JPH09500622A - 静電荷を帯びた鼻腔保護生成物および鼻腔保護方法 - Google Patents
静電荷を帯びた鼻腔保護生成物および鼻腔保護方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、鼻腔(3)内への空中の汚染物質の流入を制限するための生成物である。これは、最も一般的には、鼻腔近傍の領域に静電界(5)を生じさせる手段を含む。静電界は、空中の汚染物質を妨げ、引き付け、またはその両方を行ない得る。生成物は、1またはこれ以上の複数の静電材料の塊の形状とすることができ、その塊は、約1平方mmから約50,000平方mmの平均断面領域を有し、空中の少なくともいくつかの汚染物質の鼻腔(3)内への流入を制限するための静電界(5)を発生するのに十分な量である。また、これらの態様には、一様に分散された複数の塊を伴うキャリアが含まれる。生成物は、局所塗布用溶液、半固体、スプレー溶液、または揮発性溶液とすることができる。あるいは、それは、キャリアのための基材を含む形状としてもよく、1つの好ましい態様においては、基材は絆創膏のような接着材料とすることができる。本発明は、また、前述の生成物を用いた鼻腔内への空中の汚染物質の流入を防止する方法を含む。
Description
【発明の詳細な説明】
静電荷を帯びた鼻腔保護生成物および鼻腔保護方法
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、空中の汚染物質の鼻腔内への流れを制限するための生成物に向けら
れる。特に、それは、空中の汚染物質を防ぐため、引き付けるためまたはその両
方のために、人工的な静電界を鼻腔に近接した領域または鼻腔の内側に発生させ
る性能を有し、使用者の鼻腔および体内にそのような汚染物質が流入することを
防止するための生成物に向けられる。
2.情報開示供述
電界は、空中の電荷、粒子、水滴および吸着されたガスと相互作用する全ての
空間に存在する。換言すれば、電界は、我々の周囲全てに存在する。すなわち、
人体の周囲にさえ、多数の要因に起因して自然に発生した静電界が存在する。電
界の強さおよび電荷は、着衣、相対湿度、空気含有量、温度及びその他の要因に
依存する。さらに、人間は、人体の周囲の電界に深刻な影響を及ぼす環境的な問
題を作り出した。すなわち、電線、照明、コンピュータ端末、テレビ、ラジオ、
送信機、電気レーザー、ヘアードライヤー、給湿器、エアーコンディショナー、
ヒーター、電気毛布およびその他の多くの人工の外部装置は、人体の周囲の電荷
に影響を及ぼすであろう。しかしながら、鼻腔の全体的な領域内を含む人体の周
囲に電界が存在するという事実にもかかわらず、空中の汚染物質は、鼻腔および
体内に流入して、多くの個体に重大な影響を与える。すなわち、比較的短時間で
、そして感知し得る長期間にわたって、確実に多くの個体に影響を及ぼす工業的
および化学的な汚染が存在する。さらに、アレルギーを引き起こし、極端な場合
には通常の状態での人体の機能に大きな影響を及ぼす花粉や胞子のような自然に
発生した汚染物質が存在する。
種々の空中の汚染物質に曝される人間の体、特に鼻腔を保護するための試みが
、多くの形態で得られている。これらは、大きな規模において汚染物質を除去す
ることを試みた構造を含む。すなわち、我々は、家、乗り物、オフィス、および
その他の複雑かつ、機械的および/または静電的な大きなエアフィルターを有す
る取り囲まれたモールを有している。今日、多くの家は、暖房およびエアコンデ
ィショニングシステムの一部としての静電的沈降器を伴って建築されている。空
気から汚染物質を除去するための建物全体の試みに加えて、ルームデオドライザ
ー、イオナイザーおよびエアフィルターの試みが進められ、ある種の汚染物質を
除去すると認められている。そのような装置は、しかしながら、汚染物質を引き
付けるかもしれないが、引き付けないかもしれず、通過した後、個体が室内に入
る前に汚染物質を除去する。最終的には、個人的なレベルにおいて、エアフィル
ターマスクおよびその他の機械的フィルターが提案されてきたが、汚染物質を除
去するための極端な試みとして認められ、また、面倒で非社会的
であるとして知られている。
そのような汚染物質の流入を低減するために空気中の汚染物質を除去するため
の試みに加えて、1つの重大な代替となる研究法は、汚染物質が体内に流入した
後、人体を処置することである。これは、防止に役立つ研究法ではなく、どちら
かというと、汚染物質の影響を最小にするまたは除去するための後の試みである
。すなわち、今日多くの人々は、枯草熱用薬剤、血脈洞用薬剤(sinus medicati
on)、およびアレルギー用薬剤をこの目的のために服用している。薬剤の研究を
伴う問題は、空中の汚染物質によるダメージを防止しないということであり、む
しろ、徴候または結果をある程度除去または減少することである。
空中の汚染物質に人間が曝されることを低減するための数十年にわたるかなり
の試みにもかかわらず、今日多くの人々は、自然の汚染物質および人工の汚染物
質に曝されて、多大な影響を受けている。さらに、従来の技術は、その問題を解
決するための、独特かつ他の全ての方法とは異なる本発明の研究法、すなわち、
鼻腔近傍の領域に人工の静電界を発生させて、空中の汚染物質を防止および/ま
たは引き付け、それによって鼻腔内に汚染物質が流入することを防止することを
開示も示唆もしていない。
発明の概要
本発明は、鼻腔内への空気中の汚染物質の流入を制限するための生成物である
。それは、最も一般的な意味において、鼻腔に近接した領域内での静電界を発生
させるための手段を
含む。静電界は、空中の汚染物質を防止し、またはこれを引き付け、またはその
両方を行なう。その生成物は、1またはこれ以上の静電材料の複数の塊の形状を
とることができ、この塊は、約1平方mmから約50,000平方mmの平均断
面領域を有し、この塊は、少なくともある種の空中の汚染物質が鼻腔内へ流入す
ることを防止し得る静電界を発生するために十分な電荷を有するものである。ま
た、これらの態様には、その中に分散された複数の塊を伴うキャリア材料が含ま
れる。生成物は、局所塗布用溶液(topical solution)、半固体、固体、スプレー
溶液、または揮発性溶液とすることができる。あるいは、それは、キャリアのた
めの基材を含む形状とすることができ、好ましい態様においては、この基材は、
絆創膏等の接着材料とすることができる。本発明は、また、前述の生成物を用い
た鼻腔内への空中の汚染物質の流入を防止する方法を含む。
図面の説明
本発明は、添付の図面と組み合わせて以下に示す好ましい態様の説明を考慮す
ることによってより完全に理解されるであろう。ここで
図1は、本発明の生成物の概念を示す模式図であり、
図2は、ヒトの鼻腔の周囲の典型的な静電界を示すヒトの側面部分を模式化し
た図であり、
図3は、鼻腔内への空中の汚染物質の流入を制限するための人間の鼻近傍に人
工的に生み出された静電界を伴う以外は、図2と同様の人間の外観の模式図であ
り、
図4は、人工的に生み出された静電界の組み合わせである本発明の他の態様を
示す図であり、
図5は、人工的に生み出された穏やかな静電界を示す図である。
発明の詳細な説明
本発明は、呼吸の間に人間の鼻腔内に流入する空中の汚染物質によって引き起
こされる有害な影響の防止に、主として向けられる。空気中の汚染物質は、粒子
、液体または気体;目に見えるまたは目に見えない;極微小(サブミクロンオー
ダー)の、微小(ミクロンオーダー)のまたは巨視的な;無害な、不快な、また
は有害なものとすることができる。空中の汚染物質について通常用いられる分類
は、固体;塵;煙霧;および煙;液体:霧;非粒子:蒸気およびガス、および微
生物:ウイルス、細菌、バクテリアおよび菌類である。上述の背景で述べたよう
に、従来の技術では、そのような汚染物質の影響を処理するための手段より、む
しろ、実験的な方法において、空中の汚染物質の有害な影響から人間を保護する
ための手段が不足している。屋内および屋外の環境からの有害な汚染物質の除去
における努力は、これまでのところ効果のないものである。短時間曝すことは、
不快感、アレルギーおよび病気を引き起こすおそれがある。病院のような場所で
さえ、有害な汚染物質が完全に除去されていない。すなわち、最も広い意味にお
いて、本発明は、人間の鼻腔近傍の領域に人工的な静電界を発生させることに向
けられる。本発明の生成物は、局所塗布用溶液、半固体、噴霧溶液または揮発性
溶
液の状態とすることができる。それは、軟膏、ペースト、クリームまたはゲルの
状態をとることもできる。それはさらに、ゲルまたはハイドロゲルの状態とする
こともできる。本発明は、呼吸の器官としての鼻の湿潤化の性能および/または
フィルタ作用の性能を高める。それは、吸入された空気からの汚染物質の減少に
関係する対策を含む。加えて、本発明は、皮膚に直接接触する汚染物質を防止す
るであろう。本発明の生成物は、第1の処置、またはその他の既知の処理と組み
合わされた第2の処置として作用し得る。本発明の静電界生成物は、また、空中
の汚染物質の吸入を制限することにおいてその“効力”を高めるために、既存の
鼻用局部塗布溶液に加えてもよい。すなわち、本発明の生成物は、塗布および除
去の容易さを与え、その他のいかなる生成物でも得られなかったものである。
本発明の好ましい1つの態様において、静電材料は、静電界を生み出すための
手段を構成し、キャリア中に分散させる必要または基材に塗布する必要がない。
例えば、静電材料自体を、フレキシブル、半剛性または剛性のストリップの状態
になるポリマー材料とすることができ、これらは、鼻腔近傍の顔の部分に固着す
るため一方の側に塗布された接着剤を有することが可能なものである。
あるいは、静電材料は、フレキシブルな半剛体または剛体、連続気泡または独
立気泡の発泡体とすることができ、それ自体が、いかなるキャリアまたは基材を
も必要とせず、顔の領域への取り付けのために接着剤を含むことができるもので
あ
る。
好ましい態様において、本発明の生成物は、その特別な物理的形態で鼻腔に直
接または鼻腔の領域内に、例えば指を用いて、または市販のアプリケータを用い
て塗布することができる。すなわち、本発明の生成物は、キャリアの少なくとも
一部にわたって分散された活性な静電材料を伴うキャリアの状態をとってもよい
。それゆえ、静電材料は、1またはこれ以上の静電材料の複数の塊とすることが
できる。これらの塊は、約1平方mmから約50,000平方mmの平均断面領
域を有し、人間の鼻腔内に流入する少なくともある種の空中の汚染物質を防止す
る静電界を生み出すために十分なものである。
その他の好ましい態様において、本発明の生成物は、上述のキャリアおよび活
性材料を基材とともに含む。基材は、一般には、顔または鼻の領域に取り付けら
れ得るものであり、剛性またはフレキシブルとすることができるが、フレキシブ
ルであって接着剤を含むものが好ましく、すなわち、絆創膏に類似した形状を取
り得るものである。換言すれば、フレキシブルな基材は、その中に分散された活
性な材料を有するキャリアを保持することができ、このフレキシブル基材は、鼻
腔またはその近傍における固着のための接着剤を都合よく有するであろう。基材
は、金属製、非金属製、メタライズされたものまたはそれらの組み合わせとする
ことができる。
1またはこれ以上の静電材料の複数の塊は、1またはこれ以上の静電材料を適
切なキャリアに組み合わせることによっ
て生み出される。これらの静電材料は、有機材料、ポリマー、無機材料、塩、イ
オン性化合物、イオン性−非イオン性混合物、疎水性および/または親水性の結
合を有するコポリマー等とすることができる。キャリアは、静電荷を帯びた粒子
、粉末、化合物、ペースト、コロイド;電解質ペースト、化合物および溶液;エ
レクトレット、バイオエレクトレット等と混合することができる。あるいは、キ
ャリアは、妥当な電荷を得るのに適切な特性をそれ自体が有するように選択する
ことができる。
本発明で使用されるキャリアは、単一の材料または材料の組み合わせとするこ
とができ、キャリアの痕跡は、所望される本発明の生成物の物理的形状に依存す
る。すなわち、キャリアは、液体、固体、または半固体が所望されるかどうか、
液体が噴霧されるかアプリケータで塗布されるかどうか、半固体がペースト、ク
リーム、軟膏またはその他の状態となるかどうか、固体材料が可撓性または剛体
または半可撓性かどうかに依存するであろう。
すなわち、キャリアは、多くの異なる材料からまたは材料の組み合わせからな
ることができ、キャリアおよび/または静電材料を増大させるその他の成分を含
んでもよい。
軟膏が所望される場合、溶解されたまたは懸濁された静電材料を含有する、炭
化水素をベースの半固体を使用することができる。これらは、炭素数16〜30
の液体炭化水素を典型的に含み、直鎖または枝分れしたものとすることができる
。その他の半固体炭化水素は、粒子状の静電材料のエントラッ
プメントを含んでもよく、30〜50個の炭素を有することができ、さらに、直
鎖または枝分れしたものとすることができる。
単に軟膏の状態である本発明の生成物の製造は、軟膏材料の製造を含み、その
製造は、種々のワックスおよび/またはオイルを溶融し、結晶化した後、その中
に静電材料を物理的に混合することを含み得る。そのような半固体は、典型的な
軟膏として作用する石油蒸留物を巨視的に含む。ポリエチレンとともにゲル化し
た市販の鉱油ベースは、その他の炭化水素軟膏である限りは、本発明において有
用である。シリコンに基づく軟膏もまた有用であり、これらは、ワックス状また
は軟膏状に特性を与えるために、ポリシロキサンを含有してもよい。同様に、ポ
リエチレングリコール軟膏を使用することができ、短鎖のポリエチレングリコー
ルポリマーは、長鎖のポリエチレングリコールポリマーと同様によく知られてお
り、特有の感触および生成物の固さに関係する。加えて、オイル中への水のエマ
ルジョンは、本発明の静電材料を含有する軟膏を得るために生じさせることがで
きる。水を乳化するための添加剤は、コレステロール、ラノリン、半合成ラノリ
ン誘導体および種々のイオン性および非イオン性界面活性剤が含まれ、これらは
単独でまたは組み合わせて含有させることができる。
さらに、本発明の生成物は、ペースト状とすることができ、それらは基本的に
、高い割合で不溶性固体を含有する軟膏である。そのような不溶性固体は、50
重量%の高い割合で含
有することができ、これらの固体の存在に起因してペーストを軟膏よりも固いも
のとする。本発明に有用なペーストを得るために、デンプン、酸化亜鉛、炭酸カ
ルシウム、タルクおよびその他の幾分不活性な粒子のような成分を、典型的な軟
膏材料に添加してもよい。その中の粒子材料の介在物によって、ペーストは、軟
膏よりグリース性が少なく、優れた感触を有し、偶発的に除去されるおそれ、ま
たは気候等に曝されて劣化するおそれが少ない。本発明の生成物は、クリームの
状態としても使用することができる。クリームという用語の使用は、薬剤および
関連技術において、白色の外観を有する軟膏の状態をとると一般に認められてい
るが、その用語は、乳化した水を含有する吸収ベースおよび半固体システムの両
方に適用されてきた。それにもかかわらず、クリームは、脂質およびその他のモ
イスチャライザーを含有してもよく、ポリエチレングリコールのような非揮発性
の水混合性溶媒を含有することもできる。またそれらは、可溶化したワックス状
の酸およびワックス状の材料を含んでもよい。すなわち、クリームは、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、およびミリステートアルコール類(myristate
alcohols)、パルミテートアルコール類(palmitate alcohols)、およびステアレ
ートアルコール類(stearate alcohols)、ならびにパルミチン酸およびステアリ
ン酸等の長鎖アルコール、長鎖エステルおよび長鎖の酸を含有することができる
。さらに、植物油および動物油および種々のワックス類は、本発明の生成物に用
いられるクリームを得るために含有されてもよい。
ゲルは、本発明に使用することができ、これらは、天然または合成ゴムのよう
な天然または合成のポリマーのかみ合った三次元ポリマーマトリックス内に液相
が閉じ込められた半固体システムである。典型的に、十分な物理的または化学的
結合または絡み合いが含まれる。ゲル化学は、現在よく確立されており、ハイド
ロゲルは、化粧品処への応用によく知られている。これらは、多くの異なるタイ
プの有機材料のベースを含むことができ、ヤハズツノマタ、寒天、ペクチン、メ
チルセルロース、ハイドロセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリアク
リロニトリルポリマー等を含む。これらのゲルは、容易にゲルを塗布し得る半固
体システムにおいて、ポリマーの非常に小さい分類の意味では、塗布し得るゲル
とすることができ、あるいは、それは互いに分離した微小カプセル、もしくは塗
布し得るまたは塗布できない材料の層の状態となり得るマクロカプセルとするこ
とができる。すなわち、塗布できないゲルをハイドロゲルと称する場合、塗布し
得るゲルをゲルと称する。
上述に加えて、本発明の生成物は、キャリアおよび静電材料をベースとした、
可撓性、半可撓性、または剛性の発泡体とすることができる。さらにまた、発泡
体を生み出す化学はよく知られており、静電材料は、それとともに入り組ませて
形成されてもよく、または後にそこへの物理的な混入によって加えられてもよい
。
本発明のキャリアは、液体または半固体相となり得る材料の状態をとることが
でき、揮発性または噴霧可能なものとし
てもよい。噴霧可能な溶液は、懸濁システムとすることができ、エチルアルコー
ル、グリコール等の種々のアルコールおよび水を含んでもよく、必要に応じて可
溶化剤または界面活性剤、ならびに酸化防止剤が加えられてもよい。噴射剤は、
エアロゾル溶液とともに使用され、噴射剤は産業界においてよく知られている。
本発明の生成物が基材に塗布されるこれらの態様において、生成物は、使用さ
れる基材の特性に直接基づいてサイズが考慮された静電材料を含むことができる
。すなわち、発泡体基材は、十分な静電材料が発泡体の連続気孔内に塗布される
のを可能にするために、十分な静電荷を生じさせるのに十分なキャリアとともに
、キャリア内に十分に小さな静電材料を有するべきである。
さらに、本発明の生成物が基材上にあろうと、キャリア内で単に使用して直接
塗布されようと、1またはこれ以上の静電界の塊とすることができ、電荷は正、
負または正電荷と負電荷との組み合わせとすることができる。1つの興味ある態
様は、正方形、長方形、円または正電荷と負電荷とが交互にの配置されたその他
のランダムな形状のマトリックスを有するものである。
本発明の生成物は、顔に外部的に取り付けること、または鼻腔に近付く領域内
に配置することのいずれかによって、鼻腔またはその近傍に塗布される。静電材
料は、所定時間、または所定の量の汚染物質が引き付けられるまで使用すること
ができるであろう。本発明の生成物は、その後、任意の時間
または使用が完了した後、例えば、拭き取ることによって除去することができる
。あるいは、パッチ、絆創膏または基材材料の場合には、キャリアは、鼻腔内に
、または所望の場合や勧められる場合には、顔の上または鼻を横切って、意図的
に配置することができ、続いて、所定時間後に除去したり、新しい生成物に交換
することができる。本発明の生成物は、上述のように、そのような汚染物質が鼻
腔から流入して、使用者に悪影響を及ぼすのを妨げるために、少なくともある種
の空中の汚染物質を防止するのに適切な静電荷を有するように処方される。静電
荷は、正確さおよび局部的な適用のために、かろうじて測定可能な値から自然発
生する電荷の数百倍の間の範囲であることが好ましい。
高度に濃縮された生成物は、小さな表面の領域または塗布を必要とし、上で設
定された値より大きな電荷を有すること、さらに、頬のような広い表面領域、上
唇の上方、および鼻の上にわたって薄く塗布された材料については、1平方mm
当たりの電荷はかなり少なく、本発明の対象を達成するためには、依然として効
果的であることを考慮すべきである。
この態様の1つの例は、花粉に対する使用者のアレルギーに都合のよい静電場
を発生し得る軟膏である。電場は、呼吸系への空中の花粉の流れを制限して、鼻
および鼻腔に花粉が直接接触することを防止するであろう。花粉のカウントが“
10”を越えて大きくなると、多くの人々は、アレルゲンからの不快感の第一の
症状を感じ始める。花粉のカウントがさらに増加すると、より多くの人々がアレ
ルギーが耐えられ
なくなる程度にわずらい始める。この花粉カウントの閾値は、25から上の範囲
である。鼻腔の領域への化合物の塗布によって、そうでなければ鼻腔内に流入す
る花粉は静電場に集められて、“効果的な”閾値は実質的に低められ、それによ
ってより望まれる緩和が患者に与えられる。
図1を参照すると、本発明のパラメータをまとめたブロックダイアグラムが示
されている。基本的に、ブロック101には、鼻腔の領域内に電場を発生する静
電材料が示されている。静電材料は、固体、発泡体、半固体、ゲル、ハイドロゲ
ル、溶液、軟膏、クリーム、ペーストまたはゾルとすることができる。溶液は、
液体溶液または分散液、スプレー用のものまたは蒸発のためのものとすることが
できる。静電材料は、単独でまたはキャリアとともに使用することができる。“
キャリア”は、その中に静電材料が分散され得る幾分液体の材料を意味すること
は上で説明した。静電材料は、基材を伴ってまたは伴わずに用いることができ、
それは、基材上に直接塗布された、またはキャリア中にありその後基材に塗布さ
れた静電材料を伴う。最終的に、鼻腔の領域内に電解を発生させるための静電材
料を伴う本発明の生成物は、接着剤を有するもの、または有しないものとするこ
とができる。剛体または半剛体またはフレキシブルテープまたは絆創膏のような
固体状の場合には、鼻腔の領域内に接着剤を保持するために、接着剤が必要とさ
れるであろう。
図2は、鼻腔3を含む顔1の部分的な側面模式図である。このような顔の表現
は、図3、4および5においても繰り返
され、同一の部分は同一の参照符号で示されるので以下では説明を繰り返さない
。
図2に示すように、静電界はグリッド5によって典型的に示される。グリッド
5は、静電荷の濃度を単に表現し、ある程度固定されているが、グリッドブロッ
ク当たりの電荷の任意の数を有する。すなわち、グリットブロックが大きい場合
には静電荷は小さくなり、グリッドブロックがより小さい場合には、与えられた
領域内により多くの電荷が存在するので、静電荷は大きくなる。
図3は、本発明の生成物のための1つの起こり得る配置を示す。ここで、顔1
は、静電荷の結果として花粉を引き付けるために開発された本発明のクリーム状
またはペースト状の生成物の塗布を含む。クリームまたはペーストは、領域7、
8および9、すなわち、鼻の上、唇の上方、ならびに顎および顔の領域に塗布さ
れている。結果として、密集したグリッド10が示されており、これは、図2中
の典型的な電界より高い密度の人工的な静電界を有している。その結果、花粉等
の空中の汚染物質は、クリームまたはペーストに引き付けられて付着し、一旦ク
リームまたはペーストが塗布されると、例えば4時間の使用後、クリームまたは
ペーストを拭き取って新しい材料を塗布することができる。
図4は、異なるタイプの2種類の軟膏を使用した他の態様を示す。図示するよ
うに、軟膏21は正の電荷を有し、鼻腔領域に直接塗布され、一方、軟膏23は
負の電荷を有し、鼻に塗布されている。結果として、正の静電グリッド15と、
負の静電グリッド17とが、図示するように存在する。すなわち、ライン11−
12の下方は正の電界であり、ライン11−12の上方は負の電界である。矢印
13および14は、図4に示すような本発明の特徴を説明する。ここで、矢印1
3は、軟膏23によってはねつけられる汚染物質を表わし、一方、矢印14は、
軟膏21に引き付けられる同様の汚染物質を表わす。これは、汚染物質が実質的
に負に帯電している場合である。
図5は、さらに別の本発明の態様を示す。ここで、製品31は、鼻の領域の周
囲に取り付けられ、鼻腔3のための切り込みまたは穴をその中に有する絆創膏材
料である。これは、通常の絆創膏材料を基材として有し、皮膚の領域に対して接
着剤を伴い、絆創膏の外側表面の上のキャリア内には静電材料を有している。静
電グリッド33は、グリッド37と同様に典型的な、または通常の静電界グリッ
ドである。一方、製品31に直接向かい合うのは、密集した人工的な静電界35
であり、これはこの場合、汚染物質を防止するため、汚染物質を引き付けるため
、またはその両方のためのものである。1つの好ましい態様において、製品31
は、上に示されたような正方形の配列とすることができ、別の正方形は、空中の
汚染物質のための正または負の電荷を有し、汚染物質が正または負であろうと、
それは製品31、特に、その逆の極性に帯電した領域に移動し、それによって、
正または負の空中の汚染物質が鼻腔内に流入することを防止する。
明らかに、本発明の種々の改良および変更は、上述の開示
を鑑みて可能である。それゆえ、本発明は、請求の範囲内で理解され、上述の具
体的な説明を越えて実施することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.鼻腔に近接した領域に静電界を生じさせるための非構造的手段を有する、鼻 腔内への空中の汚染物質の注入を制限するための生成物。 2.前記生成物は所定時間、静電界を発生する請求項1に記載の生成物。 3.前記生成物および発生した静電界は、鼻腔近傍の領域から除去され得る請求 項1に記載の生成物。 4.前記生成物は、複数の帯電場を含む請求項1に記載の生成物。 5.前記生成物は、複数の負の帯電場を含む請求項1に記載の生成物。 6.前記生成物は、複数の正の帯電場と、複数の負の帯電場とを含む請求項1に 記載の生成物。 7.前記静電界は、この電界および鼻腔から汚染物質をはねつける請求項1に記 載の生成物。 8.前記生成物は、前記電界に汚染物質を引き付け、それによって鼻腔内への汚 染物質の流入を制限する請求項1に記載の生成物。 9.(a)1またはこれ以上の静電材料の複数の塊であって、この塊は、約1平 方mmから約50,000平方mmの平均断面領域を有し、空中の少なくともい くつかの汚染物質の鼻腔内への流入を制限するための静電界を発生するのに十分 な量である静電材料の塊、および (b)少なくともその一部にわたって分散された複数の塊を 有するキャリア材料 を具備する、鼻腔内への空中の汚染物質の流入を制限するための鼻腔保護生成物 。 10.前記生成物は、局所塗布用溶液、半固体、固体、噴霧溶液、および揮発性 溶液からなる群から選択された請求項9に記載の鼻腔保護生成物。 11.前記局所塗布用溶液は、軟膏、ペースト、クリームおよびゲルからなる群 から選択された請求項10に記載の鼻腔保護生成物。 12.前記キャリア材料は、稀釈剤、揮発性噴霧キャリア、ローションベースの 材料、溶剤、ゲルおよびハイドロゲルからなる群から選択された請求項9に記載 の鼻腔保護生成物。 13.前記キャリア材料は、アルコール、グリコール、グリセリン、有機界面活 性剤、不飽和脂肪酸のエステル、およびこれらの混合物からなる群から選択され た稀釈剤である請求項12に記載の鼻腔保護生成物。 14.前記キャリア材料は、水、エチルアルコール、天然オイル、グリコールお よび有機界面活性剤およびこれらの混合物からなる群から選択された揮発性噴霧 キャリアである請求項12に記載の鼻腔保護生成物。 15.前記キャリア材料は、ポリエチレングリコール、天然オイル、シリコーン 、ワックスおよびこれらの混合物からなる群から選択されたローションベースの 材料である請求項12に記載の鼻腔保護生成物。 16.前記キャリア材料は、長鎖エステル、長鎖の酸、およ びこれらの混合物からなる群から選択されたローションベース材料である請求項 14に記載の鼻腔保護生成物。 17.前記キャリア材料は、天然ポリマーの三次元ポリマーマトリックス、合成 ポリマーの三次元ポリマーマトリックス、コポリマーの三次元ポリマーマトリッ クス、およびこれらの混合物の三次元ポリマーマトリックスからなる群から選択 されたゲルベース材料である請求項14に記載の鼻腔保護生成物。 18.前記生成物は、1またはこれ以上の静電材料の複数の塊を包含するキャリ ア材料を伴う基材をさらに含む請求項9に記載の鼻腔保護生成物。 19.前記基材は、その上に接着剤を有する可撓性基材である請求項18に記載 の鼻腔保護生成物。 20.前記基材が絆創膏である請求項18に記載の鼻腔保護生成物。 21.鼻腔近傍の領域に静電界を発生するための手段を鼻腔近傍の領域に適用す ることを具備する、鼻腔内への空中の汚染物質の流入を制限する方法。 22.前記手段は、静電界を所定時間発生する請求項21に記載の方法。 23.前記手段および発生した静電界は、鼻腔近傍の領域から除去可能であり、 続いてそこから除去される請求項21に記載の方法。 24.前記手段は複数の帯電場を発生する請求項21に記載の方法。 25.前記手段は、複数の負の帯電場を発生する請求項21に記載の方法。 26.前記手段は、複数の正の帯電場と複数の負の帯電場とを発生する請求項2 1に記載の方法。 27.前記静電界は、電界および鼻腔から汚染物質をはねつける請求項21に記 載の方法。 28.前記静電界は、汚染物質をこの電界に引き付け、それによって鼻腔内への 汚染物質の流入を制限する請求項21に記載の方法。 29.(a)1またはこれ以上の静電材料の複数の塊であって、この塊は、約1 平方mmから約50,000平方mmの平均断面領域を有し、空中の少なくとも いくつかの汚染物質の鼻腔内への流入を制限するための静電界を発生するのに十 分な量である静電材料の塊、および (b)少なくともその一部にわたって分散された複数の塊を有するキャリア材料 を具備する、鼻腔内への空中の汚染物質の流入を制限する方法。 30.前記生成物は、局所塗布用溶液、半固体、固体、噴霧溶液、および揮発性 溶液からなる群から選択された請求項29に記載の方法。 31.前記局所塗布用溶液は、軟膏、ペースト、クリームおよびゲルからなる群 から選択された請求項30に記載の方法。 32.前記キャリア材料は、稀釈剤、揮発性噴霧キャリア、ローションベースの 材料、溶剤、ゲルおよびハイドロゲルか らなる群から選択された請求項29に記載の方法。 33.前記キャリア材料は、アルコール、グリコール、グリセリン、有機界面活 性剤、不飽和脂肪酸のエステル、およびこれらの混合物からなる群から選択され た稀釈剤である請求項32に記載の方法。 34.前記キャリア材料は、水、エチルアルコール、天然オイル、クリコールお よび有機界面活性剤およびこれらの混合物からなる群から選択された揮発性噴霧 キャリアである請求項32に記載の方法。 35.前記キャリア材料は、ポリエチレングリコール、天然オイル、シリコーン 、ワックスおよびこれらの混合物からなる群から選択されたローションベース材 料である請求項32に記載の方法。 36.前記キャリア材料は、長鎖エステル、長鎖の酸、およびこれらの混合物か らなる群から選択されたローションベース材料である請求項34に記載の方法。 37.前記キャリア材料は、天然ポリマーの三次元ポリマーマトリックス、合成 ポリマーの三次元ポリマーマトリックス、コポリマーの三次元ポリマーマトリッ クス、およびこれらの混合物の三次元ポリマーマトリックスからなる群から選択 されたゲルベース材料である請求項34に記載の方法。 38.前記生成物は、1またはこれ以上の静電材料の複数の塊を包含するキャリ ア材料を伴う基材をさらに含む請求項29に記載の方法。 39.前記基材は、その上に接着剤を有する可撓性基材であ る請求項38に記載の方法。 40.前記基材が絆創膏である請求項38に記載の方法。
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