JP2613547B2 - 男性機能補助具 - Google Patents
男性機能補助具Info
- Publication number
- JP2613547B2 JP2613547B2 JP24394293A JP24394293A JP2613547B2 JP 2613547 B2 JP2613547 B2 JP 2613547B2 JP 24394293 A JP24394293 A JP 24394293A JP 24394293 A JP24394293 A JP 24394293A JP 2613547 B2 JP2613547 B2 JP 2613547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air chamber
- wall
- air
- penis
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、男性の陰茎に装着して
使用する男性機能補助具に関する。
使用する男性機能補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の男性機能補助具として、
特公平2−37180号公報に記載されたものが公知で
ある。これは、男性陰茎を装着し得る柔軟な弾性材でも
って円筒体を形成し、この円筒体の肉厚部に周回状の空
気室を設け、この空気室に逆止弁付きの送気ホースを連
通させると共に、空気室の円筒体外周側に硬い保型壁を
形成し、男性陰茎に装着した後で空気室内に空気を送気
させたときに円筒体の外周部が保型壁の作用で原形状を
保持しつつ内周部が膨化して陰茎の基部を圧迫するよう
になし、この圧迫により陰茎を膨充化させて勃起不全や
早漏等の肉体の欠陥を持った男性の機能を補助できるよ
うにしたものである。
特公平2−37180号公報に記載されたものが公知で
ある。これは、男性陰茎を装着し得る柔軟な弾性材でも
って円筒体を形成し、この円筒体の肉厚部に周回状の空
気室を設け、この空気室に逆止弁付きの送気ホースを連
通させると共に、空気室の円筒体外周側に硬い保型壁を
形成し、男性陰茎に装着した後で空気室内に空気を送気
させたときに円筒体の外周部が保型壁の作用で原形状を
保持しつつ内周部が膨化して陰茎の基部を圧迫するよう
になし、この圧迫により陰茎を膨充化させて勃起不全や
早漏等の肉体の欠陥を持った男性の機能を補助できるよ
うにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知例は、空気
室の円筒体外周側に空気室の男性陰茎装着側の壁面より
も硬い保型壁を形成することによって、男性陰茎に装着
した後で空気室内に空気を送気させたときに円筒体の外
周部が原形状を保持するようになしているが、このよう
に硬い保型壁を設けることは、材質の異なる複数の材料
を使用したり、肉厚に差を設けたりする必要があるの
で、成形が面倒であるという問題がある。また、硬い保
型壁は、触感が悪く、更に、柔軟性に欠けて変形が容易
でないので装着するときなどに扱いにくいという問題も
ある。そこで本発明は、このような問題を解決するため
に、外面部に硬い部位を設ける必要がなくて、しかも外
面部の形状は原形を保持しながら使用できるという斬新
な男性機能補助具の提供を目的とする。
室の円筒体外周側に空気室の男性陰茎装着側の壁面より
も硬い保型壁を形成することによって、男性陰茎に装着
した後で空気室内に空気を送気させたときに円筒体の外
周部が原形状を保持するようになしているが、このよう
に硬い保型壁を設けることは、材質の異なる複数の材料
を使用したり、肉厚に差を設けたりする必要があるの
で、成形が面倒であるという問題がある。また、硬い保
型壁は、触感が悪く、更に、柔軟性に欠けて変形が容易
でないので装着するときなどに扱いにくいという問題も
ある。そこで本発明は、このような問題を解決するため
に、外面部に硬い部位を設ける必要がなくて、しかも外
面部の形状は原形を保持しながら使用できるという斬新
な男性機能補助具の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の男性機能補助具は、内部に男性陰茎を挿入
可能な弾性材から成る筒体1の側壁に略同一の肉厚と柔
軟性を有する内壁部2と外壁部3で密閉された円周方向
の空気室4を設け、当該空気室4に外部から空気を送り
込んでその内壁部2を内側方向へ向って膨出させること
により陰茎を締め付け可能にすると共に、空気室4の外
壁部3の内面部にその外壁部3の伸びを抑えて外壁部3
の外側方向への膨出を阻止する布5を重ね合せたことを
特徴とするものである。
に、本発明の男性機能補助具は、内部に男性陰茎を挿入
可能な弾性材から成る筒体1の側壁に略同一の肉厚と柔
軟性を有する内壁部2と外壁部3で密閉された円周方向
の空気室4を設け、当該空気室4に外部から空気を送り
込んでその内壁部2を内側方向へ向って膨出させること
により陰茎を締め付け可能にすると共に、空気室4の外
壁部3の内面部にその外壁部3の伸びを抑えて外壁部3
の外側方向への膨出を阻止する布5を重ね合せたことを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の男性機能補助具は、男性と女性が性的
に交わるときに、男性の陰茎に装着して使用するもので
あり、すなわち、陰茎を筒体1に挿入して、その亀頭部
を筒体1の先端口から露出させた状態に装着し、その後
に空気室4に外部から空気を送り込んで、空気室4の内
壁部2を内側方向へ膨出させて陰茎を締め付けさせるこ
とにより、陰茎を圧迫して陰茎内の血液を停充して陰茎
を硬化させ完全な勃起状態に至らしめるものである。そ
して、空気室4に空気を送り込んだとき、空気室4の内
壁部2は上記のように内側へ向って膨出するが、空気室
4の外壁部3は、その内面部に重ね合わせた布5によっ
て伸びを抑えられるので、外側へ向って膨出することが
できず、外面部の形状は原形を保つことになる。従っ
て、外面部の形状を原形のまま保持するために、外壁部
3自体の肉厚を大きくしたり硬くする必要はない。
に交わるときに、男性の陰茎に装着して使用するもので
あり、すなわち、陰茎を筒体1に挿入して、その亀頭部
を筒体1の先端口から露出させた状態に装着し、その後
に空気室4に外部から空気を送り込んで、空気室4の内
壁部2を内側方向へ膨出させて陰茎を締め付けさせるこ
とにより、陰茎を圧迫して陰茎内の血液を停充して陰茎
を硬化させ完全な勃起状態に至らしめるものである。そ
して、空気室4に空気を送り込んだとき、空気室4の内
壁部2は上記のように内側へ向って膨出するが、空気室
4の外壁部3は、その内面部に重ね合わせた布5によっ
て伸びを抑えられるので、外側へ向って膨出することが
できず、外面部の形状は原形を保つことになる。従っ
て、外面部の形状を原形のまま保持するために、外壁部
3自体の肉厚を大きくしたり硬くする必要はない。
【0006】
【実施例】図は本発明の一実施例の男性機能補助具7を
示したものであり、以下これについて詳説する。この男
性機能補助具7は、筒体1と、この筒体1に接続した送
気ホース6とから成り、送気ホース6の先端には空気ポ
ンプが脱着自在である。筒体1は全体が同一の柔軟なゴ
ム製で、略上半部が円錐台形で、その下部が略真直な円
筒形となっていて、その下部の円筒形部位は二重壁構造
で内壁部2と外壁部3とを有し、その間が密閉された空
気室4となっており、この空気室4に上記の送気ホース
6が連通されている。そして、空気室4の内壁部2と外
壁部3は肉厚が略同一で、硬さも略同一となっていて、
外壁部3の内面部には薄くて強く且つ柔軟な材質の布5
が重ね合されて接着されている。
示したものであり、以下これについて詳説する。この男
性機能補助具7は、筒体1と、この筒体1に接続した送
気ホース6とから成り、送気ホース6の先端には空気ポ
ンプが脱着自在である。筒体1は全体が同一の柔軟なゴ
ム製で、略上半部が円錐台形で、その下部が略真直な円
筒形となっていて、その下部の円筒形部位は二重壁構造
で内壁部2と外壁部3とを有し、その間が密閉された空
気室4となっており、この空気室4に上記の送気ホース
6が連通されている。そして、空気室4の内壁部2と外
壁部3は肉厚が略同一で、硬さも略同一となっていて、
外壁部3の内面部には薄くて強く且つ柔軟な材質の布5
が重ね合されて接着されている。
【0007】筒体1を陰茎に装着して、送気ホース6の
先端に取付けた空気ポンプ(図示せず)により空気室4
に空気を送り込むと、空気室4が膨張して、その内壁部
2が内側に向って膨出することにより、筒体1に挿入し
た陰茎を締め付けて圧迫することになる。このとき、空
気室4の外壁部3は布5によって伸びが抑えられて外側
へ膨出することがなく、外面形状は原形が保持されるこ
とになる。尚、使用時は空気ポンプを送気ホース6から
取り外すが、送気ホース6には逆止弁(図示せず)が付
いていて空気の漏れを防止する。
先端に取付けた空気ポンプ(図示せず)により空気室4
に空気を送り込むと、空気室4が膨張して、その内壁部
2が内側に向って膨出することにより、筒体1に挿入し
た陰茎を締め付けて圧迫することになる。このとき、空
気室4の外壁部3は布5によって伸びが抑えられて外側
へ膨出することがなく、外面形状は原形が保持されるこ
とになる。尚、使用時は空気ポンプを送気ホース6から
取り外すが、送気ホース6には逆止弁(図示せず)が付
いていて空気の漏れを防止する。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の通りであり、男性の陰茎
を補助してその機能を完全に発揮せしめて円満な夫婦生
活の営みを可能にするのは勿論であるが、本発明は特に
空気室4の外壁部3の内面部に布5を重ね合せることに
より外面形状が原形を保つようにしたので、従来例の如
く硬い保型壁を設ける必要がなく、空気室4の内壁部2
と外壁部3とに略同一な肉厚と柔軟性を有する弾性材を
用いることができて成形が容易化し、又、筒体1に硬い
部位が存在せず全体を適宜な柔かさにすることができる
ので、触感が良く、更に装着するときなどに曲げ等の変
形が容易で取扱いやすい等の効果がある。
を補助してその機能を完全に発揮せしめて円満な夫婦生
活の営みを可能にするのは勿論であるが、本発明は特に
空気室4の外壁部3の内面部に布5を重ね合せることに
より外面形状が原形を保つようにしたので、従来例の如
く硬い保型壁を設ける必要がなく、空気室4の内壁部2
と外壁部3とに略同一な肉厚と柔軟性を有する弾性材を
用いることができて成形が容易化し、又、筒体1に硬い
部位が存在せず全体を適宜な柔かさにすることができる
ので、触感が良く、更に装着するときなどに曲げ等の変
形が容易で取扱いやすい等の効果がある。
【図1】中央部の縦断面図である。
【図2】空気室の位置における横断面図である。
1 筒体 2 内壁部 3 外壁部 4 空気室 5 布 6 送気ホース 7 男性機能補助具
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に男性の陰茎を挿入可能な弾性材か
ら成る筒体1の側壁に略同一の肉厚と柔軟性を有する内
壁部2と外壁部3で密閉された円周方向の空気室4を設
け、当該空気室4に外部から空気を送り込んでその内壁
部2を内側方向へ向って膨出させることにより陰茎を締
め付け可能にすると共に、空気室4の外壁部3の内面部
にその外壁部3の伸びを抑えて外壁部3の外側方向への
膨出を阻止する布5を重ね合せたことを特徴とする男性
機能補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24394293A JP2613547B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 男性機能補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24394293A JP2613547B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 男性機能補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0767902A JPH0767902A (ja) | 1995-03-14 |
JP2613547B2 true JP2613547B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17111333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24394293A Expired - Lifetime JP2613547B2 (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 男性機能補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613547B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP24394293A patent/JP2613547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0767902A (ja) | 1995-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3820533A (en) | Surgical device | |
JPH0647455Y2 (ja) | 陰茎勃起補助具 | |
EP1430847A3 (en) | Surgical balloon having varying wall thickness | |
CA2296487A1 (en) | Non-invasive penile erection device | |
US6705987B2 (en) | Penile seal and constriction ring | |
JP2613547B2 (ja) | 男性機能補助具 | |
JP2729752B2 (ja) | 男性機能補助具 | |
JP3033843U (ja) | 男性機能補助具 | |
JPH0237180B2 (ja) | ||
JP2978983B2 (ja) | 男性性器の勃起助勢具 | |
JP3033842U (ja) | 男性機能補助具 | |
JP2006068514A (ja) | 男性機能補助具 | |
JP3041459U (ja) | 男性機能補助具 | |
JP2008136560A (ja) | 負圧式陰茎膨張硬化装置及び陰茎膨張硬化保持具 | |
JPH07124188A (ja) | 男性機能補助具 | |
JP3060000B2 (ja) | 男性性器の勃起助勢具用締付け部材 | |
JP4243082B2 (ja) | ペニスサポータ | |
JPS581117Y2 (ja) | 乾式潜水服 | |
JPH0751312A (ja) | 男性性器の勃起助勢具に用いられる締付けリング | |
JP3008125U (ja) | コンドーム | |
WO2008009153A1 (fr) | Condom vibrant | |
JPH01109656U (ja) | ||
KR20220166995A (ko) | 구조 개선된 콘돔 | |
KR20220000021U (ko) | 남성 보조기구용 링 | |
JP2008194420A (ja) | 加圧・陰圧式勃起補助具 |