JP2008272083A - 血流測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学系が空間ビーム系である血流計は、装置が大掛かりであり口腔内のような狭所を測定することに課題があった。また、光ファイバを用いた血流計は、オペレータの操作による光ファイバの擾乱に基づくノイズ対策に課題があった。本発明は、小型で、ノイズの影響を低減できる血流測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る血流測定装置は、光ファイバを使用せず、被検体に近接する位置にレーザ光の発光素子及び受光素子を配置している。センサプローブ部は、発光素子と受光素子とを隣接して配置するため極めて小型化することができる。また、被検体へのレーザ光の照射及び被検体からの散乱光の受光に光ファイバを用いないため、光ファイバに起因する擾乱が生じることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は生体組織からの散乱光を利用して対象生体組織における血流量、血液量、血流速度、脈拍を測定する血流測定装置に関するものである。
従来、血流をレーザドップラ技術で測定し、歯牙や歯肉内部の血流状態を画像観察する装置が提案されている(例えば特許文献1を参照。)。従来の装置は、レーザ光を歯牙などに照射して内部の血流からの反射光と参照光を干渉させて映像表示し、血流状態を観察するものである。上記従来の血流計は、血流の空間分布の観察をすることからその光学系は空間ビーム系が用いられる。また、空間ビーム系に換えてレーザ光を光ファイバで導いて測定部に照射するような構成も開示されている。光ファイバの場合には、光ファイバの可撓性により照射部位はある程度自由になる。
特開平09−47432号公報
しかし、光学系が空間ビーム系である血流計は、装置が大掛かりであり口腔内のような狭所を測定することに課題があった。また、光ファイバを用いた血流計は、オペレータの操作による光ファイバの擾乱に基づくノイズ対策に課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、小型で、ノイズの影響を低減できる血流測定装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る血流測定装置は、光ファイバを使用せず、被検体に近接する位置にレーザ光の発光素子及び受光素子を配置している。
具体的には、本発明に係る血流測定装置は、握り部と、前記握り部に固定された棒状の支柱と、前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、を備える血流測定装置であって、前記センサプローブ部は、被検体へレーザ光を照射する発光素子と、前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光を受光して散乱光強度信号として出力する受光素子と、前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を前記支柱が持つアナログ信号線に出力する増幅器と、を収容し、前記握り部は、前記アナログ信号線を介して受信する前記アナログ信号から高周波成分を除去するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタからの出力をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として出力するアナログ−デジタル変換器と、前記アナログ−デジタル変換器からの前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、前記アナログ−デジタル変換器、前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする。
センサプローブ部は、発光素子と受光素子とを隣接して配置するため極めて小型化することができる。また、被検体へのレーザ光の照射及び被検体からの散乱光の受光に光ファイバを用いないため、光ファイバに起因する擾乱が生じることがない。
また、本発明に係る血流測定装置は、握り部と、前記握り部に固定された棒状の支柱と、前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、を備える血流測定装置であって、前記センサプローブ部は、被検体へレーザ光を照射する発光素子と、前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光の光強度に応じた散乱光強度信号として出力する受光素子と、前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を出力する増幅器と、前記増幅器からの前記アナログ信号をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として前記支柱が持つデジタル信号線に出力するアナログ−デジタル変換器と、を収容し、前記握り部は、前記デジタル信号線を介して受信する前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする。
センサプローブ部は、発光素子と受光素子とを隣接して配置するため極めて小型化することができる。また、被検体へのレーザ光の照射及び被検体からの散乱光の受光に光ファイバを用いないため、光ファイバに起因する擾乱が生じることがない。
また、本発明に係る血流測定装置の前記センサプローブ部は、前記支柱に蝶番で取り付けられていることが好ましい。
センサプローブ部と握り部とは回転可能に連結されるので、レーザ光を被検体の任意の測定部位に自在に当てることができ操作性が良い。
本発明は、小型で、ノイズの影響を低減できる血流測定装置を提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態の血流測定装置は、握り部と、前記握り部に固定された棒状の支柱と、前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、を備える血流測定装置であって、前記センサプローブ部は、被検体へレーザ光を照射する発光素子と、前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光を受光して散乱光強度信号として出力する受光素子と、前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を前記支柱が持つアナログ信号線に出力する増幅器と、を収容し、前記握り部は、前記アナログ信号線を介して受信する前記アナログ信号から高周波成分を除去するローパスフィルタと、前記ローパスフィルタからの出力をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として出力するアナログ−デジタル変換器と、前記アナログ−デジタル変換器からの前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、前記アナログ−デジタル変換器、前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする。
本実施形態の血流測定装置801の概略図を図1に示す。血流測定装置801は、センサプローブ部11、握り部12、支柱13及び出力部14を備える。支柱13は、一端を握り部12に固定されている。例えば、支柱13は金属やプラスチックの筒状の棒である。センサプローブ部11は、支柱13の握り部12と反対側の端部に取り付けられる。センサプローブ部11は、レーザ光Pを照射する発光素子111及び散乱光Sを受光する受光素子112を有する。センサプローブ部11は、発光素子111がレーザ光Pを被検体900へ照射でき、受光素子112が被検体900からの散乱光Sを受光できる方向で支柱13に取り付けられる。
なお、センサプローブ部11は、支柱13に蝶番17で取り付けられていることが好ましい。蝶番17は一軸回転又は二軸回転とすることができる。蝶番17によりセンサプローブ部11は握り部12に対して回転可能になり、被検体900の任意の測定部位にレーザ光Pを照射することができる。
受光素子112が出力する散乱光強度信号は、支柱13の内部を通る電気配線(図示せず)を通り、握り部12で受信される。握り部12は、内蔵された信号処理回路(図示せず)で散乱光強度信号から被検体900の生体情報を解析し、結果を出力部14へ出力する。
出力部14は、握り部12で解析した被検体900の生体情報を表示する。例えば、出力部14は、生体情報として血流量及び脈拍を表示する。また、出力部14は、過去の生体情報を記憶し、その推移を合わせて表示してもよい。
図1では、被検体900として歯を示している。センサプローブ部11は前述のように小型であり、握り部12に蝶番17で回転可能に接続されているので、血流測定装置801は、歯の表面又は裏面あるいは歯肉など口腔内の任意の部位にレーザ光Pを照射することができる。図1では、血流測定装置801は、発光素子111のレーザ光Pを歯910の表面に照射し、歯髄920中の血管を流れる血液による散乱光Sを受光素子112で受光する。図1の血流測定装置801は、歯髄920の血流状態を測定することができる。
次に、センサプローブ部11及び握り部12の構成を図2のブロック図を用いて詳しく説明する。センサプローブ部11は発光素子111、受光素子112及び増幅器113を有している。発光素子111は基板110に搭載され被検体900ヘレーザ光Pを照射する。受光素子112は発光素子111に隣接して基板110に搭載される。受光素子112は被検体900からの散乱光Sを受光し、散乱光Sの受光強度に応じた散乱光強度信号A1を出力する。増幅器113は基板110に近接して配置される。このように増幅器113を配置することで散乱光強度信号A1が微弱であってもノイズの混入を防ぐことができる。増幅器113は入力された信号の特定の周波数範囲を抽出し、所定の利得で増幅してアナログ信号A2を出力する。
基板110は、例えば半導体基板とすることができる。例えば、基板110には特開2002‐330936に記載されるような集積化の公知技術を用いて発光素子111及び受光素子112を搭載することができる。図3は、発光素子111及び受光素子112を基板110へ搭載したセンサヘッド40を示す図である。導波路401は、発光素子111からの光を発散又は集束させることで図1及び2で説明したレーザ光P(図示せず)とすることができ、レーザ光Pを被検体900(図示せず)に向けて出射する。導波路401は基板110に搭載されている。また、遮蔽ブロック404は、発光素子111からの光が直接受光素子112に入射するのを防ぐため、発光素子111と受光素子112のそれぞれを囲い込む形のブロックである。遮蔽ブロック404は基板110に接合される。このような構造のセンサヘッド40は小型にすることができる。また、センサヘッド40は光ファイバの取り回しが不要であるため、光ファイバによる擾乱に起因するノイズが発生せず、正確な生体情報を取得することができる。
現在市販されている1.3μDFBレーザ及びフォトダイオードのサイズから、遮蔽ブロック404を取り付けた場合でも、センサヘッド40のサイズは横幅約2.5mm、縦幅約3.5mm、厚み約2mm程度である。センサヘッド40が小型化できるため、図1で説明したセンサプローブ部11も小型にすることができる。また、基板110の表面に発光素子111、受光素子112及び導波路401を2次元的に配置するため、光部品を3次元的に組み立てる従来のセンサヘッドより光軸合わせや調整の工程を不要とすることができ製造コストを安価にすることも可能となる。
図2を利用して握り部12の説明をする。握り部12は、ローパスフィルタ121、アナログ‐デジタル変換器122、信号処理回路123、インターフェース回路124、電源回路125及び発光素子駆動回路126を有する。ローパスフィルタ121は入力される信号から設定されるカットオフ周波数以上の周波数成分を除去して出力する電気回路であり、アナログ信号線151−1に重畳するノイズを除去する。アナログ‐デジタル変換器122は、アナログ信号A3を所定の周波数でサンプリングを行い、量子化してデジタル信号D1を出力する。
信号処理回路123は、デジタル信号D1を所定の規則に従い処理を行なう電気回路である。信号処理回路123は大量のデジタル信号のデータを高速に処理できるため、デジタル信号D1を処理した結果をリアルタイムで出力することができる。例えば、信号処理回路123はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)である。インターフェース回路124は、外部の周辺機器とが通信できるように、信号処理回路123の出力D2を所定の規格の信号に変換する電気回路である。例えば、インターフェース回路124は入力された信号をRS−232C規格の信号に変換する回路である。インターフェース回路124は信号D3を出力部14へ出力する。
発光素子駆動回路126は、発光素子111への電力を供給すると共に発光素子111のオンオフ及び強度を制御する電気回路である。電源回路125は、アナログ‐デジタル変換器122、信号処理回路123、インターフェース回路124及び発光素子駆動回路126へ電力線205を介して電力を供給する電気回路である。また、電源回路125は、センサプローブ部11へも電力を供給する。電源回路125は、交流を直流に変換する回路、電圧変換回路、電圧安定化回路を含む。また、電源回路125の電源は電池であってもよい。
センサプローブ部11に接続される電気配線151は、増幅器113とアナログ‐デジタル変換器122とを接続するアナログ信号線151−1、発光素子駆動回路126と発光素子111とを接続する発光素子駆動線151−2及び電源回路125と基板110及び増幅器113とを接続する電源線151−3を有する。例えば、アナログ信号線151−1、発光素子駆動線151−2及び電源線151−3はまとめられ、図1に示した支柱13の内部に収容される。従って、血流測定装置801は光ファイバを介さずにセンサプローブ部11と握り部12とを接続できるため、光ファイバの擾乱に起因するノイズは発生せず、正確な生体情報を取得することができる。
図4に示すブロック図のような構成の血流測定装置802でも図2の血流測定装置801と同様に被検体900の生体情報を取得できる。具体的には、本実施形態の血流測定装置は、握り部と、前記握り部に固定された棒状の支柱と、前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、を備える血流測定装置であって、前記センサプローブ部は、被検体へレーザ光を照射する発光素子と、前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光の光強度に応じた散乱光強度信号として出力する受光素子と、前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を出力する増幅器と、前記増幅器からの前記アナログ信号をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として前記支柱が持つデジタル信号線に出力するアナログ−デジタル変換器と、を収容し、前記握り部は、前記デジタル信号線を介して受信する前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする。
図2の血流測定装置801と図4の血流測定装置802との違いは、図4のセンサプローブ部11がアナログ‐デジタル変換器114をさらに備えていること及び図4の握り部12にローパスフィルタ121及びアナログ‐デジタル変換器122が無いことである。また、電気配線151は、アナログ信号線151−1の代替としてデジタル信号線151−4を持つ。
アナログ‐デジタル変換器114は図2で説明したアナログ‐デジタル変換器122と同様の機能を持つ。血流測定装置802は、増幅器113から出力されたアナログ信号A2をアナログ‐デジタル変換器114ですぐにデジタル信号D1に変換する。そのため、センサプローブ部11と握り部12との間の電気配線151で受けるノイズの影響を低減することができ、高精度な血流測定が可能となる。デジタル信号であるから、握り部12にはローパスフィルタ121が不要である。
血流測定装置801及び血流測定装置802は、次のように被検体900の生体情報を取得することができる。なお、本実施例では、生体情報は歯910内の歯髄920の血流として説明する。発光素子111からのレーザ光Pにより、歯髄920内で、静止した生体組織から散乱した光と生体組織の毛細血管中を移動している赤血球(散乱粒子)から散乱した光(血液速度に応じてドップラーシフトΔfを受けた光)とが生ずる。受光素子112は、これらの光が干渉した散乱光Sを検出(ヘテロダイン検波)し、散乱光強度信号A1を出力する。増幅器113は、散乱強度信号A1のうち散乱光の干渉成分を増幅する。アナログ‐デジタル変換器122又はアナログ‐デジタル変換器114は、アナログ信号A3又はアナログ信号A2をデジタル信号D1に変換する。信号処理回路123は、デジタル信号D1の信号処理を行い散乱光Sの干渉成分の周波数解析を行う。散乱光Sの干渉成分の周波数は血流速度に相当し、散乱光の強度は移動している血液量に相当する。そのため、血流速度と血液量との積で血流量が求められる。さらに、散乱信号波形には、脈拍による変調成分もあり脈拍の検出も可能である。そして、信号処理回路123は周波数解析の結果を生体情報として信号D2をインターフェース回路124に出力する。インターフェース回路124は信号D3を出力部14に出力する。
(センサヘッドの他の例)
図4で基板110に搭載するセンサヘッドの一例を示した。以下にセンサヘッドの他の例を示す。
[センサヘッド50]
センサヘッド50について図5を用いて説明する。図5は第一の実施形態のセンサヘッドの鳥瞰図である。絶縁性材料である絶縁基板110a上に電気配線182、183、184、185が形成され、電気配線182は受光素子用のアノード、電気配線183は受光素子用のカソードであり、微小信号検出のために増幅器(図示せず)へと接続されている。電気配線185は発光素子用のアノード、電気配線184は発光素子用のカソードであり、図2で説明した発光素子駆動回路126へと接続される。
電気配線184の上にはんだ膜(図示せず)を介して発光素子111(面発光LD)が形成されている。同様に電気配線183の上にはんだ膜(図示せず)を介して受光素子112(面入射PD)が形成される。
また、受光素子112の上面にも電極があり、ワイヤボンディングによって、電気配線182に接続される。ここはアノード(プラス極)に接続されている。
さらに発光素子111の上面にも電極があり、ワイヤボンディングによって、電気配線185に接続され、ここには発光素子駆動回路126からのアノード(プラス極)から電流が注入される。さらに基板上には、発光素子111から受光素子112へ直接くる光を避けるため受光素子112を囲むように遮光枠187が設けられる。発光素子111は絶縁基板110aの上方の被検体900(図示せず)に向けてレーザ光P(図示せず)を照射する。遮光枠187により、受光素子112は発光素子111からの直接光の影響を受けず、被検体900(図示せず)からの散乱光S(図示せず)を受光できる。
すなわち、センサヘッドで受光する毛細血管内の赤血球からの散乱光(ドップラーシフトした光)により強度変調された散乱光成分は、数100pW程度と非常に微弱なため、遮光枠187を設けないと信号のS/N比が悪くなる。この遮光枠187が無い状態では、微弱なドップラーシフトした散乱光成分の強度が埋もれてしまい、血流速度の検出ができない。
センサヘッドを上記のような絶縁基板110aと、その上の電気配線182〜185と、遮光枠187とを用いる構成にしたことにより、安価な材料かつ少ない工程で形成でき、製造コストが安価となる。
[センサヘッド51]
センサヘッド51について図6を用いて説明する。図6はセンサヘッド51の受光素子側の部分の鳥瞰図である。
センサヘッド51は、発光素子側の部分はセンサヘッド50と同様の構成とすることができる。センサヘッド51の基本的な構成はセンサヘッド50と同様であるが、受光素子に対して発光素子から直接入射する光を遮蔽するために、遮光枠の変わりに遮光キャップ287を用いている。遮光キャップ287は直方体のキャップの上面に孔289が開いたものであり、遮光枠に比較して受光できる光量が少ないという短所があるが、背景からの光を遮蔽するために信号のS/N比が良くなるという長所がある。基本的動作はセンサヘッド50と同様である。
[センサヘッド52]
センサヘッド52について図7を用いて説明する。図7はセンサヘッド52の発光素子111a側の部分の鳥瞰図である。
センサヘッド52は、受光素子側の部分はセンサヘッド50もしくはセンサヘッド51と同様の構成とすることができる。センサヘッド52は、基本的な構成はセンサヘッド50、51と同様であるが、端面出射型の発光素子111aを用いている点が異なる。
また、端面出射されるレーザ光を垂直上方へと進行方向を変えるための90度折り曲げ鏡285が設置されている。この90度折り曲げ鏡285は直角二等辺三角形のプリズム柱の斜辺面に金属蒸着等で鏡面を形成したものである。面発光型の発光素子を用いた場合と比較して、90度折り曲げ鏡285を必要とするため部品点数が多くなりコスト増要因となるという短所があるが、端面出射型の発光素子は選択可能な波長帯域が広く、また光通信用の高品質なレーザが使用でき、特に長寿命かつ安定な波長1.3μmの分布帰還レーザを使用することができるという利点がある。また、プリズムの材料はガラスや溶融石英などが考えられるが、プラスチックで作製すれば射出成型の方法で大量生産が可能になるという利点がある。基本的動作はセンサヘッド50と同様である。
[センサヘッド80]
センサヘッド80について図8を用いて説明する。図8(a)はセンサヘッド80の上面図であり、図8(b)はA−A’線におけるセンサヘッド80の断面図である。センサヘッド80は絶縁基板110a、キャップ213、発光素子111及び受光素子112を備える。
キャップ213は出射窓19a及び入射窓19bを有する。出射窓19aの大きさは、300μm−1000μm程度であり、入射窓19bの大きさは100μm−500μm程度であるが、本実施例では双方ともに500μmとして説明する。キャップ213は不透明なプラスチックや金属で形成される。キャップ213がプラスチックで形成される場合、表面を金属のような導電性膜で被覆してもよい。キャップ213をプラスチック射出成型の方法で形成し金属薄膜で表面を被覆すれば大量生産が可能になり、光学センサの製造コストを低減することができる。
図8に示すように、発光素子111のカソード(発光面と反対の側)は電気配線184上にはんだ膜を介して接続され、発光素子111は絶縁基板110a上に実装される。発光素子111のアノード(発光面側)はワイヤ169で電気配線185と接続される。受光素子112も発光素子111と同様に絶縁基板110a上に実装される。なお、受光素子112のアノードは電気配線182に接続され、カソードは電気配線183に接続される。なお、符号が同一の電気配線は絶縁基板110a上で繋がっている。
キャップ213は発光素子111及び受光素子112を覆うように絶縁基板110a上に実装される。キャップ213の絶縁基板110a上の位置は、発光素子111からの光が出射窓19aを通過して外部の被検体を照射でき、外部からの光が入射窓19bを通過して受光素子112が受光できる位置とする。
キャップ213は導電性を有するため、キャップ213と絶縁基板110a上の電気配線と電気的に導通しないようにキャップ213と電気配線182から電気配線185との接触点はレジスト等の絶縁膜175で覆われている。キャップ213が導電性を有さない場合、絶縁膜175は不要である。
センサヘッド80は、外部の駆動回路(図示せず)から電流が供給されて発光素子111が発光し、出射窓19aを通じて外部の被検体に光を照射することができる。なお、発光素子111からの光のうちキャップ213内で反射する光を低減するため、キャップ213の発光素子111を覆う側(キャップ213の内側)に反射防止膜を付してもよい。
一方、受光素子112は、外部からの光のうち生体情報測定に必要な光のみを入射窓19bを通じて受光し、電気信号に変換して電気配線183に出力する。従って、センサヘッド80は外部の被検体で散乱した散乱光に対応する電気信号を電気配線183から出力する。
発光素子111及び受光素子112を電気配線パタンを施しただけの安価な平面の絶縁基板110a上に実装し、さらに発光素子111及び受光素子112を覆うようにキャップ213を実装するだけであり、センサヘッド80は低コストで製造できる。また、センサヘッド80は、図6のセンサヘッド51と同様に、背景からの光を遮蔽するために信号のS/N比が良くなるという長所がある。
[センサヘッド90]
センサヘッド90について図9を用いて説明する。図9(a)はセンサヘッド90の上面図であり、図9(b)はA−A’線におけるセンサヘッド90の断面図である。センサヘッド90は絶縁基板110a、キャップ213、発光素子111及び受光素子112を備える。
絶縁基板110aは図8の絶縁基板110aと同様の電気配線パタンを有し、同様の位置に発光素子111及び受光素子112を搭載する。
キャップ213は、遮光性を有する部材にて形成され、絶縁基板110a上で受光素子112を覆う。キャップ213の絶縁基板110a上の位置は、発光素子111からの光が光偏向面19cを経由して外部の被検体を照射でき、外部からの光が入射窓19bを通過して受光素子112が受光できる位置とする。キャップ213は、発光素子111からの光を受光素子112が直接に受光することを防止する。さらに、発光素子111を単独に扱う発光素子用キャップ(不図示)を設置すれば、外力による発光素子111の破損を防ぐことができる。また、キャップ213と発光素子用キャップ(不図示)とを一体化して製造工程を低減することができる。
キャップ213には、散乱光を通過させる入射窓19bが形成されている。入射窓19bの開口径は、外光が入射しないことが好ましく、例えば、100μm以上500μm以下であることが好ましい。外光の受光素子112への入射を遮り、散乱光を取り込むことができる。また、入射窓19bは、受光素子112に入射させる散乱光の光路と交差する部分に設けられている。本実施形態では、光偏向面19cの上方で散乱光が発生するので、キャップ213の天井部分と発光素子111側の側面部分との境界部分に入射窓19bが形成されている例を示した。入射窓19bは、キャップ213の天井部分に形成されていてもよいし、キャップ213の発光素子111側の側面部分に形成されていてもよい。また、入射窓19bは、空洞になっていてもよいが、散乱光に対して透明な部材がはめこまれていてもよい。透明な部材がはめ込まれていることで、キャップ213内の受光素子112の受光面を保護することができる。
発光素子111の配置されている側のキャップ213の側面に、発光素子111からの光を絶縁基板110aの上方に偏向させる光偏向面19cが形成されている。絶縁基板110aの上方とは、発光素子111の搭載されている絶縁基板110aの基板面に対して上方である。光偏向面19cは、発光素子111からの光を絶縁基板110aの上方に偏向させるために、絶縁基板110aの基板面に対して傾斜している。光偏向面19cの傾き角度は、例えば、10°から80°である。光偏向面19cは、絶縁基板110aのうちの発光素子111の搭載されている基板面の法線方向に発光素子111からの光を偏向させることが好ましい。例えば、図9に示すように、光偏向面19cの傾き角度が45°であることが好ましい。光偏向面19cの傾き角度が45°の場合は偏向された出射光が絶縁基板110aから垂直に上方に進行する。このため、照射対象となる血液中の散乱体と絶縁基板110aとの距離が変化しても照射位置が絶縁基板110aからの距離によらないという利点がある。特に、血管の表皮からの深さは、皮下脂肪などの種々の要因によってかなりの個人差がある。この場合に、発光素子111からの出射光を表皮に対して垂直に入射させることができれば、生体情報を安定して測定することができる。
光偏向面19cは、発光素子111からの光を偏向させる鏡面又は回折格子であることが好ましい。キャップ213が金属の場合、鏡面は表面を鏡面研磨することで形成することができる。また、キャップ213がプラスチックの場合は、鏡面は、反射性の高い金属である金を蒸着して形成することができる。光偏向面19cは、キャップ213の外表面なので、光偏向面19cの形成は容易である。また、キャップ213に予め光偏向面19cを形成しておくことができるので、センサヘッド90の製造工程を簡略化することができる。
[センサヘッド91]
センサヘッド91について図10を用いて説明する。図10(a)はセンサヘッド91の上面図であり、図10(b)はA−A’線におけるセンサヘッド91の断面図である。以下に、センサヘッド90との違いを説明する。
図10に示すセンサヘッド91は、図9に示すセンサヘッド90に加え、遮光性を有する部材にて形成され、絶縁基板110a上で発光素子111を覆う発光素子用キャップ213−1をさらに備える。発光素子用キャップ213−1は不透明であり、キャップ213と同じ素材を用いることができる。発光素子用キャップ213−1の側面のうち、光偏向面19c側に配置されている側面には、発光素子111からの出射光を通過させるための開口部が形成されている。発光素子111の上に1つの側面が開いている発光素子用キャップ213−1があるため、発光素子111からの光は支障なく外部に出射される。従って、図9のセンサヘッド90と同様の効果が得られる。さらに、発光素子111に対する外界からの不慮の衝撃、例えば皮膚が触れて電気的や構造的に破損するなどの事故から発光素子111を守る効果が得られる。
[センサヘッド92]
センサヘッド92について図11を用いて説明する。図11(a)はセンサヘッド92の上面図であり、図11(b)はA−A’線におけるセンサヘッド92の断面図である。以下に、センサヘッド91との違いを説明する。
センサヘッド92は、図10に示すキャップ213と図10に示す発光素子用キャップ213−1を一体化した一体化キャップ213−2を備える。一体化キャップ213−2は不透明であり、キャップ213と同じ素材を用いることができる。一体化キャップ213−2と絶縁基板110aとで囲まれる空間は、光偏向面19cにより発光素子111が収まる小室と受光素子112が収まる小室に分けられる。キャップ213と発光素子用キャップ213−1に分離されていたものを一体化したことで、実装の手間が1つ減るという利点がある。
[センサヘッド93a及びセンサヘッド93c]
センサヘッド93a及びセンサヘッド93cについて図12を用いて説明する。図12(a)はセンサヘッド93aの上面図であり、図12(b)はA−A’線におけるセンサヘッド93aの断面図である。図12(c)はセンサヘッド93cの上面図であり、図12(d)はA−A’線におけるセンサヘッド93cの断面図である。以下に、センサヘッド93aとセンサヘッド93cとの違いを説明する。なお、センサヘッド93cと図12のセンサヘッド90とは絶縁基板110a上の電気配線パタンが異なる以外は同様である。また、符号186cは電気配線である。
センサヘッド93aは、センサヘッド93cの構成に発光素子111と絶縁基板110aとの間に、発光素子111を搭載する台111bをさらに備える。発光素子111の光源位置の高さを上げることにより、光偏向面19cの反射位置が入射窓19bに近くなる。発光素子111からの出射光の光偏向面19cにおける反射点と入射窓19bとの距離Laが、台111bがない場合の距離Lcに比べて近くなる。上面から見ると、出射光の光偏向面19cにおける反射点は事実上の発光位置となるため、上面から見ると、発光位置と受光素子112の受光位置との絶縁基板110aと平行な投影面上での距離はより近くなったことと等価である。発光位置と受光位置との間の距離が遠いほど深い位置の生体情報を取得することができる。もし、表面から浅い部位の生体情報を得たいときは、この実施形態を用いることによって、所望の深さの生体情報を得ることができる。
本発明の血流測定装置は、動物や植物の体液を測定することもできる。さらに、フッ素樹脂チューブ、シリコンチューブ等、レーザ光が透過できる管であれば、内部を流れる液体の流量を測定することができるため、本発明の血流測定装置は半導体製造装置や冷却装置の流量計に使用することができる。
本発明に係る血流測定装置の概略図である。 本発明に係る血流測定装置のブロック図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のブロック図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。 本発明に係る血流測定装置のセンサヘッドの概略図である。
符号の説明
801、802 血流測定装置
11 センサプローブ部
19a 出射窓
19b 入射窓
19c 光偏向面
110 基板
110a 絶縁基板
111、111a 発光素子
111b 台
112 受光素子
113 増幅器
114 アナログ‐デジタル変換器
12 握り部
121 ローパスフィルタ
122 アナログ‐デジタル変換器
123 信号処理回路
124 インターフェース回路
125 電源回路
126 発光素子駆動回路
13 支柱
14 出力部
151 電気配線
151−1 アナログ信号線
151−2 発光素子駆動線
151−3 電源線
151−4 デジタル信号線
17 蝶番
205 電力線
40、50、51、52、80、90、91、92、93a、93c センサヘッド
169 ワイヤ
175 絶縁膜
182〜186 電気配線
187 遮蔽枠
213 キャップ
213−1 発光素子用キャップ
213−2 一体化キャップ
285 90°折り曲げ鏡
287 遮光キャップ
289 孔
401 導波路
404 遮蔽ブロック
900 被検体
910 歯
920 歯髄
A1 散乱強度信号
A2、A3 アナログ信号
D1 デジタル信号
D2、D3 出力
P レーザ光
S 散乱光

Claims (3)

  1. 握り部と、
    前記握り部に固定された棒状の支柱と、
    前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、
    を備える血流測定装置であって、
    前記センサプローブ部は、
    被検体へレーザ光を照射する発光素子と、
    前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光を受光して散乱光強度信号として出力する受光素子と、
    前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を前記支柱が持つアナログ信号線に出力する増幅器と、を収容し、
    前記握り部は、
    前記アナログ信号線を介して受信する前記アナログ信号から高周波成分を除去するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタからの出力をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として出力するアナログ−デジタル変換器と、
    前記アナログ−デジタル変換器からの前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、
    前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、
    前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、
    前記アナログ−デジタル変換器、前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする血流測定装置。
  2. 握り部と、
    前記握り部に固定された棒状の支柱と、
    前記支柱の前記握り部と反対側の端部に取り付けられたセンサプローブ部と、
    を備える血流測定装置であって、
    前記センサプローブ部は、
    被検体へレーザ光を照射する発光素子と、
    前記発光素子からのレーザ光が前記被検体内で散乱した散乱光の光強度に応じた散乱光強度信号として出力する受光素子と、
    前記受光素子からの前記散乱光強度信号のうち特定の周波数成分を増幅したアナログ信号を出力する増幅器と、
    前記増幅器からの前記アナログ信号をアナログ−デジタル変換してデジタル信号として前記支柱が持つデジタル信号線に出力するアナログ−デジタル変換器と、を収容し、
    前記握り部は、
    前記デジタル信号線を介して受信する前記デジタル信号から血流に関する値を算出する信号処理回路と、
    前記信号処理回路からの血流に関する値を出力するインターフェース回路と、
    前記支柱が持つ発光素子駆動線を介して前記発光素子を駆動する発光素子駆動回路と、
    前記信号処理回路、前記インターフェース回路及び前記発光素子駆動回路に電力を供給し、並びに前記支柱が持つプローブ用電源線を介して前記センサプローブ部に電力を供給する電源回路と、を収容することを特徴とする血流測定装置。
  3. 前記センサプローブ部は、前記支柱に蝶番で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の血流測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005095520A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Terumo Corp 皮膚温度測定機能を備えた光照射装置および皮膚温度測定装置

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