JPH094759A - 定流量弁 - Google Patents
定流量弁Info
- Publication number
- JPH094759A JPH094759A JP17690295A JP17690295A JPH094759A JP H094759 A JPH094759 A JP H094759A JP 17690295 A JP17690295 A JP 17690295A JP 17690295 A JP17690295 A JP 17690295A JP H094759 A JPH094759 A JP H094759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- flow valve
- constant flow
- passage
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】不快な摩擦音が発しないようにした定流量弁を
提供する。 【構成】中央に水流入口１を開口した板状部２と、該板
状部より小径の一端が開口した筒状部３とを、該筒状部
の開口部で連設して水の通路９を形成し、筒状部の該通
路から外周に複数の水吹き出し口５を形成してなる定流
量弁に於いて、前記水吹き出し口を、筒状部の前記通路
から外周に向かって上昇したテ−パ−状に形成し、水の
勢いを緩和することによって不快な摩擦音を発しないよ
うにした。
提供する。 【構成】中央に水流入口１を開口した板状部２と、該板
状部より小径の一端が開口した筒状部３とを、該筒状部
の開口部で連設して水の通路９を形成し、筒状部の該通
路から外周に複数の水吹き出し口５を形成してなる定流
量弁に於いて、前記水吹き出し口を、筒状部の前記通路
から外周に向かって上昇したテ−パ−状に形成し、水の
勢いを緩和することによって不快な摩擦音を発しないよ
うにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水の流れを二度逆方
向に変えることによって、水の出る量を一定量に減少さ
せて節水し得るようにした定流量弁（節水栓）に関する
ものである。
向に変えることによって、水の出る量を一定量に減少さ
せて節水し得るようにした定流量弁（節水栓）に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ホテル、ビル等に於いては、
節水する目的で、水道水の供給量を一定にする定流量弁
を水栓パイプに設置することが行われている。このよう
な定流量弁としては、水の流れが直角になるように、定
流量弁の側面に数箇所水吹き出し口を真横にカットして
抵抗を与えるものや、定流量弁の先端の水流入口のみを
小さくカットして、抵抗を与える定流量弁が知られてい
た。しかして、これら従来の定流量弁は、水がかなりの
圧力となって通過するため、不快な強い摩擦音を発する
ので、利用し難い難点があった。
節水する目的で、水道水の供給量を一定にする定流量弁
を水栓パイプに設置することが行われている。このよう
な定流量弁としては、水の流れが直角になるように、定
流量弁の側面に数箇所水吹き出し口を真横にカットして
抵抗を与えるものや、定流量弁の先端の水流入口のみを
小さくカットして、抵抗を与える定流量弁が知られてい
た。しかして、これら従来の定流量弁は、水がかなりの
圧力となって通過するため、不快な強い摩擦音を発する
ので、利用し難い難点があった。
【０００３】また、従来、水栓パイプに定流量弁を取り
付けるには、接着部分である定流量弁の根元に、手作業
でその都度補修テ−プを巻いて接着させていたので、接
着力が弱く非常に外れ易い問題があった。この補修テ−
プに接着剤を塗布して強力に接着させることも行われて
いたが、この方法は、不衛生であるばかりでなく、接着
剤が固化するため、二度と外れなくなり、定流量弁だけ
を交換することができなくなる問題があった。
付けるには、接着部分である定流量弁の根元に、手作業
でその都度補修テ−プを巻いて接着させていたので、接
着力が弱く非常に外れ易い問題があった。この補修テ−
プに接着剤を塗布して強力に接着させることも行われて
いたが、この方法は、不衛生であるばかりでなく、接着
剤が固化するため、二度と外れなくなり、定流量弁だけ
を交換することができなくなる問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な点に着目してなされたものであり、不快な摩擦音がし
ないようにした定流量弁を提供することを目的とする。
またこの発明は、強固に水栓パイプに固定でき、しかも
取り外すこともできる定流量弁を提供することを目的と
する。
な点に着目してなされたものであり、不快な摩擦音がし
ないようにした定流量弁を提供することを目的とする。
またこの発明は、強固に水栓パイプに固定でき、しかも
取り外すこともできる定流量弁を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、中央に水流入口を開口した板状部と、該板状部
より小径の一端が開口した筒状部とを、該筒状部の開口
部で連設して水の通路を形成し、筒状部の該通路から外
周に複数の水吹き出し口を形成してなる定流量弁に於い
て、前記水吹き出し口を、筒状部の前記通路から外周に
向かって上昇したテ−パ−状に形成してなることを特徴
とする。
構成は、中央に水流入口を開口した板状部と、該板状部
より小径の一端が開口した筒状部とを、該筒状部の開口
部で連設して水の通路を形成し、筒状部の該通路から外
周に複数の水吹き出し口を形成してなる定流量弁に於い
て、前記水吹き出し口を、筒状部の前記通路から外周に
向かって上昇したテ−パ−状に形成してなることを特徴
とする。
【０００６】また、この発明は、中央に水流入口を開口
した板状部と、該板状部より小径の一端が開口した筒状
部とを、該筒状部の開口部で連設して水の通路を形成
し、筒状部の該通路から外周には複数の水吹き出し口を
形成してなる定流量弁に於いて、前記定流量弁の板状部
と前記筒状部との連設部外周に、外周中央にリング状の
溝を形成したリング状の弾性部材からなるパッキンを密
嵌してなることを特徴とする。
した板状部と、該板状部より小径の一端が開口した筒状
部とを、該筒状部の開口部で連設して水の通路を形成
し、筒状部の該通路から外周には複数の水吹き出し口を
形成してなる定流量弁に於いて、前記定流量弁の板状部
と前記筒状部との連設部外周に、外周中央にリング状の
溝を形成したリング状の弾性部材からなるパッキンを密
嵌してなることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本発明の実施例を示す断面図、図２は平
面図、図３は正面図である。本発明の定流量弁は、中央
に水流入口１を形成した円板状部２と、該円板状部２よ
り小径の一端が開口した筒状部３とを、該筒状部３の開
口部で一体連設して水の通路９を形成し、該通路９から
筒状部３の外周には等間隔に４個の水吹き出し口５が形
成され、該水吹き出し口５は、通路９から筒状部３の外
周に向かって上昇したテ−パ−状に形成されている。
する。図１は、本発明の実施例を示す断面図、図２は平
面図、図３は正面図である。本発明の定流量弁は、中央
に水流入口１を形成した円板状部２と、該円板状部２よ
り小径の一端が開口した筒状部３とを、該筒状部３の開
口部で一体連設して水の通路９を形成し、該通路９から
筒状部３の外周には等間隔に４個の水吹き出し口５が形
成され、該水吹き出し口５は、通路９から筒状部３の外
周に向かって上昇したテ−パ−状に形成されている。
【０００８】この定流量弁は、図１の矢印で示すよう
に、水流入口１から通路９に流入した水が、筒状部３の
閉鎖部４で反転し、水吹き出し口５を通つて、水栓パイ
プ６に当たって再度反転して、水栓パイプ６中を流れる
ようになっている。水吹き出し口５のテ−パ−角度は、
特に限定されないが、４５°付近とするのが良い。上記
実施例に於いては、水吹き出し口５は、円筒形に斜めに
穿設した形状に形成されているが、形状については特に
限定されない。本発明の定流量弁は、金属、プラスチッ
ク等の適当な材質で形成することができるが、水で腐食
しない金属で形成するのが好ましい。
に、水流入口１から通路９に流入した水が、筒状部３の
閉鎖部４で反転し、水吹き出し口５を通つて、水栓パイ
プ６に当たって再度反転して、水栓パイプ６中を流れる
ようになっている。水吹き出し口５のテ−パ−角度は、
特に限定されないが、４５°付近とするのが良い。上記
実施例に於いては、水吹き出し口５は、円筒形に斜めに
穿設した形状に形成されているが、形状については特に
限定されない。本発明の定流量弁は、金属、プラスチッ
ク等の適当な材質で形成することができるが、水で腐食
しない金属で形成するのが好ましい。
【０００９】上記実施例に於いては、円板状部２と筒状
部３とは、一体的に連設され、筒状部３の開口と水流入
口１とも一体として円筒形の水の通路９を形成してい
る。しかしながら、水の通路９は、先細となる円筒形と
しても良く、その形状は特に限定されない。定流量弁の
板状部２と筒状部３との連設部外周には、ゴム等の弾性
部材で形成したリング状のパッキン７が密嵌されてい
る。パッキン７の外周中央には、リング状の溝８が形成
されている。このように、リング状の溝８を形成する
と、この定流量弁が水栓パイプ６に密嵌し易く、且つ抜
け難くなる。上記実施例に於いては、図３に示すよう
に、リング状の溝８の上部１０の径が下部１１の径より
大きくなっている。これは必ずしもこのようでなくとも
良いが、このように構成すると、水栓パイプ６に抜け難
く、強固に固定することができる。
部３とは、一体的に連設され、筒状部３の開口と水流入
口１とも一体として円筒形の水の通路９を形成してい
る。しかしながら、水の通路９は、先細となる円筒形と
しても良く、その形状は特に限定されない。定流量弁の
板状部２と筒状部３との連設部外周には、ゴム等の弾性
部材で形成したリング状のパッキン７が密嵌されてい
る。パッキン７の外周中央には、リング状の溝８が形成
されている。このように、リング状の溝８を形成する
と、この定流量弁が水栓パイプ６に密嵌し易く、且つ抜
け難くなる。上記実施例に於いては、図３に示すよう
に、リング状の溝８の上部１０の径が下部１１の径より
大きくなっている。これは必ずしもこのようでなくとも
良いが、このように構成すると、水栓パイプ６に抜け難
く、強固に固定することができる。
【００１０】
【作用】本発明に於いては、水吹き出し口５が斜めに上
昇傾斜しているので、図１の矢印で示すように、定流量
弁に流入した水流ａは、後から流入してくる水流ａによ
って、自然に押し出されて、水吹き出し口５から水流ｂ
として吹き出し、水栓パイプ６に当たって再度反転し
て、水流ｃとして水栓パイプ６中を流れるので、水の勢
いが和らげられ、その結果節水を可能にすると共に不快
な摩擦音が和らげられるものと考えられる。
昇傾斜しているので、図１の矢印で示すように、定流量
弁に流入した水流ａは、後から流入してくる水流ａによ
って、自然に押し出されて、水吹き出し口５から水流ｂ
として吹き出し、水栓パイプ６に当たって再度反転し
て、水流ｃとして水栓パイプ６中を流れるので、水の勢
いが和らげられ、その結果節水を可能にすると共に不快
な摩擦音が和らげられるものと考えられる。
【００１１】また、本発明に於いては、定流量弁の外周
に弾力性のあるパッキン７を装着しているので、定流量
弁が外れ難くなると共に、取り付け作業時間を大幅に短
縮することができる。また、このパッキン７外周中央に
リング状の溝８を形成すると、押し込む方向には抵抗が
少なく、逆方向には抵抗が強い構造となるので、取り付
け易く、しかも外れ難くなる。
に弾力性のあるパッキン７を装着しているので、定流量
弁が外れ難くなると共に、取り付け作業時間を大幅に短
縮することができる。また、このパッキン７外周中央に
リング状の溝８を形成すると、押し込む方向には抵抗が
少なく、逆方向には抵抗が強い構造となるので、取り付
け易く、しかも外れ難くなる。
【００１２】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、従来のこ
の種定流量弁の不快な強い摩擦音が著しく和らげられ、
しかも効果的な節水が達せられるというこの種従来の定
流量弁には全く見られない著しく顕著な効果を奏する。
また、定流量弁に弾性材料からなるパッキンを装着一体
化すれば、定流量弁の取り付け作業が極めて容易になる
ほか、定流量弁が外れる恐れもなく、しかも取り外すこ
ともでき、定流量弁だけの交換も可能となる。
の種定流量弁の不快な強い摩擦音が著しく和らげられ、
しかも効果的な節水が達せられるというこの種従来の定
流量弁には全く見られない著しく顕著な効果を奏する。
また、定流量弁に弾性材料からなるパッキンを装着一体
化すれば、定流量弁の取り付け作業が極めて容易になる
ほか、定流量弁が外れる恐れもなく、しかも取り外すこ
ともでき、定流量弁だけの交換も可能となる。
【００１３】
【図１】本発明の実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の実施例を示す平面図である。
【図３】本発明の実施例を示す正面図である。
１ 水流入口 ２ 板状部 ３ 筒状部 ５ 水吹き出し口 ６ 水栓パイプ ７ パッキン ８ リング状の溝 ９ 水の通路
Claims (4)
- 【請求項１】中央に水流入口を開口した板状部と、該板
状部より小径の一端が開口した筒状部とを、該筒状部の
開口部で連設して水の通路を形成し、筒状部の該通路か
ら外周に複数の水吹き出し口を形成してなる定流量弁に
於いて、前記水吹き出し口を、筒状部の前記通路から外
周に向かって上昇したテ−パ−状に形成してなることを
特徴とする定流量弁。 - 【請求項２】前記定流量弁の板状部と前記筒状部との連
設部外周に、弾性部材で形成したリング状のパッキンを
密嵌してなる請求項１に記載の定流量弁。 - 【請求項３】前記パッキンの外周中央にリング状の溝を
形成してなる請求項１に記載の定流量弁。 - 【請求項４】中央に水流入口を開口した板状部と、該板
状部より小径の一端が開口した筒状部とを、該筒状部の
開口部で連設して水の通路を形成し、筒状部の該通路か
ら外周には複数の水吹き出し口を形成してなる定流量弁
に於いて、前記定流量弁の板状部と前記筒状部との連設
部外周に、外周中央にリング状の溝を形成したリング状
の弾性部材からなるパッキンを密嵌してなることを特徴
とする定流量弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17690295A JPH094759A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17690295A JPH094759A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094759A true JPH094759A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16021758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17690295A Pending JPH094759A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094759A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104099977A (zh) * | 2013-04-15 | 2014-10-15 | Toto株式会社 | 吐水装置 |
| CN105090610A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-11-25 | 王伟刚 | 一种节水型水龙头 |
| CN107604979A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-01-19 | 开平市祺龙五金塑胶有限公司 | 一种不易堵塞的水龙头起泡器 |
| WO2018026213A1 (ko) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 이도경 | 다단 분기식 절수형 수전구 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP17690295A patent/JPH094759A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104099977A (zh) * | 2013-04-15 | 2014-10-15 | Toto株式会社 | 吐水装置 |
| CN104099977B (zh) * | 2013-04-15 | 2017-04-12 | Toto株式会社 | 吐水装置 |
| CN105090610A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-11-25 | 王伟刚 | 一种节水型水龙头 |
| WO2018026213A1 (ko) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 이도경 | 다단 분기식 절수형 수전구 |
| CN107604979A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-01-19 | 开平市祺龙五金塑胶有限公司 | 一种不易堵塞的水龙头起泡器 |
| CN107604979B (zh) * | 2017-10-20 | 2024-06-07 | 开平市祺龙五金塑胶有限公司 | 一种不易堵塞的水龙头起泡器 |
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