1〜6の整数であり; R2は水素、−O(C1〜C4)アルキル、−O(C3〜C7)シクロアルキル、 又は−O(CH2)nフェニルであって該フェニル部分が場合により(Cl〜C4)アル キル、(C1〜C4)アルコキシ、ハロゲン又はCF3で置換されたものであり; R3は水素又は(C1〜C4)アルキルであり; R4は水素又は(C1〜C4)アルキルであり;そして R5は水素又は(C1〜C4)アルキルである。 但し、R1、R3、R4及びR5が各々水素であるときは、R2は3−O−シクロ ペンチルではないものとし; R3、R4及びR5が各々水素でありR2が3−OMeであるときは、R1は4− O−シクロペンチルではないものとし;そして R4及びR5が各々水素であり、R3がエチルであり、R1が4−OMeであると きは、R2は3−O−(CH2)5フェニルではないものとする。
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