JPH0942371A - 液体封入式マウントとその製造方法 - Google Patents

液体封入式マウントとその製造方法

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JPH0942371A
JPH0942371A JP21831595A JP21831595A JPH0942371A JP H0942371 A JPH0942371 A JP H0942371A JP 21831595 A JP21831595 A JP 21831595A JP 21831595 A JP21831595 A JP 21831595A JP H0942371 A JPH0942371 A JP H0942371A
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Hiroshi Kawai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低周波大振幅の振動が入力したときに、高周
波小振幅の振動に対処するためのダイアフラム16が大
きく変形しようとするのを、仕切部10の形状を複雑に
することなく、抑えられるようにする。 【解決手段】 液室11,12を二つに仕切るとともに
オリフィス13を備えた仕切部10に前記両室11,1
2を連通させるように筒状内壁15aを備えた貫通部1
5を設け、この貫通部15に略袋状を呈するゴム状弾性
材製のダイアフラム16を挿入し、このダイアフラム1
6の開口16aの周縁部16bが貫通部15の開口周縁
部15bまたはその近傍に接着されていて、ダイアフラ
ム16が仕切部10とともに前記両室11,12を仕切
っていることにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等におい
て、防振装置ないし防振支持装置として用いられる液体
封入式マウントに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、液体封入式マウント
には、従来から、液室51,52を二つに仕切る仕切部
53が設けられており、この仕切部53に、低周波大振
幅の振動を有効に減衰させるオリフィス54が設けられ
るとともに、高周波小振幅の振動を有効に吸収するゴム
状弾性材製のダイアフラム(その形状から可動板とも称
される)55が組み込まれている。仕切部53は二つの
板金部材56,57を上下に重ね合わせたもので、この
二つの板金部材56,57がダイアフラム55の外周縁
部55aを挾み込んで、ダイアフラム55全体を支持し
ている(実開平5−71489号公報参照)。
【0003】しかしながら、この液体封入式マウントに
おいては、ダイアフラム55が、低周波大振幅の振動が
入力するオリフィス54の共振周波数においても、その
中央可撓部55bにおいて、大きく変形する。したがっ
てこのダイアフラム55が変形する分、オリフィス54
に加わる圧力が減少し、これを原因として、オリフィス
54による減衰力が小さくなる問題がある。
【0004】また、この問題に対処するため、図8に示
すように、板金部材56,57にそれぞれ略格子状を呈
するダイアフラム変形規制部58,59を一体成形し、
この変形規制部58,59によって、低周波大振幅の振
動が入力したときにダイアフラム55の中央可撓部55
bが大きく変形するのを抑えるようにした液体封入式マ
ウントが開発されているが(特開平6−307491号
公報参照)、このような解決策では、板金部材56,5
7の形状が徒に複雑になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、低周波大振幅の振動が入力したときに、高周波小振
幅の振動に対処するためのダイアフラムが大きく変形し
ようとするのを、このダイアフラムを支持する仕切部の
形状を複雑にすることなく、抑えられるようにした液体
封入式マウントと、その製造方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による液体封入式マウントは、液
室を二つに仕切るとともにオリフィスを備えた仕切部に
前記両室を連通させるように筒状内壁を備えた貫通部を
設け、前記貫通部に略袋状を呈するゴム状弾性材製のダ
イアフラムを挿入し、前記ダイアフラムの開口の周縁部
が前記貫通部の開口周縁部またはその近傍に接着されて
いて、前記ダイアフラムが前記仕切部とともに前記両室
を仕切っていることにした。
【0007】また本発明の請求項2による液体封入式マ
ウントの製造方法は、上記した請求項1の液体封入式マ
ウントの製造方法において、ダイアフラムがその加硫成
形と同時に仕切部に加硫接着され、かつ前記ダイアフラ
ムが袋の表裏を反転させた状態で加硫成形されるととも
に加硫成形後に製品形状に反転せしめられて貫通部に挿
入されることにした。
【0008】
【作用】上記構成を備えた本発明の請求項1による液体
封入式マウントのように、筒状内壁を備えた仕切部の貫
通部に略袋状を呈するゴム状弾性材製のダイアフラムが
挿入されていると、当該マウントに低周波大振幅の振動
が入力したときのダイアフラムの変形が、袋が膨らんで
筒状内壁に押し付けられた状態で、停止せしめられる。
したがってこの袋状のダイアフラムがその弾性限度まで
自由に膨らむ場合と比較して、その変形量が少なく抑え
られるために、この分、多量に作動液がオリフィスに流
れることになる。またこのような構成であれば、仕切部
に筒状内壁を備えた貫通部を設けるだけで良く、複雑な
形状のダイアフラム変形規制部を設ける必要がないため
に、上記した従来技術と比較して、仕切部の形状を簡素
化することが可能となる。
【0009】略袋状を呈するゴム状弾性材製のダイアフ
ラムを仕切部に設けた貫通部に挿入し、しかもこのダイ
アフラムの開口の周縁部を貫通部の開口周縁部またはそ
の近傍に接着するに際しては、ダイアフラムを予め単独
で加硫成形してから貫通部に後付け接着することも可能
であるが、このようにしてマウントを製造する場合に
は、加硫工程と接着工程とが別々に行なわれるために、
生産性が余り良くない。これに対して、ダイアフラムを
加硫成形するのと同時に仕切部に加硫接着するようにす
れば、上記の工程が二つから一つになるために、生産性
が向上する。しかしながら、この場合でも、ダイアフラ
ムを初めから最終的な製品形状となるように加硫成形す
ると、ダイアフラムと貫通部の筒状内壁の間に金型の一
部を介在させなければならないために、ダイアフラムと
筒状内壁の間の間隙を余り小さく設定することができな
い。この間隙は小さければ小さい程、上記したダイアフ
ラムの変形を抑えるのに有効である。したがって、この
点を踏まえて本発明の請求項2による液体封入式マウン
トの製造方法では、ダイアフラムを、その袋の表裏を反
転させた状態で加硫成形するとともに加硫成形後に製品
形状に反転して貫通部に挿入することにした。このよう
にすれば、ダイアフラムと筒状内壁の間の間隙の大きさ
を十分に小さくすることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、最良と思われる本発明の
実施の形態(実施例)を図面にしたがって説明する。
【0011】図1に示すように、ボルト部3を設けたボ
ス2を備えた一方の取付部1と、環状のケース5および
蓋6を備えた他方の取付部4とが環状を呈するゴム状弾
性材製の弾性体7を介して接続されており、他方の取付
部4にゴム状弾性材製の第一のダイアフラム8が接続さ
れ、これらに囲まれて当該マウントの内部に気密空間9
が設けられ、この気密空間9が、ケース5の内側に固定
された仕切部(オリフィス部またはオリフィス部材とも
称する)10によって一方の取付部1側(上側)の第一
液室11とダイアフラム8側(下側)の第二液室12と
に仕切られ、仕切部10に両室11,12を連通する螺
旋状のオリフィス(オリフィス流路とも称する)13が
設けられ、両室11,12に所定の粘性を備えた作動液
14が封入されている。ゴム状弾性材製の弾性体7はボ
ス2およびケース5に対してそれぞれ加硫接着されてお
り、蓋6、ダイアフラム8および仕切部10はこれらの
外周縁部が重ねられて、纏めてケース5にカシメ固定さ
れている。
【0012】仕切部10は、金属または樹脂等の剛性材
料をもって所定の厚さを備えた略円盤形に成形されてお
り、この仕切部10に、上記した螺旋状のオリフィス1
3が設けられている。仕切部10は適宜、分割されてい
ても良い。また仕切部10の中央に、上下方向に貫通し
た筒状内壁15aを備えた貫通部15が設けられ、この
貫通部15に、略袋状を呈するゴム状弾性材製の第二の
ダイアフラム16が挿入され、このダイアフラム16の
開口16aの周縁部16bが貫通部15の開口周縁部1
5aに加硫接着されていて、このダイアフラム16が仕
切部10とともに両室11,12を仕切っている。ダイ
アフラム16の下端部16cは、貫通部15から下方へ
出ていない。またダイアフラム16の自由状態における
断面形状は、その表面積を大きく設定することができる
ことから略U字形(略円柱形ないし略長方形)が望まし
いが、特に限定されるものではなく、例えば略V字形
(略円錐形)であっても良い。
【0013】上記構成を備えた液体封入式マウントを製
造するに際しては、図2に示すように、金型17,18
をつかって、第二のダイアフラム16をその加硫成形と
同時に仕切部10に加硫接着し、更に、同図に示したよ
うに、このダイアフラム16を、その袋の表裏を反転さ
せた状態で加硫成形し、図3に示すように、加硫成形後
に製品形状に反転して貫通部15に挿入する(押し込め
る)。両図においては、符号16dが袋の本来の内面を
示し、符号16eが袋の本来の外面を示している。
【0014】上記構成の液体封入式マウントは、例え
ば、一方の取付部1および他方の取付部4の何れか一方
をもって自動車の車体側に取り付けられるとともに他方
をもってエンジン側に取り付けられて、このエンジンを
防振支持するものであって、低周波大振幅(約0.5〜
2mm)の振動に対しては、弾性体7の弾性変形と、オ
リフィス13を流れる作動液14の流動抵抗とが作用し
て、この振動を有効に減衰させる。また高周波小振幅
(約0.3mm以下)の振動に対しては、第二のダイア
フラム16の内部が第二のオリフィスとして作用し、こ
のダイアフラム16が共振作動(液柱共振)して、この
振動を有効に吸収する。前者の低周波大振幅の振動が入
力したときには、上記したように第二のダイアフラム1
6ができるだけ変形しない方が、より多くの作動液14
がオリフィス13を流れることになるために好都合であ
るが、この点に関して、当該マウントは以下の作用効果
を奏する。
【0015】すなわち、当該マウントにおいては、筒状
内壁15aを備えた仕切部10の貫通部15に略袋状を
呈するゴム状弾性材製の第二のダイアフラム16が挿入
されているために、当該マウントに低周波大振幅の振動
が入力したときの、この袋状のダイアフラム16の変形
が、図4に示すように、袋が膨らんで筒状内壁15aに
押し付けられた状態で、停止せしめられる。したがって
この袋状のダイアフラム16がその弾性限度まで自由に
膨んでしまう場合と比較して、このダイアフラム16の
変形量が少なく抑えられるために、この分、多量に作動
液14がオリフィス13に流れる。したがって、これに
よりオリフィス13による減衰力を大きくすることがで
き、低周波大振幅の振動に対して優れた減衰力を発揮す
る液体封入式マウントを提供することができる。第二の
ダイアフラム16は、高周波小振幅の振動に対して自由
に動き、低周波大振幅の振動に対して貫通部15によっ
て動きが規制されることになる。図5は、当該マウント
に低周波大振幅の振動が入力して第一液室11側が負圧
になったしたときに、第二のダイアフラム16が萎ん
で、その変形が規制された状態を示している。
【0016】また、このような構成であれば、仕切部1
0に、オリフィス13を設けるとともに、筒状内壁15
aを備えた貫通部15を設けるだけで良いために、上記
した略格子状を呈するダイアフラム変形規制部58,5
9を備えた従来技術と比較して、仕切部10の形状を簡
素化することが可能である。したがって、これにより生
産性に優れ、かつコスト的に有利な液体封入式マウント
を提供することができる。
【0017】また上記構成の液体封入式マウントにおい
ては、その製造に際して、第二のダイアフラム16をそ
の加硫成形と同時に仕切部10に加硫接着し、かつこの
ダイアフラム16を、その袋の表裏を反転させた状態で
加硫成形するとともに加硫成形後に製品形状に反転して
貫通部15に挿入するようにしたために、ダイアフラム
16を初めから最終的な製品形状となるように加硫成形
する場合と違って、ダイアフラム16と貫通部15の筒
状内壁15aの間に金型の一部を介在させる必要がない
(図2参照)。したがってダイアフラム16と筒状内壁
15aの間の間隙が比較的小さく設定され、ダイアフラ
ム16の変形量が少なく抑えられるために、この分、多
量に作動液14がオリフィス13に流れる。したがっ
て、これによりオリフィス13による減衰力を大きくす
ることができ、低周波大振幅の振動に対して優れた減衰
力を発揮する液体封入式マウントを提供することができ
る。
【0018】尚、上記構成の液体封入式マウントは、内
部に二つのオリフィスを持ち、それぞれのオリフィスに
ダイアフラムを有する液体封入式マウントにおいて、二
つのオリフィスのうち共振周波数の高い方のオリフィス
用ダイアフラムが、仕切部と一体として加硫成形され、
加硫成形後に仕切部内に押し込まれる形で反転せしめら
れていると言うこともできる。
【0019】図6に示すように、仕切部10は、二つの
板金部材19,20を上下に重ね合わせたものであって
も良く、図示した例では、上側の板金部材19の中央に
筒状部19aが下向きに一体成形されていて、この筒状
部19aによって、筒状内壁15aを備えた貫通部15
が形成されている。また筒状部19aの上下方向の長さ
(高さ)h1 が、この筒状部19aを除く仕切部10全
体の上下方向の長さ(高さ)h2 より大きく設定されて
いて(h1 >h2 )、第二のダイアフラム16の上下方
法の長さが、オリフィス13の上下方向の長さ、上側の
板金部材19の厚さおよび下側の板金部材20の厚さの
和より大きい場合でも、ダイアフラム16全体を貫通部
15内に収容することができるようになっている。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0021】すなわち、先ず、上記構成を備えた本発明
の請求項1による液体封入式マウントにおいては、筒状
内壁を備えた仕切部の貫通部に略袋状を呈するゴム状弾
性材製のダイアフラムが挿入されているために、当該マ
ウントに低周波大振幅の振動が入力したときの、この袋
状のダイアフラムの変形が、袋が膨らんで筒状内壁に押
し付けられた状態で、停止せしめられる。したがってこ
の袋状のダイアフラムがその弾性限度まで自由に膨んで
しまう場合と比較して、このダイアフラムの変形量が少
なく抑えられるために、この分、多量に作動液がオリフ
ィスに流れる。したがって、これによりオリフィスによ
る減衰力を大きくすることができ、低周波大振幅の振動
に対して優れた減衰力を発揮する液体封入式マウントを
提供することができる。またこの液体封入式マウントに
よれば、仕切部に筒状内壁を備えた貫通部を設けるだけ
で良く、複雑な形状のダイアフラム変形規制部を設ける
必要がないために、上記した従来技術と比較して、仕切
部の形状を簡素化することが可能である。したがって、
これにより生産性に優れ、かつコスト的に有利な液体封
入式マウントを提供することができる。
【0022】また上記構成を備えた本発明の請求項2に
よる液体封入式マウントの製造方法においては、略袋状
を呈するゴム状弾性材製のダイアフラムをその加硫成形
と同時に仕切部に加硫接着し、かつこのダイアフラム
を、その袋の表裏を反転させた状態で加硫成形するとと
もに加硫成形後に製品形状に反転して貫通部に挿入する
ようにしたために、ダイアフラムを初めから最終的な製
品形状となるように加硫成形する場合と違って、ダイア
フラムと貫通部の筒状内壁の間に金型の一部を介在させ
る必要がない。したがってダイアフラムと筒状内壁の間
の間隙が比較的小さく設定され、ダイアフラムの変形量
が少なく抑えられるために、この分、多量に作動液がオ
リフィスに流れる。したがって、これによりオリフィス
による減衰力を大きくすることができ、低周波大振幅の
振動に対して優れた減衰力を発揮する液体封入式マウン
トを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る液体封入式マウントの断
面図
【図2】同液体封入式マウントの製造方法を示す要部断
面図
【図3】同液体封入式マウントの製造方法を示す要部断
面図
【図4】同液体封入式マウントの作動状態を示す要部断
面図
【図5】同液体封入式マウントの作動状態を示す要部断
面図
【図6】本発明の他の実施例に係る液体封入式マウント
の断面図
【図7】従来例に係る液体封入式マウントの断面図
【図8】他の従来例に係る液体封入式マウントの断面図
【符号の説明】
1 一方の取付部 2 ボス 3 ボルト部 4 他方の取付部 5 ケース 6 蓋 7 弾性体 8 第一のダイアフラム 9 気密空間 10 仕切部 11 第一液室(液室) 12 第二液室(液室) 13 オリフィス 14 作動液 15 貫通部 15a 筒状内壁 15b 開口周縁部 16 第二のダイアフラム(ダイアフラム) 16a 開口 16b 周縁部 16c 下端部 16d 内面 16e 外面 17,18 金型 19,20 板金部材 19a 筒状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液室(11)(12)を二つに仕切ると
    ともにオリフィス(13)を備えた仕切部(10)に前
    記両室(11)(12)を連通させるように筒状内壁
    (15a)を備えた貫通部(15)を設け、前記貫通部
    (15)に略袋状を呈するゴム状弾性材製のダイアフラ
    ム(16)を挿入し、前記ダイアフラム(16)の開口
    (16a)の周縁部(16b)が前記貫通部(15)の
    開口周縁部(15b)またはその近傍に接着されてい
    て、前記ダイアフラム(16)が前記仕切部(10)と
    ともに前記両室(11)(12)を仕切っていることを
    特徴とする液体封入式マウント。
  2. 【請求項2】 請求項1の液体封入式マウントの製造方
    法において、ダイアフラム(16)がその加硫成形と同
    時に仕切部(10)に加硫接着され、かつ前記ダイアフ
    ラム(16)が袋の表裏を反転させた状態で加硫成形さ
    れるとともに加硫成形後に製品形状に反転せしめられて
    貫通部(15)に挿入されることを特徴とする液体封入
    式マウントの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011247381A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式防振装置
JP2014211281A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 日本特殊陶業株式会社 グロープラグ
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WO2020119312A1 (zh) * 2018-12-15 2020-06-18 华南理工大学 一种具有外置惯性通道和充气限位块的液压悬置

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