JPH094779A - 継 手 - Google Patents

継 手

Info

Publication number
JPH094779A
JPH094779A JP7153569A JP15356995A JPH094779A JP H094779 A JPH094779 A JP H094779A JP 7153569 A JP7153569 A JP 7153569A JP 15356995 A JP15356995 A JP 15356995A JP H094779 A JPH094779 A JP H094779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
heating element
joint
water supply
connecting pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7153569A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kurita
泰生 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP7153569A priority Critical patent/JPH094779A/ja
Publication of JPH094779A publication Critical patent/JPH094779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体を挿
入してなる二重構造管において使用できる継手を提供す
ることを目的とする。 【構成】 六面体を中空に設けられた継手本体1の任意
の面2に第一の接続部3を突設する。この第一の接続部
3は中空円筒状であり、この中空部は継手本体1の中空
部と連続している。この第一の接続部3を設けた面2の
反対側の面で、かつ、第一の接続部3の軸線を延長した
位置に電熱線出入口5を設ける。この電熱線出入口5
は、第一の接続部3よりも径の小さい円筒形状を有して
おり、第一の接続部3に接続される給湯管又は給水管の
内部に挿入される内管が丁度嵌挿できるようになってい
る。また、この電熱線出入口5を設けた面4には第二の
接続部6が設けられており、この第二の接続部6は、前
記の第一の接続部3と同様の形状及び大きさを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯管又は給水管内に
電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管にいおて使
用する継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、給湯管又は供給管によって供
給される湯又は水を、その給湯管又は供給管の内部にお
いて保温するものはなく、出願人は特願平7−1281
74号において示すような保温管構造を発明したもので
ある。そこで、この保温管構造は、湯又は水を供給する
ための給湯管又は給水管の内部に電熱線等の発熱体を挿
入してなる二重構造管であるため、外側に位置する給湯
管又は給水管は容易に連結できる継手が既に存在するも
のの、その内部に挿入された発熱体、特に、この発熱体
を湯又は水と遮断するための銅製の内管を接続すること
は容易でなく、実質的に給湯管又は給水管と内管とを接
続することのできる継手が開発されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の保温管構造で
は、給湯管又は給水管をポリブテンなどの軟質な材料か
らなる管とすると継手を必ずしも要しないものであっ
た。即ち、継手によって配管方向を変更する必要がない
ので、自由に湾曲させながら所望の位置まで管を配管す
ることができるのである。しかしながら、給湯管又は給
水管の配管工事は、一般的には給湯器等から蛇口までの
全体を一度に行うことは稀であり、床下の工事が終了し
た時点で、床下における配管を行い、後日、床面から蛇
口までのいわゆる立ち上げ工事を行うのである。そこ
で、前記のような保温管構造に用いることのできる継手
があれば通常の手順に従って工事を遂行することができ
るので、当然に必要となるものであった。
【0004】本発明は、上記諸点にかんがみ、給湯管又
は給水管内に電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造
管において使用できる継手を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
て、多面体の任意の面に第一のパイプ接続口を設け、多
面体の上記任意の面に対向する面に発熱体挿入口を設
け、上記第一のパイプ接続口及び発熱体挿入口に重なら
ない任意の位置に第二のパイプ接続口を設け、上記両パ
イプ接続口及び発熱体挿入口を上記多面体の内部におい
て連続させてなることを特徴とする継手を要旨とする。
【0006】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、円筒状に設けられた第一の接続管
と、この第一の接続管に連続しつつ、この第一の接続管
の軸線の延長線を軸線とする円筒状に設けられた発熱体
接続部と、上記第一の接続管に連続しつつ、この第一の
接続管及び発熱体挿入部に重ならない任意の位置に設け
られた筒状の第二の接続管とからなることを特徴とする
継手を要旨とする。
【0007】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、多面体の任意の面に第一のパイプ接
続口を設け、多面体の上記任意の面に対向する面に発熱
体挿入口を設け、上記第一のパイプ接続口及び発熱体挿
入口に重ならない任意の位置に第二の管接続口を設け、
上記両パイプ接続口及び発熱体挿入口を上記多面体の内
部において連続させてなり、両パイプ接続口には円筒状
の接続管の固定し、発熱体挿入口には円筒状の発熱体接
続部を固定してなることを特徴とする継手を要旨とす
る。
【0008】前記両パイプ接続口と接続管との固定、及
び、発熱体挿入口と発熱体接続部との固定を、螺合によ
り固定させてなるのが好ましい。
【0009】そして、上記の継手を構成する発熱体挿入
部であって、一端には給湯管又は給水管と同径で、か
つ、螺刻した接合端部を備え、他端を発熱体の外周を密
着できる程度の小径にしてなることを特徴とする発熱体
挿入部をも要旨とする。
【0010】さらに、本発明は、給湯管又は給水管内に
電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使
用する継手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の
第一の接続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸
線延長上の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小
径円筒状の発熱体出入口を設け、この発熱体出入口に重
ならない位置に前記第一の接続管と同様の第二の接続管
を外向きに突設してなることを特徴とする継手を要旨と
し、また、上記第一の接続管の軸線に直交する軸線を有
する第二の接続管を上記多面体の面に外向きに突設して
なることを特徴とする継手、上記第一の接続管の軸線に
直交する軸線を有する2以上の第二の接続管を異なる多
面体の面にそれぞれ外向きに突設してなることを特徴と
する継手、上記第一の接続管の軸線に交わらない軸線を
有する第二の接続管を上記多面体の面に外向きに突設し
てなることを特徴とする継手、上記第一の接続管の軸線
に交わらない軸線を有する2以上の第二の接続管を異な
る多面体の面にそれぞれ外向きに突設してなることを特
徴とする継手を、それぞれ要旨とする。
【0011】前記中空多面体が六面体であるのが好まし
い。
【0012】さらに、本発明は、給湯管又は給水管内に
電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使
用する継手であって、薄肉の中空四角柱体の向かい合う
一対の側面外側にに第一の接続管と第二の接続管を突設
し、残りの向かい合う一対の側面に複数の発熱体出入口
を設けてなることを特徴とする継手を要旨とする。
【0013】
【作用】上記のような構成にすれば、第一の接続管に給
湯管又は給水管を接続するとき、その内部に挿入されて
いる電熱線などのいわゆる内部管等を第一の接続管の軸
線延長上に延出させることができ、この延出する内部管
等は、発熱体出入口から外方へ突出させることができ
る。そして、第二の接続管に継ぎ足すべき給湯管又は給
水管を接続することによって、この第二の接続管へ湯又
は水を流入させることができるので、継手として使用す
ることができるのである。さらに、継手によって継ぎ足
された給湯管又は給水管の内部に、再び発熱体を挿入し
たい場合には、同様の継手を用意し、発熱体出入口を設
けたを向かい合わせることによって、当然に両者の発熱
体出入口が対向する状態にすることができ、前記のよう
にしていったん外側に突出させた内部管等を挿入するこ
とができるのである。
【0014】また、第一の接続管の軸線に直交する軸線
を有する第二の接続管を側面外側に突設してなるものに
あっては、継ぎ足す管の方向を直角方向に変更させるこ
とができ、さらに、この第二の接続管を複数突設したも
のにあっては、供給する湯又は水を分岐させることがで
きる。第一の接続管の軸線に交わらない軸線を有する第
二の接続管を側面外側に突設してなるものにあっては、
所望の方向へ変更することができるものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、図1に示すように、中空の四角柱状
に設けられた継手本体1の任意の面2に第一の接続部3
が突設されている。この第一の接続部3は中空円筒状で
あり、この中空部は継手本体1の中空部と連続してい
る。そして、この第一の接続部3を設けた面2の反対側
の面に、第一の接続部3の軸線を延長した位置に電熱線
出入口5が設けられている。この電熱線出入口5は、第
一の接続部3よりも径の小さい円筒形状を有しており、
第一の接続部3に接続される給湯管又は給水管の内部に
挿入される内管が丁度嵌挿できるようになっている。ま
た、この電熱線出入口5を設けた面4には第二の接続部
6が設けられており、この第二の接続部6は、前記の第
一の接続部3と同様の形状及び大きさを有している。こ
れは、継手本体1内部に供給される湯又は水の量と排出
される量を同一にするためであり、この両者の管径がこ
となると、流量又は圧力が異なることとなってしまうか
らである。
【0016】次に、本実施例の使用態様を説明する。図
2に示すように、同様の2つの継手本体1a,1bを、
第二の接続部6a,6bが向かい合うように配置し、給
湯器等に連続するパイプ7を一方の継手本体1aの第一
の接続部3aに接続する。このとき、このパイプ7内に
挿入されている内管8は、継手本体1aの中空内部を貫
通して電熱線出入口5aに至るまで延出させる。そし
て、内管8を電熱線出入口5aに接続することによっ
て、その内管8の内部の電熱線9を継手本体1aの外方
へ出すことができる。そして、第二の接続部6aは、こ
れと向かい合っている他方の継手本体1bの第二の接続
部6bと接続する。これにより、パイプ7内を通過して
供給される湯又は水は、一方の継手本体1aを通りこの
両第二の接続部を通って他方の継手本体1bまで流入で
きる。また、前記のようにして継手本体1aから外方に
出た電熱線9は、他方の電熱線出入口5bから再び継手
1bの中空部内に挿入することができる。このとき、継
手本体1bの第一の接続部3bには、継ぎ足すべきパイ
プ10が接続され、その内部には内管11が挿入されて
いて、この内管11の端部は電熱線出入口5bに接続さ
れている。上記のようにして、継ぎ足すべきパイプ10
に湯又は水を供給できるとともに、電熱線9を連続して
パイプ10の内部に挿入させることができる。
【0017】次に、第二実施例について説明する。本実
施例は、第一実施例において設けた第二の接続部6の位
置を変更するものであり、図3に示すように、継手本体
31の任意の面32に第一の接続部33と、その反対側
の面34に電熱線出入口35とが設けられており、この
第一の接続部33の軸線に直交する軸線を有するように
他の面42に第二の接続部36が設けられている。これ
によって、仮想単一平面内において、湯又は水の流路を
直角方向へ変更することができる。
【0018】次に、第三実施例について説明する。本実
施例は、図4に示すように、第二実施例の第二の接続部
を追加したものである。即ち、継手本体51の任意の面
52に第一の接続部53と、その反対側の面54に電熱
線出入口55とが設けられており、この第一の接続部5
3の軸線に直交する軸線を有するように他の面62と、
この面62の反対側の面63とに、それぞれ第二の接続
部56,64を設けたものである。これによって、給水
側接続部53から継手本体51内に流入した湯又は水を
仮想単一平面内において分岐させることができる。
【0019】次に、第四実施例について説明する。本実
施例は、図5に示すように、中空立方体の継手本体71
の任意の面72に第一の接続部73が設けられており、
この面72の反対側の面74には電熱線接続部75が設
けられている。そして、上記両方の面72,74でない
他の面85のうちの任意の位置に第二の接続部76が設
けられている。これは、第一の接続部73を通過する湯
又は水の流路と第二の接続部76を通過する流路とが、
異なる仮想平面内に存在することとなり、所望の方向へ
流路を変更することが可能となる。なお、平面72上に
おいて第一の接続部73を設ける位置、及び、平面76
上において第二の接続部76を設ける位置に際を設ける
ことによって、多種の継手を用意することができる。
【0020】次に、第五実施例について説明する。本実
施例は、図6に示すように、継手本体91の任意の面9
2に第一の接続部93が設けられ、この面92の反対側
の面94には2つの第二の接続部106,107が設け
られている。そして、上記の両面92,94を除く面の
うち対向する2つの面102,103には、電熱線出入
口108,109が複数設けられている。これによっ
て、電熱線出入口108,109内に順次電熱線を挿入
させることによって、電熱線によって波状を形成させる
ことができ、継手本体91の中空内部に電熱線が占める
割合を多くすることができる。従って、継手本体91内
において、湯又は水の保温状態を十分に確保させること
ができるのである。
【0021】次に、第六実施例について説明する。本実
施例は、図7に示すように、継手本体111を中空にし
たものではなく、第一の接続部113、電熱線出入口1
15、及び、第二の接続部116のそれぞれと接続すべ
き位置を開口させ、かつ、この開口部に雌ねじを刻設
し、さらに、各開口部間を連続させている。そして、上
記の各開口部に接続すべき第一の接続部113、電熱線
出入口115、及び、第二の接続部116のそれぞれに
は、上記の雌ねじに螺合する雄ねじが刻設されており、
各部113,115,116を継手本体111に着脱可
能としたものである。このように、継手本体111と各
部113,115,116とを分離することができる構
成とすることによって、それぞれを個別に製造できるの
で、部分的に材質を変更することができる。特に、給湯
管の接続にあっては、高温の湯を供給することがあるの
で、その状況に応じて各部を交換できるようになってい
るのである。また、部分的な故障においても、当該箇所
の交換が容易となるのである。
【0022】次に、第七実施例について説明する。本実
施例は、第六実施例を若干変更したものであって、六面
体の継手本体111から、不要な部分を削除したもので
ある。即ち、本実施例は、図8に示すように、継手本体
131は必要な部分だけが筒状に設けられており、各先
端には第一の接続部、133、第二の接続部136、及
び、電熱線出入部135aが接合されている。この各接
合は、前記第六実施例と同様にねじによって着脱が自在
になっている。そして、いずれの端部においても接合で
きるように、継手本体111の各先端の開口を同じ大き
さとすることによって、電熱線出入部135aにあって
は、雄ねじを有する側の外径を前記端部の径に合わせる
とともに、他端の径を電熱線の出入りに必要程度の小径
としたものを用いている。このとき、図8中に示してい
るように、この電熱線出入部135aの内径を均一にし
ているが、重要なことは電熱線出入口135bが電熱線
の外周を密着できるかどうかであるので、当該電熱線出
入口135bの内径だけを小さくすることもできる。
【0023】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々なる実施の態様を取り得ることは無論である。例え
ば、第一実施例の使用態様として他に種々のものがあ
る。その代表的なものについて説明すると、図9に示す
ように、第一実施例の継手を2つ用意し、一方の継手の
第二の接続部6aと他方の継手の第二の接続部6bとの
間に、L字管150を接続することによって、湯又は水
を仮想同一平面内で直角方向へ変更することができる。
この場合と第二実施例との際は、第二実施例では電熱線
出入口5から外方へ出した電熱線を再びパイプ内へ挿入
できない構造であるが、上記の使用態様においては、両
方の継手にそれぞれ電熱線出入口5a,5bが存在する
ので、電熱線を連続してパイプ内に挿入することができ
る。次に、図10に示すように、第一実施例の継手を3
つ用意し、それぞれの継手の第二の接続部6a,6b,
6cに、T字管151を接続することによって、湯又は
水を仮想同一平面内で分岐させることもできる。この場
合も第三実施例に類似しているが電熱線出入口5a,5
b,5cが存在するか否かで相違する。また、第二実施
例を使用する場合、図11に示すように、第二実施例の
継手の第二の接続部36に、第一実施例の継手の第二の
接続部6を接続させることによって、湯又は水の流路は
予定通り仮想同一平面状を直角方向に変更できるととも
に、両方の継手にそれぞれ電熱線出入口35,5が設け
られているので、第二実施例の継手から外へ出した電熱
線を再び第一実施例の継手から挿入させることができ
る。
【0024】また、各接続部分における接続は、接着剤
による貼着、加熱による溶着、その他の接着があり、パ
イプの材質又は継手の材質によって最適なものを選択す
れば良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明は、給湯管又は給
水管内に電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管に
おいて使用する継手であって、多面体の任意の面に第一
のパイプ接続口を設け、多面体の上記任意の面に対向す
る面に発熱体挿入口を設け、上記第一のパイプ接続口及
び発熱体挿入口に重ならない任意の位置に第二のパイプ
接続口を設け、上記両パイプ接続口及び発熱体挿入口を
上記多面体の内部において連続させてなることを特徴と
する継手を要旨とするので、二重構造管を構成する外側
の管を第一及び第二のパイプ接続口に接続させることが
でき、内側の発熱体を発熱体挿入口に接続できる。これ
により、発熱体はこの発熱体挿入口から外に出すことが
でき、一方の給湯管又は給水管を通過して供給される湯
又は水は、第一のパイプ接続口から継手本体内にいった
ん入った後、第二のパイプ接続口からそれに接続する給
湯管又は給水管に供給されることとなり、継手として作
用させることができる。
【0026】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、円筒状に設けられた第一の接続管
と、この第一の接続管に連続しつつ、この第一の接続管
の軸線の延長線を軸線とする円筒状に設けられた発熱体
接続部と、上記第一の接続管に連続しつつ、この第一の
接続管及び発熱体挿入部に重ならない任意の位置に設け
られた筒状の第二の接続管とからなることを特徴とする
継手を要旨とするので、筒状の簡易な継手を設けること
ができる。そして、発熱体接続部を第一の接続管の軸線
の延長線を軸線とする円筒状としたことから、第一の接
続管に接続される給湯管又は給水管の内部に挿入される
発熱体を、折曲又は湾曲させることなく発熱体接続部に
到達させることができ、内部に挿入させて手さぐりの状
態で作業する発熱体の接続が容易なものにすることがで
きる。
【0027】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、多面体の任意の面に第一のパイプ接
続口を設け、多面体の上記任意の面に対向する面に発熱
体挿入口を設け、上記第一のパイプ接続口及び発熱体挿
入口に重ならない任意の位置に第二のパイプ接続口を設
け、上記両パイプ接続口及び発熱体挿入口を上記多面体
の内部において連続させてなり、両パイプ接続口には円
筒状の接続管の固定し、発熱体挿入口には円筒状の発熱
体接続部を固定してなることを特徴とする継手を要旨と
するので、継手本体には、両パイプ接続口及び発熱体挿
入口を設ける加工を施し、一方、このような継手本体と
は個別に、各接続部分を構成する接続管及び発熱体接続
部を設けておき、これらを一体化することによって継手
とすることができる。これにより、各部を異なる材質に
することができ、また、大きさの異なる部材を取り付け
ることもできるようになり、多様な用途に対応できる継
手を提供することができる。なお、前記両パイプ接続口
と接続管との固定、及び、発熱体挿入口と発熱体接続部
との固定を、螺合により固定させてなることによって、
前記の固定が容易となるとともに、修理などのために取
り除く際にも容易となる。
【0028】そして、上記の継手を構成する発熱体挿入
部であって、一端には給湯管又は給水管と同径で、か
つ、螺刻した接合端部を備え、他端を発熱体の外周を密
着できる程度の小径にしてなることを特徴とする発熱体
挿入部を要旨とすることによって、継手の発熱体接続部
分を別個に作成することができ、また、この発熱体挿入
部を使用することによって、二重構造管における単なる
止水栓としても利用できる。
【0029】本発明は、給湯管又は給水管内に電熱線等
の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用する継
手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接
続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上
の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状
の発熱体出入口を設け、この発熱体出入口に重ならない
位置に前記第一の接続管と同様の第二の接続管を外向き
に突設してなることを特徴とする継手を要旨とするの
で、外側に位置する給湯管又は給水管を当然に接続でき
るとともに、給湯管又は給水管の内側に挿入されている
発熱体が、発熱体出入口を通過して外方へ露出できるの
で、電熱線のように途中切断のできない発熱体を保温管
構造において使用できる。また、継手の位置において発
熱体が露出するので、この露出部分の状況から、給湯管
又は給水管の内部に挿入されている発熱体の状態を判断
することもできる。さらに、連続して設けられる発熱体
が複数の箇所で露出するので、発熱体の損傷又は不良に
よる補修の際、当該露出部分から引っ張り出し、再び当
該部分から挿入することも可能であるので、メンテナン
スが容易となることから、ランニングコストを低減させ
ることができる。
【0030】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の第
一の接続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸線
延長上の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小径
円筒状の発熱体出入口を設け、上記第一の接続管の軸線
に直交する軸線を有する第二の接続管を上記多面体の面
に外向きに突設してなることを特徴とする継手を要旨と
するので、仮想平面の同一平面上において流路を変更さ
せることができる。従って、蛇口などのパイプ先端にお
いて機器に接続する際に便利である。また、種々の配管
位置に応じて方向変換できるので、保温管構造のパイプ
の配管が通常の配管と同様に行える。
【0031】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の第
一の接続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸線
延長上の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小径
円筒状の発熱体出入口を設け、上記第一の接続管の軸線
に直交する軸線を有する2以上の第二の接続管を異なる
多面体の面にそれぞれ外向きに突設してなることを特徴
とする継手を要旨とするので、第一の接続管から供給さ
れる湯又は水を複数の方向へ分岐させることができる。
そして、複数の第二の接続管のうち使用しないものにつ
いては、止水栓によって開口を閉塞しておけば、必要と
なる位置に設けられている第二の接続管のみを用いるこ
とができるので、複数の異なる種類の継手を兼ね備えた
ものを構成するとができる。
【0032】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の第
一の接続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸線
延長上の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小径
円筒状の発熱体出入口を設け、上記第一の接続管の軸線
に交わらない軸線を有する第二の接続管を上記多面体の
面に外向きに突設してなることを特徴とする継手を要旨
とするので、複雑な方向へ湯又は水の流路を変更するこ
ともできる。
【0033】また、本発明は、給湯管又は給水管内に電
熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使用
する継手であって、中空多面体の任意の面に円筒状の第
一の接続管を外向きに突設し、この第一の接続管の軸線
延長上の上記多面体の面に上記第一の接続管よりも小径
円筒状の発熱体出入口を設け、上記第一の接続管の軸線
に交わらない軸線を有する2以上の第二の接続管を異な
る多面体の面にそれぞれ外向きに突設してなることを特
徴とする継手を要旨とするので、複雑な方向への分岐を
も可能にする。
【0034】前記中空多面体が六面体にすることによっ
て、配管終了の際に安定させることができる。また、素
朴な形状がであるので製造が容易であるとともに、継手
の構造が理解しやすいので、使用の際に混乱することが
ない。
【0035】さらに、本発明は、給湯管又は給水管内に
電熱線等の発熱体を挿入してなる二重構造管において使
用する継手であって、薄肉の中空四角柱体の向かい合う
一対の側面外側にに第一の接続管と第二の接続管を突設
し、残りの向かい合う一対の側面に複数の発熱体出入口
を設けてなることを特徴とする継手を要旨とするので、
給湯管又は給水管の内部に発熱体を挿入していない場合
でも、継手の内部に比較的長く電熱線を存在させること
ができるので、保温に寄与させることができる。このこ
とは、給湯管又は給水管の内部に電熱線を挿入している
場合においても、保温状態を強化するために採用するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の斜視図である。
【図2】第一実施例の使用の態様を示す説明図である。
【図3】第二実施例の斜視図である。
【図4】第三実施例の斜視図である。
【図5】第四実施例の斜視図である。
【図6】第五実施例の斜視図である。
【図7】第六実施例のX−X断面図である。
【図8】第七実施例のX−X断面図である。
【図9】第一実施例の使用の態様を示す説明図である。
【図10】第一実施例の使用の態様を示す説明図であ
る。
【図11】第一実施例と第二実施例とを使用する場合の
説明図である。
【符号の説明】
1,31,51,71,91,111,131 継手本
体 2,32,52,72,92,112,132 面 3,33,53,73,93,113,133 第一の
接続部 4,34,54,74,94,114,134 面 5,35,55,75,95,115,135 電熱線
出入口 6,36,56,76,96,116,136 第二の
接続部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、多面体の任意の面に第一のパイプ接続口を設け、多
    面体の上記任意の面に対向する面に発熱体挿入口を設
    け、上記第一のパイプ接続口及び発熱体挿入口に重なら
    ない任意の位置に第二のパイプ接続口を設け、上記両パ
    イプ接続口及び発熱体挿入口を上記多面体の内部におい
    て連続させてなることを特徴とする継手。
  2. 【請求項2】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、円筒状に設けられた第一の接続管と、この第一の接
    続管に連続しつつ、この第一の接続管の軸線の延長線を
    軸線とする円筒状に設けられた発熱体接続部と、上記第
    一の接続管に連続しつつ、この第一の接続管及び発熱体
    挿入部に重ならない任意の位置に設けられた筒状の第二
    の接続管とからなることを特徴とする継手。
  3. 【請求項3】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、多面体の任意の面に第一のパイプ接続口を設け、多
    面体の上記任意の面に対向する面に発熱体挿入口を設
    け、上記第一のパイプ接続口及び発熱体挿入口に重なら
    ない任意の位置に第二の管接続口を設け、上記両パイプ
    接続口及び発熱体挿入口を上記多面体の内部において連
    続させてなり、両パイプ接続口には円筒状の接続管の固
    定し、発熱体挿入口には円筒状の発熱体接続部を固定し
    てなることを特徴とする継手。
  4. 【請求項4】 前記両パイプ接続口と接続管との固定、
    及び、発熱体挿入口と発熱体接続部との固定を、螺合に
    より固定させてなる請求項3記載の継手。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4の継手を構成する発熱
    体挿入部であって、一端には給湯管又は給水管と同径
    で、かつ、螺刻した接合端部を備え、他端を発熱体の外
    周を密着できる程度の小径にしてなることを特徴とする
    発熱体挿入部。
  6. 【請求項6】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接続管を外
    向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上の上記多
    面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状の発熱体
    出入口を設け、この発熱体出入口に重ならない位置に前
    記第一の接続管と同様の第二の接続管を外向きに突設し
    てなることを特徴とする継手。
  7. 【請求項7】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接続管を外
    向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上の上記多
    面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状の発熱体
    出入口を設け、上記第一の接続管の軸線に直交する軸線
    を有する第二の接続管を上記多面体の面に外向きに突設
    してなることを特徴とする継手。
  8. 【請求項8】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接続管を外
    向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上の上記多
    面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状の発熱体
    出入口を設け、上記第一の接続管の軸線に直交する軸線
    を有する2以上の第二の接続管を異なる多面体の面にそ
    れぞれ外向きに突設してなることを特徴とする継手。
  9. 【請求項9】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱体
    を挿入してなる二重構造管において使用する継手であっ
    て、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接続管を外
    向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上の上記多
    面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状の発熱体
    出入口を設け、上記第一の接続管の軸線に交わらない軸
    線を有する第二の接続管を上記多面体の面に外向きに突
    設してなることを特徴とする継手。
  10. 【請求項10】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱
    体を挿入してなる二重構造管において使用する継手であ
    って、中空多面体の任意の面に円筒状の第一の接続管を
    外向きに突設し、この第一の接続管の軸線延長上の上記
    多面体の面に上記第一の接続管よりも小径円筒状の発熱
    体出入口を設け、上記第一の接続管の軸線に交わらない
    軸線を有する2以上の第二の接続管を異なる多面体の面
    にそれぞれ外向きに突設してなることを特徴とする継
    手。
  11. 【請求項11】 前記中空多面体が六面体である請求項
    1ないし5記載の継手。
  12. 【請求項12】 給湯管又は給水管内に電熱線等の発熱
    体を挿入してなる二重構造管において使用する継手であ
    って、薄肉の中空四角柱体の向かい合う一対の側面外側
    にに第一の接続管と第二の接続管を突設し、残りの向か
    い合う一対の側面に複数の発熱体出入口を設けてなるこ
    とを特徴とする継手。
JP7153569A 1995-06-20 1995-06-20 継 手 Pending JPH094779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153569A JPH094779A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 継 手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153569A JPH094779A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 継 手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH094779A true JPH094779A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15565367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7153569A Pending JPH094779A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 継 手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH094779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117710A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Hyundai Motor Co Ltd 液体過冷システム
US20130146262A1 (en) * 2011-12-12 2013-06-13 Hs R & A Co., Ltd. Double pipe heat exchanger having multi-directional connector and air conditioner for vehicle including the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117710A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Hyundai Motor Co Ltd 液体過冷システム
US20130146262A1 (en) * 2011-12-12 2013-06-13 Hs R & A Co., Ltd. Double pipe heat exchanger having multi-directional connector and air conditioner for vehicle including the same
USD819186S1 (en) 2011-12-12 2018-05-29 Hs R & A Co., Ltd. Connector for double pipe heat exchanger

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3402731A (en) Piping systems
US20050104371A1 (en) Quick connect and quick disconnect plumbing apparatus
US3463691A (en) Method for forming liquid heat exchange piping system
JP2003097785A (ja) 樹脂パイプと継手の接続構造
JPH094779A (ja) 継 手
JPH039357B2 (ja)
JP2000515225A (ja) 高純度、高腐食性ガス施設用ガス流制御装置
JP4730521B2 (ja) 接続継手
JP3134692B2 (ja) ヘッダー
KR200409780Y1 (ko) 배관 연결구
JP6402943B2 (ja) 内管ジョイントおよび配管システム
KR100831560B1 (ko) 배관용 관이음 장치
JPS6238145Y2 (ja)
JPH05272673A (ja) スイベル型端部継手及びこれをホースの端部に固定するための固定方法
JP7457451B2 (ja) 管部材
JP4102972B2 (ja) 分水用管継手およびこれとペアで用いられる管継手
KR102031517B1 (ko) 온도제어가 가능한 볼 밸브 유닛
JP2002212985A (ja) 水栓設置構造
JPH045827Y2 (ja)
JP3467733B2 (ja) 配管ヘッダーおよび配管ヘッダー部材
JPH09280585A (ja) 保温管の継手構造
JPH11241798A (ja) 分岐管継手
JP2008039269A (ja) 給湯配管システム等に用いる二管路配管
JPH01263327A (ja) 流体管の配管方法及び流体管の端末部における配管装置
KR200300600Y1 (ko) 관 접속용 분배관