JPH0940127A - ガスタ−ビンの搬出搬入装置 - Google Patents
ガスタ−ビンの搬出搬入装置Info
- Publication number
- JPH0940127A JPH0940127A JP11637895A JP11637895A JPH0940127A JP H0940127 A JPH0940127 A JP H0940127A JP 11637895 A JP11637895 A JP 11637895A JP 11637895 A JP11637895 A JP 11637895A JP H0940127 A JPH0940127 A JP H0940127A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas turbine
- turbine
- carrying
- suspension
- gantry
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定期点検修理のためガスタ−ビンを一体で搬
出入する装置を提供し、運転停止期間を短縮するにあ
る。 【構成】天端がタ−ビン床配設機器よりも高い位置に並
行レ−ルを形成する架台10と、この架台のレ−ル上を
走行する吊り台20と、この吊り台20に取り付けたガ
スタ−ビンの揚重手段21からなる。この構成によっ
て、吊り台20でガスタ−ビン30を一体で吊り上げた
まま走行させ、搬出入を行うことができる。
出入する装置を提供し、運転停止期間を短縮するにあ
る。 【構成】天端がタ−ビン床配設機器よりも高い位置に並
行レ−ルを形成する架台10と、この架台のレ−ル上を
走行する吊り台20と、この吊り台20に取り付けたガ
スタ−ビンの揚重手段21からなる。この構成によっ
て、吊り台20でガスタ−ビン30を一体で吊り上げた
まま走行させ、搬出入を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタ−ビンの搬出搬入
装置に係り、特にコンバインド方式発電装置のガスタ−
ビンの定期修理及び点検における、ガスタ−ビンの一体
搬出入に好適な装置に関する。
装置に係り、特にコンバインド方式発電装置のガスタ−
ビンの定期修理及び点検における、ガスタ−ビンの一体
搬出入に好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインド方式発電装置は、燃料ガス
を空気中で燃焼させると膨大な熱を発生させると同時に
そのガスは急激な体積膨張を起こす。この膨張力でガス
タ−ビンを回転させ、更にガスタ−ビンから排出される
高温の排気ガスを回収して、高温高圧の蒸気を生み出し
蒸気タ−ビンを回転させる。このようにしてガスタ−ビ
ンと蒸気タ−ビンの駆動力を合わせて発電機を回転させ
る。このコンバインド方式発電装置は発電効率が良いこ
とと、工場で一体製作が可能のため工期が短くできる利
点がある。このため、近年出力10万kW〜30万kW
程度の中規模の既設火力発電所のリニュ−アル、及びコ
ンバインド発電装置の新設では30万kW〜100万k
W規模の需要が増大している。
を空気中で燃焼させると膨大な熱を発生させると同時に
そのガスは急激な体積膨張を起こす。この膨張力でガス
タ−ビンを回転させ、更にガスタ−ビンから排出される
高温の排気ガスを回収して、高温高圧の蒸気を生み出し
蒸気タ−ビンを回転させる。このようにしてガスタ−ビ
ンと蒸気タ−ビンの駆動力を合わせて発電機を回転させ
る。このコンバインド方式発電装置は発電効率が良いこ
とと、工場で一体製作が可能のため工期が短くできる利
点がある。このため、近年出力10万kW〜30万kW
程度の中規模の既設火力発電所のリニュ−アル、及びコ
ンバインド発電装置の新設では30万kW〜100万k
W規模の需要が増大している。
【0003】この装置は高温で運転するため熱的損傷が
激しく、この損傷によって発電効率が低下する。このた
め、1年に1度運転を停止し損傷部を点検補修する必要
がある。図1にコンバインド方式発電装置におけるタ−
ビン床の平面図を示す。図1に示す機器の中でガスタ−
ビン40、蒸気タ−ビン42、発電機41、補機43、
排気ダクト45などは天井クレ−ン44を使いこれら機
器を分解し、場内及び場外保守スペ−スMSへ運び点検
修理を行い、完了後再度元の位置に戻し据え付ける。し
かし、場内保守スペ−スは天井クレ−ンが使用可能であ
るが、機器と機器を飛び越えた位置にありスペ−スが狭
く、また一方場外スペ−スは場所が広いが天井クレ−ン
が使用できない欠点があり、どちらも不便を強いられ
る。
激しく、この損傷によって発電効率が低下する。このた
め、1年に1度運転を停止し損傷部を点検補修する必要
がある。図1にコンバインド方式発電装置におけるタ−
ビン床の平面図を示す。図1に示す機器の中でガスタ−
ビン40、蒸気タ−ビン42、発電機41、補機43、
排気ダクト45などは天井クレ−ン44を使いこれら機
器を分解し、場内及び場外保守スペ−スMSへ運び点検
修理を行い、完了後再度元の位置に戻し据え付ける。し
かし、場内保守スペ−スは天井クレ−ンが使用可能であ
るが、機器と機器を飛び越えた位置にありスペ−スが狭
く、また一方場外スペ−スは場所が広いが天井クレ−ン
が使用できない欠点があり、どちらも不便を強いられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】当装置の点検修理期間
のための運転停止期間は1.5ケ月あるが、運転停止期
間を1ケ月に短縮し設備稼働率を上げる方が需要者にと
って非常に喜ばしいことであるが、ガスタ−ビンの点検
修理がクリティカルパスとなっていて短縮できないのが
現状である。それはガスタ−ビンが1,100℃〜1,
500℃と非常な高温で運転しているため熱的損傷が激
しく、分割したものの中で主要部分は保守スペ−スでの
修理が不可能なため、機器搬出入口より修理工場へ運搬
し、点検修理を行った後再び搬入し、元の位置に据え付
けるためである。また、工程を短縮するためガスタ−ビ
ンの予備機を用意したとしても、分解して搬入し据え付
けねばならずこの作業を短縮することができない。
のための運転停止期間は1.5ケ月あるが、運転停止期
間を1ケ月に短縮し設備稼働率を上げる方が需要者にと
って非常に喜ばしいことであるが、ガスタ−ビンの点検
修理がクリティカルパスとなっていて短縮できないのが
現状である。それはガスタ−ビンが1,100℃〜1,
500℃と非常な高温で運転しているため熱的損傷が激
しく、分割したものの中で主要部分は保守スペ−スでの
修理が不可能なため、機器搬出入口より修理工場へ運搬
し、点検修理を行った後再び搬入し、元の位置に据え付
けるためである。また、工程を短縮するためガスタ−ビ
ンの予備機を用意したとしても、分解して搬入し据え付
けねばならずこの作業を短縮することができない。
【0005】前記に述べた課題を解決するためには、こ
のガスタ−ビンを分解せず一体で修理工場まで搬出し、
別に用意した予備機を搬入し据え付ければ問題ないが、
このガスタ−ビンは超重量物である。例えば1系列の出
力が11万kW規模の場合130トン程度となる。一方
天井クレ−ンにこのガスタ−ビンを一体で吊り揚げる設
備能力がなく、出力が同規模の場合一般には高々40ト
ン程度の吊り揚げ能力とされる。もし天井クレ−ンにこ
のガスタ−ビンを一体で吊り揚げる設備能力を持たせる
としたら、非常に堅牢な建屋、クレ−ンガ−ダ−、レ−
ル、クレ−ン本体を造らねばならず、この部分の建設費
の割合が大きくなり経済的に成り立たない発電装置とな
る。本発明はこのガスタ−ビンを分解しないで一体で搬
出搬入が可能な装置を提供するにある。
のガスタ−ビンを分解せず一体で修理工場まで搬出し、
別に用意した予備機を搬入し据え付ければ問題ないが、
このガスタ−ビンは超重量物である。例えば1系列の出
力が11万kW規模の場合130トン程度となる。一方
天井クレ−ンにこのガスタ−ビンを一体で吊り揚げる設
備能力がなく、出力が同規模の場合一般には高々40ト
ン程度の吊り揚げ能力とされる。もし天井クレ−ンにこ
のガスタ−ビンを一体で吊り揚げる設備能力を持たせる
としたら、非常に堅牢な建屋、クレ−ンガ−ダ−、レ−
ル、クレ−ン本体を造らねばならず、この部分の建設費
の割合が大きくなり経済的に成り立たない発電装置とな
る。本発明はこのガスタ−ビンを分解しないで一体で搬
出搬入が可能な装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、タ−ビン床のガスタ−ビン40の直上位置
から、機器搬出入口位置までに配設されると共に、天端
がタ−ビン床配設機器よりも高い並行レ−ル12を形成
する架台10と、この架台10に搭載されて前記架台の
並行レ−ル12上を移動可能とされた吊り台20と、こ
の吊り台に取り付けたガスタ−ビン40の揚重手段21
とからなる。
するために、タ−ビン床のガスタ−ビン40の直上位置
から、機器搬出入口位置までに配設されると共に、天端
がタ−ビン床配設機器よりも高い並行レ−ル12を形成
する架台10と、この架台10に搭載されて前記架台の
並行レ−ル12上を移動可能とされた吊り台20と、こ
の吊り台に取り付けたガスタ−ビン40の揚重手段21
とからなる。
【0007】更に、前記吊り台20は前記架台10の並
行レ−ル12を跨ぐように支持脚22を備え、支持脚2
2の下端には無荷重時回動自在とされたロ−ラ式車輪3
0を設けたものである。
行レ−ル12を跨ぐように支持脚22を備え、支持脚2
2の下端には無荷重時回動自在とされたロ−ラ式車輪3
0を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、吊り台20に備えた揚重手段
21を用いてガスタ−ビン40を分解せずに一体で吊り
揚げた後、タ−ビン床配設機器よりも高い位置で並行レ
−ル12を形成する架台10上を走行し、ガスタ−ビン
40の直上位置から機器の搬出入口まで移動できる。
21を用いてガスタ−ビン40を分解せずに一体で吊り
揚げた後、タ−ビン床配設機器よりも高い位置で並行レ
−ル12を形成する架台10上を走行し、ガスタ−ビン
40の直上位置から機器の搬出入口まで移動できる。
【0009】更に、前記吊り台20が架台10上を走行
中、コ−ナ−部に差し掛かったとき、ロ−ラ式車輪30
を無荷重状態にし車輪を90度回転させることにより方
向を転換することができる。
中、コ−ナ−部に差し掛かったとき、ロ−ラ式車輪30
を無荷重状態にし車輪を90度回転させることにより方
向を転換することができる。
【0010】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を更に具体的
に説明する。図2はガスタ−ビン搬出入架台の平面図で
ある。架台10は天端が並行レ−ル12を形成する架台
でタ−ビン床のガスタ−ビン直上位置Aから、コ−ナ−
B,Cを経て機器搬出入口Dまで配設されると共に並行
レ−ル12は、タ−ビン床に配設されるガスタ−ビン4
0、発電機41、蒸気タ−ビン42などの機器よりも高
い位置に設定され、ガスタ−ビンを一体で搬送した場合
でも、その荷重に耐える用になっている。
に説明する。図2はガスタ−ビン搬出入架台の平面図で
ある。架台10は天端が並行レ−ル12を形成する架台
でタ−ビン床のガスタ−ビン直上位置Aから、コ−ナ−
B,Cを経て機器搬出入口Dまで配設されると共に並行
レ−ル12は、タ−ビン床に配設されるガスタ−ビン4
0、発電機41、蒸気タ−ビン42などの機器よりも高
い位置に設定され、ガスタ−ビンを一体で搬送した場合
でも、その荷重に耐える用になっている。
【0011】図3は図2のイ−イ断面図である。この図
はガスタ−ビン40を吊り台20で吊り揚げ、ガスタ−
ビン直上位置Aからコ−ナ−Bまで移動可能の状態を示
している。図4は図2のロ−ロ断面図である。この図に
よると架台10の並行レ−ル12の天端はタ−ビン床に
配設された機器、例えば発電機41や、蒸気タ−ビン4
2よりも高い位置にあり、コ−ナ−Bからコ−ナ−Cま
でのガスタ−ビン40の移動の状態を示している。図5
は吊り台20の斜視図で上部に揚重手段21を備えると
共に、並行レ−ル12を跨ぐように支持脚22を備え、
支持脚22の下端にはロ−ラ式車輪30を設けている。
はガスタ−ビン40を吊り台20で吊り揚げ、ガスタ−
ビン直上位置Aからコ−ナ−Bまで移動可能の状態を示
している。図4は図2のロ−ロ断面図である。この図に
よると架台10の並行レ−ル12の天端はタ−ビン床に
配設された機器、例えば発電機41や、蒸気タ−ビン4
2よりも高い位置にあり、コ−ナ−Bからコ−ナ−Cま
でのガスタ−ビン40の移動の状態を示している。図5
は吊り台20の斜視図で上部に揚重手段21を備えると
共に、並行レ−ル12を跨ぐように支持脚22を備え、
支持脚22の下端にはロ−ラ式車輪30を設けている。
【0012】図6は支持脚22の下部とロ−ラ式車輪3
0の詳細図である。支持脚22の下部には支持脚ベ−ス
23が固着され、更に張出しプレ−ト24が前記支持脚
22の側面と支持脚ベ−ス23の上面と側面に固着され
ている。この張出しプレ−ト24はジャッキを受けジャ
ッキアップされるためのものである。前記支持脚ベ−ス
23の中心にはボルトを通すための貫通穴が設けられて
いる。ロ−ラ−式車輪30は車輪ベ−ス31と複数のロ
−ラ32とガイドロ−ラ33で構成され、前記支持脚ベ
−スの31の直下に配設され、前記車輪ベ−ス31の中
心に垂直に固着された回転用ボルト34で連結されてい
る。車輪の軌道修正はガイドロ−ラ33で油圧で調整で
きるようになっている。
0の詳細図である。支持脚22の下部には支持脚ベ−ス
23が固着され、更に張出しプレ−ト24が前記支持脚
22の側面と支持脚ベ−ス23の上面と側面に固着され
ている。この張出しプレ−ト24はジャッキを受けジャ
ッキアップされるためのものである。前記支持脚ベ−ス
23の中心にはボルトを通すための貫通穴が設けられて
いる。ロ−ラ−式車輪30は車輪ベ−ス31と複数のロ
−ラ32とガイドロ−ラ33で構成され、前記支持脚ベ
−スの31の直下に配設され、前記車輪ベ−ス31の中
心に垂直に固着された回転用ボルト34で連結されてい
る。車輪の軌道修正はガイドロ−ラ33で油圧で調整で
きるようになっている。
【0013】以上の構成において、ガスタ−ビン40の
搬出方法は次の手順で行う。最初、図3に示す架台10
上に載せたに吊り台20の揚重手段21を使いガスタ−
ビン40を吊揚げ、ガスタ−ビン40の下端を架台10
の平行レ−ル12よりも高い位置まで揚げた時点で静止
させる。次にこの吊り台20を位置Aからコ−ナ−Bま
で移動させたところで静止させ、次の方向転換作業に移
る。
搬出方法は次の手順で行う。最初、図3に示す架台10
上に載せたに吊り台20の揚重手段21を使いガスタ−
ビン40を吊揚げ、ガスタ−ビン40の下端を架台10
の平行レ−ル12よりも高い位置まで揚げた時点で静止
させる。次にこの吊り台20を位置Aからコ−ナ−Bま
で移動させたところで静止させ、次の方向転換作業に移
る。
【0014】最初にガイドロ−ラ−33を取外し、更に
回転用ボルト34のナットを緩める。次に、吊り台20
の4本の支持脚22全部に図6で示した張出しプレ−ト
24にジャッキを当て、吊り台20とガスタ−ビン40
を吊揚げたままジャッキアップする。ジャッキアップに
よってロ−ラ−32に荷重が掛からないので、ロ−ラ−
式車輪30が回転用ボルト34を中心に容易に90度回
転できる。次いでジャッキを外し回転用ボルト34のナ
ットを締め支持脚ベ−スと23と車輪ベ−ス31を固定
させる。次いでガイドロ−ラ−33を再度取り付ける。
そして吊り台20をコ−ナ−Bからコ−ナ−Cに移動さ
せる。コ−ナ−Cでの方向転換はコ−ナ−Bの時と同じ
要領で行う。その吊り台20を位置Dまで移動させ、位
置Dで吊り台20の揚重手段21を使用し機器を吊り下
げ車両の上に載せ機器搬出入口より搬出する。
回転用ボルト34のナットを緩める。次に、吊り台20
の4本の支持脚22全部に図6で示した張出しプレ−ト
24にジャッキを当て、吊り台20とガスタ−ビン40
を吊揚げたままジャッキアップする。ジャッキアップに
よってロ−ラ−32に荷重が掛からないので、ロ−ラ−
式車輪30が回転用ボルト34を中心に容易に90度回
転できる。次いでジャッキを外し回転用ボルト34のナ
ットを締め支持脚ベ−スと23と車輪ベ−ス31を固定
させる。次いでガイドロ−ラ−33を再度取り付ける。
そして吊り台20をコ−ナ−Bからコ−ナ−Cに移動さ
せる。コ−ナ−Cでの方向転換はコ−ナ−Bの時と同じ
要領で行う。その吊り台20を位置Dまで移動させ、位
置Dで吊り台20の揚重手段21を使用し機器を吊り下
げ車両の上に載せ機器搬出入口より搬出する。
【0015】別の方法としては、吊り台20で吊り揚げ
たガスタ−ビン40を一旦架台10の上に置いて、ガス
タ−ビン40の荷重を吊り台20から開放した後、吊り
台20を天井クレ−ン44で少し浮かす程度に吊り揚
げ、ロ−ラ式車輪30のロ−ラ−32に荷重が掛らない
ようにして車輪を90度回転させ、次いでガスタ−ビン
40を吊り台20に吊り直し再移動させる。この方法に
よれば張出しプレ−ト24が不要となり、ジャッキアッ
プ操作なしで吊り台20の方向転換ができる。
たガスタ−ビン40を一旦架台10の上に置いて、ガス
タ−ビン40の荷重を吊り台20から開放した後、吊り
台20を天井クレ−ン44で少し浮かす程度に吊り揚
げ、ロ−ラ式車輪30のロ−ラ−32に荷重が掛らない
ようにして車輪を90度回転させ、次いでガスタ−ビン
40を吊り台20に吊り直し再移動させる。この方法に
よれば張出しプレ−ト24が不要となり、ジャッキアッ
プ操作なしで吊り台20の方向転換ができる。
【0016】ガスタ−ビン40の予備機の搬入据付は、
前記に述べた方法と逆の手順で行う。
前記に述べた方法と逆の手順で行う。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば並
行レ−ルを形成する架台を天端がタ−ビン床の配設機器
よりも高く設置することと、並行レ−ル上を移動可能な
吊り台を利用することにより、ガスタ−ビンを分解しな
いで一体で搬出搬入することができる。このため、従来
クリティカルパスとなっていたガスタ−ビンの点検修理
を、一体予備機との交換という作業に切替ることが可能
となり、ガスタ−ビンの定期修理及び点検のために必要
な運転停止期間が短縮され、発電装置の設備稼働率の向
上に寄与できる。
行レ−ルを形成する架台を天端がタ−ビン床の配設機器
よりも高く設置することと、並行レ−ル上を移動可能な
吊り台を利用することにより、ガスタ−ビンを分解しな
いで一体で搬出搬入することができる。このため、従来
クリティカルパスとなっていたガスタ−ビンの点検修理
を、一体予備機との交換という作業に切替ることが可能
となり、ガスタ−ビンの定期修理及び点検のために必要
な運転停止期間が短縮され、発電装置の設備稼働率の向
上に寄与できる。
【0018】
【図1】従来の機器配置平面図
【図2】本発明のガスタ−ビン搬出入架台の平面図
【図3】図2のイ−イ断面図
【図4】図2のロ−ロ断面図
【図5】本発明の吊り台の斜視図
【図6】本発明の吊り台の脚部詳細図
10・・・架台 12・・・並行レ−ル 20・・・吊り台 21・・・揚重手段 22・・・支持脚 23・・・支持脚ベ−ス 24・・・張出しプレ−ト 30・・・ロ−ラ式車輪 31・・・車輪ベ−ス 32・・・ロ−ラ 33・・・ガイドロ−ラ 34・・・回転用ボルト 40・・・ガスタ−ビン 44・・・天井クレ−ン
Claims (2)
- 【請求項1】タ−ビン床のガスタ−ビン直上位置から、
機器搬出入口位置までに配設されると共に、天端がタ−
ビン床配設機器よりも高い位置に並行レ−ルを形成する
架台と、この架台に搭載されて前記架台の並行レ−ル上
を移動可能とされた吊り台と、この吊り台に取り付けた
ガスタ−ビンの揚重手段とからなるガスタ−ビンの搬出
搬入装置。 - 【請求項2】前記吊り台は前記架台の並行レ−ルを跨ぐ
ように支持脚を備え、支持脚の下端には無荷重時に回動
自在とされたロ−ラ式車輪が設けられている請求項1に
記載のガスタ−ビンの搬出搬入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637895A JPH0940127A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ガスタ−ビンの搬出搬入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11637895A JPH0940127A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ガスタ−ビンの搬出搬入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940127A true JPH0940127A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=14685522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11637895A Pending JPH0940127A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ガスタ−ビンの搬出搬入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106315234A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-11 | 江阴鑫宝利金属制品有限公司 | 涡轮复检系统 |
CN107098156A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-08-29 | 广东天机工业智能系统有限公司 | 上挂系统及其循环装置 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP11637895A patent/JPH0940127A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106315234A (zh) * | 2016-10-21 | 2017-01-11 | 江阴鑫宝利金属制品有限公司 | 涡轮复检系统 |
CN107098156A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-08-29 | 广东天机工业智能系统有限公司 | 上挂系统及其循环装置 |
CN107098156B (zh) * | 2017-03-15 | 2019-06-07 | 广东天机工业智能系统有限公司 | 上挂系统及其循环装置 |
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