JPH09505064A - 非刺激性化粧品用組成物 - Google Patents
非刺激性化粧品用組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
C7〜C60ネオアルカノールエステルと、グリセリド1モル当たり1〜100モルのアルキレンオキシドでアルコキシル化されたC12〜C40脂肪酸エステルとからなる非ひりつき性エステル基剤処方物内にC2〜C28α−ヒドロキシカルボン酸を活性成分として含む化粧品用組成物が提供される。
Description
【発明の詳細な説明】
非刺激性化粧品用組成物
本発明は、α−ヒドロキシカルボン酸を含む化粧品用組成物に関する。特に本
発明は、非刺激性担体中に存在するC2〜C28α−ヒドロキシカルボン酸を含む
化粧品用組成物に関する。
柔らかく、しなやかで柔軟な皮膚は、顕著な化粧的魅力があり、また正常に機
能する表皮の属性である。ヒトの皮膚は年月を経るにつれ老化するので、表皮は
ひだができ、うねができまたはすじができてシワが形成され得る。これらは、若
々しい外見の喪失のシグナルとなり、また老齢への移行の前触れとなる。過度の
量の日光への暴露は、この移行過程を促進する。また、角質層として知られてい
る表皮の外層も、寒い天候への暴露あるいは洗剤または溶媒との過度の接触後乾
性になりそして剥がれやすくなる。それにより、皮膚水分の喪失が起こりそして
皮膚は柔らかく、しなやかで柔軟な特性を喪失し始める。
過去において、脂肪、リン脂質およびステロールのようなエモリエント剤が、
シワになった皮膚または乾性皮膚を柔らかくするために用いられてきた。これら
のエモリエント剤は、不良な状態の皮膚用の治療剤として部分的にしか効果がな
い。
ヒトの皮膚の質を向上するためのα−ヒドロキシカルボン酸の使用が、しばら
く前から知られている。α−ヒドロキシカルボン酸が、普通のエモリエント剤よ
り治療上はるかに有効であることは疑いがない。
米国特許第4,424,234号(アルダーソン等)は、7未満通常2〜4の
pH値を有する組成物中にα−ヒドロキシカプロン酸、α−ヒドロキシカプリル
酸またはそれらの混合物を混入する皮膚処置用組成物を開示する。ユーおよびフ
ァン・スコットは、この分野において広く特許を取得している。例えば、米国特
許第4,105,782号は、痙瘡またはふけ症の処置においてα−ヒドロキシ
カルボン酸のアミン塩またはアンモニウム塩を開示する。米国特許第4,105
,783号および米国特許第4,197,316号においては、これらの化合物
が乾性皮膚の処置用に示唆されている。米国特許第4,234,599号は、角
化症の処置におけるα−ヒドロキシカルボン酸、それらのエステルまたはアミン
塩の使用を開示する。ごく最近において、米国特許第5,091,171号は、
老齢斑(age spots)、シワおよび老化に関連した皮膚の変化に対して
有効であるとしてこれらの化合物に注目している。
α−ヒドロキシカルボン酸は大いなる治療上の前途有望性を有するけれども、
これらの物質は、反復的局部施用によりヒトの皮膚を刺激することが分かってい
る。該刺激は、ひりつき、かゆみおよび焼けつきの感覚から発赤および皮むけの
臨床的徴候にわたり得る。かかる刺激の原因は、ヒトの皮膚の角質層におけるp
Hの低下と関連付けられている。低pHは角質細胞間の結合において乱れを引き
起こして、敏感な皮膚を有する者の中には特に、好ましくない皮膚反応が生じる
、と示唆されている。
本発明は、化粧品用組成物であって、
(i)C2〜C28α−ヒドロキシカルボン酸および
(ii)(a)C7〜C60ネオアルカノールエステルおよび
(b)グリセリド1モル当たり1〜100モルのC2〜C3アルキレンオキ
シドでアルコキシル化されたC12〜C40脂肪酸グリセリドエステル
からなるエステル担体基剤
を含んでなる上記組成物を提供する。
かかる組成物は、α−ヒドロキシカルボン酸を原因とするひりつき、かゆみお
よび焼けつきの感覚並びに発赤および皮むけ
の臨床的徴候を含めて刺激をかなり減じる。
本発明による組成物のエステル基剤は、好都合には組成物の30重量%ないし
95重量%、好ましくは45重量%ないし80重量%、最適には50〜70重量
%の量にて存在する。
C7〜C60ネオアルカノールエステルは、普通、組成物の1〜90重量%、好
ましくは20〜75重量%、最適には30〜50重量%の量にて存在する。この
範疇の例示的なものは、C1〜C22アルカン酸と、ネオペンチルアルコール、ネ
オペンチルグリコール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、トリメチロールプロパン
、ペンタエリスリトール、ジ−トリメチロールプロパン、ジ−ペンタエリスリト
ールまたはペンタエリスリトール−トリメチロールプロパン二量体のいずれかと
の間の反応から形成されるエステルである。それらの例は、イソステアリルネオ
ペンタノエート、パルミチルネオペンタノエート、テトラオクチルペンタエリス
リトールおよびジイソプロピルネオペンタノエートを含む。最も好ましいものは
、イソステアリルネオペンタノエートである。
C12〜C40脂肪酸グリセリドエステルアルコキシレートは、
グリセリド1モル当たり1〜100モルのアルキレンオキシド、好ましくはグリ
セリド1モル当たり4〜20モルのアルキレンオキシドを含むであろう。好まし
いアルキレンオキシドは、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドである。
このエステルの量は、適当には組成物の1〜90重量%、好ましくは5〜50重
量%、最適には10〜20重量%の範囲にあり得る。この範疇の例示的なものは
PEG−6カプリル/カプリン酸グリセリドおよびPEG−8カプリル/カプリ
ン酸グリセリドであり、それらの各々は、カプリル酸およびカプリン酸のモノ、
ジおよびトリグリセリドの混合物とそれぞれ6モルおよび8モルのエチレンオキ
シドとのポリエチレングリコール誘導体である。高度にアルコキシル化されたエ
ステルは、ラブラソール(Labrasol)商標下で販売されているガッテフ
ォッセ社から入手できる。
有利には、本組成物のエステル基剤は、更に、ポリグリセロールC8〜C22脂
肪酸エステルを含み得る。このエステルの量は、適当には組成物の1〜50重量
%、好ましくは5〜25重量%、最適には10〜20重量%の範囲にあり得る。
この範疇の例示的なものは、ポリグリセロール−3蜜ロウ(beeswax)、
ポリグリセロール−4ココエート、ポリグリセロール−10デカリノレエート、
ポリグリセロール−10デカオレエート、ポリグリセロール−7デカステアレー
ト、ポリグリセロール−2ジイソステアレート、ポリグリセロール−3ジイソス
テアレート、ポリグリセロール−7ジイソステアレート、ポリグリセロール−2
ジオレエート、ポリグリセロール−3ジオレエート、ポリグリセロール−6ジオ
レエート、ポリグリセロール−10ジオレエート、ポリグリセロール−3ジステ
アレート、ポリグリセロール−6ジステアレート、ポリグリセロール−10ジス
テアレート、ポリグリセロール−10ヘプタオレエート、ポリグリセロール−1
0ヘプタステアレート、ポリグリセロール−6ヘキサオレエート、ポリグリセロ
ール−2イソステアレート、ポリグリセロール−4イソステアレート、ポリグリ
セロール−6イソステアレート、ポリグリセロール−10ラウレート、ポリグリ
セロール−10ミリステート、ポリグリセロール−2オレエート、ポリグリセロ
ール−3オレエート、ポリグリセロール−4オレエート、ポリグリセロール−6
オレエート、ポリグリセロール−8オレエート、ポリグリセロール10オレエー
トおよびそれらの組合わせである。最も好ましいものはオレイン
酸と平均6個のグリセリンユニットを含有するグリセリンポリマーとのジエステ
ルであるポリグリセロール−6ジオレエートであり、商標プルロール・オレイク
ウィ(Plurol Oleique)WL1173下でガッテフォッセ社から
入手できる。
本エステル基剤の更なる成分は、C8〜C22アルカン酸の単純なC3〜C22アル
カノールエステルであり得る。この物質の量は、適当には本化粧品用組成物の1
〜50重量%、好ましくは5〜30重量%、最適には10〜20重量%の範囲に
あり得る。この範疇の例示的なものは、セチルオクタノエート、ラウリルペンタ
ノエート、パルミチルパルミトエート、イソステアリルデカノエート、オレイル
ヘプタノエートおよびそれらの組合わせである。最も好ましいものは、商標トリ
ヴェント(Trivent)OC−16下で入手できるセチルオクタノエートで
ある。
C2〜C28α−ヒドロキシカルボン酸は、好都合には本発明による組成物中に
組成物の0.0001重量%ないし20重量%、好ましくは0.01重量%ない
し15重量%、最適には0.5重量%ないし10重量%の量にて存在する。広範
な種類
のα−ヒドロキシカルボン酸が、本発明の目的のために用いられ得る。適当な例
は、次のものを含む。即ち、
α−ヒドロキシエタン酸
α−ヒドロキシプロパン酸
α−ヒドロキシヘキサン酸
α−ヒドロキシオクタン酸
α−ヒドロキシデカン酸
α−ヒドロキシドデカン酸
α−ヒドロキシテトラデカン酸
α−ヒドロキシヘキサデカン酸
α−ヒドロキシオクタデカン酸
α−ヒドロキシエイコサン酸
α−ヒドロキシドコサン酸
α−ヒドロキシヘキサコサン酸および
α−ヒドロキシオクタコサン酸。
上記のリストからの特に好ましいものは、α−ヒドロキシエタン酸(普通、グ
リコール酸として知られている。)、α−ヒドロキシオクタン酸(普通、α−ヒ
ドロキシカプリル酸またはHCAとして知られている。)および特にα−ヒドロ
キシプロ
パン酸(普通、乳酸として知られている。)である。
α−ヒドロキシカルボン酸のL−立体異性体形態が好ましい。最も好ましいも
のは、L−乳酸である。
本発明の目的のために、用語α−ヒドロキシカルボン酸は、酸の形態のみなら
ずそれらの塩も含むよう意図されている。典型的な塩は、それらのアルカリ金属
、アンモニウムおよびC2〜C30アンモニウム塩である。特に好ましいものは、
ナトリウム、カリウム、トリエタノールアンモニウムおよびアンモニウム塩であ
る。前記のもののすべての組合わせが、本組成物中に存在し得る。
α−ヒドロキシカルボン酸以外の皮膚用活性剤もまた、本発明の組成物中に含
まれ得る。これらの活性剤としては、日光遮蔽剤、日焼け剤、抗痙瘡剤および補
助的抗シワ抑制剤を含み得る。後者の範疇の中には、N−アシル化スフィンゴシ
ン塩基であるセラミドがある。特に好ましいものは、セラミド1、セラミド2お
よびセラミド3である。これらの物質のアイデンティティ(同一性)は、「“脂
質研究の進歩(Advances in Lipid Research)”,
第24巻,第27〜56頁,シュラーおよびエリアス(1991)」に充分に
概説されている。セラミドの量は、好都合には組成物の0.00001〜1重量
%の範囲にあり得る。
ビタミンもまた、本発明による組成物中に含まれ得る。特に好ましいものは、
ビタミンAパルミテート(レチニルパルミテート)およびビタミンEリノレエー
ト(トコフェリルリノレエート)である。ビタミンAおよびEの他のエステルも
また、利用され得る。
本発明の組成物は、好ましくは無水である(2%未満、しかし好ましくは0.
5%未満の水)が、水性でもよい。水が存在する場合、本製品の形態は、エマル
ジョンとしてローションまたはクリームの形態であり得る。
医薬上許容され得る担体の他のタイプの中には、シリコーン油があり得る。シ
リコーン油は、揮発性の種類と非揮発性の種類とに分けられ得る。本明細書にお
いて用いられる用語“揮発性”は、周囲温度において測定可能な蒸気圧を有する
物質を指す。揮発性シリコーン油は、好ましくは、3〜9個好ましくは4〜5個
の珪素原子を含有する環状または線状のポリジメチルシロキサンから選ばれる。
線状の揮発性シリコーン物質は一般に25℃において5セン
チストーク未満の粘度を有し、一方環状物質は典型的には10センチストーク未
満の粘度を有する。
ここにおいて有用な好ましい揮発性シリコーン油の例は、ダウ・コーニング(
Dow Corning)344、ダウ・コーニング(Dow Corning
)345およびダウ・コーニング(Dow Corning)200(ダウ・コ
ーニング社製)、シリコーン(Silicone)7207およびシリコーン(
Silicone)7158(ユニオン・カーバイド社製)、SF1202(ジ
ェネラル・エレクトリック社製)並びにSWS−03314(エス・ダブリュー
・エス・シリコーンズ社製)を含む。
本発明の組成物において有用な非揮発性シリコーン油は、ポリアルキルシロキ
サン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンコポリマ
ーにより例示される。ここにおいて有用な本質的に非揮発性のポリアルキルシロ
キサンは、例えば、25℃において5〜100,000センチストークの粘度を
有するポリジメチルシロキサンを含む。本組成物において有用な好ましい非揮発
性シリコーンの中には、25℃において10〜400センチストークスの粘度を
有するポリジメチル
シロキサンがある。かかるポリアルキルシロキサンは、ヴィスカシル(Visc
asil)シリーズ(ジェネラル・エレクトリック・カンパニー社により販売さ
れている。)およびダウ・コーニング(Dow Corning)200シリー
ズ(ダウ・コーニング社により販売されている。)を含む。ポリアルキルアリー
ルシロキサンは、25℃において15〜65センチストークの粘度を有するポリ
(メチルフェニル)シロキサンを含む。これらは、例えば、SF1075メチル
フェニル流体(ジェネラル・エレクトリック・カンパニー社により販売されてい
る。)および556化粧品グレード流体(ダウ・コーニング社により販売されて
いる。)として入手できる。有用なポリエーテルシロキサンコポリマーは、例え
ば、25℃において1200〜1500センチストークの粘度を有するポリオキ
シアルキレンエーテルコポリマーを含む。かかる流体は、SF−1066オルガ
ノシリコーン界面活性剤(ジェネラル・エレクトリック・カンパニー社により販
売されている。)として入手できる。セチルジメチコーンコポリオールおよびセ
チルジメチコーンが特に好ましいが、これは、これらの物質は乳化剤およびエモ
リエント剤としても機能するからである。
シリコーンは、組成物の0.1〜60重量%、好ましくは2〜25重量%、最
適には10重量%〜20重量%の範囲の量にて存在し得る。
10〜20個の炭素原子を有する脂肪アルコールおよび脂肪酸もまた、本発明
の組成物中に含有させ得る。特に好ましいものは、セチル、ミリスチル、パルミ
チル、イソステアリルおよびステアリルアルコールおよび酸のような化合物であ
る。
乳化剤もまた、本発明による化粧品用組成物中に混入され得る。これらの乳化
剤は、好都合には組成物の0.5重量%ないし30重量%、好ましくは1重量%
ないし15重量、最適には3重量%ないし8重量%の量にて存在し得る。乳化剤
は性質上非イオン性、陰イオン性、陽イオン性または両性であり得、またそれら
の組合わせが用いられ得る。
クロダ(Croda)社から商標プロセチル(Procetyl)AWS下で商業的に
入手できるセチルアルコールのポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンエー
テルである乳化剤PPG−5−セテス−20(PPG−5−ceteth−20
)並びにシェア・ケミカル・カンパニー社から商標シェアセモール(Scher
cemol)GMIS下で商業的に入手できる乳
化剤グリセロールモノイソステアレートが、本発明の目的にとって最も好ましい
。
本発明の化粧品用組成物は、好ましくは、審美的および機能的理由のために清
澄(透明)である。清澄性は、各液滴の粒子サイズが好ましくは直径において0
.001〜0.2ミクロンの範囲にある微細エマルジョンとして処方することに
より達成される。
本発明の化粧品用組成物内の機能性成分の別の範疇は、増粘剤である。増粘剤
は、通常、組成物の0.1重量%ないし20重量%、好ましくは0.5重量%な
いし10重量%の量にて存在しよう。例示的な増粘剤は、商標カーボポール(C
arbopol)下でビー・エフ・グッドリッチ・カンパニー社から入手できる
架橋されたポリアクリレート物質である。キサンタン、カラギーナン、ゼラチン
、カラヤ、ペクチンおよびイナゴマメゴムのようなゴム(gum)を用いること
ができる。或る状況下では、増粘機能は、シリコーンまたはエモリエント剤とし
ても働く物質により達成され得る。例えば、10センチストークを越えるシリコ
ーンゴム、並びにグリセロールステアレートのようなエステルは、二重機能性を
有する。
多くの化粧品用組成物特に水を含有するものは、潜在的に有害な微生物の増殖
から保護されねばならない。それ故、保存剤が必要である。適当な保存剤は、p
−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステル、ヒダントイン誘導体、プロピオネー
ト塩および種々の第4級アンモニウム化合物を含む。
特に好ましい保存剤は、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニ
ル尿素、ナトリウムデヒドロキシアセテートおよびベンジルアルコールである。
保存剤は、通常組成物の0.1重量%ないし2重量%の範囲の量にて用いられよ
う。
粉末を、本発明の化粧品用組成物中に混入させてもよい。これらの粉末として
は、白亜、タルク、フラー土、カオリン、デンプン、スメクタイトクレー、化学
的に変性された珪酸マグネシウムアルミニウム、有機的に変性されたモンモリロ
ナイトクレー、水和珪酸アルミニウム、フュームドシリカ、アルミニウムデンプ
ンオクテニルスクシネートおよびそれらの混合物を含む。
他の補助的少量成分もまた、本化粧品用組成物中に混入し得る。これらの成分
は、着色剤、不透明化剤および香料を含み得る。これらの物質の量は、組成物の
0.001〜20重量%の
範囲にあり得る。
本発明が充分に理解され得るようにするために、次の実施例を例示としてのみ
与える。特に断わらない限り、本明細書中および添付の請求の範囲中で言及され
ている部、百分率および割合はすべて重量によるものとする。実施例1
この実施例は、本発明の一連の化粧品用組成物を説明する。
実施例2
顔に施用された場合のひりつき(stinging)および/または焼けつき(burnin
g)の可能性を評価するために、化粧品用組成物の更なる組を処方した。表IIは
、臨床的試験に使用された処方物を概説する。
この研究のために、乳酸により“ひりつきを起こす人”として前もってスクリ
ーニングされた16人のパネリストが募集された。年令が25〜55才の範囲に
ある男性および女性の両方が登録された。この研究は、2日の期間にわたって行
われた。パネリストは、試験時刻の少なくとも1時間前に石けんおよび水で洗浄
することにより顔上のメイクアップを除去するよう指示された。試験時刻に、各
パネリストは、穏和なクレンザーであるセタフィル(Cetaphil)(登録
商標)でもって頬域を洗浄した。次いで、顔は、ペーパータオルが当てられて乾
燥された。5分間の休憩期間後、0.05ccの試験用生成物がツベルクリン注
射器(針なし)により秤量ボートに入れられた。該生成物が、指サックを用いて
20秒間試験部位中にすり込まれた。
各試験用生成物が、8人のパネリストの鼻唇の褶襞(fold)および頬にたっぷ
りと施用された。被験者は、該生成物の施用後10秒、2.5分、5.0分およ
び8.0分においてひりつきの応答について質問された。次のスケールが用いら
れた。即ち、
0=ひりつき無し
1=軽い不快
2=中ぐらいの不快
3=激しいひりつき/焼けつき
顔の各側面にそれぞれ1種類ずつの生成物を施用して、一人のパネリストに関
して2種の生成物が評価された。ランダム化スケジュールが用いられた。
ひりつきは、4点スケールにて10秒、2.5分、5.0分および8.0分に
おいて評価された。いくつかの物質は、施用直後わずかなひりつき〜激しいひり
つきを起こし、そしてこの感覚は5〜30秒内に消失し得る。一過性の段階は一
般に遅延ひりつきより重要とならず、そして遅延ひりつきは通常1、2分内で明
白になる。各人についての遅延ひきつきの評点は、2.5分、5.0分および8
.0分における3つの読取りの平均である。0.4と1.0の間に入る平均評点
を有する物質は、わずかなひりつきの可能性を有する。1.1〜2.0の範囲は
中ぐらいのひりつきを意味し、そして2.1〜3.0の範囲は激しいひりつきを
指す。
5.0%乳酸生成物1についての全体的な平均ひりつき応答は、0.17であ
った。これは、0.00であった対照生成物
2についての全体的な平均ひりつき応答と比較されねばならない。生成物1は0
.4未満のひりつき応答を示したので、生成物1は、日常的使用中のひりつきに
ついてのわずかな可能性より小さい可能性を有するものとして分類される。普通
、5%乳酸を有する組成物は、実質的にひりつき性である。ひりつき抑制反応は
、本エステル基剤担体の性質によるものである。
上記の実施例は、本発明の選択された実施態様を説明するためのものであり、
本発明の思想および範囲内にある種々の変形および変更を含む非限定的実施例で
あると考えられるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年1月30日
【補正内容】
8. エステル基剤の成分として、C8〜C22アルカン酸のC3〜C22アルカノー
ルエステルを1〜50重量%の量にて更に含む、請求項7に記載の組成物。
9. 無水形態である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
10. 皮膚の状態を改善する際に用いるための薬剤の製造における、請求項1
から9のいずれか一項に記載の組成物の使用。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE
,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,
LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N
L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 コーカラン,キヤスリーン
アメリカ合衆国、コネチカツト・06410、
ブリツジポート、パーク・アベニユー・
2625、エンバシイ・タワーズ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 化粧品用組成物であって、 (i)C2〜C28α−ヒドロキシカルボン酸および、 (ii)(a)C7〜C60ネオアルカノールエステルおよび (b)グリセリド1モル当たり1〜100モルのC2〜C3アルキレンオキ シドでアルコキシル化されたC12〜C40脂肪酸グリセリドエステル からなるエステル担体基剤 を含有する前記組成物。 2. α−ヒドロキシカルボン酸が組成物の0.0001重量%ないし20重量 %の量にて存在する、請求項1に記載の組成物。 3. α−ヒドロキシカルボン酸が、グリコール酸、乳酸、α−ヒドロキシカプ リル酸およびそれらの組合わせから成る群から選択される、請求項1または2に 記載の組成物。 4. エステル基剤が組成物の30重量%ないし95重量%の量にて存在する、 請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 5. 脂肪酸グリセリドエステルが組成物の1重量%ないし90重量%の量にて 存在する、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。 6. ネオアルカノールエステルが組成物の1重量%ないし90重量%の量にて 存在する、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。 7. 1〜50%のポリグリセロールC8〜C22脂肪酸エステルを更に含む、請 求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 8. エステル基剤の成分として、C8〜C22アルカン酸のC3〜C22アルカノー ルエステルを1〜50重量%の量にて更に含む、請求項7に記載の組成物。 9. 無水形態である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。 10. 皮膚の状態を改善する際の請求項1から9のいずれか一項に記載の組成 物の使用。
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