JPH094831A - 流動層熱回収装置における流動化ガスの供給方法及び装置 - Google Patents

流動層熱回収装置における流動化ガスの供給方法及び装置

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JPH094831A
JPH094831A JP7154471A JP15447195A JPH094831A JP H094831 A JPH094831 A JP H094831A JP 7154471 A JP7154471 A JP 7154471A JP 15447195 A JP15447195 A JP 15447195A JP H094831 A JPH094831 A JP H094831A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱回収部における流動層を良好に流動化させ
ながら、熱回収量の増加を図るとともに、熱回収部での
燃焼を抑制して伝熱管を保護し、また熱回収部における
酸素濃度を抑えてNOxの発生量を減らす。 【構成】 炉底の流動層12をバッフル54で主燃焼部
12Aと熱回収部12Bとに区画し、熱回収部12B内
に伝熱管46を設ける。両部12A,12Bにわたって
その底部に第1分散板38及び第2分散板40を設け、
これら分散板38,40から噴射する流動化ガスによっ
て上記流動層12を流動化する。熱回収部12Bに噴射
する流動化ガスとしては、ダクト24から再循環させた
燃焼排ガスを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砂粒子等からなる流動
層により産業廃棄物、都市ごみ、石炭等を焼却し、これ
により発生する熱を回収する流動層熱回収装置におい
て、上記流動層にこの流動層を流動化させるための流動
化ガスを供給する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産業廃棄物等の焼却による熱を回
収するための装置として、空気分散板上に砂粒子からな
る流動層を形成し、この流動層で廃棄物を焼却するとと
もに、この焼却で発生した熱を伝熱管を通じて回収する
ようにした流動層熱回収装置が広く知られている。この
装置では、流動層内の粒子の混合が極めて良好で層内温
度を均一に保つことができ、また、粒子層の熱保持能力
が大きいため再起動が容易である等の利点を有してい
る。
【0003】ところで、この装置では、上記伝熱管を流
動層の上方に設けても熱回収が可能であるが、次のよう
な理由から、伝熱管を流動層内に埋設するのが好ましい
とされている。 流動層中での熱伝達率は、流動層上方の排ガス中での
熱伝達率と比べて7〜10倍も高く、このため、伝熱面
積を小さくしてボイラをコンパクトにできる。 流動層での焼却により塩化水素が発生するが、流動層
内での塩化水素濃度は流動層上方の排ガス中での塩化水
素濃度の約1/10であり、従って、流動層内に伝熱管
を埋設した方が塩化水素による伝熱管の腐食が生じにく
い。このように腐食が生じにくい分、伝熱管内をながれ
る蒸気を高温、高圧化できる。 熱回収部内への流動化ガス供給量を変化させることに
より、熱回収量の調節が可能であり、よって、低発熱量
の燃料から高発熱量の燃料まで広く用いることができ
る。
【0004】そこで、流動層内に伝熱管を設けた装置と
して、例えば特開平5−23321号公報には、上記流
動層を仕切り壁によって主燃焼部と熱回収部とに区画
し、熱回収部内に上記伝熱管を設けるとともに、主燃焼
部底部から流動化ガスを噴射することにより、上記主燃
焼部の流動粒子が上記バッフルの上方を通って上記熱回
収部に入りさらに上記バッフルの下方を通って上記主燃
焼部内に戻る流れを形成するようにしたものが開示され
ている。このような装置において、上記主燃焼部内に廃
棄物を投入すると、この廃棄物が主として主燃焼部で焼
却され、これにより発生した熱が流動粒子を媒体として
熱回収部内の伝熱管に伝えられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記装置において、熱
回収部における流動層を流動化させるには、この熱回収
部に対して十分な流量(一般には必要最低流動化速度の
1〜2倍の速度が得られる流量)で流動化ガスを供給す
る手段が有効である。この流動化ガスとしては、燃焼用
の一次空気を常温のまま流用することが一般に考えられ
る。
【0006】しかし、このように熱回収部に流動化用空
気を供給する場合、次のような不都合が生じる。
【0007】a)上記装置において、投与される燃料の
カロリーが高い場合等、層内燃焼率が低い場合には、砂
層内からの熱回収率を高めなければ必要熱量すべてを回
収するのが困難となるおそれがある。しかし、層内熱回
収率を過度に上げるとその分砂層内温度が下がって安定
した燃焼を保持できなくなるので、層内熱回収率を上げ
るには限界がある。
【0008】なお、熱回収効率を高める手段として、上
記燃焼排ガスのもつ熱エネルギーを利用して、熱回収部
内に供給される流動化用空気を予め加熱する方法が考え
られるが、この場合、流動化用空気の温度上昇分だけ熱
回収部内での燃焼が促進されてしまう。このようにして
熱回収部内での燃焼が促進されると、この燃焼に伴う局
部的な高温化現象や塩化水素の発生によって、熱回収部
内の伝熱管の熱的あるいは化学的な劣化、損傷が促進す
るおそれがある。
【0009】b)上記装置では、主燃焼部に燃料である
廃棄物が投入されるが、この燃料が熱回収部に入る場合
もあり得る。このとき、熱回収部にかなりの量の空気が
供給されていると、この空気中に含まれる酸素によって
熱回収部内での上記燃料の燃焼が促進され、上述のよう
な局部的高温化減少や塩化水素の発生を招くおそれがあ
る。
【0010】c)熱回収部では原則として燃焼は行われ
ず、従って、この熱回収部に流動化用として供給される
空気は燃焼に寄与しない余剰空気となる。この余剰空気
が多いほど、燃焼排ガス中のNOx濃度が高くなり、環
境に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑み、熱回収
部における流動層を良好に流動化させながら、不都合な
く砂層内熱回収量を増やすことができ、しかも、熱回収
部での燃焼を抑制して伝熱管を保護し、また熱回収部に
おける酸素濃度を抑えてNOxの発生量を減らすことが
できる流動層熱回収装置における流動化ガスの供給方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明は、装置本体の底部に流動粒子により形
成された流動層をバッフルにより主燃焼部と熱回収部と
に区画し、熱回収部内に熱回収用の伝熱管を設けるとと
もに、上記主燃焼部にこの主燃焼部における流動粒子を
流動化させるための流動化ガスを噴射する主燃焼用散気
装置と、上記熱回収部にこの熱回収部における流動粒子
を流動化させるための流動化ガスを噴射する熱回収用散
気装置とを備え、これらの流動化ガスにより、上記主燃
焼部の流動粒子が上記バッフルの上方を通って上記熱回
収部に入りさらに上記バッフルの下方を通って上記主燃
焼部内に戻る流れが形成されるように構成した流動層熱
回収装置において、上記流動層での燃焼により生じた燃
焼排ガスを流動化ガスとして上記熱回収用散気装置に再
循環させるものである(請求項1)。
【0013】この方法では、上記燃焼排ガスを流動化ガ
スとして上記主燃焼用散気装置にも一部再循環させるよ
うにしてもよい(請求項2)。
【0014】また本発明は、装置本体の底部に流動粒子
により形成された流動層をバッフルにより主燃焼部と熱
回収部とに区画し、熱回収部内に熱回収用の伝熱管を設
けるとともに、上記主燃焼部にこの主燃焼部における流
動粒子を流動化させるための流動化ガスを噴射する主燃
焼用散気装置と、上記熱回収部にこの熱回収部における
流動粒子を流動化させるための流動化ガスを噴射する熱
回収用散気装置とを備え、これらの流動化ガスにより、
上記主燃焼部の流動粒子が上記バッフルの上方を通って
上記熱回収部に入りさらに上記バッフルの下方を通って
上記主燃焼部内に戻る流れが形成されるように構成した
流動層熱回収装置において、上記流動層での燃焼により
生じた燃焼排ガスを流動化ガスとして上記熱回収用散気
装置に再循環させる排ガス再循環手段を備えたものであ
る(請求項3)。
【0015】この装置では、上記燃焼排ガスの排出通路
にこの燃焼排ガス中の特定成分を除去する排ガス処理装
置を設けるとともに、この排ガス処理装置を通過した燃
焼排ガスを上記熱回収用散気装置に再循環させるように
上記排ガス再循環手段を構成するのが、より好ましい
(請求項4)。
【0016】また、上記排ガス再循環手段による燃焼排
ガスの再循環量を変化させる再循環量調節手段や(請求
項5)、上記主燃焼用散気装置への流動化ガスの供給源
と上記熱回収用散気装置とを接続する接続通路と、この
接続通路を開閉する開閉手段とを備えることにより(請
求項6)、後述のようなより優れた効果が得られる。
【0017】また、上記装置では、上記燃焼排ガスを流
動化ガスとして上記主燃焼用散気装置にも一部再循環さ
せるように上記排ガス再循環手段を構成してもよい(請
求項7)。
【0018】
【作用】請求項1,3記載の方法及び装置によれば、熱
回収部内に流動化ガスとして燃焼排ガスが供給されるこ
とにより、熱回収部における流動層が流動化されるとと
もに、再循環された燃焼排ガスの顕熱分の熱量が伝熱管
を通じて回収されることとなり、砂層内からの熱回収量
は大幅に増加する。しかも、上記燃焼排ガス中の酸素濃
度は空気と比べて非常に低いため、流動化を十分に行う
べく流動化ガス供給量すなわち燃焼排ガス再循環量を増
やしても、熱回収部内での酸素濃度はほとんど上昇しな
い。よって、この酸素濃度上昇に伴う熱回収部内での燃
料の燃焼の促進や、NOx発生量の増加が回避される。
【0019】ここで、請求項2,7記載のように、上記
燃焼排ガスを流動化ガスとして上記主燃焼用散気装置に
も一部再循環させるようにすれば、主燃焼部でのNOx
発生も抑制が可能である。
【0020】請求項4記載の装置では、上記燃焼排ガス
の排出通路にこの燃焼排ガス中の特定成分を除去する排
ガス処理装置を設けるとともに、この排ガス処理装置を
通過した燃焼排ガスを上記熱回収用散気装置に再循環さ
せるようにしているので、この熱回収用散気装置には、
好ましくない物質(例えば塩化水素、ばい塵等)を予め
除去したより好ましい燃焼排ガスを流動化ガスとして供
給できる。
【0021】請求項5記載の装置では、再循環量調節手
段によって上記排ガス再循環手段による燃焼排ガスの再
循環量を変化させることにより、熱回収部の状態に応じ
てこの熱回収部への燃焼排ガス(流動化ガス)供給量を
適宜調節できる。
【0022】請求項6記載の装置では、装置の立上り時
等、燃焼排ガス流量が不十分な期間では、開閉手段によ
り接続通路を開いて上記主燃焼用散気装置への流動化ガ
スの供給源から熱回収用散気装置へも流動化ガスを供給
することにより、この流動化ガスを熱回収部に流動化ガ
スとして補充できる一方、燃焼排ガス流量が十分な量ま
で上昇した状態では、上記接続通路を閉じることによ
り、熱回収用散気装置に専ら再循環燃焼排ガスを供給で
きる。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。
【0024】ここに示す流動層熱回収装置は、断熱壁1
1で囲まれた焼却炉10を備え、この焼却炉10の底部
に砂等からなる流動層12が形成され、その上方は図1
に示すようなフリーボード14とされている。焼却炉中
間部には、焼却物投入口16が形成され、これに焼却物
供給機18が接続されるとともに、同じく焼却炉中間部
の適当な高さ位置には、二次空気ブロア20,22が接
続され、焼却炉上部にはダクト24が接続されている。
【0025】上記フリーボード14での断熱壁11は、
ある高さまでは内面が耐火物で覆われたメンブレン構造
であり、壁面を通してガス層から熱を吸収するように構
成されている。メンブレンで蒸発した蒸気は蒸気溜め2
5に集合し、その蒸気はスーパーヒーター26で排ガス
の熱を回収し、後述の伝熱管46の入口ヘッダ47へ送
られる。上記排ガスは、上記スーパーヒーター26で熱
を奪われた後、炉壁のメンブレンと同様の構造の蒸発器
28、低温腐食回避のための給水加熱器29、燃焼空気
用の空気加熱器30でさらに熱を奪われる。そして、ガ
ス冷却室32で冷却された後に、バグフィルタ(排ガス
処理装置)34で塩化水素やばい塵といった有害物質が
除去され、原則として排気ファン36を通って煙突から
排気される。
【0026】一方、上記焼却炉10の底部は図2及び図
3に示すような構造を有している。
【0027】炉底の左右方向中央には、第1分散板(主
燃焼用散気装置)38が配設され、この第1分散板38
の左右両側に第2分散板(主燃焼用散気装置の一部と熱
回収用散気装置を構成)40が配設されており、両第2
分散板40は断熱壁(装置本体側壁)11に隣接してい
る。第1分散板38と第2分散板40とは、水平方向に
離間しており、この部分が不燃物排出部42となってい
る。この不燃物排出部42の下方には不燃物抜き出し装
置44が設けられ、この不燃物抜き出し装置44は、上
記不燃物排出部42から導出された不燃物入り砂を左右
両外側に搬送するスクリュコンベアを内蔵している。
【0028】上記第1分散板38は、左右の不燃物排出
部42に向かうに従って低くなるように山形に傾斜して
おり、第2分散板40も、不燃物排出部42に向かうに
従って低くなる方向に傾斜している。
【0029】両第2分散板40の上方には、複数本の伝
熱管46が図2奥行き方向(図3の上下方向)に等間隔
で並設されている。各伝熱管46は、断熱壁11下部を
側方に貫通して炉内に臨み、上記第2分散板40上で蛇
行し、上記貫通部よりも上方で断熱壁11を貫通して炉
外へ導出されており、その両端は、図2の奥行き方向に
延びる入口ヘッダ47及び出口ヘッダ48にそれぞれ接
続されている。そして、スーパーヒーター26から入口
ヘッダ47へ送られた蒸気が焼却熱回収媒体として伝熱
管46内を流れ、出口ヘッダ48に回収されるようにな
っている。
【0030】この炉内には、複数本の散気管50が図2
の奥行き方向に並設されている。各散気管50は、上記
伝熱管46の上方に位置する上側部51と、この上側部
51から上記伝熱管46の側方を通って略垂直方向に延
び、第2分散板40に至る立直部52とからなり、上側
部51の管壁の側面及びその近傍には多数のガス噴射孔
が穿設されている。この上側部51は、不燃物排出部4
2に向かうに従って低くなる方向に傾斜しており、この
上側部51より少し上方に流動層12の上面が位置して
いる。
【0031】上記立直部52の途中部分の周囲には、耐
火材やジャケット等からなるバッフル54が配設されて
いる。このバッフル54により、上記流動層12が、中
央の主燃焼部12Aと、左右両外側の熱回収部12Bと
に区画されており、第2分散板40において上記熱回収
部12Bの床を構成する部分が、本発明にいう熱回収用
散気装置の散気板となっている。各バッフル54同士の
間には微小の隙間55が確保され、この隙間55を僅か
ながら砂粒子が流通可能となっている。
【0032】なお、散気管50の配設間隔は、伝熱管4
6の配設間隔と等しく設定されているが、伝熱管46の
管径よりも散気管50の管径が大きい分だけ、散気管5
0同士の隙間が伝熱管46同士の隙間よりも小さくなっ
ている。また、散気管50同士の隙間は、バッフル54
と第2分散板40との間の上下間隔(すなわち熱回収部
の出口幅)と比べても小さくなっている。
【0033】上記分散板38,40には多数の流動化ガ
ス噴射口が穿設され、第1分散板38の下方には複数の
ガス室41bが、第2分散板40の下方には複数のガス
室40a,41,40b,40cが左右方向に並設され
ている。これらのガス室のうち、第2分散板40の下方
のガス室であって上記不燃物排出部42に近い特定のガ
ス室41からは、上記散気管50内に流動化ガスが供給
されるようになっている。また、このガス室41よりも
不燃物排出部42に近いガス室40aから流動化ガス噴
射口を通じて噴射される流動化ガスは、不燃物排出部4
2に向かって水平方向に噴出し、上記バッフル54にお
いて上記第1分散板38側を向く面の近傍を通るように
なっている。また、ガス室40b,40cから流動化ガ
ス噴射口を通じて噴射される流動化ガスは、熱回収部1
2Bに供される。
【0034】次に、この装置の特徴である、各ガス室へ
の流動化ガスの供給設備について説明する。
【0035】まず、主燃焼用散気装置を構成するガス室
40a,41bには、分岐配管57Aを介して流動化ガ
ス(ここでは空気)供給源である一次空気送風機(ガス
噴射手段)60Aが接続されている。そして、この一次
空気送風機60Aから吐出された空気が上記流動化ガス
噴射口から炉内の主燃焼部12Aに向けて噴射されるよ
うになっている。この空気は、主燃焼部12Aでの燃焼
用空気としての役割と流動化用空気としての役割とを兼
ねている。
【0036】一方、熱回収用散気装置を構成するガス室
40b,40cとガス室41とには、排ガス再循環用配
管58及び分岐配管57Bを介して前記排気通路におけ
る排気ファン36の下流側部分が接続されている。排ガ
ス再循環用配管58の途中には、ダンパ(再循環量調節
手段)59及び排ガス再循環用送風機60Bが設けら
れ、この排ガス再循環用送風機60Bにより、バグフィ
ルタ34を通過した排ガスが配管58,57Bを通じて
各ガス室40b,40c,41に再循環されるととも
に、その再循環量がダンパ59によって調節可能とされ
ている。
【0037】また、一次空気送風機60Aの吐出側と排
ガス再循環用送風機60Bの吐出側とは接続通路である
配管61を介して接続されており、この配管61の途中
にもダンパ(開閉手段)62が設けられている。
【0038】なお、この実施例では、基本的に、全ての
ガス室のうち不燃物排出部42近傍のガス室41bから
の流動化ガス噴射量が比較的大きく設定され、第1分散
板38の山形中央部及び第2分散板40において伝熱管
46の下方の部分に位置するガス室41からの流動化ガ
ス噴射量が、比較的小さく設定されている。このような
噴射量設定のため、図2に白抜き矢印で示すように、主
燃焼部側で砂粒子がバッフル54の側面近傍を通って上
昇し、炉の中央側と散気管50の上側部51側とへあふ
れてそれぞれ沈降する流れが形成されている。
【0039】この装置において、焼却物投入口16から
投入された都市ごみ等の廃棄物(被処理物)は、主燃焼
部12A内に落下し、燃焼する。この主燃焼部12Aで
は、ガス室41bから第1分散板38のガス噴射口を通
じて噴射される流動化ガスと、ガス室40aから第2分
散板40のガス噴射口を通じて噴射される流動化ガスに
より、砂粒子が激しく上昇運動及び下降運動を繰り返し
ており、バッフル54の近傍を通って上昇した砂粒子
は、炉の中央側と散気管50の上側部51側とへあふれ
てそれぞれ沈降する。
【0040】より具体的に、上側部51側へあふれた粒
子は、これら上側部51同士の隙間を通り、バッフル5
4と断熱壁11とに挟まれた熱回収部12B内で伝熱管
46同士の間を沈降し、この伝熱管46に焼却熱を与え
た後(すなわち伝熱管46が焼却熱を回収した後)、第
2分散板40の傾斜面に沿って不燃物排出部42側へ滑
り落ちる。また、炉中央へあふれた粒子は、そのまま第
1分散板38の山形中央へ沈降し、この第1分散板38
の傾斜面に沿ってやはり不燃物排出部42側へ滑り落ち
る。ここで、不燃物排出部42のすぐ手前のガス室41
bからは強い流動化ガスの噴射が行われているため、一
部の砂粒子は上記流動化ガスに押し上げられて主燃焼部
へ再還流し、他の砂粒子は不燃物(固形物)とともに不
燃物排出部42内へ落下し、不燃物抜き出し装置44に
よって左右両外側へ搬出される。この搬出物は篩いにか
けられ、細かい砂粒子のみが上記流動層12に再供給さ
れる。
【0041】この時、主燃焼用散気装置を構成するガス
室41b,40aに対しては、上記流動化ガスとして、
一次空気送風機60Aの吐出する空気がそのまま供給さ
れ、流動化ガス噴射口から主燃焼部12Aに噴射され
る。
【0042】これに対し、熱回収用散気装置を構成する
ガス室40b,40c及びガス室41に対しては、排気
通路を流れる燃焼排ガスの一部が流動化ガスとして再循
環され、流動化ガス噴射口から熱回収部12B内に噴射
される。このように再循環される燃焼排ガス中の酸素濃
度は、空気と比べて非常に低いため、流動化を十分に行
うべく流動化ガス供給量(すなわち燃焼排ガス再循環
量)を増やしても、熱回収部12B内での酸素濃度はほ
とんど上昇せず、熱回収部12B内での燃料の燃焼はほ
とんど促進されない。従って、この燃焼促進に伴う局部
的高温化現象や塩化水素の発生に起因する伝熱管の熱的
損傷を防止できるとともに、NOx発生も抑制できる。
しかも、再循環した燃焼排ガスの顕熱を伝熱管46を通
じて回収できるので、従来に比して熱回収量は大幅に増
え、層内燃焼率が低い場合にも十分な熱量を回収するこ
とができる。
【0043】なお、装置の立上り時等、燃焼排ガス流量
が不十分な期間では、ダンパ62を開けばよい。これに
より、ガス室40b,40c,41に対する流動化ガス
の供給量の不足分を一次空気送風機60Aの吐出空気に
よって補充することができる。
【0044】*実験データ ・図4は、上記排ガス再循環を行わなかった場合(すな
わち熱回収部12Bに流動化ガスとして空気を供給した
場合)での熱回収量と、全燃焼排ガスのうちの10%を
再循環させた場合(すなわち排ガス再循環率が10%の
場合)での熱回収量との比率(すなわち熱回収量の増加
率)を廃棄物発熱量との関係でグラフに表したものであ
る。このグラフに示されるように、廃棄物発熱量が3000
〜4000kcal/kgの範囲では、排ガス再循環の実行によっ
て熱回収量を約1.2〜1.4倍も増加させることができる。
【0045】・図5は、排ガス再循環率と、炉出口での
燃焼排ガス中におけるNOx低減率(排ガス再循環量が
0の場合におけるNOx発生量を1とした時のNOx発
生量)との関係をグラフに示したものである。なお、こ
の実験では、排ガス再循環率が10%の場合で、熱回収
部12Bへの流動化ガス中における燃焼排ガスの含有率
が100%となっており、排ガス再循環率が10%以上の
場合では、主燃焼部用流動化ガスにも一部使用してい
る。
【0046】このグラフから明らかなように、排ガス再
循環の実行により、NOx発生を抑制して環境改善に寄
与することができる。
【0047】第2実施例を図6に示す。この実施例で
は、前記排ガス再循環用配管58から配管64を分岐さ
せて主燃焼用散気装置を構成するガス室41bに接続
し、上記配管64の途中にダンパ65を設けており、上
記ガス室41bにも一部燃焼排ガスが再循環されるよう
に構成している。
【0048】このような構成によれば、一次空気ブロア
60Aからガス室41bに供給される空気内に、十分な
燃焼効率が得られる範囲内で適宜燃焼排ガスを混入する
ことにより、主燃焼部12AでのNOx発生も抑制する
ことが可能である。
【0049】なお、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、例として次のような態様をとることも可能
である。
【0050】(1) 本発明では、装置の具体的な内部構造
を問わず、流動層が主燃焼部と熱回収部とに区画された
ものについて広く適用が可能である。例えば、上記実施
例では、第1分散板38を炉の中央に配し、その両外側
に第2分散板40を配したものを示したが、炉の片側に
第1分散板38を、もう片側に第2分散板40を配し、
炉の略中央に不燃物排出部42を配するようにしてもよ
い。また、炉の形状を円筒形にして中央に円錐状の第1
分散板38を配し、その径方向外側にドーナツ板状の第
2分散板40を配し、両分散板38,40同士の間に全
周にわたる不燃物排出部42を形成するようにしてもよ
い。この場合、伝熱管46及び散気管50も周方向に並
設すればよい。
【0051】(2) 本発明において、排気通路から再循環
用燃焼排ガスを取り出す個所は適宜設定すればよい。た
だし、上記実施例に示したように、排ガス処理装置であ
るバグフィルタ34の下流側から燃焼排ガスを再循環さ
せるようにすれば、バグフィルタ34で有害成分が除去
されたより好ましい燃焼排ガスを流動化ガスとして供給
できる利点がある。
【0052】(3) 本発明におけるバッフルの構造は特に
問わず、流動層12を主燃焼部12Aと熱回収部12B
とに区画でき、かつその上方及び下方で流動粒子が移動
できるものであれば良く、例えばバッフル全体が単一の
板材で一体成形されたものを特設するようにしてもよ
い。この場合には、散気管50とは別の支柱を第2分散
板40上に立ててこの支柱により上記一体成形したもの
を支持すればよい。また、本発明では必ずしも散気管5
0を要しない。
【0053】(4) 上記各実施例では、炉底から流動化ガ
スを噴射するための散気装置を、分散板38,40とこ
れら分散板38,40からガスを噴射するための手段
(ガス室等)とで構成しているが、上記分散板に代え、
前記散気管50と同様の散気管を水平状態で装置底部に
配するようにしてもよい。この場合、不燃物は各散気管
同士のすき間から落下するので、これら散気管の下方が
不燃物排出部になる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、流動層が主燃焼
部と熱回収部とに区画された流動層熱回収装置におい
て、上記熱回収部に供給する流動化ガスとして、燃焼排
ガスを再循環させるようにしたものであるので、再循環
された燃焼排ガスの顕熱を伝熱管を通じて回収すること
により、熱回収量を大幅に増やすことができる。しか
も、流動化を十分に行うべく流動化ガス供給量すなわち
燃焼排ガス再循環量を増やしながらも、熱回収部内での
酸素濃度を低く抑えて熱回収部内での燃料の燃焼を抑制
できる。従って、この燃焼に起因する伝熱管の劣化、損
傷を防止でき、また、NOx発生も抑制できる。
【0055】さらに、請求項2,7記載の方法及び装置
では、上記燃焼排ガスを流動化ガスとして上記主燃焼用
散気装置にも一部再循環させるようにしているので、主
燃焼部でのNOx発生も抑制できる効果がある。
【0056】請求項4記載の装置では、上記燃焼排ガス
の排出通路にこの燃焼排ガス中の特定成分を除去する排
ガス処理装置を設けるとともに、この排ガス処理装置を
通過した燃焼排ガスを上記熱回収用散気装置に再循環さ
せるようにしているので、この熱回収用散気装置には、
好ましくない物質(例えば塩化水素、ばい塵等)を予め
除去したより好ましい燃焼排ガスを流動化ガスとして供
給できる効果がある。
【0057】請求項5記載の装置では、再循環量調節手
段によって上記排ガス再循環手段による燃焼排ガスの再
循環量を変化させることにより、熱回収部の状態に応じ
てこの熱回収部への燃焼排ガス(流動化ガス)供給量を
適宜調節できる効果がある。
【0058】請求項6記載の装置は、上記主燃焼用散気
装置への流動化ガスの供給源と上記熱回収用散気装置と
を接続する接続通路と、この接続通路を開閉する開閉手
段とを備えたものであるので、装置の立上り時等、燃焼
排ガス流量が不十分な状態では、上記接続通路を開くこ
とにより、主燃焼用散気装置への流動化ガスの一部を熱
回収用散気装置への流動化ガスとして補充でき、熱回収
部における流動層の流動化を常時良好に行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における流動層熱回収装置
の全体構成図である。
【図2】上記流動層熱回収装置の要部を示す断面正面図
である。
【図3】上記要部を示す一部断面平面図である。
【図4】廃棄物発熱量と排ガス再循環による熱回収量増
加率との関係を示すグラフである。
【図5】排ガス再循環率と炉出口におけるNOx低減率
との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第2実施例における流動層熱回収装置
の全体構成図である。
【符号の説明】
10 焼却炉 12 流動層 12A 主燃焼部 12B 熱回収部 36 バグフィルタ(排ガス処理装置) 38 第1分散板(主燃焼用散気装置を構成) 40 第2分散板(主燃焼用散気装置の一部及び熱回収
用散気装置を構成) 40a,41b ガス室(主燃焼用散気装置を構成) 40b,40c ガス室(熱回収用散気装置を構成) 46 伝熱管 54 バッフル 57B 分岐配管(排ガス再循環手段) 58 排ガス再循環用配管(排ガス再循環手段) 59 ダンパ(再循環量調節手段) 60A 一次空気ブロア(主燃焼用散気装置への流動化
ガス供給源) 60B 排ガス再循環用送風機(排ガス再循環手段) 61 配管(接続通路) 62 ダンパ(開閉手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 5/30 ZAB F23G 5/30 ZABB

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の底部に流動粒子により形成さ
    れた流動層をバッフルにより主燃焼部と熱回収部とに区
    画し、熱回収部内に熱回収用の伝熱管を設けるととも
    に、上記主燃焼部にこの主燃焼部における流動粒子を流
    動化させるための流動化ガスを噴射する主燃焼用散気装
    置と、上記熱回収部にこの熱回収部における流動粒子を
    流動化させるための流動化ガスを噴射する熱回収用散気
    装置とを備え、これらの流動化ガスにより、上記主燃焼
    部の流動粒子が上記バッフルの上方を通って上記熱回収
    部に入りさらに上記バッフルの下方を通って上記主燃焼
    部内に戻る流れが形成されるように構成した流動層熱回
    収装置において、上記流動層での燃焼により生じた燃焼
    排ガスを流動化ガスとして上記熱回収用散気装置に再循
    環させることを特徴とする流動層熱回収装置における流
    動化ガスの供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流動層熱回収装置におけ
    る流動化ガスの供給方法において、上記燃焼排ガスを流
    動化ガスとして上記主燃焼用散気装置にも一部再循環さ
    せることを特徴とする流動層熱回収装置における流動化
    ガスの供給方法。
  3. 【請求項3】 装置本体の底部に流動粒子により形成さ
    れた流動層をバッフルにより主燃焼部と熱回収部とに区
    画し、熱回収部内に熱回収用の伝熱管を設けるととも
    に、上記主燃焼部にこの主燃焼部における流動粒子を流
    動化させるための流動化ガスを噴射する主燃焼用散気装
    置と、上記熱回収部にこの熱回収部における流動粒子を
    流動化させるための流動化ガスを噴射する熱回収用散気
    装置とを備え、これらの流動化ガスにより、上記主燃焼
    部の流動粒子が上記バッフルの上方を通って上記熱回収
    部に入りさらに上記バッフルの下方を通って上記主燃焼
    部内に戻る流れが形成されるように構成した流動層熱回
    収装置において、上記流動層での燃焼により生じた燃焼
    排ガスを流動化ガスとして上記熱回収用散気装置に再循
    環させる排ガス再循環手段を備えたことを特徴とする流
    動層熱回収装置における流動化ガスの供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の流動層熱回収装置におけ
    る流動化ガスの供給装置において、上記燃焼排ガスの排
    出通路にこの燃焼排ガス中の特定成分を除去する排ガス
    処理装置を設けるとともに、この排ガス処理装置を通過
    した燃焼排ガスを上記熱回収用散気装置に再循環させる
    ように上記排ガス再循環手段を構成したことを特徴とす
    る流動層熱回収装置における流動化ガスの供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の流動層熱回収装
    置における流動化ガスの供給装置において、上記排ガス
    再循環手段による燃焼排ガスの再循環量を変化させる再
    循環量調節手段を備えたことを特徴とする流動層熱回収
    装置における流動化ガスの供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の流動層
    熱回収装置における流動化ガスの供給装置において、上
    記主燃焼用散気装置への流動化ガスの供給源と上記熱回
    収用散気装置とを接続する接続通路と、この接続通路を
    開閉する開閉手段とを備えたことを特徴とする流動層熱
    回収装置における流動化ガスの供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかに記載の流動層
    熱回収装置における流動化ガスの供給装置において、上
    記燃焼排ガスを流動化ガスとして上記主燃焼用散気装置
    にも一部再循環させるように上記排ガス再循環手段を構
    成したことを特徴とする流動層熱回収装置における流動
    化ガスの供給装置。
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KR101045591B1 (ko) * 2009-07-17 2011-06-30 한국에너지기술연구원 기체도입실을 구비한 기체분산관 및 그 기체분산관을 포함하는 유동층 장치

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