JPH09502394A - 工具ヘッド、特に面削りヘッド - Google Patents
工具ヘッド、特に面削りヘッドInfo
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- JPH09502394A JPH09502394A JP7501084A JP50108495A JPH09502394A JP H09502394 A JPH09502394 A JP H09502394A JP 7501084 A JP7501084 A JP 7501084A JP 50108495 A JP50108495 A JP 50108495A JP H09502394 A JPH09502394 A JP H09502394A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、機械主軸に固定可能な本体(10)と、この本体(10)上で主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能でありかつ工具を固定するための締め付け機構(26)を備えた工具保持固定具(24)を有する作業スライダ(14)と、作業スライダ(14)のための調節機構を備えた面削りヘッドに関する。この調節機構機は、中空に形成された機械主軸(44)の中央を通って本体(10)に係合する軸方向に摺動可能な調節棒(18)と、この調節棒の軸方向運動を作業スライダ(14)の横方向運動に変換する伝動手段(20)を備えている。調節要素(18)とスライダ(14)の間の所望の力作用、ひいては所望な滑り状態および高い調節精度を保証するために、本発明では、調節棒(18)がそのスライダ側の端部に、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向き、本体(10)内で軸方向に案内されている2本の偏心的な伝動棒(20)を支持し、この伝動棒がほぼ半径方向に本体内部の方へ向いた傾斜した歯(54)を備え、この歯が作業スライダ(14)の半径方向外側へ向いた補完的な傾斜した歯(56)に係合している。
Description
【発明の詳細な説明】
工具ヘッド、特に面削りヘッド
本発明は、工作機械の主軸に固定可能な本体と、この本体上で主軸軸線に対し
てほぼ横方向に摺動可能でありかつ切削工具または工具ホルダを固定するための
締め付け機構を備えた少なくとも1個の工具保持固定具を有する少なくとも1個
の作業スライダと、機械側から操作可能な調節機構とを具備し、この調節機構が
中空に形成された主軸の中央を通って本体に係合する軸方向に摺動可能な調節棒
と、この調節棒の軸方向運動を作業スライダの横方向運動に変換する伝動手段を
備えている工具ヘッド、特に面削りヘッドまたは中ぐりヘッドに関する。
面削りヘッドとして形成されたこの種の公知の工具ヘッドの場合には(ドイツ
連邦共和国特許第2608930号)、調節機構が主軸軸線に対して同軸に摺動
可能に配置された調節棒を備えている。この調節棒は直径方向に対向する両側に
設けられた半径方向外向きの傾斜した歯を備えている。一方、作業スライダと、
つり合いおもりとして作用するつり合いスライダにはそれぞれ、調節棒の傾斜し
た歯にかみ合う2個の歯付条片が設けられている。この歯付条片は調節棒に対し
て対称に配置され、かつ半径方向内側に向いている。その際、作業スライダの歯
付条片の歯はつり合いスライダの歯付条片の歯と反対方向に延びている。調節棒
を操作するために、そのために構成された、機械側から操作可能な横送り装置が
設けられている。この横送り装置は機械主軸の中央を通過している。この横送り
装置を軸線近くに配置したので、傾斜した歯は比較的に小さな面積である。これ
は、調節棒とスライダ間の滑り状態および調節精度に対して不利に作用する。
これから出発して、本発明の根底をなす課題は、調節棒とスライダの間で所望
の力作用を保証し、ひいては所望の滑り状態および高い調節精度を保証する、冒
頭に述べた種類の工具ヘッドを開発することである。
この課題を解決するために、請求項1記載の特徴の組み合わせが提案される。
本発明の有利な実施形および発展形態は従属請求項から明らかである。
本発明による解決策は、伝動手段を偏心的に配置すると、所望の力作用が達成
されると共に、大きな面積での接触および回転モーメントの支持が達成され、こ
れが滑り状態、調節精度および寿命に対して有利に作用するという思想から出発
している。これを達成するために本発明では、調節棒がそのスライダ側の端部に
、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向き、本体内で軸方向に案内されている
2本の偏心的な伝動棒を支持し、この伝動棒がほぼ半径方向に本体内部の方へ向
いた傾斜した歯を備え、この歯が少なくとも1個の作業スライダの半径方向外側
へ向いた補完的な傾斜した歯に係合していることが提案される。
その際、伝動棒は更に、作業スライダと反対方向に摺動可能な少なくとも1個
のつり合いスライダの半径方向外向きの傾斜した歯に係合している。作業スライ
ダとつり合いスライダの質量とストロークは、あらゆるスライダ位置で重量のつ
り合いを保証するよう互いに調和されている。
スライダの操作時に伝動棒に発生する回転モーメントを良好に受け止めできる
ようにするために、伝動装置は少なくともそのスライダ側の端部が板状に拡げら
れ、傾斜した歯の少なくとも一部が板状に広がった伝動棒部分の半径方向内向き
の幅広側面に設けられている。調節棒が中空軸と、この中空軸の本体側の端部か
ら半径方向に突出しかつ本体の軸方向ガイドに係合するつばを備え、伝動棒が中
空軸と反対のつばの側で、互いに直径方向に対向しかつ軸線平行に突出するよう
つばに固定、特にボルト止めされていると、構造的な観点および機能的な観点か
ら特に有利であることが判った。
伝動棒が偏心的に配置されていることにより、調節棒を中空に形成することが
できるので、工具ヘッド内の他の機能要素に作用連結するために、調節棒の中央
を通過する、機械側から操作可能な操作棒を設けることができる。例えば、加工
中でも自動工具交換によって面削りを開始できることは、固定された工作物の完
全な加工のために非常に有利である。従来はこれに反して、機械主軸の中央範囲
が工具のための横送り装置によって覆われていたので、付加的な操作機構をそこ
に収納することができなかった。
スライダ調節のために中空の調節棒を使用する場合、調節棒の中央を通って機
械側から操作可能でありかつ本体内で締め付け機構に取り外しできるように連結
可能である操作棒を設けることができる。この操作棒によって、機械側から開始
可能な自動工具交換を行うことができる。
本発明の有利な実施形によれば、操作棒が中空の調節棒を通過するそのスライ
ダ側の端部に、特に爪状の連結要素を支持し、この連結要素がスライダの中央位
置で、スライダ側に設けられかつ締め付け機構に連結された補完的な連結要素に
連結可能である。操作棒を軸方向に調節するために、そして工具交換を開始しな
がら回転方向に操作できるようにするために、操作棒は中空の調節棒を通過する
そのスライダ側の端部の範囲において、調節棒と一直線上に並んでいる、本体に
固定された案内兼軸承ブッシュ内で連結方向に軸方向に案内され、かつ特に回転
軸承されている。そのために、案内兼軸承ブッシュは特にニードル軸受として形
成された、操作棒のための転がり軸受を備えている。案内兼軸承ブッシュとスラ
イダ側の連結要素との間に、連結解除された静止位置で操作棒の連結要素を収容
するための軸方向自由空間を設けることができる。
本発明の他の有利な実施形では、締め付け機構が、スライダ内で主軸軸線に対
して平行な軸線回りに軸方向に摺動不能に軸承されかつスライダ側の連結要素を
支持する回転板を備え、この回転板の回転運動がねじ伝動装置を介して、工具保
持固定具内で工具または工具ホルダの中空軸に係合する締め付け装置の半径方向
締め付け運動に変換可能である。操作棒に作用する力を、弱い摩擦で締め付け装
置に伝達できるようにするために、回転板は好ましくは作業スライダ内で軸方向
の転がり軸受に軸承されている。この観点からの一層の改良および連結を容易に
するための一層の改良のために、回転板は操作棒の側に操作棒用の中央のセンタ
リングピンと、軸線平行に突出する偏心した少なくとも2個の連結爪を備えてい
る。
締め付け機構のきわめて確実な操作は、回転板が軸方向に突出するねじ付棒を
支持し、このねじ付棒が締め付け装置内に半径方向に設けられた締め付けスリー
ブのめねじに係合し、締め付けスリーブが工具保持固定具の中央を相対回転しな
いように通過し、かつ軸方向に摺動可能であり、締め付けスリーブの外周壁側の
締め付け円錐面が締め付け装置の内側のくさび面に対して作用する。その際、締
め付け装置として、軸線平行に向いかつ周方向に互いに離れている複数の舌片セ
グメントが設けられていると合目的である。軸方向において互いに反対方向に向
いた、舌片セグメントの外側のくさび面は、工具保持固定具内で工具ホルダを軸
方向および半径方向に固定しながら、工具中空軸と作業スライダの対応する内側
円錐面に対して支持されている。その際、工具保持固定具はそれに対応する外周
面を有する工具中空軸を収容するために円筒形、二重円筒形または円錐形の内面
を有する。
加工時に切り屑排出と冷却を改善するために、冷却潤滑剤が切刃に直接案内さ
れると、合目的であることが判った。これを可能にするために本発明の有利な実
施形では、主軸の孔を経て冷却潤滑剤を供給可能な少なくとも1つの冷却潤滑剤
通路が本体内に設けられ、冷却潤滑剤通路が半径方向に向いた液密の伸縮管を経
て、工具保持固定具に通じこの工具固定保持具を介して工具通路に接続するスラ
イダ通路に開口している。
工具保持固定具をきれいに保ち、そこに存在する切り屑や汚染粒子を交換時に
除去するために、特に主軸の孔を経て圧縮空気を供給可能な圧縮空気通路が本体
内に設けられ、この圧縮空気通路が作業スライダの中央位置で、工具保持固定具
の内部に通じるスライダ側の吹き付け空気通路に連通していると有利であること
が判った。それによって、締め付け時と放出時に、工具保持固定具をきれいに保
つ吹き付け空気を吹き付けることができる。
いろいろな切削のために、異なる工具を工具ヘッド上で互いに独立して摺動で
きるようにするために、本発明の有利な実施形では、第1の作業スライダのほか
に、主軸軸線に対してほぼ横方向に摺動可能である、少なくとも一つの工具保持
固定具を備えた第2の作業スライダが本体に設けられ、中空の調節棒を通って本
体内で軸方向に案内された操作棒が、操作棒の軸方向運動を第2の作業スライダ
の横方向運動に変換する第2の伝動手段を介して、第2の作業スライダに連結可
能である。勿論基本的にはあらゆる摺動方向が可能であり、第1と第2の作業ス
ライダが本体上で互いに平行に摺動可能であると合目的である。
第2の伝動手段が、端面側の端部の近くにおいて操作棒の直径方向に対向する
側で半径方向外側に向いた2個の傾斜した歯と、操作棒に対して対称に第2の作
業スライダに配置されかつ操作棒の傾斜した歯にかみ合う半径方向内側へ向いた
2個の歯付条片とによって形成されていると有利である。
本発明に従って本体内に偏心的に配置された伝動棒は、内側へ向いたその傾斜
した歯が、本体上で互いに平行に反対方向に摺動可能で中央通過ガイドによって
その摺動方向に対して横方向に互いに分離された2個の作業スライダの各々1個
に係合している。その際、調節棒は中央通過ガイドを通って軸方向から接近可能
である、例えばセンタースリーブまたは加工工具のための工具保持固定具を備え
ている。工具保持固定具は特に自動的に液密に閉鎖可能な本体の開口を半径方向
から通過してスパナによって接近可能な締め付け機構を備えている。伝動棒を偏
心的に固定するために半径方向のつばを備えた調節棒の場合、工具保持固定具の
締め付け機構への接近のために、つばを通過する半径方向通路を付加的に設ける
ことができる。この実施形の場合にも、調節棒は中空軸として形成可能である。
この中空軸の軸方向孔は、冷却媒体孔が通過する固定取付けられたシール棒また
は摺動可能な操作棒に装備可能である。
特に精密加工の場合に工具の加工精度を改善するために、伝動棒およびまたは
スライダが、少なくとも傾斜した歯と反対側のその案内面において、予備付勢さ
れた転がりガイドを介して、本体に支持され、それによって小さな摩擦および遊
びで案内されていると有利である。大きな工具負荷の際に滑りガイドの利点を利
用し、緩衝状態を改善するために、本発明の有利な実施形では、伝動棒およびま
たは作業スライダが、少なくとも傾斜した歯と反対側のその案内面において、組
み合わせられた転がり−滑りガイドを介して本体に支持され、所定の横方向負荷
を超えるときにのみおよび転がりガイドの弾性的な変形のときにのみ、互いに向
き合った滑りガイド面が互いに接触することが提案される。
本発明の他の有利な実施形では、作業スライダが平面を予備付勢する工具保持
固定具を備え、工具保持固定具の軸線が主軸軸線から離れてこの主軸軸線に対し
て横方向に向き、工具保持固定具の平面が 主軸軸線を含む中心平面に対して平
行にかつこの中心平面から離して設けられている。この場合、平面が作業スライ
ダの摺動方向に対して平行に向いていると合目的でる。この構造により、面削り
および溝削りの際に切刃に発生する主切削力が平面に対して横方向に向くように
、工具保持固定具に切削工具を装備することができる。それによって、最適な力
の伝達、従って最適な加工結果が得られる。
加工精度を高めるために、作業スライダと本体が摺動変位を直接測定するため
のスケールとセンサを備えていると有利である。
次に、図に略示した実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1は機械側から操作可能なスライダと機械側から操作可能な工具保持固定具
を備えた面削りヘッドの縦断面図、
図2は図1に対して90°回転させた、面削りヘッドの他の縦断面図、
図3は面削りヘッドの平面図、
図4は図3の切断線4−4に沿った断面図、
図5は図1の切断線5−5に沿った断面図、
図6は互いに独立して機械側から操作可能な2個の作業スライダを備えた変形
面削りヘッドの縦断面図、
図7aはダブルスライダと中央通過ガイドを備えた面削りヘッドの他の変形実
施形態の平面図、
図7b〜7dは図7aの切断線B−B,C−CおよびD−Dに沿った面削りヘ
ッドのいろいろな断面図、
図8はダブルスライダと、中央通過ガイドと工具保持固定具を有する中央の操
作棒を備えた面削りヘッドの図7dと同様な図である。
図に示した面削りヘッドは実質的に、本体10と、本体内で本体中心軸線12
に対して横方向にかつ反対方向に一緒に摺動可能な作業スライダ14およびつり
合いスライダ16と、1本の調節棒18と2本の伝動棒20を備えた、スライダ
14,16を摺動させるための調節機構と、少なくとも1個の工具保持固定具2
4とからなっている。この工具保持固定具は作業スライダ14に設けられ、端面
側が長穴として形成された本体10の切欠き22を通過している。工具保持固定
具は工具ホルダ28のための一体化されたクランプ機構26を備えている。
組み立て上の理由から、本体10は実質的に三つの部分、すなわちケーシング
部分30、中間支承部分32および切欠き22を有する蓋部分34からなってい
る。これらの部分は組み立て状態でボルト36,38とピン40によって互いに
強固に連結されている。本体10はそのケーシング部分30に、フランジ付ボル
ト45によって機械主軸44に固定するためのフランジ42を備えている。機械
主軸44は機械側から操作可能な調節棒18を通過させるための中央の中空室を
備えている。調節棒18はそれ自体、主軸44内を工作機械の方へ貫通する、機
械側の引張り機構に接続するための中空軸46と、本体10の機械側の開放した
凹部48内を案内される、中空軸46から半径方向に突出したつば50を備えて
いる。互いに直径方向に対向する、偏心的に配置された伝動棒20は、中空軸4
6と反対のつば50の側にボルト52によって固定され、本体10の対応する凹
部内で軸方向に案内されている。図4から判るように、伝動棒20はほぼT字状
の輪郭を有し、半径方向内側に向いたその幅広側面に、互いに反対側へ向いたそ
れぞれ2個の傾斜した歯54,56を備えている。この傾斜した歯は作業スライ
ダ14とつり合いスライダ16の半径方向外向きの補完的な傾斜した歯58,6
0にかみ合っている。それにより、調節棒18を軸方向(両方向矢印18′)に
調節すると、作業スライダ14とつり合いスライダ16が本体10内で反対方向
に(矢印14′,16′)摺動する。
加工精度を改善するために、図1,2,7a,7dに示した実施の形態の場合
には、伝動棒20と作業スライダ14が傾斜した歯58,60と反対側のその案
内面のところで、転がりガイド59,61,61′,61″を介して本体10,
32,34に支持されている。転がりガイド59,61,61′,61″の外側
に付加的な滑りガイドを設けることができる。この滑りガイドは約2μmの小さ
な遊びを有し、軽い負荷時にその案内面はまだ接触しない。負荷時に転がりガイ
ド59,61,61′,61″が少しだけ変形すると、この滑りガイドが作用す
る。この解決策の場合、転がりガイドと滑りガイドの利点が同じように利用され
、緩衝状態を改善する。
本体10内には、ニードル軸受64を備えた、本体中心軸線12と同軸の案内
兼軸承ブッシュ62が、調節棒18から軸方向に離して埋め込まれている。この
案内兼軸承ブッシュは機械側から中空の調節棒18を通って本体に係合する操作
棒65を案内および支持するためのものである。
図1〜5に示した実施の形態の場合、操作棒65はクランプ機構26を操作す
るためのものである。そのために、作業スライダ14内に設けられたクランプ機
構26は、周方向に互いに間隔をおいて設けられ工具保持固定具24の底66を
通過する軸線平行に向いた舌片セグメント68と、この舌片セグメント68内に
半径方向に設けられた締め付けスリーブ70を備えている。舌片セグメント68
はその一端72に、くさび状または円錐形の面部分によって形成された締め付け
面74をそれぞれ一つずつ備えている。この締め付け面は作業スライダ14の円
錐形の締め付け側面76に支持されている。舌片セグメント68は工具保持固定
具24に係合するその他端78に、反対向きの円錐形の面部分によって形成され
た締め付け面80を備えている。この締め付け面は工具中空軸28の円錐形の締
め付け側面82に押しつけ可能である。工具を締め付け固定するために、中空軸
28を工具保持固定具24に挿入して舌片セグメント68が半径方向外側へ動か
し、工具保持固定具24内で中空軸28を軸方向および半径方向に締め付けなが
ら、舌片セグメントの円錐形の締め付け面74,80を、円錐形の締め付け側面
76,82に嵌め込む。この操作は締め付けスリーブ70によって行われる。こ
の締め付けスリーブの外周面は互いに離して設けられた2つの締め付け円錐部8
4,86を備えている。この締め付け円錐部は締め付けスリーブ70の軸方向摺
動時に舌片セグメント68の傾斜面88,90上に乗り上げる。
締め付けスリーブ70の摺動は、締め付けスリーブ70のめねじにかみ合うね
じ付棒92によって行われる。このねじ付棒は作業スライダ14内で締め付けス
リーブ70と同軸に転がり軸受95で軸線94回りに回転可能に軸承された回転
板96を介して操作可能である。締め付けは戻しばね98の力に抗して行われる
。この戻しばねは皿ばねセットとして形成してもよい。回転板96は機械側へ突
出するセンタリングピン100と、連結爪102を備えている。機械側の操作棒
65が軸方向の送りによって端面側でこの連結爪に連結可能である。
連結を行うことができるようにするために、作業スライダ14を先ず最初にそ
の中央位置へ摺動させなければならない。この中央位置では工具保持固定具の中
心軸線94が本体の中心軸線12と一直線上に並んでいる。他方では、操作棒6
5の端面側の連結部分67が作業スライダ14と案内兼軸承ブッシュ62の間の
自由空間内に後退させられているときにのみ(矢印65′)、作業スライダ14
の摺動が可能である。工具交換時の本来の締め付けは、連結された操作棒65を
一方または他方の回転方向(矢印65″)に回転させることによって行われる。
工具保持固定具24を綺麗に保つため、およびそこに存在する切屑や汚れ粒子
を除去するために、工具保持固定具24には機械側の圧縮空気接続部を経て吹き
付け空気を供給可能である。そのために必要な圧縮空気はフランジ接続部106
を経て本体10内の圧縮空気通路108に達する。この圧縮通路は作業スライダ
14の中央位置で作業スライダ14の吹き付け空気通路110と連通し、工具保
持固定具24に開口する。
機械側から工具切刃に冷却潤滑剤を供給するために、二つの冷却潤滑剤接続部
112がフランジに設けられている。この冷却潤滑剤接続部は冷却潤滑剤通路1
14と伸縮管116を介して作業スライダと工具内の冷却潤滑剤通路117に接
続されている。
フランジ42内の他の接続部118は、潤滑剤通路120を経て面削りヘッド
の可動部分にねばねばした潤滑剤を供給するために役立つ。この潤滑剤通路12
0には必要時に潤滑ニップル122を経て潤滑剤を供給することができる。
図6に示した実施の形態の場合には、作業スライダ14が本体の蓋部分34の
切欠き22を通過する偏心的に配置された2個の工具保持固定具24を備えてい
る。この工具保持固定具は、外部から操作可能な図示していない締め付け機構を
含んでいる。更に、本体の蓋部分には、1個の工具保持固定具128を備えた第
2の作業スライダ130が、両方向矢印130′の方向に本体12に対して横方
向に摺動可能に軸承されている。作業スライダ130の摺動は操作棒65を介し
て行われる。この操作棒はその端面側の端部が蓋部分34の軸方向ガイド132
を通過しており、そして互いに直径方向に対向する傾斜した歯134を持ってい
る。この傾斜した歯は第2の作業スライダ130の図示していない補完的な傾斜
した歯にかみ合っている。
図7a〜7dには、2個の作業スライダ14を備えた面削りヘッドの変形実施
形態が示してある。この作業スライダは調節棒18を介して一緒にかつ反対方向
に互いに平行に本体10上を摺動可能である。両作業スライダ14は軸方向の中
央貫通ガイド140によって側方を互いに分離されて配置されている。作業スラ
イダは一方のスライダ部分142が蓋部分34の切欠き22に係合し、外側にそ
れぞれ1個の工具保持固定具24を備えた保持固定具支持体14′を備えている
。
保持固定具支持体14′は蓋部分34の各々1つの案内溝144内で摺動方向に
案内され、半径方向外側で本体固定の案内条片146に付加的に支持されている
。
特に図7aから判るように、工具保持固定具24の中心軸線147は主軸軸線
12から離してかつ主軸軸線に対して横方向に向いている。一方、工具保持固定
具の平面149は主軸軸線12を含む中央平面151に対して平行にかつこの中
央平面から離して設けられている。それによって、面削りおよび溝削りの際に切
削工具153の切刃155に発生する主切断力(矢印157)が平面149によ
って直接受け止められるように、工具保持固定具24は切削工具153を装備す
ることができる。それによって、最適な摩擦連結が得られる。
ボルト52によって調節棒18のつば50に取付けられた伝動棒20は半径方
向内側に向いたその傾斜した歯54が作業スライダ14の傾斜した歯にかみ合っ
ている。調節棒18の中空軸46内には、端面から中央通過ガイド140を通っ
て操作可能である、ABS継手として形成された締め付け機構150を備えた工
具保持固定具148が設けられている(ABSはKomet Praezisionswerkzeuge R
obert Breuning GmbH社の商標である)。締め付け機構150の締め付けボルト
152と保持ボルト154は調節棒18のつば50内のそれぞれ一つの半径方向
通路156,158を通ってスパナ160によって操作可能である。保持ボルト
154が調節棒18の分解状態で持続的に回して締めなければならないのに対し
、締め付けボルト152は調節棒18の組立状態でも、ばね162によって自動
的に調節可能な閉鎖機構164を用いて水密に閉鎖可能である、本体10の壁内
の開口166を通って、外側からスパナ160によって操作可能である。工具保
持固定具150に挿入可能である、例えばセンタスリーブ168として形成され
た工具は、振り子ボルト170を備えたその円筒軸172が、調節棒18の端面
側の端部に成形された工具保持固定具148の円筒スリーブ174に係合し、環
状面を有する締め付け機構150によって円筒スリーブ174の端面側の平面1
76に対して締め付けられ、この円筒スリーブによって固定される。冷却媒体供
給は機械側からシール棒180内の中央の冷却媒体通路178を経て行われる。
このシール棒は調節棒18の中空軸46の軸方向孔182を液密にかつ摺動不可
能に通過している。
図8に示した実施の形態は、工具保持固定具148の締め付け機構150が調
節棒18内の端面側に設けられないで、調節棒18内に摺動可能に配置された操
作棒65内の端面側に設けられている点が、図7dの実施の形態と異なっている
。図8にはその2つの例が示してある。操作棒65の上側の半部には、主軸軸線
12に対して同心的な転がり軸受184内で自由に回転可能に軸受され、センタ
スリーブ尖端部168を備えている工具保持固定具148が示してある。下側半
部には、操作棒65に固定連結され、ドリル186を固定した工具保持固定具1
48が示してある。
要約すると次の通りである。本発明は面削りヘッドに関する。この面削りヘッ
ドは機械主軸に固定可能な本体10と、本体10上で主軸軸線12に対してほぼ
横方向に摺動可能でありかつ工具を固定するための締め付け機構26を備えた工
具保持固定具24を有する作業スライダ14と、作業スライダ14のための調節
機構を具備している。この調節機構は中空に形成された機械主軸44を通って本
体10に係合する軸方向に摺動可能な中央の調節棒18と、調節棒の軸方向運動
を作業スライダ14の横方向運動に変換する伝動手段20を備えている。調節棒
18とスライダ14との間の所望な力の作用と、所望な滑り状態と、高い調節制
度を保証するために、本発明では、調節棒18がそのスライダ側の端部に、2本
の偏心的な伝動棒20を支持している。この伝動棒は互いに直径方向に対向し、
軸線平行に向き、本体10内で軸方向に案内されている。伝動棒はほぼ半径方向
に本体内部の方へ向いた傾斜した歯54を備えている。この歯は作業スライダ1
4の半径方向外側へ向いた補完的な傾斜した歯56に係合している。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年9月28日
【補正内容】
請求の範囲
1.工作機械の機械主軸(44)に固定可能な本体(10)と、この本体(10
)上で主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能でありかつ切削工具また
は工具ホルダ(28)を固定するための締め付け機構(26)を備えた少なくと
も1個の工具保持固定具(24)を有する少なくとも1個の作業スライダ(14
)と、機械側から操作可能な調節機構とを具備し、この調節機構が中空に形成さ
れた機械主軸(44)の中央を通って本体(10)に係合する軸方向に摺動可能
な調節棒(18)と、この調節棒(18)の軸方向運動を作業スライダ(14)
の横方向運動に変換する伝動手段(20,54〜60)を備え、この場合、調節
棒(18)がそのスライダ側の端部に、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向
き、本体(10)内で軸方向に案内されている2本の偏心的な伝動棒(20)を
支持し、この伝動棒がほぼ半径方向に本体内部の方へ向いた傾斜した歯(54)
を備え、この歯が少なくとも1個の作業スライダ(14)の半径方向外側へ向い
た補完的な傾斜した歯(56)に係合し、この場合調節棒(18)が中空に形成 されていることを特徴とする工具ヘッド、特に面削りヘッドまたは中ぐりヘッド 。
2.伝動棒(20)が更に、作業スライダ(14)と反対方向に摺動可能な少な
くとも1個のつり合いスライダ(16)の半径方向外向きの傾斜した歯(60)
に係合していることを特徴とする請求項1記載の工具ヘッド。
3.伝動棒(20)が板状に形成されているかまたは板状に広がったスライダ側
の端部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の工具ヘッド。
4.傾斜した歯(54,56)の少なくとも一部が板状に広がった伝動棒部分の
半径方向内向きの幅広側面に設けられていることを特徴とする請求項3記載の工
具ヘッド。
5.調節棒(18)が中空軸(46)と、この中空軸(46)の本体側の端部か
ら半径方向に突出しかつ本体(10)の軸方向凹部(48)に係合するつば(5
0)を備え、伝動棒が中空軸(46)と反対のつば(50)の側で、互いに直径
方向に対向しかつ軸線平行に突出するようつば(50)に固定、特にボ
ルト止めされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の工具
ヘッド。
6.中空の調節棒(18)の中央を通過する、機械側から操作可能な操作棒(6
5)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の工
具ヘッド。
7.操作棒(65)が本体(10)内で締め付け機構(26)に取り外しできる
ように連結可能であることを特徴とする請求項6記載の工具ヘッド。
8.操作棒(65)が中空の調節棒(18)を通過するそのスライダ側の端部に
、特に爪状の少なくとも1個の連結要素(67)を支持し、この連結要素が特に
作業スライダ(14)の中央位置で、スライダ側に設けられかつ締め付け機構(
26)に連結された補完的な連結要素(102)に連結可能であることを特徴と
する請求項7記載の工具ヘッド。
9.操作棒(65)が中空の調節棒(18)を通過するそのスライダ側の端部の
範囲において、調節棒(18)と一直線上に並んでいる、本体に固定された案内
兼軸承ブッシュ(62)内で連結方向(65′)に軸方向に案内され、かつ特に
回転軸承されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の工具
ヘッド。
10.案内兼軸承ブッシュ(62)が特にニードル軸受(64)として形成された
、操作棒(65)のための転がり軸受を備えていることを特徴とする請求項9記
載の工具ヘッド。
圧案内兼軸承ブッシュ(62)とスライダ側の連結要素(102)との間に、連
結解除された静止位置で操作棒(65)の連結要素(67)を収容するための軸
方向自由空間(104)が設けられていることを特徴とする請求項9または10
記載の工具ヘッド。
12.締め付け機構(26)が、作業スライダ(14)内で主軸軸線(12)に対
して平行な軸線(94)回りに軸方向に摺動不能に軸承されかつスライダ側の連
結要素(102)を支持する回転板(96)を備え、この回転板の回転運動が伝
動手段(92,70)を介して、工具保持固定具(24)内で工具または工具ホ
ルダの中空軸(28)に係合する締め付け装置(68)の半径方向締め
付け運動に変換可能であることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記
載の工具ヘッド。
13.回転板(96)が作業スライダ(14)内て軸方向の転がり軸受(95)に
軸承されていることを特徴とする請求項12記載の工具ヘッド。
14.回転板(96)が操作棒の側に、中央のセンタリングピン(100)と、軸
線平行に突出し連結要素を形成する偏心した少なくとも2個の連結爪(102)
を備えていることを特徴とする請求項12または13記載の工具ヘッド。
15.回転板(96)が軸方向に突出するねじ付棒(92)を支持し、このねじ付
棒が締め付け装置(68)内に半径方向に設けられた締め付けスリーブ(70)
のめねじに係合し、締め付けスリーブが工具保持固定具(24)の中央を相対回
転しないように通過し、かつ軸方向に摺動可能であり、締め付けスリーブの外周
壁側の締め付け円錐体が締め付け装置(68)の内側の傾斜面(88,90)に
対して作用することを特徴とする請求項12〜14のいずれか一つに記載の工具
ヘッド。
16.軸線平行に向いた複数の舌片セグメントが締め付け装置(68)を形成し、
かつ周方向に互いに離れており、軸方向において互いに反対方向に向いた、舌片
セグメントの外側のくさび状または円錐形の締め付け面(74,80)が、工具
保持固定具(24)内で工具または工具ホルダ(28)を軸方向および半径方向
に固定しながら、工具中空軸(28)と作業スライダ(14)の対応する円錐形
の締め付け側面(76,82)に対して支持されていることを特徴とする請求項
15記載の工具ヘッド。
17.工具保持固定具(24)がそれに対応する外周面を有する工具中空軸(28
)を収容するために円筒形、二重円筒形または円錐形の内面を有することを特徴
とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の工具ヘッド。
18.主軸の孔を経て冷却潤滑剤を供給可能な少なくとも1つの冷却潤滑剤通路(
114)が本体(10)内に設けられ、冷却潤滑剤通路が半径方向に向いた液密
の伸縮管(116)を経て、工具保持固定具に通じる作業スライダ(14)内の
冷却潤滑剤通路に開口していることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つ
に記載の工具ヘッド。
19.特に主軸の孔を経て圧縮空気を供給可能な圧縮空気通路(118)が本体(
10)内に設けられ、この圧縮空気通路が作業スライダ(14)の中央位置で、
工具保持固定具(24)の内部に通じるスライダ側の吹き付け空気通路(110
)に連通していることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一つに記載の工具
ヘッド。
20.主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能な第2の作業スライダ(1
30)が本体(10)に設けられ、中空の調節棒(18)を通って本体(10)
内で軸方向に案内された操作棒(65)が、操作棒(65)の軸方向運動(65
′)を第2の作業スライダ(130)の横方向運動に変換する第2の伝動手段(
134)を介して、第2の作業スライダ(130)に連結可能であることを特徴
とする請求項1〜19のいずれか一つに記載の工具ヘッド。
21.第2の伝動手段(134)が、端面側の端部の近くにおいて操作棒(65)
の直径方向に対向する側で半径方向外側に向いた2個の傾斜した歯(134)と
、操作棒(65)に対して対称に第2の作業スライダ(130)に配置されかつ
操作棒(65)の傾斜した歯(134)にかみ合う半径方向内側へ向いた2個の
歯付条片とによって形成されていることを特徴とする請求項20記載の工具ヘッ
ド。
22.第1と第2の作業スライダ(14,130)が本体(10)上で互いに平行
に摺動可能であることを特徴とする請求項20または21記載の工具ヘッド。
23.伝動棒(20)が、本体(10)上で互いに平行に反対方向に摺動可能で中
央通過ガイド(140)によって互いに側方を分離された2個の作業スライダ(
14)の各々1個に係合していることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一
つに記載の工具ヘッド。
24.調節棒(18)またはその中央通過ガイド(140)内を案内される操作棒
(65)が、中央通過ガイドを通って軸方向から接近可能である、主軸軸線に対
して同軸に軸承された一緒に回転する尖端部を備えたセンタスリーブ(168)
のための工具保持固定具(148)あるいは加工工具(186)を備えているこ
とを特徴とする請求項1〜23のいずれか一つに記載の工具ヘッド。
25.工具保持固定具(148)が特に自動的に液密に閉鎖可能な開口(166)
を通ってスパナ(160)によって半径方向から接近可能な締め付け機構(15
0)を備えていることを特徴とする請求項24記載の工具ヘッド。
26.締め付け機構(150)が調節棒(18)のつば(50)の少なくとも一つ
の半径方向通路(156,158)を通って外側からスパナ(160)によって
接近可能であることを特徴とする請求項25記載の工具ヘッド。
27.シール棒(180)または操作棒(65)が中空の調節棒(18)の中央を 通過し、冷却媒体孔(178)を備えていることを特徴とする請求項1〜26の いずれか一つに記載の工具ヘッド。
28.伝動棒(20)およびまたは作業スライダ(14)が、少なくとも傾斜した
歯(54,56)と反対側のその案内面において、予備付勢された転がりガイド
(59,61,61′,61″)を介して、本体(10,32,34)に支持さ
れていることを特徴とする請求項1〜27のいずれか一つに記載の工具ヘッド。
29.伝動棒(20)およびまたは作業スライダ(14)が、少なくとも傾斜した
歯(54,56)と反対側のその案内面において、組み合わせられた転がり−滑
りガイドを介して本体(10,32,34)に支持され、所定の横方向負荷を超
えるときにのみおよび転がりガイドの弾性的な変形のときにのみ、互いに向き合
った滑りガイド面が互いに接触することを特徴とする請求項28記載の工具ヘッ
ド。
30.作業スライダ(14)が切削工具(153)によって平面を付勢するための
平面(149)を備えた工具保持固定具(24)を備え、工具保持固定具の軸線
(147)が主軸軸線(12)から離れてこの主軸軸線に対して横方向に向き、
工具保持固定具の平面(149)が 主軸軸線(12)を含む中心平面(151
)に対して平行にかつこの中心平面から離して設けられていることを特徴とする
請求項1〜29のいずれか一つに記載の工具ヘッド。
31.面削りおよび溝削りの際に切刃に発生する主切削力が平面(149)に対し
て横方向に向くように、工具保持固定具(24)が切削工具(153)を装備可
能であることを特徴とする請求項30記載の工具ヘッド。
32.作業スライダ(14)と本体(10)が摺動変位を直接測定するための目盛
りとセンサを備えていることを特徴とする請求項1〜31のいずれか一つに記載
の工具ヘッド。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),JP,US
【要約の続き】
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.工作機械の機械主軸(44)に固定可能な本体(10)と、この本体(10 )上で主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能でありかつ切削工具また は工具ホルダ(28)を固定するための締め付け機構(26)を備えた少なくと も1個の工具保持固定具(24)を有する少なくとも1個の作業スライダ(14 )と、機械側から操作可能な調節機構とを具備し、この調節機構が中空に形成さ れた機械主軸(44)の中央を通って本体(10)に係合する軸方向に摺動可能 な調節棒(18)と、この調節棒(18)の軸方向運動を作業スライダ(14) の横方向運動に変換する伝動手段(20,54〜60)を備えている工具ヘッド 、特に面削りヘッドまたは中ぐりヘッドにおいて、調節棒(18)がそのスライ ダ側の端部に、互いに直径方向に対向し、軸線平行に向き、本体(10)内で軸 方向に案内されている2本の偏心的な伝動棒(20)を支持し、この伝動棒がほ ぼ半径方向に本体内部の方へ向いた傾斜した歯(54)を備え、この歯が少なく とも1個の作業スライダ(14)の半径方向外側へ向いた補完的な傾斜した歯( 56)に係合していることを特徴とする工具ヘッド。 2.伝動棒(20)が更に、作業スライダ(14)と反対方向に摺動可能な少な くとも1個のつり合いスライダ(16)の半径方向外向きの傾斜した歯(60) に係合していることを特徴とする請求項1記載の工具ヘッド。 3.伝動棒(20)が板状に形成されているかまたは板状に広がったスライダ側 の端部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の工具ヘッド。 4.傾斜した歯(54,56)の少なくとも一部が板状に広がった伝動棒部分の 半径方向内向きの幅広側面に設けられていることを特徴とする請求項3記載の工 具ヘッド。 5.調節棒(18)が中空軸(46)と、この中空軸(46)の本体側の端部か ら半径方向に突出しかつ本体(10)の軸方向凹部(48)に係合するつば(5 0)を備え、伝動棒が中空軸(46)と反対のつば(50)の側で、互いに直径 方向に対向しかつ軸線平行に突出するようつば(50)に固定、特にボ ルト止めされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の工具 ヘッド。 6.調節棒(18)が中空に形成され、調節棒(18)の中央を通過する、機械 側から操作可能な操作棒(65)が設けられていることを特徴とする請求項1〜 5のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 7.操作棒(65)が本体(10)内で締め付け機構(26)に取り外しできる ように連結可能であることを特徴とする請求項6記載の工具ヘッド。 8.操作棒(65)が中空の調節棒(18)を通過するそのスライダ側の端部に 、特に爪状の少なくとも1個の連結要素(67)を支持し、この連結要素が特に 作業スライダ(14)の中央位置で、スライダ側に設けられかつ締め付け機構( 26)に連結された補完的な連結要素(102)に連結可能であることを特徴と する請求項7記載の工具ヘッド。 9.操作棒(65)が中空の調節棒(18)を通過するそのスライダ側の端部の 範囲において、調節棒(18)と一直線上に並んでいる、本体に固定された案内 兼軸承ブッシュ(62)内で連結方向(65′)に軸方向に案内され、かつ特に 回転軸承されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の工具 ヘッド。 10.案内兼軸承ブッシュ(62)が特にニードル軸受(64)として形成された 、操作棒(65)のための転がり軸受を備えていることを特徴とする請求項9記 載の工具ヘッド。 11.案内兼軸承ブッシュ(62)とスライダ側の連結要素(102)との間に、 連結解除された静止位置で操作棒(65)の連結要素(67)を収容するための 軸方向自由空間(104)が設けられていることを特徴とする請求項9または1 0記載の工具ヘッド。 12.締め付け機構(26)が、作業スライダ(14)内で主軸軸線(12)に対 して平行な軸線(94)回りに軸方向に摺動不能に軸承されかつスライダ側の連 結要素(102)を支持する回転板(96)を備え、この回転板の回転運動が伝 動手段(92,70)を介して、工具保持固定具(24)内で工具または工具ホ ルダの中空軸(28)に係合する締め付け装置(68)の半径方向締め 付け運動に変換可能であることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記 載の工具ヘッド。 13.回転板(96)が作業スライダ(14)内で軸方向の転がり軸受(95)に 軸承されていることを特徴とする請求項12記載の工具ヘッド。 14.回転板(96)が操作棒の側に、中央のセンタリングピン(100)と、軸 線平行に突出し連結要素を形成する偏心した少なくとも2個の連結爪(102) を備えていることを特徴とする請求項12または13記載の工具ヘッド。 15.回転板(96)が軸方向に突出するねじ付捧(92)を支持し、このねじ付 棒が締め付け装置(68)内に半径方向に設けられた締め付けスリーブ(70) のめねじに係合し、締め付けスリーブが工具保持固定具(24)の中央を相対回 転しないように通過し、かつ軸方向に摺動可能であり、締め付けスリーブの外周 壁側の締め付け円錐体が締め付け装置(68)の内側の傾斜面(88,90)に 対して作用することを特徴とする請求項12〜14のいずれか一つに記載の工具 ヘッド。 16.軸線平行に向いた複数の舌片セグメントが締め付け装置(68)を形成し、 かつ周方向に互いに離れており、軸方向において互いに反対方向に向いた、舌片 セグメントの外側のくさび状または円錐形の締め付け面(74,80)が、工具 保持固定具(24)内で工具または工具ホルダ(28)を軸方向および半径方向 に固定しながら、工具中空軸(28)と作業スライダ(14)の対応する円錐形 の締め付け側面(76,82)に対して支持されていることを特徴とする請求項 15記載の工具ヘッド。 17.工具保持固定具(24)がそれに対応する外周面を有する工具中空軸(28 )を収容するために円筒形、二重円筒形または円錐形の内面を有することを特徴 とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 18.主軸の孔を経て冷却潤滑剤を供給可能な少なくとも1つの冷却潤滑剤通路( 114)が本体(10)内に設けられ、冷却潤滑剤通路が半径方向に向いた液密 の伸縮管(116)を経て、工具保持固定具に通じる作業スライダ(14)内の 冷却潤滑剤通路に開口していることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つ に記載の工具ヘッド。 19.特に主軸の孔を経て圧縮空気を供給可能な圧縮空気通路(118)が本体( 10)内に設けられ、この圧縮空気通路が作業スライダ(14)の中央位置で、 工具保持固定具(24)の内部に通じるスライダ側の吹き付け空気通路(110 )に連通していることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一つに記載の工具 ヘッド。 20.主軸軸線(12)に対してほぼ横方向に摺動可能な第2の作業スライダ(1 30)が本体(10)に設けられ、中空の調節棒(18)を通って本体(10) 内で軸方向に案内された操作棒(65)が、操作棒(65)の軸方向運動(65 ′)を第2の作業スライダ(130)の横方向運動に変換する第2の伝動手段( 134)を介して、第2の作業スライダ(130)に連結可能であることを特徴 とする請求項6記載の工具ヘッド。 21.第2の伝動手段(134)が、端面側の端部の近くにおいて操作棒(65) の直径方向に対向する側で半径方向外側に向いた2個の傾斜した歯(134)と 、操作棒(65)に対して対称に第2の作業スライダ(130)に配置されかつ 操作棒(65)の傾斜した歯(134)にかみ合う半径方向内側へ向いた2個の 歯付条片とによって形成されていることを特徴とする請求項20記載の工具ヘッ ド。 22.第1と第2の作業スライダ(14,130)が本体(10)上で互いに平行 に摺動可能であることを特徴とする請求項20または21記載の工具ヘッド。 23.伝動棒(20)が、本体(10)上で互いに平行に反対方向に摺動可能で中 央通過ガイド(140)によって互いに側方を分離された2個の作業スライダ( 14)の各々1個に係合していることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一 つに記載の工具ヘッド。 24.調節棒(18)またはその中央通過ガイド(140)内を案内される操作棒 (65)が、中央通過ガイドを通って軸方向から接近可能である、主軸軸線に対 して同軸に軸承された一緒に回転する尖端部を備えたセンタスリーブ(168) のための工具保持固定具(148)あるいは加工工具(186)を備えているこ とを特徴とする請求項1〜23のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 25.工具保持固定具(148)が特に自動的に液密に閉鎖可能な開口(166) を通ってスパナ(160)によって半径方向から接近可能な締め付け機構(15 0)を備えていることを特徴とする請求項24記載の工具ヘッド。 26.締め付け機構(150)が調節棒(18)のつば(50)の少なくとも一つ の半径方向通路(156,158)を通って外側からスパナ(160)によって 接近可能であることを特徴とする請求項25記載の工具ヘッド。 27.冷却媒体孔(178)を有するシール棒(180)または操作棒(65)が 、調節棒(18)の中空軸(46)の軸方向孔(182)を通過していることを 特徴とする請求項23〜26のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 28.伝動棒(20)およびまたは作業スライダ(14)が、少なくとも傾斜した 歯(54,56)と反対側のその案内面において、予備付勢された転がりガイド (59,61,61′,61″)を介して、本体(10,32,34)に支持さ れていることを特徴とする請求項1〜27のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 29.伝動棒(20)およびまたは作業スライダ(14)が、少なくとも傾斜した 歯(54,56)と反対側のその案内面において、組み合わせられた転がり−滑 りガイドを介して本体(10,32,34)に支持され、所定の横方向負荷を超 えるときにのみおよび転がりガイドの弾性的な変形のときにのみ、互いに向き合 った滑りガイド面が互いに接触することを特徴とする請求項28記載の工具ヘッ ド。 30.作業スライダ(14)が切削工具(153)によって平面を付勢するための 平面(149)を有する工具保持固定具(24)を備え、工具保持固定具の軸線 (147)が主軸軸線(12)から離れてこの主軸軸線に対して横方向に向き、 工具保持固定具の平面(149)が 主軸軸線(12)を含む中心平面(151 )に対して平行にかつこの中心平面から離して設けられていることを特徴とする 請求項1〜29のいずれか一つに記載の工具ヘッド。 31.面削りおよび溝削りの際に切刃に発生する主切削力が平面(149)に対し て横方向に向くように、工具保持固定具(24)に切削工具(153)を装備可 能であることを特徴とする請求項30記載の工具ヘッド。 32.作業スライダ(14)と本体(10)が摺動変位を直接測定するためのスケ ールとセンサを備えていることを特徴とする請求項1〜31のいずれか一つに記 載の工具ヘッド。
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