JPH0943953A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JPH0943953A
JPH0943953A JP7195509A JP19550995A JPH0943953A JP H0943953 A JPH0943953 A JP H0943953A JP 7195509 A JP7195509 A JP 7195509A JP 19550995 A JP19550995 A JP 19550995A JP H0943953 A JPH0943953 A JP H0943953A
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toner
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Mitsuharu Okada
光治 岡田
Toshinori Nishimura
俊紀 西村
Hiroaki Ohashi
広章 大橋
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交換時のトナーの飛散を確実に防止できると共
に交換作業が容易であり、しかも構造が簡単で小型のト
ナーカートリッジを提供すること。 【解決手段】トナーカートリッジ本体201の下面のフ
ランジ203に沿ってトナー落下用開口を覆うことので
きるシャッタ部材250が、トナー落下用開口を開放し
た状態で、トナーカートリッジ本体201の引抜側端面
205に沿う退避姿勢に退避する。 【効果】非使用時のシャッタ部材がトナーカートリッジ
本体に連結されているので、シャッタ部材が必要になっ
たときに、これを捜す手間が省ける。シャッタ部材をト
ナーカートリッジ本体に位置合わせする作業が不要とな
り、メンテナンス作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、フ
ァクシミリ等の画像形成装置の、現像装置へトナーを補
給するトナーカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トナーカートリッジは、下面部
にトナー落下用開口を有し、内部にトナーを収納した収
納ケースと、上記収納ケースの上記下面部に引き剥がし
可能に貼り付けられた状態で上記トナー落下用開口を閉
塞した、シート状のシール部材とを備えている。
【0003】上記のトナーカートリッジは、画像形成装
置本体の収納凹部へ挿入によりセットされた後に、上記
シール部材を引き剥がされる。これにより、上記のトナ
ー落下用開口が開放され、収納ケース内のトナーが、収
納ケースの下方に配置された、画像形成装置本体の現像
装置へ、落下して補給される。そして、現像装置内のト
ナーが消費されつくすと、上記のトナーカートリッジを
収納凹部から抜き取った後、新品のトナーカートリッジ
を収納凹部へセットし、これにより、使用済みのトナー
カートリッジを新品のものと交換するようしている。
【0004】ところが、使用済みのトナーカートリッジ
の収納ケース内には、シール部材に付着したトナーを含
めて、少量のトナーが残存している。したがって、使用
済みのトナーカートリッジを収納凹部から抜き取る際
に、上記トナー落下用開口から、上記残存しているトナ
ーが落下し、落下したトナーが画像形成装置本体の内部
や外部に散乱するという問題があった。
【0005】そこで、使用済みのトナーカートリッジを
抜き取る前に、板状のシャッタ部材を、トナーカートリ
ッジの下面部に沿って画像形成装置本体の収納凹部内へ
挿入してトナーカートリッジの所定位置に装着し、この
装着したシャッタ部材によってトナー落下用開口を閉塞
した状態で抜き取るようにしたトナーカートリッジが提
供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記シャッ
タ部材は、非使用時に、トナーカートリッジから完全に
分離して取り外し、どこかに保管するようにしていた。
このため、トナーカートリッジを抜き取る際でシャッタ
部材が必要になったときに、シャッタ部材が見つからな
かったり、捜すのに手間がかかったりしていた。また、
取り外されていたシャッタ部材を、トナーカートリッジ
に装着する際に、シャッタ部材をトナーカートリッジに
位置合わせする作業が必要であり、面倒であった。この
ように、トナーカートリッジの交換に手間がかかるとい
う問題があった。
【0007】そこで、トナーカートリッジ本体を内容器
と外容器とからなる二重容器構造とし、シャッタ部材と
して可撓性で比較的剛性のある部材を採用して、このシ
ャッタ部材を、非使用時に、内容器と外容器との間の空
間に収容するようにしたものが提供されている(特開平
4−226173号公報参照)。しかしながら、この二
重容器構造のものでは、構造が複雑になり、また、シャ
ッタ部材を収容するための空間を、トナーカートリッジ
本体の内部に確保しなければならないので、トナーカー
トリッジが大型化するという新たな問題が予想される。
【0008】そこで、本発明の目的は、交換時のトナー
の飛散を確実に防止することができると共に交換作業が
容易であり、しかも構造が簡単で小型のトナーカートリ
ッジを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 (1) 請求項1に係る発明のトナーカートリッジは、内部
にトナーを収容し且つ下面部にトナー落下用開口を有す
るトナーカートリッジ本体と、上記トナーカートリッジ
本体の下面部に剥ぎ取り可能に付着されてトナー落下用
開口を閉塞するフィルム状のシール部材とを備え、トナ
ー補給装置に所定方向に沿って引き抜き自在にセットさ
れるトナーカートリッジにおいて、上記トナー落下用開
口を上記シール部材よりも下方で閉塞する閉塞位置とト
ナー落下用開口を開放する開放位置とにトナーカートリ
ッジ本体の下面部に沿ってスライド自在な板状のシャッ
タ部材をさらに備え、このシャッタ部材は、開放位置に
ある状態で少なくとも一部がトナーカートリッジ本体の
引抜側端面に沿う退避姿勢に退避できるように、トナー
カートリッジ本体に連結されていることを特徴とするも
のである。
【0010】上記構成によれば、トナーカートリッジを
トナー補給装置に装着する際には、シャッタ部材を開放
位置にスライドさせた後、シャッタ部材の少なくとも一
部をトナーカートリッジ本体の引抜側端面に沿う退避姿
勢に退避させる。一方、トナーカートリッジを抜き取る
際には、退避させておいたシャッタ部材をトナーカート
リッジ本体の下面部に沿う姿勢に戻した後、該シャッタ
部材を閉塞位置にスライドさせる。 (2) 請求項2に係るトナーカートリッジは、請求項1記
載のトナーカートリッジにおいて、上記シャッタ部材
は、トナーカートリッジ本体の下面部に沿ってスライド
自在であって且つ互いに相対回動自在に連結された第1
及び第2の部分を備え、シャッタ部材は第1の部分によ
ってトナー落下用開口を開閉し、上記退避姿勢では、第
1の部分のみが、トナーカートリッジ本体に対する連結
を解かれて第2の部分に対して回動することにより、ト
ナーカートリッジ本体の引抜側端面に沿う姿勢に退避さ
れることを特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、トナーカートリッジを
トナー補給装置に装着する際には、シャッタ部材をトナ
ーカートリッジ本体の下面部に沿って開放位置にスライ
ドさせ、これにより、トナー落下用開口を開放すると共
に第1の部分のトナーカートリッジ本体に対する連結を
解除する。次いで、トナーカートリッジ本体に対して連
結されている第2の部分に対して、第1の部分を回動さ
せて引抜側端面に沿う姿勢に退避させる。 (3) 請求項3に係るトナーカートリッジは、請求項2記
載のトナーカートリッジにおいて、上記第1及び第2の
部分は、樹脂による一体成形品からなり、両者を相対回
動可能に連結する部分は、他の部分よりも薄肉に形成さ
れた折れ曲げ線からなることを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、第1及び第2の部分を
一体成形したので、これらを別部品で構成する場合と比
較して、製造コストを安価にできる。また、両部分を相
対回動自在に連結する部分は、成形時に他の部分よりも
薄肉に形成しておくことにより、容易に製造できる。
【0013】
【発明の実施形態】以下、添付図面を参照しつつ本発明
の一実施形態について説明する。図1は本実施形態のト
ナーカートリッジを含むトナー補給装置が適用される画
像形成装置としての複写機の内部断面を示す概略構成図
であり、図2はトナーカートリッジが挿脱される際の複
写機の斜視図である。
【0014】図1を参照して、本複写機1は、複写機本
体10の内部に、 透明な原稿載置板20上に載置された原稿を露光走査
し、原稿からの反射光を感光体ドラム41に導くための
光学系30と、 感光体ドラム41に形成された静電潜像を現像装置4
3により顕像化した後、用紙に転写する作像部40と、 用紙に転写されたトナー像を加熱定着させる定着装置
51を含み、給紙トレー52から作像部40を通して排
出トレー53に排出する用紙搬送部50と を備えている。
【0015】作像部40としては、感光体ドラム41の
周囲に、帯電チャージャ42、現像装置43、転写チャ
ージャ44およびクリーニング装置45を、この順に配
置したものである。この作像部40は、帯電チャージャ
42によって均一に帯電した感光体ドラム41の外周面
に、原稿像を結像させて静電潜像を形成した後、当該静
電潜像を現像装置43によってトナー像に顕像化し、転
写チャージャ44によってトナー像を用紙に転写し、残
留トナーをクリーニング装置45によって回収するよう
にしたものである。
【0016】本トナー補給装置100は、現像装置43
の上方に配置されており、現像装置43にトナーを供給
する。トナー補給装置100は、補給のためのトナー
を収容したトナーカートリッジ200と、このトナー
カートリッジ200を引き抜き自在にセットすると共
に、トナーカートリッジ200の挿脱を案内する可倒式
の案内トレー310を有するトナー補給装置本体300
とを備えている。
【0017】案内トレー310は、図2に示すように、
複写機の前方に倒された水平な姿勢(以下、「案内姿
勢」という)でトナーカートリッジ200の挿脱を案内
し、また、所定の軸線60の回りに回動することによっ
て、セットされたトナーカートリッジ200の引抜側端
面205に沿う鉛直な姿勢(以下、「退避姿勢」とい
う)に退避できるようになっている。
【0018】トナーカートリッジ7の交換に際しては、
図2に示すように、複写機本体10の前面11の一部を
構成する開閉カバー12を開放して、案内トレー310
を水平な案内姿勢に倒した状態で、新旧のトナーカート
リッジ200を挿脱する。開閉カバー12は、前面11
に沿う水平な軸線13の回りに回動することにより、複
写機本体10の内部を開閉できるようになっている。ト
ナーカートリッジ200のセットが完了すると、案内ト
レー310は、トナーカートリッジ200の引抜側端面
205に沿う鉛直な退避姿勢まで起こされ、次いで、開
閉カバー12が鉛直な姿勢まで起こされて閉じられる。
【0019】なお、仮に、案内トレー310が、図2に
示す水平な案内姿勢のままとなっていたとしても、開閉
カバー12を閉じるときに、この開閉カバー12が案内
トレー310に接触して、案内トレー310を鉛直な退
避姿勢まで起こせるようになっている。次いで、図3を
参照して、トナー補給装置本体300について説明す
る。図3において、矢符X方向がトナーカートリッジ2
00の挿入方向である。トナー補給装置本体300は、
上記案内トレー310と、この案内トレー310の
回動角度に応じて、鉛直な退避姿勢又は水平な案内姿勢
に保持するための付勢手段としての引張コイルばね31
2と、この案内トレー310によって挿脱を案内され
たトナーカートリッジ200を、所定のセット位置にセ
ットする装着部321と、上記セット位置にセットさ
れたトナーカートリッジ200の、後述する従動ギア2
30と噛み合う駆動ギア332を含み、支持部材334
によって支持されたギア機構331と、ギア機構33
1を回転駆動するモータ333と、上記装着部321
の下方に設けられ、セットされたトナーカートリッジ2
00から落下するトナーを受けて溜めるホッパ部320
と、このホッパ部320から現像装置43へトナーを
搬送する搬送手段としてのスクリューコンベア340と
を備えている。
【0020】上記案内トレー310は、上記装着部32
1の前端部(反X方向側端部)に上記軸線60の回りに
回動自在に、トグル連結されている。この案内トレー3
10は、上記した案内姿勢にある状態で、トナーカート
リッジ200の挿脱方向であるX方向に沿う一対の案内
用の溝311を有している。これらの溝311は、トナ
ーカートリッジ200の後述するシャッタ部材250を
案内するものである。また、案内トレー310は、トナ
ーカートリッジ200が挿入されるときに、シャッタ部
材250を開放位置に移動させるべく、シャッタ部材2
50と係合されるようになっている。
【0021】また、装着部321は、トナーカートリッ
ジ200の挿脱方向であるX方向に沿って延びる、一対
の溝322を有している。この溝322は、トナーカー
トリッジ200の後述するフランジ203を案内するも
のである。次いで、図3ないし図4を参照して、トナー
カートリッジ200について説明する。トナーカートリ
ッジ200は、下面部を構成するフランジ203に、
トナー落下用開口202を形成した容器状のトナーカー
トリッジ本体201と、上記フランジ203の下面に
剥ぎ取り自在に付着された状態でトナー落下用開口20
2を閉塞したフィルム状のシール部材210と、この
シール部材210の一端部を固定し、該シール部材21
0をフランジ203から剥ぎ取りつつ巻き取る巻取軸2
20と、この巻取軸220と一体回転する上記従動ギ
ア230と、上記フランジ203にスライド自在に嵌
め合わされ、スライドすることによってシール部材21
0よりも下方で上記トナー落下用開口202を開閉する
シャッタ部材250とを備えている。なお、205は、
トナーカートリッジ200の引抜側端面である。
【0022】次いで、図3及び図5〜図7を参照して、
シャッタ部材250について説明する。シャッタ部材2
50は、フランジ203に対してスライドすることによ
り、トナー落下用開口202を閉塞する閉塞位置(図3
参照)と、トナー落下用開口202を開放する開放位置
(図5参照)との間に変位される。そして、この開放位
置にある状態で、シャッタ部材250の一部(後述する
第1の部分251)が残りの部分(後述する第2の部分
252)に対して回動されて、図6に示すようにトナー
カートリッジ200の引抜側端面205に沿わされる退
避姿勢となるようにされている。
【0023】具体的には、図5〜図7を参照して、シャ
ッタ部材250は、フランジ203に沿ってスライド自
在であって且つ互いに相対回動自在に連結された第1の
部分251と第2の部分252とを備えている。これら
第1及び第2の部分251,252は、樹脂による一体
成形品からなり、両者251,252を相対回動可能に
連結する部分は、他の部分よりも薄肉に形成された折れ
曲げ線253からなっている。本実施形態では、シャッ
タ部材250の下面部にV溝が形成されることにより、
薄肉とされて折れ曲げ線253が形成されている。
【0024】上記第1の部分251の対向する一対の縁
部には、互いに逆向きの長尺のL字状板254がそれぞ
れ延設されており、各L字状板254によって、フラン
ジ203の対応する縁部をそれぞれ導入する案内溝25
4が形成されている。また、第2の部分252の対向す
る縁部には、互いに逆向きのL字状突起256が延設さ
れており、各L字状突起256は、フランジ203の対
応する縁部を導入する案内溝257を形成している。ま
た、これらL字状突起256は、シャッタ部材250が
開放位置にある状態で、フランジ203の引抜き側端部
の抜け止め用突起2030に係合されるようになってい
る(図5参照)。
【0025】シャッタ部材250は、図5に示す開放位
置にある状態で、第1の部分251のみが、トナーカー
トリッジ本体201に対する連結を解かれて第2の部分
252に対して回動することにより、図7に示すように
トナーカートリッジ本体201の引抜側端面205に沿
う退避姿勢に退避されるようになっている。動作 図8ないし図11を参照して、トナーカートリッジ20
0をトナー補給装置本体300に装着する動作について
説明する。 1)まず、図8に示すように、起立姿勢にある案内トレ
ー310を水平な案内姿勢に倒す。 2)次いで、図9に示すように、新品のトナーカートリ
ッジ200の閉塞位置にあるシャッタ部材250を、水
平な案内姿勢にある案内トレー310の溝311に導入
した状態で、トナーカートリッジ200をX方向に沿っ
て案内トレー310上をスライドさせつつ押し込んでい
く。 3)シャッタ部材250はその全体が案内トレー310
に保持された時点で案内トレー310に係合され、案内
トレー310に対する移動を止められる。 4)シャッタ部材250の移動が止められた状態で、ト
ナーカートリッジ本体201をさらにX方向に沿って押
し込むと、フランジ203が装着部321の溝322に
導入されて案内されつつ、トナーカートリッジ本体20
1が装着部321上を移動する。そして、図10に示す
ように、トナーカートリッジ本体201が装着部321
上の所定のセット位置にセットされると共に、シャッタ
部材250が開放位置に変位される。 5)上記セット位置では、案内トレー310の回動の軸
線60と、シャッタ部材250の回動の軸線である折れ
曲げ線253とが、略同軸となり、両者の一括回動が許
容される。そこで、図11に示すように、シャッタ部材
250とこれを保持した案内トレー310を、一括して
回動させ、起立する退避姿勢に退避させる。この退避姿
勢では、図12に詳細に示すように、起立したシャッタ
部材250の第1の部分251が、トナーカートリッジ
本体201のフランジ203の引抜側端部2031と当
接する一方、引張コイルばね312による付勢力が、案
内トレー310及びシャッタ部材310の退避姿勢を保
持するように働くことから、トナーカートリッジ本体2
01は、セット位置に位置決めされた状態でセット位置
からの引き抜きを阻止される。
【0026】なお、仮に、トナーカートリッジ本体20
1がセット位置に完全にセットされていない場合には、
案内トレー310とシャッタ部材250の回動の軸線6
0,253同士が互いにずれるので、案内トレー310
を回動させることができなくなる。これにより、操作者
は、トナーカートリッジ200がセット位置に正確にセ
ットされていないことを認知することができる。
【0027】本実施形態によれば、非使用時のシャッタ
部材250がトナーカートリッジ本体201に連結され
た状態にあるので、シャッタ部材250が必要になった
ときに、これを捜す手間を省くことができ、また、シャ
ッタ部材250をトナーカートリッジ本体201に位置
合わせする作業も不要となり、メンテナンス作業が簡単
に行なえる。さらに、非使用時のシャッタ部材250
を、トナーカートリッジ本体201の外部において邪魔
にならない退避姿勢に退避させておくので、従来の二重
容器構造のものと比較して構造が簡単で小型のトナーカ
ートリッジを実現でき、しかも、装着時のトナーカート
リッジ200が不要に大きなスペースをとることがな
い。
【0028】また、図5に示すように、シャッタ部材2
50の第1の部分251が退避した状態で、第2の部分
252がトナーカートリッジ本体201のフランジ20
3に沿ってスライド自在に連結されているので、この第
2の部分のスライドによって、第1の部分251を案内
してこれをトナーカートリッジ本体201のフランジ2
03に沿う状態に容易に導くことができる。
【0029】加えて、シャッタ部材250の第1及び第
2の部分252,252並びに両者を相対回動自在に連
結する部分を樹脂により一体成形したので、第1及び第
2の部分252,252を別部品で構成してこれらをピ
ン等で連結する場合と比較して、製造コストを格段に安
くすることができる。なお、上記実施形態では、シャッ
タ部材250は、回動により、トナーカートリッジ本体
201の引抜側端面205に沿う退避姿勢に退避した
が、これに代えて、多数の平行な折れ曲げ線を有して全
体が柔軟に屈曲できるシャッタ部材を設け、該シャッタ
部材をスライドさせながら退避姿勢に退避させるように
することもできる。
【0030】その他、特許請求の範囲内において種々の
変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、トナーカ
ートリッジ本体から完全に取り外されてしまう従来のシ
ャッタ部材であれば、取り外されていたシャッタ部材を
捜す手間が必要であり、また取り外されていたシャッタ
部材をトナーカートリッジ本体に装着するために両者を
位置合わせする作業が必要であったが、本発明では、非
使用時のシャッタ部材がトナーカートリッジ本体に連結
された状態にあるので、シャッタ部材が必要になったと
きに、これを捜す手間を省くことができ、また、シャッ
タ部材をトナーカートリッジ本体に位置合わせする作業
も不要となり、メンテナンス作業が簡単に行なえる。し
かも、非使用時のシャッタ部材を、トナーカートリッジ
本体の外部において邪魔にならない姿勢に退避させてお
くので、従来の二重容器構造のものと比較して構造が簡
単で小型のトナーカートリッジを実現でき、しかも、装
着時のトナーカートリッジが不要に大きなスペースをと
ることがない。
【0032】請求項2に係る発明によれば、シャッタ部
材の第1の部分が退避した状態で、第2の部分がトナー
カートリッジ本体の下面部に沿ってスライド自在に連結
されているので、この第2の部分のスライドによって、
第1の部分を案内してこれをトナーカートリッジ本体の
下面部に沿う状態に容易に導くことができる。請求項3
に係る発明によれば、シャッタ部材の第1及び第2の部
分並びに両者を相対回動自在に連結する部分を樹脂によ
り一体成形したので、第1及び第2の部分を別部品で構
成してこれらをピン等で連結する場合と比較して、製造
コストを格段に安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジ
が適用された複写機の内部断面を示す概略構成図であ
る。
【図2】前カバーを開いた状態で複写機の概略斜視図で
ある。
【図3】トナーカートリッジ及びトナー補給装置本体を
含むトナー補給装置の分解斜視図である。
【図4】トナーカートリッジの部分断面側面図である。
【図5】シャッタ部材を開放した状態のトナーカートリ
ッジの斜視図である。
【図6】シャッタ部材を退避させた状態のトナーカート
リッジの斜視図である。
【図7】シャッタ部材の要部の拡大斜視図である。
【図8】案内トレーを鉛直な退避姿勢から水平な案内姿
勢に倒した状態を示すトナー補給装置本体の模式的側面
図である。
【図9】トナーカートリッジのシャッタ部材を案内トレ
ーに導入し始めた状態を示すトナー補給装置の模式的側
面図である。
【図10】トナーカートリッジのセットが完了した状態
を示すトナー補給装置の模式的側面図である。
【図11】トナーカートリッジのセット完了後に案内ト
レー及びシャッタ部材を一括して退避させた状態を示す
トナー補給装置の模式的側面図である。
【図12】案内トレー及びシャッタ部材が退避姿勢にあ
る状態でトナー補給装置の要部を拡大して示す一部破断
側面図である。
【符号の説明】
60 軸線 100 トナー補給装置 200 トナーカートリッジ 201 トナーカートリッジ本体 202 トナー落下用開口 203 フランジ 205 引抜側端面 210 シール部材 250 シャッタ部材 251 第1の部分 252 第2の部分 253 折れ曲げ線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にトナーを収容し且つ下面部にトナー
    落下用開口を有するトナーカートリッジ本体と、上記ト
    ナーカートリッジ本体の下面部に剥ぎ取り可能に付着さ
    れてトナー落下用開口を閉塞するフィルム状のシール部
    材とを備え、トナー補給装置に所定方向に沿って引き抜
    き自在にセットされるトナーカートリッジにおいて、 上記トナー落下用開口を上記シール部材よりも下方で閉
    塞する閉塞位置とトナー落下用開口を開放する開放位置
    とにトナーカートリッジ本体の下面部に沿ってスライド
    自在な板状のシャッタ部材をさらに備え、 このシャッタ部材は、開放位置にある状態で少なくとも
    一部がトナーカートリッジ本体の引抜側端面に沿う退避
    姿勢に退避できるように、トナーカートリッジ本体に連
    結されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナーカートリッジにおい
    て、 上記シャッタ部材は、トナーカートリッジ本体の下面部
    に沿ってスライド自在であって且つ互いに相対回動自在
    に連結された第1及び第2の部分を備え、 シャッタ部材は第1の部分によってトナー落下用開口を
    開閉し、 上記退避姿勢では、第1の部分のみが、トナーカートリ
    ッジ本体に対する連結を解かれて第2の部分に対して回
    動することにより、トナーカートリッジ本体の引抜側端
    面に沿う姿勢に退避されることを特徴とするトナーカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のトナーカートリッジにおい
    て、上記第1及び第2の部分は、樹脂による一体成形品
    からなり、両者を相対回動可能に連結する部分は、他の
    部分よりも薄肉に形成された折れ曲げ線からなることを
    特徴とするトナーカートリッジ。
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JP2013113928A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc 現像機構及び画像形成装置

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