JPH0944617A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH0944617A JPH0944617A JP7195255A JP19525595A JPH0944617A JP H0944617 A JPH0944617 A JP H0944617A JP 7195255 A JP7195255 A JP 7195255A JP 19525595 A JP19525595 A JP 19525595A JP H0944617 A JPH0944617 A JP H0944617A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、接続したＩＣカードリーダにより
ＩＣカードで起動させることで、装置の機密性を向上さ
せ、オペレータの作業負担を軽減する画像形成装置を提
供することを目的とする。 【構成】この発明は、ＩＣカードに記憶された情報を読
みとるＩＣカードリーダ１２と、この読みとられた情報
の真偽を判定する制御部２０と、この制御部２０がこの
ＩＣカードを正当なものとした場合にカードに画像を印
刷するプリンタ部２４とを有する画像形成装置である。
ＩＣカードで起動させることで、装置の機密性を向上さ
せ、オペレータの作業負担を軽減する画像形成装置を提
供することを目的とする。 【構成】この発明は、ＩＣカードに記憶された情報を読
みとるＩＣカードリーダ１２と、この読みとられた情報
の真偽を判定する制御部２０と、この制御部２０がこの
ＩＣカードを正当なものとした場合にカードに画像を印
刷するプリンタ部２４とを有する画像形成装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置で
あって、特にＩＣカードリードを有するカード印刷装置
及びカード印刷システムに関する。
あって、特にＩＣカードリードを有するカード印刷装置
及びカード印刷システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、例えば、キャッシュカード・サイ
ズのカードに画像や文字情報を印刷するカード印刷装置
を使用して身分を証明する社員証を発行する際には、以
下の方法が採られている。
ズのカードに画像や文字情報を印刷するカード印刷装置
を使用して身分を証明する社員証を発行する際には、以
下の方法が採られている。
【０００３】つまり、装置の起動方法については、不正
にカード等が発行されないよう、ホストからパスワード
を入力して起動する方法や、鍵を使用したスイッチをメ
インスイッチとする方法が用いられる。
にカード等が発行されないよう、ホストからパスワード
を入力して起動する方法や、鍵を使用したスイッチをメ
インスイッチとする方法が用いられる。
【０００４】又、社員証等にに印刷される社章や印影等
は、あらかじめ印刷データとして装置の記憶領域に記憶
されているか、社章や印影等をあらかじめ印刷したカー
ドを用意してこれに所定の印刷をする。
は、あらかじめ印刷データとして装置の記憶領域に記憶
されているか、社章や印影等をあらかじめ印刷したカー
ドを用意してこれに所定の印刷をする。
【０００５】又、画像や文字情報の印刷フォーマットを
変更する場合は、印刷フォーマットの情報をカード印刷
装置にインストールすることにより行う。又、保守員が
装置の動作確認を行うため、通常の発行業務モードから
保守モードへ切り替える場合、例えば、装置の立ち上げ
の際にコンソールパネルの何らかのボタンを同時に押し
ながらメインスイッチを入れたり、ＤＩＰスイッチ等で
切り替えることにより行っている。
変更する場合は、印刷フォーマットの情報をカード印刷
装置にインストールすることにより行う。又、保守員が
装置の動作確認を行うため、通常の発行業務モードから
保守モードへ切り替える場合、例えば、装置の立ち上げ
の際にコンソールパネルの何らかのボタンを同時に押し
ながらメインスイッチを入れたり、ＤＩＰスイッチ等で
切り替えることにより行っている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置の
起動については、パスワード使用の場合、オペレータが
パスワードを覚える必要や、解読される恐れがある。ま
た、鍵を使用したスイッチの場合は、鍵を複製される恐
れがある。
起動については、パスワード使用の場合、オペレータが
パスワードを覚える必要や、解読される恐れがある。ま
た、鍵を使用したスイッチの場合は、鍵を複製される恐
れがある。
【０００７】又、社章や印影等を印刷データとして持つ
場合、印刷フォーマット毎にデータを装置にインストー
ルしておく必要がある。また、あらかじめ印刷したカー
ドを使用する場合、複数種の社員証を作成するとなると
その数の分フォーマットの違う印刷データが必要になっ
たり、デザインが異なるカードが必要になったりするた
め種類が増える。
場合、印刷フォーマット毎にデータを装置にインストー
ルしておく必要がある。また、あらかじめ印刷したカー
ドを使用する場合、複数種の社員証を作成するとなると
その数の分フォーマットの違う印刷データが必要になっ
たり、デザインが異なるカードが必要になったりするた
め種類が増える。
【０００８】又、画像や文字情報の印刷フォーマットを
変更する場合は、印刷フォーマットの情報をカード印刷
装置にインストールする作業が必要となり、複数種類の
印刷フォーマットを持つ場合、何らかの方法で発行する
前に印刷フォーマットを選択する作業がオペレータの負
担となる。
変更する場合は、印刷フォーマットの情報をカード印刷
装置にインストールする作業が必要となり、複数種類の
印刷フォーマットを持つ場合、何らかの方法で発行する
前に印刷フォーマットを選択する作業がオペレータの負
担となる。
【０００９】又、保守モードへの切り替えにおいては、
立ち上げの際にコンソールパネルの何らかのボタンを同
時に押しながらメインスイッチを入れる方法では、オペ
レータが誤って不用意にボタンが押したままメインスイ
ッチを入れた時、不本意に保守モードとなり、オペレー
タの混乱をきたす恐れがある。又、ＤＩＰスイッチの切
り替える方法についても、保守点検終了時に戻し忘れが
あった場合同様にオペレータに混乱を来す恐れがあると
いう問題がある。
立ち上げの際にコンソールパネルの何らかのボタンを同
時に押しながらメインスイッチを入れる方法では、オペ
レータが誤って不用意にボタンが押したままメインスイ
ッチを入れた時、不本意に保守モードとなり、オペレー
タの混乱をきたす恐れがある。又、ＤＩＰスイッチの切
り替える方法についても、保守点検終了時に戻し忘れが
あった場合同様にオペレータに混乱を来す恐れがあると
いう問題がある。
【００１０】本発明は、ＩＣカードリーダをカード印刷
装置にもうけ、ＩＣカードによりより起動を行うこと
で、保全性が向上したカード印刷装置を提供することを
目的とする。
装置にもうけ、ＩＣカードによりより起動を行うこと
で、保全性が向上したカード印刷装置を提供することを
目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＩＣカードに
記憶された情報を読みとる手段と、この読みとられた情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当なものと判断した場合に媒体に所定の画像を
印刷する手段と、を具備することを特徴とする画像形成
装置である。
記憶された情報を読みとる手段と、この読みとられた情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当なものと判断した場合に媒体に所定の画像を
印刷する手段と、を具備することを特徴とする画像形成
装置である。
【００１２】又、本発明は、ＩＣカードに記憶された装
置を起動させる情報を読みとる手段と、前記起動させる
情報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣ
カードを正当なものと判断した場合に媒体に所定の画像
を印刷する手段と、を具備することを特徴とする画像形
成装置である。
置を起動させる情報を読みとる手段と、前記起動させる
情報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣ
カードを正当なものと判断した場合に媒体に所定の画像
を印刷する手段と、を具備することを特徴とする画像形
成装置である。
【００１３】又、本発明は、ＩＣカードに記憶された社
章や印影等の画像データを読みとる手段と、前記読みと
られた画像データの真偽を判定する手段と、前記判定手
段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した場合に、前
記画像データと外部の装置から転送される印刷データと
を合成して、これを媒体に印刷する手段と、を具備する
ことを特徴とする画像形成装置である。
章や印影等の画像データを読みとる手段と、前記読みと
られた画像データの真偽を判定する手段と、前記判定手
段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した場合に、前
記画像データと外部の装置から転送される印刷データと
を合成して、これを媒体に印刷する手段と、を具備する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【００１４】又、本発明は、ＩＣカードに記憶された装
置を起動させる情報と印刷のためのフォーマット情報と
を読みとる手段と、前記起動させる情報の真偽を判定す
る手段と、前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なもの
と判断した場合に媒体に前記フォーマット情報に従い、
所定の画像を印刷する手段と、を具備することを特徴と
する画像形成装置である。
置を起動させる情報と印刷のためのフォーマット情報と
を読みとる手段と、前記起動させる情報の真偽を判定す
る手段と、前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なもの
と判断した場合に媒体に前記フォーマット情報に従い、
所定の画像を印刷する手段と、を具備することを特徴と
する画像形成装置である。
【００１５】又、本発明は、ＩＣカードに記憶される情
報を読みとる手段と、前記読みとられた情報の真偽を判
定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカードを正当な
保守モードのための情報と判断した場合に、前記情報の
種類に応じた機能をもつモードを選択して起動する手段
と、を具備することを特徴とする画像形成装置である。
報を読みとる手段と、前記読みとられた情報の真偽を判
定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカードを正当な
保守モードのための情報と判断した場合に、前記情報の
種類に応じた機能をもつモードを選択して起動する手段
と、を具備することを特徴とする画像形成装置である。
【００１６】又、本発明は、この画像形成装置の保守の
ためのＩＣカードであって、記憶される保守モードのた
めの情報を読みとる手段と、前記保守モードのための情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当な保守モードのための情報と判断した場合
に、保守モードとして起動し、媒体に所定の画像を印刷
する手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置
である。
ためのＩＣカードであって、記憶される保守モードのた
めの情報を読みとる手段と、前記保守モードのための情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当な保守モードのための情報と判断した場合
に、保守モードとして起動し、媒体に所定の画像を印刷
する手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置
である。
【００１７】又、本発明は、この画像形成装置の保守の
ためのＩＣカードであって、記憶される保守モードのた
めの情報を読みとる手段と、前記保守モードのための情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当な保守モードのための情報と判断した場合に
この媒体が正規のものでないことを意味する画像を所定
の画像とともに媒体に印刷する手段と、を具備すること
を特徴とする画像形成装置である。
ためのＩＣカードであって、記憶される保守モードのた
めの情報を読みとる手段と、前記保守モードのための情
報の真偽を判定する手段と、前記判定手段が前記ＩＣカ
ードを正当な保守モードのための情報と判断した場合に
この媒体が正規のものでないことを意味する画像を所定
の画像とともに媒体に印刷する手段と、を具備すること
を特徴とする画像形成装置である。
【００１８】本発明は、このような構造により、従来の
ように起動の際に、パスワードを用いたり、鍵を用いた
りするのではなく、専用のＩＣカードを使用してこのカ
ード印刷装置を起動するため、ＩＣカードの複製が困難
であることから、装置の保全性を向上させることができ
る。
ように起動の際に、パスワードを用いたり、鍵を用いた
りするのではなく、専用のＩＣカードを使用してこのカ
ード印刷装置を起動するため、ＩＣカードの複製が困難
であることから、装置の保全性を向上させることができ
る。
【００１９】又本発明は上記したように、ＩＣカードに
印刷フォーマットを記憶させることにより、又、印刷す
べきカードの種類に応じた専用のＩＣカードを用意し
て、これで印刷処理を行うことにより、諸データのイン
ストール等のオペレータの作業の負担を大幅に削減させ
ることができる。
印刷フォーマットを記憶させることにより、又、印刷す
べきカードの種類に応じた専用のＩＣカードを用意し
て、これで印刷処理を行うことにより、諸データのイン
ストール等のオペレータの作業の負担を大幅に削減させ
ることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の発
明の実施の形態を詳細に説明する。図１は、本発明に関
するカード発行システムの一例を示す図、図２は、本発
明に関するカード印刷装置のブロック図、図３は、本発
明に関するＩＣカードにユーザデータとして登録される
印影の一例、図４は、本発明に関するカード印刷装置の
動作を説明するフローチャート、又、図５は、本発明の
カード印刷装置により印刷されたカードの一例を示す図
である。
明の実施の形態を詳細に説明する。図１は、本発明に関
するカード発行システムの一例を示す図、図２は、本発
明に関するカード印刷装置のブロック図、図３は、本発
明に関するＩＣカードにユーザデータとして登録される
印影の一例、図４は、本発明に関するカード印刷装置の
動作を説明するフローチャート、又、図５は、本発明の
カード印刷装置により印刷されたカードの一例を示す図
である。
【００２１】図１を参照して、キャッシュカードサイズ
の社員証を発行するカード印刷装置を含むカード発行シ
ステムを説明する。このカード発行システムは、カード
印刷装置１０の本体と、この発明の特徴でもあるＩＣカ
ード１４を読み込むためのＩＣカードリーダ１２と、人
物の画像信号などを供給するためのＴＶカメラ１８と、
これに接続されたパソコン１６とから構成されている。
の社員証を発行するカード印刷装置を含むカード発行シ
ステムを説明する。このカード発行システムは、カード
印刷装置１０の本体と、この発明の特徴でもあるＩＣカ
ード１４を読み込むためのＩＣカードリーダ１２と、人
物の画像信号などを供給するためのＴＶカメラ１８と、
これに接続されたパソコン１６とから構成されている。
【００２２】又、このカード印刷装置１０は、主に、操
作パネル２１と、マイコン等からなる制御部２０と、画
像データ処理部２２と、プリンタ部２４とから構成され
ている。
作パネル２１と、マイコン等からなる制御部２０と、画
像データ処理部２２と、プリンタ部２４とから構成され
ている。
【００２３】本実施例で発行される社員証３１は、図５
に示すように、本人確認のための情報である氏名、誕生
日、有効期限の文字情報３４と、顔画像の情報３２が印
刷されている。カード印刷装置１０は、プリンタ部２４
において、例えば、昇華型感熱転写記録方式を用いて、
文字、顔画像をカードに印刷する。印刷される文字情報
は、例えば、オペレータにより氏名、誕生日等の本人の
情報をカード印刷装置１０を制御するパソコン１６のキ
ーボードから入力され、顔画像は、例えば、ＴＶカメラ
により本人の顔をディジタル・データとして撮影され
る。ここで、得られた文字、顔画像データは、正しい情
報であることが確認された後、カード印刷装置１０に転
送される。転送されたデータは、例えば、カード印刷装
置で印刷フォーマットに展開され、カードに印刷され
る。
に示すように、本人確認のための情報である氏名、誕生
日、有効期限の文字情報３４と、顔画像の情報３２が印
刷されている。カード印刷装置１０は、プリンタ部２４
において、例えば、昇華型感熱転写記録方式を用いて、
文字、顔画像をカードに印刷する。印刷される文字情報
は、例えば、オペレータにより氏名、誕生日等の本人の
情報をカード印刷装置１０を制御するパソコン１６のキ
ーボードから入力され、顔画像は、例えば、ＴＶカメラ
により本人の顔をディジタル・データとして撮影され
る。ここで、得られた文字、顔画像データは、正しい情
報であることが確認された後、カード印刷装置１０に転
送される。転送されたデータは、例えば、カード印刷装
置で印刷フォーマットに展開され、カードに印刷され
る。
【００２４】以下、主に図４のフローチャートを参照し
ながら、本発明のカード発行システムの動作説明を行
う。カード印刷装置を起動させるために、メイン電源を
入れた後、プログラムを起動する（Ｓ９）。そして、印
刷装置に内蔵されたＩＣカードリーダへ、図６に示すよ
うなＩＣカードが挿入されると、装置はこれを検知する
（Ｓ１０）。このＩＣカードには装置を起動させるため
のパスワードに当たるデータが記録されており、このデ
ータをＩＣカードリーダによって読みとり、読みとった
印影などのデータはその装置がもつパスワードと比較、
処理される（Ｓ１１）。パスワードが一致すれば（Ｓ１
２）、正当と認められ、そのとき初めて初期化を行い装
置を使用可能な状態とする（Ｓ１３）。しかし、装置と
ＩＣカードが一致しなければ装置が起動されることはな
く、ＩＣカード異常等のメッセージを返して、この異常
と思われるＩＣカードを排出する。そして、再び正常な
カードを待機する状態となる（Ｓ１４）。したがって社
員証等、複製されては困るものを作成する装置の場合、
このような方法で装置の機密性を向上させることができ
る。
ながら、本発明のカード発行システムの動作説明を行
う。カード印刷装置を起動させるために、メイン電源を
入れた後、プログラムを起動する（Ｓ９）。そして、印
刷装置に内蔵されたＩＣカードリーダへ、図６に示すよ
うなＩＣカードが挿入されると、装置はこれを検知する
（Ｓ１０）。このＩＣカードには装置を起動させるため
のパスワードに当たるデータが記録されており、このデ
ータをＩＣカードリーダによって読みとり、読みとった
印影などのデータはその装置がもつパスワードと比較、
処理される（Ｓ１１）。パスワードが一致すれば（Ｓ１
２）、正当と認められ、そのとき初めて初期化を行い装
置を使用可能な状態とする（Ｓ１３）。しかし、装置と
ＩＣカードが一致しなければ装置が起動されることはな
く、ＩＣカード異常等のメッセージを返して、この異常
と思われるＩＣカードを排出する。そして、再び正常な
カードを待機する状態となる（Ｓ１４）。したがって社
員証等、複製されては困るものを作成する装置の場合、
このような方法で装置の機密性を向上させることができ
る。
【００２５】また、カードの種類から通常モードか保守
モードかを判断する（Ｓ１５，Ｓ１７）。通常モードで
有れば、通常のカード印刷、保守モードで有れば、正規
のカードは印刷することなく、機器の保守動作を行な
う。
モードかを判断する（Ｓ１５，Ｓ１７）。通常モードで
有れば、通常のカード印刷、保守モードで有れば、正規
のカードは印刷することなく、機器の保守動作を行な
う。
【００２６】通常モードであれば、以下のように、印刷
が行われる。ＩＣカードには、装置を起動させるための
パスワードに当たる例えば、印影、社章（図３）などの
ようなデータと共に、印刷フォーマットや画像データも
記録されており、印刷装置に内蔵されたＩＣカードリー
ダから装置を立ち上げるためのパスワードデータを読み
とると共に、画像データも読みとる。読みとった画像デ
ータは、ホストから転送された印刷データと合成され
（Ｓ１９）、カードへ印刷される（Ｓ２３）。このＩＣ
カードに記録された画像データには例えば社長印といっ
た印影であったり、社章やロゴなどのデータを記録した
りする。
が行われる。ＩＣカードには、装置を起動させるための
パスワードに当たる例えば、印影、社章（図３）などの
ようなデータと共に、印刷フォーマットや画像データも
記録されており、印刷装置に内蔵されたＩＣカードリー
ダから装置を立ち上げるためのパスワードデータを読み
とると共に、画像データも読みとる。読みとった画像デ
ータは、ホストから転送された印刷データと合成され
（Ｓ１９）、カードへ印刷される（Ｓ２３）。このＩＣ
カードに記録された画像データには例えば社長印といっ
た印影であったり、社章やロゴなどのデータを記録した
りする。
【００２７】保守モードであれば、以下のように印刷動
作が行われる。つまり、保守用であることを示すデータ
が記録してある保守用カードにより装置を立ち上げた場
合、装置は保守モードが選択されて起動し（Ｓ１７）、
各種の保守・点検動作が可能となる。このとき、カード
を印刷すべく、オペレータにより操作があれば、不正使
用を防ぐため、図８に示すように「見本」、「テスト」
といった正規のものではないことを明示する言葉のため
のデータがカードの印刷データに付加される（Ｓ２
１）。そして、この「見本」、「テスト」等のデータが
付加されてカードが印刷される（Ｓ２３）。これによ
り、保守用カードで不正にカードを印刷しようとする場
合に対して、正規なカードが印刷できないため、装置の
不正防止を実現することができる。
作が行われる。つまり、保守用であることを示すデータ
が記録してある保守用カードにより装置を立ち上げた場
合、装置は保守モードが選択されて起動し（Ｓ１７）、
各種の保守・点検動作が可能となる。このとき、カード
を印刷すべく、オペレータにより操作があれば、不正使
用を防ぐため、図８に示すように「見本」、「テスト」
といった正規のものではないことを明示する言葉のため
のデータがカードの印刷データに付加される（Ｓ２
１）。そして、この「見本」、「テスト」等のデータが
付加されてカードが印刷される（Ｓ２３）。これによ
り、保守用カードで不正にカードを印刷しようとする場
合に対して、正規なカードが印刷できないため、装置の
不正防止を実現することができる。
【００２８】又、この場合に使用するＩＣカードについ
て、以下に詳しく述べる。図６は、本発明に関するカー
ド印刷装置の起動のためのＩＣカードの一例を示す図、
図７は、本発明の用途別ＩＣカードの例を示す図、図８
は、本発明の保守用ＩＣカードの一例を示す図、図９
は、本発明のカード印刷装置に関する保守モードで印刷
されたカードの一例を示す図、図１０は、本発明に関す
るカード印刷装置の起動のためのＩＣカードのメモリマ
ップの一例を示す図である。
て、以下に詳しく述べる。図６は、本発明に関するカー
ド印刷装置の起動のためのＩＣカードの一例を示す図、
図７は、本発明の用途別ＩＣカードの例を示す図、図８
は、本発明の保守用ＩＣカードの一例を示す図、図９
は、本発明のカード印刷装置に関する保守モードで印刷
されたカードの一例を示す図、図１０は、本発明に関す
るカード印刷装置の起動のためのＩＣカードのメモリマ
ップの一例を示す図である。
【００２９】図６、図７において、用途毎にＩＣカード
４２、４４を設け、例えば、社員証発行用（ａ）、入退
出許可証発行用（ｂ）、社内預金キャッシュカード発行
用（ｃ）など種類に応じて、ＩＣカードに印刷フォーマ
ットの情報を記録することにより、起動時挿入するＩＣ
カードによって、印刷フォーマットを選択することがで
きる。又、図９において、保守点検時に使用する保守用
カード５４が示される。
４２、４４を設け、例えば、社員証発行用（ａ）、入退
出許可証発行用（ｂ）、社内預金キャッシュカード発行
用（ｃ）など種類に応じて、ＩＣカードに印刷フォーマ
ットの情報を記録することにより、起動時挿入するＩＣ
カードによって、印刷フォーマットを選択することがで
きる。又、図９において、保守点検時に使用する保守用
カード５４が示される。
【００３０】又、図１０において、ＩＣカードのメモリ
マップの一例を挙げると、ユニーク情報領域６１、管理
情報領域６３、文字領域６５、画像領域６７のそれぞれ
に区分でき、ユニーク情報領域６１には、カード印刷装
置の起動のためのパスワード情報等が、管理情報領域６
３には、バージョン管理等の情報が、文字領域６５に
は、社名等の文字情報が、又、画像領域６７には、印影
等の画像情報がそれぞれ記憶されている。
マップの一例を挙げると、ユニーク情報領域６１、管理
情報領域６３、文字領域６５、画像領域６７のそれぞれ
に区分でき、ユニーク情報領域６１には、カード印刷装
置の起動のためのパスワード情報等が、管理情報領域６
３には、バージョン管理等の情報が、文字領域６５に
は、社名等の文字情報が、又、画像領域６７には、印影
等の画像情報がそれぞれ記憶されている。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、ＩＣカードの複製が困
難、ＩＣカードを所持する者以外の使用は不可といった
ところからセキュリティ性の向上が図られる画像形成装
置を提供することができる。
難、ＩＣカードを所持する者以外の使用は不可といった
ところからセキュリティ性の向上が図られる画像形成装
置を提供することができる。
【００３２】又、本発明によれば、ホストから転送され
る印刷データ及び印刷するカードの共通化がはかられ、
また、ＩＣカードに記憶された社章や印影等の画像デー
タを変更するだけで複数種のカードに対応することがで
きる。
る印刷データ及び印刷するカードの共通化がはかられ、
また、ＩＣカードに記憶された社章や印影等の画像デー
タを変更するだけで複数種のカードに対応することがで
きる。
【００３３】又、オペレータは、ＩＣカードの供給を受
けるだけで、印刷フォーマットの変更ができ、また、Ｉ
Ｃカードを選択することにより、印刷フォーマットの切
り替えを行うことができる。
けるだけで、印刷フォーマットの変更ができ、また、Ｉ
Ｃカードを選択することにより、印刷フォーマットの切
り替えを行うことができる。
【００３４】又、保守用ＩＣカードによって、ユーザー
が使用するＩＣカードでは通常業務保守モードとの切り
替えが自動で行えるため人為的ミスによるモードの切り
替わりを防ぐことができる。又、保守モードで印刷され
るカードには「見本」、「テスト」といった正規のもの
ではないことを明示する言葉が付加されて印刷されるた
め、不正使用を防ぐことができる。
が使用するＩＣカードでは通常業務保守モードとの切り
替えが自動で行えるため人為的ミスによるモードの切り
替わりを防ぐことができる。又、保守モードで印刷され
るカードには「見本」、「テスト」といった正規のもの
ではないことを明示する言葉が付加されて印刷されるた
め、不正使用を防ぐことができる。
【図１】本発明に関するカード発行システムの一例を示
す図。
す図。
【図２】本発明に関するカード印刷装置のブロック図。
【図３】本発明に関するＩＣカードにユーザデータとし
て登録される印影の一例。
て登録される印影の一例。
【図４】本発明に関するカード印刷装置の動作を説明す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図５】本発明のカード印刷装置により印刷されたカー
ドの一例を示す図。
ドの一例を示す図。
【図６】本発明に関するカード印刷装置の起動のための
ＩＣカードの一例を示す図。
ＩＣカードの一例を示す図。
【図７】本発明の用途別ＩＣカードの例を示す図。
【図８】本発明の保守用ＩＣカードの一例を示す図。
【図９】本発明のカード印刷装置に関する保守モードで
印刷されたカードの一例を示す図。
印刷されたカードの一例を示す図。
【図１０】本発明に関するカード印刷装置の起動のため
のＩＣカードのメモリマップの一例を示す図。
のＩＣカードのメモリマップの一例を示す図。
１０…カード印刷装置、１２…ＩＣカードリーダ １４…ＩＣカード、１６…パソコン １８…ＴＶカメラ、２５…印影 ３１…ＩＣカード
Claims (10)
- 【請求項１】 ＩＣカードに記憶された情報を読みとる
手段と、 この読みとられた情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合に媒体に所定の画像を印刷する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 ＩＣカードに記憶された装置を起動させ
る情報を読みとる手段と、 前記起動させる情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合に媒体に所定の画像を印刷する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 ＩＣカードに記憶された社章や印影等の
画像データを読みとる手段と、 前記読みとられた画像データの真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合に、前記画像データと外部の装置から転送される印
刷データとを合成して、これを媒体に印刷する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項４】 ＩＣカードに記憶された装置を起動させ
る情報と印刷のためのフォーマット情報とを読みとる手
段と、 前記起動させる情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合に媒体に前記フォーマット情報に従い、所定の画像
を印刷する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項５】 ＩＣカードに記憶された情報を読みとる
手段と、 前記読みとられた情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当な保守モードのた
めの情報と判断した場合に、前記情報の種類に応じた機
能をもつモードを選択して起動する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項６】 画像形成装置の保守のためのＩＣカード
に、記憶される保守モードのための情報を読みとる手段
と、 前記保守モードのための情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当な保守モードのた
めの情報と判断した場合に、保守モードとして起動し、
媒体に所定の画像を印刷する手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項７】 画像形成装置の保守のためのＩＣカード
に、記憶される保守モードのための情報を読みとる手段
と、 前記保守モードのための情報の真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当な保守モードのた
めの情報と判断した場合に正規の印刷のものでないこと
を意味する画像を所定の画像とともに媒体に印刷する手
段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項８】 前記印刷手段は、見本であることを示す
画像を所定の画像とともに媒体に印刷する請求項７記載
の形成装置。 - 【請求項９】 社章や印影等の印刷用の画像データを記
憶した起動用ＩＣカード又は保守用のデータを記憶した
保守用ＩＣカードからデータを読み取る手段と、 前記ＩＣカードの真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合に、ＩＣカードの種別を判別する手段と、 判別手段にて起動用ＩＣカードと判別した場合に、ＩＣ
カードから放出した前記画像データと外部の装置から転
送される印刷データとを合成して、これを媒体に印刷す
る第１の手段と、 前記判別手段が前記ＩＣカードを保守用ＩＣカードと判
断した場合に、正規の印刷のものでないことを意味する
画像を所定の画像とともに媒体に印刷する第２の手段
と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項１０】 カード印刷のためのフォーマットデー
タを記憶した起動用ＩＣカード又は保守用のデータを記
憶した保守用ＩＣカードからデータを読み取る手段と、 前記ＩＣカードの真偽を判定する手段と、 前記判定手段が前記ＩＣカードを正当なものと判断した
場合にＩＣカードの種別を判別する手段と、 この判別手段にて起動用ＩＣカードと判別された場合、
このカードから読み取った前記フォーマット情報に従
い、カードに所定の画像を印刷する第１の手段と、 前記判定手段が前記保守用ＩＣカードと判別した場合
に、正規の印刷のものでないことを意味する画像を所定
の画像とともに媒体に印刷する第２の手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525595A JP3362998B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | カード印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525595A JP3362998B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | カード印刷システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944617A true JPH0944617A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3362998B2 JP3362998B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16338099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19525595A Expired - Fee Related JP3362998B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | カード印刷システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3362998B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002245412A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-30 | Toppan Forms Co Ltd | カード発行システム |
| WO2005010806A1 (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-03 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | 生体認証併用複合認証方法及びシステム |
| JP2006099684A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Toshiba Corp | Ｉｃカード処理装置及びｉｃカード処理方法 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19525595A patent/JP3362998B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002245412A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-30 | Toppan Forms Co Ltd | カード発行システム |
| WO2005010806A1 (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-03 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | 生体認証併用複合認証方法及びシステム |
| JP2006099684A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Toshiba Corp | Ｉｃカード処理装置及びｉｃカード処理方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3362998B2 (ja) | 2003-01-07 |
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