JPH0942718A - 氷蓄熱装置 - Google Patents

氷蓄熱装置

Info

Publication number
JPH0942718A
JPH0942718A JP7197640A JP19764095A JPH0942718A JP H0942718 A JPH0942718 A JP H0942718A JP 7197640 A JP7197640 A JP 7197640A JP 19764095 A JP19764095 A JP 19764095A JP H0942718 A JPH0942718 A JP H0942718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
heat storage
return water
heat
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7197640A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sekiya
矢 英 士 関
Mikio Takayanagi
柳 幹 男 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7197640A priority Critical patent/JPH0942718A/ja
Publication of JPH0942718A publication Critical patent/JPH0942718A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/85Food storage or conservation, e.g. cooling or drying

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題と解決手段】 蓄熱槽中の氷と暖かい戻り水との
熱交換を効率的に行え、熱負荷への冷熱の供給特性が向
上させることができる氷蓄熱装置を提供する。蓄熱槽
(1)に氷(6)と冷水(2)を収容し、蓄熱槽(1)
の冷水(2)を熱負荷(8)へ送出して冷熱を熱負荷
(8)へ供給し熱負荷からの戻り水(9)を蓄熱槽
(1)へ戻す氷蓄熱装置において、戻り水(9)を蓄熱
槽(1)の上方部から導き蓄熱槽(1)中の下方部へ放
出する少なくとも1個の戻り水放出管(12)を備える
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は氷蓄熱装置に係り、
特に氷融解時の熱伝達の促進および蓄熱槽内の氷充填率
の向上を図る氷蓄熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昼間冷房負荷が高負荷となる時間帯に対
処する目的と、深夜の余剰電力を活用する目的で、深夜
電力で水槽内の水を冷やしたり(冷水蓄熱)、凍らせた
り(氷蓄熱)しておき、その冷熱で昼間の冷房を行う技
術がある。特に過密な都市部では、冷房負荷に対して十
分な大きさの水槽を設置することが容易ではないため、
蓄熱密度の大きな氷蓄熱への希望が多くなって来た。
【0003】氷蓄熱の方式は数多くあり、例えば文献
「エネルギー・資源」Vol.11,No.4,P.3
41〜346(1990/7)にてそれらを知ることが
できるが、技術的にはまだ要求を十分満足できていると
は言い難く、(1)氷蓄熱槽内の氷の充填率を向上させ
る、(2)氷蓄熱槽内に蓄えられている冷熱の取り出
し速度を向上させる、という点に技術的課題がある。
【0004】これら多くの方式の中でもダイナミック型
(動的製氷)は、流動的な氷を氷蓄熱槽内に蓄えるもの
で、蓄熱槽内の一部の場所あるいは蓄熱槽外で製造した
氷を蓄熱槽内に送り込んで行けるため、スタティック型
(静的製氷)のように蓄熱槽内全域に亘る製氷構造が不
要であり、特に大容量の氷蓄熱装置に適するとみられて
いる。
【0005】ダイナミック型(動的製氷)氷蓄熱装置の
基本的な概念を図15に示す。これは上記文献ではP.
343の過冷却(高砂熱学工業)の方式に類似したもの
である。
【0006】図15において、氷蓄熱槽1内の水2は、
製氷水ポンプ3で冷凍機4に送られ過冷却され、氷発生
装置5で過冷却が解かれて氷6となって氷蓄熱槽1に蓄
えられる。氷蓄熱槽1に蓄えられた冷熱は、低温の水2
の形態で冷水供給ポンプ7により熱負荷8に送られ、冷
熱を放出した後氷蓄熱槽1に戻る。
【0007】このような冷熱蓄熱方式にあたっては、熱
負荷8からの温度が上がった戻り水9が、氷蓄熱槽1内
で速やかに温度低下しないと、暖かな状態のままで再び
熱負荷8に回ってしまうので、そのような装置ではゆっ
くりと、少量ずつしか冷熱を供給できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図15に示す従来の装
置では、熱負荷8からの暖かい戻り水9は、一般に散水
ノズル10を用いて、氷蓄熱槽1の水面上に散水される
が、氷蓄熱槽1内の氷6に水道(みずみち)11が生じ
ると、散水された戻り水9が優先的にこの水道11を通
って冷水供給ポンプ7に回ってしまい、氷6との熱交換
が十分行われずに暖かい状態のままで熱負荷8に供給さ
れることになる。
【0009】水道11は、氷6内に広範囲に、かつ多数
が満遍なく発生するのであれば、戻り水9と氷6の接触
面積、即ち両者の伝熱面積が大きくなることであり、か
えって望ましいことであるが、そのようにはならないか
ら問題となる。
【0010】また、雪状やかき氷状の氷は、含水率が大
きいので、氷蓄熱槽1全体的に見ると、氷充填率が低い
値となる。この氷充填率を向上させることも、技術課題
のひとつである。
【0011】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解決し、蓄熱槽中の氷と暖かい戻り水との熱
交換を効率的に行え、熱負荷への冷熱の供給特性が向上
させることができる氷蓄熱装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、蓄熱槽に氷と冷水を収容し、前記蓄熱槽の
冷水を熱負荷へ送出して冷熱を熱負荷へ供給し熱負荷か
らの戻り水を前記蓄熱槽へ戻す氷蓄熱装置において、前
記戻り水を前記蓄熱槽の上方部から導き前記蓄熱槽中の
下方部へ放出する少なくとも1個の戻り水放出管を備え
ることを特徴とする。
【0013】好適には、前記戻り水放出管は、前記蓄熱
槽中における氷の動きを受けて変形可能に形成されてい
る。また、前記戻り水放出管は、表面積を大きくするた
めの突起部が側部に形成されている。また、前記戻り水
放出管には、戻り水を放出する少なくとも1個の孔が側
壁面に形成されている。また、前記戻り水放出管は、非
真円の断面形状を有する。また、前記戻り水放出管は、
長手方向に異なる断面形状を有する。
【0014】また、好適には、前記戻り水放出管は、複
数個設けられ、これらの戻り水放出管は所定の配列で前
記蓄熱槽内に配設されている。また、前記蓄熱槽の冷水
を熱負荷へ送出すとともに熱負荷からの戻り水を前記蓄
熱槽へ戻すための冷水供給ポンプを設け、この冷水供給
ポンプの運転時間を設定する冷水供給ポンプ時間設定器
を備えている。また、前記蓄熱槽は、隣接して複数個設
けられている。また、前記戻り水放出管は、所定の1個
以上の蓄熱槽内に互いに連通するように配設されている
いる。また、前記蓄熱槽中の氷を生成する冷凍機の熱媒
体を前記戻り水放出管を通して前記蓄熱槽へ送るととも
に、前記蓄熱槽に蓄積した前記熱媒体を前記冷凍機へ戻
す熱媒体ポンプを設けている。また、前記熱媒体ポンプ
の運転期間を設定する熱媒体ポンプ時間設定器を備えて
いる。また、前記蓄熱槽中の氷の状態を検出する氷検出
器を備え、冷水供給ポンプ時間設定器あるいは熱媒体ポ
ンプ時間設定器は前記氷検出器の信号に基づき冷水供給
ポンプの運転時間あるいは前記熱媒体ポンプの運転期間
を設定する。
【0015】上述した装置において、熱負荷へ送出され
熱負荷からの温まった戻り水は戻り水放出管を介して蓄
熱槽の上方部から蓄熱槽の下方部へ導かれ、蓄熱槽中の
下方部へ放出される。熱負荷で暖められた戻り水を戻り
水放出管を通るようにすることにより、蓄熱槽内の氷の
内部に多数の水管が出現させることが可能になり、この
水管の出現により蓄熱槽中の氷と暖かい戻り水との熱交
換を効率的に行え、熱負荷への冷熱の供給特性が向上さ
せることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。まず、図1乃至図9を参照し
て本発明の第1実施形態例について説明する。
【0017】本実施形態例は図15の例に対して本発明
を適用したもので、本実施態様例では図1に示すよう
に、氷蓄熱槽1内に下端の開いた複数の戻り水放出管と
しての細管12を垂らし、細管12の上端には熱負荷8
からの戻り水9を供給するような構成としている。
【0018】このような構成とすることにより、熱負荷
8からの暖まった戻り水9が細管12の中を流下して下
に抜けるので、細管12の外表面に接している氷6は暖
められ融ける結果、図2のごとく、氷6の内部に細管1
2の本数と同数の水管13が生じ、それに相当する伝熱
面が出現する。
【0019】よって、散水ノズル10から氷6上に散水
される戻り水9は、この多数の水管13内に流入するの
で、戻り水9と氷6が広い面積で接触することになり、
戻り水9は効果的に冷却されることになる。
【0020】細管12への注水と氷6上への散水の操作
は、戻り水操作弁14a、14bにより行う。
【0021】ここで細管12は、氷蓄熱槽1内でほぼ鉛
直に下がっていれば良く、きちんと直線上を保つ必要は
ないばかりか、氷蓄熱槽1内での氷6の動きの自由度を
増大させるためにも、変形・変位可能な管であった方が
都合が良い。
【0022】そのためには、細管12は変形可能な材質
で製作することが考えられる。このような材質として
は、例えばポリエチレンのような合成樹脂とか、ゴム、
布などがある。
【0023】また、剛性のある材質であっても、変形・
変位可能な構造の管に製造したものであれば、同様な効
果を得ることができる。
【0024】このような構造としては、例えば金属性の
可撓管などの例がある。そして、細管12全長に亘って
変形・変位可能な構造とする必要はなく、図3に示すご
とく、ごく一部、例えば上端付近のみを撓構造15にす
ることでも良い。
【0025】細管12の目的は、内部に戻り水9を通す
ことにより、管外表面に接している氷6を融かすことで
ある。そのためには、管外表面から周囲の氷6への伝熱
特性が良い方が効果的であり、伝熱を促進する手段を講
じることが考えられる。
【0026】そのような手段の例としては、図4に断面
図で示すように、管外表面にトゲやヒレのような突起物
16を付けたり、管外表面を凹凸のある形状にする案が
ある。このような構造とすることにより、管外表面と周
囲の氷6との伝熱面積が大きくなるので、伝熱特性が向
上する。
【0027】この突起物16は、形状によっては氷蓄熱
槽1内での氷6の動きの自由度を制限するので、すべて
の細管12が同様な形状である必要はない。氷発生装置
5との位置関係に応じて適切な形状とするのが良い。
【0028】細管12は戻り水9と氷6の熱交換が目的
であり、そのためにはこの両者が直接に接触することが
好ましい。そこで図5に示すように、細管12の管壁に
複数の小孔17を明けておけば、上端から流入する戻り
水9がこの小孔17を通って細管12の周囲に流出する
ので、戻り水9と氷6が直接接触し、両者の間で効果的
な熱交換が実現できる。
【0029】この場合、細管12の下端は図5(a)の
ように開放してあっても良く、図5(b)のように閉鎖
してあっても良い。
【0030】ところで、氷蓄熱槽1内に細管12のよう
な物が挿入されていると、氷発生装置5で生じた氷6を
氷蓄熱槽1内に充填していくとき、氷6がその挿入物に
付着するという現象が起こり、氷6が付着して細管12
が太るとますます氷6が付着しやすくなって、氷6の流
動が制限される。
【0031】そこで図6に示すように、細管12として
は軸に直角な断面が真円ではない形状のものを使用する
ことが考えられる。
【0032】その形状は楕円形や流線形、卵形など色々
考えられ、氷6の充填時に氷6の流動する流線方向を考
慮してその長軸の方向を決めれば良い。そして、細管1
2は全てが同一断面形状である必要は全くなく、氷蓄熱
槽1内の位置に応じて違えても良い。
【0033】細管12は氷蓄熱槽1内で全て同一口径と
する必要はない。氷蓄熱槽1内の位置により口径を違え
た例を図7および図8に示す。
【0034】図7は口径の大きな管12aと小さな管1
2bを併用したもので、小口径管12b何本かに大口径
管12aを1本の割合で、あるいはその逆の割合で配置
するとか、冷水取出口18に近い所は小口径管12bを
使うとか、の使い方が考えられ、このようにすることに
より、氷蓄熱槽1内の解氷特性の要求に対して、設計の
自由度が向上する。
【0035】また口径の大きな管12aと小さな管12
bの配置は、製氷運転時の氷6の流動も考慮するのが良
い。図6のところで上述したように、細管12には氷6
が付着するので、細管12の口径を使い分けることによ
り、氷6の流動特性の要求に対して、設計の自由度が向
上する。
【0036】図8は管の口径が上と下では異なるものを
適用した例である。このような末広がりの管を使用すれ
ば、細管12の下端が氷6で閉塞しにくくなる。
【0037】また、図5のような小孔17を有する細管
12の場合には、下端に向かうに従って管内の流量が減
少するから、上端が太く下端が細い管とすることでも良
い。
【0038】図7のような方式と図8のような方式を併
用することでも良い。
【0039】細管12は氷蓄熱槽1内で全て同一密度に
配置する必要はない。氷蓄熱槽1内の位置により疎ある
いは密に配置する例を図9に示す。
【0040】氷蓄熱槽1内で、ある程度の領域ごとに疎
あるいは密な部分を設けるとか、冷水取出口18に近い
所は密にするとか、の使い方が考えられ、このようにす
ることにより、氷蓄熱槽1内の解氷特性の要求に対し
て、設計の自由度が向上する。
【0041】図9(b)は氷蓄熱槽1の平面図である
が、製氷運転時に氷蓄熱槽1を流動する氷6が細管12
に付着し流動領域を狭めるのを防ぐため、氷発生装置5
に近いところは疎に、遠いところは密にした例である。
このように密度分布を変えることで、氷6の流動特性の
要求に対して、設計の自由度が向上する。特に氷発生装
置5から遠いところで、氷6の流動領域上問題ない場所
は、逆に氷6が付着しやすいような細管形状・配置とす
ることにより、細管12を中心に氷6の塊を成長させる
ことも考えられる。このような構成にすれば、氷6の充
填率が向上することも期待でき、かつ熱負荷8への冷熱
供給時には、細管12を中心に成長した氷6の塊が複数
の貫通孔内部から融けるので、戻り水9の冷却特性も良
い。
【0042】以上説明したように、本実施形態例の構成
によれば、動的製氷方式の氷蓄熱装置において、氷蓄熱
槽1内に下端の開いた細管12を複数垂らし、細管12
の上端に熱負荷8からの戻り水9を供給する構成として
いるので、熱負荷8からの暖かい戻り水9のため、氷蓄
熱槽1内の氷6の内部に多数の水管13が出現すること
になり、その広大な伝熱面により、散水ノズル10から
散水される暖かい戻り水9と氷6との熱交換が十分に行
われるので、熱負荷8への冷熱の供給特性が向上する。
【0043】また、細管12を変形可能な材質で構成す
るので、氷蓄熱槽1内での氷6の動きの自由度が高い。
そのため製氷時に氷蓄熱槽1内での氷6の流動が妨げら
れ難く、全体に氷6が充満し易い。
【0044】また、細管12を変形・変位可能な構造で
構成するので、氷蓄熱槽1内での氷6の動きの自由度が
高い。そのため製氷時に氷蓄熱槽1内での氷6の流動が
妨げられ難く、全体に氷6が充満し易い。
【0045】また、細管12は管外面に伝熱特性向上の
手段を講じるので、細管12内に注入される戻り水9や
熱媒体19と管外の氷6の熱交換特性が良い。
【0046】また、細管12は、水面下となる部分の管
壁に複数の小孔17を設けているので、管内に注入され
た戻り水9や熱媒体19がこの小孔17を通って周囲に
流出し、氷6、6′と直接接触して熱交換を行うことに
なり、効果的な熱交換が実現できる。
【0047】また、細管12は、軸に直角な断面形状が
真円ではないので、氷蓄熱槽内1での氷6の流動抵抗が
小さい。
【0048】また、細管12は、氷蓄熱槽1内の位置に
より口径を変えておくので、冷熱供給および製氷運転の
特性に自由度が増す。
【0049】また、細管12は、氷蓄熱槽1内の位置に
より疎あるいは密に配置しておくので、冷熱供給および
製氷運転の特性に自由度が増す。
【0050】次に、図10および図11を参照して本発
明の第2実施形態例について説明する。
【0051】氷蓄熱装置は大容量のものになると、氷蓄
熱槽1が複数の構成となる。図10はそのような場合の
一例で、ここでは全ての氷蓄熱槽1a〜1cに細管12
を設置している。
【0052】このような構成とすることにより、全氷蓄
熱槽1a〜1cの冷熱を短時間で取り出すことが可能と
なる。
【0053】図11はやはり複数の氷蓄熱槽1a〜1c
を有する場合であるが、ここでは一部の氷蓄熱槽1b〜
1cに細管12を設置している。
【0054】このような構成とすることにより、氷蓄熱
槽1a〜1c内の解氷特性の要求に対して、設計の自由
度が向上する。
【0055】熱負荷8からの戻り水9は常時細管12に
通水しても良いが、氷蓄熱槽1から熱負荷8への冷熱の
供給を開始し、熱負荷8からの戻り水9が氷蓄熱槽1に
戻り始めた直後が効果的である。冷熱の供給開始前は、
氷蓄熱槽1内に氷6が充満し細管12の周囲は氷6に覆
われているので、散水ノズル10から散水される戻り水
9は、氷蓄熱槽1の壁面部に回り込んだり、そうこうす
る内に氷6の一部に孔が貫通して水道10が発生する
と、その部分を優先的に流れるから氷6内の伝熱面積も
限られ、戻り水9と氷6の熱交換が十分に行われない。
【0056】本発明ではこの段階で、氷6内に通じてい
る多数の細管12に戻り水9を注水するので、細管12
の外表面に接する部分が融け、散水ノズル10から散水
される戻り水9がその隙間(図2に示す水管13)に流
れ込むことになるので、氷6内の伝熱面積が広くなり、
戻り水9と氷6の熱交換が十分行われることになる。よ
って、基本的には細管12の外表面に接する部分が融
け、散水ノズル10から散水される戻り水9がその隙間
に流れ込む状態になるまで、熱負荷8からの戻り水9を
細管12に通水すれば良い。
【0057】以上説明したように、本実施態様例の構成
によれば、氷蓄熱槽1が多数ある場合に、細管12を全
てに設置しておくので、冷熱供給および製氷運転の特性
が向上する。
【0058】また、氷蓄熱槽1が多数ある場合に、細管
12を一部に設置することにより、冷熱供給および製氷
運転の特性に自由度が増す。
【0059】また、熱負荷8からの戻り水9は、細管1
2の周囲の氷6が融けて、水管13が発生するまでの期
間のみ細管12に流入させ、その後は散水ノズル10に
のみ供給するので、戻り水9がいたずらに細管12を通
り冷水取出口18に抜けてしまうということがない。
【0060】次に、図12乃至図14を参照して本発明
の第3実施形態例について説明する。
【0061】動的氷蓄熱の一手法として、凝固点が0℃
以下で水より密度が大きく、かつ水に溶解しない液体状
の熱媒体を0℃以下に冷却し、水と直接接触させて流動
性ある氷6を製造する氷蓄熱の手法がある。図12はそ
の概念の一例であり、特願平3−1747公報に記載さ
れた案である。この案では上記熱媒体19を冷凍機4で
0℃以下に冷却し、水2内に注入して直接接触させ氷6
を発生させている。水2に冷熱を与えた熱媒体19は、
氷蓄熱槽1の底に溜まるので、熱媒体ポンプ20で冷凍
機4へと循環させる。
【0062】本実施形態例では、冷凍機4で冷却された
熱媒体19を細管12にも供給するような構成としてお
くので、製氷運転時に熱媒体19を細管12に通すと、
細管12の周囲の水2はこの熱媒体19で冷却され、細
管12を中心としてアイスキャンデー状の氷6′とな
る。細管12を通過した熱媒体19は水2の下に溜ま
り、冷凍機4へと循環する。
【0063】アイスキャンデー状の氷6′は上記文献
(特願平3−1747公報)に示されるスタティック型
(静的製氷)で形成される形態の氷であって、流動性の
ある氷6に比べて含水率が少ないので、氷蓄熱槽1内の
氷6の一部がこれへと変化すると、その分氷蓄熱槽1内
の氷充填率が向上することになる。一方この含水率が少
ない氷6′は堅く大きな塊なので、体積に比較して表面
積が小さく、水2との熱交換が良くないのであるが、本
発明では冷熱供給運転時に、熱負荷8からの戻り水9を
細管12内に流すので、この含水率の小さい氷6′は内
外面から解けることになり、一般のスタティック型(静
的製氷)で問題とされる解氷性の悪さも改善される。
【0064】このような製氷方式であっても、図5に示
す小孔17付き細管12は全く問題ない。製氷運転時に
熱媒体19の一部がアイスキャンデー状の氷6′内に取
り込まれるが、解氷されれば熱媒体19は水2から分離
する。
【0065】細管12への熱媒体19の供給は、製氷運
転時全般に亘って行っても良いが、細管12の周囲に氷
6′が成長すると、本来の流動性ある氷6が氷蓄熱槽1
内に行き渡る通路を狭めるので、製氷運転の後期に、熱
媒体操作弁21a,21bを開閉操作して、氷蓄熱槽1
内に満ちた氷6内の水分を凍らせる目的で実施するのが
効果的である。
【0066】細管12への戻り水9や熱媒体19の供給
は、上述したように、戻り水9であれば熱負荷8への冷
熱供給運転初期、熱媒体19であれば製氷運転終期に行
うことが多いので、それらの供給・停止操作は時間的な
要素に基づき行うことができる。
【0067】図13はそのような手法の一例を示すもの
で、時間設定器22は冷水供給ポンプ7が起動したとの
戻り水制御信号23pを受けて、戻り水操作弁14bに
戻り水制御信号23bを送り開動作させ、細管12に戻
り水9を通水させた後、細管12外壁の氷6が融けるに
要する時間を数え、所定の時間が経過したら、再び戻り
水操作弁14bに戻り水制御信号23bを送り閉動作さ
せ、細管12への戻り水9の通水を止める。
【0068】戻り水操作弁14bの開閉操作に応じて、
必要ならば戻り水操作弁14aにも戻り水制御信号23
aを送り、戻り水操作弁14bに呼応した開閉操作を行
う。
【0069】また時間設定器22は、熱媒体ポンプ20
が起動したとの熱媒体制御信号24p、および熱媒体操
作弁21aが開いたとの熱媒体制御信号24aを受け、
氷蓄熱槽1内に氷6が蓄積される時間を数え、所定の時
間が経過したら、熱媒体操作弁21bに熱媒体制御信号
24bを送り、該熱媒体操作弁21bを開いて細管12
へも熱媒体19を供給する。
【0070】熱媒体操作弁21bの開閉操作に応じて、
必要ならば熱媒体操作弁21aにも熱媒体制御信号24
aを送り、熱媒体操作弁21bに呼応した開閉操作を行
う。
【0071】細管12への戻り水9や熱媒体19の供給
は、時間的な要素によるばかりでなく、氷蓄熱槽1内の
氷6の状態に基づき行うことでも良い。
【0072】図14はそのような手法の一例を示すもの
で、監視制御装置25は氷蓄熱槽1内に適宜設置された
氷検出器26(26a,26b)からの氷状態信号27
(27a,27b)により氷蓄熱槽1内の氷6の貯蔵状
態を解析・判断して、冷水供給ポンプ7が起動したとの
戻り水制御信号23pを勘案して戻り水操作弁14bに
戻り水制御信号23bを送り、該戻り水操作弁14bの
開閉操作を行う。
【0073】戻り水操作弁14bの開閉操作に応じて、
必要ならば戻り水操作弁14aにも戻り水制御信号23
aを送り、戻り水操作弁14bに呼応した開閉操作を行
う。
【0074】また監視制御装置25は、熱媒体ポンプ2
0が起動したとの熱媒体制御信号24p、および熱媒体
操作弁21aが開いたとの熱媒体制御信号24aを勘案
して熱媒体操作弁21bに熱媒体制御信号24bを送
り、該熱媒体操作弁21bの開閉操作を行う。
【0075】熱媒体操作弁21bの開閉操作に応じて、
必要ならば熱媒体操作弁21aにも熱媒体制御信号24
aを送り、熱媒体操作弁21bに呼応した開閉操作を行
う。
【0076】氷検出器26は、氷蓄熱槽1内の氷6の状
態が判断可能な信号を出せるものであれば、これと決ま
った方式である必要はない。光や超音波の伝わり具合に
より検出する方式や、氷6に押されると接点が閉じるよ
うな方式など、さまざまな方式が考えられ、該氷検出器
26の設置場所も、その方式によって決まる。
【0077】以上説明したように、本実施形態例の構成
によれば、冷却した熱媒体19を氷蓄熱槽1内に注入し
て水2と直接接触させる製氷方式の場合には、製氷時に
該熱媒体19を上記細管12に供給可能にする結果、細
管12に接する氷6が冷却され、含水率が小さくなるの
で、氷蓄熱槽1全体として氷充填率が向上する。
【0078】また、冷やした熱媒体19は製氷運転の終
期に細管12に供給するので、アイスキャンデー状の氷
6′は流動的な氷6が氷蓄熱槽1内に充満してから形成
されることになり、氷6の氷蓄熱槽1内での流動が妨げ
られず、かつ氷蓄熱槽1全体として氷充填率が向上す
る。
【0079】また、細管12への戻り水9や熱媒体19
の供給・停止を冷水供給ポンプ7や熱媒体ポンプ20の
運転と関連させた時間的要素に基づき実行するので、簡
単な装置により自動運転が可能である。
【0080】また、細管12への戻り水9や熱媒体19
の供給・停止は氷蓄熱槽1内の氷6の状況に基づき実行
するので、適確な自動運転が可能である。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、戻り水を
蓄熱槽の上方部から導き蓄熱槽中の下方部へ放出する少
なくとも1個の戻り水放出管を設けたので、戻り水放出
管を通る熱負荷からの戻り水により蓄熱槽内の氷の内部
に多数の水管が出現させることが可能になり、蓄熱槽中
の氷と暖かい戻り水との熱交換を効率的に行え、熱負荷
への冷熱の供給特性が向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による氷蓄熱装置の第1実施態様例の基
本構成を示す断面図。
【図2】図1に示す装置の動作状態を説明する断面図。
【図3】本発明における戻り水放出管(細管)の例を示
す平面図。
【図4】本発明における戻り水放出管の例を示す断面
図。
【図5】本発明における戻り水放出管の変形例を示す側
断面図。
【図6】本発明における戻り水放出管の他の変形例を示
す断面図。
【図7】第1実施態様例の変形例を示す断面図。
【図8】第1実施態様例の他の変形例を示す断面図。
【図9】第1実施態様例の他の変形例を示す断面図
(a)とその平面図。
【図10】本発明の第2実施態様例の構成を示す断面
図。
【図11】同変形例の構成を示す断面図。
【図12】本発明の第3実施態様例の構成を示し、熱媒
体と水とを直接接触させて氷を製造する方式に本発明を
適用する場合の典型的な構成を示す断面図。
【図13】本発明の第3実施態様例の変形例を示す断面
図。
【図14】本発明の第3実施態様例の他の変形例を示す
断面図。
【図15】従来技術による氷蓄熱装置の基本的な構成を
示す断面図。
【符号の説明】
1 蓄熱槽 2 水 3 製氷水ポンプ 4 冷凍機 5 氷発生装置 6 氷 7 冷水供給ポンプ 8 熱負荷 9 戻り水 10 散水ノズル 11 水道 12 細管(戻り水放出管) 13 水管 14 戻り水操作弁 17 小孔 18 冷水取出口 19 熱媒体 20 熱媒体ポンプ 21 熱媒体操作弁 22 時間設定器 23 戻り水制御信号 24 熱媒体制御信号 25 監視制御装置 26 氷検出器 27 氷状態信号

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄熱槽に氷と冷水を収容し、前記蓄熱槽の
    冷水を熱負荷へ送出して冷熱を熱負荷へ供給し熱負荷か
    らの戻り水を前記蓄熱槽へ戻す氷蓄熱装置において、前
    記戻り水を前記蓄熱槽の上方部から導き前記蓄熱槽中の
    下方部へ放出する少なくとも1個の戻り水放出管を備え
    ることを特徴とする氷蓄熱装置。
  2. 【請求項2】前記戻り水放出管は、前記蓄熱槽中におけ
    る氷の動きを受けて変形可能に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  3. 【請求項3】前記戻り水放出管は、表面積を大きくする
    ための突起部が側部に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  4. 【請求項4】前記戻り水放出管には、戻り水を放出する
    少なくとも1個の孔が側壁面に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  5. 【請求項5】前記戻り水放出管は、非真円の断面形状を
    有することを特徴とする請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  6. 【請求項6】前記戻り水放出管は、長手方向に異なる断
    面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の氷蓄
    熱装置。
  7. 【請求項7】前記戻り水放出管は、複数個設けられ、こ
    れらの戻り水放出管は所定の配列で前記蓄熱槽内に配設
    されていることを特徴とする請求項1に記載の氷蓄熱装
    置。
  8. 【請求項8】前記蓄熱槽の冷水を熱負荷へ送出すととも
    に熱負荷からの戻り水を前記蓄熱槽へ戻すための冷水供
    給ポンプを設け、この冷水供給ポンプの運転時間を設定
    する冷水供給ポンプ時間設定器を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  9. 【請求項9】前記蓄熱槽は、隣接して複数個設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の氷蓄熱装置。
  10. 【請求項10】前記戻り水放出管は、所定の1個以上の
    蓄熱槽内に互いに連通するように配設されているいるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の氷蓄熱装置。
  11. 【請求項11】前記蓄熱槽中の氷を生成する冷凍機の熱
    媒体を前記戻り水放出管を通して前記蓄熱槽へ送るとと
    もに、前記蓄熱槽に蓄積した前記熱媒体を前記冷凍機へ
    戻す熱媒体ポンプを設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の氷蓄熱装置。
  12. 【請求項12】前記熱媒体ポンプの運転期間を設定する
    熱媒体ポンプ時間設定器を備えていることを特徴とする
    請求項11に記載の氷蓄熱装置。
  13. 【請求項13】前記蓄熱槽中の氷の状態を検出する氷検
    出器を備え、冷水供給ポンプ時間設定器あるいは熱媒体
    ポンプ時間設定器は前記氷検出器の信号に基づき冷水供
    給ポンプの運転時間あるいは前記熱媒体ポンプの運転期
    間を設定することを特徴とする請求項8または請求項1
    2のいずれか1項に記載の氷蓄熱装置。
JP7197640A 1995-08-02 1995-08-02 氷蓄熱装置 Withdrawn JPH0942718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7197640A JPH0942718A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 氷蓄熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7197640A JPH0942718A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 氷蓄熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0942718A true JPH0942718A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16377857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7197640A Withdrawn JPH0942718A (ja) 1995-08-02 1995-08-02 氷蓄熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0942718A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002235975A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Takenaka Komuten Co Ltd 雪冷蓄熱槽
JP2009281664A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shinryo Corp 過冷却水を用いた氷蓄熱システムにおける解氷装置
JP2010121854A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Tsuchiya Tokushu Nokigu Seisakusho:Kk 人工雪による冷房冷蔵装置及び方法
CN104567061A (zh) * 2015-02-06 2015-04-29 惠州市采风科技有限公司 一种双工况液态冰冷水机组

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002235975A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Takenaka Komuten Co Ltd 雪冷蓄熱槽
JP4650857B2 (ja) * 2001-02-08 2011-03-16 株式会社竹中工務店 雪冷蓄熱槽
JP2009281664A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shinryo Corp 過冷却水を用いた氷蓄熱システムにおける解氷装置
JP4567075B2 (ja) * 2008-05-22 2010-10-20 新菱冷熱工業株式会社 過冷却水を用いた氷蓄熱システムにおける解氷装置
TWI460382B (zh) * 2008-05-22 2014-11-11 新菱冷熱工業股份有限公司 使用過冷卻水之冰儲熱系統中之解凍裝置
JP2010121854A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Tsuchiya Tokushu Nokigu Seisakusho:Kk 人工雪による冷房冷蔵装置及び方法
CN104567061A (zh) * 2015-02-06 2015-04-29 惠州市采风科技有限公司 一种双工况液态冰冷水机组

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6158499A (en) Method and apparatus for thermal energy storage
JP2872972B2 (ja) 蓄熱装置動作方法、蓄熱装置及び冷却装置
RU1794234C (ru) Способ аккумулировани и потреблени холода и устройство дл его осуществлени
GB2173886A (en) Thermal energy storage and discharge system
JPH0942718A (ja) 氷蓄熱装置
KR100823813B1 (ko) 얼음제조방법 및 얼음제조장치
TWI460382B (zh) 使用過冷卻水之冰儲熱系統中之解凍裝置
CN111102670A (zh) 提高盘管式冰蓄冷结冰融冰效率的装置及方法
JP3495685B2 (ja) 蓄熱体及びその氷蓄熱槽
CN103068543B (zh) 用于冷却由合成材料制成的膜的单元
JPH102644A (ja) 氷蓄熱装置
JPS5919264Y2 (ja) 冷凍装置
JP2782588B2 (ja) 氷蓄熱用解氷システム
JPS582569A (ja) 水冷蓄熱式飲料冷却装置
KR101597309B1 (ko) 축열 시스템 및 축열 방법
JP2007093204A (ja) 氷蓄熱システムにおけるスタティック型製氷装置
JPH04106380A (ja) 製氷装置
JPH08210674A (ja) 氷蓄熱装置
JP3642238B2 (ja) 氷蓄熱装置
JPS6028943Y2 (ja) 水循環式製氷装置
JPH06265248A (ja) アイススケートリンク床面の冷却構造
JPH11183003A (ja) 人工雪生成装置
JP3811845B2 (ja) 空調用氷蓄熱装置
US10663233B2 (en) Energy store
JP2005077028A (ja) 製氷機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105