JPH0947439A - Mri装置による流速イメージング方法 - Google Patents

Mri装置による流速イメージング方法

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JPH0947439A
JPH0947439A JP7200659A JP20065995A JPH0947439A JP H0947439 A JPH0947439 A JP H0947439A JP 7200659 A JP7200659 A JP 7200659A JP 20065995 A JP20065995 A JP 20065995A JP H0947439 A JPH0947439 A JP H0947439A
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JP
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flow
phase
echo signal
signal
magnetic field
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JP7200659A
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English (en)
Inventor
Fumiya Takeuchi
文也 竹内
Akira Taniguchi
陽 谷口
Yoshitaka Bito
良孝 尾藤
Etsuji Yamamoto
悦治 山本
Kenichi Okajima
健一 岡島
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Hitachi Ltd
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】振幅の極性が反転するリードアウト傾斜磁場の
印加によるエコー信号列を計測し、流速による位相変化
を、含むエコー信号列Se1と、含まないエコー信号列
Sc1とから、複素MR画像Ie1,Ic1を得る。次
に、流速による位相変化の方向を逆転するために、振幅
の極性が反転するリードアウト傾斜磁場の印加によるエ
コー信号列を計測し、流速による位相変化を、含むエコ
ー信号列Se2と、含まないエコー信号列Sc2とか
ら、複素MR画像Ie2,Ic2を得る。ついで、Ie
1とIc1との間、Ie2とIc2との間での複素減算
から複素差分画像Id1,Id2を得る。得られたId
1,Id2の位相を減算し、位相差画像を求め、位相差
画像を流速画像に変換する。 【効果】アーティファクト発生を抑止でき、流速を精度
よく短時間に計測できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MRI装置による流速
イメージング方法に係り、特に、人体内の血流速イメー
ジング等に好適なMRI装置による流速イメージング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置による流速の計測方法とし
て、フローエンコードパルスが最も基本的なアイディア
である。このパルス傾斜磁場は、流体の速度に比例して
エコー信号の位相が変化するように、その磁場波形が決
められる。これとは逆に、パルス傾斜磁場波形の組み合
わせ(パルスシーケンス)によって流れを感じない傾斜
磁場波形、すなわち、フローコンペンセイトパルスを作
ることもできる。これら二つの傾斜磁場パルスを組み合
わせることで発生し、流速に比例して位相が変化する、
即ち、流れを感じるパルスシーケンスから得られたエコ
ー信号と、流れに不感なパルスシーケンスにより得られ
たエコー信号から、流速の計測が行われている。
【0003】このような方法として、例えば、マグネテ
ィク レゾナンス イン メディスン(Magnetic Reson
ance in Medicine)31(1994)pp.528−53
6)で論じられている2種類の方法がある。その一つ
は、流れに不感なパルスシーケンスより得られた信号の
位相と、流れを感じるパルスシーケンスより得られた信
号の位相との差分から流速像を得る方法である。もう一
つは、流れを感じる、即ち、流れの速度に比例して位相
が変化するパルスシーケンスより得られた信号の位相
と、流速には比例するが、パルスシーケンスとは逆の極
性に位相が変化するパルスシーケンスより得られた信号
の位相との差分から流速像を得るものである。この方法
は、信号が流動物体からのみ発生している場合には有効
である。しかし、信号が流動物体と静止物体とから発生
している場合には、得られた流速に誤差が含まれる。
【0004】また、特開平4−200531 号公報では、リー
ドアウト傾斜磁場パルスを、振幅の極性を交互に反転し
ながら印加し、エコー信号を発生させる超高速撮像法を
用いて、流れに不感なシーケンスから得られる信号と、
流れを感じるシーケンスから得られる信号を1回の選択
励起で取得し、血管像を得ている。この方法を用いた流
速計測でも、信号が流動物体と静止物体とから発生する
場合には流速に誤差を生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】生体の循環器機能を計
測するためには、血管像から得られる形態情報に加え、
その血管に流れる血液の流速と、その流速から導かれる
血流量などの新たな情報とを得ることが望まれている。
そのためには、高速、かつ、精度の高い流速の計測方法
の確立が必要である。特に、静止部位から発生する信号
は、流速を求める際にアーティファクトとなり、流速の
計測精度を低下させる。
【0006】本発明の目的は、アーティファクト発生を
抑止でき、流速を精度よく短時間に計測できるMRI装
置による流速イメージング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】流速計測を高速に行うた
め、従来の技術で述べた流れに不感なシーケンスから得
られるエコー信号と、流れを感じるシーケンスから得ら
れるエコー信号を1回の選択励起で取得することができ
る超高速撮像法で、流速に比例して位相が変化する信号
と、流速に比例して位相が変化するが、先の信号とは位
相の極性が逆転している信号と、流れに不感な信号とを
計測し、それぞれ画像再構成をした後、流れを感じる信
号と流れに不感な信号との間で複素数のまま減算を行
い、得られた画像の位相を算出することにより、静止物
体からの信号による誤差を含まない流速を計測する。
【0008】本発明のMRI装置による流速イメージン
グ方法は、流体が流れる関心領域を選択励起して、投影
方向(以下第1の方向)にフローエンコード傾斜磁場を
印加した後、投影方向に対して垂直な方向(以下第2の
方向)にリードアウト傾斜磁場を振幅の極性を反転させ
ながら印加し、投影方向とリードアウト方向のいずれに
も垂直な方向(以下第3の方向)にエンコード傾斜磁場
を印加することによって、流れによる磁化の位相変化を
含むエコー信号と、流れによる磁化の位相変化を含まな
いエコー信号とを交互に発生させ、このエコー信号をサ
ンプリングして第1の信号列とし、再度、関心領域を選
択励起して、第1の方向にフローエンコード傾斜磁場
を、先に印加したフローエンコード傾斜磁場とは振幅の
極性を反転させて印加した後、第3の方向にリードアウ
ト傾斜磁場を振幅の極性を反転させながら印加し、第2
の方向にエンコード傾斜磁場を印加することによって、
流れによる磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れに
よる磁化の位相変化を含まないエコー信号とを交互に発
生させ、このエコー信号をサンプリングして第2の信号
列とし、第1および第2の信号列のそれぞれから、流れ
による磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる
磁化の位相変化を含まないエコー信号の画像再構成を行
った後、位相を求め、それらの位相画像を減算すること
により、第1および第2の方向に流れる流体の流速を取
得し、第1の信号列の、流れによる磁化の位相変化を含
まないエコー信号の位相画像と、第2の信号列の、流れ
による磁化の位相変化を含まないエコー信号の位相画像
とを減算することにより、第1の方向に流れる流体の流
速を取得することに特徴があるMRI装置による流速イ
メージング方法である。
【0009】また、この流速イメージング方法で、流体
が流れる関心領域を選択励起して、投影方向に対して垂
直な方向(以下第2の方向)にリードアウト傾斜磁場を
振幅の極性を反転させながら印加し、投影方向とリード
アウト方向のいずれにも垂直な方向(第3の方向)にエ
ンコード傾斜磁場を印加することによって、流れによる
磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の
位相変化を含まないエコー信号とを交互に発生させ、こ
のエコー信号をサンプリングして信号列Aとし、再度、
関心領域を選択励起して、第2の方向に、振幅の極性を
反転させる順序を、リードアウト傾斜磁場とは逆転させ
たリードアウト傾斜磁場を印加し、第3の方向にエンコ
ード傾斜磁場を印加することによって、流れによる磁化
の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の位相
変化を含まないエコー信号とを交互に発生させ、このエ
コー信号をサンプリングして信号列Bとし、信号列Aと
Bのそれぞれで、流れによる磁化の位相変化を含むエコ
ー信号と、流れによる磁化の位相変化を含まないエコー
信号の画像再構成を行い、流れによる磁化の位相変化が
異なる2種類のエコー信号の画像を複素数のまま減算し
て差分画像を求めたのち、信号列Aの差分画像の位相と
信号列Bの差分画像の位相との差分を行い、この位相か
ら流速を得ることに特徴がある。
【0010】また、流速イメージング方法で、信号列A
を取得したのち、再度関心領域を選択励起して、投影方
向と垂直に、フローエンコードパルスを付加したリード
アウト傾斜磁場を振幅の極性を反転させながら印加し、
投影方向とリードアウト方向の何れにも垂直にエンコー
ド傾斜磁場を印加することによって、流れによる磁化の
位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の位相変
化を含まないエコー信号とを交互に発生させ、このエコ
ー信号をサンプリングして信号列Bとし、信号列Aのう
ち、流れによる磁化の位相変化を含むエコー信号と、信
号列Bのうち、流れによる磁化の位相変化を含まないエ
コー信号をそれぞれ画像再構成したのち、複素数のまま
減算し差分画像を求め、さらに、信号列Bのうち、流れ
による磁化の位相変化を含むエコー信号と、信号列Aの
うち、流れによる磁化の位相変化を含まないエコー信号
をそれぞれ画像再構成したのち、複素数のまま減算し差
分画像を求め、これら二つの差分画像の位相を差分して
得られた位相画像より流速を求めることに特徴がある。
【0011】さらに、流速イメージング方法で、信号列
Aを取得したのち、180度高周波パルスを照射し、投
影方向と垂直に、信号列Aを取得した際に用いたリード
アウト傾斜磁場パルスと同じ波形のリードアウト傾斜磁
場パルスを印加し、投影方向とリードアウト方向の何れ
にも垂直にエンコード傾斜磁場を印加することによっ
て、流れによる磁化の位相変化を含むエコー信号と、流
れによる磁化の位相変化を含まないエコー信号とを交互
に発生させ、このエコー信号をサンプリングして信号列
Bとし、信号列AおよびBのそれぞれで、流れによる磁
化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の位
相変化を含まないエコー信号の画像再構成を行い、流れ
による磁化の位相変化が異なる2種類のエコー信号の画
像を複素数のまま減算して差分画像を求めたのち、信号
列Aの差分画像の位相と信号列Bの差分画像の位相との
差分を行い、この位相から流速を得ることに特徴があ
る。
【0012】以上説明した流速イメージング方法で、
(1)1回の選択励起により得られる複数のエコー信号
で、それらの振幅がピークとなる時間間隔を等しくさせ
る調整を行うこと、(2)1回の選択励起により得られ
る複数のエコー信号で、それらの振幅がピークとなる時
間間隔(ピーク間隔)が等しくない場合に、傾斜磁場波
形の周期の1/2と、計測時のピーク間隔との比の自乗
と、計測された位相変化との積を計算することにより、
ピーク間隔の相違により生じた位相誤差を補正するこ
と、(3)1回の選択励起によって得られるエコー信号
に含まれる磁化の位相に重畳したオフセット位相を除去
し、本来の磁化の位相とオフセット位相との比と、計測
された磁化の位相とから、本来の磁化の位相を算出する
こと、(4)リードアウト方向を、ほぼ流体が流れる方
向に設定すること、(5)空間的な構造と配置とが既知
である血管に流れる血液の速度の一方向成分を計測し、
この血管の空間的な構造と配置と、得られた速度とから
3次元方向の血流速度を求めること、(6)心臓の動き
に同期して血流速の計測を行うことにも特徴がある。
【0013】
【作用】MRIの超高速撮像法の一つであるエコープレ
ナー法で用いられるリードアウト傾斜磁場パルスのよう
に、その振幅の極性を反転させて印加する傾斜磁場波形
は、フローエンコードパルスとフローコンペンセイトパ
ルスとが交互に組み合わされた波形となっている。その
ため、流速による位相変化を含むエコー信号Seと、流
速による位相変化を含まないエコー信号Scが順次発生
する。本発明では、これらのエコー信号を利用する。
【0014】流速を得るプロセスを図8に示す。まず、
ステップAで、リードアウト傾斜磁場の振幅の極性を反
転させて発生したエコー信号列を計測し、流速による位
相変化を含むエコー信号列Se1と、流速による位相変
化を含まないエコー信号列Sc1とを画像再構成し、複
素MR画像(Ie1,Ic1)を得る。次に、ステップ
Bで、流速による位相変化の方向を逆転するために、ス
テップAとは異なる順序で、リードアウト傾斜磁場の振
幅の極性を反転させて発生したエコー信号列を計測し、
流速による位相変化を含むエコー信号列Se2と、流速
による位相変化を含まないエコー信号列Sc2とを画像
再構成し、複素MR画像(Ie2,Ic2)を得る。最
後に、ステップCで、Ie1とIc1との複素減算を行
い複素差分画像Id1を、Ie2とIc2との複素減算
を行い複素差分画像Id2を得る。得られた2枚の複素
差分画像の位相をさらに減算し、位相差画像を求める。
この位相差は、流速に対応しており、位相差画像を流速
画像に変換することができる。
【0015】ここで、ステップAとステップBとは、特
開平4−200531 号公報における信号計測方法と同様であ
る。従って、Se1に含まれる速度情報は、複素MR画
像Ie1の各ピクセルの位相に反映しており、傾斜磁場
が矩形の場合には数1のように、正弦波形の場合には数
2のように表現される。
【0016】
【数1】 v=−p/(γGT2) …(数1)
【0017】
【数2】 v=−p/(4γGT2/π2) …(数2) ここで、vは各ピクセルの流速、pは各ピクセルの位
相、γは磁気回転比、Gはリードアウト傾斜磁場パルス
の強度(正弦波形では最大強度)、Tはリードアウト傾
斜磁場パルスの1周期の1/4である。
【0018】ステップCにより得られた位相差画像の各
ピクセルの位相差pは、流速vに対して数3の関係にあ
る。
【0019】
【数3】 π−p=γGvT2 …(数3) 数3より、静止物体からの信号による誤差を含まずに、
流速を算出することができる。パラメータは数1と同じ
である。
【0020】また、信号計測の際に、偶数番目のエコー
信号列に流速の影響が入らないようにするためには、傾
斜磁場パルスの矩形波形を等しくし、発生する信号の間
隔が一定になるように調整する必要がある。調整が不十
分な場合には、ずれた時間に対応した位相のずれを生じ
る。位相ずれが十分大きい場合には、数4に示す補正を
行う必要がある。
【0021】
【数4】 p1/p2=t12/t22 …(数4) ここで、p1は補正後の位相、p2は補正前の位相、t
1は時間ずれがない場合の傾斜磁場パルスの周期、t2
は計測時の傾斜磁場パルスの周期である。
【0022】発生するエコー信号の間隔が一定であって
も、リードアウト傾斜磁場波形の歪みにより、一様な位
相ずれが生じる場合には、数5より各ピクセルの位相差
pから実際の位相差を算出することができる。
【0023】
【数5】 tan(p/2)=(sinα−sinβ)/(cosα−cpsβ) …(数5) ここで、αはSe1とSe2に付加された位相変化の大
きさであり、βはSc1とSc2に付加された位相変化の
大きさである。αとβの比は傾斜磁場波形にのみ依存す
るため、予備実験あるいは計算機シミュレーションによ
り予め算出できる。それゆえ、数5を解くことにより、
本来の位相変化(α+β)を求めたのち、数1あるいは
数2より流速が算出できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。図1は、本発明の流速イメージング方法を適
用するMRI装置の概略を示すブロック図である。図1
に示すように、本装置は、静磁場を発生するコイル1
と、傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル2と、高周波磁
場パルスRFを送信し、エコー信号を受信するプローブ
3と、ワークステーション5とから構成されている。ま
た、傾斜磁場コイル2は、静磁場の方向(z方向)、及
びこれと直角の2方向(x方向及びy方向)の3方向に
沿って、磁場の強度にそれぞれ傾斜をつけるための傾斜
磁場を発生する3組のコイルからなる。なお、これらの
傾斜磁場をGx,Gy,Gzと呼ぶ。
【0025】これらの傾斜磁場の制御,高周波磁場パル
ス、及び信号取り込みの制御は、パルスシーケンスに従
って、ワークステーション5を介して行われる。傾斜磁
場にはその機能と用途により、関心領域を選択する選択
傾斜磁場パルス32,エコー信号の位相に位置情報を付
与するエンコード傾斜磁場パルス,エコー信号を発生さ
せ、かつ、エコー信号の周波数に位置情報を付与するリ
ードアウト傾斜磁場パルスの3種類がある。本実施例で
は、それぞれGz,Gy,Gxに対応しており、Gyに
よりy方向の位置情報が位相に付与され、Gxによりx
方向の位置情報が周波数に付与される。
【0026】本実施例の計測対象は、図2に示すよう
な、測定対象の関心領域内にある血管内を流れる血液で
ある。
【0027】(第1の実施例)図3は本発明の第1の実
施例における流速イメージング方法を示すパルスシーケ
ンス図、図4は本発明の第1の実施例のプロセスを示し
たフローチャートである。図4のフローに従って、第1
の実施例の流速イメージング方法を説明する。
【0028】第1段階で、図3に示すパルスシーケンス
で制御された高周波磁場パルス31と、流れの影響を補
償した選択傾斜磁場パルス301を用いて、図2に示す
ような関心領域を選択励起し、投影方向にフローエンコ
ードパルス302を印加する。エンコード傾斜磁場パル
ス33(エコー信号の位相に位置情報を付与する)を時
間間隔2T毎に時間幅tだけ印加し、振幅の極性を反転
させながら、リードアウト傾斜磁場パルス34(エコー
信号を発生させ、かつ、エコー信号の周波数に位置情報
を付与する)を時間幅2Tで繰り返し印加することによ
り、エコー信号列SexとScxを発生させ、これらを
計測する。ここでSexは奇数番目に現れるエコー信号
305の集まりであり、流れによる磁化の位相変化が強
調されたエコー信号列である。Scxは偶数番目に現れ
るエコー信号306の集まりであり、流れによる磁化の
位相変化が補正されたエコー信号列である。これらのエ
コー信号列をそれぞれ画像再構成し、MR画像Iex,
Icxを得る。
【0029】第2段階で、高周波磁場パルス31と、選
択傾斜磁場パルス301を用いて関心領域を選択励起
し、投影方向にフローエンコードパルス303(フロー
エンコードパルス302と逆の極性をもつ)を印加す
る。エンコード傾斜磁場パルス33を時間間隔2T毎に
時間幅tだけ印加し、振幅の極性を反転させながら、リ
ードアウト傾斜磁場パルス34を時間幅2Tで繰り返し
印加することにより、エコー信号列SeyとScyを発
生させ、これらを計測する。ここでSeyは奇数番目に
現れるエコー信号305の集まりであり、流れによる磁
化の位相変化が強調されたエコー信号列である。Scy
は偶数番目に現れるエコー信号306の集まりであり、
流れによる磁化の位相変化が補正されたエコー信号列で
ある。これらのエコー信号列をそれぞれ画像再構成し、
MR画像Iey,Icyを得る。
【0030】第3段階で、MR画像Iexの位相とMR
画像Icxの位相との減算により、流速のX方向成分を
求め、MR画像Ieyの位相とMR画像Icyの位相と
の減算により流速のY方向成分を求め、MR画像Icx
の位相とMR画像Icyの位相との減算により流速のZ
方向成分を求める。
【0031】第1及び第2段階におけるリードアウト傾
斜磁場を正弦波形38としてもよい。
【0032】ただし、同一ピクセル内に静止物体と流体
の両方が存在する場合には、それぞれが発生する信号の
ベクトル和が計測されるため、位相の差分では正しい流
速を得ることはできない。そこで、先に作用を説明した
方法を用いて、第1段階と第2段階の計測を行い、リー
ドアウト傾斜磁場による流速計測の精度の向上を図る。
この方法については、第2から第4の実施例で、流速の
X方向成分の計測を例にとって説明する。
【0033】(第2の実施例)まず、ステップAで、図
3に示すように、選択傾斜磁場パルスと高周波パルスと
を用いて関心領域を選択励起し、図5に示すパルスシー
ケンスで制御されたエンコード傾斜磁場パルス33とリ
ードアウト傾斜磁場34とにより、関心領域の位置情報
を含んだエコー信号35(リードアウト傾斜磁場34に
より発生したエコー信号のうち、信号列の奇数番目に表
れた信号)からなる信号列Se1と、エコー信号36
(リードアウト傾斜磁場34により発生したエコー信号
のうち、信号列の偶数番目に表れた信号)からなる信号
列Sc1とを計測する。信号列Se1とSc1を画像再
構成することにより、複素MR画像Ie1とIc1を得
る。
【0034】次に、ステップBで、ステップAとは、極
性を反転させる順序を変えたリードアウト傾斜磁場37
(傾斜磁場パルス33を反転させたリードアウト傾斜磁
場パルス)を用いて、関心領域の位置情報を含んだエコ
ー信号309からなる信号列Se2と、エコー信号31
0からなる信号列Sc2とを計測する。信号列Se2と
Sc2を画像再構成することにより、複素MR画像Ie
2とIc2とを得る。
【0035】最後に、ステップCで、複素MR画像Ie
1と複素MR画像Ic1との複素数減算より求めた複素
差分画像Id1の位相と、複素MR画像Ie2と複素M
R画像Ic2との複素数減算より求めた複素差分画像I
d2の位相との差分を行い、位相差画像を算出する。数
1あるいは数2により、位相差画像から流速を求める。
【0036】位相ずれが発生する場合には、数4や数5
により補正を行う。
【0037】ステップA、及びBにおけるリードアウト
傾斜磁場Gxを正弦波形38としてもよい。
【0038】(第3の実施例)第3の実施例として、1
回の選択励起でエコー信号列Se1,Se2,Sc1,
Sc2を取得するパルスシーケンスについて説明する。
この場合には、図6に示すパルスシーケンスを用いる。
ここで、61は180度高周波磁場パルスである。
【0039】まず、ステップAで、第2の実施例のステ
ップAと同様に、エコー信号35からなる信号列Se1
と、エコー信号36からなる信号列Sc1を計測する。
さらにそれぞれの信号列を画像再構成し、複素MR画像
Ie1とIc1を得る。次にステップBで、180度高
周波磁場パルスと選択励起傾斜磁場パルスを印加したの
ち、ステップAのリードアウト傾斜磁場と同じ波形のリ
ードアウト傾斜磁場パルスを印加し、エコー信号309
からなる信号列Se2とエコー信号310からなる信号
列Sc2を計測する。それぞれの信号列を画像再構成
し、複素MR画像Ie2とIc2を得る。最後に、ステ
ップCで、第2の実施例に述べた方法で、得られた複素
MR画像Ie1,Ie2,Ic1,Ic2から流速を求
める。
【0040】位相ずれが発生する場合には、数4や数5
により補正を行う。
【0041】ステップA及びBにおけるリードアウト傾
斜磁場Gxを正弦波形としてもよい。
【0042】(第4の実施例)第4の実施例として、選
択励起からエコー信号収集までの時間が等しいエコー信
号列SeとScを複素数のまま差分する例を説明する。
この例では、図7に示すパルスシーケンスを用いる。
【0043】まず、ステップAで、第2の実施例のステ
ップAと同様にエコー信号35からなる信号列Se1
と、エコー信号36からなる信号列Sc1を計測し、そ
れぞれの信号列を画像再構成することにより、複素MR
画像Ie1とIc1を得る。次にステップBで、リード
アウト傾斜磁場パルス34に先立ってフローエンコード
パルス74を付加したリードアウト傾斜磁場パルスを用
いて、信号列Sc2とSe2を計測する。傾斜磁場パル
ス74と傾斜磁場34の組み合わせは、ステップAの傾
斜磁場パルス34を時間2Tだけ進めた場合と等価であ
る。そのため、Sc2は奇数番目に現れるエコー信号7
5の集まりであるが、流れによる磁化の位相変化が補正
されたエコー信号列である。Se2は偶数番目に現れる
エコー信号76の集まりであるが、流れによる磁化の位
相変化が強調されたエコー信号列である。Sc2とSe
2の画像再構成を行うことにより、複素MR画像Ic2
とIe2を得る。最後に、ステップCで、第2の実施例
に述べた方法で、得られた複素MR画像Ie1,Ie
2,Ic1,Ic2から流速を求める。
【0044】位相ずれが発生する場合には、数4や数5
により補正を行う。
【0045】ステップA及びBにおけるリードアウト傾
斜磁場Gxを正弦波形としてもよい。
【0046】(第5の実施例)第5の実施例として、計
測対象の血管内を流れる流体の配置が既知の場合に、流
速の一成分から流速全体を計測する例を説明する。計測
対象の血管は、3次元空間内の配置が既知であり、スラ
イス選択方向と位相エンコード方向の何れにも平行でな
いとする。
【0047】流速の1次元方向成分を計測する第2から
第4の実施例と同じ手順で、計測及びデータ処理を行う
ことにより、血流速のリードアウト方向成分のみが得ら
れる。血流速の方向が血管の向きと等しいと仮定する
と、血流速vは数6より得られる。
【0048】
【数6】 v=v/I …(数
6) ここで、vm は本方法を用いて計測した血流速、Iは血
管断面の法線を方向とする単位ベクトルのリードアウト
方向成分である。この場合、流体の流れる向きとリード
アウト方向が近接するように、スライス選択方向と位相
エンコードとリードアウト方向を選択することにより、
計測精度を向上させることができる。
【0049】(第6の実施例)第6の実施例として、心
臓の動きに同期させて、流速を計測する例を説明する。
【0050】被験者の心電図を計測しR波を検出するこ
とにより、R波から調べたい時刻までの遅延時間を付加
し、第1の実施例で示した手順で流速を計測する。流速
の1方向成分の計測を行う場合には、第2から第5の実
施例に示す方法により行う。心臓の動きを知るために、
脈波を用いてもよい。2回以上の計測を行う場合や、心
臓の動きに合わせて流速の変化を調べる場合に有効であ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明により、エコープレナー法による
複数回の選択励起で、流速のリードアウト方向成分を精
度よくイメージングすることができる。また、流体の3
次元的な位置と構造が既知であれば、流速の1方向成分
から、本来の流速を算出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流速イメージング方法が適用されるM
RI装置のブロック図。
【図2】本発明の測定対象である関心領域内にある血管
を示す説明図。
【図3】本発明の第1の実施例の流速イメージング方法
を示すパルスシーケンス図。
【図4】本発明の第1の実施例の流速を求めるプロセス
を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施例の流速イメージング方法
を示すパルスシーケンス図。
【図6】本発明の第3の実施例の流速イメージング方法
を示すパルスシーケンス図。
【図7】本発明の第4の実施例の流速イメージング方法
を示すパルスシーケンス図。
【図8】本発明の実施例の、同一ピクセル内の静止物体
からの信号を相殺して流速を求めるプロセスを示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…静磁場を発生するコイル、2…傾斜磁場コイル2、
3…プローブ、5…ワークステーション。
フロントページの続き (72)発明者 尾藤 良孝 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山本 悦治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 岡島 健一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MRI装置による流速イメージング方法に
    おいて、流体が流れる関心領域を選択励起して、投影方
    向にフローエンコード傾斜磁場を印加した後、投影方向
    に対して垂直な方向にリードアウト傾斜磁場を振幅の極
    性を反転させながら印加し、前記投影方向とリードアウ
    ト方向のいずれにも垂直な方向にエンコード傾斜磁場を
    印加することによって、流れによる磁化の位相変化を含
    むエコー信号と、流れによる磁化の位相変化を含まない
    エコー信号とを交互に発生させ、前記エコー信号をサン
    プリングして第1の信号列とし、再度、前記関心領域を
    選択励起して、前記投影方向に前記フローエンコード傾
    斜磁場を振幅の極性を反転させて印加した後、前記投影
    方向とリードアウト方向のいずれにも垂直な方向に前記
    リードアウト傾斜磁場を振幅の極性を反転させながら印
    加し、前記投影方向に対して垂直な方向に前記エンコー
    ド傾斜磁場を印加することによって、流れによる磁化の
    位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の位相変
    化を含まないエコー信号とを交互に発生させ、前記エコ
    ー信号をサンプリングして第2の信号列とし、前記第1
    の信号列および前記第2の信号列のそれぞれで、流れに
    よる磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁
    化の位相変化を含まないエコー信号の画像再構成を行っ
    た後、位相を求め、それらの位相画像を減算すること
    で、前記投影方向および前記投影方向に対して垂直な方
    向に流れる流体の流速を取得し、前記第1の信号列の、
    流れによる磁化の位相変化を含まないエコー信号の位相
    画像と、前記第2の信号列の、流れによる磁化の位相変
    化を含まないエコー信号の位相画像とを減算すること
    で、前記投影方向に流れる流体の流速を取得することを
    特徴とするMRI装置による流速イメージング方法。
  2. 【請求項2】流速イメージング方法において、流体が流
    れる関心領域を選択励起して、投影方向に対して垂直な
    方向にリードアウト傾斜磁場を振幅の極性を反転させな
    がら印加し、投影方向とリードアウト方向のいずれにも
    垂直な方向にエンコード傾斜磁場を印加することによっ
    て、流れによる磁化の位相変化を含むエコー信号と、流
    れによる磁化の位相変化を含まないエコー信号とを交互
    に発生させ、前記エコー信号をサンプリングして信号列
    Aとし、再度、前記関心領域を選択励起して、前記垂直
    な方向に、振幅の極性を反転させる順序を逆転させたリ
    ードアウト傾斜磁場を印加し、前記投影方向とリードア
    ウト方向のいずれにも垂直な方向に前記エンコード傾斜
    磁場を印加することによって、流れによる磁化の位相変
    化を含むエコー信号と、流れによる磁化の位相変化を含
    まないエコー信号とを交互に発生させ、前記エコー信号
    をサンプリングして信号列Bとし、前記信号列Aと前記
    信号列Bのそれぞれで、流れによる磁化の位相変化を含
    むエコー信号と、流れによる磁化の位相変化を含まない
    エコー信号の画像再構成を行い、流れによる磁化の位相
    変化が異なる2種類のエコー信号の画像を複素数のまま
    減算して差分画像を求めたのち、前記信号列Aの差分画
    像の位相と前記信号列Bの差分画像の位相との差分を行
    い流速を得ることを特徴とするMRI装置による流速イ
    メージング方法。
  3. 【請求項3】前記信号列Aを取得したのち、再度、前記
    関心領域を選択励起して、投影方向と垂直に、フローエ
    ンコードパルスを付加した前記リードアウト傾斜磁場を
    振幅の極性を反転させながら印加し、投影方向とリード
    アウト方向の何れにも垂直に前記エンコード傾斜磁場を
    印加することによって、流れによる磁化の位相変化を含
    むエコー信号と、流れによる磁化の位相変化を含まない
    エコー信号とを交互に発生させ、前記エコー信号をサン
    プリングして信号列Bとし、前記信号列Aのうち、流れ
    による磁化の位相変化を含むエコー信号と、前記信号列
    Bのうち、流れによる磁化の位相変化を含まないエコー
    信号をそれぞれ画像再構成したのち、複素数のまま減算
    し差分画像を求め、前記信号列Bのうち、流れによる磁
    化の位相変化を含むエコー信号と、前記信号列Aのう
    ち、流れによる磁化の位相変化を含まないエコー信号を
    それぞれ画像再構成したのち、複素数のまま減算し差分
    画像を求め、これら二つの差分画像の位相を差分して得
    られた位相画像より流速を求める請求項2に記載のMR
    I装置による流速イメージング方法。
  4. 【請求項4】前記信号列Aを取得したのち、180度高
    周波パルスを照射し、投影方向と垂直に、前記信号列A
    を取得した際に用いた前記リードアウト傾斜磁場パルス
    と同じ波形の前記リードアウト傾斜磁場パルスを印加
    し、投影方向とリードアウト方向の何れにも垂直に前記
    エンコード傾斜磁場を印加することによって、流れによ
    る磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化
    の位相変化を含まないエコー信号とを交互に発生させ、
    前記エコー信号をサンプリングして信号列Bとし、前記
    信号列Aおよび前記信号列Bのそれぞれで、流れによる
    磁化の位相変化を含むエコー信号と、流れによる磁化の
    位相変化を含まないエコー信号の画像再構成を行い、流
    れによる磁化の位相変化が異なる2種類のエコー信号の
    画像を複素数のまま減算して差分画像を求めたのち、前
    記信号列Aの差分画像の位相と前記信号列Bの差分画像
    の位相との差分を行い、流速を得る請求項2に記載のM
    RI装置による流速イメージング方法。
  5. 【請求項5】1回の選択励起により得られる複数のエコ
    ー信号において、それらの振幅がピークとなる時間間隔
    を等しくさせる調整を行う請求項1に記載のMRI装置
    の流速イメージング方法。
  6. 【請求項6】1回の選択励起により得られる複数のエコ
    ー信号において、それらの振幅がピークとなる時間間隔
    が等しくない場合に、傾斜磁場波形の周期の1/2と、
    計測時のピーク間隔との比の自乗と、計測された位相変
    化との積を計算することで、前記振幅がピークとなる時
    間間隔の相違により生じた位相誤差を補正する請求項1
    に記載のMRI装置の流速イメージング方法。
  7. 【請求項7】1回の選択励起によって得られるエコー信
    号に含まれる磁化の位相に重畳したオフセット位相を除
    去し、本来の磁化の位相とオフセット位相との比と、計
    測された磁化の位相とから、本来の磁化の位相を算出す
    る請求項1に記載のMRI装置の流速イメージング方
    法。
  8. 【請求項8】リードアウト方向を、ほぼ流体が流れる方
    向に設定した請求項1に記載のMRI装置の流速イメージ
    ング方法。
  9. 【請求項9】空間的な構造と配置とが既知である血管に
    流れる血液の速度の一方向成分を計測し、前記血管の空
    間的な構造と配置と、得られた速度とから3次元方向の
    血流速度を求める請求項1に記載のMRI装置の流速イ
    メージング方法。
  10. 【請求項10】心臓の動きに同期して、請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8または9に記載の流速計測を行
    うMRI装置の流速イメージング方法。
JP7200659A 1995-08-07 1995-08-07 Mri装置による流速イメージング方法 Pending JPH0947439A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200054A (ja) * 2000-12-27 2002-07-16 Toshiba Corp Mri装置及びmrイメージング方法
JP2008068107A (ja) * 2007-10-09 2008-03-27 Toshiba Corp Mr装置
WO2014185521A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 学校法人北里研究所 磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、画像診断装置、画像解析装置、mri画像作成方法およびプログラム
KR20150116729A (ko) * 2014-04-08 2015-10-16 서울대학교산학협력단 위상 대조 자기 공명 영상으로부터 혈류 속도를 측정하는 방법 및 이를 이용하는 시스템

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JPWO2014185521A1 (ja) * 2013-05-17 2017-02-23 学校法人北里研究所 磁気共鳴イメージング装置、画像処理装置、画像診断装置、画像解析装置、mri画像作成方法およびプログラム
KR20150116729A (ko) * 2014-04-08 2015-10-16 서울대학교산학협력단 위상 대조 자기 공명 영상으로부터 혈류 속도를 측정하는 방법 및 이를 이용하는 시스템

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