JPH0946714A - 撮像装置の色信号処理回路 - Google Patents
撮像装置の色信号処理回路Info
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- JPH0946714A JPH0946714A JP7191544A JP19154495A JPH0946714A JP H0946714 A JPH0946714 A JP H0946714A JP 7191544 A JP7191544 A JP 7191544A JP 19154495 A JP19154495 A JP 19154495A JP H0946714 A JPH0946714 A JP H0946714A
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- Japan
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- signal
- shift register
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インタライン方式のCCDを用いた撮像装置
において、高速シャッタースピードでも色ズレの発生し
ない色信号処理回路を提供する。 【解決手段】 垂直レジスタ20には転送信号SG1
を、垂直レジスタ21には転送信号SG2を使用するよ
うに、交互に信号SG1,SG2を印加する。これによ
り、A1ラインの電荷混合を行うピクセルペア〔G+C
y〕の電荷蓄積時間、ピクセルペア〔Mg+Ye〕の蓄
積電荷時間をそれぞれ等しくし、ピクセルペア中に電荷
量差が発生しないようにする。一方、信号SG1,SG
2の印加タイミングが異なるので、垂直レジスタ20と
垂直レジスタ21とでは電荷蓄積時間の違いから電荷量
差が生じる。そこで、垂直レジスタ20に対応する水平
レジスタ30の出力信号S1と、垂直レジスタ21に対
応する水平レジスタ30の出力信号S2とに対し、リセ
ット信号SUBから転送信号SG1,SG2までの時間
比を基にしたゲインコントロールを行って補正する。
において、高速シャッタースピードでも色ズレの発生し
ない色信号処理回路を提供する。 【解決手段】 垂直レジスタ20には転送信号SG1
を、垂直レジスタ21には転送信号SG2を使用するよ
うに、交互に信号SG1,SG2を印加する。これによ
り、A1ラインの電荷混合を行うピクセルペア〔G+C
y〕の電荷蓄積時間、ピクセルペア〔Mg+Ye〕の蓄
積電荷時間をそれぞれ等しくし、ピクセルペア中に電荷
量差が発生しないようにする。一方、信号SG1,SG
2の印加タイミングが異なるので、垂直レジスタ20と
垂直レジスタ21とでは電荷蓄積時間の違いから電荷量
差が生じる。そこで、垂直レジスタ20に対応する水平
レジスタ30の出力信号S1と、垂直レジスタ21に対
応する水平レジスタ30の出力信号S2とに対し、リセ
ット信号SUBから転送信号SG1,SG2までの時間
比を基にしたゲインコントロールを行って補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いた撮像装置に関するもので、特に、CCDに代表され
る電荷転送形の固体撮像素子を用いた撮像装置に関す
る。
いた撮像装置に関するもので、特に、CCDに代表され
る電荷転送形の固体撮像素子を用いた撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮
像装置で、電荷転送形の固体撮像素子として代表的なC
CDを用いた場合の基本構成について、概略的に図4に
示して説明する。その構成は、感光部1に対し、垂直シ
フトレジスタ2及び水平シフトレジスタ3を備えたイン
タライン方式を採用したものである。
像装置で、電荷転送形の固体撮像素子として代表的なC
CDを用いた場合の基本構成について、概略的に図4に
示して説明する。その構成は、感光部1に対し、垂直シ
フトレジスタ2及び水平シフトレジスタ3を備えたイン
タライン方式を採用したものである。
【0003】この撮像装置における色信号処理の基本動
作では、まずリセット信号SUBにより、感光部1の各
ピクセルに蓄積された電荷がリセットされる。その後、
垂直シフトレジスタ2への転送信号(転送パルス)SG
1,SG2が印加されるまで感光部1で電荷が蓄積さ
れ、転送信号SG1,SG2が印加されると垂直シフト
レジスタ2へ転送される。垂直シフトレジスタ2へ転送
された電荷は、シフト信号(シフトパルス)V1〜V4
に従ってシフトされて水平シフトレジスタ3へ順次送ら
れる。このとき、1フレーム中のAフィールドでは、A
1,A2のようなラインごとに電荷の混合を行うように
している。即ち、A1ラインについて見ると、電荷混合
するピクセルペアに対しタイミングの異なる転送信号S
G1,SG2を印加して転送しシフトさせることで、
〔G+Cy〕,〔Mg+Ye〕が出力信号として水平シ
フトレジスタ3から出力されるようになっている。
作では、まずリセット信号SUBにより、感光部1の各
ピクセルに蓄積された電荷がリセットされる。その後、
垂直シフトレジスタ2への転送信号(転送パルス)SG
1,SG2が印加されるまで感光部1で電荷が蓄積さ
れ、転送信号SG1,SG2が印加されると垂直シフト
レジスタ2へ転送される。垂直シフトレジスタ2へ転送
された電荷は、シフト信号(シフトパルス)V1〜V4
に従ってシフトされて水平シフトレジスタ3へ順次送ら
れる。このとき、1フレーム中のAフィールドでは、A
1,A2のようなラインごとに電荷の混合を行うように
している。即ち、A1ラインについて見ると、電荷混合
するピクセルペアに対しタイミングの異なる転送信号S
G1,SG2を印加して転送しシフトさせることで、
〔G+Cy〕,〔Mg+Ye〕が出力信号として水平シ
フトレジスタ3から出力されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の撮
像装置でシャッタースピードが高速になる場合、特に1
/30000秒以上の高速シャッタースピードになる場
合には、電荷リセットから転送信号SG1印加までと転
送信号SG2印加までとの時間差による電荷蓄積時間の
比率が大きく開くことになり、感光部1の各ピクセルに
蓄積される電荷量にかなり影響してくる。例えば図5に
示すように1/100000秒のシャッタースピードの
場合、リセットから転送信号SG2までの電荷蓄積時間
は、リセットから転送信号SG1までの電荷蓄積時間の
倍に相当することになり、この比率の開きにより、感光
部1から転送されて電荷混合されるピクセルペア中の電
荷量に大きな差が発生し得る。そのため、本来の色から
の色ズレが非常に大きくなる可能性がある。撮像対象の
忠実な再現から考えると大きな色ズレは好ましいもので
はなく、改善の余地が残されている。
像装置でシャッタースピードが高速になる場合、特に1
/30000秒以上の高速シャッタースピードになる場
合には、電荷リセットから転送信号SG1印加までと転
送信号SG2印加までとの時間差による電荷蓄積時間の
比率が大きく開くことになり、感光部1の各ピクセルに
蓄積される電荷量にかなり影響してくる。例えば図5に
示すように1/100000秒のシャッタースピードの
場合、リセットから転送信号SG2までの電荷蓄積時間
は、リセットから転送信号SG1までの電荷蓄積時間の
倍に相当することになり、この比率の開きにより、感光
部1から転送されて電荷混合されるピクセルペア中の電
荷量に大きな差が発生し得る。そのため、本来の色から
の色ズレが非常に大きくなる可能性がある。撮像対象の
忠実な再現から考えると大きな色ズレは好ましいもので
はなく、改善の余地が残されている。
【0005】色ズレを抑えるためには、転送信号SG
1,SG2のタイミングをシャッタースピードに応じて
変更し、混合ペアの電荷量を調整することも考えられる
が、高速シャッタースピードの下でタイミングを調整す
るのは難しく、限界がある。
1,SG2のタイミングをシャッタースピードに応じて
変更し、混合ペアの電荷量を調整することも考えられる
が、高速シャッタースピードの下でタイミングを調整す
るのは難しく、限界がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため本発明では、インタライン方式でCCDその他
の電荷転送形の固体撮像素子を用い、転送信号により感
光部から垂直シフトレジスタへ電荷転送し、シフト信号
により水平シフトレジスタへのシフトを行うようになっ
た撮像装置において、1垂直シフトレジスタに同タイミ
ングの転送信号を使用して感光部から電荷転送するよう
にし、そして、1ライン中で垂直シフトレジスタごとに
生じる電荷量差を、対応する水平シフトレジスタの出力
信号をゲインコントロールすることで補正する色信号処
理回路を備えるようにする。
するため本発明では、インタライン方式でCCDその他
の電荷転送形の固体撮像素子を用い、転送信号により感
光部から垂直シフトレジスタへ電荷転送し、シフト信号
により水平シフトレジスタへのシフトを行うようになっ
た撮像装置において、1垂直シフトレジスタに同タイミ
ングの転送信号を使用して感光部から電荷転送するよう
にし、そして、1ライン中で垂直シフトレジスタごとに
生じる電荷量差を、対応する水平シフトレジスタの出力
信号をゲインコントロールすることで補正する色信号処
理回路を備えるようにする。
【0007】即ち、1垂直シフトレジスタに同タイミン
グの転送信号を使用するので、電荷混合するピクセルペ
アの垂直シフトレジスタへの転送を1つのタイミングと
して電荷蓄積時間を混合ペアで等しくすることが可能と
なる。従って、電荷混合するピクセルペア中に電荷量差
は発生しない。この場合、タイミングの違う転送信号を
使用する垂直シフトレジスタでは感光部の電荷蓄積時間
が異なることになり、これに応じて1ライン中に電荷量
差が生じることになる。そこで、水平シフトレジスタの
対応する出力信号に対しゲインコントロールを行い、そ
の電荷量差を吸収するようにしている。従って、電荷量
差から生じる色ズレの発生を抑止でき、撮像対象本来の
色に忠実な色信号を得られるようになる。
グの転送信号を使用するので、電荷混合するピクセルペ
アの垂直シフトレジスタへの転送を1つのタイミングと
して電荷蓄積時間を混合ペアで等しくすることが可能と
なる。従って、電荷混合するピクセルペア中に電荷量差
は発生しない。この場合、タイミングの違う転送信号を
使用する垂直シフトレジスタでは感光部の電荷蓄積時間
が異なることになり、これに応じて1ライン中に電荷量
差が生じることになる。そこで、水平シフトレジスタの
対応する出力信号に対しゲインコントロールを行い、そ
の電荷量差を吸収するようにしている。従って、電荷量
差から生じる色ズレの発生を抑止でき、撮像対象本来の
色に忠実な色信号を得られるようになる。
【0008】本発明の好ましい一態様として色信号処理
回路は、2つの転送信号を交互に垂直シフトレジスタに
使用する、つまり1転送信号を垂直シフトレジスタ1つ
おきに使用するようにし、そして、各垂直シフトレジス
タに対応した水平シフトレジスタの出力信号に対し交互
に所定のゲインコントロールを行う構成とする。このよ
うにすれば、水平シフトレジスタの出力信号に対するゲ
インコントロールは、所定のコントロールを交互に繰り
返すだけの単純なものとできる。より好ましくは、感光
部の電荷リセットを行うリセット信号から各転送信号印
加までの時間に基づいて、該時間の短い方の転送信号を
使用する垂直シフトレジスタに対応した水平シフトレジ
スタの出力信号を増幅するようにする。これによれば、
ゲインコントロールは等倍・増幅を繰り返すだけのより
簡単なものとできる。
回路は、2つの転送信号を交互に垂直シフトレジスタに
使用する、つまり1転送信号を垂直シフトレジスタ1つ
おきに使用するようにし、そして、各垂直シフトレジス
タに対応した水平シフトレジスタの出力信号に対し交互
に所定のゲインコントロールを行う構成とする。このよ
うにすれば、水平シフトレジスタの出力信号に対するゲ
インコントロールは、所定のコントロールを交互に繰り
返すだけの単純なものとできる。より好ましくは、感光
部の電荷リセットを行うリセット信号から各転送信号印
加までの時間に基づいて、該時間の短い方の転送信号を
使用する垂直シフトレジスタに対応した水平シフトレジ
スタの出力信号を増幅するようにする。これによれば、
ゲインコントロールは等倍・増幅を繰り返すだけのより
簡単なものとできる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態について
添付図面を用い説明する。
添付図面を用い説明する。
【0010】図1に、インタライン方式でCCDを用い
た基本構成を概略的に示してある。即ち、感光部10の
電荷は、垂直シフトレジスタ20に転送信号SG1を、
垂直シフトレジスタ21に転送信号SG2をそれぞれ使
用して転送されるようになっている。感光部10はC
y,Ye,Mg,Gの各色対応のピクセルを有し、リセ
ット信号SUBにより電荷リセットされる。また、垂直
シフトレジスタ20,21にはシフト信号V1〜V4が
提供され、これにより水平シフトレジスタ30へのシフ
トが行われる。水平シフトレジスタ30からは、垂直シ
フトレジスタ20に対応の出力信号S1、垂直シフトレ
ジスタ21に対応の出力信号S2が交互に1ラインずつ
出力される。尚、同図には一部分を代表的に示してあ
り、この繰り返しが多数構成されるのは勿論である。
た基本構成を概略的に示してある。即ち、感光部10の
電荷は、垂直シフトレジスタ20に転送信号SG1を、
垂直シフトレジスタ21に転送信号SG2をそれぞれ使
用して転送されるようになっている。感光部10はC
y,Ye,Mg,Gの各色対応のピクセルを有し、リセ
ット信号SUBにより電荷リセットされる。また、垂直
シフトレジスタ20,21にはシフト信号V1〜V4が
提供され、これにより水平シフトレジスタ30へのシフ
トが行われる。水平シフトレジスタ30からは、垂直シ
フトレジスタ20に対応の出力信号S1、垂直シフトレ
ジスタ21に対応の出力信号S2が交互に1ラインずつ
出力される。尚、同図には一部分を代表的に示してあ
り、この繰り返しが多数構成されるのは勿論である。
【0011】この構成で、垂直シフトレジスタ20は転
送信号SG1、垂直シフトレジスタ21は転送信号SG
2で転送を行うようにしてあるので、例えばA1ライン
の電荷混合を行うピクセルペア〔G+Cy〕,〔Mg+
Ye〕について、各混合ペアでそれぞれ電荷蓄積時間を
等しくできる。従って、ピクセルペア中の電荷量差は発
生しないようになっている。一方、水平シフトレジスタ
30から出力される出力信号S1,S2については、電
荷蓄積時間が異なることになり、電荷量に差が生じてい
る。これに対しては、出力信号S1,S2に対しそれぞ
れ適切なゲインコントロールをかけてその電荷量差を補
正、吸収することで、色ズレを防止することができる。
送信号SG1、垂直シフトレジスタ21は転送信号SG
2で転送を行うようにしてあるので、例えばA1ライン
の電荷混合を行うピクセルペア〔G+Cy〕,〔Mg+
Ye〕について、各混合ペアでそれぞれ電荷蓄積時間を
等しくできる。従って、ピクセルペア中の電荷量差は発
生しないようになっている。一方、水平シフトレジスタ
30から出力される出力信号S1,S2については、電
荷蓄積時間が異なることになり、電荷量に差が生じてい
る。これに対しては、出力信号S1,S2に対しそれぞ
れ適切なゲインコントロールをかけてその電荷量差を補
正、吸収することで、色ズレを防止することができる。
【0012】このような色信号処理回路の具体的実施形
態について、図2及び図3に示している。図2のブロッ
ク図に示す光学系40を介して受光するCCD41は、
図3に示すようなアレイ構成をもっている。即ち、この
CCD41は、Cy,Ye,Mg,Gの補色フィルタか
らなる色フィルタアレイを配した感光部10を有してい
る。色フィルタアレイは、水平に2画素、垂直に4画素
の繰り返しを基本格子として形成されている。そして、
感光部10の電荷は転送部11を介して垂直シフトレジ
スタ20,21へ転送され、更に、シフトされて水平シ
フトレジスタ30へ送られる。
態について、図2及び図3に示している。図2のブロッ
ク図に示す光学系40を介して受光するCCD41は、
図3に示すようなアレイ構成をもっている。即ち、この
CCD41は、Cy,Ye,Mg,Gの補色フィルタか
らなる色フィルタアレイを配した感光部10を有してい
る。色フィルタアレイは、水平に2画素、垂直に4画素
の繰り返しを基本格子として形成されている。そして、
感光部10の電荷は転送部11を介して垂直シフトレジ
スタ20,21へ転送され、更に、シフトされて水平シ
フトレジスタ30へ送られる。
【0013】タイミング発生器42(TIMING GENERATOR)
は、シャッタースピード(感光部10のピクセルに対す
る最長電荷蓄積時間)に基づき、感光部10の電荷リセ
ットを行うリセット信号SUB、垂直シフトレジスタ2
0,21へ電荷転送するための転送信号SG1,SG2
を所定のタイミングで発生し、更に、垂直シフトレジス
タ20,21の電荷シフトのためのシフト信号V1〜V
4を発生する。ドライバ43(V.DRIVER)は、タイミング
発生器42による各信号を電圧駆動してCCDへ提供す
る。そのとき特に、転送信号SG1,SG2とシフト信
号V1,V3を重畳させて転送・シフト信号S1V1,
S1V3,S2V1,S2V3を生成し、リセット信号
SUB及びシフト信号V2,V4と共に垂直シフトレジ
スタ20,21へ対応させて提供する。
は、シャッタースピード(感光部10のピクセルに対す
る最長電荷蓄積時間)に基づき、感光部10の電荷リセ
ットを行うリセット信号SUB、垂直シフトレジスタ2
0,21へ電荷転送するための転送信号SG1,SG2
を所定のタイミングで発生し、更に、垂直シフトレジス
タ20,21の電荷シフトのためのシフト信号V1〜V
4を発生する。ドライバ43(V.DRIVER)は、タイミング
発生器42による各信号を電圧駆動してCCDへ提供す
る。そのとき特に、転送信号SG1,SG2とシフト信
号V1,V3を重畳させて転送・シフト信号S1V1,
S1V3,S2V1,S2V3を生成し、リセット信号
SUB及びシフト信号V2,V4と共に垂直シフトレジ
スタ20,21へ対応させて提供する。
【0014】即ち、リセット信号SUBは感光部10へ
共通に供給され、また、シフト信号V2,V4は各垂直
シフトレジスタ20,21へ共通に供給される。そして
転送・シフト信号S1V1,S1V3は垂直シフトレジ
スタ20へ、転送・シフト信号S2V1,S2V3は垂
直シフトレジスタ21へ供給される。つまり、図3に示
すように、転送・シフト信号S1V1,S1V3と転送
・シフト信号S2V1,S2V3は垂直シフトレジスタ
20,21へ交互に供給される。これにより、転送信号
SG1がONを示すときに感光部10のCy,G,C
y,Mgの配列が垂直シフトレジスタ20へ電荷転送さ
れ、転送信号SG2がONを示すときに感光部10のY
e,Mg,Ye,Gの配列が垂直シフトレジスタ21へ
電荷転送される。
共通に供給され、また、シフト信号V2,V4は各垂直
シフトレジスタ20,21へ共通に供給される。そして
転送・シフト信号S1V1,S1V3は垂直シフトレジ
スタ20へ、転送・シフト信号S2V1,S2V3は垂
直シフトレジスタ21へ供給される。つまり、図3に示
すように、転送・シフト信号S1V1,S1V3と転送
・シフト信号S2V1,S2V3は垂直シフトレジスタ
20,21へ交互に供給される。これにより、転送信号
SG1がONを示すときに感光部10のCy,G,C
y,Mgの配列が垂直シフトレジスタ20へ電荷転送さ
れ、転送信号SG2がONを示すときに感光部10のY
e,Mg,Ye,Gの配列が垂直シフトレジスタ21へ
電荷転送される。
【0015】垂直シフトレジスタ20,21へ転送され
た電荷は、シフト信号V2,V4及び転送・シフト信号
S1V1,S1V3,S2V1,S2V3に従って水平
シフトレジスタ30へシフトされる。このとき、例えば
1フレーム中のAフィールドにおけるA1,A2の各ラ
インについて見ると、垂直シフトレジスタ20では〔C
y+G〕,〔Cy+Mg〕のピクセルペアで電荷混合さ
れ、垂直シフトレジスタ21では〔Ye+Mg〕,〔Y
e+G〕のピクセルペアで電荷混合される。そして、各
ライン単位で水平シフトレジスタ30へ送られる。
た電荷は、シフト信号V2,V4及び転送・シフト信号
S1V1,S1V3,S2V1,S2V3に従って水平
シフトレジスタ30へシフトされる。このとき、例えば
1フレーム中のAフィールドにおけるA1,A2の各ラ
インについて見ると、垂直シフトレジスタ20では〔C
y+G〕,〔Cy+Mg〕のピクセルペアで電荷混合さ
れ、垂直シフトレジスタ21では〔Ye+Mg〕,〔Y
e+G〕のピクセルペアで電荷混合される。そして、各
ライン単位で水平シフトレジスタ30へ送られる。
【0016】水平シフトレジスタ30では、A1ライン
をとって見ると、〔Cy+G〕をS1、〔Ye+Mg〕
をS2とした出力信号S1,S2の繰り返しとなり、こ
れらは感光部10の水平配列の各ピクセル電荷に対応し
ている。この水平シフトレジスタ30から出力される出
力信号S1,S2は、自動利得制御(AGC)を備えた
サンプルホールド回路44(CDS)へ送出されてサン
プルホールドされた後、A/D変換器45でデジタル変
換される。そして、デジタル変換後の出力信号S1,S
2はゲインコントローラ46へ入力される。
をとって見ると、〔Cy+G〕をS1、〔Ye+Mg〕
をS2とした出力信号S1,S2の繰り返しとなり、こ
れらは感光部10の水平配列の各ピクセル電荷に対応し
ている。この水平シフトレジスタ30から出力される出
力信号S1,S2は、自動利得制御(AGC)を備えた
サンプルホールド回路44(CDS)へ送出されてサン
プルホールドされた後、A/D変換器45でデジタル変
換される。そして、デジタル変換後の出力信号S1,S
2はゲインコントローラ46へ入力される。
【0017】ゲインコントローラ46には、ゲインセッ
ト回路47によるS1ゲイン値及びS2ゲイン値が設定
されており、これらに基づいて出力信号S1,S2に対
するゲインコントロールが行われる。ゲインセット回路
47は、タイミング発生器42によるリセット信号SU
B及び転送信号SG1,SG2に基づいて、即ち、リセ
ット信号SUBから転送信号SG1まで(=S1に対
応)とリセット信号SUBから転送信号SG2まで(=
S2に対応)との時間比に基づいて、S1ゲイン値とS
2ゲイン値を計算し、ゲインコントローラ46にセット
する。例えば、1/100000秒のシャッタースピー
ドであれば、リセット信号SUBから転送信号SG1印
加までの時間は5μs、リセット信号SUBから転送信
号SG2印加までの時間は10μsなので、出力信号S
1に対しては2倍増幅、出力信号S2に対しては等倍の
ゲインコントロールを行うように、S1ゲイン値及びS
2ゲイン値が設定される。そして、出力信号S1,S2
は交互に入力されてくるので、これに合わせてS1ゲイ
ン値及びS2ゲイン値はマルチプレクサMUXにより交
互設定される。これにより、出力信号S1,S2にある
電荷量差が補正、吸収され、色ズレの発生が抑止され
る。
ト回路47によるS1ゲイン値及びS2ゲイン値が設定
されており、これらに基づいて出力信号S1,S2に対
するゲインコントロールが行われる。ゲインセット回路
47は、タイミング発生器42によるリセット信号SU
B及び転送信号SG1,SG2に基づいて、即ち、リセ
ット信号SUBから転送信号SG1まで(=S1に対
応)とリセット信号SUBから転送信号SG2まで(=
S2に対応)との時間比に基づいて、S1ゲイン値とS
2ゲイン値を計算し、ゲインコントローラ46にセット
する。例えば、1/100000秒のシャッタースピー
ドであれば、リセット信号SUBから転送信号SG1印
加までの時間は5μs、リセット信号SUBから転送信
号SG2印加までの時間は10μsなので、出力信号S
1に対しては2倍増幅、出力信号S2に対しては等倍の
ゲインコントロールを行うように、S1ゲイン値及びS
2ゲイン値が設定される。そして、出力信号S1,S2
は交互に入力されてくるので、これに合わせてS1ゲイ
ン値及びS2ゲイン値はマルチプレクサMUXにより交
互設定される。これにより、出力信号S1,S2にある
電荷量差が補正、吸収され、色ズレの発生が抑止され
る。
【0018】ゲインコントローラ46で補正された出力
信号S1,S2は第1ラインメモリ48へ一旦記憶され
る。そして、この第1ラインメモリ48の出力からY信
号処理回路49で輝度信号が生成され、エンコーダ50
(ENCODER) へ送出される。また、第1ラインメモリ48
の出力は第2ラインメモリ51へ入力され、この第2ラ
インメモリ51の出力が加算器52でゲインコントロー
ル46の出力とプラスされた後、クロマ(CHROMA)信号処
理回路53へ入力される。クロマ信号処理回路53の処
理により色信号(R−Y,B−Y)が生成されてエンコ
ーダ50へ送出される。エンコーダ50では、入力され
る前記各信号に対しNTSC/PAL規格信号への符号
化が行われ、そしてD/A変換器54,55にてアナロ
グ変換された後、ミクサ56(MIXER) で輝度信号と色信
号のアナログミックスが行われ、映像信号としてモニタ
やVCR等の装置へ出力される。
信号S1,S2は第1ラインメモリ48へ一旦記憶され
る。そして、この第1ラインメモリ48の出力からY信
号処理回路49で輝度信号が生成され、エンコーダ50
(ENCODER) へ送出される。また、第1ラインメモリ48
の出力は第2ラインメモリ51へ入力され、この第2ラ
インメモリ51の出力が加算器52でゲインコントロー
ル46の出力とプラスされた後、クロマ(CHROMA)信号処
理回路53へ入力される。クロマ信号処理回路53の処
理により色信号(R−Y,B−Y)が生成されてエンコ
ーダ50へ送出される。エンコーダ50では、入力され
る前記各信号に対しNTSC/PAL規格信号への符号
化が行われ、そしてD/A変換器54,55にてアナロ
グ変換された後、ミクサ56(MIXER) で輝度信号と色信
号のアナログミックスが行われ、映像信号としてモニタ
やVCR等の装置へ出力される。
【0019】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
電荷混合するピクセルペア中、つまり垂直配列のピクセ
ルで電荷量差の発生を抑止すると共に、1ライン中、つ
まり水平配列のピクセルで発生し得る電荷量差を、水平
シフトレジスタの出力信号のゲインコントロールで補正
するようにしたので、高速シャッタースピード下でも色
ズレのない撮像対象の色に忠実な画像を得ることが可能
となる。しかも、転送信号のタイミングはそのままで適
用できるので、既存の撮像装置でも容易に採用すること
が可能である。
電荷混合するピクセルペア中、つまり垂直配列のピクセ
ルで電荷量差の発生を抑止すると共に、1ライン中、つ
まり水平配列のピクセルで発生し得る電荷量差を、水平
シフトレジスタの出力信号のゲインコントロールで補正
するようにしたので、高速シャッタースピード下でも色
ズレのない撮像対象の色に忠実な画像を得ることが可能
となる。しかも、転送信号のタイミングはそのままで適
用できるので、既存の撮像装置でも容易に採用すること
が可能である。
【図1】本発明の実施形態におけるCCDの基本構成を
示す説明図。
示す説明図。
【図2】本発明による色信号処理回路の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】図2の色信号処理回路におけるCCDのアレイ
構成を示す説明図。
構成を示す説明図。
【図4】従来におけるCCDの基本構成を示す説明図。
【図5】シャッタースピード1/100000秒の場合
におけるリセット信号SUBと転送信号SG1,SG2
のタイミングを説明した信号波形図。
におけるリセット信号SUBと転送信号SG1,SG2
のタイミングを説明した信号波形図。
10 感光部 20,21 垂直シフトレジスタ 30 水平シフトレジスタ 40 光学系レンズ 41 CCD 42 タイミング発生器 43 ドライバ 44 サンプルホールド回路 45 A/D変換器 46 ゲインコントローラ 47 ゲインセット回路 48,51 ラインメモリ 49 Y信号処理回路 50 エンコーダ 52 加算器 53 クロマ信号処理回路 54,55 D/A変換器 56 ミクサ SUB リセット信号 SG1,SG2 転送信号 V1,V2,V3,V4 シフト信号 S1V1,S1V3,S2V1,S2V3 転送・シフ
ト信号
ト信号
Claims (4)
- 【請求項1】 インタライン方式で電荷転送形の固体撮
像素子を用い、転送信号により感光部から垂直シフトレ
ジスタへ電荷転送し、シフト信号により水平シフトレジ
スタへのシフトを行うようになった撮像装置において、 1垂直シフトレジスタに同タイミングの転送信号を使用
して感光部から電荷転送するようにし、そして、1ライ
ン中で垂直シフトレジスタごとに生じる電荷量差を、対
応する水平シフトレジスタの出力信号をゲインコントロ
ールすることで補正する色信号処理回路を備えたことを
特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 色信号処理回路は、2つの転送信号を交
互に垂直シフトレジスタに使用するようにし、そして、
各垂直シフトレジスタに対応した水平シフトレジスタの
出力信号に対し交互に所定のゲインコントロールを行う
ようになっている請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 色信号処理回路は、感光部の電荷リセッ
トを行うリセット信号から各転送信号印加までの時間に
基づいて、該時間の短い方の転送信号を使用する垂直シ
フトレジスタに対応した水平シフトレジスタの出力信号
を増幅するようになっている請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 色信号処理回路は、シャッタースピード
に基づいてリセット信号、転送信号、及びシフト信号を
発生するタイミング発生器と、このタイミング発生器に
よる各信号を駆動して固体撮像素子へ提供するドライバ
と、固体撮像素子の出力信号をサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路と、このサンプルホールド回路の出
力をデジタル変換するA/D変換器と、前記リセット信
号から各転送信号印加までの時間比に基づいてゲイン値
を計算するゲインセット回路と、前記A/D変換器の出
力を受け、前記ゲイン値に応じてゲインコントロールを
行うゲインコントローラと、このゲインコントローラの
出力を記憶する第1ラインメモリと、この第1ラインメ
モリの出力から輝度信号を生成するY信号処理回路と、
前記第1ラインメモリの出力を記憶する第2ラインメモ
リと、この第2ラインメモリ及び前記ゲインコントロー
ラの各出力をプラスする加算器と、この加算器の出力か
ら色信号を生成するクロマ信号処理回路と、このクロマ
信号処理回路及び前記Y信号処理回路の各出力を符号化
するエンコーダと、このエンコーダの出力をアナログ変
換するD/A変換器と、アナログ変換された輝度信号と
色信号をミックスして映像信号を出力するミクサと、を
備えてなる請求項2又は請求項3記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191544A JPH0946714A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 撮像装置の色信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191544A JPH0946714A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 撮像装置の色信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946714A true JPH0946714A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16276446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191544A Pending JPH0946714A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 撮像装置の色信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946714A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7336308B2 (en) | 2002-03-06 | 2008-02-26 | Fujifilm Corporation | Digital camera with sensitivity compensation |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7191544A patent/JPH0946714A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7336308B2 (en) | 2002-03-06 | 2008-02-26 | Fujifilm Corporation | Digital camera with sensitivity compensation |
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