JPH0940390A - 三段マスト式フォークリフトの油圧配管装置 - Google Patents

三段マスト式フォークリフトの油圧配管装置

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JPH0940390A
JPH0940390A JP21110895A JP21110895A JPH0940390A JP H0940390 A JPH0940390 A JP H0940390A JP 21110895 A JP21110895 A JP 21110895A JP 21110895 A JP21110895 A JP 21110895A JP H0940390 A JPH0940390 A JP H0940390A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前方視界の良い三段マスト式フォークリフト
の前方アタッチメント用の油圧配管を提供する。 【構成】 三段マスト式フォークリフトの油圧配管装置
において、前記センタシリンダのピストンロッドの先端
で、かつ、4本の可撓管がセンタシリンダの前側および
後側でセンタシリンダの幅内に入るように2個のホース
プーリーを、同軸に並列で、あるいは、上下方向に所定
間隔離間して重ねて配置されたホースプーリーからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三段マスト式フォ
ークリフトの油圧配管装置に係わり、特には、三段マス
トを備えたフォークリフトのフロントアタッチメント用
の油圧配管に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のフロントアタッチメント用
油圧配管を備えた三段マスト式フォークリフトの正面図
であり、図9は同、側面断面図である。車体1の前部に
装着された左右一対のアウタマスト2、2の内側には一
対のミドルマスト3、3が上下動自在に支持され、その
内側には一対のインナマスト4、4が上下動自在に支持
されている。また、インナマスト4、4には各種アタッ
チメントを装着するキャリッジ5が上下動自在に支持さ
れている。マストの背後にはアウタマスト2、2の下部
とミドルマストの3、3の上部とを連結する一対のリフ
トシリンダ6、6が配設されいる。インナマスト4、4
の上部、背後の位置で、かつ、ミドルマスト3、3の上
部にはそれぞれチェーンシーブ50、50が縦方向(車
両の前後方向の軸芯に沿った方向)に取着されている。
チェーンシーブ50、50には、それぞれチェーン5
1、51が巻き掛けられ、その一端はアウタマスト2、
2に固着されたブラケット52、52に連結され、他端
はインナマスト4、4の下部に連結されている。したが
って、リフトシリンダ6、6を伸長するとミドルマスト
3、3はアウタマスト2、2に沿って上昇し、同時にイ
ンナマスト4、4もチェーン51、51に引っ張られて
ミドルマスト3、3に沿って上昇する。
【0003】インナマスト4、4の中央、下部にはセン
タシリンダ10が直立して装着され、ピストンロッド1
1の先端、両側にはチェーンシーブ12、12が設けら
れている。チェーンシーブ12、12には、チェーン1
3、13が巻き掛けられ、その一端はインナマスト4、
4に連結され、他端はキャリッジ5に連結されている。
したがって、センタシリンダ10を伸長するとキャリッ
ジ5はチェーン13、13に引っ張られてインナマスト
4、4に沿って上昇する。
【0004】キャリッジ5に装着される各種アタッチメ
ント用の油圧配管は、装着されるアタッチメントにより
異なるが、本実施例では4本が示されている。ミドルマ
スト3、3に取着されたチェーンシーブ50、50の内
側の一側(図示の右側)にはアタッチメント用油圧配管
の二連のホースプーリー60が装着され、チェーンシー
ブ50、50の他側の内側(図示の左側)にはセンタシ
リンダ10用のゴムホース54のホースプーリー53と
アタッチメント用油圧配管の二連のホースプーリー61
が装着されている。ゴムホース62、62は、一端が車
体1に配設された図示しない油圧機器に接続する4本の
配管55(図示の右側)のうちの2本に配管56を介し
て接続されるとともに、ホースプーリー60に巻き掛け
られた後にインナマスト4、4の下部まで導かれ、他端
は図示しないインナマスト4、4に装着されたアタッチ
メント用油圧配管に接続される。また、他の2本のゴム
ホース63、63は、一端が車体1側に配置された図示
しない油圧機器に接続する4本の配管55(図示の左
側)のうちの2本に配管56を介して接続されるととも
に、ホースプーリー61に巻き掛けられた後にインナマ
スト4、4の下部まで導かれ、他端は図示しないインナ
マスト4、4に装着されたアタッチメント用油圧配管に
接続される。
【0005】センタシリンダ10のピストンロッド11
の先端、両側に設けられたチェーンシーブ12、12の
外側にはそれぞれホースプーリー64、64が配設され
ており、ゴムホース62、62に接続するゴムホース6
5、65が巻き掛けられてキャリッジ5の配管68、6
8に接続されている。また、ピストンロッド11の上端
には2連のホースプーリー66が搭載されており、ゴム
ホース63、63に接続するゴムホース67、67が巻
き掛けられてキャリッジ5の配管69、69に接続され
ている。配管68、69はキャリッジ5に装着される各
種アタッチメントの油圧機器に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては、図8に示すようにホースプーリー6
0、ホースプーリー53およびホースプーリー61はイ
ンナマスト4、4の内側に位置しており、したがってゴ
ムホース62、54および63もインナマスト4、4の
内側に位置している。また、ホースプーリー64はセン
タシリンダ10の両外側に位置しており、したがってゴ
ムホース65もセンタシリンダ10の両外側に位置して
いる。そのため、オペレータの前方視界はハッチングで
示すS部のみとなり、狭くて前方視界が悪く、操縦しに
くいという問題がある。また、ゴムホースが長いため、
ばたつき等で損傷し易いという問題がある。
【0007】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、三段マスト式フォークリフトの油圧配管装置に
係わり、特には、前方視界が良好で、操縦がし易く、ゴ
ムホースのばたつき等による損傷のおそれの少ないフォ
ークリフトの三段マストの配管構造を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る三段マスト式フォークリフトの油圧
配管装置の第1の発明では、車体の前部に装着した左右
一対のアウタマストと、該アウタマストの内側に上下動
自在に支持された左右一対のミドルマストと、該ミドル
マストの内側に上下動自在に支持された左右一対のイン
ナマストと、該インナマストに上下動自在に支持された
各種アタッチメントを装着するキャリッジと、インナマ
ストに直立して取着されキャリッジを上下動自在に昇降
するセンタシリンダと、車体に付設された油圧機器から
の圧油を各種アタッチメントを駆動する油圧シリンダへ
供給する可撓管とを有する三段マスト式フォークリフト
の油圧配管装置において、前記センタシリンダのピスト
ンロッドの先端で、かつ、4本の可撓管がセンタシリン
ダの前側および後側でセンタシリンダの幅内に入るよう
に2個のホースプーリーを、同軸に並列で、あるいは、
上下方向に所定間隔離間して重ねて配置されたホースプ
ーリーからなることを特徴とする。
【0009】第1の発明を主体とする第2の発明では、
2個の配置されたホースプーリーはそれぞれ独立して軸
受けで支持されていることを特徴とする。
【0010】第3の発明では、車体の前部に装着した左
右一対のアウタマストと、該アウタマストの内側に上下
動自在に支持された左右一対のミドルマストと、該ミド
ルマストの内側に上下動自在に支持された左右一対のイ
ンナマストと、該インナマストに上下動自在に支持され
た各種アタッチメントを装着するキャリッジと、インナ
マストに直立して取着されキャリッジを上下動自在に昇
降するセンタシリンダと、車体に付設された油圧機器か
らの圧油を各種アタッチメントを駆動する油圧シリンダ
へ供給する可撓管とを有する三段マスト式フォークリフ
トの油圧配管装置において、前記ミドルマストの上端の
背面にホースプーリーを設け、前記車体の油圧機器と前
記キャリッジに装着した各種アタッチメントの油圧機器
とを接続する4本の可撓管のうち少なくとも2本の可撓
管を、前記ホースプーリーに巻き掛けて前記マストの後
方に重なるように配設したことを特徴とする。
【0011】第1の発明、第2の発明あるいは第3の発
明を主体とする第4の発明では、ホースプーリーにかけ
る可撓管は、2本のゴムホースを一体に構成したツイン
ホースであることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように、可撓管をセンタシリンダの幅内
に入れたため、インナマストの内側、および、インナマ
ストの内側とセンタシリンダの間に配設される可撓管の
本数が低減して空間が広くなり、良好な前方視界を確保
することができる。また、可撓管はマストの後方に重な
るよう配置したため、キャリッジが上昇したときに前方
の配管が少なくなり、同様に良好な前方視界を確保する
ことができる。また、ツインホースを用いたため、ホー
スプーリーの幅が狭くできるため、4本の可撓管をセン
タシリンダの幅内に入れることができる。また、ホース
プーリーは別々に分離支持したため、可撓管とホースプ
ーリーとの間で滑りがない。また、ツインホースを用い
ることによりばたつき、捩じれが減少する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る三段マスト式
フォークリフトの油圧配管装置の実施例について、図面
を参照して詳述する。図1は三段マストを縮小し、キャ
リッジを降ろした状態の正面図である。車体1の前部に
装着された左右一対のアウターマスト2、2の内側には
一対のミドルマスト3、3が上下動自在に支持され、そ
の内側には一対のインナマスト4、4が上下動自在に支
持されている。また、インナマスト4、4には、各種ア
タッチメントを装着するキャリッジ5が上下動自在に支
持されている。ミドルマスト3、3の背後にはリフトシ
リンダ6、6が配設され、アウタマスト2、2の下部と
ミドルマスト3、3の上部とを連結している。また、ミ
ドルマスト3、3の上部、背面にはそれぞれチェーンシ
ーブ7、7が横向き(車両の前後方向の軸芯に直角方
向)に装着されている。チェーンシーブ7、7には、チ
ェーン8、8が巻き掛けられてその一端はアウタマスト
2、2に連結され、他端はインナマスト4、4の下部に
連結されている。したがって、リフトシリンダ6、6を
伸長するとミドルマスト3、3はアウタマスト2、2に
沿って上昇し、同時にインナマスト4、4もチェーン
8、8に引っ張られてミドルマスト3、3に沿って上昇
する。
【0014】インナマスト4、4の下部にはセンタシリ
ンダ10が直立して装着され、ピストンロッド11の上
部の左右両側にはチェーンシーブ12、12が装着され
ている。チェーンシーブ12、12にはチェーン13、
13が巻き掛けられて、その一端はインナマスト4、4
に連結され、他端はキャリッジ5に連結されている。し
たがって、センタシリンダ10を伸長するとキャリッジ
5はチェーン13、13に引っ張られてインナマスト
4、4に沿って上昇する。
【0015】また、ピストンロッド11の上端側には、
図2に示すように、ブラケット15がピストンロッド1
1に取着されている。図2はホースプーリー部40の第
1実施例で、後述する図6のA−A断面図を示し、ツイ
ンゴムホース用ホースプーリーの断面を示す。図2にお
いて、ブラケット15には、ピン16が配設され、その
ピン16には分離したツインゴムホース用ホースプーリ
ー17a、17bが並列で、かつ同軸上に、それぞれ軸
受け18を介して取着されている。ブラケット15の幅
(L)はセンタシリンダ10の幅より小さくなってい
る。ツインゴムホース用ホースプーリー17a、17b
には、後述するツインゴムホース35および36が巻き
掛けられている。また、ツインゴムホース用ホースプー
リー17a、17bの下側には、ピン47と軸受け48
に支持されたガイドシール49が装着されている。
【0016】キャリッジ5に装着される各種アタッチメ
ントの油圧機器用の配管は、従来例と同様に、4本の例
が図示されている。図3〜図6はその配管構造を示す図
であり、マストを最大伸長した状態のときの配管を示し
ている。
【0017】図3はアウタマスト2とミドルマスト3の
下部の正面図であり、図4は同、側面図である。車体1
側に配置された図示しない油圧機器に接続している4本
の配管20は左右に2本づつの配管20Aと20Bに分
配され、配管20Aはアウタマスト2の外側に取着され
たブラケット21にクランプされた配管22に接続して
いる。また、配管20Bはアウタマスト2に取着された
ブラケット23にクランプされた配管24に接続してい
る。配管24は、ミドルマスト3、3の背後に配置され
ている。配管22の先端には2本のゴムホースが一体に
構成されたツインホース25が接続し、配管24の先端
には、同様に構成されたツインホース26が接続してい
る。
【0018】図5はミドルマスト3の上部とインナマス
ト4の正面図であり、図6は同、側面図である。一対の
ミドルマスト3、3の一側の上部、背面にはホースプー
リー30が横向きに装着されている。ホースプーリー3
0には、ツインホース25が巻き掛けられて、一端は配
管22に、他端はインナマスト4に取着されている。ミ
ドルマスト3、3の他側の上部、内側にはホースプーリ
ー31が縦向きに装着されている。ホースプーリー31
には、ツインホース26が巻き掛けられ、その一端は配
管24に、他端はインナマスト4に取着されている。ホ
ースプーリー31はインナマスト4の内側に位置してい
る。インナマスト4に取着されたツインホース25、2
6には配管32、33が接続されている。配管32、3
3は、インナマスト4にクランプ34によりクランプさ
れている。配管32、33の先端にはツインホース3
5、36が接続されている。
【0019】ツインホース35および36はインナマス
ト4に直立に装着されたセンタシリンダ10のピストン
ロッド11の先端のツインゴムホース用ホースプーリー
17a、17bにそれぞれが巻き掛けられている。巻き
掛けられた後のツインホース35および36はキャリッ
ジ5にクランプ38によりクランプされている。このと
き、ツインホース35および36の幅は、センタシリン
ダ10の幅内に入っている。クランプ38によりクラン
プされた後のツインホース35および36の一端35
a。36aはキャリッジ5に装着される各種アタッチメ
ントの油圧機器に接続される。
【0020】上記のように構成されたアタッチメント用
油圧配管を備えた三段マストを縮小すると図1のように
なる。図1によれば、ツインホース35および36はセ
ンタシリンダ10に重なって配設されている。また、ツ
インホース26はインナマスト4の他側の内側に沿って
配設されているが、ツインホース26を用いているた
め、1個のプーリーで良く、プーリーの間隔が不要なた
め、ゴムホースの幅が狭くなっている。したがって、ツ
インホース35および36はセンタシリンダ10の幅内
に入れたため、インナマスト4、4の内側、および、イ
ンナマスト4、4の内側とセンタシリンダ10の間に配
設されるゴムホースの本数が低減し、内側空間は図に示
すハッチング部Rのように従来に比べて大幅に広くな
り、良好なオペレータの前方視界を確保することができ
る。また、配管24はミドルマスト3、3の後方に重な
るよう配置したため、キャリッジ5が上昇したときに前
方の配管24が少なくなり、同様に良好なオペレータの
前方視界を確保することができる。また、ツインホース
35および36を用いたため、ホースプーリー17a、
17bの幅が狭くできるため、2対のツインホース35
および36、すなわち、4本のゴムホースをセンタシリ
ンダ10の幅内に入れることができる。また、ホースプ
ーリー17a、17bは別々に分離し、かつ、それぞれ
軸受け18により支持したため、ツインホース35およ
び36とホースプーリー17a、17bとの間で滑りが
ない。すなわち、ホースプーリー17a、17bとツイ
ンホース35および36とがそれぞれ対応して回転する
ため、一方のツインホース35によりホースプーリー1
7bがひきづられて回転することがなく、滑ることがな
くなる。また、ツインホース35および36を用いるこ
とによりばたつき、幅が広くなり、捩じれが減少し、損
傷もしにくくなる。
【0021】次に、図7にて第2実施例のホースプーリ
ー部40Aを示す。図7において、ピストンロッド11
の上端側には、ブラケット41がピストンロッド11に
取着されている。ブラケット41には、ピン42、およ
びピン43が上下方向に所定間隔離間して、重ねて配設
されている。そのピン42、およびピン43にはそれぞ
れツインゴムホース用ホースプーリー44a、44b
が、上下方向に所定間隔離間し、重ねて配設されてい
る。ツインゴムホース用ホースプーリー44a、44b
はそれぞれ軸受け18を介してピン42、およびピン4
3に取着されている。また、ブラケット15には、ホー
スの外れを防止するカバー45が取着されている。ブラ
ケット15の幅(La)は、センタシリンダ10の幅よ
り小さくなっている。この場合には、4本のゴムホース
の幅がセンタシリンダ10の幅より大きい場合に有効で
ある。それぞれツインゴムホース用ホースプーリー44
a、44bには、2本のゴムホースが一対となったツイ
ンゴムホース35および36が巻き掛けられている。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上詳述したような構成とした
ため、インナマストの内側、および、インナマストの内
側とセンタシリンダの間に配設される可撓管の本数が低
減して空間が広くなり、良好な前方視界を確保すること
ができる。また、キャリッジが上昇したときに前方の配
管が少なくなり、同様に良好なオペレータの前方視界を
確保することができる。また、ツインホースを用いたた
め、ホースプーリーの幅が狭くでき、4本の可撓管をセ
ンタシリンダの幅内に入れることができる。また、ホー
スプーリーを別々に分離支持したため、可撓管とホース
プーリーとの間で滑りがない。ツインホースを用いるこ
とによりばたつき、捩じれが減少し、損傷の恐れの少な
い少ないフォークリフトの三段マストの配管構造を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管構造を備えた三段マスト式フォー
クリフトの正面図である。
【図2】本発明のツインホース用ホースプーリー部の第
1実施例の断面図である。
【図3】本発明の配管構造を示すアウタマストとミドル
マストの正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の配管構造を示すミドルマストとインナ
マストの正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】本発明のツインホース用ホースプーリー部の第
2実施例の断面図である。
【図8】従来の配管構造を備えた三段マスト式フォーク
リフトの正面図である。
【図9】図7の側面図である。
【符号の説明】
2 アウタマスト 3 ミドルマスト 4 インナマスト 5 キャリッジ 10 センタシリンダ 11 ピストンロッド 15 ブラケット 17a、17b、44a、44b ツインゴムホース用
ホースプーリー 20、22、24、32、33 配管 25、26、35、36 ツインホース 30、31、37 ホースプーリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部に装着した左右一対のアウタ
    マストと、該アウタマストの内側に上下動自在に支持さ
    れた左右一対のミドルマストと、該ミドルマストの内側
    に上下動自在に支持された左右一対のインナマストと、
    該インナマストに上下動自在に支持された各種アタッチ
    メントを装着するキャリッジと、インナマストに直立し
    て取着されキャリッジを上下動自在に昇降するセンタシ
    リンダと、車体に付設された油圧機器からの圧油を各種
    アタッチメントを駆動する油圧シリンダへ供給する可撓
    管とを有する三段マスト式フォークリフトの油圧配管装
    置において、前記センタシリンダのピストンロッドの先
    端で、かつ、4本の可撓管がセンタシリンダの前側およ
    び後側でセンタシリンダの幅内に入るように2個のホー
    スプーリーを、同軸に並列で、あるいは、上下方向に所
    定間隔離間して重ねて配置されたホースプーリーからな
    ることを特徴とする三段マスト式フォークリフトの油圧
    配管装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の三段マスト式フォークリフト
    の油圧配管装置において、2個の配置されたホースプー
    リーはそれぞれ独立して軸受けで支持されていることを
    特徴とする三段マスト式フォークリフトの油圧配管装
    置。
  3. 【請求項3】 車体の前部に装着した左右一対のアウタ
    マストと、該アウタマストの内側に上下動自在に支持さ
    れた左右一対のミドルマストと、該ミドルマストの内側
    に上下動自在に支持された左右一対のインナマストと、
    該インナマストに上下動自在に支持された各種アタッチ
    メントを装着するキャリッジと、インナマストに直立し
    て取着されキャリッジを上下動自在に昇降するセンタシ
    リンダと、車体に付設された油圧機器からの圧油を各種
    アタッチメントを駆動する油圧シリンダへ供給する可撓
    管とを有する三段マスト式フォークリフトの油圧配管装
    置において、前記ミドルマストの上端の背面にホースプ
    ーリーを設け、前記車体の油圧機器と前記キャリッジに
    装着した各種アタッチメントの油圧機器とを接続する4
    本の可撓管のうち少なくとも2本の可撓管を、前記ホー
    スプーリーに巻き掛けて前記マストの後方に重なるよう
    に配設したことを特徴とする三段マスト式フォークリフ
    トの油圧配管装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2および請求項3記載
    のホースプーリーにかける可撓管は、2本のゴムホース
    を一体に構成したツインホースであることを特徴とする
    三段マスト式フォークリフトの油圧配管装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7410435B2 (en) 2003-08-04 2008-08-12 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic pipe mechanism for industrial vehicle
CN103979465A (zh) * 2014-06-06 2014-08-13 安徽合力股份有限公司 基于叉车二级门架结构的属具的液压管路系统
KR101470405B1 (ko) * 2010-12-28 2014-12-08 현대중공업 주식회사 유압호스의 마스트 후면 배치구조를 구비한 지게차

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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