JP3021982U - 定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッド - Google Patents
定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッドInfo
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- JP3021982U JP3021982U JP1995007145U JP714595U JP3021982U JP 3021982 U JP3021982 U JP 3021982U JP 1995007145 U JP1995007145 U JP 1995007145U JP 714595 U JP714595 U JP 714595U JP 3021982 U JP3021982 U JP 3021982U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- constant flow
- flow valve
- shower head
- passage
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】効果的な節水が達成されると共に、不快な摩擦
音がしない定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッドを提供す
る。 【構成】シャワ−ヘッドの水流入口2に、水噴出部に水
を送る通路12に連通する収容室4を形成し、該収容室
4に定流量弁5と筒状固定部材3とを順次密嵌収容し、
定流量弁の水流入口8以外からは水が流入しないように
して、不快な摩擦音を発せず、効果的に節水できるよう
にした。
音がしない定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッドを提供す
る。 【構成】シャワ−ヘッドの水流入口2に、水噴出部に水
を送る通路12に連通する収容室4を形成し、該収容室
4に定流量弁5と筒状固定部材3とを順次密嵌収容し、
定流量弁の水流入口8以外からは水が流入しないように
して、不快な摩擦音を発せず、効果的に節水できるよう
にした。
Description
【0001】
この考案は、シャワ−の流量を一定とすることによって、効果的な節水を可能 とした定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッドに関するものである。
【0002】
従来から、シャワ−には、図2に示す定流量弁(節水栓)が使用されている。 この従来の定流量弁は、(1)シャワ−ヘッドを取り外し、シャワ−ホ−スの先 端のナット部分に載置したり、(2)シャワ−ヘッドの水流入口に、シ−ルテ− プ等で簡易に接着固定することにより取り付けていた。 しかしながら、前者の(1)の方法は、固定されていないため、シャワ−を使 用すると定流量弁が動いて不快な摩擦音がするほか、定流量弁の水流入口を通過 しないで脇からも水が流れ込むため、目的とする充分な節水が得られない問題が あった。
【0003】 また、後者の(2)の場合も、簡易な取り付けのため、シャワ−ヘッドから定 流量弁が外れたりするため、同様に脇から水が流れ込んで、結局前者の(1)の 場合と同様に、不快な摩擦音がすると共に目的とする節水が得られない問題があ った。 しかして、従来、この種定流量弁を使用したシャワ−で充分な節水が得られな いことも、その原因についても全く知られていなかったし、このような問題点を 解決したシャワ−ヘッドについても、勿論知られていない。
【0004】
この考案は、このような点に着目してなされたものであり、効果的な節水が達 成されると共に、不快な摩擦音がしない定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッドを提供 することを目的とする。
【0005】
上記目的に沿う本考案の構成は、シャワ−ヘッドの水流入口に、水噴出部に水 を送る通路に連通する収容室を形成し、該収容室に定流量弁と筒状固定部材とを 順次密嵌収容してなり、前記定流量弁は、前記固定部材に当接する中央に水流入 口を開口した前記通路より大径の板状部材と、前記通路より小径の一端が開口し た筒状体とを、該筒状体の開口部で連設し、筒状体の外周には複数の水排出口を 形成してなることを特徴とする。
【0006】 本考案者は、従来の定流量弁を内蔵したシャワ−では、目的とする充分な節水 が得られないことを見いだし、その原因について鋭意研究の結果、定流量弁の水 流入口以外からも水が流れ出ることにあることをつきとめ、本考案に到達した。
【0007】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の実施例を 示す分解斜視図、図2は断面図である。 図に示すように、シャワ−ヘッド1の水流入口2には、固定部材3が密嵌する 円筒状の収容室4が形成され、該円筒状の収容室4に定流量弁5と円筒状の固定 部材3が順次密嵌圧入固定されている。 収容室4は、水噴出部6に水を送る通路12と連通した流体通路を形成してい る。
【0008】 定流量弁5は、前記固定部材に当接する中央に水流入口8を開口した前記通路 12より大径の円板状部材9と、前記パイプ7の通路より小径の一端が開口した 筒状体10とを、該筒状体10の開口部で連結し、筒状体10の外周には等間隔 に4個の水排出口11が形成されている。 この定流量弁5は、流入口8から流入した水が、筒状体10の閉鎖部13で反 転し、水排出口11を通つて、通路12に流入する過程で、水の流れを2度逆方 向に変えることによって、水の流量を一定に減らし、水圧を高めるようになって いる。
【0009】 水噴出部に水を送る通路12と、収容室4との境界は、段部14に形成され、 該段部14と固定部材3との間に、定流量弁5の円板状部材9が挟持固定されて いる。 定流量弁5と固定部材3とは、金属、プラスチック等の適当な材質で形成する ことができるが、水で腐食しない金属で形成するのが好ましい。 本考案の定流量弁内蔵シャワ−ヘッドを製造するには、例えば、シャワ−ヘッ ド1の水流入口2に、収容室4を形成し、該収容室4に、定流量弁5を嵌合させ 、ついで、固定部材3を圧入密嵌させれば良い。
【0010】
本考案に於いては、シャワ−ヘッドの水流入口に、収容室を形成し、該収容室 に、定流量弁を装入し、固定部材を密嵌させることによって、定流量弁を固定し ているので、シャワ−使用中定流量弁が動くことも、定流量弁の水流入口以外か ら水が通過する恐れもないので、定流量弁で設定された一定流量の水の流れとす ることができるから、効果的な節水が達成される。
【0011】
以上述べたごとく、本考案によれば、バイパスから流れる水が生じないように なるので、効果的な節水が達成されるから、経済的であるばかりでなく、水不足 の問題にも充分対処することができるものである。
【0012】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す断面図である。
1 シャワ−ヘッド 2 シャワ−ヘッドの水流入口 3 固定部材 4 収容室 5 定流量弁 12 水噴出部に水を送る通路
Claims (5)
- 【請求項1】シャワ−ヘッドの水流入口に、水噴出部に
水を送る通路に連通する収容室を形成し、該収容室に定
流量弁と筒状固定部材とを順次密嵌収容してなり、前記
定流量弁は、前記固定部材に当接する中央に水流入口を
開口した前記通路より大径の板状部材と、前記通路より
小径の一端が開口した筒状体とを、該筒状体の開口部で
連設し、筒状体の外周には複数の水排出口を形成してな
ることを特徴とする定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッド。 - 【請求項2】前記定流量弁の筒状体は、前記水噴出部に
水を送る通路内に、該通路と間隔付けて位置してなる請
求項1に記載のシャワ−ヘッド。 - 【請求項3】前記定流量弁の板状部材を、前記通路と前
記収容室との境界の段部と、前記固定部材とで挟持固定
してなる請求項2に記載のシャワ−ヘッド。 - 【請求項4】前記定流量弁の板状部材を円板状に形成
し、前記定流量弁の筒状体を円筒状に形成してなる請求
項3に記載のシャワ−ヘッド。 - 【請求項5】前記定流量弁の筒状体外周には、等間隔に
4個の水排出口を形成してなる請求項4に記載のシャワ
−ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007145U JP3021982U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007145U JP3021982U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021982U true JP3021982U (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=43157304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007145U Expired - Lifetime JP3021982U (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 定流量弁内蔵節水シャワ−ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021982U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9220376B2 (en) | 2008-12-17 | 2015-12-29 | Toto Ltd. | Shower apparatus |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP1995007145U patent/JP3021982U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9220376B2 (en) | 2008-12-17 | 2015-12-29 | Toto Ltd. | Shower apparatus |
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