JPH0944318A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH0944318A
JPH0944318A JP7197222A JP19722295A JPH0944318A JP H0944318 A JPH0944318 A JP H0944318A JP 7197222 A JP7197222 A JP 7197222A JP 19722295 A JP19722295 A JP 19722295A JP H0944318 A JPH0944318 A JP H0944318A
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alternation
replacement
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Withdrawn
Application number
JP7197222A
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Inventor
Kaori Ichikawa
加織 市川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0944318A publication Critical patent/JPH0944318A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追記可能な記録媒体を効率よく利用する情報
処理装置を提供する。 【構成】 光カード1上に、データ部と、ディレクトリ
部と、データ部とディレクトリ部との領域の定義を書き
込む定義情報部とを定義しておく。光カード1の挿入時
に、定義情報部から定義情報テーブルを作成し、メモリ
43に書き込んでおく。ここで、交代データが発生した
ときには、OSドライバ42bは、同テーブルを検索
し、交代データ部の定義情報が同テーブルにないときに
は、交代データ部を、データ部からデータ部とは異なる
領域として除外して定義する。そして、交代データを交
代データ部に書き込むとともに、交代データ部の定義情
報を同テーブル及び定義情報部に追加して書き込むよう
にする。 【効果】 交代データ領域を記録媒体に予約しておく必
要がなく、追記可能な記録媒体の記録容量を有効に利用
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、追記可能な記録媒
体上の情報を処理する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、追記可能な記録媒体として光カー
ドが知られている。光カードはクレジットカード大の大
きさであり、カードの長手方向に平行なトラックに、ピ
ットとして、光学的に情報が記録され、再生される。ト
ラックはさらにセクタに分けられ、トラックまたはセク
タ単位で記録、再生が行われる。データを再生する際に
は、光カード上に形成されたディレクトリ部に記録され
た管理情報(データ本体の記録位置、データの名称、デ
ータの長さ等からなる)からデータ本体の記録位置を
得、その記録位置を走査することにより、データを得る
ようにしている。
【0003】光カードは追記可能な記録媒体であるた
め、一度記録されたデータは書き換えることができな
い。汎用のオペレーティングシステム(たとえば、マイ
クロソフト社のMS−DOSや、ATTのUNIXな
ど)は、書き換え可能な記録媒体を想定して作られてい
るため、汎用のオペレーティングシステム(以下、汎用
OSと称する)から直接、光カードにアクセス(データ
の書き換えなど)することはできない。
【0004】このため、特開平7−21073号公報に
記載されているように、光カードの発行時に、光カード
上のデータ領域の他に交代領域を論理的に定義してお
き、不良セクタ等によりデータ領域へのデータの書き込
みがエラーになったときには、そのデータを交代領域の
交代セクタに書き込むようにする。この、データを交代
セクタに書き込む処理は、交代処理と呼ばれる。このと
き、交代元のデータのセクタアドレスと交代先のデータ
のセクタアドレスとの対応関係(交代情報)を、光カー
ド上に論理的に定義された交代情報領域に書き込んでお
く。このとき、ディレクトリ部には、交代元のセクタア
ドレスが記録される。そして、カード挿入時に、ドライ
バが管理情報と交代情報を読み込み、管理情報の一部
(セクタアドレスの部分)を交代情報で書き換えた上で
汎用OSに送るようにしている。
【0005】また、特開平5−6299号公報には、追
記可能な記録媒体の発行時に、同記録媒体上にモディフ
ァイ情報領域を論理的に定義しておき、ディレクトリ領
域のディレクトリ情報に対し、ファイル名のリネームや
削除などの変更が加えられたときには、モディファイ情
報領域にその変更情報を書き込んでおく方法が示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、追記可能な記録媒体の発行時に、交代領域やモ
ディファイ領域を同記録媒体上に用意しておく(論理的
に定義しておく)方法では、最大使用量を想定して、余
裕を持たせた容量を設定する必要があり、記録媒体の使
用効率が悪くなる。つまり、交代処理の発生が少ない記
録媒体の場合は、先にデータ領域が一杯になり、交代領
域に未使用領域を残したまま、記録媒体への記録が不可
能となる。一方、交代処理の発生が多い記録媒体の場合
は、先に交代領域が一杯になり、データ領域に未使用領
域を残したまま、記録媒体への記録が不可能となる。い
ずれの場合も、情報記録用に設定した領域の一部が使用
されずに終わることになるので、無駄が生じている。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されるものであり、その目的は、追記可能な記録媒体を
効率よく利用する情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の情報処理装置は、書き直しデータである
交代データを記録するための交代データ領域を、追記可
能な記録媒体上のトラックに対して、論理的に定義する
情報処理装置において、該交代データ領域の記録可能な
容量が第1の基準容量を下回ったことを検出する第1の
容量検出手段と、該第1の容量検出手段の検出結果に基
づいて新たな交代データ領域を定義する交代データ領域
再定義手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】交代データ領域再定義手段は、書き直しのデー
タである交代データを書き込むための交代データ領域の
記録可能な容量が第1の基準容量を下回っているとの第
1の容量検出手段からの検出結果に基づいて、新たな交
代データ領域を作成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を、図面を
用いて以下に詳細に説明する。図1は、本実施の形態の
情報処理装置に用いられる光カード1の概略図である。
光カード1は追記可能な記録媒体であり、一度記録され
たデータは書き換えることができない。光カード1上に
は、情報を記録するための記録部1aが設けられてい
る。記録部1aには、光カード1の長手方向に延在する
複数のトラック1gが形成されている。このトラック1
gへの情報の記録は、光カード1を長手方向に往復さ
せ、図2に示す光カード装置3のR/W部34から、書
き込むべき情報で出力を変調されたレーザ光を照射して
ピットを形成することによって行う。情報の再生は、光
カード1を長手方向に往復させ、トラック1gに、ピッ
トを形成しない程度に出力を弱めたレーザ光、あるいは
発光ダイオードの光を照射し、ピットによって光量変調
がかけられた反射光を受光することによって行われる。
【0011】トラック1gの長手方向両端部近傍には、
個々のトラック1gのトラック番号が予め記録されたI
D部1e、1fが設けられている。記録部1aは、デー
タを記録する領域であるデータ部1bと、データ部1b
に書き込まれたデータの管理情報を記録する領域である
ディレクトリ部1cと、記録部1aの構成等の定義情報
が記録される領域である定義情報部1dとに、論理的に
分割されている。データ部1bとディレクトリ部1cの
詳細な構成を、図3に模式的に示す。図3に示すよう
に、1本のトラックはさらに、セクタと呼ばれる1トラ
ック以下の大きさの記録単位から構成されている。ここ
では、データ部1bの下端部の1本のトラックが、15
個のセクタから構成されていることが分かる。
【0012】図3で、交代データ部1b1は、データ部
1bに記録できなかったデータを交代処理で書き込むた
めの領域である。また、交代情報部1c1は、交代元の
セクタアドレスと交代先のセクタアドレスとを対にして
「交代情報」として記録する領域である。本実施の形態
では、交代データ部1b1と交代情報部1c1とは、デ
ータ部1bとディレクトリ部1cの各々の未記録領域に
所定のタイミングで段階的に設定されていくようになっ
ている。したがって、光カード1の第1回目の使用時に
は、交代データ部1b1と交代情報部1c1は設定され
ていない。その後、光カード1の使用時間の経過ととも
に、交代データ部1b1と交代情報部1c1は、その領
域の大きさが大きくなり、一方、データ部1bとディレ
クトリ部1cは、その領域の広さが小さくなっていく。
【0013】定義情報部1dに記録されている定義情報
7は、図4(a)または(b)に示すように構成されて
おり、各領域71から74までの定義は以下のようであ
る。領域71は、記録部1aにどのような領域が論理的
に定義されているかを示すもので、ここでは、「A」は
データを書き込む領域であるデータ部1bであること、
「B」はデータの管理情報を書き込む領域であるディレ
クトリ部1cであること、「C」は「A」に書き込めな
かったデータを交代データとして書き込む領域である交
代データ部1b1であること、「D」は交代情報(デー
タの交代元のセクタアドレスと交代先のセクタアドレス
とを対にしたもの)を書き込む領域である交代情報部1
c1であることを、それぞれ意味している。
【0014】領域72と73は、「A」及び「B」それ
ぞれに割り当てられた領域の下限のトラック番号、上限
のトラック番号を示す。図4(a)は、光カード1発行
直後の定義情報7の内容を示したもので、データ部1b
は206トラックから2000トラックまで、ディレク
トリ部1cは6トラックから205までが、それぞれ割
り当てられていることが分かる(ここでは、記録部1a
は2000本のトラックから構成されているものとして
いる)。
【0015】領域74は、その他の情報(例えば、1ト
ラックを構成するセクタの数)が書き込まれる領域であ
る。なお、1トラックから5トラックまでは、定義情報
部1dに割り当てられている。図2は、本実施の形態の
情報処理装置6の概略図である。2は入力表示部、3は
光カード装置、4はファイル管理部であり、入力表示部
2、光カード装置3及びファイル管理部4はバス5を介
して信号をやり取りするようになっている。入力表示部
2は、光カード1から読み出したデータを所望の形で表
示する表示部2aと、データや実行したい命令等を入力
する入力部2bから構成されている。
【0016】光カード装置3は、バス5とR/W制御部
32との間での信号の整合を取るI/F31、I/F3
1を介して受け取った制御信号(コマンド)に基づいて
R/W部34を用いて光カード1に情報を記録あるいは
光りカード1から再生する動作を制御するR/W制御部
32、光カード1に情報を記録あるいは再生するR/W
部34、ピックアップ、サーボ部、変復調部などを含
み、光カード1に記録する情報や再生された情報を一時
的に保管するメモリ33から構成されている。
【0017】また、ファイル管理部4は、バス5と処理
部42との間での信号の整合を取るI/F41、光カー
ド1への情報の書き込みや読み取りのコマンドをR/W
制御部32に対して送信する処理部42、定義情報部1
dから読み出された定義情報等の光カード1を管理する
情報を一時的に保管するメモリ43とから構成されてい
る。ここで、処理部42は書き換え可能な記録媒体を対
象にしたオペレーションシステム(マイクロソフト社の
MS−DOS等、以下、OSと略記)42aと、OS4
2aから送信されてきたコマンドに対して、あたかも光
カード1が書き換え可能な記録媒体であるかのように見
せ掛けるための、そのコマンドに対応する処理(例え
ば、後述する交代処理等)を行うOSドライバ42bか
ら構成されている。
【0018】OSドライバ42bは、定義情報部1dか
ら読み出された定義情報7を基に、図5に示すような定
義情報テーブル8を作成し、メモリ43に書き込む。定
義情報テーブル8の領域81は定義情報7の領域71の
内容で、領域82は領域72の内容で、領域83は領域
73の内容で、領域84は領域74の内容で、それぞれ
構成されている。
【0019】ここで、R/W部34による記録部1aの
書き込み方向について、図3を参照しながら説明する。
図3は、データ部1bとディレクトリ部1cへのデータ
及び管理情報の書き込み状態を模式的に示したものであ
る。データは、データ部1bの下端部からU1方向に、
トラック番号が増加する方向に書き込まれていく。管理
情報も、ディレクトリ部1cの下端部からU2方向に、
トラック番号が増加する方向に書き込まれていく。
【0020】次に、情報処理装置6で行われる処理につ
いて説明する。まず、光カード1が光カード装置3に挿
入された直後に行われる前処理について、図6(a)を
参照して説明する。光カード1が挿入されると、ステッ
プ(以下、単に「S」と表記)1で、OSドライバ42
bはR/W制御部32に対して定義情報部1dから定義
情報7を読み取るよう、コマンドを送る。R/W制御部
32は、読み取りコマンドに基づいてR/W部34を駆
動し、定義情報部1dから定義情報7を読み取って、O
Sドライバ42bに送る。次にS2で、OSドライバ4
2bは、定義情報7から、図5に示すような定義情報テ
ーブル8を作成し、メモリ43に書き込む。
【0021】次に、S3で、OSドライバ42bは、定
義情報テーブル8に基づいて、ディレクトリ部1cから
管理情報(交代情報が記録されていれば、交代情報部1
c1から交代情報も)を読み取るよう、R/W部32に
対してコマンドを送り、R/W制御部32は、読み取り
コマンドに基づいてR/W部34を駆動し、ディレクト
リ部1cから管理情報(存在していれば、交代情報部1
c1から交代情報も)を読み取って、OSドライバ42
bに送る。OSドライバ42bは、S4で、管理情報
(存在していれば、交代情報も)をメモリ43に書き込
み、前処理を終了する。ここでは、定義情報部1dに記
録されている定義情報7は図4(a)に示されるものと
し、データ部1bには、16セクタ分のデータが書き込
まれ、ディレクトリ部1cには、3セクタ分の管理情報
が書き込まれていたものとする。
【0022】ここで、入力部2bから光カード1に対し
て2セクタ分のデータを書き込むよう、指示を受けたと
する。OS42aは、OSドライバ42bに対して、デ
ータを光カード1に書き込むよう、コマンドを送る。こ
のときのOSドライバ42bの処理を、図7を参照して
説明する。まず、OSドライバ42bは、S10で、メ
モリ43に記憶されている管理情報を参照して、未記録
のセクタであるセクタ17(図3中では、符号16で示
されたセクタの右隣のセクタ)からデータを書き込むよ
う、R/W制御部32に対してコマンドと書き込むべき
データとを一緒にして送る。
【0023】R/W制御部32は、R/W部34を制御
して、送られてきた2セクタ分のデータをセクタ17か
らセクタ18までに書き込む。その後、R/W制御部3
2は、セクタ17とセクタ18を再走査してデータが正
常に書き込まれたかどうか検査し(以下、これをベリフ
ァイと略記)、その検査結果をOSドライバ42bに送
る。次に、S11で、OSドライバ42bは、ベリファ
イの結果が正常であった場合には、S12に進み、正常
でなかった場合には、S13に進んで交代処理を行う。
ここでは、セクタ17とセクタ18には、データは正常
に書き込めなかったものとし、S13に進む。(ベリフ
ァイが正常でなかったセクタを、図3では「×」で示し
ている。) OSドライバ42bは、R/W制御部32から、セクタ
17とセクタ18には正常にデータが書き込めなかった
とのベリファイ結果を受け取ると、図8のフローチャー
トに沿って書き込めなかったデータの交代処理を行う。
【0024】まず、S20で、OSドライバ42bは、
メモリ43を参照して、交代データ(すなわち、書き込
めなかったデータ)を書き込むべき交代データ部の領域
定義情報が定義情報テーブル8に存在しているかどうか
調べる。ここでは、図5(a)に示されているように、
交代データ部を表す「C」が領域81に存在していない
ので、S26に進み、データ部1bの最後端部のトラッ
クからデータの記録方向U1とは反対の方向D1に向か
って20トラック分をデータ部1bから除外し、交代デ
ータ部1b1とする。以後、この交代データ部1b1に
対して、OS42aが何らかの情報の書き込み命令を出
さないように、OSドライバ42bは、交代データ部1
b1の領域が不良(欠陥)のある領域であるとのコマン
ドをOS42aに返す。OS42aはこのコマンドを受
け取ると、以後、交代データ部1b1に対しては情報の
書き込み命令を出さない。
【0025】そして、OSドライバ42bは、S27
で、定義情報テーブル8のデータ部1bの領域定義情報
を新しいもの(データ部の最大トラックアドレス198
0、最小トラックアドレス206、その他)に書き換え
ると共に、交代データ部の領域定義情報(交代データ部
を表す符号C、交代データ部の最大トラックアドレス2
000、最小トラックアドレス1981、その他)を今
までの定義情報テーブル8及び定義情報部1dに追加し
て書き込み、S22に進む。
【0026】一方、S20で、交代データ部の領域定義
情報が存在していた場合には、OSドライバ42bはS
21に進み、交代データ部1b1の記録容量が交代デー
タを書き込むのに充分なほどあるかどうか調べる。充分
ある場合には、S22に進み、充分にない場合には、S
28に進む。なお、S21では、充分な記録容量がある
かどうかを判断するのではなく、予め定められた一定の
基準量を下回ったことを判断し、下回ったときにS28
に進むようにしてもよい。
【0027】次に、S28で、交代データ部1b1のD
1方向の最後端部のトラックの次のトラックからD1方
向に向かって、さらに20トラック分をデータ部1bか
ら除外し、次の交代データ部1b1とする。この交代デ
ータ部1b1に対しても、OS42aが何らかの情報の
書き込み命令を出さないように、OSドライバ42b
は、交代データ部1b1の領域が不良(欠陥)のある領
域であるとのコマンドをOS42aに返す。OS42a
はこのコマンドを受け取ると、以後、交代データ部1b
1に対しては情報の書き込み命令を出さない。
【0028】そして、S29で、定義情報テーブル8の
データ部1bの領域定義情報及び交代データ部1b1の
領域定義情報を新しいものに書き換えると共に、交代デ
ータ部1b1の領域定義情報を今までの定義情報部1d
に追加して書き込み、S22に進む。S22で、OSド
ライバ42bは、R/W制御部32に対して、交代デー
タ部1b1のセクタ1から交代データを書き込むよう、
コマンドを送る。コマンドを受けて、R/W制御部32
は、R/W部34を駆動して、交代データを交代データ
部1b1のセクタ1から書き込み、ベリファイを行った
後、ベリファイした結果をOSドライバ42bに送る。
【0029】OSドライバ42bは、ベリファイの結果
が正常であった場合には、S23に進み、そうではなか
った場合には、R/W制御部32に対して、交代データ
部1b1のセクタ3(セクタ2の右隣のセクタ)から交
代データを書き込むよう、再びコマンドを送る。ここで
は、交代データは正常に書き込めたものとし、S23に
進む。
【0030】S23で、OSドライバ42bは、メモリ
43を参照して、交代情報を書き込むべき交代情報部の
領域定義情報が定義情報テーブル8に存在しているかど
うか調べる。ここでは、図5(a)に示されているよう
に、交代情報部を表す「D」が領域81に存在していな
いので、S30に進み、ディレクトリ部1cの最後端部
のトラックから管理情報の記録方向U2とは反対の方向
D2に向かって5トラック分をディレクトリ部1cから
除外し、交代情報部1c1とする。この交代情報部1c
1についても、交代データ部1b1の取り扱いと同様
に、OS42aが何らかの情報の書き込み命令を出さな
いように、OSドライバ42bは、交代情報部1c1の
領域が不良(欠陥)のある領域であるとのコマンドをO
S42aに返す。OS42aはこのコマンドを受け取る
と、以後、交代情報部1c1に対しては情報の書き込み
命令を出さない。
【0031】そして、OSドライバ42bは、S31
で、定義情報テーブル8のディレクトリ部1cの領域定
義情報を新しいもの(ディレクトリ部の最大トラックア
ドレス200、最小トラックアドレス6、その他)に書
き換えると共に、交代情報部1c1の領域定義情報(交
代情報部を表す符号D、交代情報部1c1の最大トラッ
クアドレス205、最小トラックアドレス201、その
他)を今までの定義情報テーブル8及び定義情報部1d
に追加して書き込み、S25に進む。
【0032】一方、S23で、交代情報部1c1の領域
定義情報が存在していた場合には、OSドライバ42b
はS24に進み、交代情報部1c1の記録容量が交代情
報を書き込むのに充分なほどあるかどうか調べる。充分
ある場合には、S25に進み、充分にない場合には、S
32に進む。なお、S23では、充分な記録容量がある
かどうかを判断するのではなく、予め定められた一定の
基準量を下回ったことを判断し、下回ったときにS32
に進むようにしてもよい。
【0033】次に、S32で、交代情報部1c1のD2
方向の最後端部のトラックの次のトラックからD2方向
に向かって5トラック分をディレクトリ部1cから除外
し、次の交代情報部1c1とする。この交代情報部1c
1についても、OS42aが何らかの情報の書き込み命
令を出さないように、OSドライバ42bは、交代情報
部1c1の領域が不良(欠陥)のある領域であるとのコ
マンドをOS42aに返す。そして、S33で、定義情
報テーブル8のディレクトリ部1cの領域定義情報及び
交代情報部1c1の領域定義情報を新しいものに書き換
えると共に、交代情報部1c1の領域定義情報を今まで
の定義情報部1dに追加して書き込み、S25に進む。
【0034】S25で、OSドライバ42bは、R/W
制御部32に対して、交代情報部1c1のセクタ1から
交代情報を書き込むよう、交代情報とともにコマンドを
送る。コマンドを受けて、R/W制御部32は、R/W
部34を駆動して、交代情報を交代情報部1c1のセク
タ1から書き込む。図3には、交代情報部1c1に書き
込まれた交代情報が模式的に示されている。交代情報部
1c1のセクタ1の交代情報「17→1」は、データ部
1bのセクタ17に書かれるべきデータが、交代データ
部1b1のセクタ1に交代処理されたことを示してい
る。セクタ2の交代情報「18→2」も同様な意味であ
る。
【0035】そして、R/W制御部32は、ベリファイ
を行い、ベリファイした結果をOSドライバ42bに送
る。OSドライバ42bは、ベリファイの結果が正常で
あった場合には、交代処理を終了し、図7のS12に進
む。一方、そうではなかった場合には、R/W制御部3
2に対して、交代情報部1c1のセクタ3(セクタ2の
右隣のセクタ)から交代情報を書き込むよう、再びコマ
ンドを送る。ここでは、交代情報は正常に書き込めたも
のとする。
【0036】図7に戻り、S12で、OSドライバ42
bは、データが正常に指定されたアドレスに書き込めた
とのコマンドをOS42aに送り、書き込み処理を終了
する。この時点での、定義情報部1dの状態を図4
(b)に示す。データ部1bと、ディレクトリ部1cの
領域定義情報はそのままで、交代データ部1b1と交代
情報部1c1の領域定義情報が追記されて書き込まれて
いることが分かる。なお、ここでは、下にある欄ほど時
系列的に最新のものである。
【0037】この後、OS42aは、データ部1bのセ
クタ17、セクタ18に関する管理情報をディレクトリ
部1cに書き込むよう、管理情報とともにOSドライバ
42bにコマンドを送る。OSドライバ42bは、R/
W制御部32に対して、その管理情報の書き込みコマン
ドを送り、書き込みを実行させる(書き込んだ管理情報
は、図3では、ディレクトリ部1cにセクタ4で示して
いる)。ここで、管理情報に書き込まれるアドレスは、
最初に書き込もうとしたデータ部1bのアドレスであ
る。
【0038】このまま光カード1が排出され、改めて光
カード1が挿入されたときには、OSドライバ42b
は、定義情報テーブル8の作成時に、交代データ部1b
1及び交代情報部1c1の領域定義情報から、図5
(b)に示すように、データ部1b及びディレクトリ部
1cの新しい領域定義情報を作成する。そして、交代デ
ータ部1b1についてはOS42aから書き込み可能な
領域とみなされないように、OSドライバ42bは、交
代データ部1b1の領域が不良(欠陥)のある領域であ
るとのコマンドをOS42aに送る。
【0039】以上のように、本実施の形態では、光カー
ド1の発行時には、光カード1上に、データ部1bと、
ディレクトリ部1cと、データ部1bとディレクトリ部
1cのみを論理的に定義しておく。そして、OSドライ
バ42bは、交代データ部1b1あるいは交代情報部1
c1の容量が足りなくなったとき(光カード1の発行直
後には、交代データ部1b1あるいは交代情報部1c1
の容量は当然、0であるので、足りないことになる)、
交代データ部1b1あるいは交代情報部1c1のための
領域を、データ部1bあるいはディレクトリ部1cから
補充するようにしたので、光カード1の記録容量を有効
に無駄なく利用できる。
【0040】また、交代データ部1b1に交代処理され
た交代データの、交代前のデータ部1bでのセクタ位置
と、交代データ部1b1上でのセクタ位置とを対にした
交代情報を書き込む交代情報部1c1も、交代データ部
1b1と同様にして逐次定義、処理されるようにしたの
で、同様な効果を有する。また、交代データ部1b1、
交代情報部1c1についてはOS42aから書き込み可
能な領域とみなされないように、OSドライバ42b
は、交代データ部1b1、交代情報部1c1の領域が不
良(欠陥)のある領域であるとのコマンドをOS42a
に送るようにしているので、交代データ部1b1、交代
情報部1c1の領域に対してOS42aが書き込み命令
を発することがなく、無駄な処理を省くことができる。
【0041】なお、本実施の形態では、OS42aとO
Sドライバ42bとをファイル管理部4内の処理部42
に隣接しているとして説明したが、OSドライバ42b
は光カード装置3内に設けられていてもよい。その場合
には、メモリ33に定義情報テーブル8を書き込むよう
にしてもよい。また、データ部1bから交代データ部1
b1を分離して定義する際の交代データ部1b1の大き
さは、書き込む交代データの大きさが最低限確保される
大きさであってもよい。さらに詳しく言えば、新たに書
き込む交代データの大きさには足りないが、まだ交代デ
ータ部1b1に書き込みが可能な部分が残っているよう
な場合に、この残っている部分の容量と新たに分離して
作成する交代データ部1b1の容量との合計が、少なく
とも、新たに書き込む交代データの大きさになっていれ
ばよい(ディレクトリ部1cから交代情報部1c1を分
離して定義する際の交代情報部1c1の大きさについて
も同様)。
【0042】また、図4(b)では、光カード1に交代
データ部1b1及び交代情報部1c1の領域定義情報の
みを追加して書き込み、定義情報テーブル8の作成時
に、交代データ部1b1及び交代情報部1c1の領域定
義情報からデータ部1b及びディレクトリ部1cの新し
い領域定義情報を作成するようにしているが、データ部
1b及びディレクトリ部1cの新しい領域定義情報を、
交代データ部1b1及び交代情報部1c1の領域定義情
報と一緒にして定義情報部1dに書き込むようにしても
よい。この場合、定義情報部1dの定義情報7に書き込
まれている領域定義情報は、図5(a)の内容に図5
(b)の内容を追加したものになるが、OSドライバ4
2bは、直前の上2つの欄の領域定義情報を新しい領域
定義情報で書き換えて、図5(b)に示す定義情報テー
ブル8を作成する。さらに領域定義情報が書き加わった
ときも同様である。
【0043】さらに、本実施の形態では、OS42aに
光カード1の排出コマンドが用意されていない(例え
ば、MS−DOSがこのタイプ)ものとして、交代デー
タ部1b1あるいは交代情報部1c1の領域定義情報
を、随時、定義情報部1dに追加して書き込むようにし
ているが、排出コマンドが用意されている(例えば、ア
ップル社のマッキントッシュOSがこのタイプ)ものの
場合には、次のようにしてもよい。
【0044】図8のS26からS29、あるいはS30
からS33に示すように、交代データ部1b1あるいは
交代情報部1c1が新たに発生したとき、OSドライバ
42bは、それが発生したことを示す指標(フラグ)を
メモリ43の特定の領域に書き込む。そして、OS42
aから光カード1の排出コマンドが送られてくると、O
Sドライバ42bは、図9に示すフローに従って処理を
行う。
【0045】まず、S40で、OSドライバ42bは、
フラグが書き込まれているはずのメモリ43の特定領域
を検索し、フラグが書き込まれていた場合には、S41
に進み、書き込まれていなかったときには、S42に進
む。S41で、定義情報テーブル8をメモリ43から呼
び出し、書き込みコマンドと共にR/W制御部32に送
り、定義情報部1dに書き込ませ、S42に進む。そし
て、S42で、光カード1を排出するようR/W制御部
42にコマンドを送り、排出されたことを確認したら、
OS42aに排出が完了したとのコマンドを返して処理
を終了する。
【0046】さらに、本実施の形態では、定義情報テー
ブル8の基となる領域定義情報を光カード1の定義情報
部1dに書き込むようにしているが、交代処理が頻繁に
起こった場合に、定義情報部1dが足りなくなることが
考えられる。このような事態に対応するための一方策を
示したのが、図6(b)及び図10である。ここではま
ず、定義情報部1dに領域定義情報を直接書き込む代わ
りに、光カード1の発行時に、個々の光カード1を区別
する識別子を定義情報部1dに書き込んでおく。また、
光カード1毎の定義情報テーブル8自体はその識別子を
付与してファイル管理部4に記憶・保持させておく。
【0047】図10(a)は、定義情報部1dに書き込
まれている識別子が入っているレコード9の一例を示し
たものである。領域91はこのレコードが何を示したも
のであるかを区別するための識別子が書き込まれる部分
で、「ZZ」は、このレコードが個々の光カード1を区
別するために使用されていることを示す識別子である。
領域92は、個々の光カード1に固有な識別子が書き込
まれる部分である。ここでは、「1」が書き込まれてい
る。
【0048】図10(b)は、メモリ43に記憶・保持
されている定義情報テーブル8の一例を示したものであ
る。今までの定義情報テーブル8に加えて、個々の光カ
ード1を区別するための部分95が付け加えられてい
る。ここでは、個々の光カード1に固有な識別子とし
て、「1」が書き込まれている。次に、処理について図
6(b)を用いて説明する。
【0049】まず、光カード1が挿入されると、S5
で、OSドライバ42bは、定義情報部1dから個々の
光カード1に固有な識別子を読み込む。次に、S6で、
メモリ43から、固有な識別子と一致する定義情報テー
ブル8を検索する。そして、S7で、固有な識別子と一
致する定義情報テーブル8があるかどうか判定し、存在
する場合にはS8に進み、そうでない場合には、S9に
進む。
【0050】S8で、一致する定義情報テーブル8を読
み出し、本実施の形態の処理を行うときに使用されるメ
モリ43の特定の領域に書き込み、終了する。また、S
9では、挿入された光カード1が適合しないとのコマン
ドをOS42aに送り、終了する。このように、定義情
報部1dに領域定義情報を直接書き込む代わりに、光カ
ード1の発行時に、個々の光カード1を区別する識別子
を定義情報部1dに書き込んでおき、光カード1毎の定
義情報テーブル8自体はその識別子を付与してファイル
管理部4に記憶・保持させるようにする。そして、光カ
ード1の挿入時に定義情報部1dから識別子を呼び出
し、その識別子と一致する定義情報テーブル8を呼び出
すようにすれば、交代処理が頻繁に起こった場合に、定
義情報部1dが足りなくなることはなくなる。また、定
義情報テーブル8に関する情報を書き込む領域を最小限
とすることができ、光カード1の記録容量を有効に活用
することができる。
【0051】さらに、本実施の形態では、交代情報部1
c1をディレクトリ部1cから分離して定義するように
しているが、データ部1bから定義してもよい。図11
は、交代情報部をデータ部bから分離して定義すること
を説明するためのものである。ここで、図11(a)に
示されている1b2は、データ部1bの最後端部のトラ
ック(すなわち、交代データ部1b1に隣接するトラッ
ク)からデータの記録方向U1とは反対の方向D1に向
かって5トラック分をデータ部1bから除外して定義さ
れた交代情報部である。また、1b2’は、交代情報部
1b2の記録容量が少ない場合に新たに定義される交代
情報部を示したものであり、ここでは、交代情報部1b
2に隣接しているが、交代データ部1b1に隣接するこ
ともある。
【0052】図11(b)は、交代情報部1b1が定義
される際のフローチャートを示したものであり、交代情
報部がデータ部1bに定義される以外には、図8のS2
3以降の処理とほぼ同様である。この交代情報部1b2
についても、交代データ部1b1の取り扱いと同様に、
OS42aから書き込み可能な領域とみなされないよう
に、OSドライバ42bは、交代情報部1c1の領域が
不良(欠陥)のある領域であるとのコマンドをOS42
aに返す。
【0053】このように、交代情報部1b2を、データ
部1bの最後端部のトラックからデータの記録方向U1
とは反対の方向D1に向かってデータ部1bとは異なる
領域として除外して定義するようにしても、交代データ
が発生したときに定義されるので、光カード1の記録容
量を有効に利用することができる。また、データ部1b
の最後端部のトラックからデータの記録方向U1とは反
対の方向D1に向かってデータ部1bとは異なる領域と
して除外して定義するようにしているので、データの書
き込みの連続性を確保することもできる。
【0054】さらに、本実施の形態では、交代データや
交代情報が発生したときに、定義情報テーブル8に交代
情報部1c1の領域定義情報が存在していないか、ある
いは存在していても容量が足りない場合に、新たに交代
情報部1c1を作成するようにしているが、管理情報の
内容の書き換えが発生したときに、新たに交代情報部1
c1を作成するようにしてもよい。この際の処理を図1
2、図13を用いて説明する。なお、管理情報の内容の
書き換えの例としては、データ部に書き込まれているフ
ァイルの論理的な消去、書き込みができない不良領域の
登録、ファイルの連鎖情報の変更や追加、ファイル名の
書き換え(リネーム)、親に当たる管理情報の変更、フ
ァイルの属性やフラグの変更、ファイル長やファイル記
録位置の変更、などがあげられる。
【0055】図12(a)は、管理情報の書き換えが生
じたときに行われる処理を説明するためのフローチャー
トである。まず、S60で、OSドライバ42bは、管
理情報の内容の書き換えを行う。そして、S61で、行
った書き換え処理に対応する標識を、図13(b)に示
す標識定義テーブル11から読み込む。ここで標識定義
テーブル12はメモリ43に記憶されており、交代処理
や複数ある書き換え処理と、交代処理や複数ある書き換
え処理を個々に区別するための標識との対応関係を定義
したものである。ここでは、標識「1」には交代情報の
処理が、「2」にはファイルの論理的な消去の処理が、
「3」にはリネームの処理が割り付けられていることが
分かる。
【0056】次に、S62で、OSドライバ42bは、
図8のS23〜S24、S30〜S33(これはディレ
クトリ部1cから交代情報部を発生させる場合であり、
データ部1bから発生させる場合には図11(b)のS
50〜S51、S53〜S56を使用する)の処理を行
い、定義情報テーブル8に交代情報部1c1の領域定義
情報が存在していないか、あるいは存在していても容量
が足りない場合には、新たに交代情報部1c1を作成す
る。
【0057】S63で、OSドライバ42bは、交代情
報や書き換えの内容にS61で読み込んだ標識を付加し
て図13(a)に示す変更情報10とし、交代情報部1
c1に書き込み、処理を終了する。ここで、変更情報1
0の模式的な構成を図13(a)に示す。変更情報10
は、標識(ここでは10cで示されている)を書き込む
領域10aと交代情報や書き換えの内容を書き込む領域
10bとからなっている。例えば、交代処理の場合、標
識領域10aには標識として「1」が、領域10bには
交代処理に必要な交代情報(データ部1bのアドレス
(交代元アドレス)と交代データ部1b1でのアドレス
(交代先アドレス)との対)が書き込まれる(図13
(a)の上段の図)。ファイルの論理的な消去処理の場
合、領域10aには標識として「2」が、領域10bに
は論理的に消去されたファイルのファイルIDが書き込
まれる(図13(a)の中段の図)。さらに、リネーム
処理の場合、領域10aには標識として「3」が、領域
10bには以前のファイル名(旧ファイル名)と新しい
ファイル名(新ファイル名)とが対になって書き込まれ
る。
【0058】次に、変更情報10による処理について図
12(b)のフローチャートを用いて説明する。まず、
S70で、OSドライバ42bはすでに読み出されて定
義された定義情報テーブル8に交代情報部1c1の領域
定義情報が存在しているか検索し、存在している場合に
はS71に進み、存在していない場合にはS75に進
む。S75では、ディレクトリ部1cから管理情報を呼
び出してメモリ43に格納し、処理を終了する。
【0059】S71で、OSドライバ42bは、交代情
報部1c1から変更情報10を読み出し、メモリ43に
格納する。次に、S72で、ディレクトリ部1cから管
理情報を読み出し、メモリ43に格納し、S73に進
む。そして、S73で、標識領域10aに書き込まれて
いる標識10cが「1」であるかどうか検査し、「1」
である場合にはS74に進み、標識10cに「1」が書
き込まれている変更情報10から、図13(c)に模式
的に示す交代情報テーブル12を作成してメモリ43に
書き込み、処理を終了する。交代情報テーブル12は交
代元アドレスを書き込む領域と交代先アドレスを書き込
む領域とからなっている。OS42aからは交代元アド
レスで読み出すアドレスが指定されて来るが、OSドラ
イバ42bは交代情報テーブル12を参照し、指定され
てきたアドレスが交代情報テーブル12の交代元アドレ
スの領域に存在している場合には、交代先アドレスの領
域に書き込まれている対応する交代先アドレスからデー
タの読み出しを行う。
【0060】また、S73で、標識領域10aに書き込
まれている標識10cが「1」でない場合にはS76に
進み、標識1cで指定される書き換え処理でもって管理
情報の内容を領域10bの変更内容に書き換え、処理を
終了する。このように、変更情報10を、交代処理や管
理情報の内容の書き換える複数の処理を個々に区別する
ための標識10cを書き込むための領域10aと、交代
情報や書き換えの内容を書き込む領域10bとから構成
して交代情報部1c1に書き込む。そして、次に、光カ
ード1から情報を再生する際には、OSドライバ42b
は、まず、変更情報10を読み取り、この変更情報10
の領域10aに書き込まれている標識10cにしたが
い、交代元アドレスを書き込む領域と交代先アドレスを
書き込む領域とからなる交代情報テーブル12の作成や
領域10bに書き込まれている書き換えの内容でディレ
クトリ部1cから読み出した管理情報を書き換えるよう
にしたので、従来のように、交代情報部1c1の他にフ
ァイルの論理的な消去などを記録するための領域を光カ
ード1上に個別に設定する必要がなくなり、さらに光カ
ード1の記録容量を有効に無駄なく利用することができ
る。
【0061】また、変更情報10を、交代処理や管理情
報の内容の書き換える複数の処理を個々に区別するため
の標識10cを書き込むための領域10aと、交代情報
や書き換えの内容を書き込む領域10bとから構成して
交代情報部1c1に書き込み、この標識10cにしたが
い、交代元アドレスを書き込む領域と交代先アドレスを
書き込む領域とからなる交代情報テーブル12の作成や
領域10bに書き込まれている書き換えの内容でディレ
クトリ部1cから読み出した管理情報を書き換えるよう
にしたので、交代情報部1c1に交代処理や複数ある書
き換え処理を混在させて書き込んでも、交代処理や複数
ある書き換え処理を適切に行うことができる。
【0062】なお、ここでは、領域10aに書き込まれ
ている標識10cが「1」であれば交代データ処理、
「2」であればファイルの消去、「3」であればリネー
ム処理としているが、他の文字であってもかまわない。
なお、交代情報テーブル12は、標識について述べてい
ない本実施の形態でも同様に作成され、利用される。
【0063】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であることはもちろんである。以上
述べた実施の形態をまとめると、以下に述べるような技
術的思想が含まれている。 (1) 書き直しデータである交代データを記録するた
めの交代データ領域を、追記可能な記録媒体上のトラッ
クに対して、論理的に定義する情報処理装置において、
該交代データ領域の記録可能な容量が第1の基準容量を
下回ったことを検出する第1の容量検出手段と、該第1
の容量検出手段の検出結果に基づいて新たな交代データ
領域を定義する交代データ領域再定義手段と、を具備す
ることを特徴とする情報処理装置。
【0064】(作用)交代データ領域再定義手段は、書
き直しのデータである交代データを書き込むための交代
データ領域の記録可能な容量が第1の基準容量を下回っ
ているとの第1の容量検出手段からの検出結果に基づい
て、新たな交代データ領域を論理的に定義する。
【0065】(効果)交代データ領域の記録可能な容量
が第1の基準容量を下回ったときに新たな交代データ領
域を論理的に定義するようにしたので、最大使用容量を
想定して交代データ領域を記録媒体に予約しておく必要
がなく、記録媒体の記録容量を有効に利用できる。 (2) 前記第1の基準容量の大きさが、新たに記録が
必要となった交代データの量に対応することを特徴とす
る請求項1に記載の情報処理装置。
【0066】(作用)第1の基準容量を、新たに記録が
必要となった交代データの量に対応する大きさとするこ
とで、新たに記録が必要となった交代データを記録する
ときに、そのための交代データ領域の記録可能な容量が
不足していれば、直ちに、その不足を補うために新たな
交代データ領域が記録媒体上に定義される。
【0067】(効果)新たに記録が必要となった交代デ
ータを記録するときにそのための交代データ領域の記録
可能な容量が不足していれば、直ちにその不足を補うた
めに新たな交代データ領域を定義するので、タイミング
よく新たな交代データ領域を定義することができる。 (3) 前記第1の基準容量の大きさが、予め定められ
た一定の値であることを特徴とする(1)に記載の情報
処理装置。
【0068】(作用)第1の基準容量を、予め定められ
た一定の値とすることで、常に一定以上の記録容量を持
つ交代データ領域が記録媒体上に定義されている。 (効果)常に一定以上の記録容量を持つ交代データ領域
が記録媒体上に定義される。 (4) 前記交代データ領域再定義手段は、少なくとも
前記新たに記録が必要となった交代データの量に相当す
るように、前記新たな交代データ領域の記録可能な容量
を定義することを特徴とする(2)に記載の情報処理装
置。
【0069】(作用)交代データ領域再定義手段は、少
なくとも新たに記録が必要となった交代データの量に相
当するように、新たな交代データ領域の記録可能な容量
を定義する。 (効果)少なくとも新たに記録が必要となった交代デー
タの量に相当するように、新たな交代データ領域の記録
可能な容量が定義されるので、新たに記録が必要となっ
た交代データを確実に書き込むことができる。 (5) 前記交代データ領域再定義手段は、前記データ
が記録されているデータ領域に前記新たな交代データ領
域を定義することを特徴とする(1)から(4)に記載
の情報処理装置。
【0070】(作用)新たに記録が必要となった交代デ
ータを記録するときに、そのための交代データ領域の記
録可能な容量が不足していれば、その不足を補うため
に、新たな交代データ領域が交代データ領域再定義手段
によりデータ領域上に定義される。 (効果)データ領域は記録媒体発行時にかなり広く定義
されているので、充分な大きさの新たな交代データ領域
が定義できる。 (6) 前記データ領域へのデータの記録が第1のアド
レスから第2のアドレスに向かって行われているとき
に、前記交代データ領域再定義手段は、前記交代データ
領域を前記データ領域の該データ記録方向端部の領域か
ら定義することを特徴とする(5)に記載の情報処理装
置。
【0071】(作用)交代データ領域再定義手段は、デ
ータ領域へのデータの記録が第1のアドレスから第2の
アドレスに向かって行われているときに、交代データ領
域をデータ領域のデータ記録方向端部の領域から定義す
るため、データの連続的な記録が交代データ領域によっ
て中断されることがない。
【0072】(効果)データの連続的な記録が交代デー
タ領域によって中断されることがなくなるので、データ
領域におけるデータの処理にかかる時間を増やさずに済
む。 (7) 前記交代データは、前記第2のアドレスから前
記第1のアドレスに向かって前記交代データ領域に記録
されることを特徴とする(6)に記載の情報処理装置。
【0073】(作用)交代データは、第2のアドレスか
ら第1のアドレスに向かって交代データ領域に記録され
るため、複数の交代データ領域を定義したときにも交代
データがアドレス上で連続的に記録できる。 (効果)複数の交代データ領域を定義したときにも交代
データがアドレス上で連続的に記録できるので、交代デ
ータの処理にかかる時間を増やさずに済む。 (8) さらに、データのアドレスと前記交代データ領
域に記録された該データの交代データのアドレスとの対
応関係を示す交代情報を記録する交代情報領域の記録可
能な容量が第2の基準容量を下回ったことを検出する第
2の容量検出手段と、該第2の容量検出手段に基づいて
新たな交代情報領域を定義する交代情報領域再定義手段
と、を具備することを特徴とする(1)から(7)まで
に記載の情報処理装置。
【0074】(作用)交代情報領域再定義手段は、交代
情報を書き込むための交代情報領域の記録可能な容量が
第2の基準容量を下回っているとの第2の容量検出手段
からの検出結果に基づいて、新たな交代情報領域を論理
的に定義する。 (効果)交代情報領域の記録可能な容量が第2の基準容
量を下回ったときに新たな交代情報領域を論理的に定義
するようにしたので、最大使用容量を想定して交代情報
領域を記録媒体に予約しておく必要がなく、記録媒体の
記録容量を有効に利用できる。 (9) 前記第2の基準容量の大きさが、新たに記録が
必要となった交代情報の量に対応することを特徴とする
(8)に記載の情報処理装置。
【0075】(作用)第2の基準容量を、新たに記録が
必要となった交代情報の量に対応する大きさとすること
で、新たに記録が必要となった交代情報を記録するとき
に、そのための交代情報領域の記録可能な容量が不足し
ていれば、直ちに、その不足を補うために新たな交代情
報領域が記録媒体上に定義される。
【0076】(効果)新たに記録が必要となった交代情
報を記録するときにそのための交代情報領域の記録可能
な容量が不足していれば、直ちにその不足を補うために
新たな交代情報領域を定義するので、タイミングよく新
たな交代情報領域を定義することができる。 (10) 前記第2の基準容量の大きさが、予め定めら
れた一定の値であることを特徴とする(8)に記載の情
報処理装置。
【0077】(作用)第2の基準容量を、予め定められ
た一定の値とすることで、常に一定以上の記録容量を持
つ交代情報領域が記録媒体上に定義されている。 (効果)常に一定以上の記録容量を持つ交代情報領域が
記録媒体上に定義される。 (11) 前記交代情報領域再定義手段は、少なくとも
前記新たに記録が必要となった交代情報の量に相当する
ように、前記新たな交代情報領域の記録可能な容量を定
義することを特徴とする(9)に記載の情報処理装置。
【0078】(作用)交代情報領域再定義手段は、少な
くとも新たに記録が必要となった交代情報の量に相当す
るように、新たな交代情報領域の記録可能な容量を定義
する。 (効果)少なくとも新たに記録が必要となった交代情報
の量に相当するように、新たな交代情報領域の記録可能
な容量が定義されるので、新たに記録が必要となった交
代情報を確実に書き込むことができる。 (12) さらに、前記記録媒体上には前記データの管
理情報が記録されるディレクトリ領域が論理的に定義さ
れており、前記交代情報領域再定義手段は、前記ディレ
クトリ領域に前記新たな交代情報領域を定義することを
特徴とする(8)から(11)に記載の情報処理装置。
【0079】(作用)新たに記録が必要となった交代情
報を記録するときに、そのための交代情報領域の記録可
能な容量が不足していれば、その不足を補うために、新
たな交代情報領域が交代情報領域再定義手段によりディ
レクトリ領域上に定義される。 (効果)交代情報領域をディレクトリ領域上で定義する
ことにより、容易に、交代データ領域と明確に区別でき
る。 (13) 前記ディレクトリ領域への管理情報の記録が
第3のアドレスから第4のアドレスに向かって行われて
いるときに、前記交代情報領域再定義手段は、前記交代
情報領域を前記ディレクトリ領域の該ディレクトリ記録
方向端部の領域から定義することを特徴とする(12)
に記載の情報処理装置。
【0080】(作用)交代情報領域再定義手段は、ディ
レクトリ領域への管理情報の記録が第3のアドレスから
第4のアドレスに向かって行われているときに、交代情
報領域をディレクトリ領域の管理情報記録方向端部の領
域から定義するため、管理情報の連続的な記録が交代情
報領域によって中断されることがない。
【0081】(効果)管理情報の連続的な記録が交代情
報領域によって中断されることがなくなるので、ディレ
クトリ領域における管理情報の処理にかかる時間を増や
さずに済む。 (14) 前記交代情報は、前記第4のアドレスから前
記第3のアドレスに向かって前記交代情報領域に記録さ
れることを特徴とする(15)に記載の情報処理装置。
【0082】(作用)交代情報は、第4のアドレスから
第3のアドレスに向かって交代情報領域に記録されるた
め、複数の交代情報領域を定義したときにも交代情報が
アドレス上で連続的に記録できる。 (効果)複数の交代情報領域を定義したときにも交代情
報がアドレス上で連続的に記録できるので、交代情報の
処理にかかる時間を増やさずに済む。 (15) さらに、前記情報処理装置は、書き込み可能
な記録媒体を対象にしたオペレーティングシステムに接
続されており、前記交代データ領域再定義手段は、該オ
ペレーティングシステムには、前記交代データ領域を情
報の書き込みが行えない領域と看做させ、また、前記交
代情報領域再定義手段は、該オペレーティングシステム
には、前記交代情報領域を情報の書き込みが行えない領
域と看做させることを特徴とする(1)から(14)ま
でに記載の情報処理装置。
【0083】(作用)書き込み可能な記録媒体を対象に
したオペレーティングシステムには、交代データ領域再
定義手段は、前記交代データ領域を情報の書き込みが行
えない領域と看做させる。また、前記交代情報領域再定
義手段も、前記交代情報領域を情報の書き込みが行えな
い領域と看做させる。
【0084】(効果)交代データ領域、交代情報領域に
対して、オペレーティングシステムが書き込み命令を発
することがなく、無駄な処理を省くことができる。 (16) データの管理情報の書き換え情報を書き込む
ため、あるいは、データのアドレスと該データの書き直
しデータである交代データのアドレスとの対応関係を示
す交代情報を書き込むために追記型の記録媒体上のトラ
ックに定義された交代情報領域の記録可能な容量が第3
の基準容量を下回ったことを検出する第3の容量検出手
段と、該第3の容量検出手段に基づいて新たな交代情報
領域を定義する交代情報領域再定義手段と、を有する情
報処理装置。
【0085】(作用)交代情報領域再定義手段は、書き
換え情報、あるいは交代情報を書き込むための交代情報
領域の記録可能な容量が第3の基準容量を下回っている
との第3の容量検出手段からの検出結果に基づいて、新
たな交代情報領域を論理的に定義する。
【0086】(効果)交代情報領域の記録可能な容量が
第3の基準容量を下回ったときに新たな交代情報領域を
論理的に定義するようにしたので、最大使用容量を想定
して交代情報領域を記録媒体に予約しておく必要がな
く、記録媒体の記録容量を有効に利用できる。 (17) 前記第3の基準容量の大きさが、新たに記録
が必要となった前記書き換え情報あるいは新たに記録が
必要となった前記交代情報の量に対応することを特徴と
する(16)に記載の情報処理装置。
【0087】(作用)第3の基準容量を、新たに記録が
必要となった交代情報の量に対応する大きさとすること
で、新たに記録が必要となった交代情報を記録するとき
に、そのための交代情報領域の記録可能な容量が不足し
ていれば、直ちに、その不足を補うために新たな交代情
報領域が記録媒体上に定義される。
【0088】(効果)新たに記録が必要となった交代情
報を記録するときにそのための交代情報領域の記録可能
な容量が不足していれば、直ちにその不足を補うために
新たな交代情報領域を定義するので、タイミングよく新
たな交代情報領域を定義することができる。 (18) 前記第3の基準容量の大きさが、予め定めら
れた一定の値であることを特徴とする(16)に記載の
情報処理装置。
【0089】(作用)第3の基準容量を、予め定められ
た一定の値とすることで、常に一定以上の記録容量を持
つ交代情報領域が記録媒体上に定義されている。 (効果)常に一定以上の記録容量を持つ交代情報領域が
記録媒体上に定義される。 (19) 前記交代情報領域再定義手段は、少なくとも
前記新たに記録が必要となった書き換え情報の量あるい
は前記新たに記録が必要となった交代情報に相当するよ
うに、前記新たな交代情報領域の記録可能な容量を定義
することを特徴とする(17)に記載の情報処理装置。
【0090】(作用)交代情報領域再定義手段は、少な
くとも新たに記録が必要となった交代情報の量に相当す
るように、新たな交代情報領域の記録可能な容量を定義
する。 (効果)少なくとも新たに記録が必要となった交代情報
の量に相当するように、新たな交代情報領域の記録可能
な容量が定義されるので、新たに記録が必要となった交
代情報を確実に書き込むことができる。 (20) さらに、前記記録媒体上には前記データの管
理情報が記録されるディレクトリ領域が論理的に定義さ
れており、前記交代情報領域再定義手段は、前記ディレ
クトリ領域に前記新たな交代情報領域を定義することを
特徴とする(16)から(19)に記載の情報処理装
置。
【0091】(作用)新たに記録が必要となった交代情
報を記録するときに、そのための交代情報領域の記録可
能な容量が不足していれば、その不足を補うために、新
たな交代情報領域が交代情報領域再定義手段によりディ
レクトリ領域上に定義される。 (効果)交代情報領域をディレクトリ領域上で定義する
ことにより、容易に、交代データ領域と明確に区別でき
る。 (21) 前記交代情報領域再定義手段は、データを書
き込む領域に前記交代情報領域を定義することを特徴と
する(16)から(19)に記載の情報処理装置。
(作用)新たに記録が必要となった書き換え情報、ある
いは交代情報を記録するときに、そのための交代情報領
域の記録可能な容量が不足していれば、その不足を補う
ために、新たな交代情報領域が交代情報領域再定義手段
によりデータ領域上に定義される。
【0092】(効果)データ領域は記録媒体発行時にか
なり広く定義されているので、充分な大きさの新たな交
代情報領域が定義できる。 (22) 前記交代情報領域再定義手段は、前記書き換
え情報と前記交代情報とを区別する標識を前記書き換え
情報と前記交代情報に付け加えた上で前記交代情報領域
に書き込み、該標識に基づいて前記管理情報の内容の書
き換え、あるいは前記交代データの管理を行うことを特
徴とする(16)から(21)に記載の情報処理装置。
【0093】(作用)交代情報領域再定義手段は、書き
換え情報と交代情報とを区別する標識を書き換え情報と
交代情報に付け加えた上で交代情報領域に書き込み、標
識に基づいて管理情報の内容の書き換え、あるいは交代
データの管理を行う。 (効果)書き換え情報と交代情報とが標識によって区別
され、その標識に基づいて処理が行われるので、書き換
え情報と交代情報とを交代情報領域に混在させても処理
を適切に行わせることができる。 (23) さらに、前記情報処理装置は、書き込み可能
な記録媒体を対象にしたオペレーティングシステムに接
続されており、前記交代情報領域再定義手段は、該オペ
レーティングシステムには、前記交代情報領域を情報の
書き込みが行えない領域と看做させることを特徴とする
(16)から(22)に記載の情報処理装置。
【0094】(作用)書き込み可能な記録媒体を対象に
したオペレーティングシステムには、交代情報領域再定
義手段は、交代情報領域を情報の書き込みが行えない領
域と看做させる。 (効果)交代情報領域に対してオペレーティングシステ
ムが書き込み命令を発することがなく、無駄な処理を省
くことができる。 (24) 追記型の記録媒体上に書き込まれたデータの
管理情報の内容を書き換えるための書き換え情報と、書
き直しデータである交代データを管理する交代情報とを
区別する標識の定義が記録されている標識定義テーブル
と、該標識定義テーブルに基づいて該書き換え情報や該
交代情報に対応する該標識を付け加えた上で、該書き換
え情報や該交代情報を、該交代情報を書き込む交代情報
領域に書き込む手段と、該書き換え情報や該交代情報に
付加された該標識と該標識定義テーブルとに基づいて前
記管理情報の内容の書き換え、あるいは前記交代データ
の管理を行う管理手段と、を有する情報処理装置。
【0095】(作用)交代情報領域に書き換え情報や交
代情報を書き込むとき、書き込み手段は、標識定義テー
ブルに基づき、書き換え情報や交代情報に、書き換え情
報や交代情報に対応する標識付加した上で書き込みを行
う。そして、管理手段は、交代情報や書き換え情報に付
加された標識に基づいて、交代情報や書き換え情報に適
切な処理を行う。
【0096】(効果)処理を適切に行わせることができ
る形で書き換え情報と交代情報とを交代情報領域に混在
させることができ、書き換え情報と交代情報とを記録す
るための領域を別々に設ける必要がなく、記録媒体の記
録容量を有効に利用できる。 (25) 前記書き換え情報は複数の種類の書き換え情
報からなり、該標識定義テーブルには、前記標識が該書
き換え情報の種類毎にも定義されていることを特徴とす
る(24)に記載の情報処理装置。
【0097】(作用)標識定義テーブルには、標識が書
き換え情報の種類毎にも定義されており、書き込み手段
は、標識定義テーブルに基づき、書き換え情報に、その
書き換え情報に対応する標識を付加した上で書き込みを
行う。 (効果)書き換え情報の種類が複数ある場合に、それぞ
れに応じた処理が行われる。 (26) 追記可能な記録媒体のデータ領域に記録する
データや該記録媒体に対する処理を指示する命令を入力
する入力手段と、該データ領域に記録されたデータの書
き直しデータである交代データを記録するための交代デ
ータ領域の記録可能な容量が、第1の基準容量を下回っ
たことを検出する第1の容量検出手段と、該第1の容量
検出手段の検出結果に基づいて新たな交代データ領域を
定義する交代データ領域再定義手段と、該データのアド
レスと該交代データ領域に記録された該データの交代デ
ータのアドレスとの対応関係を示す交代情報を記録する
交代情報領域の記録可能な容量が第2の基準容量を下回
ったことを検出する第2の容量検出手段と、該第2の容
量検出手段に基づいて新たな交代情報領域を定義する交
代情報領域再定義手段と、該データ、該交代データ、該
交代情報をそれぞれ対応する記録領域に記録及び再生の
少なくとも一方を行う記録再生手段と、該入力手段か
ら、該交代データが存在するデータの再生を指示する命
令が入力されたときには、該交代情報に基づいて、再生
が指示された該データの交代データを該記録再生手段に
より再生し、予め定められた形式で表示手段に表示する
よう制御する手段と、を有する情報処理装置。
【0098】(作用)入力手段から入力されたデータ
は、記録再生手段によりデータ領域に書き込まれる。こ
の書き込まれたデータが正常に書き込まれなかった場合
に、このデータの書き直し(この書き直しデータを交代
データと呼ぶ)が行われる。一方、交代データを記録す
るための交代データ領域の記録可能な容量が、第1の基
準容量を下回っているかどうかが第1の容量検出手段に
より検出され、下回っていることが検出された場合に
は、交代データ領域再定義手段により、新たな交代デー
タ領域が定義される。ここで、入力手段から、交代デー
タが存在するデータの再生を指示する命令が入力された
ときには、制御手段は、交代情報に基づいて、再生が指
示されたデータの交代データを記録再生手段により再生
し、予め定められた形式で表示手段に表示する。
【0099】(効果)交代データ領域の記録可能な容量
が第1の基準容量を下回ったときに新たな交代データ領
域を論理的に定義するようにし、交代情報領域の記録可
能な容量が第2の基準容量を下回ったときに新たな交代
情報領域を論理的に定義するようにしたので、最大使用
容量を想定して交代データ領域や交代情報領域を記録媒
体に予約しておく必要がなく、記録媒体の記録容量を有
効に利用できる。 (27) 前記記録媒体は、カード状に形成されている
ことを特徴とする(1)から(21)に記載の情報処理
装置。
【0100】(作用)前記記録媒体をカード状に形成し
ているため、携帯性に優れる。 (効果)携帯性に優れているため、距離的に離間された
情報処理装置間で使用することができる。
【0101】
【発明の効果】交代データ領域の記録可能な容量が第1
の基準容量を下回ったときに新たな交代データ領域を論
理的に定義するようにしたので、最大使用容量を想定し
て交代データ領域を記録媒体に予約しておく必要がな
く、記録媒体の記録容量を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の一実施の形態に用
いられる光カード1の概略図である。
【図2】本発明による情報処理装置の一実施の形態のブ
ロック図である。
【図3】光カード1の記録部1aの詳細な構成を模式的
に示した図である。
【図4】光カード定義情報部1dに記録されている定義
情報71の構成を示した図である。
【図5】定義情報部1dから読み出された定義情報7を
基に作成された定義情報テーブル8を示した図である。
【図6】光カード1が挿入された直後に行われる前処理
のフローチャートを示すである。
【図7】データを光カード1に書き込むときの処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図8】書き込めなかったデータの交代処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図9】排出コマンドがあるOS下での排出処理のフロ
ーチャートを示す図である。
【図10】(a)は、定義情報部1dに書き込まれてい
る個々の光カード1を区別するために使用されているレ
コード9の一例を示した図であり、(b)は、メモリ4
3に記憶・保持されている、個々の光カード1を区別す
るための部分95が付け加えられた定義情報テーブル8
を示した図である。
【図11】交代情報部をデータ部bから分離して定義す
ることを説明する図である。
【図12】交代処理や管理情報の内容を書き換える複数
の処理を交代情報部1c1に書き込む処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図13】(a)は変更情報10の構成を模式的に表し
た図、(b)は標識定義テーブル11、(c)は交代情
報テーブル12である。
【符号の説明】
1 光カード 2 入力表示部 3 光カード装置 4 ファイル管理部 5 バス 6 情報処理装置 7 定義情報 8 定義情報テーブル 9 識別子が入っているレコード 10 変更情報 11 標識定義テーブル 12 交代情報テーブル

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き直しデータである交代データを記録
    するための交代データ領域を、追記可能な記録媒体上の
    トラックに対して、論理的に定義する情報処理装置にお
    いて、 該交代データ領域の記録可能な容量が第1の基準容量を
    下回ったことを検出する第1の容量検出手段と、 該第1の容量検出手段の検出結果に基づいて新たな交代
    データ領域を定義する交代データ領域再定義手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の基準容量の大きさが、新たに
    記録が必要となった交代データの量に対応することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の基準容量の大きさが、予め定
    められた一定の値であることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記交代データ領域再定義手段は、少な
    くとも前記新たに記録が必要となった交代データの量に
    相当するように、前記新たな交代データ領域の記録可能
    な容量を定義することを特徴とする請求項2に記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記交代データ領域再定義手段は、前記
    データが記録されているデータ領域に前記新たな交代デ
    ータ領域を定義することを特徴とする請求項1から請求
    項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データ領域へのデータの記録が第1
    のアドレスから第2のアドレスに向かって行われている
    ときに、前記交代データ領域再定義手段は、前記交代デ
    ータ領域を前記データ領域の該データ記録方向端部の領
    域から定義することを特徴とする請求項5に記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記交代データは、前記第2のアドレス
    から前記第1のアドレスに向かって前記交代データ領域
    に記録されることを特徴とする請求項6に記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】 さらに、データのアドレスと前記交代デ
    ータ領域に記録された該データの交代データのアドレス
    との対応関係を示す交代情報を記録する交代情報領域の
    記録可能な容量が第2の基準容量を下回ったことを検出
    する第2の容量検出手段と、 該第2の容量検出手段に基づいて新たな交代情報領域を
    定義する交代情報領域再定義手段と、 を具備することを特徴とする請求項1から請求項7まで
    に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の基準容量の大きさが、新たに
    記録が必要となった交代情報の量に対応することを特徴
    とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の基準容量の大きさが、予め
    定められた一定の値であることを特徴とする請求項8に
    記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記交代情報領域再定義手段は、少な
    くとも前記新たに記録が必要となった交代情報の量に相
    当するように、前記新たな交代情報領域の記録可能な容
    量を定義することを特徴とする請求項9に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記記録媒体上には前記デー
    タの管理情報が記録されるディレクトリ領域が論理的に
    定義されており、 前記交代情報領域再定義手段は、前記ディレクトリ領域
    に前記新たな交代情報領域を定義することを特徴とする
    請求項8から請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記ディレクトリ領域への管理情報の
    記録が第3のアドレスから第4のアドレスに向かって行
    われているときに、前記交代情報領域再定義手段は、前
    記交代情報領域を前記ディレクトリ領域の該ディレクト
    リ記録方向端部の領域から定義することを特徴とする請
    求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記交代情報は、前記第4のアドレス
    から前記第3のアドレスに向かって前記交代情報領域に
    記録されることを特徴とする請求項15に記載の情報処
    理装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記情報処理装置は、書き込
    み可能な記録媒体を対象にしたオペレーティングシステ
    ムに接続されており、 前記交代データ領域再定義手段は、該オペレーティング
    システムには、前記交代データ領域を情報の書き込みが
    行えない領域と看做させ、 また、前記交代情報領域再定義手段は、該オペレーティ
    ングシステムには、前記交代情報領域を情報の書き込み
    が行えない領域と看做させることを特徴とする請求項1
    から請求項14までに記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 データの管理情報の書き換え情報を書
    き込むため、あるいは、データのアドレスと該データの
    書き直しデータである交代データのアドレスとの対応関
    係を示す交代情報を書き込むために追記型の記録媒体上
    のトラックに定義された交代情報領域の記録可能な容量
    が第3の基準容量を下回ったことを検出する第3の容量
    検出手段と、 該第3の容量検出手段に基づいて新たな交代情報領域を
    定義する交代情報領域再定義手段と、 を有する情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第3の基準容量の大きさが、新た
    に記録が必要となった前記書き換え情報あるいは新たに
    記録が必要となった前記交代情報の量に対応することを
    特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記第3の基準容量の大きさが、予め
    定められた一定の値であることを特徴とする請求項16
    に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記交代情報領域再定義手段は、少な
    くとも前記新たに記録が必要となった書き換え情報の量
    あるいは前記新たに記録が必要となった交代情報に相当
    するように、前記新たな交代情報領域の記録可能な容量
    を定義することを特徴とする請求項17に記載の情報処
    理装置。
  20. 【請求項20】 さらに、前記記録媒体上には前記デー
    タの管理情報が記録されるディレクトリ領域が論理的に
    定義されており、 前記交代情報領域再定義手段は、前記ディレクトリ領域
    に前記新たな交代情報領域を定義することを特徴とする
    請求項16から請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記交代情報領域再定義手段は、デー
    タを書き込む領域に前記交代情報領域を定義することを
    特徴とする請求項16から請求項19に記載の情報処理
    装置。
  22. 【請求項22】 前記交代情報領域再定義手段は、前記
    書き換え情報と前記交代情報とを区別する標識を前記書
    き換え情報と前記交代情報に付け加えた上で前記交代情
    報領域に書き込み、該標識に基づいて前記管理情報の内
    容の書き換え、あるいは前記交代データの管理を行うこ
    とを特徴とする請求項16から請求項21に記載の情報
    処理装置。
  23. 【請求項23】 さらに、前記情報処理装置は、書き込
    み可能な記録媒体を対象にしたオペレーティングシステ
    ムに接続されており、 前記交代情報領域再定義手段は、該オペレーティングシ
    ステムには、前記交代情報領域を情報の書き込みが行え
    ない領域と看做させることを特徴とする請求項16から
    請求項22に記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 追記型の記録媒体上に書き込まれたデ
    ータの管理情報の内容を書き換えるための書き換え情報
    と、書き直しデータである交代データを管理する交代情
    報とを区別する標識の定義が記録されている標識定義テ
    ーブルと、 該標識定義テーブルに基づいて該書き換え情報や該交代
    情報に対応する該標識を付け加えた上で、該書き換え情
    報や該交代情報を、該交代情報を書き込む交代情報領域
    に書き込む手段と、 該書き換え情報や該交代情報に付加された該標識と該標
    識定義テーブルとに基づいて前記管理情報の内容の書き
    換え、あるいは前記交代データの管理を行う管理手段
    と、 を有する情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記書き換え情報は複数の種類の書き
    換え情報からなり、該標識定義テーブルには、前記標識
    が該書き換え情報の種類毎にも定義されていることを特
    徴とする請求項24に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 追記可能な記録媒体のデータ領域に記
    録するデータや該記録媒体に対する処理を指示する命令
    を入力する入力手段と、 該データ領域に記録されたデータの書き直しデータであ
    る交代データを記録するための交代データ領域の記録可
    能な容量が、第1の基準容量を下回ったことを検出する
    第1の容量検出手段と、 該第1の容量検出手段の検出結果に基づいて新たな交代
    データ領域を定義する交代データ領域再定義手段と、 該データのアドレスと該交代データ領域に記録された該
    データの交代データのアドレスとの対応関係を示す交代
    情報を記録する交代情報領域の記録可能な容量が第2の
    基準容量を下回ったことを検出する第2の容量検出手段
    と、 該第2の容量検出手段に基づいて新たな交代情報領域を
    定義する交代情報領域再定義手段と、 該データ、該交代データ、該交代情報をそれぞれ対応す
    る記録領域に記録及び再生の少なくとも一方を行う記録
    再生手段と、 該入力手段から、該交代データが存在するデータの再生
    を指示する命令が入力されたときには、該交代情報に基
    づいて、再生が指示された該データの交代データを該記
    録再生手段により再生し、予め定められた形式で表示手
    段に表示するよう制御する手段と、 を有する情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記記録媒体は、カード状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項26に記載
    の情報処理装置。
JP7197222A 1995-08-02 1995-08-02 情報処理装置 Withdrawn JPH0944318A (ja)

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