JPH094997A - オイルクーラ付きラジエータタンク - Google Patents

オイルクーラ付きラジエータタンク

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Publication number
JPH094997A
JPH094997A JP15295095A JP15295095A JPH094997A JP H094997 A JPH094997 A JP H094997A JP 15295095 A JP15295095 A JP 15295095A JP 15295095 A JP15295095 A JP 15295095A JP H094997 A JPH094997 A JP H094997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tank
oil cooler
radiator
oil passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP15295095A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ishihara
聡 石原
Yoji Nakajima
洋司 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
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Publication of JPH094997A publication Critical patent/JPH094997A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0234Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ラジエータのタンクにオイルクー
ラを配置したオイルクーラ付きラジエータタンクに関
し、オイルクーラのオイル通路を容易,確実に形成する
ことを目的とする。 【構成】 アルミニウムの押し出し成形によりタンク本
体31を形成するとともに、前記タンク本体31の肉部
31aに軸長方向に沿ってオイル通路31bを形成し、
前記タンク本体31の軸長方向に間隔を置いて、前記オ
イル通路31bに連通するオイル流入パイプ33および
オイル流出パイプ35を配置して構成される。また、前
記タンク本体31の外周にアウターフィン31cを一体
形成して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジエータのタンクに
オイルクーラを配置したオイルクーラ付きラジエータタ
ンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車では、ラジエータのタンク
内に、エンジンオイルを冷却するためのオイルクーラを
収容したものが知られており、また、例えば、特公昭4
7−29216号公報に開示されるように、タンクの外
壁にオイルクーラを配置したものが知られている。
【0003】図4は、この公報に開示されるオイルクー
ラ付きラジエータタンクを示すもので、このオイルクー
ラ付きラジエータタンクは、タンク本体11の外周に間
隔を置いて外側プレート13を密閉して配置し、タンク
本体11と外側プレート13との間にインナーフィン1
5を配置して構成されている。
【0004】そして、タンク本体11,外側プレート1
3およびインナーフィン15は、アルミニウムからなり
相互にろう付けされている。なお、符号17は、チュー
ブ19が挿通されるヘッダープレートである。上述した
オイルクーラ付きラジエータタンクでは、タンク本体1
1と外側プレート13との間に、エンジンオイルが流通
されるオイル通路21が形成されるため、タンク本体1
1内にオイルクーラを収容する必要がなくなり、シール
構造を簡易なものにすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオイルクーラ付きラジエータタンクでは、タ
ンク本体11の外周に間隔を置いて外側プレート13を
配置してオイル通路21を形成しているため、部品点数
が多くなり、部品の製造,組立に多大な工数が必要にな
るという問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決したも
ので、オイルクーラのオイル通路を容易,確実に形成す
ることができるオイルクーラ付きラジエータタンクを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のオイルクーラ
付きラジエータタンクは、アルミニウムの押し出し成形
によりタンク本体を形成するとともに、前記タンク本体
の肉部に軸長方向に沿ってオイル通路を形成し、前記タ
ンク本体の軸長方向に間隔を置いて、前記オイル通路に
連通するオイル流入パイプおよびオイル流出パイプを配
置してなることを特徴とする。
【0008】請求項2のオイルクーラ付きラジエータタ
ンクは、請求項1において、前記タンク本体の外周にア
ウターフィンを一体形成してなることを特徴とする。請
求項3のオイルクーラ付きラジエータタンクは、請求項
1または2において、前記オイル通路内にインナーフィ
ンを挿入してなることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1のオイルクーラ付きラジエータタンク
では、オイル流入パイプからオイル通路内に流入したオ
イルが、オイル通路内を通過する間に、タンク本体の内
側を流れるラジエータ冷却水と熱交換され冷却された
後、オイル流出パイプから流出される。
【0010】そして、タンク本体を形成するためのアル
ミニウムの押し出し成形時に、オイル通路が形成され
る。請求項2のオイルクーラ付きラジエータタンクで
は、タンク本体の外周にアウターフィンを一体形成した
ので、熱交換効率が向上される。そして、タンク本体を
形成するためのアルミニウムの押し出し成形時に、アウ
ターフィンが一体形成される。
【0011】請求項3のオイルクーラ付きラジエータタ
ンクでは、オイル通路内にインナーフィンを挿入したの
で、オイルが撹拌され熱交換効率が向上される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。
【0013】図1および図2は、本発明のオイルクーラ
付きラジエータタンクの一実施例を示しており、図にお
いて符号31は、断面コ字状のタンク本体を示してい
る。このタンク本体31は、アルミニウムの押し出し成
形により製造されている。タンク本体31の肉部31a
には、軸長方向に沿ってオイル通路31bが形成されて
いる。
【0014】このオイル通路31bは、肉部31aに沿
って、断面コ字状に形成されている。タンク本体31の
外周には、アウターフィン31cが一体形成されてい
る。このアウターフィン31cは、タンク本体31の軸
長方向に沿って形成される突部からなり、外周に間隔を
置いて多数形成されている。タンク本体31の軸長方向
の両側には、オイル通路31bに連通するオイル流入パ
イプ33およびオイル流出パイプ35が配置されてい
る。
【0015】オイル通路31b内には、アルミニウムの
クラッド材からなるインナーフィン37が嵌挿されてい
る。このインナーフィン37は、図2に点線で示すよう
に、オイル流入パイプ33およびオイル流出パイプ35
に干渉しない位置にのみ挿入されている。タンク本体3
1の上面および一側側面には、案内部41,43が一体
形成されている。
【0016】これ等の案内部41,43は、タンク本体
31の軸長方向に沿って一対の案内レール45,47を
間隔を置いて一体形成してなる。案内レール45,47
は、断面逆L字状とされている。タンク本体31の両端
には、アルミニウムのクラッド材からなるパッチエンド
51が配置されている。
【0017】このパッチエンド51には、案内部41,
43に対応する位置に矩形状の貫通穴51a,51bが
形成され、この貫通穴51a,51bに固定部材53を
挿入し、固定部材53の先端を案内部41,43に嵌挿
することによりパッチエンド51がタンク本体31に仮
固定される。図3は、オイル流入パイプ33およびオイ
ル流出パイプ35のタンク本体31への固定構造を示す
もので、タンク本体31には、オイル通路31bに開口
する穴部31dが形成されている。
【0018】この穴部31dは、一対の案内レール4
5,47の間に形成されており、穴部31dの前方に
は、アルミニウムのクラッド材からなるシール部材55
が配置されている。このシール部材55は、案内レール
45,47の間に嵌挿されており、タンク本体31の穴
部31dに対応する位置に穴部55aが形成されてい
る。
【0019】そして、穴部31d,55aには、アルミ
ニウムからなるオイル流入パイプ33またはオイル流出
パイプ35が嵌挿されている。上述したオイルクーラ付
きラジエータタンクは、以下述べるように製造される。
先ず、アルミニウムの押し出し成形によりタンク本体3
1が製造される。そして、この押し出し成形時に、オイ
ル通路31b,アウターフィン31c,案内部41,4
3が一体形成される。
【0020】この後、オイル通路31b内の所定位置に
インナーフィン37が挿入される。また、案内部43に
沿ってシール部材55が嵌挿され、穴部31d,55a
の位置が重なった位置で、オイル流入パイプ33および
オイル流出パイプ35が嵌挿される。さらに、タンク本
体31の両端に、パッチエンド51を配置し、貫通穴5
1a,51bに固定部材53を挿入し、固定部材53の
先端を案内部41,43に嵌挿することによりパッチエ
ンド51がタンク本体31に固定される。
【0021】そして、この状態で、例えば、非腐食性フ
ラックスを塗布し、熱処理を行うことにより、タンク本
体31にシール部材55を介してオイル流入パイプ33
およびオイル流出パイプ35がろう付けされ、さらに、
タンク本体31の両端にパッチエンド51がろう付けさ
れる。なお、インナーフィン37をろう付けする場合に
は、インナーフィン37を挿入する前に、予め、オイル
通路31b内にフラックスを塗布しておくのが望まし
い。
【0022】そして、上述したオイルクーラ付きラジエ
ータタンクでは、オイル流入パイプ33からオイル通路
31b内に流入したオイルが、オイル通路31b内を通
過する間に、タンク本体31の内側を流れるラジエータ
冷却水、およびアウターフィン31cを介して大気と熱
交換され冷却された後、オイル流出パイプ35から流出
される。
【0023】以上のように構成されたオイルクーラ付き
ラジエータタンクでは、タンク本体31を形成するため
のアルミニウムの押し出し成形時に、オイル通路31b
が形成されるため、オイルクーラのオイル通路31bを
容易,確実に形成することができる。また、タンク本体
31の肉部31a内にオイル通路31bが形成されるた
め、オイル通路31bのシール性を非常に高いものにす
ることができる。
【0024】また、上述したオイルクーラ付きラジエー
タタンクでは、タンク本体31の外周にアウターフィン
31cを一体形成したので、熱交換効率を向上すること
ができる。さらに、オイル通路31b内にインナーフィ
ン37を挿入しろう付けしたので、オイルが撹拌され熱
交換効率を向上することができ、また、オイル通路31
bの強度を高めることができる。
【0025】また、上述した実施例では、アルミニウム
の押し出し成形によりタンク本体31が製造されるた
め、軸長方向の切断長を変えることにより、同一のダイ
ス型により容量の異なるタンク本体31を容易に得るこ
とができる。なお、上述した実施例では、タンク本体3
1を断面矩形状に形成した例について説明したが、本発
明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、
円弧状に形成しても良い。
【0026】また、上述した実施例では、タンク本体3
1の肉部31aに沿ってオイル通路31bを形成した例
について説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、例えば、肉部の一部にのみオイル通路
を形成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のオイルク
ーラ付きラジエータタンクでは、タンク本体を形成する
ためのアルミニウムの押し出し成形時に、オイル通路が
形成されるため、オイルクーラのオイル通路を容易,確
実に形成することができる。また、タンク本体の肉部内
にオイル通路が形成されるため、オイル通路のシール性
を非常に高いものにすることができる。
【0028】請求項2のオイルクーラ付きラジエータタ
ンクでは、タンク本体の外周にアウターフィンを一体形
成したので、熱交換効率を向上することができる。請求
項3のオイルクーラ付きラジエータタンクでは、オイル
通路内にインナーフィンを挿入したので、オイルが撹拌
され熱交換効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルクーラ付きラジエータタンクの
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のオイルクーラ付きラジエータタンクを示
す側面図である。
【図3】図1のオイルクーラ付きラジエータタンクのオ
イル流入パイプおよびオイル流出パイプの取付構造を示
す断面図である。
【図4】従来のオイルクーラ付きラジエータタンクを示
す断面図である。
【符号の説明】
31 タンク本体 31a 肉部 31b オイル通路 31c アウターフィン 33 オイル流入パイプ 35 オイル流出パイプ 37 インナーフィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムの押し出し成形によりタン
    ク本体(31)を形成するとともに、前記タンク本体
    (31)の肉部(31a)に軸長方向に沿ってオイル通
    路(31b)を形成し、前記タンク本体(31)の軸長
    方向に間隔を置いて、前記オイル通路(31b)に連通
    するオイル流入パイプ(33)およびオイル流出パイプ
    (35)を配置してなることを特徴とするオイルクーラ
    付きラジエータタンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオイルクーラ付きラジエ
    ータタンクにおいて、 前記タンク本体(31)の外周にアウターフィン(31
    c)を一体形成してなることを特徴とするオイルクーラ
    付きラジエータタンク。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のオイルクーラ付
    きラジエータタンクにおいて、 前記オイル通路(31b)内にインナーフィン(37)
    を挿入してなることを特徴とするオイルクーラ付きラジ
    エータタンク。
JP15295095A 1995-06-20 1995-06-20 オイルクーラ付きラジエータタンク Pending JPH094997A (ja)

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JP (1) JPH094997A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100619239B1 (ko) * 2004-06-02 2006-08-31 한국델파이주식회사 Toc 일체형 열교환기
KR101396412B1 (ko) * 2008-01-09 2014-05-19 한라비스테온공조 주식회사 오일쿨러 내장형 라디에이터 탱크

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KR100619239B1 (ko) * 2004-06-02 2006-08-31 한국델파이주식회사 Toc 일체형 열교환기
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