JPH094063A - アンカー装置 - Google Patents

アンカー装置

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JPH094063A
JPH094063A JP8163299A JP16329996A JPH094063A JP H094063 A JPH094063 A JP H094063A JP 8163299 A JP8163299 A JP 8163299A JP 16329996 A JP16329996 A JP 16329996A JP H094063 A JPH094063 A JP H094063A
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JP
Japan
Prior art keywords
anchor device
sleeve
fixing
sleeves
inner sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP8163299A
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English (en)
Inventor
Josef Obermeier
オベルマイヤー ヨゼフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hilti AG
Original Assignee
Hilti AG
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Publication date
Application filed by Hilti AG filed Critical Hilti AG
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Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/14Conveying or assembling building elements
    • E04G21/142Means in or on the elements for connecting same to handling apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/08Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
    • F16B13/0816Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with a wedging drive-pin

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定基礎の補強材のある固定ポイントに、補
強材を分断することなく、所要の固定ポイントを変更せ
ずにアンカーを固定することができ、十分高い保持能力
で固定することができるアンカー装置を得る。 【解決手段】 構造部分、特に補強した固定基礎G表面
の近傍に固定するため、ほぼ中空円筒形の固定部分2
と、この固定部分2に連結した荷重作用部分3とを具え
るアンカー装置において、前記固定部分2をほぼ中空円
筒形のスリーブ5,6よりなる2個の部分により構成
し、これらの円筒形スリーブ5,6は互いに摺動可能な
円錐形状をなし、少なくとも一方のスリーブには軸線方
向のスリットを設け、内側スリーブ5の外径をa、及び
外側スリーブ6の内径をiとしたとき、直径a,iのそ
れぞれは、スリーブ5,6の打ち込み方向の前方端部に
向かって増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造部分、特にア
ンカーを固定しようとしている補強した基礎の表面の近
傍に固定するため、ほぼ中空円筒形の固定部分と、この
固定部分に連結した荷重作用部分とを具えるアンカー装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】安全性の観点から重要な領域での固定の
ためには、固定素子は、90mm以上の比較的長い打ち
込み深さで固定基礎に打ち込むのが一般的である。固定
基礎の性質によって、必要な深さの収容孔を形成するの
が困難なことがある。特に、補強した固定基礎、例え
ば、補強材の分布密度が高い鉄筋コンクリートでは、固
定素子が補強材例えば、鉄筋に突き当たることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固定基礎内の
補強材を固定素子が分断するのは好ましくないことであ
り、従って、補強材に突き当たったときは他の位置に改
めて孔を開けてこの新たな固定ポイントに設置するのが
一般的である。しかし、所要の固定ポイントを移し替え
たり、固定ポイントを完全に断念したり、鉄筋を回避し
たりすることができない場合が多い。このような場合に
は補強材を分断しなければならない。
【0004】しかし、補強材を分断したり、補強材に突
き当たったとき、高いコストをかけて収容孔を埋める仕
上げ作業を行うのは得策ではない。また補強材に突き当
たったとき普通の穿孔工具では穿孔効率が極めて低下
し、従って、特別な工具例えば、ダイヤモンドを埋設し
た穿孔工具を装着しなければならない。このようなこと
は、固定ポイントでの収容孔の形成のためのコストを増
大させることになる。また補強材を分断した領域におけ
る固定基礎には付加的を補強を行い、必要とされる強度
に回復させる必要がある。この追加のコストをかけない
場合、分断した補強材の領域の固定基礎の荷重支持能力
は低下していまう。
【0005】従って、本発明の目的は、固定基礎の補強
材のある固定ポイントに、補強材を分断することなくア
ンカーを固定することができるアンカー装置を得るにあ
る。更に、補強材に突き当たっても所要の固定ポイント
を変更せずに維持することができるアンカー装置を得る
にある。更に、安全面で重要な領域にもアンカーを装着
でき、十分高い保持能力で固定することができるアンカ
ー装置を得るにある。更にまた強度回復のために固定基
礎に対する改造にかかる追加コストを減少することがで
きるアンカー装置を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、構造部分、特に補強した固定基礎の表面
の近傍に固定するため、ほぼ中空円筒形の固定部分と、
この固定部分に連結した荷重作用部分とを具えるアンカ
ー装置において、前記固定部分をほぼ中空円筒形のスリ
ーブよりなる2個の部分により構成し、これらの円筒形
スリーブは互いに摺動可能な円錐形状をなし、少なくと
も一方のスリーブには軸線方向のスリットを設け、内側
スリーブの外径を、及び外側スリーブの内径をとしたと
き、直径のそれぞれは、スリーブの打ち込み方向の前方
端部に向かって増大するものとしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による装置の内側スリーブ
は、好適には、例えば、クラウン状ハンマードリル又は
クラウン状コアドリルにより形成した固定基礎の環状溝
孔に挿入する。固定は、内側スリーブ上に外側スリーブ
を被せ、外側スリーブを環状溝孔に打ち込むことによっ
て行われる。双方のスリーブの壁厚は、環状溝孔の幅よ
りも大きくなるようにする。このようにして、例えば、
内側スリーブが拡開スリーブのように作用し、軸線方向
のスリットを設けた外側スリーブの外壁を環状溝孔の外
壁に押し付ける。内側スリーブの内壁にスリットを設
け、環状溝孔の内壁に圧着するようにすることもでき
る。この固定は、固定部分の外側のまた場合によっては
内側の制限表面が環状溝孔の内側及び外側の環状制限面
に摩擦掛合することによって生ずる。この固定表面積は
普通のアンカーよりも大きくなる。軸線方向のスリット
を設けた内側スリーブ及び外側スリーブによって固定表
面積は倍増する。増大した固定表面積は普通の収容孔よ
りも環状溝孔の深さを小さく維持してしかも保持能力を
低下させることもない。このことにより、補強材が存在
しない表面領域に固定ポイントを設定することができ
る。このようにして、固定ポイントは、補強材に突き当
たった収容孔を形成した場合にも、また従来のアンカー
では補強材を分断する恐れがあるような内でも固定ポイ
ントを維持できる。
【0008】本発明装置によれば、高い補強密度で補強
した固定基礎における任意の位置の固定ポイントに、十
分な支持能力を発揮することができる。普通のアンカー
のために形成した収容孔が補強材に突き当たっても、固
定ポイントを移し替えたり、補強材を分断したりするこ
とがなくなる。本発明装置を使用することによって、補
強材に突き当たった所要ポイントでも、補強材を分断す
ることなく装着することができる。更に、固定基礎に補
強を追加する必要はない。固定基礎の強度は保持され、
基礎中の許容荷重も減少することはない。
【0009】固定の支持能力を向上させるには、内側及
び外側のスリーブは、それぞれ長さに沿って互いに押し
合い、拡開状態では双方のスリーブが互いに補完し合
い、固定部分が長さにわたりほぼ一定の全体壁厚となる
よう構成すると好適である。この構成によれば、内側ス
リーブの内壁及び外側スリーブの外壁はほぼ全長にわた
り環状溝孔の制限壁に一様に圧着する。
【0010】本発明による固定部分と環状溝孔の制限壁
との間の摩擦掛合は、前記内側スリーブの内壁の打ち込
み方向側の前方端部の領域に半径方向に突出する突出部
を設けると形状ロックを生じて一層確実になる。外側ス
リーブを打ち込み方向に打ち込むことによって突出部が
固定基礎に圧着して食い込む。
【0011】好適な実施例においては、前記半径方向突
出部を、内側スリーブの内壁における刃を有する環状隆
起部により構成する。この環状隆起部の刃は固定基礎に
食い込んで形状ロックを補強する。
【0012】外側スリーブを環状溝孔に打ち込むとき、
環状溝孔の領域で固定基礎に過剰な拡開力が発生するの
を防止するため、外側スリーブの打ち込み方向の前方端
部とは反対側の端部に周縁カラー又は同様のストッパ素
子を設けると好適である。
【0013】本発明の好適な実施例においては、前記内
側スリーブに荷重作用部を連結する。前記内側スリーブ
と前記荷重作用部を互いに連結領域で連結し、鍋状形状
にする。固定部分と荷重支持部分とを互いに連結する鍋
底を構成する連結領域は、進入深さ制限止めとして機能
し、固定基礎の表面に内側スリーブが支持される。これ
により、内側スリーブの打ち込み深さは形成した環状溝
孔の深さに対して一定距離を保つ。前記荷重作用部は連
結領域の中心に配置しかつ連結領域から軸線方向に突出
させる。この構成により、荷重による力をアンカー装置
に均等に導き、保持能力を向上することができる。
【0014】次に、図面につき本発明の好適な実施例を
説明する。
【0015】構造部分の表面に固定するための、特に、
高い補強密度で鉄筋補強したコンクリートの基礎に固定
する本発明によるアンカー装置の好適な実施例を図1に
全体的に参照符号1を付して示す。アンカー装置1は中
空円筒形の固定部分2及び荷重作用部3により構成す
る。荷重作用部3は、例えば図示の実施例のように、雄
ねじ付き固定スタッドにより構成する。雄ねじ付き固定
スタッドの代わりに、雌ねじ付きスリーブ又は同様な装
置を設けることができる。
【0016】固定部分2は、ほぼ中空円筒形の2個のス
リーブ即ち、外径aを有する内側スリーブ5と、内径i
を有する外側スリーブ6とを有し、これらのスリーブは
相対摺動移動可能な円錐形を示す。双方のスリーブ5,
6が互いに摺動した状態では、外側スリーブ6の内径i
は内側スリーブ5の外径aにほぼ等しいか又は僅かに大
きい。内側スリーブ5又は外側スリーブ6は、互いに対
面する内径i又は外径aは装着方向の前方端部に向かっ
て増大するよう構成する。これに対応して、内側スリー
ブ5の壁厚は前方の遊端に向かって増大し、逆に外側ス
リーブ6の壁厚は減少する。内側スリーブ5又は外側ス
リーブ6の壁厚は、スリーブ5又は6の互いに摺動した
状態では、固定部分2の全長にわたり、全体壁厚wがほ
ぼ一定となるよう調和させる。外側スリーブ6には、及
び場合によっては内側スリーブ5も、図面の断面には示
されない軸線方向のスリットを設け、これらのスリット
によってスリーブは半径方向の拡開が容易になる。
【0017】固定点の設置のために、本発明によるアン
カー装置1の内側スリーブ5を固定基礎Gの環状溝孔B
に挿入し、この溝孔Bは、例えば、クラウン状ハンマー
ドリル又はクラウン状コアドリルで形成する。環状溝孔
Bへのアンカー装置1の固定は、外側スリーブ6を内側
スリーブ5の周りに被せ、外側スリーブ6を環状溝孔B
の残存する環状の隙間に打ち込むことによって行われ
る。双方のスリーブの壁厚は、双方の壁厚の和が環状溝
孔Bの幅よりも大きくなるようにする。このようにし
て、打ち込んだ外側スリーブ6は、拡開スリーブのよう
に作用し、内側スリーブ5の内壁を環状溝孔の内壁に圧
着する。外側スリーブ6の外壁61は環状溝孔Bの外壁
に圧着する。環状溝孔Bの周囲の制限内壁及び外壁に固
定部分2の外側及び内側の制限側面51,61に摩擦掛
合することによって固定を生ずる。このことにより、こ
れまでの普通のアンカーと同一深さの打ち込みに対して
固定表面積が倍増する。増大した固定表面積によって、
環状溝孔Bの深さdは、支持効果を損なうことなく普通
の収容孔よりも少なくてすむ。従って、補強材Aのない
表面に近い領域に固定点を設定することができる。
【0018】図1に示すように、外側スリーブ6の周縁
のカラー7を設け、このカラー7は固定基礎7の外面S
に掛合する進入深さ制限ストッパとして作用する。この
カラーによって、外側スリーブ6は形成した環状溝孔B
の底の深さまでは達せず、固定基礎Gに損傷を与えるよ
うな溝孔の壁に過大な拡開力が作用しないようにするこ
とができる。周縁カラー7は、環状溝孔Bに外側スリー
ブ6を打ち込みを容易にする作用も行い、軸線方向の打
撃により打ち込むことができる打ち込み工具を周縁カラ
ー7に当接する。内側スリーブ5の内壁51の前方端部
の領域には突出部8を設け、この突出部8は、内側スリ
ーブ5が拡開によって環状溝孔の内方に食い込み、この
突出部8による形状ロックが摩擦ロックを補強する。好
適な実施例においては、突出部8は内側スリーブ5の内
壁51に設け、周縁に刃を有する少なくとも1個の環状
隆起部として構成する。
【0019】環状溝孔における内側及び外側のスリーブ
5,6の拡開は、内側又は外側スリーブ5又は6のいず
れか又はその双方に少なくとも1個の軸線方向スリット
を設けることによって可能になり、このスリットにより
スリーブの長さの少なくとも一部分が拡開する。
【0020】荷重作用部分3は、内側スリーブ5又は外
側スリーブ6に連結することができる。好適には、図示
のように、内側スリーブ5に連結して鍋状の形状にす
る。鍋底として構成した連結領域9の内面表面を固定基
礎Gの表面Sで支持し、内側スリーブ5の進入深さ制限
止めとして作用する。荷重作用部分3は内側スリーブ5
の中心に配置し、連結領域9から打ち込み方向とは逆方
向に軸線方向に突出する。このようにして、牽引力及び
横方向力を固定基礎Gに一様に導くことができる。
【0021】図1及び図2には本発明によるアンカー装
置の有利な使用状態を示す。図2は普通のアンカーのた
めの収容孔Hを示し、この収容孔Hは固定基礎Gに埋設
した補強材Aに突き当たっている。これは、このままで
は補強材を分断することになり、従って固定ポイントを
移して、固定基礎の別の位置に収容孔を形成しなければ
ならないため好ましい状態ではない。多くの場合、固定
ポイントを移し替えることは不可能なことがある。この
ようなとき、本発明によるアンカー装置1は解決策とな
り、固定基礎Gの表面領域に確実に固定することができ
る。図3に示すように、クラウン状ハンマードリル又は
クラウン状コアドリルによって、収容孔Hと同心状に環
状溝孔Bを形成する。環状溝孔Bは補強材が存在しない
深さまで形成する。代表的な深さは、約1.5cm〜約
4cmとする。本発明による装置1をこの環状溝孔Bに
挿入し、固定基礎Gの表面領域に固定する。このように
して、補強材を分断することなく、補強材に突き当たっ
た固定ポイントを回避することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明装置によれば、高い補強密度で補
強した固定基礎における任意の位置の固定ポイントに、
十分な支持能力を発揮することができる。普通のアンカ
ーのために形成した収容孔が補強材に突き当たっても、
固定ポイントを移し替えたり、補強材を分断したりする
ことがなくなる。本発明装置を使用することによって、
補強材に突き当たった所要ポイントでも、補強材を分断
することなく装着することができる。更に、固定基礎に
補強を追加する必要はない。固定基礎の強度は保持さ
れ、基礎中の許容荷重も減少することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンカー装置の装着状態の縦断面
図である。
【図2】収容孔が補強材に突き当たった状態を示す縦断
面図である。
【図3】図2の収容孔における固定ポイントに本発明に
よるアンカー装置を適用した状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アンカー装置 2 固定部分 3 荷重作用部 5 内側スリーブ 6 外側スリーブ B 環状溝孔 7 周縁カラー G 固定基礎 8 突出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造部分、特に補強した固定基礎(G)
    の表面の近傍に固定するため、ほぼ中空円筒形の固定部
    分(2)と、この固定部分(2)に連結した荷重作用部
    分(3)とを具えるアンカー装置において、前記固定部
    分(2)をほぼ中空円筒形のスリーブ(5,6)よりな
    る2個の部分により構成し、これらの円筒形スリーブ
    (5,6)は互いに摺動可能な円錐形状をなし、少なく
    とも一方のスリーブには軸線方向のスリットを設け、内
    側スリーブ(5)の外径を(a)、及び外側スリーブ
    (6)の内径を(i)としたとき、直径(a,i)のそ
    れぞれは、スリーブ(5,6)の打ち込み方向の前方端
    部に向かって増大するものとしたことを特徴とするアン
    カー装置。
  2. 【請求項2】 内側及び外側のスリーブ(5,6)は、
    それぞれ長さに沿って互いに押し合い、拡開状態では双
    方のスリーブ(5,6)が互いに補完し合い、固定部分
    (2)が長さにわたりほぼ一定の全体壁厚となるよう構
    成した請求項1記載のアンカー装置。
  3. 【請求項3】 前記内側スリーブ(5)の内壁(51)
    の打ち込み方向側の前方端部の領域に半径方向に突出す
    る突出部(8)を設けた請求項1又は2記載のアンカー
    装置。
  4. 【請求項4】 前記半径方向突出部(8)を、内側スリ
    ーブ(5)の内壁(51)における刃を有する環状隆起
    部により構成した請求項3記載のアンカー装置。
  5. 【請求項5】 外側スリーブ(6)の打ち込み方向の前
    方端部とは反対側の端部に周縁カラー(7)又は同様の
    ストッパ素子を設けた請求項1乃至4のうちのいずれか
    一項に記載のアンカー装置。
  6. 【請求項6】 前記内側スリーブ(5)に荷重作用部
    (3)を連結した請求項1乃至5のうちのいずれか一項
    に記載のアンカー装置。
  7. 【請求項7】 前記内側スリーブ(5)と前記荷重作用
    部(3)を互いに連結領域(9)で連結し、鍋状形状に
    し、前記荷重作用部(3)を連結領域(9)の中心に配
    置しかつ連結領域(9)から軸線方向に突出させた請求
    項6記載のアンカー装置。
  8. 【請求項8】 前記軸線方向スリットを前記外側スリー
    ブ(6)に設けた請求項1乃至7のうちのいずれか一項
    に記載のアンカー装置。
JP8163299A 1995-06-22 1996-06-24 アンカー装置 Pending JPH094063A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19522618:6 1995-06-22
DE19522618A DE19522618A1 (de) 1995-06-22 1995-06-22 Vorrichtung zur oberflächennahen Verankerung von Bauteilen

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Publication Number Publication Date
JPH094063A true JPH094063A (ja) 1997-01-07

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ID=7764943

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JP8163299A Pending JPH094063A (ja) 1995-06-22 1996-06-24 アンカー装置

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US (1) US5732522A (ja)
EP (1) EP0750082B1 (ja)
JP (1) JPH094063A (ja)
KR (1) KR970001773A (ja)
CN (1) CN1148652A (ja)
AT (1) ATE207175T1 (ja)
DE (2) DE19522618A1 (ja)

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