JPH0942697A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH0942697A JPH0942697A JP7211042A JP21104295A JPH0942697A JP H0942697 A JPH0942697 A JP H0942697A JP 7211042 A JP7211042 A JP 7211042A JP 21104295 A JP21104295 A JP 21104295A JP H0942697 A JPH0942697 A JP H0942697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- heat exchanger
- bending
- bent
- bending member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換効率の向上を図り、熱交換器を任意の
角度に折り曲げ可能にすること。 【解決手段】 熱媒体の流入口、流出口を有するヘッダ
管１２と、このヘッダ管１２に連通する熱交換管１１と
を具備する２つの熱交換ユニット１４を、曲げ用部材１
５を介して接合し、曲げ用部材１５の曲げ片１６を任意
の角度に曲げることにより、曲げ形状の熱交換器を形成
する。
角度に折り曲げ可能にすること。 【解決手段】 熱媒体の流入口、流出口を有するヘッダ
管１２と、このヘッダ管１２に連通する熱交換管１１と
を具備する２つの熱交換ユニット１４を、曲げ用部材１
５を介して接合し、曲げ用部材１５の曲げ片１６を任意
の角度に曲げることにより、曲げ形状の熱交換器を形成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換器に関す
るもので、更に詳細には、例えば家庭用あるいは自動車
用エアコン等に使用される熱交換器に関するものであ
る。
るもので、更に詳細には、例えば家庭用あるいは自動車
用エアコン等に使用される熱交換器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、家庭用エアコンには、床置き式
や壁掛け式の一体型のものと、室内機と屋外機とを別体
にしたセパレート式とがある。このエアコンにおいて、
エアコン本体やその屋外機は、設置スペースを極力少く
するために軽薄短小の傾向にある。反面、熱交換効率を
上げるためには、熱交換器の熱交換面積をなるべく広く
する方が望ましい。そのため、調和機本体のケースや屋
外機のケース内の限られたスペース内に熱交換器を曲げ
て収めるなどの工夫がなされている。
や壁掛け式の一体型のものと、室内機と屋外機とを別体
にしたセパレート式とがある。このエアコンにおいて、
エアコン本体やその屋外機は、設置スペースを極力少く
するために軽薄短小の傾向にある。反面、熱交換効率を
上げるためには、熱交換器の熱交換面積をなるべく広く
する方が望ましい。そのため、調和機本体のケースや屋
外機のケース内の限られたスペース内に熱交換器を曲げ
て収めるなどの工夫がなされている。
【０００３】ところで、熱交換器として、一般に、熱交
換管を複数の通路を有する偏平チューブにて形成し、こ
の偏平チューブを蛇行状に屈曲し、この偏平チューブに
ヘッダ部を連通するサーペンタイン型熱交換器と、平行
に配設されたヘッダ管に複数の円形あるいは偏平断面の
熱交換管を連通するパラレルフロー型の熱交換器が知ら
れている。
換管を複数の通路を有する偏平チューブにて形成し、こ
の偏平チューブを蛇行状に屈曲し、この偏平チューブに
ヘッダ部を連通するサーペンタイン型熱交換器と、平行
に配設されたヘッダ管に複数の円形あるいは偏平断面の
熱交換管を連通するパラレルフロー型の熱交換器が知ら
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記サ
ーペンタイン型熱交換器を例えばＬ形に曲げる場合、偏
平チューブと直交する方向に曲げることは不可能であ
る。したがって、サーペンタイン型熱交換器をＬ形に配
置するには２台の熱交換器を組合わせなければならず、
そのため、設置スペースを大きくしなければならないば
かりか取付が面倒な上、取付部材を多く使用しなければ
ならないという問題がある。
ーペンタイン型熱交換器を例えばＬ形に曲げる場合、偏
平チューブと直交する方向に曲げることは不可能であ
る。したがって、サーペンタイン型熱交換器をＬ形に配
置するには２台の熱交換器を組合わせなければならず、
そのため、設置スペースを大きくしなければならないば
かりか取付が面倒な上、取付部材を多く使用しなければ
ならないという問題がある。
【０００５】また、パラレルフロー型熱交換器において
は、図７に示すように、ヘッダ管ａをジョイント管ｂを
もって連結し、このジョイント管ｂを折り曲げることは
可能であるが、ジョイント管ｂの曲率を余り小さくする
と、ジョイント管ｂが潰れて断面が変形してしまい、熱
効率が低下する虞れがある。したがって、ジョイント管
ｂの曲げ半径を大きくしなければならず、熱交換器をＬ
形に曲げることは困難である。また、曲げ部には熱交換
管ｃを配設することができないため、曲げ部に大きな隙
間ｄが生じるので、熱交換効率を高めるためにこの隙間
ｄに空気のシールド材ｅを取付けなければならないとい
う問題もある。
は、図７に示すように、ヘッダ管ａをジョイント管ｂを
もって連結し、このジョイント管ｂを折り曲げることは
可能であるが、ジョイント管ｂの曲率を余り小さくする
と、ジョイント管ｂが潰れて断面が変形してしまい、熱
効率が低下する虞れがある。したがって、ジョイント管
ｂの曲げ半径を大きくしなければならず、熱交換器をＬ
形に曲げることは困難である。また、曲げ部には熱交換
管ｃを配設することができないため、曲げ部に大きな隙
間ｄが生じるので、熱交換効率を高めるためにこの隙間
ｄに空気のシールド材ｅを取付けなければならないとい
う問題もある。
【０００６】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、熱交換効率の向上が図れ、かつ任意の角度に折り曲
げ可能な熱交換器を提供することを目的とするものであ
る。
で、熱交換効率の向上が図れ、かつ任意の角度に折り曲
げ可能な熱交換器を提供することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の熱交換器は、熱媒体の流入口、流出口を
有するヘッダ部と、このヘッダ部に連通する熱交換管と
を具備する複数の熱交換ユニットを、屈曲可能な曲げ用
部材を介して接合してなることを特徴とするものである
（請求項１）。
に、この発明の熱交換器は、熱媒体の流入口、流出口を
有するヘッダ部と、このヘッダ部に連通する熱交換管と
を具備する複数の熱交換ユニットを、屈曲可能な曲げ用
部材を介して接合してなることを特徴とするものである
（請求項１）。
【０００８】この発明において、上記熱交換ユニットの
ヘッダ部及び熱交換管をアルミニウム合金製部材にて形
成し、上記曲げ用部材を、屈曲可能な曲げ片と、この曲
げ片の端部に連なる接合片とを有するアルミニウム合金
製押出形材にて形成し、上記熱交換ユニットと曲げ用部
材とをろう付にて一体に形成する方が好ましい（請求項
２）。この場合、上記曲げ用部材は、曲げ片の端部に接
合片を連ねて設けるものであれば、その形状は任意でよ
く、例えば曲げ片の両端部に直交状に接合片を連ねた断
面Ｈ字状のもの、曲げ片の両端部に接合片をＬ字状に折
曲した断面コ字状のもの、あるいは断面中空矩形状や断
面Ｎ字状等任意の形状にすることができる。
ヘッダ部及び熱交換管をアルミニウム合金製部材にて形
成し、上記曲げ用部材を、屈曲可能な曲げ片と、この曲
げ片の端部に連なる接合片とを有するアルミニウム合金
製押出形材にて形成し、上記熱交換ユニットと曲げ用部
材とをろう付にて一体に形成する方が好ましい（請求項
２）。この場合、上記曲げ用部材は、曲げ片の端部に接
合片を連ねて設けるものであれば、その形状は任意でよ
く、例えば曲げ片の両端部に直交状に接合片を連ねた断
面Ｈ字状のもの、曲げ片の両端部に接合片をＬ字状に折
曲した断面コ字状のもの、あるいは断面中空矩形状や断
面Ｎ字状等任意の形状にすることができる。
【０００９】上記のように構成されるこの発明の熱交換
器によれば、熱交換ユニット同士を、屈曲可能な曲げ用
部材を介して接合することにより、接合される熱交換ユ
ニットを曲げ用部材の箇所で任意の角度に曲げることが
でき、熱交換器を例えばＬ形等任意の角度に曲げること
ができる。
器によれば、熱交換ユニット同士を、屈曲可能な曲げ用
部材を介して接合することにより、接合される熱交換ユ
ニットを曲げ用部材の箇所で任意の角度に曲げることが
でき、熱交換器を例えばＬ形等任意の角度に曲げること
ができる。
【００１０】また、熱交換ユニットのヘッダ部及び熱交
換管をアルミニウム合金製部材にて形成し、曲げ用部材
を、屈曲可能な曲げ片と、この曲げ片の端部に連なる接
合片とを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成
し、これら熱交換ユニットと曲げ用部材とをろう付にて
一体に形成することにより、組立を容易にすることがで
きると共に、軽量で堅牢な熱交換器とすることができ
る。
換管をアルミニウム合金製部材にて形成し、曲げ用部材
を、屈曲可能な曲げ片と、この曲げ片の端部に連なる接
合片とを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成
し、これら熱交換ユニットと曲げ用部材とをろう付にて
一体に形成することにより、組立を容易にすることがで
きると共に、軽量で堅牢な熱交換器とすることができ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて詳述する。ここでは、この発明の熱交
換器を一体型の家庭用エアコンに使用した場合について
説明する。上記エアコン１は、図１に示すように、エア
コン本体２の一側面の上部に空気吸入口３を設け、下部
には空気吹出口４を設けてなり、このエアコン本体２の
空気吸入口３から空気吹出口４に向う通路５内の空気吸
込口側に例えば空気清浄器等のフィルタ装置６を配置
し、その下流側にこの発明の熱交換器１０を配置し、更
にその下流側にファン７を配設して、主要部が構成され
ている。なお、熱交換器１０の下方には、ドレン受け８
が配置されている。
付図面に基づいて詳述する。ここでは、この発明の熱交
換器を一体型の家庭用エアコンに使用した場合について
説明する。上記エアコン１は、図１に示すように、エア
コン本体２の一側面の上部に空気吸入口３を設け、下部
には空気吹出口４を設けてなり、このエアコン本体２の
空気吸入口３から空気吹出口４に向う通路５内の空気吸
込口側に例えば空気清浄器等のフィルタ装置６を配置
し、その下流側にこの発明の熱交換器１０を配置し、更
にその下流側にファン７を配設して、主要部が構成され
ている。なお、熱交換器１０の下方には、ドレン受け８
が配置されている。
【００１２】上記熱交換器１０は、図２及び図３に示す
ように、複数の通路（図示せず）を有する偏平チューブ
にて形成される熱交換管１１を蛇行状に屈曲し、その適
宜位置にヘッダ部としてのヘッダ管１２を連通し、熱交
換管１１の間にコルゲートフィン１３を介在してなる２
つの熱交換ユニット１４を曲げ用部材１５を介して接合
してなり、曲げ用部材１５の曲げ片１６を通路５に沿う
ように任意の角度に曲げられている。なお、両熱交換ユ
ニット１４のヘッダ管１２は図示しない接続管によって
連通されている。
ように、複数の通路（図示せず）を有する偏平チューブ
にて形成される熱交換管１１を蛇行状に屈曲し、その適
宜位置にヘッダ部としてのヘッダ管１２を連通し、熱交
換管１１の間にコルゲートフィン１３を介在してなる２
つの熱交換ユニット１４を曲げ用部材１５を介して接合
してなり、曲げ用部材１５の曲げ片１６を通路５に沿う
ように任意の角度に曲げられている。なお、両熱交換ユ
ニット１４のヘッダ管１２は図示しない接続管によって
連通されている。
【００１３】この場合、熱交換ユニット１４の熱交換管
１１及びヘッダ管１２はアルミニウム合金製押出形材に
て形成されており、またコルゲートフィン１３はアルミ
ニウム合金製の薄肉板部材にて形成されている。一方、
曲げ用部材１５は、屈曲可能な曲げ片１６の両端部に直
交状に接合片１７を連ねた断面Ｈ字状のアルミニウム合
金製押出形材にて形成されている（図６（ａ）参照）。
１１及びヘッダ管１２はアルミニウム合金製押出形材に
て形成されており、またコルゲートフィン１３はアルミ
ニウム合金製の薄肉板部材にて形成されている。一方、
曲げ用部材１５は、屈曲可能な曲げ片１６の両端部に直
交状に接合片１７を連ねた断面Ｈ字状のアルミニウム合
金製押出形材にて形成されている（図６（ａ）参照）。
【００１４】上記のように構成される曲げ形状の熱交換
器１０を作製するには、熱交換ユニット１４の端部の熱
交換管１１の外面と、曲げ用部材１５の接合片１７との
少くとも一方にフラックスを塗布し、熱交換管１１ある
いは曲げ用部材１５の少くとも一方をブレージング材に
て形成し、そして、熱交換管１１と接合片１７を当接し
た状態でろう付して一体に形成した後、曲げ用部材１５
の曲げ片１６を所定の角度に曲げて曲げ形状の熱交換器
１０を作製する。なお、上記以外に、ろう材を用いて熱
交換ユニット１４と曲げ用部材１５とを一体ろう付して
もよい。
器１０を作製するには、熱交換ユニット１４の端部の熱
交換管１１の外面と、曲げ用部材１５の接合片１７との
少くとも一方にフラックスを塗布し、熱交換管１１ある
いは曲げ用部材１５の少くとも一方をブレージング材に
て形成し、そして、熱交換管１１と接合片１７を当接し
た状態でろう付して一体に形成した後、曲げ用部材１５
の曲げ片１６を所定の角度に曲げて曲げ形状の熱交換器
１０を作製する。なお、上記以外に、ろう材を用いて熱
交換ユニット１４と曲げ用部材１５とを一体ろう付して
もよい。
【００１５】上記のように構成することにより、サーペ
ンタイン型熱交換器を熱交換管１１と直交する方向すな
わち空気の流通方向に曲げることができるので、屈曲し
た通路５に応じて熱交換器１０を配置することができ
る。また、２つの熱交換ユニット１４を曲げ用部材１５
を介して一体形成した後、曲げ用部材１５の曲げ片１６
を曲げるので、小さい力で容易に曲げることができる。
また、熱交換管１１を曲げるものに比べて小さい曲げ半
径で曲げることができ、かつ曲げに伴なってフィン部が
変形することがない。更には、曲げ用部材１５が空気の
シールド材を兼ねるので、熱交換効率の低下をきたす虞
れがない。
ンタイン型熱交換器を熱交換管１１と直交する方向すな
わち空気の流通方向に曲げることができるので、屈曲し
た通路５に応じて熱交換器１０を配置することができ
る。また、２つの熱交換ユニット１４を曲げ用部材１５
を介して一体形成した後、曲げ用部材１５の曲げ片１６
を曲げるので、小さい力で容易に曲げることができる。
また、熱交換管１１を曲げるものに比べて小さい曲げ半
径で曲げることができ、かつ曲げに伴なってフィン部が
変形することがない。更には、曲げ用部材１５が空気の
シールド材を兼ねるので、熱交換効率の低下をきたす虞
れがない。
【００１６】上記説明では、熱交換ユニット１４がサー
ペンタイン型熱交換器にて形成される場合について説明
したが、熱交換ユニット１４は必しもサーペンタイン型
である必要はなく、例えば図４に示すように、平行に対
峙されるヘッダ管１２Ａの間に複数の互いに平行な熱交
換管１１Ａを連通させたパラレルフロー型熱交換ユニッ
ト１４Ａを同様に曲げ用部材１５を介して接合し、曲げ
用部材１５の曲げ片１６を所定の角度に曲げて曲げ形状
の熱交換器１０を作製することも可能である。
ペンタイン型熱交換器にて形成される場合について説明
したが、熱交換ユニット１４は必しもサーペンタイン型
である必要はなく、例えば図４に示すように、平行に対
峙されるヘッダ管１２Ａの間に複数の互いに平行な熱交
換管１１Ａを連通させたパラレルフロー型熱交換ユニッ
ト１４Ａを同様に曲げ用部材１５を介して接合し、曲げ
用部材１５の曲げ片１６を所定の角度に曲げて曲げ形状
の熱交換器１０を作製することも可能である。
【００１７】この場合、図４に示したように、２つの熱
交換ユニット１４Ａの端部の熱交換管１１Ａに曲げ用部
材１５の接合片１７を接合させて２つの熱交換ユニット
１４Ａを曲げてもよく、あるいは、図５に示すように、
２つの熱交換ユニット１４Ａのヘッダ管１２Ａに曲げ用
部材１５の接合片１７を接合して２つの熱交換ユニット
１４を例えば平行になるように曲げてもよい。このよう
に、２つの熱交換ユニット１４Ａを平行に曲げることに
より、限られたスペースの通路５内に熱交換器を二重に
配置することができるので、熱交換効率の向上を図るこ
とができる。
交換ユニット１４Ａの端部の熱交換管１１Ａに曲げ用部
材１５の接合片１７を接合させて２つの熱交換ユニット
１４Ａを曲げてもよく、あるいは、図５に示すように、
２つの熱交換ユニット１４Ａのヘッダ管１２Ａに曲げ用
部材１５の接合片１７を接合して２つの熱交換ユニット
１４を例えば平行になるように曲げてもよい。このよう
に、２つの熱交換ユニット１４Ａを平行に曲げることに
より、限られたスペースの通路５内に熱交換器を二重に
配置することができるので、熱交換効率の向上を図るこ
とができる。
【００１８】なお、上記実施形態においては、曲げ用部
材１５が、図６（ａ）に示すように、断面Ｈ字状に形成
される場合について説明したが、曲げ用部材１５の形状
はこれに限定されるものではなく、例えば図６（ｂ）に
示すように、曲げ片１６の両端部にそれぞれ直角に接合
片１７を連ねた断面コ字状の曲げ用部材１５Ａとしても
よく、図６（ｃ）に示すように１辺を曲げ片１６ａとす
る断面中空矩形状の曲げ用部材１５Ｂとしてもよく、更
には、図６（ｄ）に示すように、傾斜状曲げ片１６ｂの
両端から相反する方向につならる接合片１７を設けた断
面Ｎ字状の曲げ用部材１５Ｃとしてもよい。
材１５が、図６（ａ）に示すように、断面Ｈ字状に形成
される場合について説明したが、曲げ用部材１５の形状
はこれに限定されるものではなく、例えば図６（ｂ）に
示すように、曲げ片１６の両端部にそれぞれ直角に接合
片１７を連ねた断面コ字状の曲げ用部材１５Ａとしても
よく、図６（ｃ）に示すように１辺を曲げ片１６ａとす
る断面中空矩形状の曲げ用部材１５Ｂとしてもよく、更
には、図６（ｄ）に示すように、傾斜状曲げ片１６ｂの
両端から相反する方向につならる接合片１７を設けた断
面Ｎ字状の曲げ用部材１５Ｃとしてもよい。
【００１９】なお、上記実施形態では、２つの熱交換ユ
ニット１４，１４Ａを曲げ用部材１５（１５Ａ〜１５
Ｃ）を介して接合して、両熱交換ユニット１４，１４Ａ
をＬ形等に曲げる場合について説明したが、３つ以上の
熱交換ユニットを同様に接合して複数段に曲げることも
可能である。また、上記実施形態では、この発明の熱交
換器を一体型の家庭用エアコンに使用した場合について
説明したが、セパレート型のエアコンの屋外機に同様に
熱交換器を使用することができ、また、自動車用エアコ
ン等にも同様に使用することができる。
ニット１４，１４Ａを曲げ用部材１５（１５Ａ〜１５
Ｃ）を介して接合して、両熱交換ユニット１４，１４Ａ
をＬ形等に曲げる場合について説明したが、３つ以上の
熱交換ユニットを同様に接合して複数段に曲げることも
可能である。また、上記実施形態では、この発明の熱交
換器を一体型の家庭用エアコンに使用した場合について
説明したが、セパレート型のエアコンの屋外機に同様に
熱交換器を使用することができ、また、自動車用エアコ
ン等にも同様に使用することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の熱交
換器は上記のように構成されているので、以下のような
優れた効果が得られる。
換器は上記のように構成されているので、以下のような
優れた効果が得られる。
【００２１】１）熱交換ユニット同士を、屈曲可能な曲
げ用部材を介して接合するので、接合される熱交換ユニ
ットを曲げ用部材の箇所で任意の角度に曲げることがで
き、熱交換器を例えばＬ形等任意の角度に容易に曲げる
ことができる。したがって、限られたスペース内に容易
に組み込むことができると共に、熱交換効率の向上を図
ることができる。
げ用部材を介して接合するので、接合される熱交換ユニ
ットを曲げ用部材の箇所で任意の角度に曲げることがで
き、熱交換器を例えばＬ形等任意の角度に容易に曲げる
ことができる。したがって、限られたスペース内に容易
に組み込むことができると共に、熱交換効率の向上を図
ることができる。
【００２２】２）熱交換管等を曲げるものに比べて熱交
換部の断面変形がなく、かつ、曲げ半径を小さくするこ
とができ、曲げ用部材が空気のシール材を兼用すること
ができるので、小型化及び構成部材の削減が図れる。
換部の断面変形がなく、かつ、曲げ半径を小さくするこ
とができ、曲げ用部材が空気のシール材を兼用すること
ができるので、小型化及び構成部材の削減が図れる。
【００２３】３）熱交換ユニットのヘッダ部及び熱交換
管をアルミニウム合金製部材にて形成し、曲げ用部材
を、屈曲可能な曲げ片と、この曲げ片の端部に連なる接
合片とを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成
し、これら熱交換ユニットと曲げ用部材とをろう付にて
一体に形成することにより、上記１）に加えて組立を容
易にすることができると共に、軽量で堅牢な熱交換器と
することができる。
管をアルミニウム合金製部材にて形成し、曲げ用部材
を、屈曲可能な曲げ片と、この曲げ片の端部に連なる接
合片とを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成
し、これら熱交換ユニットと曲げ用部材とをろう付にて
一体に形成することにより、上記１）に加えて組立を容
易にすることができると共に、軽量で堅牢な熱交換器と
することができる。
【図１】この発明の熱交換器を使用したエアコンの一例
を示す概略側面図である。
を示す概略側面図である。
【図２】この発明の熱交換器の一例の斜視図である。
【図３】上記熱交換器の曲げる前の状態を示す平面図
（ａ）及びその側面図（ｂ）である。
（ａ）及びその側面図（ｂ）である。
【図４】この発明の熱交換器の別の実施形態の曲げる前
の状態を示す平面図（ａ）及びその曲げ状態を示す側面
図（ｂ）である。
の状態を示す平面図（ａ）及びその曲げ状態を示す側面
図（ｂ）である。
【図５】この発明の熱交換器の更に別の実施形態の曲げ
る前の状態を示す平面図（ａ）及びその曲げ状態を示す
側面図（ｂ）である。
る前の状態を示す平面図（ａ）及びその曲げ状態を示す
側面図（ｂ）である。
【図６】この発明における曲げ用部材の別の形状を示す
端面図である。
端面図である。
【図７】従来の熱交換器の曲げる前の状態を示す平面図
（ａ）及びその側面図（ｂ）である。
（ａ）及びその側面図（ｂ）である。
１１，１１ａ 熱交換管 １２，１２Ａ ヘッダ管 １４，１４Ａ 熱交換ユニット １５，１５Ａ〜１５Ｃ 曲げ用部材 １６ 曲げ片 １７ 接合片
Claims (2)
- 【請求項１】 熱媒体の流入口、流出口を有するヘッダ
部と、このヘッダ部に連通する熱交換管とを具備する複
数の熱交換ユニットを、屈曲可能な曲げ用部材を介して
接合してなることを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 熱交換ユニットのヘッダ部及び熱交換管
をアルミニウム合金製部材にて形成し、曲げ用部材を、
屈曲可能な曲げ片と、この曲げ片の端部に連なる接合片
とを有するアルミニウム合金製押出形材にて形成し、上
記熱交換ユニットと曲げ用部材とをろう付にて一体に形
成してなることを特徴とする請求項１記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7211042A JPH0942697A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7211042A JPH0942697A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942697A true JPH0942697A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16599420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7211042A Withdrawn JPH0942697A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942697A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040009837A (ko) * | 2002-07-26 | 2004-01-31 | 위니아만도 주식회사 | 굴절형 열교환기 |
| US6880620B2 (en) * | 2002-06-25 | 2005-04-19 | Delphi Technologies, Inc. | Heating, ventilating, and air conditioning module having an improved heater core configuration |
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1995
- 1995-07-27 JP JP7211042A patent/JPH0942697A/ja not_active Withdrawn
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