JPH0947432A - 口腔組織観察装置 - Google Patents

口腔組織観察装置

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Publication number
JPH0947432A
JPH0947432A JP34781195A JP34781195A JPH0947432A JP H0947432 A JPH0947432 A JP H0947432A JP 34781195 A JP34781195 A JP 34781195A JP 34781195 A JP34781195 A JP 34781195A JP H0947432 A JPH0947432 A JP H0947432A
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JP
Japan
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laser light
laser beam
living body
reflected
shift amount
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Application number
JP34781195A
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English (en)
Inventor
Yuusuke Nonomura
友佑 野々村
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LIFE TEC KENKYUSHO KK
Original Assignee
LIFE TEC KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯牙や歯肉内部の状態を、単純な機構を用い
て映像によって観察する。歯科医療に用いて好適な口腔
組織観察装置の提供。 【解決手段】 レーザ光源1から発生した安定化レーザ
光は、ビームスプリッタ2で測定用レーザ光と参照レー
ザ光とに分光される。測定用レーザ光は、変調、拡張さ
れた後、第1ビームスプリッタ11を透過して生体に当
たり、反射する反射したレーザ光は、第1ビームスプリ
ッタ11で反射し光学レンズ12で集光され、CCDカ
メラ7で捕らえられる。一方、参照レーザ光は、第1ミ
ラー14、第2ビームスプリッタ13でそれぞれ反射し
て、CCDカメラ7で捕らえられる。反射レーザ光は、
歯牙内部の血流等によるドップラー効果を受けており、
反射レーザ光と参照レーザ光は、ドップラーシフトによ
るビートを生じる。このビートはCCDカメラ7で捕ら
えられ、演算回路8でビートを拡張し、映像としてモニ
ター装置10に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯牙や、歯肉など
の歯牙周辺組織を観察する口腔組織観察装置に関し、特
に歯科の治療に用いて好適な装置である。
【0002】
【従来技術】例えば、口腔内の歯牙は、内部に歯髄を有
しており、腐食や打撲など、歯牙の破損によって歯髄が
炎症を起こし、歯髄の血流が増大あるいは停止して、歯
髄の一部、あるいは歯髄全体が壊死する場合がある。こ
のように壊死した歯髄の観察は、外部から視認できず、
X線撮影によっても観察することはできない。なお、歯
髄以外でも、歯肉内の血流やリンパ液等の脈流状態は、
外部から容易に観察することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、歯髄の
死滅状態は、外部から観察するのが困難であったため、
現在の治療では、歯髄の生死状態を確認することなく治
療が進められる。このため、歯髄を取り除かなくても済
む場合でも、歯髄が取り除かれてしまう不具合が生じ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、歯牙内の歯髄の生死状
態や、歯肉内の脈流状態を外部から容易に観察すること
のできる口腔組織観察装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、次の技術的手段を採用する。 〔請求項1の手段〕口腔組織観察装置は、(a)レーザ
光を放出するレーザ光源と、(b)このレーザ光源から
放出されたレーザ光の一部を反射し、他のレーザ光を透
過し、分割された一方のレーザ光を歯牙あるいは歯牙周
辺組織など、口腔内における生体に放出するとともに、
分割された他方のレーザ光を参照レーザ光として放出す
るビームスプリッタと、(c)前記生体に当てられるレ
ーザ光を拡張する第1拡張手段と、(d)前記参照レー
ザ光を拡張する第2拡張手段と、(e)前記生体で反射
した反射レーザ光と前記参照レーザ光を同時に撮影する
ためのカメラと、(f)前記生体で反射した反射レーザ
光と前記参照レーザ光を前記カメラへ向ける光学手段
と、(g)前記カメラでとらえた前記参照レーザ光に対
する前記反射レーザ光の光学的なシフト量を映像表示す
るモニター装置とを備える。
【0006】〔請求項2の手段〕口腔組織観察装置は、
(h)レーザ光を放出するレーザ光源と、(i)このレ
ーザ光源から放出されたレーザ光の一部を反射し、他の
レーザ光を透過し、分割された一方のレーザ光を歯牙あ
るいは歯牙周辺組織など、口腔内における生体に放出す
るとともに、分割された他方のレーザ光を参照レーザ光
として放出するビームスプリッタと、(j)前記生体に
当てられるレーザ光を拡張する第1拡張手段と、(k)
前記参照レーザ光を拡張する第2拡張手段と、(l)前
記生体を透過した透過レーザ光と前記参照レーザ光を同
時に撮影するためのカメラと、(m)前記生体を透過し
た透過レーザ光と前記参照レーザ光を前記カメラへ向け
る光学手段と、(n)前記カメラでとらえた前記参照レ
ーザ光に対する前記透過レーザ光の光学的なシフト量を
映像表示するモニター装置とを備える。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項1または請求項
2の口腔組織観察装置は、前記第2拡張手段によって拡
張される前の前記参照レーザ光を周波数変調する周波数
シフタを備えることを特徴とする。
【0008】〔請求項4の手段〕請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の口腔組織観察装置において、前記
モニター装置は、明暗変化、あるいは色彩変化によっ
て、前記工学的なシフト量を、前記生体に対応して表示
することを特徴とする。
【0009】〔請求項5の手段〕請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の口腔組織観察装置は、被計測対象
となる生体に振動を与える振動付与手段を備え、前記カ
メラは、前記振動付与手段によって振動が与えられた生
体を前記カメラで計測することを特徴とする。
【0010】〔請求項6の手段〕請求項1ないし請求項
5のいずれかに記載の口腔組織観察装置において、前記
モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト量
は、前記参照レーザ光の光強度と、前記透過レーザ光の
光強度の変化を用いることを特徴とする。
【0011】〔請求項7の手段〕請求項6の口腔組織観
察装置において、前記モニター装置に映像表示される前
記光学的なシフト量は、前記参照レーザ光の光強度に対
する前記透過レーザ光の光強度の差を用いて算出し、前
記モニター装置は、前記シフト量が0を基準とした色彩
変化や明暗変化によって、前記差の増減を表示すること
を特徴とする。
【0012】〔請求項8の手段〕請求項1ないし請求項
5のいずれかに記載の口腔組織観察装置において、前記
モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト量
は、前記参照レーザ光の周波数特性に対する前記透過レ
ーザ光の周波数特性の変化を用いることを特徴とする。
【0013】〔請求項9の手段〕請求項1ないし請求項
8のいずれかに記載の口腔組織観察装置において、モニ
ター装置は、所定の周波数における前記参照レーザ光に
対する前記透過レーザ光の光学的なシフト量を表示する
ことを特徴とする。
【0014】〔請求項10の手段〕請求項1ないし請求
項9のいずれかに記載の口腔組織観察装置において、前
記レーザ光源として、複数の波長を用い、前記モニター
装置に映像表示される前記光学的なシフト量は、前記複
数の波長によるそれぞれの光学的なシフト量を解析して
映像表示することを特徴とする。
【0015】なお、第1拡張手段と第2拡張手段は、別
々に設けても良いし、共通に設けても良い。また、光学
手段は、ビームスプリッタと別に設けても良いし、ビー
ムスプリッタを利用して用いても良い。
【0016】
【発明の作用】レーザ光源から放出されたレーザ光は、
ビームスプリッタで分割され、一方のレーザ光は第1拡
張手段で拡張された後、口腔内の生体に当てられる。生
体で反射した反射レーザ光(あるいは、生体を透過した
透過レーザ光)は、光学手段によってカメラに向けら
れ、カメラで反射レーザ光(あるいは、透過レーザ光)
を捕られる。
【0017】一方、ビームスプリッタで分割された他方
のレーザ光は、第2拡張手段で拡張された後、光学手段
によってカメラに向けられ、カメラで参照レーザ光を捕
られる。そして、カメラで捕らえた参照レーザ光に対す
る反射レーザ光(あるいは、透過レーザ光)の光学的な
シフト量は、抽出されて、あるいは増幅されて、さらに
あるいは直接的にモニター装置によって映像表示され
る。なお、光学的なシフト変化の発生状態を観察者に見
やすいように、画像処理して表示しても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明の口腔組織観察装置は、歯牙や歯
牙周辺組織における脈流状態(血流、リンパ流などの液
流などの状態)を、参照レーザ光に対する反射レーザ光
(あるいは、透過レーザ光)のシフト変化として捕らえ
てモニター装置に写すことができ、結果的に観察者はモ
ニター装置で口腔内の歯牙や歯肉部の状態を容易に観察
できる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の口腔組織観察装置を、図に示
す実施例に基づき説明する。 〔第1実施例の構成〕図1は第1実施例を示すもので、
口腔組織観察装置の概略図である。本実施例の口腔組織
観察装置は、反射型の観察装置で、レーザ光源1、ビー
ムスプリッタ2、第1周波数シフタ3、第2周波数シフ
タ4、第1拡張手段5、第2拡張手段6、CCDカメラ
7、光学手段、演算回路8を搭載した各部の制御回路
9、モニター装置10から構成される。
【0020】レーザ光源1は、数百nm以上、好ましく
は700nm以上の特定波長のレーザ光を安定して放出
する装置である。ビームスプリッタ2は、レーザ光源1
から放出されたレーザ光の一部を透過し、他のレーザ光
を反射するもので、透過した一方のレーザ光は、第1周
波数シフタ3、第1拡張手段5、第1ビームスプリッタ
11を介して、口腔内の生体(例えば、歯牙および歯牙
を支える歯肉部)に当てられる。生体に当てられて、反
射した反射レーザ光の一部は、再び第1ビームスプリッ
タ11に向けられ、第1ビームスプリッタ11で反射
し、1枚、あるいは複数枚のレンズ等の組合せによって
構成された光学レンズ12で集光された後、第2ビーム
スプリッタ13を透過してCCDカメラ7に向けられ
る。なお、光学レンズ12は、焦点距離を手動、あるい
は電動的に可変可能なものが好ましい。
【0021】一方、レーザ光源1から放出され、ビーム
スプリッタ2で反射した他方のレーザ光は、本実施例で
は参照レーザ光で、第1ミラー14でビームスプリッタ
2を透過したレーザ光と平行となるように反射され、第
2周波数シフタ4、第2拡張手段6を介し、第2ビーム
スプリッタ13で反射してCCDカメラ7に向けられ
る。
【0022】なお本実施例では、第1ビームスプリッタ
11、第2ビームスプリッタ13、光学レンズ12、第
1ミラー14によって、口腔内の生体で反射した反射レ
ーザ光と参照レーザ光をCCDカメラ7へ向ける光学手
段が構成される。なお、第2ビームスプリッタ13は、
透過率が優れたもので、参照レーザ光と生体で反射レー
ザ光との光強度を近づけるように設けられている。ま
た、参照レーザ光の光路に光強度を低下させるフィルタ
ーを追加して、CCDカメラ7の各画素を飽和させない
ように設けても良い。
【0023】第1周波数シフタ3および第2周波数シフ
タ4は、それぞれのレーザ光(生体に当てられる計測レ
ーザ光と、参照レーザ光と)に、所定の周波数成分を与
え、それぞれのレーザ光にバイアス成分を与えるもので
ある。これによって、血流の測定データにバイアス成分
が乗り、外部振動や、被測定者の体の動き等が、血流の
測定に与える影響を抑えることができる。
【0024】第1拡張手段5は、口腔内の生体に当てら
れる計測レーザ光を拡張したのち、拡張されたレーザ光
を平行光に変換するビームエキスパンダである。第2拡
張手段6も、参照レーザ光を拡張したのち、拡張された
レーザ光を平行光に変換するビームエキスパンダであ
る。
【0025】CCDカメラ7は、光強度を測定可能な画
素が多数設けられた周知のイメージセンサの一例で、こ
のCCDカメラ7の各画素が捕らえた光強度は、制御回
路9の演算回路8に出力される。
【0026】制御回路9の演算回路8は、マイクロコン
ピュータを使用したもので、CCDカメラ7の各画素が
測定した光強度を基に、各画素毎において、参照レーザ
光に対する反射レーザ光のドップラー周波数のシフト量
および振幅量を算出する。つまり、反射レーザ光は、生
体の内部に血流が生じていれば、その血流によるドップ
ラーシフト(脈波)を受けており、このドップラーシフ
トした光と、もとの光(参照レーザ光)とでは、シフト
を受けた部分と受けていない部分とによって変化が生じ
る(光強度の変化、ドップラーシフトによる周波数変化
による変化、およびドップラーシフトによる特定周波数
の振幅の変化)が生じる。そして、演算回路8は、各画
素における光学的な変化量を求める。そして、制御回路
9は、演算回路8で算出した各画素における光学的な変
化量から、シフトを受けない部分を基準として、シフト
を受けた部分の映像信号を、モニター装置10に出力す
る。
【0027】具体的には、例えば、各画素における光強
度の差を求め、シフトを受けない画素の映像信号はグリ
ーン表示の信号、プラスのシフトを受けた画素はグリー
ンに対して、プラスシフト量に応じたレッドを加算して
表示(つまり、プラスシフト量が多いほど赤みを帯び
る)の信号、マイナスのシフトを受けた画素はグリーン
に対して、マイナスシフト量に応じたブルーを加算して
表示(つまり、マイナスシフト量が多いほど青みを帯び
る)の信号を、モニター装置10に出力する。
【0028】なお、この実施例ではグリーンを中心にプ
ラスをレッド側へシフトし、マイナスをブルー側へシフ
トする例を示すが、他の色を用いて表示するように設け
ても良い。また、1色、あるいは2色を用いて映像表示
しても良い。この場合は、シフトを受けない画素を基準
の中間色(あるいは中間明度)とし、プラスのシフト量
およびマイナスのシフト量に応じて彩度(あるいは明
度)を変化させて表示しても良い。
【0029】また、この実施例では、シフトを受けてい
ない画素を基準としたが、全画素の平均シフト量(例え
ば、平均光強度)を基準としたり、任意に設定したシフ
ト量(例えば、任意設定した光強度、連続可変による手
動設定を含む)を基準としても良い。また、シフト量の
一番小さい画素、あるいはシフト量の一番大きい画素を
基準にしても良い。あるいは、脈拍計等より得られる他
の信号を基準にしても良い。
【0030】モニター装置10は、映像を写すブラウン
管あるいは液晶等を用いた周知の映像表示装置で、演算
回路8が求めた各画素に対応する信号を基に、映像を表
示する。この結果、モニター装置10には、CCDカメ
ラ7でとらえた参照レーザ光と反射レーザ光の光学的な
シフト量が、明暗変化、あるいは色彩変化によって、測
定された生体形状に応じて表示される。
【0031】なお、口腔組織観察装置の制御回路9は、
図示しない電力供給部およびコントローラを備え、図示
しない起動スイッチ部がONされることにより、レーザ光
源1、第1周波数シフタ3、第1周波数シフタ4、演算
回路8、モニター装置10等が起動するように設けられ
ている。また、口腔組織観察装置は、モニター装置10
が、参照レーザ光と反射レーザ光によって得られた光学
的なシフト量による映像と、生体の自然画像とをオーバ
ーラップして表示するように設けても良い。
【0032】〔実施例の作動〕起動スイッチをONする
と、レーザ光源1からレーザ光が放出される。放出され
たレーザ光は、ビームスプリッタ2で分割され、透過す
るレーザ光が計測用レーザ光となり、反射したレーザ光
は参照レーザ光となる。計測用レーザ光は、第1周波数
シフタ3で周波数のバイアス成分を受け、第1ビームエ
キスパンダ2で拡張された後、平行光に戻される。この
拡張された計測用レーザ光は、第1ビームスプリッタ1
1を透過して、生体に当たる。生体に当てられた反射レ
ーザ光は、一部、生体内に透過した後に反射する。反射
したレーザ光は、第1ビームスプリッタ11でCCDカ
メラ7に向けて反射され、光学レンズ12を通過し、第
2ビームスプリッタ13を透過した後、CCDカメラ7
で捕らえられる。
【0033】一方、ビームスプリッタ2で反射した参照
レーザ光は、第1ミラー14で反射されたのち、第1周
波数シフタ4で周波数のバイアス成分を受け、第2ビー
ムエキスパンダ2で拡張された後、平行光に戻される。
この拡張された参照レーザ光は、第2ビームスプリッタ
13で反射して、CCDカメラ7で捕らえられる。
【0034】CCDカメラ7の各画素で捕らえられた光
強度は、演算回路8によって各画素毎に、参照レーザ光
に対する反射レーザ光の光学的なシフト量を算出し、シ
フト量に応じてた映像信号を、各画素に対応してモニタ
ー装置10に出力する。この結果、モニター装置10
は、明暗変化、あるいは色彩変化によって被測定面に対
応した血流状態を表示する。
【0035】〔実施例の効果〕上記作動で示したよう
に、本実施例の口腔組織観察装置は、歯牙内部における
歯髄の血流状態をモニター装置10に写すことができ、
観察者(例えば歯科医)はモニター装置10を介して歯
牙内における歯髄の血流状態を観察できる。このよう
に、従来では観察ができなかった歯牙内の歯髄の血流状
態から歯髄の生死状態を外部から容易に観察することが
できる。この結果、根管治療を含む歯髄の歯科治療を、
的確に行なうことができ、歯科医療の分野で大変役立
つ。また、炎症や膿疱等も容易に観察することが可能に
なる。
【0036】〔第2実施例〕図2は第2実施例を示す口
腔組織観察装置の概略図である。本実施例の口腔組織観
察装置は、透過型の観察装置で、第1実施例が反射レー
ザ光を利用するのとは異なり、生体に当てられ、生体を
通過した通過レーザ光を利用して例えば歯牙および歯牙
周囲における歯肉内の血流状態を観察するものである。
また、本実施例は、ビームスプリッタ2を反射したレー
ザ光を生体に当て、ビームスプリッタ2を透過したレー
ザ光を参照レーザ光に使用するものである。
【0037】光学手段は、ビームスプリッタ2を反射し
たレーザ光を、生体(歯牙および歯肉)を介してCCD
カメラ7へ向ける第1補助ミラー21と、ビームスプリ
ッタ2を透過した参照レーザ光を90°向きを変える第
2補助ミラー22と、この第2補助ミラー22で反射し
た光をCCDカメラ7に向けて反射するとともに、生体
を透過した透過レーザ光をCCDカメラ7に向けて透過
する補助ビームスプリッタ23とから構成されている。
【0038】この補助ビームスプリッタ23は、透過率
が優れたもので、参照レーザ光と透過レーザ光との光強
度を近づけるように設けられている。また、参照レーザ
光の光路に光強度を低下させるフィルターを追加して、
参照レーザ光と透過レーザ光との光強度を近づけても良
い。透過レーザ光の通過光路に設けた光学レンズ12
は、拡散する透過レーザ光をCCDカメラ7に向けて集
光させるものである。
【0039】なお、根管治療を行う場合、根管内の歯髄
を除去する切削子は光を透過しないため、透過光と参照
光との差が大きく、根管内における切削子を映像表示で
きる。このため、根管治療において、歯髄を確実に除去
できるとともに、切削子が根管から突き抜ける不具合も
防ぐことが可能になる。
【0040】〔第3実施例〕図3は第3実施例を示す口
腔組織観察装置の概略図である。本実施例の口腔組織観
察装置は、反射型の観察装置で、第1実施例では、第1
拡張手段5にビームエキスパンダを利用した例を示した
が、本実施例では、第1拡張手段5として多数の光ファ
イバの束を用いたファイバーアレー30(図4参照)を
利用したものである。
【0041】このファイバーアレー30は、図5に示す
ように、2本の光ファイバ30a、30bが1組とな
り、一方の光ファイバ30aがレーザ光を生体に放出
し、他方の光ファイバ30bが生体から反射した反射レ
ーザ光をCCDカメラ7に向けて戻すものである。な
お、ファイバーアレー30における半数の光ファイバ3
0aへレーザ光を導く手段としては、周知な多数分配型
の光導波路31を用いることによって成される。
【0042】参照レーザ光および生体で反射した反射レ
ーザ光をCCDカメラ7に向ける本実施例の光学手段
は、図3に示すように、2つの補助ミラー32、33
と、1つのビームスプリッタ34で構成されている。
【0043】〔第4実施例〕図6は第4実施例を示す口
腔組織観察装置の概略図である。本実施例の口腔組織観
察装置は、反射型の観察装置である。第1〜第3実施例
では光路が略ロ字形の干渉技術を利用した例を示した
が、本実施例は光路が略十字形の干渉技術を利用いたも
のである。
【0044】レーザ光源1より放出されたレーザ光は、
第1、第2周波数シフタを共通化した周波数シフタ41
を透過し、次いで第1、第2拡張手段を共通化した拡張
手段42で拡張された後にビームスプリッタ2へ放射さ
れるる。ビームスプリッタ2を透過したレーザ光は、口
腔内の生体に当てられる。生体に当てられて反射した反
射レーザ光の一部は、再びビームスプリッタ2に向けら
れ、ビームスプリッタ2で反射し、光学レンズ12で集
光された後、CCDカメラ7に向けられる。
【0045】一方、ビームスプリッタ2で反射した他方
のレーザ光は、参照レーザ光で、ミラーあるいは粗面板
等よりなる反射板43で反射し、参照レーザ光を再びビ
ームスプリッタ2へ戻す。ビームスプリッタ2へ戻さ
れ、ビームスプリッタ2を透過した参照レーザ光は、生
体で反射したレーザ光とともに、光学レンズ12で集光
された後、CCDカメラ7に向けられる。なお、ビーム
スプリッタ2から反射板43までの長さは、ビームスプ
リッタ2から測定される生体までの長さと一致するよう
に設けられる。
【0046】〔第5実施例〕この第5実施例の口腔組織
観察装置は、被計測対象となる生体に振動を与える振動
付与手段50(図1参照)を備えるもので、CCDカメ
ラ7は、振動付与手段50によって振動が与えられた生
体を計測する。なお、振動付与手段50は、超音波発生
器など周知の発振手段を用いたもので、所定波長あるい
はランダム波長の振動を生体に与えるものである。な
お、振動付与手段50の一例として、生体に超音波振動
を与える例を示したが、音場、電場、磁場、電磁場等を
生体に与えても良い。
【0047】生体は、振動付与手段50によって振動が
あたえられると、組織の硬度や大きさ等に応じた振動分
布を生じる。そこで、測定される生体の振動分布をCC
Dカメラ7で計測し、モニター装置10に表示する。こ
れにより、口腔内の化膿や膿疱の状態などを検診でき
る。
【0048】また、CCDカメラ7の決像面を連続的あ
るいは多段的にずらすとともに、測定される生体の固有
振動の発生状態をCCDカメラ7で計測し、CCDカメ
ラ7の各画素で捕らえられた光強度の情報から測定され
た生体の断層面から3次元情報を得るように設けても良
い。このように設けることにより、口腔内の状態がモニ
ター装置10に3次元的に表示でき、生体内の検診が飛
躍的に容易になる。
【0049】さらに、振動によって得られた生体情報
と、脈流によって得られた情報とを合成してモニター装
置10に表示することで、観察者に同時に複数の生体内
情報を与えることができる。なお、この実施例では第1
実施例に振動付与手段50を設けた例を示したが、他の
実施例など、本発明(反射式および透過式の口腔内観察
装置)に全て適用可能なものである。
【0050】〔上記以外の実施の態様例〕上記の実施例
では、ドップラーシフトした光(反射光あるいは透過
光)と、もとの光(参照レーザ光)との光学的なシフト
量を求める一例として、光強度の差を用いて説明した
が、ドップラーシフトした光と、もとの光との光学的な
シフト量には、光強度の変化の他に、ドップラーシフト
による周波数変化による変化や、ドップラーシフトによ
って変化した特定周波数の振幅の変化等があり、これら
の変化を差、和、積等を基にシフト量を抽出し、その抽
出したシフト量を映像表示しても良い。
【0051】具体的な例を示すと、シフト量が0のピー
ク周波数の振幅を基準として、シフト変化した各画素に
おける周波数成分を抽出し、その周波数成分における全
体、または特定、または組み合わせ、またはフィルタリ
ングした後の周波数における振幅を映像表示するように
設けたり、あるピーク周波数の一致する画素を映像表示
したり(複数のピーク周波数を色を変えて同時表示して
も可)、任意に指定する周波数の振幅を映像表示するよ
うに設けても良い。
【0052】上記の実施例では、第1拡張手段および第
2拡張手段の一例としてビームエキスパンダを例に示し
たが、単ビームをポリゴンミラー等を介してスキャニン
グすることで拡張しても良い。また、単ビームをガリレ
オタイプやケプラータイプのレンズを用いて拡張しても
良い。
【0053】上記の実施例では、2次元画像を表示する
例を示したが、本発明にかかる光学系装置を2組用いて
口腔内を測定し、既知の立体映像処理を施してモニター
装置に3次元画像を表示しても良い。なお、上記実施例
でも、口腔内を2方向から撮影して合成することで、映
像を立体化しても良い。
【0054】上記の実施例では、レーザ光源として、単
一波長を用いた例を示したが、複数の波長(例えば、複
数のレーザ光源を用いた紫外線、可視光、赤外線や、単
一のレーザ光源を用いて連続あるいは多段変化に波長を
変化させる)を口腔内に当てて、カメラで得られた映像
からそれぞれの光学的なシフト量を求め、演算回路で複
数の波長によるそれぞれの光学的なシフト量を解析し、
モニター装置で映像表示するように設けても良い。
【0055】上記の実施例は、装置の概略を示すもので
あって、実際にはレーザ光の光路を光吸収材で覆っうな
ど、適宜設けられるものである。つまり、例えば、光学
レンズの一例として1枚のレンズを図示したが、図7の
(a)、(b)に示すように、複数のレンズを組み合わ
せて用いても良いし、場合によっては光学レンズを廃止
しても良い。また、光学レンズは、必ずしも結像用でな
くても良く、例えば光路変換用であっても良い。
【0056】第1〜第3実施例では、生体に透過される
レーザ光と、参照レーザ光とを、それぞれ周波数シフタ
によって所定の周波数成分を与え、それぞれのレーザ光
にバイアス成分を与えた例を示したが、一方のレーザ光
のみに周波数シフタによってバイアス成分を与えるよう
に設けたり、周波数シフタを廃止して両方のレーザ光に
バイアス成分を与えないように設けても良い。また、第
4実施例でも、周波数シフタを廃止してレーザ光にバイ
アス成分を与えないように設けても良い。あるいは周波
数シフタを廃止して、レーザ光源自身を変調させてレー
ザ光を周波数シフトしても良い。
【0057】上記の実施例の反射型の観察装置では、ビ
ームスプリッタを透過したレーザ光を生体に当て、ビー
ムスプリッタで反射したレーザ光を参照レーザ光として
利用した例を示したが、ビームスプリッタで反射したレ
ーザ光を生体に当て、ビームスプリッタを透過したレー
ザ光を参照レーザ光として利用しても良い。また、上記
の実施例の透過型の観察装置では、ビームスプリッタで
反射したレーザ光を生体に当て、ビームスプリッタを透
過したレーザ光を参照レーザ光として利用した例を示し
たが、ビームスプリッタを透過したレーザ光を生体に当
て、ビームスプリッタで反射したレーザ光を参照レーザ
光として利用しても良い。
【0058】ビームスプリッタに偏光ビームスプリッタ
を用い、また光路にλ/4板、1/2板等を配置して、
レーザ光が入射方向に戻らないように設けても良い。ま
た、計測する試料(被計測対象の生体)に合わせて各種
の偏光状態を資料に与えても良い。さらに、カメラ(受
光素子等)の光入射側に、偏光フィルターや、ダイナミ
ックフィルター等を設けても良い。
【0059】生体で反射、あるいは透過したレーザ光の
結像面を連続的あるいは多段的にずらして、歯牙内や歯
牙周辺組織内における脈流状態の3次元映像を求めても
良い。口腔内観察装置は、カメラで捕らえた映像を記憶
する記憶装置を設け、静止画像としてモニター装置に写
しても良い。カメラで得られた光強度の分布データを、
周知の周波数分析技術である波形成形や規格化、フーリ
エ変換等のスペクトル分析、デコンボリューション、コ
ンボリューション等を用いて制御回路等で解析して利用
しても良い。
【0060】カメラの一例としてCCDカメラを例に示
したが、光電子倍増管、CMDカメラ、MOSイメージ
センサ、CIDイメージセンサ、フォトダイオードを多
数用いたイメージセンサ等の固体イメージセンサや、ビ
ジコン、サチコン、ニュービコンなどの撮影管を用いた
カメラなど、他のカメラを用いても良い。
【0061】光源は、連続発振を用いても良いし、パル
ス発振を用いても良い。
【0062】カメラ側あるいは、光源側にシャッターを
用いて適時光路を制御しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】口腔組織観察装置の概略図である(第1実施
例)。
【図2】口腔組織観察装置の概略図である(第2実施
例)。
【図3】口腔組織観察装置の概略図である(第3実施
例)。
【図4】ファイバーアレーの要部斜視図である(第3実
施例)。
【図5】ファイバーアレーの要部説明図である(第3実
施例)。
【図6】口腔組織観察装置の概略図である(第4実施
例)。
【図7】光学レンズの概略図である(変形例)。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 ビームスプリッタ 3 第1周波数シフタ 4 第2周波数シフタ 5 第1拡張手段 6 第2拡張手段 7 CCDカメラ 8 演算回路 10 モニター装置 50 振動付与手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)レーザ光を放出するレーザ光源と、 (b)このレーザ光源から放出されたレーザ光の一部を
    反射し、他のレーザ光を透過し、分割された一方のレー
    ザ光を歯牙あるいは歯牙周辺組織など、口腔内における
    生体に放出するとともに、分割された他方のレーザ光を
    参照レーザ光として放出するビームスプリッタと、 (c)前記生体に当てられるレーザ光を拡張する第1拡
    張手段と、 (d)前記参照レーザ光を拡張する第2拡張手段と、 (e)前記生体で反射した反射レーザ光と前記参照レー
    ザ光を同時に撮影するためのカメラと、 (f)前記生体で反射した反射レーザ光と前記参照レー
    ザ光を前記カメラへ向ける光学手段と、 (g)前記カメラでとらえた前記参照レーザ光に対する
    前記反射レーザ光の光学的なシフト量を映像表示するモ
    ニター装置とを備えた口腔組織観察装置。
  2. 【請求項2】(h)レーザ光を放出するレーザ光源と、 (i)このレーザ光源から放出されたレーザ光の一部を
    反射し、他のレーザ光を透過し、分割された一方のレー
    ザ光を歯牙あるいは歯牙周辺組織など、口腔内における
    生体に放出するとともに、分割された他方のレーザ光を
    参照レーザ光として放出するビームスプリッタと、 (j)前記生体に当てられるレーザ光を拡張する第1拡
    張手段と、 (k)前記参照レーザ光を拡張する第2拡張手段と、 (l)前記生体を透過した透過レーザ光と前記参照レー
    ザ光を同時に撮影するためのカメラと、 (m)前記生体を透過した透過レーザ光と前記参照レー
    ザ光を前記カメラへ向ける光学手段と、 (n)前記カメラでとらえた前記参照レーザ光に対する
    前記透過レーザ光の光学的なシフト量を映像表示するモ
    ニター装置とを備えた口腔組織観察装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の口腔組織観察装
    置は、 前記第2拡張手段によって拡張される前の前記参照レー
    ザ光を周波数変調する周波数シフタを備えることを特徴
    とする口腔組織観察装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の口腔組織観察装置において、 前記モニター装置は、明暗変化、あるいは色彩変化によ
    って、前記光学的なシフト量を、前記生体に対応して表
    示することを特徴とする口腔組織観察装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の口腔組織観察装置は、 被計測対象となる生体に振動を与える振動付与手段を備
    え、 前記カメラは、前記振動付与手段によって振動が与えら
    れた生体を前記カメラで計測することを特徴とする口腔
    組織観察装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の口腔組織観察装置において、 前記モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト
    量は、前記参照レーザ光の光強度と、前記透過レーザ光
    の光強度の変化を用いることを特徴とする口腔組織観察
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6の口腔組織観察装置において、 前記モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト
    量は、前記参照レーザ光の光強度に対する前記透過レー
    ザ光の光強度の差を用いて算出し、 前記モニター装置は、前記シフト量が0を基準とした色
    彩変化や明暗変化によって、前記差の増減を表示するこ
    とを特徴とする口腔組織観察装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の口腔組織観察装置において、 前記モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト
    量は、前記参照レーザ光の周波数特性に対する前記透過
    レーザ光の周波数特性の変化を用いることを特徴とする
    口腔組織観察装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の口腔組織観察装置において、 モニター装置は、所定の周波数における前記参照レーザ
    光に対する前記透過レーザ光の光学的なシフト量を表示
    することを特徴とする口腔組織観察装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9のいずれかに記
    載の口腔組織観察装置において、 前記レーザ光源として、複数の波長を用い、 前記モニター装置に映像表示される前記光学的なシフト
    量は、前記複数の波長によるそれぞれの光学的なシフト
    量を解析して映像表示することを特徴とする口腔組織観
    察装置。
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