JPH0945000A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JPH0945000A
JPH0945000A JP19635495A JP19635495A JPH0945000A JP H0945000 A JPH0945000 A JP H0945000A JP 19635495 A JP19635495 A JP 19635495A JP 19635495 A JP19635495 A JP 19635495A JP H0945000 A JPH0945000 A JP H0945000A
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JP
Japan
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circuit
land
group
signal
low
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JP19635495A
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Isao Higashida
勲 東田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イコライザの特性をランドとグループの各々
で設定して再生信号のS/N比を向上させることにより
情報の再生を安定に行う。 【構成】 光ディスク1と、スピンドルモータ2と、光
ヘッド3と、レーザー駆動回路4と、光電流電圧変換回
路5と、AGC回路6と、低域濾波回路8とブースト回
路9で構成されるイコライザ回路7と、比較電圧10
と、エンベロープ検出回路11と、2値化回路12とを
有する光ディスク記録再生装置において、ランド/グル
ープ切換信号15により切り換えられる低域濾波回路8
の遮断周波数設定のための切換スイッチ13とブースト
回路の増幅度設定のための切換スイッチ14を設け、ラ
ンド設定値16、グループ設定値17、ランド設定値1
8、グループ設定値19により、イコライザの特性をラ
ンドとグループの各々で設定して再生信号のS/N比を
向上させることにより情報の再生を安定に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記録、再生する
光ディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの記録再生装置は、大
容量、高転送レートの記録再生装置として盛んに研究、
開発が行われている。以下図面を参照しながら、従来の
光ディスク記録再生装置の一例について説明する。
【0003】図3は従来の転送レートの高い光ディスク
の記録再生装置の再生部分のブロック図を示すものであ
る。
【0004】図3において、1は光ディスク、2はスピ
ンドルモータ、3は光ヘッドであり、この光ヘッド3は
周知のレーザー、レンズ、アクチュエータ等により構成
される。4は光ヘッド3のレーザー駆動回路である。5
は光電流電圧変換回路、6はAUTO−GAIN−CO
NTROL回路(以下AGC回路)である。イコライザ
回路7は低域濾波回路8とブースト回路9により構成さ
れる。10は比較電圧、11はエンベロープ検出回路、
12は2値化回路である。
【0005】以上のように構成された従来例の光ディス
ク記録再生装置の動作について説明する。
【0006】光ディスク1はスピンドルモータ2により
回転される。信号再生時に光ヘッド3はDC発光してお
り、光ディスク1上に集光した光スポットの反射光は、
光ヘッド3を通って光電流電圧変換回路5に出力され
る。光電流電圧変換回路5は光ディスク1の反射光を光
電変換後、電流電圧に変換して出力する。AGC回路6
は光電流電圧変換回路5の出力をエンベロープ検出回路
11の出力と比較電圧10によりその信号の周波数成分
の低い振幅変動を一定にしてイコライザ回路7に出力す
る。AGC回路6の出力はイコライザ回路7により波形
等価される。この波形等価は低域濾波回路8とその信号
帯域の一部または全部を増幅するブースト回路9で構成
され、低域濾波回路8の遮断周波数とブースト回路9の
増幅度が予め定められている。イコライザ回路7の出力
は2値化回路12でディジタル信号に変換され、信号処
理系へと送られる。
【0007】一方、イコライザ回路7の出力はエンベロ
ープ検出回路11に入力され、その周波数成分の低い振
幅変動が検出され、そのエンベロープがAGC回路6に
出力される。
【0008】各部の波形を図3を用いて説明する。図4
において、(a1)はランド再生時の瞬時における光電
流電圧変換回路5の出力波形であり、ノイズが多く含ま
れさらに周知のディスクの偏心や面振れ等の影響で振幅
が小さくなっている部分がある。(a2)はランド再生
時の瞬時におけるAGC回路6の出力である。(a3)
はランド再生時の瞬時における低域濾波回路8の出力で
あり、(a2)の出力よりS/N比が向上している。
(a4)はランド再生時の瞬時におけるブースト回路9
の出力であり、再生信号の周波数が低い場合は(a3)
の出力と同等になっており、再生信号の周波数が高い場
合は(a3)の出力よりその信号振幅が大きくなってい
る。(a5)はランド再生時の瞬時におけるエンベロー
プ検出回路11の出力であり、(a4)の出力のその周
波数成分の低い振幅変動を検出している。(a6)は比
較電圧10であり、最終的なイコライザ回路7の出力信
号の一定の振幅値を決めており、(a5)の出力ととも
にAGC回路6に入力される。
【0009】AGC回路6は、比較電圧10とエンベロ
ープ検出回路11により(a4)の出力を(a5)の出
力の周波数成分の低い振幅変動で、その振幅が一定にな
るようにコントロールする。(a7)は最終的なイコラ
イザ回路7の出力であり、その周波数成分が低い振幅変
動が一定の振幅になっている。(a8)は2値化回路1
0の出力であり、十分なジッタが得られている。
【0010】図4において、(b1)はグループ再生時
の瞬時における光電流電圧変換回路5の出力波形であ
り、ノイズが多く含まれ、さらに周知のディスクの偏心
や面振れ等の影響で振幅が小さくなっている部分があ
る。(b2)はグループ再生時の瞬時におけるAGC回
路6の出力である。(b3)はグループ再生時の瞬時に
おける低域濾波回路8の出力であり、(b2)の出力よ
りS/N比が向上しているが、その遮断周波数がランド
の場合で最適化されているので十分ではない。(b4)
はグループ再生時の瞬時におけるブースト回路9の出力
であり、再生信号の周波数が低い場合は(b3)の出力
と同等になっており、再生信号の周波数が高い場合は
(b3)の出力よりその信号振幅が大きくなっている
が、その増幅度がランドの場合で最適化されているので
十分ではない。(b5)はグループ再生時の瞬時におけ
エンベロープ検出回路11の出力であり、(b4)の出
力のその周波数成分の低い振幅変動を検出している。
(b6)は比較電圧10であり、最終的なイコライザ回
路7の出力信号の一定の振幅値を決めており、(b5)
の出力とともにAGC回路6に入力される。
【0011】AGC回路6は、比較電圧10とエンベロ
ープ検出回路11により(b4)の出力を(b5)の出
力の周波数成分の低い振幅変動で、その振幅が一定にな
るようにコントロールする。(b7)は最終的なイコラ
イザ回路7の出力であり、その周波数成分が低い振幅変
動が一定の振幅になっている。(b8)は2値化回路1
0の出力であり、ランドで最適化されているのでグルー
プでは十分なジッタが得られていない。
【0012】尚、本例では低域濾波回路8の遮断周波数
とブースト回路9の増幅度がランドで最低化されている
場合について示したが、グループで最適化された場合の
本例においてランドとグループが逆になるのみで同様の
ジッタとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光ディスク記録再生装置では、イコライザ
回路の低域濾波回路の遮断周波数とブースト回路の増幅
度が固定であり、かつランド再生時とグループ再生時で
同一であるが、ランド再生時とグループ再生時で再生周
波数特性が異なった場合に双方および一方の波形等価が
不十分になり、再生信号のS/N比が劣化しジッタが劣
化することにより安定な2値化出力が得られないという
問題を有していた。
【0014】本発明は、上記従来の光ディスク記録再生
装置の問題に鑑みなされたもので、安定した2値化出力
が得られる光ディスク記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、転送レートが高くランドおよびグループで
情報の記録および再生ができる光ディスクにレーザー光
を出射しかつその反射光を再生する光ヘッドと、前記光
ヘッドからの信号を光電変換および電流電圧変換し増幅
する光信号増幅部と、前記光信号増幅部の出力信号の増
幅を比較電圧と後段のイコライザ回路の出力信号の振幅
変動の周波数成分の低域のエンベロープで前記光信号増
幅部の出力信号の帯域に合わせて一定に保つAGC回路
と、前記AGC回路の出力を帯域制限する低域濾波回路
とその帯域制限された信号の帯域の一部または全部を増
幅するブースト回路で構成されるイコライザ回路と、前
記イコライザ回路の出力信号の振幅変動の周波数成分の
低域のエンベロープを検出し前記AGC回路にフィード
バックするエンベロープ検出回路と、前記低域濾波回路
の遮断周波数の設定をランドとグループで切り換える第
1の切り換え手段と、前記ブースト回路の増幅度の設定
をランドとグループで切り換える第2の切り換え手段
と、前記第1の切り換え手段と前記第2の切り換え手段
においてランドとグループの判別を行うランド/グルー
プ切り換え信号と、前記低域濾波回路の遮断周波数の第
1のランド再生時の設定値と、前記低域濾波回路の遮断
周波数の第1のグループ再生時の設定値と、前記ブース
ト回路の増幅度の第2のランド再生時の設定値と、前記
ブースト回路の増幅度の第2のグループ再生時の設定値
と、前記ブースト回路の出力をディジタル信号に変換す
る2値化回路を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明は、低域濾波回路の遮断周波数とブース
ト回路の増幅度をランドおよびグループ個別に設定し切
り換えることにより、ランドおよびグループのそれぞれ
で波形等価を最適化し、安定な2値化回路出力を得るこ
とを可能にする。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例の光ディスク記録再生装
置について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明にかかる光ディスク記録再生
装置の一実施例を示すブロック図である。
【0019】図1において、図3と同一の構成要素には
同一符号を付して説明すると、1は光ディスク、2はス
ピンドルモータ、3は光ヘッドであり、その光ヘッド3
は周知のレーザー、レンズ、アクチュエータ等により構
成される。4は光ヘッド3のレーザー駆動回路である。
5は光電流電圧変換回路、6はAGC回路である。7は
低域濾波回路8及びブースト回路9から構成されるイコ
ライザ回路である。11はエンベロープ検出回路、10
は比較電圧である。13は低域濾波回路8の遮断周波数
を切り換える切り換えスイッチ、14はブースト回路9
の増幅度を切り換える切り換えスイッチである。15は
ランド/グループ切り換え信号であり、切り換えスイッ
チ13と切り換えスイッチ14においてランドとグルー
プの設定を切り換える。16はブースト回路9の増幅度
のランド用設定値、17はブースト回路9の増幅度のグ
ループ用設定値、18は低域濾波回路8の遮断周波数の
ランド用設定値、19は低域濾波回路8の遮断周波数の
グループ用設定値である。
【0020】以上のように構成された本実施例の光ディ
スク記録再生装置の動作について説明する。
【0021】ランド再生時は、光ディスク1はスピンド
ルモータ2により回転される。信号再生時に光ヘッド3
はDC発光しており、光ディスク1上に集光した光スポ
ットの反射光は、光ヘッド3を通って光電流電圧変換回
路5に出力される。光電流電圧変換回路5は光ディスク
1の反射光を光電変換後電流電圧変換して信号を出力す
る。AGC回路6は光電流電圧変換回路5の出力をエン
ベロープ検出回路11の出力と比較電圧10によりその
信号の周波数成分の低い振幅変動を一定にしてイコライ
ザ回路7に出力する。AGC回路6の出力はイコライザ
回路7により波形等価される。
【0022】この波形等価は低域濾波回路8とその信号
帯域の一部または全部を増幅するブースト回路9で構成
され、低域濾波回路8の遮断周波数は、ランド/グルー
プ切り換え信号15と切り換えスイッチ13によりラン
ド設定値18に設定され、ブースト回路9の増幅度はラ
ンド/グループ切り換え信号15と切り換えスイッチ1
4によりランド設定値16に設定され、ランドにおける
波形等価が最適化されている。
【0023】イコライザ回路7の出力は2値化回路12
でディジタル信号に変換され、信号処理系へと送られ
る。また、イコライザ回路7の出力はエンベロープ検出
回路11に入力されその周波数成分の低い振幅変動を検
出されそのエンベロープがAGC回路6に出力される。
【0024】一方、グループ再生時は、光ディスク1は
スピンドルモータ2により回転される。信号再生時に光
ヘッド3はDC発光しており、光ディスク1上に集光し
た光スポットの反射光は、光ヘッド3を通って光電流電
圧変換回路5に出力される。光電流電圧変換回路5は光
ディスク1の反射光を光電変換後電流電圧変換して信号
を出力する。AGC回路6は光電流電圧変換回路5の出
力をエンベロープ検出回路11の出力と比較電圧10に
よりその信号の周波数成分の低い振幅変動を一定にして
イコライザ回路7に出力する。AGC回路6の出力はイ
コライザ回路7により波形等価される。
【0025】この波形等価は低域濾波回路8とその信号
帯域の一部または全部を増幅するブースト回路9で構成
され、低域濾波回路8の遮断周波数は、ランド/グルー
プ切り換え信号15と切り換えスイッチ13によりグル
ープ設定値19に設定され、ブースト回路9の増幅度は
ランド/グループ切り換え信号15と切り換えスイッチ
14によりグループ設定値17に設定され、グループに
おける波形等価が最適化されている。
【0026】イコライザ回路7の出力は2値化回路12
でディジタル信号に変換され、信号処理系へと送られ
る。また、イコライザ回路7の出力はエンベロープ検出
回路11に入力され、その周波数成分の低い振幅変動を
検出されそのエンベロープがAGC回路6に出力され
る。
【0027】次に各部の波形を、図2を用いて説明す
る。図2において、(c1)はランド再生時の瞬時にお
ける光電流電圧変換回路5の出力波形であり、ノイズが
多く含まれ、さらに周知のディスクの偏心や面振れ等の
影響で振幅が小さくなっている部分がある。(c2)は
ランド再生時の瞬時におけるAGC回路6の出力であ
る。(c3)はランド再生時の瞬時における低域濾波回
路8の出力であり、(c9)のランド/グループ切り換
え信号によりその遮断周波数がランド用設定値18に設
定されているため、(c2)の出力よりS/N比が向上
している。(c4)はランド再生時の瞬時におけるブー
スト回路9の出力であり、(c9)のランド/グループ
切り換え信号により、その増幅度がランド用設定値16
に設定されているため、再生信号の周波数が低い場合
(c3)の出力と同等になっており、再生信号の周波数
が高い場合は(c3)の出力よりその信号振幅が大きく
なっている。(c5)はランド再生時の瞬時におけるエ
ンベロープ検出回路11の出力であり、(c4)の出力
のその周波数成分の低い振幅変動を検出している。(c
6)は比較電圧10であり最終的なイコライザ回路7の
出力信号の一定の振幅値を決めており、(c5)の出力
とともにAGC回路6に入力される。
【0028】AGC回路6は比較電圧10とエンベロー
プ検出回路11により(c4)の出力を(c5)の出力
の周波数成分の低い振幅変動で、その振幅が一定になる
ようにコントロールする。(c7)は最終的なイコライ
ザ回路7の出力であり、その周波数成分が低い振幅変動
が一定の振幅になっている。(c8)は2値化回路10
の出力であり、十分なジッタが得られている。(c9)
はランド再生時のランド/グループ切り換え信号であ
り、信号レベルが「H」になっている。
【0029】図2において、(d1)はグループ再生時
の瞬時における光電流電圧変換回路5の出力波形であ
り、ノイズが多く含まれ、さらに周知のディスクの偏心
や面振れ等の影響で振幅が小さくなっている部分があ
る。(d2)はグループ再生時の瞬時におけるAGC回
路6の出力である。(d3)はグループ再生時の瞬時に
おける低域濾波回路8の出力であり、(d9)のランド
/グループ切り換え信号によりその遮断周波数がグルー
プ用設定値19に設定されているため、(d2)の出力
よりS/N比が向上している。(d4)はグループ再生
時の瞬時におけるブースト回路9の出力であり、(d
9)のランド/グループ切り換え信号により、その増幅
度がグループ用設定値17に設定されているため、再生
信号の周波数が低い場合(d3)の出力と同等になって
おり、再生信号の周波数が高い場合は(d3)の出力よ
りその信号振幅が大きくなっている。(d5)はグルー
プ再生時の瞬時におけるエンベロープ検出回路11の出
力であり、(d4)の出力のその周波数成分の低い振幅
変動を検出している。(d6)は比較電圧10であり最
終的なイコライザ回路7の出力信号の一定の振幅値を決
めており、(d5)の出力とともにAGC回路6に入力
される。
【0030】AGC回路6は比較電圧10とエンベロー
プ検出回路11により(d4)の出力を(d5)の出力
の周波数成分の低い振幅変動で、その振幅が一定になる
ようにコントロールする。(d7)は最終的なイコライ
ザ回路7の出力であり、その周波数成分が低い振幅変動
が一定の振幅になっている。(d8)は2値化回路10
の出力であり、十分なジッタが得られている。(d9)
はグループ再生時のランド/グループ切り換え信号であ
り、信号レベルが「L」になっている。
【0031】以上のように本発明によれば、イコライザ
回路の低域濾波回路の遮断周波数とブースト回路の増幅
度をランドおよびグループ個別に設定し切り換える構成
にしたので、ランドおよびグループのそれぞれで波形等
価を最適化し、安定な2値化回路出力を得ることを可能
にする。
【0032】尚、本実施例においてはイコライザ回路を
低域濾波後ブーストするとしているが本発明においてそ
の順序は逆でも良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来、イ
コライザ回路の低域濾波回路の遮断周波数とブースト回
路の増幅度が固定、かつランド再生時とグループ再生時
で同一であるため、ランド再生時とグループ再生時で再
生周波数特性が異なった場合に双方および一方の波形等
価が不十分であるのに対し、低域濾波回路の遮断周波数
とブースト回路の増幅度をランドおよびグループ個別に
設定し切り換える構成にしたので、ランドおよびグルー
プのそれぞれで波形等価を最適化し、安定した2値化回
路出力を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光ディスク記録再生
装置のブロック図
【図2】本発明の実施例における光ディスク記録再生装
置の各部の波形図
【図3】従来の光ディスク記録再生装置のブロック図
【図4】従来の光ディスク記録再生装置の各部の波形図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ヘッド 4 レーザー駆動回路 5 光電流電圧変換回路 6 AGC回路 7 イコライザ回路 8 低域濾波回路 9 ブースト回路 10 比較電圧 11 エンベロープ検出回路 12 2値化回路 13 切換スイッチ 14 切換スイッチ 15 ランド/グループ切換信号 16 ランド設定値 17 グループ設定値 18 ランド設定値 19 グループ設定値

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送レートが高くランドおよびグループ
    で情報の記録および再生ができる光ディスクにレーザー
    光を出射しかつその反射光を再生する光ヘッドと、前記
    光ヘッドからの信号を光電変換および電流電圧変換し増
    幅する光信号増幅部と、前記光信号増幅部の出力信号の
    振幅を比較電圧と振幅変動の周波数成分の低域エンベロ
    ープで前記光信号増幅部の出力信号の帯域に合わせて一
    定に保つAGC回路と、前記AGC回路の出力を帯域制
    限する低域濾波回路とその帯域制限された信号の帯域の
    一部または全部を増幅するブースト回路で構成され、該
    ブースト回路の出力信号から得られる低域エンベロープ
    を前記AGC回路に出力するイコライザ回路と、前記イ
    コライザ回路の出力信号の振幅変動の周波数成分の低域
    のエンベロープを検出し前記AGC回路にフィードバッ
    クするエンベロープ検出回路と、前記低域濾波回路の遮
    断周波数の設定をランド/グループ切換信号で切り換え
    る第1の切換手段と、前記ブースト回路の増幅度の設定
    をランド/グループ切換信号で切り換える第2の切り換
    え手段と、前記ブースト回路の出力をディジタル信号に
    変換する2値化回路を備えたことを特徴とする光ディス
    ク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記低域濾波回路は、前記第1の切り換
    え手段によりその遮断周波数が第1のランド再生時の設
    定値と第1のグループ再生時の設定値で切り換え可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記ブースト回路は、前記第2の切り換
    え手段によりその増幅度が第2のランド再生時の設定値
    と第2のグループ再生時の設定値で切り換え可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の切り換え手段は、前記ランド
    /グループ切り換え信号により前記低域濾波回路の遮断
    周波数を前記第1のランド設定値と前記第1のグループ
    設定値とで切り換えることを特徴とする請求項1または
    2記載の光ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の切り換え手段は、前記ランド
    /グループ切り換え信号により前記ブースト回路の増幅
    度を前記第2のランド設定値と前記第2のグループ設定
    値とで切り換えることを特徴とする請求項1または3記
    載の光ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ランド/グループ切り換え信号は、
    前記第1の切り換え手段における前記第1のランド設定
    値及び前記第1のグループ設定値と、前記第2の切り換
    え手段における第2のランド再生時の設定及び第2のグ
    ループ再生時の設定を切り換えることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のランド設定値は、ランド再生
    時に前記ランド/グループ切り換え信号により前記第1
    の切り換え手段で前記低域濾波回路の遮断周波数を設定
    することを特徴とする請求項1または2記載の光ディス
    ク記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のグループ設定値は、グループ
    再生時に前記ランド/グループ切り換え信号により前記
    第1の切り換え手段で前記低域濾波回路の遮断周波数を
    設定することを特徴とする請求項1または2記載の光デ
    ィスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のランド設定値は、ランド再生
    時に前記ランド/グループ切り換え信号により前記第2
    の切り換え手段で前記ブースト回路の増幅度を設定する
    ことを特徴とする請求項1または3記載の光ディスク記
    録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のグループ設定値は、グルー
    プ再生時に前記ランド/グループ切り換え信号により前
    記第2の切り換え手段で前記ブースト回路の増幅度を設
    定することを特徴とする請求項1または3記載の光ディ
    スク記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記イコライザ回路は前記低域濾波回
    路と前記ブースト回路で構成されることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360680B1 (ko) * 2000-03-23 2002-11-13 엘지전자 주식회사 광디스크 구동장치의 등화특성 제어장치 및 제어방법
KR100510481B1 (ko) * 1999-03-12 2005-08-26 삼성전자주식회사 고배속 광디스크 재생 시스템에서 주신호 처리 장치

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KR100510481B1 (ko) * 1999-03-12 2005-08-26 삼성전자주식회사 고배속 광디스크 재생 시스템에서 주신호 처리 장치
KR100360680B1 (ko) * 2000-03-23 2002-11-13 엘지전자 주식회사 광디스크 구동장치의 등화특성 제어장치 및 제어방법

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