JPH0944950A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH0944950A
JPH0944950A JP19439795A JP19439795A JPH0944950A JP H0944950 A JPH0944950 A JP H0944950A JP 19439795 A JP19439795 A JP 19439795A JP 19439795 A JP19439795 A JP 19439795A JP H0944950 A JPH0944950 A JP H0944950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
turntable
disk
vibration
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19439795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Takayanagi
政晴 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO PIJIYON KK
Tokyo Pigeon Co Ltd
Original Assignee
TOKYO PIJIYON KK
Tokyo Pigeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO PIJIYON KK, Tokyo Pigeon Co Ltd filed Critical TOKYO PIJIYON KK
Priority to JP19439795A priority Critical patent/JPH0944950A/ja
Publication of JPH0944950A publication Critical patent/JPH0944950A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク1の回転に伴って発生する振動を
良好に抑えて、高速回転に適応させる。 【解決手段】 光ディスク1をターンテーブル2上に載
置して回転させながら情報伝達を行う場合、ターンテー
ブル2上の光ディスク1をクランプするクランパー3
に、ダンパー14を備えるダンパー機構13を介して支
持された押さえ板12を当接させ、光ディスク1の回転
時の振動をダンパー機構13で吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体である光
ディスク等のディスクとの間で記録・再生を行うディス
ク装置に関するものである。より詳しくは、ディスク装
置のハウジング側に対してがた付いた状態で支持された
クランパーを使用して回転する光ディスクをターンテー
ブル上にクランプするディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のディスク装置100の要
部を示している。光ディスク101は、図示しないロー
ディング機構によってターンテーブル102上に搬送さ
れる。そして、ターンテーブル102上に載置された光
ディスク101は、クランパー103でクランプされて
いる。クランパー103は、リンク104に設けられた
取付孔104a内に挿入されて支持されている。取付孔
104aは、クランパー103の小径部103aよりも
若干大きく形成されている。したがって、クランパー1
03はリンク104に対してがた付いた状態で支持され
ており、ターンテーブル102及び光ディスク101と
一体になって回転することができる。クランパー103
あるいはターンテーブル102のいずれか一方にマグネ
ット106を備えると共に他方に磁性体を備え、ターン
テーブル102とクランパー103との磁気結合によっ
てそれらの間に載置される光ディスク101を挟持する
ように設けられている。
【0003】一方、ターンテーブル102を回転させる
モータ107は、プレート108に固定されている。ま
た、プレート108には、光ピックアップ105が移動
可能に取り付けられている。プレート108は、例えば
ゴムより成るサスペンション109を介して本体ベース
110に取り付けられている。光ディスク101が回転
することで発生する振動は、サスペンション109で吸
収されて減衰される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスク装置では、光ディスク101を挟み付けるクラ
ンパー103がリンク104に対してがた付いた状態で
支持されているため、このクランパー103を使用して
回転時に発生する光ディスク101の振動を当該ディス
ク101の上側から減衰することができない。即ち、回
転時に発生する光ディスク101の振動を全て光ディス
ク101の下側のサスペンション109で吸収し減衰し
なければならない。近年、特にデータの高速処理の要請
が強くなり、記録・再生スピードを速めるために光ディ
スク101の回転を2倍速、4倍速、6倍速、…、と高
速化する傾向にある。このため、光ディスク101に発
生する振動がより大きくなり、光ディスク101の下側
のサスペンション109のみではこの振動を十分に吸収
し減衰することが困難になってきた。この振動は光ピッ
クアップ105の記録再生動作に悪影響を与えるので、
記録読みだし時のエラーレートを増加させ、また、記録
データの欠落を発生させる要因になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクの
回転に伴って発生する振動を良好に抑えて、高速化に適
したディスク装置を提供することを目的とする。
【0006】かかる目的を達成するために本発明では、
ディスクをターンテーブル上に載置して回転させながら
記録・再生を行うディスク装置において、ターンテーブ
ル上のディスクをクランプするクランパーに、弾性材よ
り成るダンパーを介して支持された押さえ板を当接さ
せ、ディスク回転時の振動をダンパーで吸収するように
している。したがって、ディスクの回転により発生した
振動はクランパーから押さえ板に伝わり、ダンパーで吸
収され減衰される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に係るディスク装置を示し
ている。ディスク装置20は、例えば記録媒体として光
ディスク1、即ちCD(コンパクトディスク)やCD−
ROM(コンパクトディスクリードオンリーメモリー)
の記録・再生を行うものである。クランパー3は内部に
ターンテーブル2を磁気吸着するマグネット6を有し、
リンク4の取付孔4aにがた付いた状態で挿入され支持
されている。リンク4は、シャフト10を介して本体ベ
ース11に取り付けられ、当該シャフト10を中心に上
下動する。
【0009】ターンテーブル2に載置された光ディスク
1をクランプするクランパー3には、押さえ板12が当
接している。押さえ板12の両端部は、ダンパ機構13
を介して本体ベース11側、具体的にはリンク4に支持
されている。各ダンパ機構13は、例えば一対のダンパ
14より構成されている。各ダンパ14は、リンク4と
押さえ板12との間及び押さえ板12とビス15の頭部
15aとの間にそれぞれ配置されている。各ダンパ14
は、弾性材例えばゴムより成っている。各ダンパ機構1
3は若干の弾性力をもって押さえ板12をクランパー3
に押し付けると共に、クランパー3の振動を吸収し減衰
する。
【0010】一方、ターンテーブル2は、モータ7を介
してプレート16に取り付けられている。このプレート
16には、光ピックアップ5が移動可能に取り付けられ
ている。即ち、光ピックアップ5は、スクリューロッド
17の回転により図示しないレールに案内されて移動す
る。スクリューロッド17を回転させるモータ18も、
プレート16に取り付けられている。光ピックアップ5
や各モータ7,18等は、プレート16に取り付けられ
ることで一体化され、ピックアップユニットを構成して
いる。ピックアップユニット、即ちプレート16は、サ
スペンション9を介して本体ベース11に支持されてい
る。
【0011】このディスク装置20では、以下のように
して、回転に伴って発生する光ディスク1の振動を吸収
し減衰する。
【0012】光ディスク1は、図示しないローディング
機構によりターンテーブル2上に搬送される。光ディス
ク1をローディングする場合には、リンク4は本体ベー
ス11から上がっており、クランパー3はターンテーブ
ル2から離れている。この状態では、クランパー3はリ
ンク14に対して自重で下がり、押さえ板12から離れ
ている。そして、光ディスク1がターンテーブル2上に
載置されると、リンク4がシャフト10を中心に回転し
て下がり、クランパー3がターンテーブル2に近づく。
クランパー3の下面中央部はコーン状に凹んでおり、こ
の凹み3aがターンテーブル2の中央の円錐部2aに嵌
まって正確に位置決めされる。
【0013】そして、リンク4が完全に下がると、クラ
ンパー3はターンテーブル2に磁気結合して光ディスク
1をクランプする。この状態では、光ディスク1と押さ
え板12との間の距離はクランパー3の高さよりも若干
狭くなる。したがって、クランパー3は下降するリンク
4に対して相対的に上昇し、押さえ板12に当たる。即
ち、押さえ板12は湾曲するように弾性変形し、また各
ダンパ機構13のダンパ14も弾性変形し、これらの弾
性力で押さえ板12がクランパー3の膨出部3bを押さ
えつける。クランパー3の膨出部3bはほぼ半球状を成
し、押さえ板12に対して点接触に近い状態で当たって
いるので、押さえ板12はクランパー3及び光ディスク
1の回転を妨げることはない。
【0014】光ディスク1が高速回転し始めると、この
光ディスク1を波打たせるような振動が発生する場合が
ある。この振動は、光ディスク1の回転速度の増加に伴
い徐々に大きくなる。しかし、ターンテーブル2の振動
はモータ7を介してプレート16に伝わり、サスペンシ
ョン9により吸収され減衰される。また、クランパー3
の振動は、押さえ板12を介して各ダンパ機構13に伝
わり、各ダンパ14により吸収され減衰される。したが
って、光ディスク1の回転に伴う振動が軽減され、光ピ
ックアップ5への影響を抑える。
【0015】なお、上述の実施形態は本発明の好適な形
態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、図1に示すディスク装置20では、クラ
ンパー3を上下動可能なリンク4で支持し、クランパー
3側を動かすことで光ディスク1のクランプ及びその解
除を行っているが、クランパー3側を動かす代わりに、
ターンテーブル2側を上下動させて光ディスク1のクラ
ンプ及びその解除を行うように構成しても良い。この場
合、クランパー3を支持するリンク4と本体ベース11
とを一体成形することができる。
【0016】また、ダンパ14の材質はゴムに限るもの
ではなく、振動を良好に吸収・減衰できる弾性材であれ
ば特に限定するものではない。また、必ずしもダンパ機
構13を一対のダンパ14より構成する必要はなく、振
動を良好に吸収・減衰できるものであれば特に限定する
ものではない。例えば図2に示すように、孔を有するク
ッション材19を使用してダンパ機構13を構成しても
良い。この場合、リンク4及び押さえ板12にスリット
4b,12aを形成することで、クッション材19の組
み付け作業が容易なものになる。
【0017】また、本実施例ではクランパー3側にマグ
ネット6を内蔵させているが、これに特に限定されず、
ターンテーブル2側にマグネットを設けてクランパー3
側に磁性体例えば鉄板などを設けるようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ーンテーブル上のディスクをクランプするクランパー
に、弾性材より成るダンパーを介して支持された押さえ
板を当接させ、ディスク回転時の振動をダンパーで吸収
するようにしたので、当該振動が光ピックアップに与え
る影響を緩和する。したがって、この振動に起因したデ
ータの読み飛ばし、記録欠落の発生防止を図ることがで
き、ディスク装置をディスクの回転速度の高速化に適応
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の一実施例を示す断
面図である。
【図2】図1のディスク装置のクランプ機構の他の実施
例を拡大して示した斜視図である。
【図3】従来のディスク装置の断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ターンテーブル 3 クランパー 4 リンク 7 モータ 12 押さえ板 13 ダンパ機構 14 ダンパ 20 ディスク装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをターンテーブル上に載置して
    回転させながら記録・再生を行うディスク装置におい
    て、前記ターンテーブル上の前記ディスクをクランプす
    るクランパーに、弾性材より成るダンパーを介して支持
    された押さえ板を当接させ、前記ディスク回転時の振動
    を前記ダンパーで吸収することを特徴とするディスク装
    置。
JP19439795A 1995-07-31 1995-07-31 ディスク装置 Pending JPH0944950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19439795A JPH0944950A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19439795A JPH0944950A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0944950A true JPH0944950A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16323922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19439795A Pending JPH0944950A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0944950A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7380253B2 (en) 2004-06-25 2008-05-27 Hitachi, Ltd. Disk drive apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7380253B2 (en) 2004-06-25 2008-05-27 Hitachi, Ltd. Disk drive apparatus

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