JPH0946599A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH0946599A
JPH0946599A JP7195194A JP19519495A JPH0946599A JP H0946599 A JPH0946599 A JP H0946599A JP 7195194 A JP7195194 A JP 7195194A JP 19519495 A JP19519495 A JP 19519495A JP H0946599 A JPH0946599 A JP H0946599A
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JP
Japan
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signal
image pickup
output
circuit
solid
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Application number
JP7195194A
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English (en)
Inventor
Koichi Ide
廣一 井出
Akio Kobayashi
昭男 小林
Hideshi Okada
秀史 岡田
Haruhiko Murata
治彦 村田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2チャンネルのCCD40内に新たな回路構
成を付加するといった複雑な対策を施すこと無く、単に
CCD40外の外付回路41側にて必要な回路を付加す
ることで、2チャンネルの出力を夫々処理する2個の回
路系のゲイン差をなくし、ゲイン差に起因する横縞、フ
リッカーの発生を防止する。 【構成】 CCD40の2個の出力部7、8から同時に
出力され、第1及び第2信号処理回路系31、32にて
信号処理された第1及び第2撮像信号の夫々を第1及び
第2積分回路25、26にて積分し、該両積分出力を比
較して両積分出力レベルが等しくなるように前記両信号
処理回路系のゲインを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置、特に出
力部を2個有し、この2個の出力部から同時に撮像信号
を出力する固体撮像素子と、これらの出力部から同時に
出力された2信号を処理する信号処理回路からなる固体
撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD等の固体撮像装置においては、一
般にフィールド読み出し方式で信号の読み出しを行うよ
うになっているが、より高い解像度を得るためには、全
画素読み出しを行うように構成する必要がある。そし
て、この全画素読み出しを行うには、CCDの駆動クロ
ックの周波数を通常の2倍にして、通常の2倍の速度で
電荷の読み出しを実行するか、あるいは1H(水平期
間)内に2水平ラインの信号を同時に読み出すかのいず
れかの方法が有効となるが、前者の方法は現行のICプ
ロセスでは実現が難しく、後者が最良な方法と言える。
【0003】ところで、1Hの期間内に2水平ラインの
信号を読み出すようにするには、水平レジスタを複数設
け、奇数ラインの信号電荷と偶数ラインの信号電荷とを
別個の水平レジスタにより同時に水平転送することが必
要である。
【0004】このような2ライン同時読み出しの固体撮
像素子を有した装置に関しては、特開昭62−9258
7号公報に一例が開示されている。図2はこの一例を示
している。同図において、1はイメージ部で、マトリッ
クス状に配置された多数の受光素子と、該受光素子の各
垂直列に対応して設けられたところの信号電荷を垂直方
向に転送する垂直レジスタ2、2・・・とから構成され
る。尚、便宜上受光素子を図示せずイメージ部1には垂
直レジスタ2、2・・・のみがあるかのように開示し
た。
【0005】3はイメージ部1の下側に配置された第1
水平レジスタ、4は該第1水平レジスタ3から下側に平
行に配置された第2水平レジスタ、5はこれらの2個の
水平レジスタ3、4間上に配置された制御ゲートで、そ
の第1及び第2水平レジスタ3、4間における信号電荷
の転送を制御する。6は半導体基板表面部の制御ゲート
5の下側にあたる位置に1画素ピッチで配置されたチャ
ンネルストッパであり、図ではハッチングにより示して
いる。7は第1水平レジスタ3から転送された信号電荷
を取り出して出力する第1出力部、8はの水平レジスタ
3から転送された信号電荷を取り出して出力する第2出
力部である。尚、9は第1出力部7からの出力信号の雑
音を低減する第1CDS回路(相関二重サンプリング回
路)、10は第2出力部8からの出力信号の雑音を低減
する第2CDS回路、11は第1CDS回路9の信号を
増幅する第1AGC回路、12は第2CDS回路10の
信号を増幅する第2AGC回路、13は両AGC回路1
1及び12を経た信号より各色信号をサンプリングした
上で輝度信号及び色差信号R−Y、B−Yを作成出力す
る信号処理回路である。
【0006】次に図2の回路動作を説明する。各受光素
子において信号電荷の蓄積が終了すると、イメージ部1
の下から数えて第1番目のラインの信号電荷をパラレル
に第1水平レジスタ3に転送し、更に制御ゲートにより
その第1番目のラインの信号電荷を第2水平レジスタ4
へ転送させる。次にイメージ部1の下から数えて第2番
目のラインの信号電荷を第1水平レジスタ3に転送す
る。その後、第1及び第2番目のラインの信号電荷を第
1及び第2水平レジスタ3、4によって同時に転送し、
2個の出力部から映像信号を固体撮像素子外部へ同時に
出力する。これらの動作を1H期間(水平走査期間)毎
に繰り返す。
【0007】このような構成の固体撮像装置では、2個
の出力部の夫々に通常トランジスタを有する出力アンプ
が内蔵され、また、これらの2個の出力部の後段にも夫
々独立した回路群があるため、第1水平レジスタ3から
信号処理回路13に至る回路系と第2水平レジスタ4か
ら信号処理回路14に至る回路系にはゲイン差が生じ、
このゲイン差によって横縞やフリッカ−が生じるという
問題点が生じる。
【0008】そこで、このようなチャンネル間のゲイン
差を軽減し、横縞やフリッカーの発生を防止するための
対策として、特開平4−96481号公報(H04N5
/335)に一例が提案されている。この対策とは、固
体撮像素子内部に同一レベルのパイロット信号を2個の
出力部から出力させるために、2個の水平レジスタの後
段にパイロット信号発生回路を付加し、所定のタイミン
グ、例えば水平ブランキング期間にてパイロット信号を
水平レジスタの出力に印加して出力部より出力し、更に
外部に2個の回路系を通過したパイロット信号のレベル
を比較しレベル差があればそのレベル差がなくなるよう
に回路系のゲインを補正するゲイン補正回路を配するこ
とで、チャンネル間の信号のゲイン差を軽減しようとし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなゲイン差
の軽減方法では、固体撮像素子内部にパイロット信号発
生回路を追加しなければならず、固体撮像素子内部での
回路構成が複雑になる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体撮像素子
の2個の出力部から同時に出力され、第1及び第2信号
処理回路系にて信号処理された第1及び第2撮像信号の
夫々を第1及び第2積分手段にて積分し、該両積分出力
を比較して両積分出力レベルが等しくなるように前記両
信号処理回路系のゲインを制御することを特徴とする。
【0011】更に別の手段として、固体撮像素子の複数
の受光素子の中で、同一色の色フィルタを経た入射光を
受光する受光素子からの受光出力のみを第1及び第2撮
像信号から取り出して、これらの信号を互いに積分して
得られる積分値が互いに等しくなるように前記両信号処
理回路系のゲインを制御することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は、上述のように構成したので、固体撮
像素子内に複雑な回路構成を付加することなしに、容易
に両信号処理回路系のゲイン差を軽減できる。
【0013】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。図1は本実施例装置のブロック図である。
尚、図2の従来例と同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0014】ここで、イメージ部1の多数の受光素子の
各々には、R、G、Bのいずれかの色の色フィルタが1
対1に対応するように配置されており、このR(赤)、
G(緑)、B(青)の各色フィルタの配列は、例えば図
3に示すようなベ−ヤ配列とする。
【0015】また、図2では図示省略したが、CCD4
0の受光素子での受光出力を1フレーム毎に垂直レジス
タ2に転送し、垂直レジスタ2にて信号電荷を1H(水
平期間)毎に2ラインずつ垂直方向に転送するタイミン
グ制御を実行する垂直転送パルス、更に垂直レジスタ2
から転送されてきた電荷を第1、第2水平レジスタ3、
4にて第1及び第2出力部7、8に転送するタイミング
制御を実行する水平転送パルスは全てタイミング信号発
生回路70から供給される。
【0016】第2水平レジスタ4に転送されたイメージ
部1の下から第1番目のラインの信号電荷は、第2の撮
像信号として第2出力部8より、同時に第1水平レジス
タ3に転送されたイメージ部1の下から第2番目のライ
ンの信号電荷は、第1の撮像信号として第1出力部7よ
り固体撮像素子(CCD)40から外部に出力され、こ
れらの2ライン分の信号電荷の出力が完了すると、同様
に次の2ライン分の両水平レジスタへの転送が為され、
各水平レジスタからの信号電荷の外部への出力が繰り返
される。
【0017】第1の撮像信号は従来例と同様に第1CD
S回路9にて雑音が除去された上で第1AGC回路21
に入力され、後述のように設定されたゲインにより増幅
された後に、A/D変換器23にてディジタル信号に変
換されて後段の信号処理回路30及び第1スイッチ回路
51に入力される。
【0018】第1スイッチ51は第1の撮像信号の中で
Gの色フィルタを経た光を光電変換する受光素子からの
信号のみを取り出すためのもので、後述のタイミング制
御回路60から発せられる第1ゲート信号により開閉が
制御され、この第1ゲート信号がH(ハイ)レベルの期
間に第1の撮像信号の通過を許容し、第1の撮像信号中
のG成分のみが取り出され第1積分回路25に入力され
る。
【0019】第1積分回路25は、ディジタル化された
第1の撮像信号のG成分を1フレーム期間にわたってデ
ィジタル積分し、この積分出力を第1積分値としてマイ
コン27に供給する。
【0020】同様に、第2の撮像信号は第2CDS回路
10にて雑音が除去された上で第2AGC回路22に入
力され、後述のように設定されたゲインにより増幅され
た後に、A/D変換器24にてディジタル信号に変換さ
れて、信号処理回路30及び第2スイッチ回路52に入
力される。
【0021】第2スイッチ52は第2の撮像信号の中で
Gの色フィルタを経た光を光電変換する受光素子からの
信号のみを取り出すためのもので、タイミング制御回路
60から発せられる第2ゲート信号により開閉が制御さ
れ、この第2ゲート信号のHレベルの期間において第2
の撮像信号の通過を許容し、第2の撮像信号中のG成分
のみが取り出され第2積分回路26に入力される。
【0022】第2積分回路26は第1積分回路25と全
く同一の構成を有し、ディジタル化された第2の撮像信
号のG成分を1フレーム期間にわたってディジタル積分
し、この積分出力を第2積分値としてマイコン27に供
給する。
【0023】尚、両積分回路25、26は、1フレーム
期間の積分が完了すると、リセットがかかるように構成
されている。
【0024】信号処理回路30は、同時に入力された第
1及び第2の撮像信号を受けて所定のディジタル信号処
理により、ディジタルR、G、B信号若しくはディジタ
ル輝度信号及びディジタル色差信号R−Y、B−Yを出
力する。
【0025】タイミング制御回路60はCCD40を駆
動制御を行うタイミング信号、特に両水平レジスタ3、
4での電荷転送のトリガとなる水平転送パルスを基に、
第1出力部7及び第2出力部8から出力される第1及び
第2の撮像信号の夫々がR、G、Bのいずれの色フィル
タを経て受光されたものであるかを判断して、Gの色フ
ィルタを経た撮像信号がA/D変換器23、24から出
力されるタイミングでHレベルの第1及び第2ゲート信
号の夫々を出力するものである。例えば、仮に、第1出
力部7からA/D変換器23に至る一連の回路群である
第1信号処理回路系31での信号処理に要する時間T、
若しくは第1出力部8からA/D変換器24に至る一連
の回路群である第2信号処理回路系32での信号処理に
要する時間(時間Tに等しい)が共に零と仮定すると、
色フィルタが予め1水平ライン毎に図3の様にR、G、
R、G・・・とR及びGの色フィルタが交互に配列され
てパターンと、G、B、G、B・・・とG及びBの色フ
ィルタが交互に配列されているパターンの繰り返しであ
る点に注目し、しかもこれらの2ラインが常に各水平レ
ジスタから同時に出力されるので、各水平レジスタの電
荷転送を制御する水平転送パルスを分周し、垂直転送パ
ルスに同期して垂直レジスタの2ライン分の垂直転送が
完了して各水平レジスタから各ラインの撮像信号の出力
が開始される時点で、Hレベルから始まる第1ゲート信
号と、L(ロ−)レベルから始まる第2ゲート信号を出
力する。ここで、一対の2水平ラインにおいて、Gの色
フィルタは水平方向において常に交互に配されているの
で、図4に示すように第1及び第2ゲート信号の夫々は
常に逆極性となり、共に水平転送パルス周期で極性が変
化する信号となる。
【0026】尚、図4では第1若しくは第2信号処理回
路系31、32での信号処理に要する時間を零として考
慮しなかったが、実際には図4に示した第1及び第2ゲ
ート信号より実際には時間Tだけ遅延した信号となる。
【0027】マイコン27は第1及び第2積分値を比較
し、比較結果に応じてPWMの第1及び第2制御信号を
同時に出力し、第1制御信号はLPF28にて平滑され
た上で第1AGC回路21に利得制御信号として供給さ
れ、第2制御信号はLPF29にて平滑された上で第2
AGC回路22に利得制御信号として供給される。
【0028】ここで、第1積分回路25の出力である第
1積分値の方が、第2積分回路26からの出力である第
2積分値より大きい場合には、両者の差に連動して第1
制御信号のパルス幅を第2制御信号のそれよりも短くし
て、結果的に第1AGC回路21のゲインを第2AGC
回路22のゲインよりも小さくして、逆に第1積分値の
方が第2積分値より小さい場合には、両者の差に連動し
て第1制御信号のパルス幅を第2制御信号のそれよりも
長くして、結果的に第1AGC回路21のゲインを第2
AGC回路22のゲインよりも大きくする。また、両積
分値が等しい場合には、第1及び第2制御信号のパルス
幅を等しくして両AGC回路のゲインを等しくする。
【0029】このように第1CDS回路9、第1AGC
回路21、A/D変換器23から成る第1チャンネル側
の第1信号処理回路系31を経た信号のG成分の積分値
と、第2CDS回路10、第2AGC回路22、A/D
変換器24から成る第2チャンネル側の第2信号処理回
路系32を経た信号のG成分の積分値とが、常に等しく
なるように両AGC回路21、22のゲインを制御する
ことにより、結果的に両回路系のゲインを等しくでき、
最終的に信号処理回路30に入力される両撮像信号のゲ
インが等しくなり、両チャンネル間でのゲイン差に起因
する横縞及びフリッカーの発生を抑えることが可能にな
る。
【0030】しかも、従来例のようにゲイン差を軽減す
るために固体撮像素子内にパイロット信号を発生させる
パイロット信号発生手段を設けるといった固体撮像素子
を製造する者にしか施せない対策を必要とせず、一般の
2チャンネルの固体撮像素子をそのまま使用し、外付の
外部回路41側のみでゲイン差を軽減する回路を追加で
き、容易な対策で同様の効果を得ることが可能になる。
【0031】尚、前記実施例では、撮像信号をディジタ
ル化して信号処理回路30での信号処理もディジタルで
実行する所謂ディジタルカメラを前提に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、両AGC回路21、22
の出力を直接に信号処理回路30にアナログのままで入
力して、アナログ信号処理にてアナログのR、G、B若
しくは輝度及び色差信号を作成してもよいことは言うま
でもない。
【0032】また、上述した2回路系でのゲイン差の検
出動作を常時実行するようにすればゲイン差の軽減を高
精度に実行できるが、数フィールド(例えば3フィール
ド)に1回実行するようにしても十分にゲイン差の軽減
は可能であり、この場合、積分回路25、26は3フィ
ールド中の1フィールドでのみ使用され、残りの2フィ
ールドでは未使用となるので、この未使用期間では他の
機能に使用することが可能になる。この他の機能として
は、例えば映像信号の輝度信号の高周波成分を1フィー
ルド毎にディジタル積分して、この積分値を焦点評価値
とし、レンズを光軸方向で移動させつつこの焦点評価値
が最大値となる位置までレンズを移動させる、所謂山登
りオートフォーカスの焦点評価値作成用のディジタル積
分回路に使用できる。この場合、積分回路への入力信号
を撮像信号からHPFを通過した輝度信号に切り替える
スイッチ手段が不可欠である。また、これ以外にもオー
トアイリス用の輝度信号や白バランス用の色差信号を積
分する積分回路に兼用することも可能である。
【0033】また、前記実施例では、2チャンネル間の
ゲイン差の軽減方法を、水平レジスタが2個ある固体撮
像素子に採用したが、これ以外にも多板式の固体撮像装
置にも採用することができる。例えば、3板式に使用す
る場合には、回路系31に相当する回路系をR、G、B
用の3個のCCDの各出力部に結合する必要があるが、
この場合に各A/D変換出力を3個の積分回路にて積分
し、各積分回路のいずれかを基準にして各回路系のゲイ
ンが等しくなるように回路系のゲインを制御することで
対応できる。但し、この3板式の場合、各CCDからは
3種類の色信号が同時に出力され、これらの3色信号は
必ずしも常時同一レベルとはならず、単純には比較でき
ない。そこで、イメージ部の所定位置にある数画素分だ
け夫々R、G、Bの各色フィルタを削除して、この削除
部分でのみ積分回路で積分して比較するようにする工夫
が必要である。
【0034】また、前記実施例では、イメージ部1の各
受光素子にはR、G、Bのベ−ア配列となった原色の色
フィルタが配備されたものについて説明したが、これに
代えてシアン、マジェンダのような補色の色フィルタが
マトリックス状に配置されたものにも適用できる。但
し、この場合、スイッチ51、52により撮像信号から
G成分を取り出す必要はなく、A/D変換器23、24
から各積分回路の間に第1及び第2スイッチ51、52
に代えてLPFを配し、撮像信号をLPFに通過させる
ことで輝度信号を生成し、これらの各チャンネルの輝度
信号を積分回路にてデジタル積分して、G成分を置換す
ることで、両チャンネル間のゲイン差を除去することが
可能である。また、色フィルタを有しない白黒のカメラ
を対象とする場合には、A/D変換器出力をそのまま積
分器に入力して撮像信号の全てを積分したものをG成分
に置換することで対処可能である。
【0035】更に、前記実施例では、積分対象としてG
信号のみに着目したが、これは色フィルタの配列におい
て、いずれの水平ラインにもGの色フィルタが存在する
ことに起因しており、色フィルタの配列により、例え
ば、RあるいはBの色フィルタがいずれの水平ラインに
も存在するような配列の色フィルタを用いる場合には、
RあるいはBの成分をスイッチ51、52により取り出
すように構成してもよいことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、固体撮像素
子内に新たな回路構成を付加するといった複雑な対策を
施すこと無く、単に固体撮像素子外の外付回路側に積分
器及びゲイン補正部を配するといった容易な対策によ
り、固体撮像素子から同時に出力される撮像信号の夫々
の回路系でのゲイン差をなくすことができ、ゲイン差に
起因する横縞、フリッカーの発生を防止する可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の色フィルタの配列を説明す
る図である。
【図4】本発明の一実施例に係わり、両ゲート信号を説
明する図である。
【符号の説明】
7 第1出力部 8 第2出力部 40 CCD 31 第1信号処理回路系 32 第2信号処理回路系 41 外部回路 25 第1積分回路 26 第2積分回路 27 マイコン 21 第1AGC回路 22 第2AGC回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 治彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1出力部から第1撮像信号を出力し、
    同時に第2出力部から第2撮像信号を出力する固体撮像
    素子と、該第1撮像信号を処理する第1信号処理回路系
    と該第2撮像信号を処理する第2信号処理回路系を有し
    た外部回路から成る固体撮像装置において、 前記第1信号処理回路系を経た第1撮像信号を積分する
    第1積分手段と、 前記第2信号処理回路系を経た第2撮像信号を積分する
    第2積分手段と、 該両積分手段出力を比較して両積分手段出力レベルが等
    しくなるように前記両信号処理回路系のゲインを制御す
    るゲイン補正手段と、 を具備したことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 R、G、Bの色フィルタのいずれかが配
    備された複数の受光素子を備え、該受光素子の1ライン
    分を第1出力部から第1の撮像信号として出力し、同時
    に該受光素子の他の1ライン分を第2出力部から第2の
    撮像信号として出力する固体撮像素子と、該第1の撮像
    信号を処理する第1信号処理回路系と該第2の撮像信号
    を処理する第2信号処理回路系を有した外部回路から成
    る固体撮像装置において、 該第1ライン中の所定色の色フィルタが配備された受光
    素子出力を前記第1の撮像信号より取り出す第1ゲート
    手段と、 該第2ライン中の前記所定色の色フィルタが配備された
    受光素子出力を前記第2の撮像信号より取り出す第2ゲ
    ート手段と、 前記第1ゲート手段出力を積分する第1積分手段と、 前記第2ゲート手段出力を積分する第2積分手段と、 該両積分手段出力を比較して両積分手段出力レベルが等
    しくなるように前記両信号処理回路系のゲインを制御す
    るゲイン補正手段と、 を具備したことを特徴とする固体撮像装置。
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