JPH0945036A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH0945036A
JPH0945036A JP19082795A JP19082795A JPH0945036A JP H0945036 A JPH0945036 A JP H0945036A JP 19082795 A JP19082795 A JP 19082795A JP 19082795 A JP19082795 A JP 19082795A JP H0945036 A JPH0945036 A JP H0945036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
tape cassette
reel
lock
reels
Prior art date
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Pending
Application number
JP19082795A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Hasebe
学 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH0945036A publication Critical patent/JPH0945036A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープカセットの非使用時に、リールを回転
する力が加わってもリールロック部材によるリールのロ
ック状態を維持することができ、テープの弛みを確実に
防止することのできるテープカセットを提供すること。 【解決手段】 カセット本体内に一対のリール4,4を
収納し、両リール4,4間に一対のロック突片51,5
1を有するリールロック部材5をスライド可能に取付
け、リールロック部材5をロック方向Pに常時付勢する
ようになしたテープカセットにおいて、一対のロック突
片51,51は、ロック方向Pに突出した形態に形成さ
れ、それらの根元に基部51a,51aをそれぞれ有
し、テープカセットの非使用時に一対のロック突片5
1,51の外側表面とそれぞれ当接する一対の当接部3
3,33を、下ハーフ3の内面に突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープカセット、詳
しくは、テープカセットの非使用時に、リールを回転す
る力が加わってもリールロック部材によるリールのロッ
ク状態を維持することができ、テープの弛みを確実に防
止することのできるテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】8mmVTRテープカセット等のテープカ
セットとして、図5及び図6に示されるように、上ハー
フ2及び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁気テ
ープを巻回した一対のリール4,4を収納し、上記各リ
ール4の外周縁にラチェット部41を設け、上記両リー
ル4,4間に一対のロック突片51,51を有するリー
ルロック部材5をスライド可能に取付け、該リールロッ
ク部材5を、弾性部材6の弾性力により上記ラチェット
部41と上記ロック突片51とが噛み合うロック方向P
に常時付勢するように構成されているものがある。上述
したようなテープカセットにおける上記リールロック部
材5としては種々の形態が検討されており、図6にはそ
の一例を示す。
【0003】上述したようなテープカセットにおいて
は、該テープカセットの非使用時に上記ラチェット部4
1と上記ロック突片51を噛み合わせておくことによ
り、上記リール4,4の回転を抑止し、テープの弛みを
防止している。上記テープカセットを使用する際には、
上記リールロック部材5下方のリリースピン挿入口31
から挿入されたデッキ側のリリースピンにより、上記リ
ールロック部材5を上記ロック方向Pとは逆のアンロッ
ク方向Qにスライドさせ、上記ラチェット部41と上記
ロック突片51との噛み合いを解除して一対の上記リー
ル4,4を回転可能とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なテープカセットにおいては、該テープカセットの非使
用時に上記リール4,4を回転させる力が働いた場合、
上記リールロック部材5の一対の上記ロック突片51,
51が弾性変形して、図6において矢示するようにその
先端が広がる方向に変形(アンロック屈曲変形)してし
まう。一対の上記ロック突片51,51がアンロック屈
曲変形すると、上記ラチェット部41と該ロック突片5
1とが噛み合わなくなり上記リール4,4のロック状態
が解除されてしまい、該リール4,4に巻回された上記
テープに弛みが発生してしまうというおそれがあった。
【0005】従って、本発明の目的は、テープカセット
の非使用時に、リールを回転する力が加わってもリール
ロック部材によるリールのロック状態を維持することが
でき、テープの弛みを確実に防止することのできるテー
プカセットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上ハーフ2及
び下ハーフ3からなるカセット本体1内に磁気テープを
巻回した一対のリール4,4を収納し、上記各リール4
の外周縁にラチェット部41を設け、上記両リール4,
4間に一対のロック突片51,51を有するリールロッ
ク部材5をスライド可能に取付け、該リールロック部材
5を、弾性部材6の弾性力により上記ラチェット部41
と上記ロック突片51とが噛み合うロック方向Pに常時
付勢するようになしたテープカセットにおいて、一対の
上記ロック突片51,51は、上記ロック方向Pに突出
した形態に形成され、それらの根元に基部51a,51
aをそれぞれ有し、上記テープカセットの非使用時に一
対の該ロック突片51,51の外側表面とそれぞれ当接
する一対の当接部33,33を、上記下ハーフ3の内面
に突設したことを特徴とするテープカセットを提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
【0007】本発明のテープカセットによれば、該テー
プカセットの非使用時に、上記リール4,4を回転する
力が加わり、一対の上記ロック突片51,51の先端を
広げる方向に変形(アンロック屈曲変形)させようとし
ても、該ロック突片51,51その外側表面が上記下ハ
ーフ3より突設された一対の上記当接部33,33に当
接して該アンロック屈曲変形が抑止されるため、上記ラ
チェット部41と該ロック突片51とが噛み合わなくな
るのが阻止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテープカセットの
一実施形態を、図面を参照して説明する。図1〜図4は
本発明のテープカセットの一実施形態を示すもので、図
1は下ハーフ内面を示す平面図、図2はリールロック時
における要部平面図、図3はリールロック解除時におけ
る要部平面図、図4はリールロック部材の外観を示す斜
視図である。
【0009】本実施形態のテープカセットは、図1に示
されるように、上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセ
ット本体1内に磁気テープを巻回した一対のリール4,
4を収納し、上記各リール4の外周縁にラチェット部4
1を設け、上記両リール4,4間に一対のロック突片5
1,51を有するリールロック部材5をスライド可能に
取付け、該リールロック部材5を、バネ6の弾性力によ
り上記ラチェット部41と上記ロック突片51とが噛み
合うロック方向Pに常時付勢するようになしてある。こ
れらの構成に関しては、図6に示したテープカセットの
構成と同様である。
【0010】而して、本実施形態のテープカセットにお
いては、図1及び図2に示されるように、一対の上記ロ
ック突片51,51は、上記ロック方向Pに突出した形
態に形成され、それらの根元に弾性変形可能な基部51
a,51aをそれぞれ有し、上記テープカセットの非使
用時に一対の該ロック突片51,51の外側表面とそれ
ぞれ当接して一対の上記ロック突片51,51のアンロ
ック屈曲変形を防止する一対の当接部(以下、屈曲変形
防止当接部とも言う)33,33を、上記下ハーフ3の
内面に突設してある。
【0011】本実施形態について更に説明すると、上記
リールロック部材5は、図4に示されるように、上記リ
リースピン7が挿入される凹部(図示せず)が下面に形
成された前部と、上記下ハーフ3に形成された一対の屈
曲変形防止当接部33,33に当接する一対の当接部5
2,52、該当接部52,52より前部方向に向けてそ
れぞれ形成された一対の上記ロック突片51,51及び
一対の該当接部52,52間に形成されたバネ係止部5
3を備えた後部とからなっている。
【0012】一対の上記ロック突片51,51は、図4
に示されるように、平面視において前方に行くに連れて
広がるような形態で形成され、一対の上記当接部52,
52との結合部である上記基部51a,51aが薄肉化
されており、該基部51a,51aの弾性変形によりそ
の先端が閉じたり開いたりするように形成されている。
また、一対の上記ロック突片51,51の内側表面のほ
ぼ中央には、該ロック突片51,51の上下方向に亘っ
て上記凸部51b,51bがそれぞれ形成されている。
上記弾性部材6は、巻きバネで、上記バネ係止部53に
設けられた一対の係止壁53a,53aに、その一端が
上方より挿入されて上記リールロック部材5に係止され
ている。
【0013】一対の上記案内突壁32,32は、図2に
示されるように、略三角柱状の形態を有し、互いに対向
した状態で上記下ハーフ3の内面から突設されている。
一対の上記案内突部32,32間には、デッキ側のリリ
ースピンが挿入されるリリースピン挿入口(図示せず:
図5に示すテープカセット参照)が形成されている。ま
た、一対の上記案内突壁32,32の上記アンロック方
向Q側には、一対の上記屈曲変形防止当接部33,33
が形成されている。一対の上記屈曲変形防止当接部3
3,33は、その上記ロック方向P側の端縁が、一対の
上記案内突部32,32の側面と平行となるような形態
とされ、該案内突部32,32との間に隙間を形成して
いる。一対の上記屈曲変形防止当接部33,33は、屈
曲された部分を介して壁部34までそれぞれ延設されて
いる。
【0014】そして、上記リールロック部材5は、図2
に示されるように、その前部が一対の上記案内突壁3
2,32間に配置されると共に、その後部が一対の上記
屈曲変形防止当接部33,33間に配置される。上記弾
性部材6は、上記下ハーフ3の上記壁部34と上記リー
ルロック部材5との間において、その自由長よりも収縮
された状態とされ、該リールロック部材5を上記ロック
方向Pに常時付勢している。上記リールロック部材5
は、その一対の上記当接部52,52と上記下ハーフ3
の一対の上記屈曲変形防止当接部33,33との当接に
より、上記ロック方向Pへのスライドの終端が規制され
ている。
【0015】また、一対の上記ロック突片51,51
は、一対の上記案内突壁32,32と一対の上記屈曲変
形防止当接部33,33との間に配置されている。上記
ロック突片51,51の外側表面は、上記屈曲変形防止
当接部33,33の端縁に当接しており、一対の上記凸
部51b,51bは、一対の上記案内突壁32,32の
上記側面に当接している。上記ロック方向Pに付勢され
た上記リールロック部材5は、図2に示されるように、
その一対の上記ロック突片51,51先端を、一対の上
記リール4,4の上記ラチェット部41,41と噛み合
わせて、一対の該リール4,4の回転を抑止している。
【0016】次に、本実施形態のテープカセットの使用
時における、上記リールロック部材5の動作について簡
単に説明する。上記テープカセットの使用時には、該テ
ープカセットがカセットデッキに装填されると、デッキ
側のリリースピンが上記下ハーフ3のリリースピン挿入
口(図示せず)を介して上記リールロック部材5の上記
凹部(図示せず)内に挿入され、該リリースピンにより
該リールロック部材5が図2に示される状態から上記ア
ンロック方向Qにスライドされる。一対の上記ロック突
片51,51は、その外側表面を一対の上記屈曲変形防
止当接部33,33に当接させながら上記基部51a,
51aを弾性変形させ、その先端を閉じながら上記ラチ
ェット部41,41との噛み合いを外し、図3に示され
るように、一対の上記リール4,4のロック状態を解除
する。
【0017】上記テープカセットの使用が終了すると、
上記リール4,4のアンロック状態から、デッキ側のリ
リースピンが上記凹部(図示せず)より抜かれ、上記リ
ールロック部材5が、上記弾性部材6の弾性復元力によ
りロック方向Pにスライドされ、一対の上記ロック突片
51,51は、上記基部51a,51aより弾性変形し
ながらその先端を開き、上記ラチェット部41,41と
再び噛み合わされて一対の上記リール4,4をロック状
態とする。
【0018】本実施形態のテープカセットは上述の如く
構成されており、本実施形態のテープカセットによれ
ば、該テープカセットの非使用時に、上記リール4,4
を回転させる力が加わったとしても、該リール4,4の
上記ラチェット部41,41と噛み合っている上記ロッ
ク突片51,51の外側表面が、上記下ハーフ3内面に
突設された上記屈曲変形防止当接部33,33に当接す
るようになしてあるため、該ロック突片51,51が外
方に変形してその先端が上記ラチェット部41,41と
噛み合わなくなってしまうことがない。また、本実施形
態のテープカセットにおいて、一対の上記屈曲変形防止
当接部33,33は、上記壁部34まで延設されている
ため、上記リールロック部材5後部のスライド動を案内
し、該リールロック部材5のスライドがスムーズに行わ
れるようにする役割をも担っている。一対の上記案内突
壁32,32は、上記リールロック部材5前部のスライ
ド動を案内し、該リールロック部材5のスライドがスム
ーズに行われるようにする役割を担っている。
【0019】尚、本発明は上記実施形態に制限されるも
のではなく、例えば、上記実施形態において、一対の上
記屈曲変形防止当接部33,33は、上記壁部34まで
延設されて設けられたが、テープカセットの非使用時に
一対の上記ロック突片51,51外側表面に当接するよ
うに形成されれば該壁部34まで延設されなくてもよ
い。また、上記リールロック部材5の上記突起部51,
51と上記リール4,4の上記ラチェット部41,41
とが噛み合う上記ロック方向Pに常時付勢するために、
上記弾性部材6として巻きバネを用いたが、巻きバネに
替えてトーションバネ又は板バネ等の他の弾性部材を用
いてもよい。その他の点に関しても、本発明の趣旨を逸
脱しない限り、便宜変更が可能である。また、本発明の
テープカセットは、VHSビデオテープカセット,8m
mVTRテープカセット等のテープカセットに利用可能
であり、テープカセットの種類に制限されないことは言
う迄もない。
【0020】
【発明の効果】本発明のテープカセットによれば、テー
プカセットの非使用時に、リールを回転する力が加わっ
てもリールロック部材によるリールのロック状態を維持
することができ、テープの弛みを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープカセットの一実施形態の下ハー
フ内面を示す平面図である。
【図2】本発明のテープカセットの一実施形態のリール
ロック時における要部平面図である。
【図3】本発明のテープカセットの一実施形態のリール
ロック解除時における要部平面図である。
【図4】本発明のテープカセットの一実施形態における
リールロック部材の外観を示す斜視図である。
【図5】リールロック部材を有するテープカセットの一
例の外観を示す斜視図であり、(a) は上面から見た状態
で、(b) は下面から見た状態である。
【図6】リールロック部材を有するテープカセットの一
例における要部平面図である。
【符号の説明】
1 カセット本体 2 上ハーフ 3 下ハーフ 33(屈曲変形防止)当接部 4 リール 41 ラチェット部 5 リールロック部材 51 ロック突片 51a基部 P ロック方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセ
    ット本体1内に磁気テープを巻回した一対のリール4,
    4を収納し、上記各リール4の外周縁にラチェット部4
    1を設け、上記両リール4,4間に一対のロック突片5
    1,51を有するリールロック部材5をスライド可能に
    取付け、該リールロック部材5を、弾性部材6の弾性力
    により上記ラチェット部41と上記ロック突片51とが
    噛み合うロック方向Pに常時付勢するようになしたテー
    プカセットにおいて、 一対の上記ロック突片51,51は、上記ロック方向P
    に突出した形態に形成され、それらの根元に基部51
    a,51aをそれぞれ有し、上記テープカセットの非使
    用時に一対の該ロック突片51,51の外側表面とそれ
    ぞれ当接一対の当接部33,33を、上記下ハーフ3の
    内面に突設したことを特徴とするテープカセット。
JP19082795A 1995-07-26 1995-07-26 テープカセット Pending JPH0945036A (ja)

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