JPH0947466A - 衛生フィルムサック - Google Patents
衛生フィルムサックInfo
- Publication number
- JPH0947466A JPH0947466A JP7233148A JP23314895A JPH0947466A JP H0947466 A JPH0947466 A JP H0947466A JP 7233148 A JP7233148 A JP 7233148A JP 23314895 A JP23314895 A JP 23314895A JP H0947466 A JPH0947466 A JP H0947466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film sack
- sack
- film
- circular ring
- opening end
- Prior art date
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- Pending
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現状、避妊具として、又性行為感染防止にコ
ンドームが主に使用されておりますが、一般的にコンド
ームは本来の快感を損なうとのことで、使用をきらう人
が多く、不特定多数の性行為によるエイズ等の感染経路
にもなっております。本発明は従来のコンドームの欠点
を補うことを目的とします。 【構成】 男性局部勃起状態よりややゆるめの軟質性フ
ィルムサック(1)でフィルムサック(1)の開口端部
の外周面(6)から収縮自在の円形リング(2)により
フィルムサック(1)を巻き縮めたものであり、装着使
用の際フィルムサック(1)の素材が持つ平滑による密
着性を脱去防止に利用したものである。
ンドームが主に使用されておりますが、一般的にコンド
ームは本来の快感を損なうとのことで、使用をきらう人
が多く、不特定多数の性行為によるエイズ等の感染経路
にもなっております。本発明は従来のコンドームの欠点
を補うことを目的とします。 【構成】 男性局部勃起状態よりややゆるめの軟質性フ
ィルムサック(1)でフィルムサック(1)の開口端部
の外周面(6)から収縮自在の円形リング(2)により
フィルムサック(1)を巻き縮めたものであり、装着使
用の際フィルムサック(1)の素材が持つ平滑による密
着性を脱去防止に利用したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】現在、避妊具としてコンドームが
主に利用されております。又全世界で社会問題となって
いるエイズに関し、日本でもエイズ感染防止対策として
コンドームの使用を推進しておりますが、従来のコンド
ームよりも使用感を少なくし、避妊具として又不特定多
数による性行為等、より多くの方々に使用していただく
ことにより、エイズ等の性行為感染防止の一端と考えま
す。
主に利用されております。又全世界で社会問題となって
いるエイズに関し、日本でもエイズ感染防止対策として
コンドームの使用を推進しておりますが、従来のコンド
ームよりも使用感を少なくし、避妊具として又不特定多
数による性行為等、より多くの方々に使用していただく
ことにより、エイズ等の性行為感染防止の一端と考えま
す。
【0002】
【従来の技術】従来のコンドームは通常30ミクロン程
度の薄いゴム性で作られておりますが、素材のゴムが持
つ収縮性を利用し、男性局部に密着させて、性行為の際
脱去しないように作られている。
度の薄いゴム性で作られておりますが、素材のゴムが持
つ収縮性を利用し、男性局部に密着させて、性行為の際
脱去しないように作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンドームにあ
っては、ゴムの収縮を利用して性行為中に脱去しないよ
うな構造であるが、ゴムが収縮することによる圧迫感が
あり、本来の快感を損なう問題点があった。
っては、ゴムの収縮を利用して性行為中に脱去しないよ
うな構造であるが、ゴムが収縮することによる圧迫感が
あり、本来の快感を損なう問題点があった。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明の衛生フィルムサックは男性局部勃起状態より
ややゆるめの大きさで13ミクロン厚のポリ塩化ビニル
製のフィルムサックであり、フィルムサックの開口端部
の外周面から直径5ミリの収縮自在の円形リングによ
り、フィルムサックを巻き縮めたものであり、形状は従
来のコンドームと同形である。又使用方法も同じである
が、従来のコンドームとの基本的な違いは、使用中の脱
去防止方法が異なり、本考案の衛生フィルムサックはサ
ック部分のフィルム素材が平滑性で、物に密着する性質
があり、装着した際に男性局部全体を包むように密着す
るため、性行為中に脱去することはない。又サック部分
のフィルム強度の問題についても、フィルムサックが皮
膚に密着すると皮膚の一部と同様になり、超薄フィルム
でも破れる心配はない。
に本発明の衛生フィルムサックは男性局部勃起状態より
ややゆるめの大きさで13ミクロン厚のポリ塩化ビニル
製のフィルムサックであり、フィルムサックの開口端部
の外周面から直径5ミリの収縮自在の円形リングによ
り、フィルムサックを巻き縮めたものであり、形状は従
来のコンドームと同形である。又使用方法も同じである
が、従来のコンドームとの基本的な違いは、使用中の脱
去防止方法が異なり、本考案の衛生フィルムサックはサ
ック部分のフィルム素材が平滑性で、物に密着する性質
があり、装着した際に男性局部全体を包むように密着す
るため、性行為中に脱去することはない。又サック部分
のフィルム強度の問題についても、フィルムサックが皮
膚に密着すると皮膚の一部と同様になり、超薄フィルム
でも破れる心配はない。
【0005】軟質性フィルムサック(1)の素材は13
ミクロン厚のポリ塩化ビニルフィルムを使用している
が、軟質の平滑性フィルムであれば他のフィルム素材で
も良い。
ミクロン厚のポリ塩化ビニルフィルムを使用している
が、軟質の平滑性フィルムであれば他のフィルム素材で
も良い。
【0006】軟質性フィルムサック(1)は13ミクロ
ン厚を使用しているが、他の厚さでも良い。
ン厚を使用しているが、他の厚さでも良い。
【0007】軟質性フィルムサック(1)を熱シールに
より形成するが風セン状につぎ目のない一体形状であれ
ば尚良い。
より形成するが風セン状につぎ目のない一体形状であれ
ば尚良い。
【0008】円形リング(2)はシリコンゴムリングを
使用しているが、ソフトで伸び縮みのするリングであれ
ば他の素材でも良い。又、円形リング(2)の太さに関
しては、直径5ミリを使用しているが、他の太さでも良
い。
使用しているが、ソフトで伸び縮みのするリングであれ
ば他の素材でも良い。又、円形リング(2)の太さに関
しては、直径5ミリを使用しているが、他の太さでも良
い。
【0009】
【作用】平滑性が物に密着する性質を利用して、男性局
部に密着させた脱去防止方法のため、圧迫感がなく、サ
ック部分の厚さも従来の半分以下と超薄なため、ごく自
然に近い状態での性行為が可能である。
部に密着させた脱去防止方法のため、圧迫感がなく、サ
ック部分の厚さも従来の半分以下と超薄なため、ごく自
然に近い状態での性行為が可能である。
【0010】
【実施例】実施例について、現在の科学技術が進歩した
現状を踏まえ、良質の新素材ができており、その中でポ
リ塩化ビニルフィルムに注目、コンドームとしての素材
に十分適応できると考え、図面を参照して説明する。
1、2、3、4、5図のフィルムサック(1)は、13
ミクロン厚のポリ塩化ビニルフィルムを使用するが、現
在の技術ではポリ塩化ビニルフィルムをサック状に一体
形成するのはむずかしく、熱シールにより形成する。
又、形成の際、シール部分に多少のバリができるため、
フィルムサック(1)をひっくり返し、シールのバリを
内側にして構成する。
現状を踏まえ、良質の新素材ができており、その中でポ
リ塩化ビニルフィルムに注目、コンドームとしての素材
に十分適応できると考え、図面を参照して説明する。
1、2、3、4、5図のフィルムサック(1)は、13
ミクロン厚のポリ塩化ビニルフィルムを使用するが、現
在の技術ではポリ塩化ビニルフィルムをサック状に一体
形成するのはむずかしく、熱シールにより形成する。
又、形成の際、シール部分に多少のバリができるため、
フィルムサック(1)をひっくり返し、シールのバリを
内側にして構成する。
【0011】1、2、3、4、5図の円形リング(2)
は、例えばシリコンゴム等の伸び縮みするリングを使用
し、円形リング(2)によってフィルムサック(1)を
開口端部より巻き縮めて構成するが、構成の際フィルム
サック(1)の開口円周よりやや小さめな円形リング
(2)を使用し、構成する際は(5図(a、b、c))
のようにフィルムサック(1)の開口円周と同等の大き
さに円形リング(2)を伸ばした状態(5)のまま、フ
ィルムサック(1)を巻き縮めて構成する。
は、例えばシリコンゴム等の伸び縮みするリングを使用
し、円形リング(2)によってフィルムサック(1)を
開口端部より巻き縮めて構成するが、構成の際フィルム
サック(1)の開口円周よりやや小さめな円形リング
(2)を使用し、構成する際は(5図(a、b、c))
のようにフィルムサック(1)の開口円周と同等の大き
さに円形リング(2)を伸ばした状態(5)のまま、フ
ィルムサック(1)を巻き縮めて構成する。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を発する。
で次に記載する効果を発する。
【0013】請求項1の衛生フィルムサックにおいて
は、使用の際フィルムサック(1)の脱去防止方法がフ
ィルムサック(1)の平滑性が持つ密着によるもので、
従来のコンドームとは異なり圧迫感がなく、ごく自然に
近い使用感のため、装着するのに抵抗が少ない。
は、使用の際フィルムサック(1)の脱去防止方法がフ
ィルムサック(1)の平滑性が持つ密着によるもので、
従来のコンドームとは異なり圧迫感がなく、ごく自然に
近い使用感のため、装着するのに抵抗が少ない。
【0014】請求項2の衛生フィルムサックにおいて、
円形リング(2)はフィルムサック(1)を装着するに
あたりフィルムサック(1)がもつ平滑性によりフィル
ムサック(1)を男性局部に完全密着させるためのもの
であり、従来のコンドームと同様の方法で装着するが、
装着時に円形リング(2)の伸び縮みにより男性局部に
フィットしながら包み込むため、フィルムサック(1)
内に空気が入らずフィルムサック(1)内を真空状態と
して密着性を高める。又、円形リング(2)が伸び縮み
することにより多様なサイズにも適用することができ
る。
円形リング(2)はフィルムサック(1)を装着するに
あたりフィルムサック(1)がもつ平滑性によりフィル
ムサック(1)を男性局部に完全密着させるためのもの
であり、従来のコンドームと同様の方法で装着するが、
装着時に円形リング(2)の伸び縮みにより男性局部に
フィットしながら包み込むため、フィルムサック(1)
内に空気が入らずフィルムサック(1)内を真空状態と
して密着性を高める。又、円形リング(2)が伸び縮み
することにより多様なサイズにも適用することができ
る。
【図1】衛生フィルムサックの断面図である
【図2】衛生フィルムサックの構成斜視図である
【図3】衛生フィルムサックの正面図である
【図4】衛生フィルムサックの完成斜視図である
【図5】衛生フィルムサックの組立て工程図である
1.フィルムサック 2.円形リング 3.フィルムサックのシワ 4.熱処理によるつなぎ目 5.円形リングを伸ばした状態 6.開口端部の外周面 7.フィルムサックの先端部分
Claims (2)
- 【請求項1】 男性局部勃起状態よりややゆるめの軟質
性フィルムサック(1)で、フィルムサック(1)の素
材が持つ平滑による密着性を脱去防止に利用した本考案
の衛生フィルムサック。 - 【請求項2】 軟質性フィルムサック(1)で、フィル
ムサック(1)の開口端部の外周面(6)から収縮自在
の円形リング(2)によりフィルムサック(1)の先端
部分(7)に向かって巻き縮めた請求項1記載の衛生フ
ィルムサック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233148A JPH0947466A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 衛生フィルムサック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233148A JPH0947466A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 衛生フィルムサック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947466A true JPH0947466A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16950477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7233148A Pending JPH0947466A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 衛生フィルムサック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947466A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6464652A (en) * | 1987-07-14 | 1989-03-10 | David M Robichaud | Contraception tool |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP7233148A patent/JPH0947466A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6464652A (en) * | 1987-07-14 | 1989-03-10 | David M Robichaud | Contraception tool |
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